2013年12月31日火曜日

第三種電気主任技術者の免状が届いた

第三種電気主任技術者試験の合格通知が届いてから2ヶ月ほど経ちました。
いろいろ都合があって免状の申請を行ったのがそれから半月ほど後の11月中旬でした。
免状が届くまで2ヶ月かかるという案内だったので来年かなと思っていたのですが、
前倒しでこの年末に届きました。
届いた免状は味も素っ気もないA4サイズの厚紙で、ありがたみは微塵も感じません。
せめて経済産業大臣の署名(もちろん印刷)でもあれば霊験あらたかなのですが、
きっとコストダウンのためでしょう。
大臣なんて1年経てば変わってますから
大臣交代と免状の発行時期によってはめんどくさいことになりそうです。
情報処理技術者の高度試験の合格証書たくさん持ってますが、
全部大臣の名前が違ってますからね。
まあ重要なのはこれに書かれた番号ですから。

ところで、実は免状申請時に同封する戸籍抄本を取りにいったときに
市役所の窓口の方が親切にも安いからと住民票の方を勧めてくれました。
まあ大した金額ではないのですがね。

2013年12月30日月曜日

PR-L5600Cのはがき対応キット

はがき印刷でトラブったPR-L5600C
申し込んだはがき対応キットが3日ほどで届きました。
が、包みを開けてびっくり。
アタッチメントって紙押さえを長伸する四角い箱でとてもチャチです。
給紙トレイに手を突っ込んで手動で押さえれば別になくても問題ありません。

ところではがきの横印刷にはプリンタ本体のファームウェアの更新が必要で、
この更新作業はWindowsでないとできないというMac使いには厳しい現実があります。
やはり私のMacBook Proにもbootcampで
Windows 8.1を入れておいた方がいいような気がしてきました。
まあ確認してみるとすでにファームウェアはV4.72.0で、すでに対応済のようです。
PC/Macのプリンタドライバも最新版を入れていたのですでに対応済みです。
試しにはがきを横で印刷してみると、縦より反りがましになりました。

ただしここでひとつ問題が…
筆王ver16からはがきを横方向に印刷する方法がわかりません。
せっかくNECが早く届けてくれたのにあまり意味がありませんでした。
来年は年賀状ソフト変えようかな。

2013年12月26日木曜日

OpenVPNで固定IPアドレスを振る

Serversman@VPSをOpenVPNサーバにして
いろいろなクライアントからアクセスしていると、
クライアントに固定IPアドレスを振りたい場面に出くわします。
例えば任意のVPNクライアントから別のクライアントのウェブサーバにアクセスするときには、
URLにIPアドレスを直打ちしたいですし。
結論から言えばそれは可能なのですが、その設定はサーバ側に施す必要があります。

OpenVPNの設定ファイルserver.confを見ているとそもそもOpenVPNのトポロジーは、
IPアドレス4つを1つのサブネット(サブネットマスクが30ビット)として、
その2(or 3)番目をクライアントに割り当て、3(or 2)番目をサーバ側の受け口とするP2Pで、
クライアント間の通信はOpenVPN自身が中継するようです。
ちなみに最初のIPアドレスはネットワークアドレスで、
最後のIPアドレスはブロードキャストアドレスですので機器に割り当てることはできません。
ともかく、OpenVPNはクライアントごとにサブネットを作ってそれをサーバでルーティングしています。
この知識が固定IPアドレス設定に重要です。

では実際に設定してみましょう。
まずクライアントごとの個別設定を有効にします。
設定ファイル"/etc/openvpn/server.conf"に以下の行を追加します。
client-config-dir ccd
クライアント個別設定はccdディレクトリのclient<識別名>ファイルになるので以下を実行します。
# mkdir ccd
# touch client<識別名>
次に割り振る固定IPアドレスを決めます。
サーバが割り当てるIPアドレスの範囲から先の理論に従い1つ選びます。
そして"/etc/openvpn/server.conf"に以下の行を追加します。
route <クライアントに割り当てるIPアドレス> 255.255.255.252
また"/etc/openvpn/ccd/client<識別名>"に以下の行を追加します。
ifconfig-push <クライアントに割り当てるIPアドレス> <サーバ側の受け口となるIPアドレス>
これで
# /etc/init.d/openvpn start
でサーバを再起動すればクライアントから接続しに行ったとき指定したIPアドレスが降ってきます。

2013年12月25日水曜日

レーザープリンタでの年賀状の印刷

明日出来ることは明日にしよう。
ということで、プリンタを購入したものの試運転だけして放置し、
ぎりぎりになって年賀状を印刷しようとしてトラブルが…

初のカラーレーザー(本当はLED)プリンタPR-L5600Cを手に入れ上機嫌だったのもつかの間、
意識せずにインクジェット用の年賀状を購入し印刷したところトナーの定着がよくなくて…

直接の原因かどうかはわかりませんがインクジェット用の印刷用紙には薬品が塗ってあり、
薬品が高熱で溶けてレーザプリンタのドラムにダメージを与えるため使用厳禁のようです。
ただインクジェット用の年賀はがきでも宛名面は何も塗っていないと思われ、
そちらでもトナー剥がれは起きているので違うのかもしれません。
ともかく普通の無地の年賀はがきを買うべきだったのですね。
記憶をたどるとインクジェット用年賀はがきが出てきた当時、そういう話を聞いたような気もします。
まさか自宅でレーザプリンタを使うことになるとは思ってもみなかったためすっかり忘れていましたが。

さらにPR-L5600C等用のはがき対応キットの無料配布なるサービスもあって、
これにより横向きでの印刷が可能になるそうです。
で、なぜ横なのかと言うと、縦向きに印刷すると反りが大きくなってしまうが、
横向きにすると相対的に反りを減らせるという解決方法のようです。
私のケースでは反りは手で逆反りしたり、給紙時にちょっと押さえたりすればとりあえず印刷はできるので
あまり関係ないかもしれませんが、とりあえず発注です。

あとやってみた対策ですが、
印刷は先に宛名面からやるようにしました。最初通信面(裏面)から印刷して調子が悪かったので。
また印刷する際に手動でプリンタのプロパティの用紙設定を明示的に"はがき"にしたり、
それから宛名面を印刷するときはモノクロ設定にしたり、
はがきを1枚ずつセットしたりするようにもしました。
これらに効果があるのかどうかは不明ですが、とりあえずしっかり印刷できたのでよしとします。
紙が変わっただけで解決できたような気もしますが、
いちいち検証するのも面倒なので深く考えないことにします。

ところでインクジェット年賀はがきについては、
失敗したものも含めて郵便局で1枚5円の手数料を払い普通のものに交換してもらえました。
しかし毎年いろんなトラブルが起きてくれます。
来年こそは十分余裕を持って準備しようと心に誓うのでした。

2013年12月24日火曜日

Kit KatでNexus7が当たった

ただ今Kit KatでNexus7が当たるキャンペーンが絶賛開催中ですが、
なんと当選してしまいました。嬉しいクリスマスプレゼントです。

日本ネスレからのメッセージが同封されていました。

9月からせっせとKit Katを食べながらも、
くじ運のない私にまさか当たるとは思っていなかったのですが、
もしかすると対象製品のハードルがかなり高いため応募が少なかったのかもしれません。
送付タイミングからすると12月10日に締め切りの第二回抽選で当たったと思われ、
この期間に送ったハガキは1枚だけでしたのでかなりの低確率です。
ちなみにハガキは計4枚送っており、つまりKit Katの20袋分に相当します。
ということで投資金額は約5000円となります。
Nexus7(2013)の16GBは27800円なので、言わばROE(株主資本利益率)は550%です。
まあ単に運の問題ですが。

さて、Nexus7を起動して驚きました。
なんと選択できる言語が"スペイン語"と"フィリピン語"(いわゆるタガログ語)と"フランス語"という暴挙です。

もちろん設定で日本語にしさえすれば普通の日本人にも使えるようにはなるのですが、
これってAndroid(4.0以降)の基礎知識がないとかなり厳しいことになります。
どこ向けの商品なのかわかりません(まあフィリピンでしょう)が、せめて英語を…
ワールドワイドに調達して割り当て分を日本に配っているだけかも知れず、
日本ネスレの中の人も多分気付いていないんでしょうね。
って、このあたり出荷時期によってまちまちだったりして。

で、私はとりあえず"Filipino"を選択して、あとは全部無視でホームメニューまでたどり着き、
丸に点6つのボタンからアプリケーション一覧を開いて[Mga Setting]アプリケーションを開き、
[Wika at input]メニュー内の[Wika]メニューをタップし、
リストの一番下から[日本語]を選択して何とかなりました。
なお、入っていたAndroidは4.3でしたが、
ネットにつなげていると4.4.2をダウンロードしてくれたのでそのままアップデートしました。
これでめでたくKitKatです。

さて、今回Nexus7と一緒にアプリケーション購入用の500円分のクーポンコードをもらいました。
これは[Playストア]にチャージしたいアカウントでログインして
[コードを利用]メニューに入力することで利用可能になります。
チャージできたかどうかはウェブブラウザでGoogle Walletにログインして
[Payment Methods]メニューを見れば確認出来ます。
さて何を買うかな。実はGoogle Playで有料アプリケーションって買ったことないんですよね。

2013年12月23日月曜日

情報セキュリティスペシャリスト試験合格

受験時に間違いなく合格しただろうと、この上ない手ごたえのあった
情報セキュリティスペシャリスト試験、予想通り合格していました。
午前Iは免除だったので置いておくとして、
午前IIが88点、午後Iが81点、午後IIが72点でした。
得点分布で言うと午前IIがトップ10%あたり、午後Iが5%あたり、
午後IIが20%あたりに位置するようです。
どうやら合格率は35%程度のようですが、
私の受けた試験地はその半分以下のようです。

ちなみに私が学習に使ったのは情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2013年版なのですが、
なんとKindle版がこの10月に出ているようです。
もっと早く出してくれてればこっちにしたのに。
容量が300MBと大きいようですが、電子書籍は持ち運びにはもちろん、
使わなくなったあとも邪魔にならなくていいですね。

さて、これでまだ合格していない高度試験は
プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、ITサービスマネージャです。
正直どれもあまり興味がない分野で、
プロジェクトマネージャにいたっては3度も落ちています。
きっとそっち方面は向いてないということですね。
まあ来年春期は懲りずにプロジェクトマネージャ受けようかと思っていますけど。
もはや午後IIの論述試験の出来次第なのですが、これまで3問から1問選択だったのが、
次回からは2問から1問選択と、書きやすいテーマにあたる可能性が低くなってしまっています。
ということででまかせ論文が書きやすいよう、
今回はもう少し精密に事前シナリオを作って臨むつもりです。

2013年12月19日木曜日

MTPとLinux

最近のAndroidはPCとUSB接続したときにMTPでファイル転送をするようになっています。
以前はストレージデバイスとして扱い、PC側からはATAのブロックデバイスとして操作しており、
それはそれでいい面もあったのですが、同時接続性やFAT縛りなど問題があったのも事実で
MTPに取って代わられてしまいました。
MTPは乱暴言ってしまうとUSB上のFTPみたいなものです。
FTPはインターネット上のファイルダウンロードに使うFile Transfer Protocolのことですが、
接続形態的にはBluetoothのFile Transfer Profileの有線版
とでも考えた方が近いのかもしれません。

さて、LinuxでMTPしようとするとちょっと面倒です。
Ubuntu 12.04 の話になりますが、
$ su -
# apt-get install mtp-tools
# apt-get install mtpfs
であらかじめツールをインストールして置く必要があります。
そしてMTPデバイス(Androidスマートフォン)をUSBでつないで以下を実行します。
# cd /tmp
# mkdir m
# mtpfs m
すると"/tmp/m"ディレクトリの下にアクセス可能なファイルが現れます。
普通にローカルにコピーすれば、すなわちそれがダウンロードとなります。
ちなみに
# umount m
でアンマウントできます。
マウント後にAndroid側で新しいファイルができてもその情報は自動更新されないようなので、
そういう場合はいったんアンマウントしてから再びマウントすればいいようです。

2013年12月18日水曜日

Serversman@VPSとMacをOpenVPNでつなぐ

この間からServersman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつないでみたり、
Andoridをつないだりしていますが、
今度はMacからつないでみます。

最初MacPortsでOpenVPNを入れればいいかなとか考えていたのですが、
tunnelblickなるいいソフトがあります。
私はver 3.3をインストールしました。
Finderの[アプリケーション]に[Tunnelblick]が現れます。
[Tunnelblick]を実行すると設定ファイルがあるかどうかを訊いてくるので、
あらかじめiPhoneやAndroidのときと同様にovpnファイルを作成したうえで、
[設定ファイルがある]を選択します。
するとデスクトップに"Empty Tunnelblick VPN Configuration"なるフォルダが現れるので、
そこにovpnファイルをコピーします。
で、指示通りフォルダを"<識別名>.tblk"にリネームし、
そのフォルダをダブルクリックしてインストールすればインポート完了です。

VPNにつなぐには、[Tunnelblick]の[接続先]ペインで<識別名>を選択し、
[接続]をクリックすれば処理が開始されます。
もしovpnファイルを編集したい場合は
[設定]アイコンから[OpenVPN 接続先設定ファイルを編集]を選びます。
なおどうしても設定ファイルをviで編集したいというなら、
[ユーティリティ]タブで[ターミナルでeasy-rsaを開く]をクリックし、
$ cd ../Configurations/
$ cd <識別名>.tblk/Contents/Resources/
$ vi config.ovpn
を実行すれば可能です。

2013年12月17日火曜日

StartSSLにログインできなくなった

私はhttpsをするのに必要なウェブサーバの証明書をStartSSLで発行してもらっています。
無料なので皆さんにもおすすめです。
ただしこの証明書の期限は1年なため、毎年作り直す必要があります。
で、作業をしようとしたところログインできません。
なんとログインするためのクライアント証明書の期限が切れています。
FAQを見るとそういう場合はサインイン(新規ユーザの作成)をしろと書いてあり、
証明書の期限切れの場合は同じアカウント(メールアドレス)でサインできるとのことです。
実際できました。

しかし、ブラウザ(Chrome)を再起動したところまたログインできなくなりました。
調べてみるとブラウザに期限切れの証明書しかなく、
つい先ほどもらったはずの新しい証明書がありません。
こうなると同一のメールアドレスでは再サインインもできません。
しょうがないのでStartSSLの問合せ先にメールしてみると…
別のメールアドレスで新たにサインインして、
そのアカウントで旧アカウントのメールアドレスを認証(Validations Wizard)し、
メールで知らせたらマージしてくれると返事をくれ、
旧アカウントで作成していた証明書にもアクセスできるようにしてくれました。
なるほど、メールアドレスの認証の意味がわかりました。

なお、StartSSLへのサインインやサーバ証明書の作成については以前の記事をご覧ください。

ところで今回の件で便利に感じたのはイスラエルとの時差です。
StartSSLはイスラエルの企業で問い合わせ先も多分イスラエルです。
メールは何往復かしましたが、私の活動時間中にリアルタイムにやり取りできて
思たよりも短時間で解決でき助かりました。
アメリカだとそうはいきませんからね。

2013年12月16日月曜日

筆王

昔はダウンロードソフトって非常に抵抗があって、
PCソフトはCD/DVDのメディアがないと不安だったりしたものですが、
そのメディアがすぐどっかいってしまうので
最近はダウンロード版しか買う気がしません。

何年か前にクーポンだかポイントだかで安かったので年賀状印刷ソフトの筆王(ver16)の
ダウンロード版を購入しましたが、そんな昔のソフトでも
SOURCENEXTにログインすれば
今でもダウンロードできます。
便利な世の中になりました。

さて、昨年まではWindowsXPで使っていたものの、
今はWindows 8.1なのでこちらにインストールしてみたところトラブルが…
1ライセンスで1台(1システム)にしか入れられないんですね。
すでにWindowsXP用に使ったライセンスでは8.1にインストールできたものの
起動すると警告のダイヤログが出てきます。
もうWindowsXPの環境がない(正確には壊れている)ため一瞬まずいと思ったのですが、
そのダイヤログから[解除]するためのホームページに飛べ、
そこで以前インストールしたPCの情報を削除することで、
8.1の環境で動作するようにできました。あーよかった。

今世間では筆王Ver.18が売られていますが、とりあえず今年は古い16で我慢します。
本当はMac版があったらそっちに乗り換えようかと思っていたのですが、
こういうソフトの豊富さを見るとまだまだWindowsに利があるのかなと。

2013年12月12日木曜日

Nintendo3DS 7.0.0-13J

予想していたとおりeショップの臨時メンテナンスの直後に
Nintendo3DSの新ファームウェアへの更新が開始されました。バージョン7.0.0-13Jです。
アップデートの詳細は任天堂のサイトにありますが、
まずは事前にNintendo Directで告知されていなかったことについて書いておきます。

地味ですがHOMEメニューでのカメラの起動方法がLボタン+Rボタンの同時押しになりました。
今まではLボタンまたはRボタンだったので、
意図せず押して起動してしまい邪魔くさかったので意外とナイスです。

これも地味ですが、3DS LL/3DS本体同士の引越し上限が5回だったのが無制限となりました。
この制限がなんとなくいやで引越しを先延ばしにし、
先ごろようやく引っ越したということもあり、上限撤廃は歓迎します。
まあ数量限定本体をこれだけ乱発しておいて上限5回というのはどうかと思っていましたし。
ちなみに私はこれ以上本体を買い替える予定はありません。

更新データ配信時の通知については、
具体的にまだ通知を受けていないので様子がわかりませんが、
これまでeショップを立ち上げたタイミングで知らされていたのが、
HOMEメニューでわかるようになるということだと思います。
いつの間に通信と組み合わせて自動ダウンロードする
現在のWiiUのようになってほしいところですが、
7.0.0-13JのHOMEメニューの構成ではそうなっているとは思えず、
本当に単なる通知だけかもしれません。
過去に遊んだことのあるゲームを3DS本体が覚えていて、
お知らせに飛んできた通知を本体側でフィルタするだけとかだったりして。
WiiUの更新通知も紆余曲折をへてようやくましな仕様になったので、
待っていれば進化してくれるとは思いますが。

さて、今度は事前告知のあった変更点について見てみましょう。

HOMEメニューの右上にMiiverseのアイコンが追加されました。
MiiverseはWiiUと同様に使えるみたいです。
見るだけならそのまま何もしなくてかまいませんが、
投稿する場合は[本体設定]の[ニンテンドーネットワークID設定]で
アカウントを新規作成、またはWiiUで作っているものを設定する必要があります。
SNSは飽きた、というかもともとそんなに興味がないので、
積極的に使うつもりはなく、New スーパーマリオブラザーズ Uのように
ゲームに直接組み込まれれば使わないことはない、ぐらいの感じです。
投稿される絵のクオリティーはすごいですが、それ以外は正直いまいちかな。
先月いつの間に交換日記やうごくメモ帳3Dの一部サービスが予告なく停止しましたが、
3DSでのMiiverseの準備ができていたからこそバサッと切ったのかもしれません。

そして個人的にうれしいのが3DSへのニンテンドーネットワークIDの導入です。
先に述べたとおりニンテンドーネットワークIDはMiiverseのアカウントとして使われていますが、
重要なのはそっちではなくeショップのアカウントとしても使えることです。
これで、3DSとWiiUのeショップのポイント残高が合算でき、
めんどくささ満点だったポイントの管理が楽になります。
キャンペーンに釣られてWiiUにチャージしていたものの使い道がなかったポイントが
3DSで使えるのは非常にありがたい。
本当はWiiU内のWiiモードにたまっているWiiポイントも合算してほしいんですけどね。

1つのニンテンドーネットワークIDは1台の3DS本体にしか登録できず(引越しは例外)、
登録により3DS本体に紐付けられていた情報が
ニンテンドーネットワークID側へ移ることは事前に告知されており、
その処理が余分にかかることは予想できます。
とりたててeショップで何か買う予定もなくポイントを合算する必要もないので、
7.0.0-13Jにアップデート直後にニンテンドーネットワークIDを登録することなく
eショップにアクセスして新しい体験版ゲームをダウンロードしようとしたところ…
体験版はニンテンドーネットワークIDを登録しないと遊べなくなったようです。

仕方がないのでニンテンドーネットワークIDを登録してから
eショップを立ち上げると恐ろしく時間がかかりました。
7.0.0-13Jの公開日の夕方から翌日午前中にかけては
ネットワークメンテナンス・稼動状況のページで
混雑している(トラぶってる?)ことが通知されていたのであきらめましたが、
翌日夜はサーバは正常にもかかわらずアクセスしてもeショップにつながりませんでした。
ちなみにその時点でWiiUのeショップでポイント残高を確認すると増えているので、
3DSとのデータ統合が済んでいることは確認できました。
で、発見したのがこのお知らせです。
ID設定直後のデータ移動トランザクションが想定より重かったようです。
しょうがないので辛抱強く待つ、というかそのままほったらかしにしていると無事立ち上がり
3DS側でもポイントの残高がWiiUと統合されていることが確認できました。

最後にファームウェアのアップデートとは直接関係ないのですが、
時を同じくして3DS用の[YouTube]アプリケーションが公開されました。
再生は上画面(HQモード)、操作系(メニューや検索含む)は下画面に表示され
ボタンとタッチパネルのどちらでも操作できます。
基本的にWiiU版と同様ですが、画面の狭さを補う違いが見られます。
言わばスマートフォン版とタブレット版のような関係でしょうか。
なおYouTube TVのデバイス連携は、
3DSはコントロールする側にはなれますが、再生する側にはなれないようです。
3DSで操作しながらWiiUで見ることもできますが、
3DSでPS3をコントロールする方が実用的です。

2013年12月11日水曜日

インクジェットプリンタのヘッドが詰まった

いよいよ今年も終わりが迫ってまいりました。
年の瀬というとあれです。年賀状です。
購入後すでに3年半経っているインクジェットプリンタDCP-595CNは、
2年前は黒インクが出なくなって無償修理となったものの昨年は問題なく印刷できました。
しかし今年はまた悪夢が…
3ヶ月ぶりくらいにテスト印刷すると黒がまったく印刷できません。

いろいろ試したのですが埒が開きそうもなく、
一応メーカーサイトで修理費を調べると思ったとおりかなりの高額。
廉価機の新品を買ったほうがいいということでこちらはあきらめることに。
幸いスキャナー(オートシートフィーダ付き)は使えます。
さらに言えば黒を使わなければよいので、例えば黒字を青字に編集すれば印刷できますが、
さすがにそこまでするのは…

で、ネットで安いインクジェットプリンタを物色を始めたのですが、
そこでいいものを見つけました。
カラーレーザープリンタ(正確にはLEDプリンタ)PR-L5600Cです。
よく液体のインクが目詰まりを起こし、定期的に使ってないとトラブルが多発するインクジェットよりも、
乾いたトナーを使うカラーレーザープリンタの方が私の使い方には向いています。
もちろんそんなことは前からわかってはいたんですけど、
カラーレーザープリンタは値段もさることながらその大きさと重さがネックとなり
今までは敬遠していました。
しかしPR-L5600Cは現所有のDCP-595CNより一回り大きい程度で価格も激安です。
消費電力やランニングコストは不利かもしれませんが、
どうせそんなに印刷しませんし、2年おきにトラブるインクジェットよりよほど安くつきそうです。

ということで購入してみました。
開封すると3万ページの印刷で寿命としつこく書いてありますが、
これは小型化・低価格化の代償としてドラムが交換できないことが原因のようです。
って、そんなに印刷しませんから私にとっては関係ありません。
箱から取り出した本体は大きさ重さともに我慢できるレベルです。
給紙は本体前面のカバーを開けて行いますが、A4の紙を入れるとカバーが閉められません。
ということで設置スペースには配慮が必要です。
また、印刷後の紙は本体上面から出るため、上面カバーを明けておかないとジャムります。
カバーは取ってしまうことはできますが、
開いたときに排出紙の支えの一部にもなっているのと、
埃が入るのもいやですのでちゃんと開閉して運用すべきでしょう。
なお、この開閉のため上方にけっこうなスペースが必要です。
ちなみにトナーカートリッジの交換には本体右面のカバーをフルオープンしなければなりません。

さて、いよいよ印刷です。まずはMacです。
付属のCD-ROMからドライバとユーティリティを入れ、付属のUSBケーブルで接続すると、
特に問題もなく印刷できるようになりました。
なお、Macは印刷にCPUSを使っていて、"http://localhost:631"で設定ページにアクセスできます。
MacがCocoaの皮をかぶったUNIXであることを今更ながら思い知らされます。
閑話休題、Windows 8.1については
プラグアンドプレーでインストールされたドライバーが英語版だったため、
日本独自の[はがき]などが選択できない状態でしたが、
NECのドライバダウンロードサイトから取ってきて手動でインストールし事なきをえました。
USB接続専用ですが、どうしても必要ならUSBでつないだ
FONERAをプリントサーバにして使うことも考えられます。

で、使い心地ですが結構いいです。印刷速度も品質もそこそこです。
写真なんかはインクジェット+専用紙にはまったく歯が立ちませんがそれなりです。
ちょっと困るのは両面に印刷する厚手の紙(つまりハガキ)です。
最初に宛名面を印刷するとドラムの関係で紙が反ってしまうので、
次に裏面を印刷する前に紙を逆にそらせてまっすぐしておかないと給紙してくれません。
まあそのことはパッケージに入っているチラシに書いてあります。
それからいわゆるふちなし印刷には対応できないようで、上下左右に余白ができます。
あと気になることといえば、試運転で3枚連続でハガキの宛名を印刷したとき、
3枚目のトナーの定着がいまいちで、ぼろぼろ取れていたことでしょうか。

それはさておき初めてのレーザプリンタ、
今後10年ぐらい使えることを期待しております。

2013年12月10日火曜日

楽天でんわ

携帯電話からの通話を安くすると言う触れ込みで「楽天でんわ」が登場しました。
安くするといっても今流行の050系IP電話や、
もはや電話でもなんでもないクローズドコミュニケーションツールを利用するのではなく、
まっとうな電話回線(回線交換)を使います。
原理は別に新しいものではなく、
かつて固定電話にあった(今でもある?)マイラインというか、
DDI(現KDDI)や日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)の回線を使うことで
市外通話が安くなり、費用請求がそっちから来ていたサービスの応用です。
しかも携帯電話向けに同様のサービスはすでにG-Callがやっています。
ということで別に新しいことをやっているわけでもないのですが、
これだけ派手に宣伝しているとあまりリテラシーのない方にもそれなりに響くのでしょうね。
個人的にはソフトバンクに喧嘩を吹っかけるためにやっているのかと思ったりしています。

サービス自体は楽天傘下のフュージョン・コミュニケーションズが提供しています。
で、その安くなるかけ方は、090/080/070で始まる
発信元(自分の)携帯電話の番号を「楽天でんわ」に登録した上で、
その携帯電話で電話をかける際、
相手の電話番号の先頭に"0037-68"をつけるという前時代的なものです。
専用アプリケーションが用意されていますが中でやってることは基本的にそれだけです。
フュージョンのマイラインでの事業者識別番号は"0038"ですが、
今回新たに"0037"を準備し、サービス識別用に"68"を使っているということなのでしょう。

実際に安くなるかと言うと正直微妙で、
無料通話分で納まる範囲や無料かけ放題の相手に対して利用すれば
逆に余計な出費になるわけで、そのへんは利用者側が把握しつつ運用することになります。
宣伝文句を鵜呑みにするのはまずいですね。
まあ登録料も月ごとの基本料も必要ないので、
とりあえず入っておくというのはありと言えばありです。

ところでこのサービス、早晩意味のないサービスになるのではないでしょうか。
というのも、2014年にはVoLTEが始まりそうだからです。
もともとLTEはデータ(パケット)通信に特化しており、通話は3Gの回線交換で行われています。
通信会社は効率の悪い3Gから早期にLTEへ電波を振り分けたく、
携帯電話の通話をIP電話の一種であるVoLTEに持っていこうとしています。
そうなると通話コストが非常に安くなることは明らかで、
固定電話網への乗り入れ分を無視すれば理論上定額データ通信内で収まります。
そのときはたして「楽天でんわ」の存在意義があるのでしょうか。

2013年12月9日月曜日

Nintendo3DS間の引越し

2年弱前にちょっとマリオな3DSが当たり、 Nintendo3DSが手元に2台あるのですが、
元から持っていたほうも今や絶版のアクアブルーでそのまま使っていました。
ということでちょっとマリオは通電テストだけしてほったらかしにしていました。

で、この年末の3DSの大型(?)アップデートが告知され、
しかも12月10日にeショップの臨時メンテナンスがあるとのことで、
おそらくこのタイミングでファームウェアのアップデートがくると予想し、
その前にメインをちょっとマリオに替えることにしました。
以前SDカードを大容量のものに変更したことがありましたが、
今度は本体内蔵メモリ込みの引越しです。
アクアブルーで購入済みのダウンロードソフトはどうでもいいので、
持ち歩くのをちょっとマリオにするだけという手もあるにはあるのですが、
キラーコンテンツと化した"すれちがい通信"のデータは絶対に移したい、
ということで「お引越し」をすることにしました。
なお任天堂のサイトに引越し方法が書かれていますのでこちらを参考にします。

まずはちょっとマリオのファームウェア更新です。
というのも「お引越し」に未対応の古いファームウェアだったからです。
アクアブルーのファームウェアは最新ですので特に事前準備はしていません。
他に準備するべきものと言えばWi-Fiでのインターネット接続環境、
2つの3DSがそれ経由でインターネットに接続できていること、
それに充電用のACアダプタというところでしょうか。
作業中に2台の3DSの間でのローカル通信が発生するので、
バッテリー不足を避けるためACアダプタも2台あったほうがいいでしょう。
SDカードは本体に常に挿さっているはずですので
あらためて用意と言うことではないですが、
この機会にPCに挿してバックアップしておくことをお勧めします。
SDカードのバックアップは引越しと関係なく定期的に行うべきでしょう。

では引越し作業を開始します。
アクアブルー(引越し元、つまり旧居)でホームメニューから
[本体設定]-[その他の設定]-[ソフトとデータの引っ越し]をたどり
[ニンテンドー3DSと引越し]-[この本体から送信]を実行します。
そして同時に、ちょっとマリオ(引越し先、つまり新居)でホームメニューから
[本体設定]-[その他の設定]-[ソフトとデータの引っ越し]をたどり
[ニンテンドー3DSと引越し]-[別の3DSから受信]を実行します。
その後は対話式で両方の3DSを操作するので間違えないよう慎重に進めます。
旧居にDSiウェアがインストールされている場合はSDカードに書き出すことができます。
転送が開始されるとひたすら待つことになりますが、
新居の上画面でピクミンたちが働くのでそれでも見ながら待ちましょう。
私の場合は40分ほどかかりました。
電源を入れたまま旧居のSDカードを抜いて新居に挿し、
DSiウェアを新居に書き戻せば完了です。

さて引越しの結果ですが、
新居のちょっとマリオにはアクアブルーにあったデータがすべてコピーされています。
歩数のカウントでさえ引き継がれます。
購入しているダウンロードソフト(SDカードに保存)もしっかり遊べることはもちろん、
セーブデータもそのまま引き継がれています。
もちろんSDカード上のダウンロード版ゲームは新居でなければ遊べません。
引越し前に新居に保存されていたデータ(SDカード除く)は微塵も残っていません。

旧居のアクアブルーは工場出荷状態に戻っています。
ちょっとマリオに挿さっていたSDカードを挿し、
売るなり譲るなり保管するなりすればいいでしょう。

2013年12月5日木曜日

WiiUのYouTube

WiiUが日本で発売開始されてから早1年。
全世界での累計販売台数がこの9月末で約400万台と、予想よりも残念な結果となっています。
まあ発売から今年3月末までの半年弱に550万台を販売する当初の強気な発言は、
私からしても正気かと思えるぐらいの大風呂敷でしたが、
ピクミン3の発売が延び、新しいゲームが出てこない状況を見るに、
この惨状も仕方ないなと思うのであります。
私は任天堂のゲームをちょっと遊ぶぐらいのライトゲーマーなので、
現在のラインナップでも特に文句はないのですが、
任天堂株主の一人としてはせめて3DSの足を引っ張らないようにしてもらいたいところです。
まあなんだかんだ言ってもWiiUはこれからだと思っていますが。

その証拠と言ってはなんですが、WiiUのYouTubeアプリケーションが
いつの間にかバージョンアップしていました。
Nintendo Directで予告されていたので知ってはいましたが、
いつの間に通信で勝手にダウンロードされていたので、
ほんとにいつバージョンアップされたのかはわかりません。
で、今回のバージョンアップによってWiiU GamePad単体での視聴が可能になりました。
メニュー関係はWiiUに最適化されているとは言い難く、
タッチペンより方向キーとボタンで操作するほうが楽なようになっているのは玉に瑕ですが、
テレビレスで利用できるのは便利でいいです。
検索時の文字入力はタッチパネル上のソフトキーボードでできるのは言わずもがなです。
他のゲーム機やPCほどの効果はないもののマルチログインで機器連携できる
YouTube TVにも対応していますし、YouTubeに関しては他機器より劣る点は見当たりません。

というわけで、こつこつバージョンアップしてメディアプレーヤとしても
よりよくなったWiiUは本当にいいマシンになったと思います。
これで売り上げが上向いてくれればいいんですけど。
やっぱりWiiU GamePadをうまく使ったキラーコンテンツとなるゲームがまだ足りない気も。

2013年12月4日水曜日

Macでmd5sum

ファイルの正当性、というかコピーミス防止のために
私はファイルのmd5ハッシュ値をよく利用します。
これを計算するためにMacにはmd5コマンドが標準で入っているのですが、
Linuxでよく使われるmd5sumと出力形式が違うのでちょっとイラっときます。
そこでmd5sumを入れてこちらを使っています。
MacPortsをインストールした上で
$ sudo port install md5sha1sum
を実行すれば完了です。
ちなみに、md5sumにはサブディレクトリを再帰的に見ていくモードがありませんが、
$ find . -type f -exec md5sum -b {} \; > md5.txt
を実行しておけば"md5.txt"ファイルにカレントディレクトリ配下の
ファイルのハッシュ値をすべて記録できます。
DVDなどにファイルのバックアップを取る際に、
元のファイルと書き出したファイルのハッシュ値の一致を確認しておけば、
元のファイルを安心して消去できます。

2013年12月3日火曜日

Androidアプリケーションにボタンを配置

AndroidアプリケーションのプロジェクトをEclipseで新規作成すると
ごく簡単なアプリケーションが自動生成されますが、
アクティビティにボタンを追加してみましょう。
ただしEclipseの操作方法を説明するのは面倒なので、
ソースを直接いじります。

"res/layout/main.xml"ファイルのLinearLayoutタグの子要素として
<Button android:layout_height="wrap_content" android:id="@+id/<ボタンID>" android:text="@string/<ボタンのラベル(リソースID)>" android:layout_width="fill_parent"></Button>
を追加します。
"res/value/strings.xml"ファイルのresourcesタグの子要素として
<string name="<ボタンのラベル(リソースID)">ボタンのラベル(表示文字列)</string>
を追加します。
"src/*/*Activity.java"ファイルの[*Activity]クラスのonCreate()メソッドに
final TextView disp=(TextView)findViewById(R.id.display);
Button btn=(Button)findViewById(R.id.<ボタンID>);

btn.setOnClickListener(new View.OnClickListener(){
    public void onClick(View v) {
        Button b=(Button)v;
     disp.setText(b.getText());
    }
});
を追加します。
ビルドして作成したapkファイルをAndroid端末にインストールすれば
これで動いていることがわかります。

2013年12月2日月曜日

Serversman@VPSとAndroidをOpenVPNでつなぐ

先日Serversman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつないでみましたが、
実はAndorid(4.x)にも[OpenVPN Connect]アプリケーションが登場していて、
OpenVPNが使えるようになっていました。
まあ昔でもroot化すれば使えていたのですが。
さて同じ名前のアプリケーションということもあり、
設定を司るovpnファイルの作り方は同じですが、
そのovpnファイルがSDカードで受け渡せるのはより便利です。
もちろんSDカードスロットのあるAndroidスマートフォン/タブレットでの話ですが。
[OpenVPN Connect]を立ち上げて右上にある[設定]アイコンから
[Import]-[Import Profile from SD card]メニューを実行し、
ovpnファイルを選択してインポートできます。
あとはiOS版とたいしてかわりません。

なお、ovpnファイルはiPhone用につくったものをそのままつかいまわすような横着はせず、
ちゃんと専用の証明書を作って設定ファイルを作りましょう。
同じ証明書を複数で使っていると同時接続できない等のトラブルになるでしょうし、
なにより端末をなくしたときの証明書の無効化が面倒になりますから。