2015年12月31日木曜日

Shell EasyPayへの登録

近くのガソリンスタンドでシェル-Pontaクレジットカードを申し込んでから1週間程後、
限度額等の案内通知、引き落とし銀行口座の申請書が普通郵便で届きました。
そして思ったよりも早く、クレジットカードとEasyPayのセットも受け取れました。
なおクレジットカードは本人限定受取郵便物(特伝型)というシステムで送られてきました。

EasyPayは薄い箱に入っていたので封を開けないまま、
同封のクレジットカードと自動車運転免許証とともに
ガソリンスタンドに持っていきました。
クレジットカードとEasyPayを連携する処理をタブレットで行うのですが、
電話番号等の若干の入力が必要で、
これによりEasyPayが利用可能となりました。

なお、その手続きの際に標準の給油方法の選択が必要でした。
これは給油機にEasyPayをタッチした際に選択候補として表示されるもので、
1つは必須で、2つまで設定できます。
ここで設定した方法でしか給油できないということではないので、
私はとりあえず「レギュラー満タン」にしておきました。

また、[Shell EasyPay問い合わせ番号]なるものの発行を受ました。
これはEasyPay紛失時にそれを無効にするための手続きに必要なのだそうで、
コールセンター(0120-46-1281)に電話して、この番号を伝えればいいようです。
EasyPayは1日に4回までしか使えず、
1回に14999円分までしか給油できませんが、
拾得者に悪意があると悲惨なことになります。
何かのときにすぐに対応できるよう、問い合わせ番号と電話番号は
スマートフォンや携帯電話の電話帳にでも登録しておくのがよさそうです。
無効にするのはEasyPayだけで、
登録しているクレジットカードがそのまま使えるのもEasyPayのいいところです。
まあ落とした後に他人に使われた分は補償してもらえるので
神経質になりすぎることはないでしょう。
補償金額には上限がありますし、警察への届出が必要らしいので、
失くさないに越したことはありませんが。

2015年12月30日水曜日

AirPlay

先日購入した MiracastレシーバのAndoer HDMI 1080P ドングルレシーバー
残念ながらApple製品はMiracastには対応していないようで使えません。
まあAppleはMiracastに類似した独自のAirPlayを展開しているので
致し方ないこととは思います。

で、私の購入したドングルレシーバーにはMiracast Modeとは別にDLNA Modeがあります。
最初は気にしていなかったのですが、
テレビに接続したときに表示される絵がiPadっぽいのです。
で、本体のボタンを押してDLNA Modeにしてみました。
結果を言ってしまうと、このDLNA ModeはAirPlay互換なようです。

DLNA ModeではドングルレシーバーはWi-Fiのアクセスポイントになっており、
テレビ画面にSSIDとパスワードが表示されているので適当な端末を接続します。
そしてその端末のウェブブラウザで"http://192.168.49.1"を開きます。
そこはドングルレシーバーの設定ページになっているので、
[Connect to WiFi AP]リンクをクリック、[Scan]リンクをクリック、
通常インターネット接続に使用しているWi-Fiアクセスポイントを選択し、
[Connect]ボタンをクリックします。
これでドングルレシーバーは通常のネットワーク環境に溶け込みました。
これでドングルレシーバー側の設定は完了です。

見た感じドングルレシーバーに固定IPは設定できないようなので、
ローカルネット内にDHCPサーバは必須です。
まあ普通はルータ内にありので気にする必要はありません。
しかし、それだとドングルレシーバーのIPアドレスが分からなくなりそうですが、
テレビ画面に
http://<ドングルレシーバーのIPアドレス>/index.html  when connected to ‘<SSID>’
と表示されるのでそのあたり問題ありません。
なお、この後もドングルレシーバーはWi-Fiのアクセスポイントでもあり続けるので、
何かの時は直接接続して対処できます。

さて、Macから利用してみましょう。
デスクトップ右上の[AirPlay(中抜き長方形の下に上向き黒三角)]アイコンをクリックして
[AirPlayディスプレイに接続]を選択し、
ドングルレシーバーの識別子("M806V-xxxxxx-ITV"の形式)を選択するだけです。
[ミラーリング]も[デスクトップ拡張]も選択できます。

iPhone4Sからも利用可能です。
画面の下端を上へのスワイプし、[AirPlay]ボタンをタップして
ドングルレシーバーの識別子("M806V-xxxxxx-ITV"の形式)を選択します。
[ミラーリング]をオンにすればテレビにiPhoneと同一画面を表示できます。
ただし、AirPlayを利用していると[YouTube]は再生できません。
ドングルレシーバー側の問題なのかもしれません。
まあそういうときはChromecastが使えるので気にしていません。

2015年12月29日火曜日

Miracast

Chromecastを購入したものの大して使っていないのですが、
また似たようなものを買ってしまいました。
MiracastレシーバのAndoer HDMI 1080P ドングルレシーバーです。
これをテレビのHDMI端子に挿し、
送信に対応するPC等の機器から画面データを送ることで、
大きな画面に映すことができます。
Chromecastがアプリケーション的に何とかするのに対し、
Miracastは無線LAN(Wi-Fi Direct)をうまく利用しつつ
HDMIケーブルを無線化しているという根本的な違いはあるものの、
実現できることから考えると素人目には同じようなものです。
製品外観もそんなに変わりませんし。
まあそれはともかく、実際に使ってみました。

まずはドングルレシーバーを適当なテレビのHDMI入力端子に挿すのですが、
テレビの形状によってはそのままでは挿せない可能性があり、
その場合別途HDMI延長ケーブル等が必要になります。
Chromecastには同梱されてたんですけどね。
で、付属のUSBケーブルを通して適当なACアダプタから給電します。
少しの時間の後、テレビにドングルレシーバーの情報が表示されます。

私の入手したドングルレシーバーにはDLNA ModeとMiracast Modeの
2つのモードがあり、購入時には前者になっています。
本体にある小さなボタンを押すごとにこのモードは変わり、
その状態は電源を落としても保存されます。
今回はMiracastにしておきます。本体側の設定はこれで完了です。
なおテレビ画面には[Name]として"M806V-xxxxxx"のような
識別用の文字列が表示されているはずです。
以後これを識別子と呼ぶことにします。

ということで今度は送信側の設定です。
Windows 10 タブレットWN801V2から利用してみます。
[スタート]メニューから[設定]アプリケーションを立ち上げ、
[システム]-[ディスプレイ]メニューで
[ワイヤレス ディスプレイに接続する]をタップし、
そしてドングルレシーバーの識別子を選択します。
初回接続時にはドライバのインストールに少々時間がかかりますが、
テレビにWindowsの画面が表示されます。
注意点は、タブレットの表示が横長画面に固定されて、
解像度が変更されることでしょうか。
[複数のディスプレイ]項目で[表示画面を複製する]とすれば
同じ画面をテレビにも映すミラーリング、
[表示画面を拡張する]を選べば2画面で1つのデスクトップを構成する
拡張デスクトップが利用できます。
これは[プロジェクションモードの変更]で
[複製]や[拡張]に設定することでも選択できます。
なお、Miracastの利用中も、通常のWi-Fiアクセスポイント経由で
インターネットに出ていけます。

次はNexus7(2013)です。
画面の上端を下へスワイプして表示した通知等画面をさらにスワイプし、
現れた[キャスト]をタップします。
デフォルトではMiracastが無効になっているので、
[詳細設定]をタップし[:]アイコンからメニューを開いて、
[ワイヤレスディスプレイの有効化]にチェックを入れておきます。
これでドングルレシーバーの識別子が表示されるのでそれを選択します。
なお、Miracastの利用中も、通常のWi-Fiアクセスポイント経由で
インターネットに出ていけますし、YouTubeのテレビでの再生もできます。

最後にisaiなのですが、
[設定]アプリケーションから[ネットワーク]タブの[共有と設定]メニューを開き、
[Miracast]をオンにしてそれをタップし、
ドングルレシーバーの識別子を選択しても、
HDCP(高帯域幅デジタルコンテンツ保
護)による表示をミラー表示することが
できません。
HDCPはデジタル信号を送受信する経路
を暗号化しコンテンツが不法複製される
ことを防止する著作権の保護技術です。
と表示されてMiracastが使えません。
なぜそうなるのかは分かりませんが、テレビを別にしてもダメなので
多分ドングルレシーバーのせいなのでしょう。諦めるしかなさそうです。
まあisaiでもChromecastが使えるので気にしていません。

2015年12月28日月曜日

渡辺謙とトム・クルーズ

先日BSで「鍵師」という昔のドラマを再放送していました。
今やハリウッドスターとなった渡辺謙主演の2時間ドラマです。
見た記憶があり、大雑把な設定も覚えてはいましたが、詳細は忘れていました。

今回改めて見ていてちょっと驚いたのは、
ドラマの中で小林聡美演じる主役の幼なじみが
渡辺謙とトム・クルーズを比較するような場面があったことです。
この2人と言えば映画ラストサムライです。
多分20年ぐらい前のドラマと思われますが、
未来を暗示するような台詞にゾクッと来てしまいました。

2015年12月24日木曜日

exFAT

昨今USBメモリの容量は順調に大きくなり、
16GBのUSBメモリも一般的になってきました。
ところがここで大きな問題が。

ストレージ容量が大きくなったのをいいことに
ファイルのサイズも増大しております。
とくにDVD-R DLのイメージファイルなんて自動的に4GBを越えます。
そんなファイルなど16GBのUSBメモリに十分書き込める、と言いたいところですが、
実は多くのUSBメモリはFAT32形式でフォーマットされており、
FAT32には1つのファイルが約4GBまでという制約があり、
書き込めないのでした。ポータビリティが悪く困ったものです。

そういう問題もひっくるめて解決してしまおうと編み出されたのがexFATなる形式です。
これだと4GB越えファイルもなんのその。書き込めて持ち歩けます。
そしてexFATはWindows7でもMacでも読み書きできるのです。超便利。
どちらのOSでもディスクのフォーマット時にexFATが選べますし。

ところがUbuntu14.04ではexFATなUSBメモリを挿してもマウントエラーになります。
今時それは厳しい。
で、以下を実行すれば問題解決できることに行き着きました。
# apt-add-repository ppa:relan/exfat
# apt-get update
# apt-get install exfat-fuse exfat-utils

もうUSBメモリは全部exFATで売ってくれてもいいんじゃないでしょうかね。
現状そうでないのは、マイクロソフトへの上納金の絡みがあるとか?
まさかストレージデバイス側から金をとるような真似はしてないと思いますけど。

2015年12月23日水曜日

1週間200Kbps生活

現在、私と家族のisaiにはau系MVNOのmineoのSIMカードを入れており、
データ通信料をシェアしております。
が、家族がデータ通信を使いすぎてしまいました。
まあ一過性の特殊な事情があってのことなのですが、
ちょっと使用ペースが激しいので、
とりあえず私の方の回線速度を200Kbpsに制限してみました。

方法は簡単で、Androidスマートフォンに[mineoスイッチ]アプリケーションを
インストールして立ち上げ、[データ容量節約機能]項目の
[mineoスイッチ 節約OFF]ボタンをタップするだけです。
これでどれだけ通信してもmineoマイページの残量グラフは減りません。
が、これだと通信量が分からないという副作用があります。
気になる場合は、マイページの[データ通信量明細を確認]ボタンをクリックして
[データ通信量明細照会]ページを開き、
[データ通信量推移(直近4日間)(概算)]項目から知ることができます。
ここには通信速度制限時に使用したデータ通信量も含まれます。
なお、速度制限を解除するには、[mineoスイッチ]アプリケーションに
代わりに現れる[mineoスイッチ 節約ON]ボタンをタップします。
でもこの[節約ON/OFF]ボタンってなんか分かりにくくて…
まあボタンのすぐ下に赤字で"通信速度制限中"と表示されているか
どうかで状態を把握するのがいいでしょう。

で、200Kbpsのままで1週間過ごしてみましたが、これといって不便はありませんでした。
まあネットサーフィンで重いページを開こうとすると時間がかかったりはしますが、
過去PHSの32Kbspを愛用していた時期もある私としては、低速には慣れています。
さすがに動画(YouTube)は途切れ途切れにしか再生できませんが、
そもそもそういう使い方は私の中では想定外なので。

2015年12月22日火曜日

エアコンを売ってくれない

自宅のある部屋にエアコンを新設する、と家族が言い出しました。
で、その家族が私の会員カードとダイレクトメールで来た割引券を持って
近くの家電量販店に行きました。
ここから先は聞いた話です。

家族がその店でエアコンを売ってくれというと、
専用のコンセントがないと売れないとか言われたのだそうです。
専用のコンセントって何のことかと思いきや、
家の主ブレーカーから直接生えている、専用の遮断機が設けられ、
かつそのエアコンしか接続しない配線のことのようです。
で、その工事費が結構高かったらしく、
自分で工事してできたらまた買いにくると言い残し帰って来たそうです。
なにしろその家族は電気工事士の免状保持者なもので。

それにしても今付いているエアコンは、
電子レンジホットプレート温水洗浄便座を同時に使うと確実に落ちるんですが、
いつから別系統とか言うルールができたのでしょうか?

さて、私も今年第二種電気工事士に合格し、免状を取りました。
そして技能試験の練習に使ったコンセントや遮断機が不用品となっていたのですが、
これが役に経ちました。捨てないでよかった。

ちなみに工事は家族が勝手にやってました。
電気系のみならず、天井板外したり大工系もしてました。
私材料提供だけで手伝っていません。
だって圧着はできても、それを絶縁する方法は習ってないんですもの。
ペーパー電気工事士ですから。

2015年12月21日月曜日

シェル-Pontaカード

随分前にガソリン給油用のクレジットカードを車に置きたくないという話をしましたが、
知人からShell EasyPayなるものの存在を教えてもらいました。
キーホルダーにつけられるような電子タグで、
あらかじめクレジットカードを関連づけておくことで、
給油時にEasyPayをかざすだけで清算が完了します。
自宅の最寄りのガソリンスタンドはシェルなのでちょうどいい。

EasyPayが連携するクレジットカードは特に制限されているわけではないようですが、
割引を考えると、どうせならシェルのクレジットカードを使いたい。
で、いろいろ調べているとシェルにはメインのスターレックスカードとは別に、
シェル-Pontaクレジットカードなるものも存在し、
両方共初年度の年会費が無料なのは同じですが、
後者だとPonta加盟の昭和シェル石油で年1回以上の利用すれば
次年度年会費無料となることが分かりました。
ということでシェル-Pontaクレジットカードに加入し、
それをEasyPayに登録することにしました。

前々から噂になっていた昭和シェルと出光との合併が現実のものとなり、
新ブランド設立の話も出ているようで、
黄色い貝殻マークのついた何かを手元に残しておきたいという希望もあります。
あのペクテンはかつて(今じゃなくて)速かった
マクラーレン・ホンダを連想させるんですよね。
また由来が日本であることも知っている方は知っている事実です。
その辺の詳しいことはWikipediaででもご覧ください。

閑話休題。
シェル-Pontaクレジットカードの申込書をもらおうとシェルのスタンドに行ったところ、
申込書はなくて、その場でタブレットで処理をするとのとこでした。
このとき必要なのは自動車の運転免許証だけです。
ただクレジットカードの申し込みではお馴染みの、
年収や勤務先住所等のみならず、入社年等の入力も必要です。
パッと出てこないならメモでもしていきましょう。
また同時にEasyPayの色(白/黒)も選択します。

ちなみに店員さんの案内によると、
5と7のつく日はPontaポイントが3倍になるPonta Dayで、
水曜日はガソリンが1円/1L安くなるEasyPay Dayということです。
なお、EasyPayが届いたあかつきには、
登録や利用について投稿するつもりですので。

2015年12月17日木曜日

ApacheがHTTP/2へ

定番ウェブサーバApacheがバージョン2.4.17でHTTP/2への対応を果たしました。
すったもんだもあったHTTP/2は結局のところGoogleのSPDY/4が化けたようです。
今年初めにServersMan@VPSを再設定した際、
どうせもうすぐHTTP/2が始まるし、ということでSPDYへの対応をしなかったのですが、
これでようやくHTTP/2に対応できます。
で、動かしているUbuntu 14.04で早速バージョンアップ、
といいたいところですが、OpenSSLのバージョンもあげなきゃなりませんし、
# apt-get install apt-show-versions
# apt-show-versions | grep apache
して確認してもapt-getでアップグレードできるバージョンはずいぶん古く、
ソースからインストールする必要がありそうです。
ちょーめんどー。

ところでUbuntuにはPPA(Paersonal Package Archive)という、
誰かが勝手に公開しているパッケージをインストールすることができます。
これならソースをビルドする必要はありません。
で、探してみるとondrejさんが作ってくれていました。
14.04(Trusty)用もあります。感謝感謝。

ということでインストール、というかアップグレードです。
が、その前にadd-apt-repositoryがない…orz
ということでこれからインストールです。
パッケージ名が分からなかったので、
# apt-get install apt-file
# apt-file update
# apt-file search add-apt-repository
で探したところ"software-properties-common"のようなので
# apt-get install software-properties-common
でインストールしました。次いで
# add-apt-repository ppa:ondrej/apache2
# apt-get update
で準備完了です。
# apt-show-versions | grep apache
の結果を見ると、希望どおり2.4.17に上げられそうです。

これでやっとアップグレードできます。
# apt-get install openssl
# apt-get install apache2
を実行すると、途中"/etc/apache2/mods-available/ssl.conf"の上書きについて警告されますが、
別シェルでログインし、元のファイルをコピーして保存した上で、
[Y or I : install the package maintainer's version]を選択し、後で調整です。
まあ実際には差は大したことなかったので、
今回提供されたものをそのまま使っています。
完了後には一応、
# apt-cache policy apache2
# apt-cache policy openssl
でインストールされているパッケージのバージョンを確認しておきます。
実体のバージョンは
# openssl version
# apache2 -v
で確認できます。

このままではまだHTTP/2は有効になっていないので
# a2enmod ssl http2
を実行し、"/etc/apache2/sites-enabled/"ディレクトリにある
SSLサイトの各設定ファイルのServerNameディレクティブの直後辺りに
Protocols h2 http/1.1
を追加し、
# /etc/init.d/apache2 restart
を実行して有効化します。
ちなみにSSLじゃないサイトについては"h2"ではなく"h2c"を指定すればいいようです。

で、Chromeブラウザからそのサイトにアクセスして、
同時に"chrome://net-internals/#http2"をみると…
[HTTP/2 sessions]項目の表にそのサイトのURLがあります。
どうやらこれで良さそうです。

2015年12月16日水曜日

ドコモキャッシュバックやめるってよ

長年携帯電話の販売方法について個人的に疑問を持っており、
端末の価格と通信の価格はきっちりと分離すべきと考えておりましたが、
ようやくそういう方向に進みかけています。
端末価格実質0円などといういびつを生み出していたキャッシュバックを
ドコモが止めると言っているようです。
まあauやソフトバンクが追従するとは限りませんし、
キャッシュバックを止めることですべてが解決するわけではありませんが。

さて、今回の件はいかにも政府や世論からの圧力で
渋々実施しているようにも見えるのですが、私はちょっと違う見方をしています。
実はキャッシュバックというのは商品を値引きしているのではなく、
商品はそのままの値段で購入して、
それとは関係なくお金をもらうことであり、これは収入です。
税法上キャッシュバックは一時所得に当たります。
一時所得には特別控除額(最高50万円)があるので、
携帯電話のキャッシュバックだけで課税対象になることは稀でしょうが、
他の一時所得との合算で控除額を越えることはありえる話です。
そして、それらを申告していない連中のズルを見逃さず、
きちんと税金を払わせるためにスタートするのがマイナンバー制度です。

どういう運用になるのか私は詳しく知りませんが、
普通に考えるとキャッシュバックする場合には、
携帯電話ショップが顧客のマイナンバーの通知を受けることになります。
そして携帯電話ショップはそのマイナンバーを適切に保管する義務を負います。
もし流出でもしようものならえらいことになります。
このようなリスクは携帯電話ショップを経営する代理店には荷が重い、
との判断もあって、ドコモはキャッシュバックを止めることをもともと考えていて、
今回の総務省の意見に乗る形で批判を買わす材料にも利用したように思えます。

なお上記は私の浅い知識による独自の見解が含まれています。
何か間違いがあるかもしれませんので、
細かいことはあまり真に受けないでくださいね。

2015年12月15日火曜日

Nintendo3DSでカラオケ

過去にはカラオケが最大のキラーコンテンツなのか、というような時期もあったWiiU
Splatoonが登場して盛り返しつつありますし、
WiiUゲームパッドに意味を与えるStarFox零も来年登場します。

まあカラオケはパーティーゲームの最たるものなので、
人が集まる年末に向けてもう少しその部分をアピールしてもいいかな、
とか考えているところに
Nintendo3DSにカラオケJOYSOUNDがきました。
いや、今夏に発売開始されていたのを、私が今頃知っただけですが。
そして1日に1曲は無料ということで、ちょっと歌ってみました。

システム的にはカラオケボックス等に置いてあるごく普通の通信カラオケっぽく、
使い勝手的にはWiiUのカラオケと似たようなものです。
10万曲以上が用意されているそうで、ちょっと検索しても私でも歌える曲は山ほどあります。
問題は通信環境で、JOYSOUNDのサイトを見ると5Mbps以上となっており、
自宅の低速ADSL環境ではかなり厳しいかと考えていましたが、まあ普通に歌えます。
ストリーミング型のサービスなので、出先で通信ができないとどうしようもないと思いきや、
「持ち歩きパック」なるダウンロード型のサービスも別料金で利用できます。
ただこれは自由に曲を選べるわけではなく、
あらかじめ用意された5曲1組のパックから
好みのものをダウンロードできるだけで自由度はありません。
もちろんスマートフォンでテザリングすれば外でもストリーミングは可能です。
実際にやってみると高速に通信できれば十分に実用的です。
ただし、1曲で10MB程度は通信することになるので注意は必要です。
低速な200Kbps制限下ではどうかと試してみると、問題なく歌えます。
ストリーミングと言いながらもどうやら曲ごとにバッファリングしているようで、
データのダウンロード時間が極端に長くはなりますが、歌うことに影響はありません。
ビブラートの判定なんかも3DS内でやっているんでしょう。

ところでカラオケにマイクは欠かせませんが、
3DSの画面に映る歌詞を見つつ、内蔵のマイクに向かって歌うのは、
密室で独りで居たとしても気恥ずかしさがあります。
残念ながら専用マイクは用意されていませんが、
3DSのヘッドフォン端子は4極プラグのヘッドセットにも対応しており、
isaiについてきたマイク付きヘッドフォンを挿すと、こちらのマイクが使えました。
おそらくAndroidスマートフォン向けのヘッドセットなら使えるのではないでしょうか。
しかしヘッドセットを挿すと音声はすべてそちら経由となり、
マイクだけヘッドセットのものを使って、
出力は3DS本体のスピーカーで、などという器用な事はできません。
他人に音楽が聞こえない状況で
ヘッドセットをつけて歌うというのはなかなかシュールです。

最後に料金ですが、いろいろな期間と値段の設定があるものの、
毎日利用するとなれば1000円(税別)/30日ということになります。
WiiUのカラオケでは1000円(税込)/30日ですし、
歌声が入ってはいますが、Apple Musicだと月額980円(税別)です。
価格的にはこの辺が妥当なんでしょうね。
余談ですが、この3DS用JOYSOUND、
3DS本体の価格は安いものですし、
インストルメンタルな曲をBGMとして流したいような
需要にも答えられそうな気がします。

2015年12月14日月曜日

マイナンバー

そのネーミングセンスはともかく、
鳴り物入りで運用開始となるマイナンバー制度。
私の元にもマイナンバーの通知がやや遅れて届きました。
そしてその通知には公的身分証明書となる"個人番号カード"の
発行に関する事柄についても記述がありました。
しかし個人番号カードとはすごいネーミングです。

この個人番号カード、普及しているとは言い難い住基カードの後継となります。
私の住基カードの有効期限はまだ何年かありますし、
その中の電子証明書も昨年再発行してもらっているので、
ずいぶん前からの予定では個人番号カードをすぐに作るつもりはなかったのですが、
通知カードと一緒に個人番号カードの申請書や返信用封筒(送料無料)も入っており、
偶然にも電気工事士免状に貼る用に先日撮影し、
パスポートの申請用に準備していた証明写真が
ちょうどサイズぴったりというつまらない理由で、
写真撮影日が古くならないうちに申請することにしました。
スマートフォンのカメラで顔写真を撮影してのオンライン申請も可能ですが、
ここは行政の手間が増えるよう(!)に郵送申請です。
受け取り方はパスポートに準じているようです。もちろん窓口は違いますが。
あとは窓口での電子証明書のパスワード入力が住基カードの受け取りに似ています。

その電子証明書は住基カードではオプションでしたが、
個人番号カードでは標準でついてくるようです。これでe-TAXできます。
って、2016年度分の確定申告からは携帯電話による本人認証ができるとかいう話もあります。
唯一の取り柄と思われていたe-TAXで意味がなくなり、
世間でいろいろいわれて別の使い道もなかなか見つからない中、
将来的に個人番号カードは本当に役立たずになる可能性もあります。
ついでにICカードリーダーライターの需要も一気に萎むかもしれません。

ところで総務省より
「住民基本台帳カードの電子証明書を利用されている皆様へ」~有効期間満了に伴う失効について~
なる文書が発行されています。
年明けにe-Taxでの確定申告を考えていて、
そのとき新規発行の個人番号カードで認証するつもりで、
かつ住基カードの電子証明書の期限が年末にも切れそうな方は注意が必要です。

2015年12月10日木曜日

ハイブリッドバス

最近乗った長距離バスがハイブリッドでした。
モーターだけで走行しているようには感じられませんでしたが、
あれだけの重量なので回生エネルギーはバカにならないでしょうね。
いろいろ検索してみると、正確ではないかもしれませんが、
ハイブリッド化で車体は500万円高く、燃費が10%向上する程度のようで、
乗用車のハイブリッド化と比べると寂しい数字です。

ところで都市部の路線バスで電気バスが登場しないかと、
個人的に以前から考えています。私が思い描くのは、
乗用車用の小さなタイヤがたくさんつき、その中のいくつかを
インホイールモーターで駆動するムカデのようなバスです。
素人の思いつきなので作るとなればいろいろ問題も出るでしょうが、
古の6輪F1マシン"ティレルP34"なんて例もあることですし、
発想としては悪くないと思ったりするんですけど、如何でしょう?

2015年12月9日水曜日

ieee.orgのメールサーバはSPFの判定がおかしい?

長年独自ドメインをGoogle Appsで運用していますが、
おかしな事象にぶち当たりました。
こちらからieee.orgのアカウントにメールを送るとデイリーでdmarcに関して以下のようなログ(省略あり)が送られて来ます。
<policy_evaluated><spf>fail</spf></policy_evaluated>
<auth_results>
<spf><domain>ieee.org</domain><result>pass</result></spf>
</auth_results>
smtpサーバの認証機構であるspfで中途半端にエラーが出ています。
私の側はきちんと設定していて、
わざと起こさない限りこの種のエラーは見たことがありませんし、
きっとieee.org側が悪いんだろうと責任転嫁しておきます。
気持ちのいいものではありませんが、
とりあえず実害はないので放置することにします。

2015年12月8日火曜日

ポータブルブルーレイプレーヤー

先日ポータブルなブルーレイ再生環境を構築すべく無駄な努力をしましたが、
リモコンで操作できる専用品のポータブルブルーレイプレーヤーを購入すべき
という結論に達しました。
ただセルやレンタルのディスクを再生するのは副目的であって、
DIGA DMR-BZT710で録画したテレビ番組を
BD-Rに焼いて再生するのが主目的なので、
試しに作ったディスクを持って近くの家電量販店を訪れました。

思ったとおり、ポータブルDVDプレーヤーについては品揃えは豊富で価格も安いのですが、
ブルーレイ対応品についてはSONYの
BDP-SX910BDP-Z1
セントレードMEのAPBD-1030HW
それにCHLのAPBD-F1050HKの4機種しか置いてありませんでした。
正確にはTOSHIBAの防水なSD-BP1000WPもありましたが、
風呂や屋外での使用は考えていないので即却下です。
値段もさることながらディスクの入れ替えが面倒なのは嫌なのです。

同じ理由でBDP-Z1も却下しました。
タブレットっぽく一枚板のデザインなのは今時なんでしょうが、ディスクの入れ替えが面倒です。
まあ重すぎ、設置角度の自由度が小さい、カバー兼スタンドの強度が心配、
本体の操作ボタンが側面に付いていて使いにくい等々、ケチの付け所がいっぱいです。

残りの3機種について、DIGAのHZ(15倍)モードで録画したブルーレイディスクを入れて再生テストしてみました。
もちろん店員さんに許可をもらった上で一緒にです。
3機種ともにディスク内の番組を認識して選択したものを再生できました。
しかしAPBD-1030HWでは早送りするとハングアップしてしまいます。
これで候補は2機種に絞られました。

さて、BDP-SX910とAPBD-F1050HKについては双方とも機能的な不足もなく、
モーターの動作音も振動も十分小さくて問題はありませんでした。
前者の方がリモコンやメニュー含めて使いやすい感はありましたが、
画面サイズや解像度や価格、使うかどうか微妙ですが
地デジも見られるというようなメリットもあって後者を購入しました。
まあ私のSONY嫌いも少なからず影響していますが。

なお、APBD-F1050HKを購入後に得したなと思ったのが、
地デジが結構見られることです。
テレビの受信は結局のところ電波次第、アンテナ次第というところがあって、
モバイル系のフルセグなど微塵も期待していなかったのですが、
付属のアンテナをつなぎ、それを窓辺に置くと意外なほど受信できました。
安くはない買い物だったのでしっかり活用しようと思っています。

2015年12月7日月曜日

mineoの2回線目

いろいろ都合があってMVNOのmineoと2回線目を契約しました。
実はmineoは複数回線契約するとお得だったりします。
各回線毎に50円/月の割引を受けられるのです。
ちなみに利用開始日の属する翌月からの自動適用となります。
そしてmineoでは残りデータ通信量を分けあえるパケットシェアが非常においしいのです。

mineoマイページの[ご契約内容照会]メニューから[パケットシェア]を申し込むことで、
当月のデータ通信残容量を翌月に登録メンバーで自動的に共有できるようになります。
自動なので受け渡しの作業が必要ないのは便利です。
ただし、mineoのキャリアメールでメールを受け取って、
そのメールにかかれたウェブページに飛び、
そこで承認しないといけないので最初がちょっと面倒です。
ただし、その設定が適用されるのは翌月からとなります。
なおパケットシェアのグループになるには
登録住所が同じ等の適用条件があるので、その詳細は申込時に確認ください。

これにより、例えば2回線とも1GBのプランにするのと、
500MBと3GBを各1回線ずつにするのとで、現時点での合計金額は変わらないのですが、
高速通信できる合計データ量は前者は2GB、後者は3.5GBとほとんど倍増です。
もし500MBプラン側でデータ量が不足しても、3GB側の分を分けてもらえます。
ただし、分け合えるのは前月分の余りですので運用には注意が必要です。

さらにパケットギフトという方法も準備されています。
受け渡しの方法もそう難しくありません。
mineoマイページにあげる側でログイン(またはログイン後に[ご利用番号選択]ページで電話番号を選択)し、
そのトップページの[データ通信量をギフトする]あたりを操作します。
[ギフトする通信料を入力]テキストボックスに任意の数値を入れ、
[ギフト発行]ボタンをクリックすると[ギフトコード]が表示されるので、それをメモします。
今度はもらう側でログイン(または[ご利用番号選択]メニューで電話番号を選択)し、
[ギフトコードを入力]テキストボックスに先ほどメモした[ギフトコード]を入力して、
[ギフト受取]ボタンをクリックすれば完了です。
ただし、同一eoIDにおける回線間のギフトはできませんのでご注意を。
ここの部分はぜひ見直して欲しいですね。
なお、誤ってパケットギフトコードを生成してしまっても、安心してください。
未受取状態のままコードの有効期限である2日間を過ぎれば自動的にキャンセルされます。

ちなみに、2回線目を契約したときに新しいeoIDが郵送さられて来ました。
1回線目のeoIDでログインすれば両回線ともに操作できるため気にしてなかったのですが、
契約から一ヶ月ほど後に思い出したようにこの2回線目のeoIDで
マイページにログインしようとするもはねられます。
サポートに訊いてみたところ、どうやら利用中のeoIDのパスワードを
失くした時の回復時に使うみたいです。

2015年12月3日木曜日

ニンテンドーアカウント

ニンテンドーアカウントが12月1日に始まりました。
登録したからといって今のところ何がどうなるわけでもありませんが、
とりあえず登録してみます。

ニンテンドーアカウントの案内ページから
[いますぐ登録する]をクリックし、
[ニンテンドーネットワークIDで登録]をクリックして
ニンテンドーネットワークIDでログインすれば
ニンテンドーアカウントが作成できます。
ログイン時のIDはこの時登録したメールアドレスとなります。
そして[パスワードの変更]の[変更する]をクリックして、
メールを使ってパスワードの変更処理をします。
未設定状態だとログインページから入れません。
回復処理は準備されていますが、ここで設定しておいた方がいいでしょう。

ニンテンドーネットワークID以外にもFacebook、Google+、Twitterの
三大サービスとの連携が可能となっております。
ニンテンドーネットワークIDでのログイン操作により
ニンテンドーアカウントにログインできるので、
おそらく先の三大サービス経由でもログインできるでしょう。試していませんが。
このあたりは今流行りですし、事前予告のとおりです。

ところで、ニンテンドーアカウントから一旦ログアウトして、
ログインページで[ニンテンドーネットワークID]ボタンをクリックすると
そのままログインできてしまいます。
これってバグじゃないの?
このサイト大丈夫なのか?

2015年12月2日水曜日

元祖串かつ だるま

少々用事があって大阪に一泊しました。
よくあるパターンだと梅田あたりで夕食を済ませ、
新大阪あたりのホテルでさっさと寝るのですが、
今回は常宿(?)の予約が取れず、なんばのホテルに宿泊しました。
なんばといえばOCATぐらいにしか用がなく、
あまりふらふらしたこともなかったので、この機会に歩き回ってみました。

とりあえず目的もなく御堂筋を歩いていると、道頓堀に辿り着きました。
そういえば夜の道頓堀って初めてです。
で、道頓堀と言えばくいだおれ、ということで夕食は道頓堀界隈に決定です。
がしかし休日だったためか、ものすごい人です。外国人もたくさんいます。
道頓堀を一通り歩いて分かったのは、
行列ができている店とそうでない店がはっきり分かれていることです。
普段なら並ぶのが面倒なので空いてるところに入ってしまうのですが、
そのような状況では空いてる店には何だか入り辛い。
ですが歩き回っても程々な長さの行列は見当たらない。
で、観光かたがた脇道を歩いているとそこそこの行列の串揚げ屋を発見。
元祖串かつ だるまです。
後で調べてみると、この店はチェーン店っぽく、
私が入ったのは法善寺店だったようです。

幸いテレビ番組で見ていて、ソースの二度付け禁止だとか、
キャベツでソースをすくうというような基本の心得はありましたが、
初心者だったのでとりあえずセットメニューと生ビールを頼みました。
しかし串カツが非常においしく、ビールが進んだのでハイボールを追加。
私としては珍しいことです。
行列はますます長くなっていたので食べ終えて早々に退散。
また来たいなとか思うのでした。
これもかなり珍しい。

2015年12月1日火曜日

NOTTV終了

予想どおりですね。
NOTTVが2016年6月30日をもって停波するそうです。
ちなみにNOTTVは「テレビじゃない」ことをアピールして命名されてはいますが、
サービス形態は完全に有料テレビ放送で、
WOWOWなどと違うのは、視聴機器が携帯端末であることだったりします。
ストリーミング型VODがメジャーになっている昨今、
その未来を見通せず、その当時に新規に放送型サービスを起こすこと自体に
無理があったと言わざるをえません。

このNOTTV、そもそも対応端末を作るところからのスタートだったわけです。
地デジのワンセグの頃は、日本の端末メーカーが
世界的にも技術の最先端を走っていたというのもあって、
新発売となる端末のかなりの部分が対応していました。
しかしNOTTVが見られる端末は限られます。
時期が悪いことに、NOTTVが始まることが決まった2010年と言えば、
iPhone4の発売年、Andorid 2.3が登場した年で、
世界共通仕様のグローバル端末が幅を効かせようとしていた時期です。
日本でしか意味の無い機能など、
狭い日本市場のためにわざわざ付けてくれるメーカーは多くはありません。
頼みの日本の端末メーカーも暗黒(収支的には赤?)時代へ突入していきます。

ワンセグについては放送局側は地デジ対応への大規模投資のついで、
といった感がありましたが、
NOTTVでは放送局や鉄塔についても運営会社である株式会社mmbi
何とかしなければなりませんでした。
このmmbiの現在の財務状況がどうなっているのかは分かりませんが、
かなりの累積損失があることは予想に難くなく、
資本金・資本準備金の約500億円のうちどのくらい出資者に戻るのか…
ああ、株主には苦境に陥っているシャープや東芝もいますね。かわいそうに。

歴史をひも解いてみると、日本の携帯端末向けマルチメディア放送は
地デジから派生したISDB-Tmm方式と米Qualcomm社のMediaFLO方式で争い、
2010年に前者が勝利し、2012年4月にNOTTVとしてサービスを開始しました。
しかしライバルだったMediaFLO方式の米国でのサービスFLO TVは、
それより前の2011年3月31日には終了しており、
他国ではありますがそこに大した需要が無いことは証明されていました。
始める前に止めてしまえば傷は浅かったでしょうに。
まあ総務省から電波を割り当ててもらってしまったので、
止めるに止められなかったんでしょうけど。

2015年11月30日月曜日

Raspberry Pi Zero

最近大阪の日本橋に行きましたが、
昔とは店の種類が変わってしまっていて、
シリコンハウス共立ぐらいしか寄るところがありません。
まあそれは秋葉原でも同じではないかと思っております。
なにしろ秋葉原はここ数年行く機会がないものでよく知りませんが。
って、こんなこと前にも書いたような気が…

さて、特にあてもなくシリコンハウス内をうろうろしていて
来店記念にRaspberry Piでも買おうかと思うも、結構高くて…
初期型Raspberry Piを持っていますが活用しているとは言えず、
新たに新モデルを買っても役立てる自信はありません。
それにだんだん値段が高くなっているような…
性能アップとか機能アップとか円安とかいろいろ値上げ要素はあるのでしょうが、
気楽にポンポン変える代物ではないんですよね。
そういう使い方ならArduinoがふさわしいのでしょうが、
私の懐事情からするとこれすら安くもない。
ではAVRマイコンを生で使えばいいじゃないかとAVR JTAGとか買ったものの、
こちらはやる気になるまでのハードルが恐ろしく高く、結局箱に入ったままになっています。

そんな折、Raspberry Pi Zeroについて発表がありました。
必要最小限の機能と性能に絞ってUS$5で販売されるとのことです。
これなら箱買いしていろいろと使えます。
もちろん最低でもmicroSDカードと電源(ACアダプタ+USBケーブル)は別途必要ですし、
用途によってはUSBハブUSBマウスUSBキーボード
それにHDMIケーブル(標準-ミニ)テレビも必要です。
ネットワーク接続のために有線LAN-USBアダプタ無線LAN-USBアダプタが必要な場面もあるでしょう。
周辺含めるとUS$5では済みません。

まあしかし、この取り組みは十分評価しています。
日本で購入可能になったあかつきには
値段によりますが5つぐらい買ってあげようかと。
Linuxボードって何かと便利なんですよね。

2015年11月26日木曜日

靴底を彫る

ここ数年普段に履いている革靴。
ゴム製の靴底がすっかり磨り減って何年か前からつるつるです。
本当は新しい靴もあるのですが、貧乏性の私は古いのをそのまま履き続けています。
それでも普段は特に問題ありません。
しかし雨の日はよく滑り、危ない目に会ったのは数度では済みません。
じつは先の新しい靴は雨でも大丈夫なようにと結構前に購入したのですが、
汚れるのも何なので今も古い靴がメインです。
その古い靴も底が削れすぎて穴が開きぎみになってきました。
ということで、ダメ元で靴底に溝を彫ってみることにみました。

早速100円ショップで彫刻刀(5本入り)を買ってきて
三角刀で削ろうと頑張りましたが、
傷が付くぐらいでまったく彫れません。
しまった、安物買うんじゃなかった。
値段が高めな彫刻刀ならと思ったものの、
硬質ゴムを彫るのは厳しいような気がしてきたので、
手持ちのカッターで直線のV字谷を作ることにしました。
最初は靴底にぐちゃぐちゃに切り傷が付いてしまいましたが、
思い切って削ることで片方に20本ぐらいを横向きに刻むことができました。
結構な力仕事です。
まあ底なんてそう見られることはありませんから問題ないでしょう。

で、よく滑った記憶がある場所に雨の日に出掛け確かめてみると、
とりあえず以前の様には滑りません。
これであと2,3年は履けそうです。

2015年11月25日水曜日

Let’s EncryptのPublic Beta

こっそりLimited BetaになっていたLet’s Encrypt
来月Public Betaに格上げされることが発表されました。
そこに[sign up]なるリンクがあるのでクリックしてみると、
Google Docsに飛ばされました。
表面上は電子文書での申請になるようです。
せっかくなのでいくつか持っている独自ドメインのうちの1つのwwwなFQDNを
1つだけ申し込んでみました。

で、翌日には招待メールが届きました。
てっきりどこかのURLにアクセスさせて認証するのかと思いきや、
いきなり証明書の取得方法が書かれています。
ACMEクライアントでやれと。それって何?
うまいのか?

調べてみるとACMEはAutomatic Certificate Management Environmentのことで、
証明書を取得するためのツールのようです。
ありがたいことにメールにインストールの方法が書いてあります。
とりあえずメールを一読したところ、
どうもウェブサーバを動かしているLinuxマシンから取得するほうがよさそうです。
ということで、ServersMan@VPS(Ubuntu14.04-64)にログインして作業します。

まずセットアップです。以下を実行します。
# apt-get install git
# cd /usr/local/src/
# mkdir letsencrypt
# cd letsencrypt
# git clone https://github.com/letsencrypt/letsencrypt
# cd letsencrypt
# ./letsencrypt-auto --server https://acme-v01.api.letsencrypt.org/directory --help

次に証明書取得です。以下を実行します。
ここで<FQDN>はLet’s Encryptに申請した独自ドメインのホスト名です。
# /etc/init.d/apache2 stop
# ./letsencrypt-auto certonly -a standalone -d <FQDN> --server https://acme-v01.api.letsencrypt.org/directory --agree-dev-preview
途中Emailアドレスの入力と契約条項の同意を求められます。
最後に以下のようなメッセージが出て完了です。
IMPORTANT NOTES:
 - Congratulations! Your certificate and chain have been saved at
   /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/fullchain.pem. Your cert
   will expire on 20xx-xx-xx. To obtain a new version of the
   certificate in the future, simply run Let's Encrypt again.
証明書関連ファイルは"/etc/letsencrypt/live/<FQDN>/"ディレクトリに生成されています。
それにしても証明書の有効期間が90日間しかないんですね。短か!
まああまり手間をかける事無く更新もできそうなのでまあいいでしょう。

最後に証明書の適用です。
Apacheのプラグイン経由で取得していると自動的に適用されるようですが、
前述の方法だと手動で行う必要があります。
"/etc/apache2/sites-available/<FQDNのSSLな設定ファイル>"の内容を
以下のような感じに変更します。
SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/cert.pem
SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/privkey.pem
SSLCertificateChainFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/chain.pem
SSLCACertificateFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/fullchain.pem
その後
# /etc/init.d/apache2 start
でウェブサーバを起動してすべて完了です。
ウェブブラウザからhttpsでアクセスしても問題はなく、
証明書情報を確認するとLet’s Encrypt発行であることが確認できます。

ここまで来てはたと気づきました。
ドメインの所有確認って何もしてないけどよかったのか?
申請に使ったメールアドレスがwhoisに登録済みだったから必要なかったとか?
動いてることだし、まあいいか。

2015年11月24日火曜日

ジョジョの奇妙な冒険 第4部

ジョジョの奇妙な冒険第3部に続いて、
第4部が2016年4月からテレビ放送されることが明らかになりました。
でも第4部ってところどころ覚えているぐらいの印象しかないんですよね。
原作については第5部を読んだ記憶もうっすらあるので、
第4部は確実に最後まで読んでるはずなんですけど、
どうなったか微塵も覚えてない…
まあ初見の気分で見られると考え、楽しみにしておくことにします。

2015年11月23日月曜日

Windows10のコマンドプロンプト

Windows95が日本で発売されてから今日でちょうど20年。
自分の年齢を痛感せざるを得ない出来事です。
考えてみればウィンドウシステムが一般に利用できるようになってから
まだ20年しか経ってないんですよね。
それ以前のWindows3.xではリバーシ、マインスイーパ、
ソリティア専用プラットフォームでした(私だけ?)し、
Macintoshは憧れだったものの高価過ぎて(私だけ?)、
一般的とは程遠いかったので、それも言い過ぎではないでしょう。

そんなウィンドウシステムが無かった古代、
MS-DOSやUNIXはCUIで操作していました。
Windowsではコマンドプロンプトがその名残りですし、
Linuxではターミナルでの操作が今なおメインです。
CUIってとっつきににくいですが、なれてしまえば断然便利で、
GUIが鬱陶しくなってしまいます。
私はWindowsには若干の例外を除いて必ずcygwinをインストールし、
デスクトップ上にChromeブラウザとエクスプローラー、
それにテキストエディタとbashなコマンドプロンプトを
大量に開くのが定番の使い方です。

さて、そんなコマンドプロンプトの使い勝手がWindows10で改善されています。

近年[Ctrl]+[c]といえば選択している文字列等をクリップボードへコピーする
ショートカットとして市民権を得ていますが、
[Ctrl]+[c]は大昔から実行中のコマンドをブレイクするキー操作で、
長年コマンドプロンプトでは後者が採用されてきました。
仕方がないのでコピーはマウスの右クリックへ割り当てられていました。
Ubuntu 14.04では不細工ですが[Shift]+[Ctrl]+[c]に、
Macはキーボードの配置から他のアプリケーションと同様に
[Command]+[c]になっています。

そしてWindows10のコマンドプロンプトでは[Ctrl]+[c]がコピーです。
じゃあブレイクはどうなっているかというとやっぱり[Ctrl]+[c]です。
そうです、[Ctrl]+[c]はブレイクでありコピーなのです。
その手があったんですね。目から鱗です。
何かのコマンド実行中にコピーしようとするとまずいのですが、
コピーしようとする時って何も実行してないことが多いような。
そして他のアプリケーション同様[Ctrl]+[v]で貼り付けとなり、
操作性がようやくWindowsっぽくなりました。
これが旧バージョンからWindows10に乗り換える動機になる方って
少なくないような気がします。

Windows10でのコマンドプロンプトの改善については
Windows10で強化/追加されたコマンドプロンプトの機能に詳しく書かれているので、
多用される方には一読をお勧めします。

2015年11月19日木曜日

宝くじの当せん金

なんと宝くじで中額当せんしてしまいました!!
これまでどれだけ買ったのか覚えていませんが、
3000円より多く当たった記憶はありません。

で、当せん金の受け取り方法を確認して見たところ、
5万円以上は特別な宝くじ売り場かみずほ銀行に行かないとダメなようです。
そして当たったのはちょうど5万円です。
平日にみずほ銀行に行くとなると、受け取れるのはずいぶん先になりそうです。

しょうがないのでしばらく当たり券を眺めてほくそ笑んでおこうかと思っていたものの、
試しに近くの宝くじ売り場に行って見たところ、
そこで支払いできるかもしれないし、できないかもしれない、
などとよく分からないことを売り場の店員さんが言っていたのですが、
結局払ってもらえました。
ただし大量の千円札でですが。
どうも先の言い回しは手持ち残金の加減だったようです。

宝くじの当せん金には所得税がかからないので丸儲けではありますが、
全体的に見て元が取れているわけではありませんし、最近給料減ってますし、
パーっと使ってしまうには抵抗があります。
何に使ったか覚えてないような感じでちょっとずつなくなることでしょう。

2015年11月18日水曜日

タブレットでブルーレイは見れるのか

少々事情があって、DIGA DMR-BZT710で録画したテレビ番組を
ブルーレイディスクに焼いて、ポータブルな環境で再生できないものかと
検討してみました。

これがDVDであれば光学ドライブ内蔵ノートPCが万能ですし、
使い勝手のよい専用品のポータブルDVDプレーヤーもわりと安価であります。
AndroidAndroidスマートフォン/タブレット
iPad/iPhoneをスクリーンにしてDVDビデオを見られる
無線LAN接続なDVDミレル DVRP-W8AILDR-PS8WU2BKWなんでDVDドライブもありますし、
Android端末とUSBケーブルでつなぐタイプのLDR-PMH8U2PBKもあります。
それぞれ制約条件もありますが選択肢は結構あります。
しかしBDとなると…

で、思いついたのがWindowsタブレットで何とかならないかということです。
既に手元にあるWN801V2ブルーレイドライブBRXL-PC6VU2-BKと、
それに付属のPowerDVD10を組み合わせてみました。
DVDビデオは再生できたものの、DIGAで録画(HZモード)したBD-Rを再生しようとすると、
CyberLink PowerDVD の安全性が危険な状態です。ウイルス対策ソフトを確認するか、
CyberLink PowerDVD を再インストールしてください。
と表示されて失敗してしまいます。
もしかしてAACSキーの更新が必要とかそういうことかなと思い、
アプリケーションウィンドウ上の青い[アップグレード]アイコンをクリックすると
期間限定で大幅値引きされたPowerDVD 15 Ultra + MediaEspresso7 + Power2Go 10 Deluxeを薦められてしまいました。
うーん、値引きされているとは言え安くない。

で、PowerDVD 15 Ultraについて調べていると、テレビ録画ディスクページに
DIGAのHZモードの再生ができるっぽい記述を発見しました。
しかも体験版で動作確認ができそうです。
ということで早速体験版をインストールしてみたところ…
やったー、ちゃんと再生できる!!
最初に録画した番組が自動的に再生されますが、
右クリックして出てくるコンテキストメニューから[移動]メニューから選ぶことで、
2番目以降の番組も簡単に再生できます。

がしかし、それよりいろいろと問題が…
タブレットからの給電だけではブルーレイドライブが動いてくれないので、
USB充電器等で外部給電してやる必要があります。
また再生や早送り等の操作のために最低でもマウスが無いと辛いです。
そうなるとUSBハブも必要です。
ということで配線のとりまわしが大変です。

やっぱりちゃんとリモコンで操作できる専用品の
ポータブルブルーレイプレーヤーでも購入するのが良さそうです。
PowerDVD 15 Ultraについては…PCでの再生ソフトはAACSキーの期限問題もあるので、
本当に必要となるまで保留ということに。

2015年11月17日火曜日

ieee.orgのメールアカウントにスマートフォンからアクセス

せっかく作ったieee.orgのメールアカウント。
スマートフォンからもアクセスできるようにしようと設定したのですが
大ハマリしてしまいました。

Androidスマートフォンisaiの[設定]アプリケーションの[アカウントと同期]メニューから
[アカウントを追加]ボタンをタップし、[Google]を選択して、
通常のGoogleアカウントと同様に設定を行ったところ、
いくらやっても
ログインできませんでした
ユーザー名とパスワードが一致しません。もう一度お試しください。
アカウント情報を復元するには、google.com/accounts/recovery/にアクセスします。
とエラーになってしまいます。
自分で所有しているドメインをホスティングしているGoogleAppsアカウントや
出身大学からもらったGoogleAppsアカウントは問題なく設定できるのに。
一応IMAP経由でメールにアクセスすることを試みるも認証が通りません。
そういえばieee.orgでの認証って、PCのブラウザからアクセスするときにも、
いつものGoogleのページではなくがIEEEっぽいページが表示され、
どうも認証だけはIEEE側が担当しているっぽい、
あまり見ない変わった構造になっているのでそれが原因かとも思ったのですが、
ヘルプを見ると普通にやれば普通に使えるっぽい事しか書いてありません。
なんでだめなの?

しょうがないのでIEEEのサポートに質問メールしようかなとか思っていたところ、
衝撃の事実にぶち当たりました。
なんとNexus7(2013)で設定したところ、すんなり動くではありませんか!!
セットアップウィザード途中の認証ではIEEEに飛んだっぽいのですが、
メールも含めて普通にGoogleAppsアカウントとして機能しています。
そうです。Android 5.0以降なら問題なくアクセスできるのです。
先のisaiはAndroid 4.4だからダメなのです。
Android 4.4のNexus7(2013)で試してみると予想通りだめです。
つまり、Google外認証をサポートしているのはAndroid 5.0からなのです。
マジかよ…orz

ちなみにiOSでならどうかというと、
アカウントの追加時に[Google]を選ぶとやはりダメですが、
[Exchange]を選択すればいいようです。
詳しくはIEEEのヘルプにありますが、
[設定]アプリケーションの[メール/連絡先/カレンダー]メニューから
[アカウントを追加]をタップして[Exchange]を選んで、
[メール]にieee.orgドメインのメールアドレスを、
[パスワード]にIEEEにログインするときのパスワードを入力します。
証明書の確認を求められるので[信頼]してしまい、
次いで[サーバ]に"m.google.com"を、
[ユーザ名]にieee.orgドメインのメールアドレス、
またはIEEEに登録しているプライマリーメールアドレスを設定します。
[ドメイン]は空のままで構いません。
これで完了ですが、ログインエラーが出る場合があります。
修正するにはパスワードの更新が必要です。
myIEEEで[sign in]をクリックしてログイン後、
[ユーザ名]のドロップダウンメニューから[My Account]を開き、
さらにページ左の[E-mail Address and Password]メニューを開いて、
[Change password]項目からパスワードを変更すれば完了です。

iOSでの設定方法がわかったので、先に失敗したAndroid 4.4でも設定してみます。
[設定]アプリケーションの[アカウントと同期]メニューから
[アカウントを追加]ボタンをタップし、[Microsoft Exchange]を選びます。
[Eメールアドレス]にieee.orgドメインのメールアドレス、
[パスワード]に先に更新したパスワードを入力して[次へ]ボタンをタップし、
[サーバーアドレス]に"m.google.com"、
[ユーザ名]にieee.orgドメインのメールアドレス、
またはIEEEに登録しているプライマリーメールアドレスを設定して
[次へ]ボタンをタップします。
デバイス管理機能についての注意書きが出たら[有効にする]ボタンをタップし、
[次へ]ボタンをタップします。
[アカウント名]を適当に編集し、[完了]ボタンをタップして完了です。
これで[Eメール]アプリケーションでメールが見られるようになります。

あまり出会うこともないと思いますが、ieee.orgに限らず、
Google外認証のGoogleAppsは同様の手順で利用可能になると思われますので、
参考になれば幸いです。

2015年11月16日月曜日

Now on Tap

Android 6の新機能として謳われていたNow on Tapが日本でのサービスを開始しました。
これはAndroidの画面に表示されている文字を解析して単語の検索を簡単にできるようにしたり、
ちょうどいい用途のアプリケーションを呼び出してくれるクラウドと連携したサービスです。
これまでスマートフォンやタブレットで文字を入力したり編集したりするのが面倒だったのを、
入力を簡便にするのではなく、処理能力をふんだんに使って
選ぶだけの操作で何とかできるようにしてしまうという、
自由度はともかく、時代に則したスマートな解決方法です。
実は私のNexus7(2013)Android6が降ってきたのと
同日にサービスインになったので、早速使ってみました。

Chromeで適当なウェブサイトを開き、ホームボタンを長押ししたところ…
これって普通のGoogle Nowじゃないのか?
そこで[三]アイコンから[ヘルプ]メニューを開き“now on tap”を検索してみると、
[Now on Tap をオンまたはオフにする]という項目があります。
それによれば、[Google]アプリケーションの[三]アイコンから[設定]メニューを開いて、
[Nowカード]メニューの[Now on Tap]でオン/オフできる…って、そんな項目見当たらないし。
どうやら[Google]アプリケーションがアップデートされないとだめなようです。
といってアップデートはまだ来てないですし、
来るまでまてということなんでしょう。

で、数日後にアップデートが来ました。
ホームボタンを長押しすると、
画面についてヘルプが必要な場合
Now on Tapをオンにします
なるタイトルのお知らせが表示され、
そこで[オンにする]ボタンをタップするとNow on Tapが動作するようになりました。
Chromeで適当なウェブサイトを開いてNow on Tapしてみると、
いくつかの単語が拾われて検索等が素早くできるのですが、
期待するほど単語を拾ってくれません。
小一時間いろいろ試すも、私にはほとんど役に立ちませんでした。
これから徐々にでも賢くなってくれることを期待します。

2015年11月12日木曜日

TAG HEUER CONNECTED

私も愛用する腕時計メーカーのTAG HEUERからスマートウォッチが発表されました、
その名もCONNECTEDです。
腕時計はアクセサリだと考える私にとって、
多機能過ぎるスマートウォッチなど邪道ではあるのですが、
注目せずにはいられない製品です。

さてそのCONNECTED、デザインのベースは同社のCARRERAシリーズです。
日本での価格は16万5千円と、TAG HEUERの時計と考えれば
そう高いというわけでもありません。
ブレスレットがカラフルなのはApple Watchを意識したのかもしれませんが、
ラバーブレスレットは私の好みではありません。
もしかすると内蔵センサーの関係で、遊び無くきっちり腕に巻く必要があって
ラバー素材を採用せざるを得なかったのかもしれません。
それ以外はTAG HEUERらしい高級感あるしっかりとした作りになっていると思います。
もちろん実物を見ないとはっきりとした事は言えませんが。

問題は中身です。
IntelのプロセッサとGoogleのAndroidという組み合わせ自体には何ら意義はありません。
しかし腕時計とスマートウォッチの進化のスピードは大きく異なっており、
2年後には性能的に満足できなくなる可能性はありえます。
バッテリーにしても一回の充電で24時間は使えるとのことですが、
2年で700回の充電となると性能劣化が心配です。
手元にあるTAG HEUERの腕時計も数年に1度は、
電池交換なりメンテナンスに出しているので、
CONNECTEDも充電池の交換ぐらいはそれぐらいのペースでする必要があるでしょうが、
長く使うことが基本の高級腕時計がベースなだけに、
ケースそのままに中身をそっくりアップグレードできるようなサービスでも無いと
手を出す気にはなれません。

とか考えていると、CONNECTEDの保証期間(2年)の終了時に、
機械式のCARRERAと交換することが可能というすごい対応です。
私の希望の斜め上をいっています。
なんか欲しくなってくるではありませんか。
ただしUS$1500の追加料金が必要であり、
交換用のCARRERAはCONNECTEDユーザー専用品とのことで、
トータル約30万円で手に入れるCARRERAとしてふさわしいのかどうか、
その時になってみないと分かりません。
そもそも日本でも交換サービスをしてくれるのかどうか、今のところ不明です。

買う買わないはともかく、一目だけでも実物を見てみたく、
わりと近くに正規販売店があるので年末にでも覗いてみようかな。
仕入れてくれてるかな?

2015年11月11日水曜日

Nexus7(2103)にAndroid6がきた

多分こないだろうと思っていたAndroid6(Marshmallow)が、
私のNexus7(2013)にも奇跡的に来ることが10月初めに明らかになり、
一ヶ月強経って、ようやくOTAで降ってきました。
Factory Images for Nexus Devicesからダウンロードして
手動で焼くこともできましたが、急いでAndroid6を使いたい特段の理由もなく、
まあ待つのも楽しみの1つかなと。

で、アップデートのためのファイルのサイズは334.9MBとなかなかの大きさです。
そしてAndroid6にすることで
Androidバージョンは"6.0"、
Androidセキュリティパッチレベルは"2015年11月1日"、
カーネルバージョンは
3.4.0-ga5a4133
android-build@wpix7.hot.corp.google.com #1
Mon Aug 17 21:50:19 UTC 2015
ビルド番号は"MRA58V"になりました。

さて、Android6の新機能をGoogle I/Oのプレゼン資料から拾ってみると
  1. App Permissions
  2. Chrome Custom Tabs
  3. App Linking
  4. Android Pay
  5. Fingerprint Support
  6. Power management
があるみたいです。

1つ目のApp Permissionsは、
これまでインストール時にまとめて許可していたアプリケーションのパーミッションを、
実行時に個別に許可を求めるようにする変更です。
開発文書を斜め読みすると、それなりにアプリケーションを作らなければなりませんが、
アプリケーションって使いたい機能がある最古のOSバージョンに合わせて作りがちなので、
Android6が普及しないことには話にならないような気がしています。
現時点で対応アプリケーションはそう多くないと思われます。
まああるべき機能ですし時間が解決してくれるでしょう。

2つ目のChrome Custom Tabsは、
アプリケーションからChromeブラウザで特定ウェブページを開く際の
機能上、デザイン上の連携についての改善みたいです。
が、ブラウザを複数インストールしていた場合、
アプリケーション選択ウィンドウとか出てしまうんでしょうか?
それとも有無を言わさずChromeブラウザの一択となるのでしょうか?
保護すべきユーザー情報のやりとりもあるので、
不正アプリケーションに送って情報漏れするようなリスクをなくすよう
後者になるんだと思いますが、
なんだかGoogleによる囲い込みはひどくなる一方のような。
それにAndroidなんだけどChrome非搭載機(Fireタブレットとか?)も存在する中で、
それらを否定するような生態系を作ることには違和感があります。

3つ目のApp Linkingは、
アプリケーションが特定のアプリケーションを呼び出す機能の簡便化で、
呼び出されるアプリケーションのインストールまでやってしまう余計なお世話機能です。
否定はしませんが、ベンダーの囲い込みが発生して、
似たようなアプリケーションをたくさんインストールしなければならないとかありそうです。

4つ目のAndroid Payは、Apple Payの様なスマートフォンのタッチによる決済機能ですが、
支払い先となる店側に対応が必要なことを考えると、
日本での近未来中の普及は期待しないのがいいかと。
従来からのクレジットカードこそが、これからも一番便利です。

5つ目のFingerprint Supportは、ようやく実装された純正指紋認証機能です。
やっとiPhoneに追いついたというところでしょうか。
富士通などは独自APIで対応したりしていましたが、
それでは対応アプリケーションなど増えるわけもありません。
これでパスワード地獄から開放されるなら歓迎です。
ただし端末に指紋リーダーを内蔵するというのは
それ相応のコストがかかるということで、
私が買うような安めの機種で搭載されるのはいつのことになるやら。

6つ目のPower managementには加速度センサーを使ってユーザーの状態を推定し、
必要ない通信を抑える機能"Doze"が備わります。
またUSB Type-Cがサポートされるとのことです。
電力についてのUSBとのことなので、正確にはUSB Type-Cでなく
USB PDのサポートだろ、と勝手に突っ込んだのですが、
充電と電力供給の制御ができるとのことで、
なるほどそれならType-Cというのも納得です。
それならデータの向き(論理的なホスト/デバイスの関係)も
ソフトウェア制御できるようになると思われます。
もちろんType-Cコネクタ搭載機でしか意味がありません。

そんなわけで、私個人としてもNexus7(2013)にしても、
Android6になってもあんまり恩恵はないような気もします。
実際使ってみた感触はAndroid5と大して変わっていません。
私が見た範囲では、[設定]アプリケーションの[VPN]メニューに
OpenVPNの項目が並ぶようになっていることぐらいでしょうか。
ただし、VPNに関してはアップデート前につながっていた
”L2TP/IPSec PSK”の設定がつながらないようになってしまうというトラブルが…
サーバ側のログを見るとクライアントからのアクセスの形跡が全くありません。
PPTPの設定はちゃんと繋がるのですが、一体どういうことなの?

まあしかし、このAndroid6がNexus7(2013)へ提供される
最後のメジャーアップグレードと思われるので、
せいぜい使ってみるつもりではいます。

2015年11月10日火曜日

TVer

在京民放キー局5社が
性懲りもなく新しい番組ストリーミングサービスを始めました。
その名もTVer(発音は"ティーバー")です。
これはデジャヴなのか?

TVerはテレビ放送された番組、または番組内のコーナーの見逃しに特化したサービスで、
リアルタイムで見られず録画するのも忘れてしまった場合、
あるいは存在を後で知って見たくなった場合に威力を発揮します。
CM付きで無料であるのは視聴者からすると助かるのですが、
各社が独自に展開しているサービスとバッティングしているような気がして心配ではあります。
見られる期間が相応に短く設定されているのが、
それらサービスとの差別化ポイントなのかもしれません。

さて、実際に使ってみると、PCのブラウザから普通に視聴できます。
Adobe Flash Playerプラグインが必要みたいです。
MacではSafariとChrome、
Windows10ではIEとEdgeとChrome、
Ubuntu 14.04ではFirefoxとChromeで動作確認できました。

iOSアプリケーションやAndroid用アプリケーションは
そのアプリケーション内でそのまま見られる番組がある一方で、
別のアプリケーションをダウンロードするように促される番組もあって、
このちぐはぐ感はなんなんでしょうね。

2015年11月9日月曜日

IEEEのGoogleAppsはメールが貯まらない?

先日IEEE Collabratecに加入して手に入れたieee.orgのメールアカウント。
気がつくとメールが届いておらず、
myIEEEに指定しているプライマリーメールに転送されています。
なんで?

答えは簡単で、デフォルトで転送設定になっているんですね。
ウェブブラウザでそのアカウントでGmailにログインし、
[歯車]アイコンから[Settings]をクリックして
[Forwarding and POP/IMAP]タブの[Forwarding]項目で、
少なくとも[delete IEEE Mail's copy]を
[keep IEEE Mail's copy in the Inbox]にするなどすれば貯まるようになります。
まあ、そもそも[Disable forwarding]にするのがいいかもしれません。

2015年11月5日木曜日

au Walletでポイントを準現金化

キャンペーン目当てで昨年大量チャージしていたau Walletも底が見えてきました。
今のチャージ分がなくなればきっと使わなくなるだろうな、きっと。
で、最後のひと絞りで貯まっているポイントを現金化することにしました。
まあ現金化と言ってもプリペイド分にチャージすることになるので、
準現金化ぐらいが妥当かな。

ところでau Walletでポイントと言うと
auポイントとWALLETポイントの2種類があります。
前者は昔からの携帯電話の利用料金に対してもらえるポイントで、
後者はプリペイドカードでの支払い額に対してもらえるもののようです。
どっちにしても前者は後者に変換(等価交換ではない)できるようで、
今回はそれもまとめてやってみます。

まずはau Walletのサイトにログインします。
[ポイント明細照会]をクリックして[ポイント]-[ポイント交換]メニューから
auポイントをWALLETポイントに交換できます。
そしてトップページに戻って
[チャージ(入金)]-[ポイントチャージ]メニューに入り、
[チャージ額]を入力して[チャージする]をクリック、
そしてもう一度[チャージする]をクリックするとポイントが減り、
その分プリペイド分が増えます。
チャージは100円単位、月1回のみ可能で手数料は無料とのことで
気軽にやっておけばいいでしょう。
もうしばらくau Walletを活用してみます。

2015年11月4日水曜日

IEEE

私が毎年支払う経費にはドル建てのものが少なからずあります。
その中の1つがIEEEの会費です。そして今年も支払いの季節です。
ちなみにIEEEとは、日本的には米国電気電子学会と
呼べなくもないですが、まあIEEEで通ります。
で、円安の昨今、円変換算すると結構へこむ金額です。
おまけに会費が昨年より$2上がっているではありませんか。
もしかして毎年少しずつ上がっていたのか?

ところで、IEEEの会費は翌年分を11月15日までに払い込むと、
抽選で何かもらえます。
昨年はiPad Airでしたが、今年はなんとApple Watchです。
しかし私の持っているのはiPhone4S。
Apple Watchとはつながりません。
って、間違いなく当たらないので心配する必要もないんですが。

さて、そんなIEEEですが、
とある海外ドラマの無線LANについての会話の中に出てきました。
組織の名前というより規格の名前としてです。
で、その字幕では"IトリプルE"とされていました。
おそらく翻訳家はそちら方面の知識に乏しかったのでしょう。
かなり迷った末にこう訳したんだとは思いますが、
誰か指摘できなかったのでしょうか。
日本ではマイナーな連続ドラマとはいえ、
日本語版の放送に関わった人間は少なくはないでしょうに。
やっぱり監修って大事なんですね。

2015年11月3日火曜日

国地方係争処理委員会

行政関連の法律を学習すれば、必ず出てくるのが国地方係争処理委員会です。
5人の委員は国会(両院)の同意の下、総務大臣によって任命され、
国の関与に不服がある地方公共団体の長からの審査の申し出に対し調停役を担います。
行政庁と私人で言うところの異議申し立ての仕組みですね。

さて、沖縄県知事がこのたび国地方係争処理委員会への審査を申し出るようです。
私は詳細を知る立場にはありませんが、ニュース等を見たところでは、
どうも、沖縄県知事が行った辺野古沖の埋め立て(特許?)の承認を、
沖縄県知事が取り消した処分について、
国土交通省が執行停止したのが不当であると、沖縄県知事は主張するようです。

行政手続法によれば、審査請求時の執行停止については、
審査庁が処分庁の上級庁であるかどうかで条件が変わったりしますが、
行政庁どうしの場合どのような扱いになるんでしょうか。
制度的に国なら何でもありであるなら、
憲法92条の地方自治の本旨とは何ぞや、ということにもなりかねません。
まあ国地方係争処理委員会がどのような判断したとしても、
現状では互いが納得できる落としどころなどありそうもないですし、
終局的には機関訴訟ということになるんでしょうね。
それにしたってどんな判決が下るのか…
教科書に載るぐらいの歴史的判例になることは間違いないでしょう。

なお、国地方係争処理委員会の審査結果は
総務省のサイトにアップされるので、
今回の案件については一読してみたいと思っています。

ところで今週末は行政書士試験です。
相変わらず合格かりそうにないんですけどね。

2015年11月2日月曜日

Let’s EncryptがLimited Beta

以前紹介したLet’s EncryptがついにLimited Betaとなりました。

サービス開始が当初は2015年夏とか言っておきながら、
そっと2015年第4四半期に訂正されていて、
このまま2016年になっちゃうんじゃないのとか思っていましたが、
どうやらSHA1なウェブ証明書が終わるのには間に合いそうです。

そもそも Let’s Encrypt は
暗号化の証明書を希望するサイトすべてに無償で提供する
という壮大な理想を掲げて発足したウェブ証明書発行団体であるわけですが、
後に知ったところでは米電子フロンティア財団(EFF)やMozillaが支援しているそうで、
今見るとakamaiやciscoもスポンサーになっているようです。

現在使っている証明書の期限が年末に切れので、
それまでに本サービスになれば、
次回はこちらから取得してもいいかとも思ってはいますが、
今の感じではちょっと厳しいかも。

2015年10月29日木曜日

Eclipseで地獄を見る

先日、相当前にWindows上にセットアップした
Androidアプリケーション開発環境をアップデートしました。
その環境はAndroid Studioが正式公開となる前に
ワンストップのインストーラ任せでセットアップした
Eclipse + Android Developer Toolkitで、
Android 5.1用のアプリケーションをビルドするために、
Android 6.0が正式公開されてからアップデートをかけました。
これが悲劇の始まりであることは、その時は知る由もありません。

Android SDK Managerで新しいコンポーネントをダウンロードするのに
問題は無かったのですが、いざEclipseを立ち上げると
This Android SDK requires Android Developer Toolkit version 23.0.0 or above.
と怒られてしまいます。
どうやらSDKが新しくなってEclipseのプラグインであるADTの
古いバージョンが切り捨てられたようです。
仕方がないので[Help]-[Install New Software]メニューで
現れたウィンドウの[type or select a site]テキストボックスで
[Android Developer Tools Update Site - http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/]
を選択して[Select All]ボタンをクリックし、
[Next]ボタンをクリックしてみました。しかし改善が見られません。

しょうがないのでググっていると、
古いものを一旦インストールしなければならないらしいことは分かったものの、
面倒なので詳しく確認せずに、
先のウィンドウの[already installed]リンクから別のウィンドウを開いて
[Android Developer Tools]を[Uninstall]し、
Eclipseを起動させようとすると
The Eclipse executable launcher was unable to locate its companion shared library.
なるエラーが出てまったく立ち上がりません。
その後いろいろやってみたのですが回復させられず、この環境は諦めました。

この調査の過程でHDDの"C:\pleiades\eclipse"に
日本語化された素のEclipseが入っている事に気づきました。
インストールした記憶はまったくないんですけどね…
まあそれはいいとして、これに前述したように
[ヘルプ]-[新規ソフトウェアのインストール]メニューからADTをインストールしてみました。
しかし[ウィンドウ]メニューにあるはずの[Android SDK マネージャー]項目が見当たりません。
なんてこった。
調べてみると、[ウィンドウ]-[パースペクティブのカスタマイズ]メニューで開くウィンドウの
[コマンド・グループ可用性]タブの[使用可能なコマンド・グループ]リストにある
[Android SDK および AVD マネージャー]項目にチェックを入れればいいことが分かりました。
そしてAndroid SDK Managerを立ち上げると、
もうすでに必要なコンポーネントはインストールされています。
どうやら起動しなくなってしまったEclipseでの作業が反映されているようです。
ということで早速適当なアプリケーションをビルドしようとすると…ビルドされないorz
その後いろいろやってみたのですがだめで、この環境も諦めました。

で、こうなったら新たにEclipseをインストールしてやろうと、
Eclipseをダウンロードしてセットアップファイルを実行するも、
Failed to create The Java Virtual Machine
なるエラーで先に進めず。一体どうなってるの?

まあEclipse+ADTは2015年末でGoogleのサポートがなくなるので、もういいんです。
負け惜しみじゃないんだからね!!
Android Studioを使えばいいんです。
でもAndroid Studioも調子悪い…orz

2015年10月28日水曜日

謝罪:Ingressの複数アカウントはプロトコル違反

先日書いたIngressでポータルキーが貯まりすぎの中で、
Ingressで複数アカウントを作ってしまいましたが、
これがプロトコル違反であることを地域の方からご指摘いただきました。
信義則に反するぐらいにしか思っていませんでしたが、
きちんと認識していなかったことを反省しております。

で、地域のリーダー(?)の助言どおり倉庫アカウントを削除することにしたのですが、
これが結構わかりにくかったので書き残しておきます。

Ingressヘルプサイトで[詳細]リンクをクリックすると [Troubleshooting]ページが開くので、
[I want to delete my account]リンクをクリックします。
[I want to delete my account]ページが開きます。
ここに「メールアドレスはIngressでは再利用できない」などと注意事項が書かれていますが、
かまわず[contact us]リンクをクリックします。
[Delete Ingress profile]ページが開くので
[Your email address]にGoogleアカウント、
[Your codename]にIngressのコードネーム、
[Reason for your request]に解約理由を入力し、
その下の2つのチェックボックスをチェックします。
[Attachments]は添付ファイルなんでしょうが、何を添付するのかは謎です。
放っておけばいいでしょう。
最後に[Submit]ボタンをクリックします。
これで解約完了と思いきや、
“Request not yet submitted. Please check your email to verify and submit your request.”
と表示され、先に入力したメールアカウントに
“Ingress Help welcome email”なるメールが届いています。
そのメールに書かれているURLをウェブブラウザで開くと、
Ingressヘルプへのログイン名とパスワードを入力するように促されたので適当に設定しました。
元に戻ってきたのか?
しょうがないので[Submit a request]から[Delete my Ingress profile]を選び、
先程と同様に進めていくと、最終的に今度は
“Your request was successfully submitted. You should receive a confirmation email shortly.”
と表示されました。
そこでメールを確認すると、
“[ACTION REQUIRED] Confirm your Ingress account deletion request”
なる同一内容のメールが時間差をおいて2通届いています。
後半の作業は余計だったのか?
それはともかく、そのメール内容に従って最終確認をしなければなりません。
具体的にはそのメールに返信するのですが、
“##- Please type your reply above this line -##”
の行より前に”DELETE”と書いておけばいいようです。
[Ingress Help]サイトの[My activities]を見ると成功しているようにみえるので、
あとは放っておけばいいのでしょう。多分。

ところで、Ingressは今後課金制になるのでしょうか?
うーん、潮時かも。

-- 後日談 --
翌日、削除したとのメールが届いたので、
起動してみると確かに消えているようですし、
先のメールアドレスでスタートすると、
コードネームを入れた後にエラーに流れてしまいます。
(iOS版にて確認)
--------

2015年10月27日火曜日

カーナビの困り事

最近はスマートフォンやタブレットでカーナビができるようになって、
カーナビが売れないなんて話を聞くこともありますが、
スマートフォンやタブレットをカーナビとして使うに当たって、
最も困るのが設置方法だったりします。
実はずいぶん前から試行錯誤していました。
安定して固定できることが最優先事項ですが、
手が届く範囲に、見やすく、電源もとりやすく、
邪魔にならないように設置するのはなかなか難しいのです。

まずメジャーなのはエアコン吹き出し口に取り付けるホルダーだと思うのですが、
私のWINGROADでは中央コンソールの運転席側の吹き出し口に取り付けると、
ハンドルを回すときに手に当たりがちになります。
といって窓側に設置すると目線の移動が激しなって見辛く、
しかも電源ケーブルの取り回しが厄介です。
そもそもホルダーの取付部によって風向きを変えるのが困難になるのは、
熱い夏など非常に厳しいのです。
では中央助手席側に取り付ければいいかというと、
角度的に見辛いのはもちろん、手を伸ばさなければならないため操作し辛く、
何より助手席用エアバックが開く際に明らかに邪魔になります。
ボツです。

電気スタンドの様な曲がる長いアーム付きホルダーを買ってみたものの、
自動車では根元を固定できる場所が限られ、
走行中の振動で長いアームが揺れて鬱陶しいというオチです。
ボツです。

ダッシュボードに貼り付けるタイプのホルダーは、
ポータブルカーナビなんかで採用されていますが、
私のWINGROADは普通に座ったままでは
ダッシュボード上まで手が届かず操作できません。
ZESTY Smart Holder 370Sは、ダッシュボード上に吸着するのは無理でしたが、
フロントガラスに吸着できるので、
ルームミラーの横あたりに設置することは可能です。
これまでに比べればかなりマシです。
しかし電源ケーブルの取り回しが難しいのが玉に瑕です。
それにしても大きめのタブレットには使えません。

で、タブレットのNexus7がカーナビにならないかと考えていて、
今回思いついたアイディアがなかなかよかったのでご紹介します。

WINGROADでは2DINカーナビの下に細い隙間があるので、
そこにブックエンドの支え部分を突っ込んで固定し、
そのブックエンドの側面にすべり止めマットを張り付けて、
そこにタブレットを置けるようにしただけです。
都合がいいようブックエンドを曲げたり、
タブレットの充電端子がふさがらないような工夫をしたり、
急ブレーキ時にタブレットが後ろに素っ飛ばないよう
フックで固定したりしましたが、
材料はすべて100円ショップで調達できました。
内蔵のナビがタブレットの後ろに完全に隠れてしまうという
重欠点はあり、バックカメラの映像が見えない、
なんてことはありますが、私の場合は特には困りません。

似たような発想で、タブレットと内蔵ナビを両立できるような
車載用のタブレットダッシュホルダーなんて商品もあるので、
購入してみてはいかがでしょうか。

2015年10月26日月曜日

WOWOW株主への誘い

最近WOWOW押しの記事をいくつか投稿しましたが、
今度はWOWOWの株主へのお誘いです。
WOWOW視聴料3カ月分無料という結構な株主優待があるのです。
しかも2年以上継続して保有の場合は4カ月分になります。
12ヶ月のうち3ヶ月が無料になるとすると、
見かけの月額コストは2000円ほどに下がります。
もちろん無料期間分だけ契約するのでもいいでしょう。
詳しくはWOWOWのサイトを参照ください。
なお、権利確定月は9月ですので、今年はすでに過ぎています。

で、その手続きですが、権利確定後の10月下旬に申込書が郵送されてくるので、
それに必要事項を記入して11月末までに投函するだけです。
同封されている案内に詳しいことが書かれています。

ところで、WOWOWに加入してないと優待が受けられないじゃないか、
などと心配する方もあるかもしれませんが、
安心してください。
QUOカードを選ぶこともできます。

2015年10月22日木曜日

Android for Work

大昔、英会話の先生が
「来週ホームパーティーするから来て。BYBで。」
とか言い出して、"BYB"って何という話になりました。
これは"Bring Your (Own) Beverage"の略で、
食べ物はホストが用意するから飲み物は各自好みで持ってきて、
という、なかなか利にかなった制度です。

そして時は流れて、最近は"BYOD"が流行ってきています。
これは"Bring Your Own Device"のことで、
私物のスマートフォンやタブレットを仕事にも使ってしまおうという、
これまた利にかなった発想です。
しかし仕事で扱う極秘データの流出など、
セキュリティ上の懸念点は枚挙に暇がありません。

そういう場合、機能面でも実績面でも信頼のおけるWindowsを搭載した
SurfaceWindowsPhoneを使うのがいいのでしょうが、
何せお世辞にも普及しているとは言えません。
そこで、その方面で現在主流のiOSやAndroidが
それなりの機能を持つことが期待されています。
そしてAndroidでの答えが"Android for Work"です。
ざっくり言えば、Nexus7等のデバイスを、サーバから管理する技術です。

個人で使う分には大して興味はない分野ではありますが、
別目的でネット検索していたところに
たまたまAndroid for Work ヘルプが引っかかり、
できるのなら私の管理下にあるGoogle Appsでやってみようと思い立ちました。
これが悲劇の始まりになるとは、この時は知る由もありません。

Google Appsの管理コンソール
権限を持つアカウントでログインします。
右のサイドバーの[一般的なタスク]カテゴリから
[その他のアプリケーションやサービスを取得]メニューを選択し、
[Android for Work]の[今すぐ追加]をクリックします。
[無料プラン]と書かれていたので深く考えず押しました。

するとタイトルが"Welcome to Android for Work"のメールが届きました。
そこにはドメインの所有確認をするようにかかれています。
それってGoogle Appsに登録したときにやったんですけど…
もう一度確認するのもありかと思いつつ管理コンソールを見るも
それらしいメニューは見つかりません。
Android for Work自体は[端末管理]-[モバイル]-[端末管理の設定]メニューで
設定できるようなのですが、そこにAndroid for Work関連メニューは見当たりません。

完全に詰んでしまったので、[サポート]メニューから英語で質問したのですが
私の英語力の無さが災いしたのか、これがまったく的を射ない回答で、
途中からプロフェッショナルっぽい方に担当が変わって、
数度やりとりしてようやく原因が分かりました。
なんとAndroid for Workに対応しているのは
Google Apps for Businessからいつの間にか改名された
有料サービスのGoogle Apps for Workであって、
私のように昔から無料で使用しているGoogle Appsは未対応なんだそうです。
まじかよ。そんなの最初から書いといてくれよ。
で、管理コンソールでAndroid for Workの[登録をキャンセル]をするのかと訊くと、
サポートからは何もいじるなと言われました。
余計なことはしないに限ります。
そのおかげかどうか、今でもGoogle Appsの利用に問題はありません。
ドメイン所有確認が期限内にできないと
アカウントが無効になる的な記述もありますが、気にする必要はないようです。

なお、ダッシュボードから[セキュリティ]メニューを開き、
[もっと見る]をクリックすると[Android for Work の設定]が現れます。
それをクリックして、さらに[トークンを生成]をクリックすると、
16バイトの数値が表示されます。
これがトークンで、citrixやSAPやGoogle Apps等の
EMM(Enterprise Mobility Management)プロバイダに
通知することになるようです。
実行環境がないのでこれ以上はわかりません。あしからず。
Google Apps for Workを契約している方は
以下あたりを見ながら頑張ってみてください。

2015年10月21日水曜日

バック・トゥー・ザ・フューチャー

手帳でも壁掛けでも卓上でも基本1年単位であるカレンダー。
それより先の予定などメモしておけません。
しかしGoogleカレンダーであれば数年先の予定を書き込んでいて
完全に忘れていても、ちゃんと通知してくれます。
世の中便利になったものです。

現実に私が入れておく1年以上先の予定というと、
自動車の車検やドメインやウェブ証明書の期限切れだったりしますが、
もう何年も前、Googleカレンダーが登場した時に
何かずっと先の未来の予定を入れておこうとして、
思いついたのが今日、2015年10月21日(水)です。
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのPart2で
マーティンとドクとジェニファーが
1985年からタイムトラベルでやってきた日です。
恐ろしく先の未来だと思っていた日が本当に来てしまうとは、
歳を感じずにはいられません。

ところで本映画のpart2(第2作目)では未来(現在?)の様子が描かれており、
自動車は空を飛び、スケートボードは浮かび、
裸眼立体視映画のジョーズ19が上映されていましたが、
自動車は相変わらず地べたを走って、スケボーは実用レベルではほぼ進化無く、
ジョーズも1987年の第4作目で止まっております。
3D映画は眼鏡式ですが広がりつつあるというところでしょうか。

さて、バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part 1~3)は現時点で
NetflixやAmazonプライムビデオではラインナップされていないようですが、
Huluでなら視られます。
この機会にHuluに加入(または無料体験)してみてはいかがでしょうか。

またBS放送のWOWOWでも
昨日から三夜連続でPart1からPart3の字幕版が放送されており、
来月には吹替版が放送予定になっています。
本日10月21日(水)にPart2を持ってくるところが憎いというかあざといというか。

さらにしばらくの間はWOWOWメンバーズオンデマンドで、
ネット経由のVOD視聴が可能なのです。
ちなみに私個人としては海外ドラマの日本初放送の早いWOWOWが、
有料放送最強だと思っています。

なお同じくBS有料放送のスターチャンネルでは
本日夕方から3連チャンでの放送ですので、
一気に視たいという方はこちらをどうぞ。

で、私はというとWOWOWで視ます。

2015年10月20日火曜日

Ingressでポータルキーが貯まりすぎ

以下でIngressの複数アカウントを作成していますが、
これはプロトコル違反だそうです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
--------

私の予想(希望?)どおり、Niantecは任天堂から出資を受けたようですが、
そのサービスIngressについては、私は一区切りついたことで
通りすがりのポータルをハックするぐらいでしか遊ばなくなってしまいました。
ところがそれはそれでちょっと困りごとが…

もともと旅の思い出としてポータルキーを集めようと始めたので、
自分が行ってハックしたり、遠くからきた誰かがドロップしたのを拾ったりで、
海外含めてポータルキーが大量に集まりました。
私自身の日常の行動範囲にあるポータルを含めて常時650程あります。
そしてハックばかりするのでxmpバースターとレゾネーターが溜まりまくって
持ち物2000個制限にしょっちゅう引っかかってしまいます。
必要ない、あるいは多すぎるレゾネーターやmodはリサイクルし、
xmpバースターを消費するために
わざわざ強そうな敵ポータルに勝負を挑んだりしていますが。
またすぐに2000個に達してしまいます。
カプセルに入れておけばカウントされないとかいう仕様だと助かるのですが、
カプセルは4次元ポケットではないので内容物もしっかり数えられます。
結局カプセルって他のエージェントにたくさんのアイテムを渡すぐらいしか役に立ちません。
個人的には、自身のレベルが低くて
リモートチャージが届かない海外のポータルキーを詰め込んで、
リモートチャージの際のポータルキー欄の見通しをよくすることはできますが、
これは稀なケースでしょう。
MUFGカプセルで付く利息も高が知れてますし。

そんな悩めるエージェントがある時ひらめきました。
ユーザーアカウントをもう一つ作って、
思い出として取っておきたいポータルキーをそっちに渡し、
倉庫として使えばいいじゃないか、ということです。
幸いGoogleアカウントはGoogle Appsのものが腐るほどありますし、
端末も限定的な使い方であれば
タブレットのNexus7やSIMなしiPhone 4sで事足ります。

ということで、反則行為と後ろ指挿されるも知れませんが、
ついでにRecruiterメダル獲得に近づこうと、
現Google Appsアカウントから倉庫用Google Appsアカウントを招待し、
現アカウントで溜まり過ぎたポータルキーをカプセルに押し込み、
そのカプセルをドロップして倉庫アカウントで拾いました。
これで現アカウントの持ち物に余裕ができました。
いや、俺って天才かも。

ただし少々問題も。
出先でスマートフォンでIngressを起動しつつ、
そのテザリングを有効にしてそれに別のWiFi端末を接続し、
その別端末でIngressを起動すると、
テザリング元のスマートフォンでIngressがうまく動作してくれません。
ときどき奇跡的に両端末で同時動作しますが、
基本的にはテザリングの有効/無効を切り替えまくらないと、
両方をプレーできません。
詳しく調べていませんが、スマートフォンとキャリアでの二重NATが原因かな?

ちなみに他ユーザの招待は、Ingressゲーム内の[OPS]ボタンから
[リクルート]-[エージェントを招待する]メニューを開き、
招待状の送信先のメールアドレス(GmailまたはGoogle Apps)を
任意で入力して[招待]を選択するだけです。
招待されたエージェントがLevel3に到達すると、
招待したエージェントの実績としてカウントされます。

2015年10月19日月曜日

Googleマップは農道大好き

先日、車で遠出をする機会がありました。
目的地は知らない場所というわけではないのですが、
思いのほか久しぶりに行く場所だったため、
道路事情も変わっているかも…
ということでカーナビを利用することにしました。

しかし車についているのは年代物のナビで、
地図データはもはや骨董品です。
ですが私には強い見方があります。
AndroidスマートフォンisaiとタブレットNexus7(2013)です。

[Googleマップ]で目的地を設定してナビゲーションをスタートすると
3つの経路が表示されました。どれも心当たりがある道です。
そして第一候補となっているのが、私自身の経験上最も早く着くルートです。
さすがGoogleマップ。
しかし実際に走ってみるとおかしなことに…

通常通るだろう道を走っていると、妙なところで曲がれと言われます。
いや、ここはまっすぐだろうと指示を無視して
そのまま進んでいると案内もそちらに修正されますが、
しばらく走るとまた曲がれと言われます。
もしかして新しく道ができたのかと、
ここはGoogleの言う通りと曲がってみました。
道はぐねぐねで運転はし辛いものの、
交通量は非常に少なくスピードが出せます。
ところが調子良く進んでいると
そのうち対向車とのすれ違いが困難な細い道に。
そして、看板に広域農道とかかかれています。まじかよ。
このままだとヤバそうということで、Googleの言うことそっちのけで、
道路の案内板を頼りに、私の知ってるメジャーな道に戻ることに成功しました。
その後もGoogleマップは、道ある毎に農道や路地へと引きずり込もうとします。
あまりにも鬱陶しいので案内を途中で停止してしまいました。

Googleの言うことは結構正しいので鵜呑みにすることも多いのですが、
あまりに信じすぎるとろロクな事がないといういい例でした。
自分を信じることも時には必要ですね。
って、今度は安値で買った[MapFan 2015]アプリケーションを信じてみることにします。

2015年10月15日木曜日

IEEE Collabratec

先月末IEEEからメールが届きました。
IEEE Collabratecがどうのこうのと書かれています。
内容を読んでコラボレーションのツールであることは分かったのですが、
英語のメールでよくあるウリを並べただけで具体的にはよくわかりません。
しかしながら、無料(会費に対する追加料金が必要ない)とのことなので、
とりあえずメール内の[Sign in now]をクリックし、
IEEEの会員としてログインしてみました。

で、その先には[Attach your GoogleApps@IEEE account]なるボタンがあります。
なるほど、この前出身大学の生涯メールアカウントをもらったのと同じようなものですね。
それをクリックして進んでいくと"<IEEEの会員ID>@ieee.org"なる
Google Appsアカウントが取得できました。
また1つGoogleアカウントをゲットしてしまいました。
ただし、GoogleのサービスがIEEE Collabratecそのものということではなく、
IEEE Collabratecの中の1サービスとしてGoogle Appsアカウントの配布があり、
それに関連してGoogle+等が使えるということのようです。
もしIEEEがGoogle Apps for Business並の金額をGoogleに支払っていると、
会員がIEEEへ支払っている年会費の半分弱がGoogleに流れることになり、
おそらくGoogle Apps for Educationの範疇で
IEEEに無料提供されているんでしょう。

もしこのGoogleアカウントを普通にメールサービスとして使うのであれば、
コストは良いとは言えませんが、IEEEの他のサービスとも合わせて
生涯メールアドレスとして使うのには悪くない選択肢かもしれません。
なにしろ"ieee.org"のドメインのメールアドレスはかっこいいですからね。
って、それは電気電子方面の方にしか通じないか。

ただ、どうもログインIDがIEEEサイトへのログインIDと同じで、
そのIDが昔は会員IDだったのが、今はメールアドレスになってしまっており、
ログインするのに別のメールアドレスが必要という罠がありますが。
一応myIEEE
[my account]-[Personal profile]メニュー(他にも入り口あり)に入って
左の[Profile Settings]-[Manage your IEEE Account]メニュー内の
[E-mail Address and Password]から
ログインIDにもなる[primary e-mail address]を変更できますが、
パスワードを忘れたときの回復処理がどうなるのか不安なので
ここに"ieee.org"のメールアドレスを入れるのは試せていません。

ところで、今回Google Appsアカウントを作成する際に、
個人情報として[性別]項目があったのですが、
選択肢に[男性]/[女性]/[回答しない]の他に[カスタム]があり驚きました。
LGBTに関しての対応なんだと思いますが、
国際的にはもう当然の選択肢なんでしょうね。
日本ではまだ見たことありませんが。

2015年10月14日水曜日

SORACOM Air

携帯電話の料金が高すぎる!!!
と安倍首相がおかんむりのようですが、
営利目的の私企業に対して文句を言う筋合いではありません。
料金の高止まりの原因として大昔から個人的に敵視している
端末代金と通信料金の抱き合わせ商法については、
独禁法で何とかならんのかとか思っていますが。
しかしそんなに高いと言うのなら、通信料金を認可制にしてしまえば早いんです。
携帯電話網が社会インフラ化し、市場で寡占が起きている以上、
電力や固定電話のように料金を認可制にすることは不可能ではないでしょう。
もう国会で決めちゃえばいいんです。

ただし携帯電話の通信料はユーザーの努力によって今でも下げることは可能で、
私は昔からやっています。
現在は通話とSMSに特化した軽薄短小の携帯電話と、
やや大きくバッテリー持ちの悪いデータ通信専用のMVNOなSIMを挿した
スマートフォンisaiの2台持ちをしております。
それでも実質の月額費用は2000円ほどです。
私のようなライトユーザならこの程度で済みますし、
ヘビーユーザでも工夫次第でランニングコストは絞れるはずです。
家計の通信費は安くできるんです。
単に高いから安くなるように検討しろみたいな発言は、首相としてどうかと。
もちろん首相の発言が一言一句どんなだったかは分かりませんし、
企業間競争がありそうでない現状をただ放置すればいいとは思っていません。

前置きが長くなりましたが、スマートフォンの通信料を安くすべく日々活動するMVNOに
究極の安かろう遅かろう系が登場しました。
SORACOM Airです。多様性が生まれることはいいことです。
その中身はDocomo系MVNOで、初期費用は580円、
基本料金は10円/日(SMSありで+5円/月)、
データ通信料は従量課金で0.2円/MBからとなっております。
初期費用は稀に無料のMVNOは存在するものの、
安い部類のmineoエントリーパッケージと比べても十分安価です。
基本料金は月額換算で300円程度ということで、そう高くはありません。
ではデータ通信料はというと、最安ケースで1GB分200円となります。
これなら500円/月なので、おかわりSIMと同等です。
しかし最大通信速度や通信時刻によってデータ通信料は上がるため、
普通にスマートフォンに挿して使うとかえって高くつきますし、そもそも遅くてイライラします。

その速度については一番安いs1.minimum プランで32kbpsということで、
大昔PHSの32Kbpsで長きに渡り何とかやってたことを考えると十分です。
もちろん昨今のインターネットでのデータ量のインフレはすさまじいので、
そういう通信向けに好んで使うようなものではありませんが、
Raspberry Pi3GUSBドングルと組み合わせて、
画像を伴わない通信をするなら、使いでがありそうです。

冒頭の話に戻りますが、
政府がスマートフォンの通信を安くなるようにしてくれる事自体はありがたいです。
しかし、こういう多様性が失われるようなセンスの無い安値誘導は勘弁願いたいものです。

2015年10月13日火曜日

ゼルダの伝説 トライフォース3銃士

いにしえのGAMECUBE時代にゼルダの伝説 4つの剣+というゲームがありました。
ゲームボーイアドバンスを画面付きコントローラとして使い、
場面によっては4人が別々の画面を見ながら協力してゲームを進めるという
なんとも野心的なゲームです。
もちろん通常のGAMECUBEコントローラを使って1人プレーで楽しむこともできます。
Wiiの発売が明らかになってから
GAMECUBEコントローラ目当てに激安中古GAMECUBEを購入し、
それだけだと寂しいのでいくつかGAMECUBEのゲームを購入しましたが、
そのうちの1本がゼルダの伝説 4つの剣+でした。
そんなに期待していなかったものの、遊んでみると結構楽しめました。

時は流れてNintendo3DS用ゲームのゼルダの伝説 トライフォース3銃士が発売されます。
現在の環境で4つの剣+を作り直した的なゲームと個人的には理解しています。
最近のゼルダシリーズ、特に携帯ゲーム機版はあまり好みではなく、
トライフォース3銃士は購入予定にしていませんでしたが、
[【任天堂】『ゼルダの伝説』シリーズをプレイされた方限定! 最新作の特別先行体験へご招待]
なるメールが先週届き、中にはトライフォース3銃士の体験版の
ダウンロードコードと試勇会(試遊会)のスケジュールが書かれていました。
ということで早速ダウンロードし、先週末の試勇会に参加してみました。

3銃士といってもキャラクターはアトス、ポルトス、アラミスではなく、赤、緑、青のリンクです。
4つの剣+同様一人で遊ぶこともできるようですが、
基本的にはローカル、またはインターネットでマッチングされた他の2人のプレーヤーと共に、
10~20分でクリアできる程度の冒険単位を遊びます。
3人で協力して謎を解き、最後にボスを倒すのが1単位です。
1つの冒険のスタート地点に、弓矢やブーメランなど、
ゼルダでお馴染みの特殊武器が3つ置かれており、
3人で1つずつとるのですが、それぞれ違う武器のこともあり、
武器の特性をうまく利用するのが攻略のポイントです。
もう一つのポイントがトーテムで、プレーヤー同士が肩車して
武器の発動する高さの調節や、高いところへ移動して試練を乗り越えます。
トーテムでは一番下のプレーヤが移動と武器の発射向きをコントロールし、
一番上のプレーヤが武器を担当するため、
3人トーテムのケースでは真ん中の人は何もすることがなくなってしまうのですが、
ボス戦なんかは見ているだけでも楽しめます。
他プレーヤとのコミュニケーションは文字や音声ではなく、
タッチパネルでタップする数種類の感情表現だけですが、
これもおもしろさの一部です。

さて、試勇会では最初どうすれば分からずうろうろしていたものの、
一人がヒントをつかんで何かアクションするとそれに他のプレーヤーが反応し、
皆がどうすればいいのかを以心伝心で理解して役割分担しながら進んでいけます。
そのときの一体感が素晴らしく心地よく、
10分ほど遊んで止めようかと思っていたところを1時間弱遊んでしまいました。
今回の試勇会ではゼルダに精通したプレーヤーが
招待されているということも関係したと思われます。
もし招待状が届いているなら、今週末にも試勇会は行われますので、
参加することをおすすめします。

ただオンラインゲームとして運営するに当たっては懸念もあって、
ゼルダを理解している方と理解していない方がパーティになると、
以心伝心出来ずお互いにイライラすることになりかねません。
また理解していない方ばかりがパーティになると
そもそも先に進めない可能性もあります。
文字や音声によるチャットができないので
殺伐とした状況になるケースはそれほどないとは思いますが、
モラルの無い方が感情アイコン連打なんてのは十分ありえます。

何はともあれ、当初の予想に反してかなり面白かったのは事実です。
オンラインゲーム嫌いな私としては購入には躊躇しますが、
Splatoonよりは心引かれています。

2015年10月12日月曜日

WOWOWメンバーズオンデマンド‎

先日おすすめしたBS放送のWOWOWは、
加入者に対して無料でインターネット経由のVODサービスも提供しており、
そのWOWOWメンバーズオンデマンドについてここで紹介しておきます。
ただし、HuluやNetflixやAmazonプライムビデオなどとは位置付けが違うことにご注意ください。

そもそもメンバーズオンデマンドではその主旨として三本の柱があります。
すなわち、[見逃し]、[ライブ]、[ライブラリ]です。
[ライブ]は正確に言うとオンデマンドではなく、スポーツ中継など対象番組のみを
BS放送と同時にリアルタイムでストリーミングするサービスです。
視たい番組の放送時間に事情があってテレビの前に居られないけど、
それでも録画して後で視るのもいやで、
どうしても生で視たいようなときに利用することになりますが、
役に立つケースはあまり多くない気がします。
[見逃し]はBS放送で見逃してしまった番組を
放送後から一定期間だけオンデマンドで見られるサービスで、
連続ドラマの1話分だけ見逃すようなケースが救われます。
まあ録画しておけばいいですし、ドラマはその後1週間以内に、
映画だと翌月に再放送なんて事も多いですから、
これも頻繁に利用するものでは無いような気がします。
[ライブラリ]がいわゆるHuluやNetflixやAmazonプライムビデオのような
見放題サービスになりますが、
全番組が対象ではなく、WOWOW自主制作ドラマが中心だったりします。
ここに至れば興味がないと視ることはないでしょう。
そんなわけで、私はメンバーズオンデマンドを使うことはほぼありません。

しかし一応動作確認しておきたくなるのがエンジニアの悲しい性です。
メンバーズオンデマンドでは同時に視聴できる端末は
BCASカードの契約枚数と同じとなるようですが、
同時に登録できる端末は3台までです。
登録といってもあらかじめ登録するのではなく、
ある端末で視聴するとその端末が自動的に登録される形式で、
いろいろな端末を利用しているとすぐに上限に達してしまいます。
そういうときは端末管理ページから 必要ない端末を解除して枠を空けられます。

さて、対応端末ですが、一番トラブルが少ないのはiOS端末です。
[WOWOWメンバーズオンデマンド]アプリケーションをインストールすれば、
特に何も気にすることなく視聴できます。

面倒なのはAndroid端末です。GooglePlayから
[WOWOWメンバーズオンデマンド]アプリケーションをインストールしたのはいいのですが、
エラーが出て立ち上がりません。
[設定]アプリケーションの[開発者向けオプション]メニューで
[USBデバッグ]を有効にしていると怒られるんですね。
仕方がないので無効すると、立ち上がってくれます。
で、視たい番組を選んでいざ再生しようとすると、
今度は[AirDrod]アプリケーションを停止するように言われます。
対処しようといろいろ試したのですがどうにもならなくて、
結局[AirDrod]をアンインストールするはめに。
これでようやく視聴可能となりました。

メンバーズオンデマンドはPCならウェブブラウザで視聴可能です。
しかし大きな落とし穴が…Silverlightが必要なんです。
SilverlightとはMicrosoft社製の動画系を含んだプラグインなのですが、
この時点でLinuxは対象外となります。
オープンソース実装Monoで代替できる可能性はありますが、
ちょこっと試してだめだったので深入りしないことにします。

Linuxはしょうがないとしても、メジャーなWindowsなら盤石と言いたいところですが、
実はSilverlightはすでに終わろうとしている技術です。
先ごろ登場したWindows10では、
新しいEdgeが主たるブラウザとなっており、
これはレガシー排除の結果としてSilverlightをサポートしていません。
古いInternetExplorerなら視聴できます。
って、スタートメニューにIEがなくって、
もしかしてEnterpriseエディションにしかないのかと焦りましたが、
検索メニューで”IE”と入力すると現れました。
ちなみにChromeブラウザは下記のMacの場合と同様です。

Macについては常用するChromeブラウザから視ようとすると、
[Google Cast]機能拡張が有効だと怒られます。
拡張機能設定ページで無効にする必要があります。
しかしそれでもインストールしたSilverlightが動いてくれません。
調べているとFAQで記事を見つけましたが、
その解決方法の中に"chrome://flags/#enable-npapi"とか書かれています。
もしかしてSilverlightってNPAPIか?
実はChromeは先日公開のバージョン45からNPAPIが完全無効なんですよね。
タイミングよく再生不可です。
まあApple純正のSafariブラウザでなら視聴できました。

どちらにしても近い将来にSilverlightは消えるので、
メンバーズオンデマンドでも別の技術での対応を検討中とは思いますが、
果たしてどうなることやら。
コンテンツ保護の側面から、もしかするとPCサポートは廃止なんてこともありえます。
WOWOWとしてはメンバーズオンデマンドはあくまでサブであり、
ネット配信インフラへの設備投資には消極的でしょう。
だとすると、利用者が増えることにもなりかねない
Chromecast対応も戦略的にしてこないかもしれません。
個人的には料金が安くなるのならメンバーズオンデマンドは廃止してもらってもいいのですが。

2015年10月8日木曜日

Googleアカウントのサインイン通知

今年の5月頃からでしょうか。
端末(ブラウザ)から初めて(久しぶり?)にGmail(Google Apps)アカウントにログインすると、
サインイン通知がメールで届くようになっているようです。
本人じゃない誰かがなりすましでログインするとまずいので、
その確認を促すための通知なんでしょうが、鬱陶しいとか思っておりました。

そして先月末の事、Googleから"Sign-in attempt prevented"なるメールが届きました。
そこには私がいるはずのない時間に、いるはずのない場所から、
私のGoogleアカウントへのログインが失敗した、
というようなことが書かれています。
つまり不正アクセスの標的にされたということです。
幸いにしてGoogleが防いでくれました(単にパスワードが違っていただけ?)が、
私のような小市民にまでのっとりを仕掛けてくるとは、一体どこのどいつだ!!
って、都道府県レベルでの場所は分かっているんですけどね。

最近はSMS認証が普通に利用されるようになっており、
銀行や証券会社のオンラインサービスなんかなら、
振込依頼や売買依頼の度にSMS認証を行うのもありだと思いますが、
閲覧のためのログインでいちいちやるのは面倒ですし、
SMSの送信コストが大変なことになります。
やはり生体認証(指紋や虹彩等)や位置認証(GPS等)など、
運用コストがかからない方向にセキュリティ強化してくれるのがよさそうです。

閑話休題、今回の事件をきっかけにとりあえずパスワードの変更をしまくりました。
そして、パスワードの使いまわしをしないように堅く誓うのでした。
いろいろなパスワードを覚えるのは大変ですが、メモしておくのも本末転倒です。
今後はしょっちゅうパスワードが分からなくなって、
[パスワードを忘れた]ボタンを多用しそうです。
この状況が解決される未来が近いことを信じます。

2015年10月7日水曜日

Gのレコンギスタ

だいぶ古い話題になってしまいますが、
最近ガンダム Gのレコンギスタを最後まで視ました。

テレビ初放送時に3話ぐらいまで視たところで
興味を持てなかったので視るのを止めてしまっており、
もともとターゲット年齢が低めだったそうなので、
Firstを視たようなおっさんは眼中にないのだろう
とか思っておりました。

しかしブルーレイレコーダーで毎週録画にしていたのがそのままになっており、
気づかない間に最終回まで全話録っていました。
で、せっかくなので高速再生しながらしばらく我慢して視ていると、
途中から俄然おもしろくなってきました。
実はAGEのときは我慢しきれずに途中で止めてしまったのですが、
Gのレコンギスタは訳の分からなさ加減がっぽく、
何度も視て理解を深めていくようなよさがあります。
ただ話の内容がもはや子供向けとは思えず、
やっぱりおっさん向けというところでしょうか。
とりあえずBD-Rに焼いて保存しておくことにします。
ビットレートが超低いのは玉に瑕ですが。

話は少しずれますが、
今月から[ガンダムファンクラブ]なるiPhone/iPad/Android用のアプリケーションが登場し、
テレビ放送シリーズ等が600円/月だけで見放題だったりします。
まあガンダムは時間を置くとまた視たくなるシリーズもあれば、
二度と視る気も起きないシリーズもあり、
料金もそんなに安くは無いので、私のような浅いファンには不向きでしょうか。

ところでガンダムと言えば名言です。Gのレコンギスタで私がグッときたのは…
アイーダ「フルドレスって眩しいんだから!!!」

2015年10月6日火曜日

Chromecast2登場

Chromecast購入したてと言っても過言ではない時期に新機種が登場しました。
Chromecast2だそうです。まあ事前に噂はありましたし、
フライングでの旧モデルの在庫処分的な側面であることは
覚悟していたのでそう悔しくもありません。
実際、ハードウェア的にはデザイン(カラーバリエーション)の変更と
WiFiの5GHz帯対応が加わったぐらいのようで、
私にとってはそこに大した意味はありません。

ソフトウェア的にはFastPlayとChromecast Game Castingが追加機能になるようです。
前者は視聴者の次視たいコンテンツを予測して先にバッファリングするそうなので、
恐らくChromecast2側にバッファリングする機能はあるのでしょうが、
予測してコンテンツを選ぶのはきっとクラウド側で、
それをAndroid端末が提案として受け取ってChromecastに指示する感じなのかと。
後者はAndroid端末をWiiUゲームパッド、ChromecastをWiiU本体のようにとらえて、
テレビを見ながらAndroid端末で操作するゲームを実現するための機能です。
開発者向けのRemote Displayを見ると
Chromecast側はAndroidから送られてくる映像(音声含む)を単に表示するだけのようで、
旧機種のChromecastでも動作しそうです。
しかしGame Manager APIでは
Chromecast側にも新機能が必要なようにもとれるので、
旧機種のChromecastでは動かないのかも…
まあ年末に登場予定の対応ゲーム(Angry Birds Goなど)を
旧機種で動作チェックしてみればいいでしょう。

ちなみに同時に発表されたChromecast Audioは、
Chromecastがテレビを出力先としていたのを、
スピーカにした音声のみ版のようですが、それにしては値段が高い…
中身はChromecastと同じで、外とファームウェアが違うだけじゃないの?

Chromecast2の発売はもうしばらく先になりますし、
ChromecastについてはAmazonが自社サービスでの囲い込みのために
取扱いを廃止するなんて話もありますし、
旧機種を適切な時期に安価で手に入れられたのは運がよかったと。
負け惜しみじゃないんだからね!!

2015年10月5日月曜日

WOWOWはいかが?

最近NetflixとAmazonプライムビデオのサービスが開始され、
Huluと合わせた定額見放題VODの御三家がいよいよ揃い踏みです。
先の2つに感しては、今後ラインナップが拡充されるのを待って
無料体験してみるつもりで、
そのあかつきにはここにも記事をアップするつもりです。
で、今回は別の話。

VOD御三家も悪くは無いのですが、
私の大好きな海外ドラマ(韓国を除く)のラインナップをみると、
かなり古かったりします。
権利関係で同一シリーズでも特定のシーズンが視れなかったりもしますし。
まあそれはそれで楽しめるのですが、
やっぱり最新ドラマや最新シーズンが視たいんです。
となるとBS放送ではありますがWOWOWはいい選択肢であり、
むしろWOWOW最強説を個人的に唱えていたりします。

さて、今月WOWOWへの加入をおすすめする理由は、
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」全3作です。
20日から22日にかけて連続三夜で字幕版が放送されます。
ちなみに吹替版は翌11月の放送となります。
なぜそれがおすすめなのかは10月21日(水)に記事にするつもりですが、
すでにご存知の方も多いのではないでしょうか。

先ごろ米国ドラマ「エレメンタリー」の第3シーズンも開始されましたし、
今月加入しても課金は来月からですし、
この機会WOWOWに加入してみてはいかがでしょうか?
インターネットネット経由で手軽に契約でき、ほぼ即視聴可能となります。
まあ解約は電話をかけてオペレータに依頼する必要があるので、
気軽というわけにはいきませんが。

2015年10月1日木曜日

Androidの紛失・盗難対策

Androidの紛失・盗難対策というと
Androidデバイスマネージャ
リモートワイプやリモートロックが定番でしょうが、
これだと情報漏洩対策にはなるものの、
ブートローダーから工場出荷状態に初期化してしまえば普通に使えてしまいます。
そういうような状況からスマートフォンの盗難が相次いだアメリカでは、
盗まれた端末が所有者以外は使えなくなるようにせよとの法律ができ、
一足早く取り入れたiPhoneやWindows Phoneでは
それが抑止力となり盗難件数が激減しているそうです。

Androidでもバージョン5.1からFRP(Factory Reset Protection)や
DP(Device Protection)という名称で抑止力が実装されました。
ハードウェアの対応がからんでいるので
私の持っているNexus7(2013)のように
あとでシステムアップデートしたような5.1は未対応ですが。

で、このFRPですが、Googleアカウントを登録しているAndroid端末で、
[開発者向けオプション]で[OEMロック解除]を有効にしていない場合に、
特殊な操作をしてブートローダーから工場初期化をしたり、
Androidデバイスマネージャからリモートワイプすると、
次に立ち上がってきたときに所有者でなければ
セットアップウィザードより先に進めないようになっています。
普通に使うためにセットアップウィザードを完了するには、
インターネットへ接続し、初期化前に所有者ユーザーが登録していた
いずれかのGoogleアカウントにログイン成功する必要があります。

ところで、Googleアカウントのパスワードを変更しようとして
ヘルプに以下の記述を見つけました。
重要: Android 5.1 以降を搭載している端末を出荷時の設定にリセットする必要がある場合は、パスワードの変更後 72 時間経ってから端末をリセットしてください。セキュリティ上、パスワードを変更してから 72 時間が経過するまでは、アカウントを使用してリセット後の端末をセットアップすることはできません。端末を保護する方法についての説明をご覧ください。
今後はパスワードの変更に注意が必要なようです。

2015年9月30日水曜日

ワルキューレの冒険

はるか昔、ファミコンで"ワルキューレの冒険"というアクションRPGゲームがありました。
友人宅で遊ばせてもらったことがあるのですが、
あまりに難しく、ちっとも先に進めませんでした。
まあオリジナルのゼルダの伝説もたいがい難易度高いので、
その当時のゲームとしてはそんなものなのかもしれません。

しばらく後、アーケードゲームで続編となる"ワルキューレの伝説"が登場しました。
スプーンジャンプ時の背景縮小が印象的で今でも大好きなゲームです。
PCエンジン版をプレーした記憶がありますし、
安価でWindows版を購入したこともあります。
まあWindows版は私の当時のPCでは動作しませんでしたが。
Wiiのバーチャルコンソール(アーケード版)で
自作のアーケードっぽいジョイスティックで遊んだのが数年前になるのでしょうか。

開発元のナムコ(現バンダイナムコ)がきちんとワルキューレを育てていれば、
任天堂のゼルダの伝説に匹敵するようなアクションRPGのシリーズになったのに、
と個人的には考えています。

ところでNintendo3DSのゲームとして今年11月に
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD オリジナルゲームサウンドエディション
が発売されるのですが、
これのダウンロードコンテンツとして
"ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 with シャオムゥ"が遊べるということらしいです。
やったー。
どうもPlayStation用のワルキューレの伝説風にアレンジしたワルキューレの冒険を
3DSに持ってきたような感じらしく、ぜひ遊びたい。

しかしPROJECT X ZONE 2自体特に遊びたいとは思いませんし、
オリジナルゲームサウンドエディションでないと付いてなくて、その価格は劇高。
"with 何某"も邪魔です。
頼むから普通に売ってくれー。

2015年9月29日火曜日

Fusion IP-Phone SMARTはある意味無料だけどある意味有料

加入してからだいぶ経ったFusion IP-Phone SMART
基本無料の従量課金のためそのままほったらかしにしていたところに、
「IP-Phone SMARTサービスのご利用登録をされているお客様へ(登録解除のお知らせ)」
なるメールが届きました。その内容を確認すると、
請求実績が12ヶ月間発生していないと登録解除になる契約条項があり、
10日以内に課金される通話をしないと、
配られている050電話番号の登録が削除されるとの最後通告でした。
しょうがないので固定電話に発信して難を逃れました。
これまでユニバーサルサービス料すら払っておらず、
いろいろな意味で不思議だったんですが、
永年無料を防ぐこんな手段があったとは。

話は変わりますが、今回の機会に久々にMyページにログインしました。
半年ほど前に国際電話の発信を有効にした際
無効にするのもコールセンターに電話して依頼する必要があると言われたのですが、
現在は改善されていて、ウェブブラウザからオンラインで無効にできるようになっています。
ちなみに有効にするには相変わらずコールセンターに電話する必要があります。

2015年9月28日月曜日

Chromecast

登場当時からそんなに興味があるデバイスではなく、
これなら単体で動作して、MacBook Proのセカンド(サード?)ディスプレイにもなる
Apple TV (MD199J/A)の方がいいよ、
とか思っていたChromecast
価格の安さに引かれ思わず購入してしまいました。
先日発表された新Apple TVは高くて買う可能性ないですし。

とりあえず使いたい端末(OS)のブラウザで
http://chromecast.com/setupを開くと、
サーバ側が勝手に判断して必要なアプリケーションのダウンロードに導いてくれます。
大体のメジャーなOSでサポートされていますが、
Ubuntu14.04+Chromeブラウザからだと
「ご使用のオペレーティング システムではセットアップはサポートされていません」
とか言われてしまいます。
私はとりあえずAndroidからセットアップしました。

Chromecastをテレビに挿してUSB端子から電源を供給すると、
初期状態ではWiFiがAPモードになっているのか、
Androidで起動した[Chromecast]アプリケーションが見つけてくれて接続されます。
で、アプリケーション内でChromecastのWiFi接続先を
通常使っているAPに設定などすれば、それで使えるようになります。
この作業は多分どのOSでも同じでしょう。
ところでセットアップ後のChromecastについて疑問が浮かびます。
AP(SSID等)が変わったら接続できなくなるんじゃ、
ということですが、電源オン状態のChromecastで
本体のボタンを25秒以上(LEDライトが点滅するまで)長押しすることで
工場出荷状態に戻ります。

セットアップが終了したので実際に使ってみます。
使ってみたデバイスはAndroid 4.4(au isai)、Android 5.1(Nexus7)、
iOS(iPhone4S)、Windows10(WN801V2)、OS X Yosemite(MacBook Pro)ですが、
共通して言えるのは、1つのChromecastに同時に接続できるのは
1つのデバイスだけであることです。
あるデバイスがつながった状態で動画を再生中でも、
他のデバイスからそのChromecastにリクエストがあると、
前のデバイスとの接続が切れてしまう後出しジャンケン方式です。
新世代のチャンネル争いが勃発しかねませんが、まあしょうがないでしょう。
それより問題なのは、他人のデバイスからでも接続できてしまうことです。
まあAPにWPA等かけていれば、他人が勝手に参加できるわけではないので、
その配下のChromecastにもアクセスできないわけで、
セキュリティ的にはガードがかかっているものの、
Googleアカウントで制限するような単体でのセキュリティも欲しいところです。
もちろんこれは利便性を損なうケースもあるので、
あくまでオプションとして欲しいだけですが。

さて、以降は各OSからの個別の事情についてです。
まずはAndroidデバイスですが、
[YouTube]アプリケーションで[キャスト]アイコンをタップし、
任意のChromecastを選択するとテレビで動画が再生できます。
一時停止等の操作はAndroidデバイス側でできます。
はっきりしないのですが、Chromecastの画面遷移を見ていると、
Chromecast上で[YouTube]アプリケーションが起動して、
Androidデバイス側の[YouTube]アプリケーションと同期しているような印象です。
しかしそうするとAndroidアプリケーションベンダーは
Chromecast上にも受け側アプリケーションを作らなくてはならないことになり、
さすがにそんな仕様にはなっていないでしょう。
チラッと見るとMediaRouterライブラリなるものがあるので、
これをうまく使えばChromecast対応Androidアプリケーションが作れるんでしょうね。
これを逆説的にとらえると、Chromecastにわざわざ対応させなければ、
キャスト可能なアプリケーションにはならないことになります。
しかし、救済処置はあり、
[Chromecast]アプリケーションで[画面のキャスト]を指定すれば、
テレビへの全画面転送(ミラーリング)が可能で、
キャスト非対応アプリケーションを映し出すことができます。
しかしこれが非常に重い…

iOSでは[画面のキャスト]はできないので、
[YouTube]のような対応アプリケーションを利用するのみになるようです。
[Chromeブラウザ]が使えるかな、と考えたのですが、どうも無理のようです。

WindowsやMacではChromeブラウザが必須のようです。
セットアップアプリケーションでChromeブラウザに
[Chrome Cast]拡張機能がインストールされ、それ経由で利用することになります。
Chromeブラウザの右上の[Chrome Cast]アイコンをクリックすると
[このタブのキャスト先…]ダイアログが表示されるので、
そこで任意のChromecastを選択して、その時のカレントタブをキャストします。
別のタブに切り替えようが、Chromeブラウザを最小化仕様が、
そのタブがテレビに表示され続けるので、
PCで別の作業をしつつ、動画サイトをテレビ放映することができます。
Chromecastは単独で動画データをダウンロードするというような話がありますが、
少なくともこの時はPCが動画データをダウンロード・描画し、
PCが描画データをChromecastに転送しているだけでしょう。

ところで、WindowsやMacでは全画面をテレビに転送(ミラーリング)できます。
Chromeブラウザを立ち上げ、[Chrome Cast]アイコンをクリックし、
[▼]アイコンで[画面やウィンドウをキャスト]メニューを選択すると、
キャスト開始時に投影対象を全画面、
あるいは起動中のウィンドウのどれか1つを選べます。こりゃ便利。
実はChromecastはPCユーザーにこそメリットがあるのかもしれません。おすすめです。

ただ残念なのは単なるミラーリングであることです。
Apple TVならMacのセカンドディスプレーとして使えるので。
新世代品のあおりで旧世代品が激安になったら買ってしまうかも。
WindowsならMiracastレシーバーかな。