2013年6月27日木曜日

任天堂の第73期定期株主総会に行ってきた

本日京都の任天堂本社にて行われた同社の株主総会に参加してきました。
感想等はまた後日書こうと思っておりますので
とりあえず報告だけしておきましす。

質疑応答の中で、岩田社長が4月(でしたっけ?)にコミットメントという言葉を発言した際に、
岩田社長自身は自分の進退について何も触れていないことを明らかにしました。
その質問をされた方は、今後数年に渡って売っていくWiiUを 岩田社長がオペレーションすることを前提に投資されたということで、
単年度の利益でやめられるのは困るというようなことをおっしゃっておられましたが、
これは私も同意見です。
正直言って経営者としての岩田社長はかなりいけてると思っており、
ビジョンを語れ、インタビューで話を聞き出せるのみならず、
想定外の質問にも適切で的確な回答を臨機応変にしてみせるところは頭の回転の早さを感じさせます。
下手な大臣よりよほど能力があると思います。
しかも伝説的なゲームプログラマーというバリューもありますし、
任天堂の代表取締役社長としては本当にふさわしいと個人的には思っています。
仮に今年度の経営責任を取って辞任なんてことになると
その後どうすんだという話になります。
席順と功績とネームバリューでいえば宮本専務が次期社長というのもなくはないでしょうが、
共に経営責任をとる可能性もありますし、やっぱりちょっと違う気がします。
もちろん人材がいないことはないと思いますが、
岩田社長の後を引き継ぐ(戦略の転換?)というのはかなり骨が折れるでしょう。
もちろん今期それなりの成果を上げてほしいのですが、
万一期待に添えなかったとしてもやめるというのはちょっと勘弁してほしいですね。
最低でもWiiUを軌道に乗せてその先の目鼻をつけるまではね。

2013年6月26日水曜日

Windowsで動作中の邪魔なプロセスを無理やり落とす

Windowsであるプログラムが常時走っていて、しかも手動で止められなかったりすると、
高負荷な処理をさせるときにそいつが邪魔でしょうがない時があります。
そんなときは[ctrl]+[shift]+[esc]でタスクマネージャを出して強制終了させるのですが、
もはやそれすらうっとうしいことがあります。

で、もうそいつを自動的に落としてしまおうとプログラムを書きかけました。
特定のファイル名(ここでは"sample.exe")を強制終了するには、
C+WinAPIなら以下のようなコードを実行すればいいようです。
    DWORD p[1024],num;
    unsigned int i,j;

    if (EnumProcesses(p,sizeof(p),&n)){
         j=num/sizeof(DWORD);
        for(i=0;i<num;i++){
            if(p[i]!=NULL){
                TCHAR name[MAX_PATH];
                HANDLE h;
                
                h=OpenProcess(PROCESS_QUERY_INFORMATION | PROCESS_VM_READ | PROCESS_TERMINATE,FALSE,p[i]);
                if(h!=NULL){
                    HMODULE m;
                    DWORD k;
                    if(EnumProcessModules(h,&m,sizeof(m),&k))
                        GetModuleBaseName(h,m,name,sizeof(name)/sizeof(TCHAR));
                }
                if(strcmp(name,"sample.exe"))
                    TerminateProcess(h,0);
                CloseHandle(h);
            }
        }
    }
    return 0;
}
ところでこのコードはコンパイルさえ試していないので動くかどうかわかりません。
というのも途中でもっと簡単な方法を見付けたからです。

Windowsにはtasklistとtaskkillのコマンドが用意されていることを知り、
これを使えば同等な機能をバッチファイルで実装できます。
cygwinを入れていれば以下の1行で可能です。
tasklist | grep sample.exe | awk '{print $2}' | xargs taskkill /F /PID
もし10秒に1回の頻度で"sample1.exe"と"sample2.exe"を強制終了したければ、例えば
#!/bin/bash
while :
do
 PID=`tasklist | grep sample1.exe | awk '{print $2}'`
 if [ -n $PID ]; then
  taskkill /F /PID $PID 2> /dev/null
 fi
 PID=`tasklist | grep sample2.exe | awk '{print $2}'`
 if [ -n $PID ]; then
  taskkill /F /PID $PID 2> /dev/null
 fi
 sleep 10
done
のようにシェルスクリプトを書いて実行すればいいだけです。
これでだいぶ快適になります。

2013年6月25日火曜日

gccでライブラリをリンク

Ubuntu 12.04でOpenSSLのライブラリを呼び出すプログラムをビルドしようとしたときの話です。
# apt-get install libssl-dev
を実行してビルド用のヘッダやライブラリを用意した後、
$ gcc -lcrypto -lssl test.c
を実行しても
undefined reference to `<OpenSSL内の関数名>'
なエラーが出てリンクに失敗します。
散々悩んだ挙句
$ gcc test.c -lcrypto -lssl
でビルドできるというところまでたどり着きました。
つまり順番が重要ということのようです。
このあたり今まで意識したことがなかったため、
かなり古めの環境で試したところ、前後どちらにつけてもビルドできることが確認できました。
いったいいつから順番が重要になったの?

2013年6月24日月曜日

Wiiポイントを使い切る

WiiU購入時に特に何も考えずWiiから引越ししたところ、
Wiiに残っていたWiiポイントはWiiUでは使えず、
WiiUのWiiモードでしか使えないと判明しがっくりしました。
何しろ未だ4700ポイント(4700円分)も残っており、
今後Wiiでダウンロードソフトを買う予定もないのでまさかの死蔵かとも思っていたのですが…

実はWiiで購入しているバーチャルコンソールのソフトを
WiiUで買いなおすときに割引してもらえ、
これを利用すれば私みたいなユーザも救済してもらえるかもしれません。
ただし、WiiとWiiUで同じゲームが販売されてなければ使えない手ですし、
WiiUのものを単体で買うより高くつく(多くに場合FCで+100円)のが弱点です。
まあ使い道のないWiiポイントを置いておくよりはましですから。

ということで試してみました。
なお今回購入するのはFC版スーパーマリオブラザーズです。
このゲーム、なぜか時々無性にやりたくなるんですよね。
しかも、Nintendo3DSだと画面が小さすぎて遊びづらく、
32型のテレビだと画面の粗が目立ってしまうので、
WiiUのGamePadで遊ぶのはちょうどよさそうです。

まずはWiiUでWiiモードを立ち上げショッピングチャンネルから
「スーパーマリオブラザーズ」を500Wiiポイントで購入します。
その後WiiUモードに戻って、ニンテンドーeショップから
同じく「スーパーマリオブラザーズ」を購入します。
通常500ポイントかかるところが100ポイントに割り引いてもらえました。やった!
で、早速WiiUのGamePadで遊んでみると…
Wiiで遊ぶと画面表示が16:9に引き伸ばされて(設定による?)遊び辛いのが
WiiUだと画面の左右に黒い帯が入って4:3のまま遊べます。
もちろんHDMIにつないだTVもGamePadも4:3です。
いいかんじです。

まだまだWiiポイントが残っているので、この手で何とか使い切るつもりです。
問題はWiiUのバーチャルコンソールのラインナップがなかなか拡充されないことですね。

2013年6月20日木曜日

svnの方が好きだけどgitもいいかも

ソースコードのバージョン管理はcvsから使い始めて、
今ではsvnを利用しています。というか未だにsvnを利用しています。
最近の流行は明らかにgitですけどね。
gitの出始めはクライアント、特にWindows環境からのアクセスにいろいろ問題がありましたが、
もはやそれも過去の話でgitを使うのに大きな制限はありません。
強いてあげればプロキシがらみでしょうか。

さて、私はgitよりもsvnのほうが好きで、もちろんsvnにも使いにくさもあるのですが、
私の用途ではそもそも中央集権のほうが使いやすかったりするので、
サーバにはsvnを使っています。
gitは必要なときにクライアントオンリーで使っています。

ところが最近この考えが変わってきました。
きっかけはServersma@VPS LABに当選したことです。
これで自由にいたぶれるVPSが2台になりました。
まあLABは期間限定のベータサービスなのですが、
これだけVPSのコストが下がると複数台借りるのは現実的ですし、
バージョン管理サーバも複数台で分散管理というより
1台をマスターにしてを他をバックアップにするというのも選択としてありです。
codebreakなる無料で無制限なgitサーバサービスも登場しており、
これとVPSとを組み合わせるようなこともできるかもしれません。
もちろんsvnだってサーバにあるリポジトリのディレクトリを丸ごとコピーするとか、
"svnadmin dump"コマンドでバックアップし"svnadmin load"コマンドでリストアすることもできますが、
gitほど手軽ではありません。

ということでgitサーバを立ててみます。
作業はServersMan@VPS(debian-32bit)とServersma@VPS LAB(ubuntuー64bit)で同じです。
まずは以下を実行します。
$ su -
# apt-get install git-core
# apt-get install git-daemon-run
次に設定ファイル"/etc/sv/git-daemon/run"の最後の行
--base-path=/var/cache /var/cache/git
--base-path=/var/repos --export-all --enable=receive-pack
に変更して以下を実行します。
# mkdir /var/repos
# sv restart git-daemon

リポジトリ(ここでは名前を"sandbox"とする)を作成するには以下を実行します。
# mkdir -p /var/repos/sandbox.git
# cd /var/repos/sandbox.git
# git init --bare --shared
# chown -R gitdaemon .
このリポジトリにとりあえずファイル"README"を登録するには同一マシンから以下を実行します。
$ cd ~
$ mkdir sandbox
$ cd sandbox
$ git init
$ git config user.email "<メールアドレス>"
$ git config user.name "<ユーザ名>"
$ echo 1 > README
$ git add README
$ git commit -m 'Created.'
$ git remote add origin git://localhost/sandbox.git
$ git push origin master
この状態で同一マシンから
$ cd ~
$ mkdir sandbox1
$ cd sandbox1
$ git clone git://localhost/sandbox.git .
$ cat README
を実行すると、確かに"README"が登録されていることがわかります。
もちろん別のマシンからもgitサーバにアクセスでき以下を実行すれば確認できます。
$ cd ~
$ mkdir sandbox
$ cd sandbox
$ git clone git://<サーバ名>/sandbox.git .
$ cat README

それではマスターサーバのリポジトリの内容をバックアップサーバにコピーしてみましょう。
バックアップサーバから以下を実行するだけです。
# cd /var/repos/
# git clone --mirror git://<マスターサーバ名>/sandbox.git .
# chown -R gitdaemon .
以後は定期的に以下を実行して同期するようにします。
# cd /var/repos/sandbox.git
# git fetch --all
# chown -R gitdaemon .
こうしておけばバックアップサーバでもリポジトリが管理できるようになります。
万一マスターサーバが壊れたら、バックアップサーバをマスターサーバにして運用可能です。
ただし、マスターサーバとバックアップサーバに好き勝手にpushすると
あとで内容を同期するのが面倒になる可能性があるのでやめておきましょう。
もしかするとDBM並みにレプリケーションもできるかもしれませんが。

2013年6月19日水曜日

すれちがい通信がパワーアップ

すれちがい通信をするために、私のNintendo3DSは1日のうちの結構な時間スリープになっているのですが、
唐突に新しいファームウェアが届きアップデートするよう促されました。
しょうがないので6.0.0-12Jにアップデートしてみると、すれちがい通信がパワーアップしているではないですか。
最近すれちがいでやることがなくなってきたので朗報です。

具体的には"すれちがいシューティング"、"すれちがいガ~デン"、"すれちがい合戦"、"すれちがい迷宮"の
4つのゲームが買えるようになりました。って、売るのかよ!!
まあ1つ500円で4つまとめて買うと500円引いてくれるので許せる値段ではあります。
それに近いうちに鬼のようにすれちがう予定になっているので買わないわけにはいきません。

ではほんの少しだけ遊んだ感想を書いておきます。
まず"すれちがいシューティング"です。
基本的にはなつかしの横スクロールシューティングゲームで、
すれちがった、あるいはコインで雇ったMiiでフォーメーションを組んで戦います。
テラクレスタみたいな感じです。ってちょっと古い?
Miiの色によって武器が変わり、私が使った範囲では使いにくいものばかりです。
Miiのレベル(すれちがい回数)が高くても武器が強くなることはありません。
で、やられるたびに周りのMiiが減っていき、いなくなればゲームオーバーとなります。
この手のゲームがうまければあまりすれちがううことがなくても、
コインをそれほど消費することなくクリアできるかもしれません。
ゲーマーとしての腕が物を言うゲームです。
なお、1つのステージクリアしたら隊は解散です。

"すれちがいガ~デン"は花を育てるゲームで、Miiと出会うことでしか育たないので、
あまりすれちがえないとコインでたくさんMiiを雇う必要があります。
すれちがうことで交配し種を取ってまた育ててを繰り返すようです。
すれちがわないとあんまり面白くないかもしれません。
Miiのレベル(すれちがい回数)は関係なので、
行楽地を引き回すとかでも十分育てられそうです。

"すれちがい合戦"は戦国シミュレーションです。
すれちがいやオンラインゲームで集めたMiiの人数が自軍の兵士数となり、
すれちがうとその相手の兵士数が自軍に加わってより強くなるようです。
敵国との戦いは兵の3旅団への振り分けとじゃんけんを組み合わせたようなシステムで、
勝てば相手の兵の一部がこちらに寝返って自軍が増えます。
すれちがった相手と戦うわけではありません。
またコインで雇えるのはMiiではなく兵100人のような師団になります。

"すれちがい迷宮"はルイージマンション2に雰囲気が似ていますが、オバキュームは出てきません。
まあ自分勝手なキャラクターが案内役なのは共通しています。
内容はテトリス風のパズルとアクションRPGの要素を盛り込んだ運のみのマインスイーパーと言う感じでしょうか。
うーん、われながらひどい説明です。
階段を探して最上階まで上がるのが目的で、
途中遭遇するおばけとリアルタイムバトルしていきます。
すれちがって(またはコインで)もらえる床板を配置して進める範囲を作っていきます。

一通り遊んでみて私の一番好きなのは"すれちがいシューティング"かな。
まあでも全部それなりに面白いですし、すれちがったMiiは各ゲームでそれぞれ使えるので
頻繁にすれちがえる方なら4つまとめて1500円で買うことをお勧めします。
ちょっと問題なのは、私のようにそんなにすれちがえないと、
それぞれのゲームで別々にコインを消費することになり、たくさん必要になることでしょうか。
ぜひ1日10枚までしかたまらない現行の制限を緩めてほしいですね。

今回のパワーアップでは他にも改善されていて、
すれちがった相手に個別メッセージ送る際に自分の表情を設定できるようになっていますし、
Miiのぼうしも大幅に増えています。
そして、すれちがい伝説IIの勇者選択画面でフィルタ機能が加わりました。
レベルと色で抽出できるので、必要な勇者を探すのが楽になります。
今Miiが400人程いるので、これは地味にうれしい機能です。

2013年6月18日火曜日

PS3のセーフモード

実はずいぶんと前からPS3+torneの調子が悪くって、
それが起こり出したのがファームウェアの更新のタイミングのような気もするのですが、
気のせいかもしれません。

症状としては、大昔に録画した番組が今再生するとところどころ静止画になったり、
予約していたのに録画できていなかったりというところで、結構痛い不具合です。
あとかなりの確率で起こるのが、
録画中に録画済番組の再生やタイムシフト再生をしたときに再生エラーとなることで、
ついでにその瞬間の録画がおかしくなったりします。
電源をいったんOFF(torneの動作は継続)にしてからONにし、
再びtorneのアプリケーションを立ち上げるとちゃんと再生できることもあるのですが、
今度は録画中番組の録画が止まっていたりします。
ということで、最近は録画中は再生しないような運用にしており、
それでとりあえずなんとかなっています。
まあ録画するにはDIGAのBZT710があるのでそれを使えばいいようなものですが、
地デジをブルーレイディスクに焼くことなく見たらすぐに消すのなら、
操作が快適なPS3+torneを使いたいんですよね。

ところで最近PS3にセーフモードがあることを知りました。
私のPS3の型番では電源ON時に本体の電源ボタンをとにかく押し続けるといったん電源が落ちるので、
電源ボタンを押しなおし、そのまま押し続けていると、
テレビに「コントローラをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」
と表示されるので、電源ボタンを押すのをやめてPSボタンを押すとセーフモードに入ります。
セーフモードには[ファイルシステムの修復]なるメニューがあります。
先の不具合の原因がなんとなく内蔵HDDにあるような気もするので早速実行してみました。

結果は…しばらく使ってみましたが改善しているようにはみえません。
どうやら内蔵HDDはまったく悪くないようです。
今後は録画中にむやみに操作しないことにします。

2013年6月17日月曜日

ティーボウがペイトリオッツに

NFLの話題です。
先日行われたドラフト直後にジェッツを解雇されたティーボウ、
NFLでは雇ってくれるチームがなくて、
政治家にでもなるしかないのかと覚悟していたところ
ペイトリオッツに入団できました。よかったね。

私は基本的に判官びいきなので、圧倒的に強いものは好きではありません。
例えば日本のプロ野球(ここ数年まったく興味がないのですが)では、
金や人気や権力を駆使してなぜかしら強い巨人とか、
日本で圧倒的な販売シェアを誇る自動車のトヨタとか。
昔は任天堂も嫌いでしたがPS登場後はむしろ好きだったりします。

そんなこんなでNFLで嫌いなチームと言うと
ペイトリオッツとペイトン・マニングがいた頃のコルツだったりします。
そんな現在嫌いなチームNo.1のペイトリオッツに
私の応援するブロンコスを一瞬面白くしてくれ
未だ注目しているティーボウが行くというのは
なんというか言葉もないのですが、
ティーボウがNFLにいられるようにしてくれたので
今年はちょっとだけペイトリオッツも応援することにします。
まあまだロースターに残れるかどうかわかりませんから、
シーズンが開幕して出番があるまでは保留ですけどね。

2013年6月13日木曜日

F1での死亡事故

先週末に開催された2013年シーズンのF1カナダGP決勝で
クラッシュしたマシンの片付けに当たっていたマーシャルが、
クレーンに引かれてなくなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

ということで以前にも触れたこともあるF1の安全性について書くことにします。

昨年の日本GP(鈴鹿)だったと思うのですが、
予選時にイエローフラッグが出たとき、
テレメターリーデータでアクセルをゆるめたことがわれば、
そのときのタイムが有効になる、
というような話を解説者が語っていました。
これを聞いて私はものすごく違和感を感じました。
そもそもイエローフラッグが振られるということは、
コースとその周辺に危険な事象が発生したということであり、
それはとりもなおさず車を止めたドライバーや走行中のドライバー、
そして作業員、果ては観客の安全を確保するために
必要な措置をとることが最優先されるべきであって、
走行中の車は安全な方法でスローダウンするというのが本来の姿であろうと考えたからです。

またこのカナダGP直前に行われたモナコGPではレース中ではなかったものの、
Massenetで止まった車をクレーンで吊る際に
作業員がコースの真ん中近くまで出ていたりして、
よくこんなところに出ているなと恐怖を感じもしました。

ひとくくりに議論することができないことは承知の上であえて言うなら、
ドライバーが無茶なドライブで事故に遭うことは自業自得な面があることを100%は否定できませんが、
それに伴ってたとえ間接的であっても作業員や観客が巻き込まれるというのは、
現実としてあまりにも厳しすぎます。

もちろんカーレースですからその魅力をそぎ落とすことを避けたい思いはあるものの、
やはり安全はおざなりにすべきではなく、
例えばイエローフラッグ区間の制限速度の厳格な設定はすべき
(現行規定がどうなっているのかはよく知りません)であると考えます。

またコースについても考えるべきときにきているように思います。
もう10年以上前からの個人的意見を言わせてもらえば、
モナコGPなんてほとんど抜けませんからレースとして面白くなく、
いくら伝統があろうともうやめてもいいんじゃないでしょうか。
F1が始まった数十年前とはマシンの性能がまったく違いますし、
今のF1のレースコースとしてモナコがふさわしいとは正直思えません。
まあここで私がほざいたところでモナコGPは決してなくならないでしょうし、
なんだかんだ言いながらも今年もテレビ観戦していたので、
反対意見など送ってこないでくださいね。

とりあえず来シーズンからはレギュレーションが変わって、
あるいは今回の事故を受けて変える事で
状況も変わるかもしれませんからそこには期待しておきます。

2013年6月12日水曜日

PS4とXbox One

E3 2013が開幕しました。
それに伴いいろいろ発表されていますが、
今回はPS4Xbox Oneについて書いておこうかと。

Xbox Oneは499米ドルで11月に北米等で発売されることが明らかにされました。
予告どおりKinectは同梱されます。
またPS4は399米ドルで年末商戦に北米等で発売されることが発表されました。
ただし"PS4 Eye"は別売りです。
今の為替レートで行くとPS4の価格は私の予想の下限となりました。
しかし今後どちらに振れるかわかりませんし、日本でいくらになるかは注意が必要です。
なにしろ輸入品ですから。
ちなみに発表されたユーロやポンドでの価格を単純に日本円に換算するとより高く感じます。

発表のタイミングがPS4のほうが後だったので後出しじゃんけん感はぬぐえません。
"PS4 Eye"の同梱をあきらめたのは、Xbox Oneの一次発表の内容を踏まえてと推測していますが、
それにより100米ドル安くできることを前提に
Xbox Oneより100米ドル安く設定することが至上命題だったのかも。
ただこれによりSonyは"PS4 Eye"の普及もあきらめたのだと思います。
つまりWiiXbox360+Kinectのカジュアルな客層の一部を奪取するのをあきらめて、
生粋のゲーマーのみを呼び込むことにしたのでしょう。
もともと「PS4はゲーム機だ」とたびたびアナウンスしていましたが、
もはやそこしかアピールできないのかもしれません。
もちろん生粋のゲーマーにとってはそのことこそが重要なんでしょうけど。

また、私はPS3をアップコンバージョンできるDVDプレイヤーとして購入しましたが、
いまやBDプレイヤー/レコーダーは十分に安く、ほしい人のところへはいきわたった感もありますので、
PS4が旧来タイプのAV機器として普及するのは難しいと考えています。
ではネットワークを絡めたニュータイプのAV機器としてはどうかというと、
いろいろ用意されてはいますが、他の機器や他のサービスと差別化できているようにも思えません。
やはりPS4はとにかくゲームマシンとして買ってもらうしかないのではないでしょうか。
まあこれはWiiUも含めた次世代ゲーム機の宿命なのでしょうけど。

さてXbox Oneはというと、やはり499米ドルは高すぎます。
私にとってはPS4の399米ドルだって高いですし、
WiiUプレミアムセットの3万円だって高いです。
WiiUのベーシックセットは25000円だったので、
後々ピクミン3が出ることを前提にかろうじて買いましたが、
もし3万円だったら発売日には確実に買っていません。

閑話休題、Xbox Oneは北米ではNFLと絡めていろいろサービスがあるので、
NFLファンの私としてはキラーコンテンツにもなりえるものの、
日本での同サービスはほぼ絶望的です。
北米版のXbox Oneを買えばもしかしたらサービスが受けられるのかもしれませんが、
試合のテレビ放送への付加サービスっぽいので日本では楽しみ半分になりそうですし、
Xbox Oneはリージョンが設定されるようなので、
北米版では日本で発売されたゲームが遊べないっぽいです。
まあゲームを遊ばなければ関係ないんですけど。
そんなXbox Oneの499米ドルが安いと感じられるとしたら、
フルのWindows8が動いていて普通のPCとしても使えることが条件かもしれません。
望み薄ですが。

PS4にしてもXbox Oneにしても、
発売直後にどれぐらい売れるのか予想がつかないのですが、
少なくとも確かなことは、私は買わないということです。
この値段なら思わずクリックなんてことはありえません。
SonyもMicrosoftもロケットスタートできないことは織り込み済みのようで、
盛んにPS3やXbox360の今後の展開についてもアナウンスしています。
下位互換を捨てているのが問題だとは思うのですが、
そんなことならPS4とPS3のセット品とか、Xbox OneとXbox360のセット品を
次世代機種の価格に100米ドルぐらい上乗せして販売するっていうのはいかがでしょう?
あーでも、セット品買ってその中のPS3とかXbox360だけ中古で売る人が続出するからだめか。

2013年6月11日火曜日

WWDC2013

個人的に楽しみにしていたWWDC2013が開幕し、
日本時間の本日未明基調講演でいろいろと発表されました。
ざっくりまとめるとソフトではiOS7、OS X Mavericks、
ハードではMacbook Air、Mac Pro、サービスではiCloud、iTunes Radioが発表され、
Macbook Airについては即日販売開始という運びとなりました。
よくなった点はいろいろあるようで、興味もそれなりにはありますが、
ここでは一点だけ書いておくことにします。
といっても今回発表されたことについてではなく、発表されなかったことについてです。

冒頭WWDC2013を楽しみにしていたと書きましたが、
注目していたのはIntelのHaswell CPU搭載の新型Macbook Proについてのみでした。
結果更新されたのはMacbook Airだけで、Macbook Proのラインナップに変更はありません。

新Macbook AirはHaswell搭載によってGPUがパワーアップし、
なによりバッテリー駆動時間が恐ろしく延びました。
軽くて小さいですし決して悪いとは思わないのですが、
iPadでできることをわざわざMacbook Airで、
とは動機的にもコスト的にも自分自身を納得させることはできず、
やはりソフトウェア開発系、特にiOS向けアプリケーションの開発ができる
というのが一番の説得材料となります。
ただし今まで使ってきたWindowsと決別できるわけでもなく、
ノートPCなどそうやすやすとは買い換えできない貧乏人な私としては、
Windows環境でしか使えないソフトウェア(開発系)も使えるように、
Macと言えどもWindowsを入れておきたいですし、
もっと言うとLinuxも手元に入れておきたいという希望もあったりします。
つまり私に必要なのは長時間駆動でもゲームを快適にプレーできることでもなく、
大容量なストレージこそがもっとも重視されるのです。もちろんそれなりのコストで。
SSDの信頼性についてはこの際議論しないとしても、
Macbook Airでは容量とコストの問題で私の希望からは遠いと言わざるをえません。
やっぱりHDD搭載のMacbook Proが私にとってのベストです。

今の流れで行くと今後このタイプの新型が出る可能性は低そうですし、
それより現行機種の販売がいつまで継続されるかの方が心配です。
で、本日別件で近所の家電量販店に行きMacのコーナーをうろうろしていると、
店員さんが話しかけてきて「明日から値上げです。今日ならこの値段です。」と。
ということで家に帰ってMacbook Pro(HDD)をポチっとな。

2013年6月10日月曜日

Windows8でisoイメージをマウント

Windows8ってCD/DVDのisoイメージの中身にアクセスできる
仮想光ディスクドライブが含まれてるんですね。
エクスプローラからisoファイルのコンテキストメニュー(右クリックで出るメニュー)で、[マウント]できます。
これで"マウント"という言葉が一般的になってくれればうれしいです。
UNIX系の知識に乏しい人に"マウント"という用語を説明するのが面倒なので。

話は変わって、先日Windows7等で仮想光ディスクドライブが利用できる
Microsoft純正のVirtual CD-ROM Control Panelが登場しています。
が、WinsowsXPとWindows7(x86)で試しても動作してくれませんでした。
[応答なし]になってタスクマネージャからも終了できずOSの再起動に追い込まれます。
まあこれ設定が面倒ですし、DEAMON toolsのほうが使いやすいのでいいんですけどね。

2013年6月6日木曜日

NFLの日本での普及

NFLファンで、一応ブロンコスを応援している私ですが、
昨シーズンはティーボウを追ってジェッツも興味を持って見ていました。
そんななかで見つけた"JETS狂"さんの運営するJETS狂の宴は今でもよく読ませていただいております。
そのサイトに先日放談:アメフト普及のメディア戦略を考えたなる記事が載っておりました。
昨シーズンはSUPERBOWLすら地上波での放送がなく、
メディア戦略的には負のスパイラルに陥っている感もありますが、
実は海外ドラマに活路が見出せるのでは、と思ったりしています。

海外ドラマ、というか北米のドラマにはNFLの話題がちょこちょこ出てきたりします。
特にニューヨークが舞台だったりするとジェッツと、
MLBですがメッツが話題になることが多いような気がします。
その具体例として先日も書いた"CSI:ニューヨーク8"について書いておきます。
第15話(タイトル:Kill screen、邦題:キルスクリーン)に、
ジェッツのQBマーク・サンチェスの話題が会話の掛け合いの中にほんのちょっとだけ出てきます。
わかる人にはわかるけれど、わからない人はスルーすること間違いなしなのですが、
こういうのが積み重なると、「マーク・サンチェスってだれ?」という疑問から
NFLのサイトに飛んで行って興味をもつようになる、
というようなことはなきにしもあらずと思ったりしています。

この際なので先の話題をネタばれしておきましょう。
"CSI:ニューヨーク8"の第15話の中盤での
ニューヨーク警察の捜査官"ドン・フラック"(Flack)と
キャンペーンギャル(Vara Channing)との立ち話です。
ビデオゲームの大会にて優勝者を表彰しているのを遠くから見ながらこんな会話がされています。

オリジナル(英語版)
Flack "Geez, you'd think this guy's Mark Sanchez or something."
Vara Channing "Expect this guy wins championships."
Flack "Ouch, Hurts because it's true."
(www.tv.comより)

WOWOW吹き替え版
ドン・フラック 「あいつはマーク・サンチェスみたいな人気だ。」
キャンペーンギャル 「サンチェスは優勝してないわよ。」
ドン・フラック 「あーやられた。本当だけにきついな。」

WOWOW字幕版
ドン・フラック 「マーク・サンチェス並みだな。」
キャンペーンギャル 「マークより勝ってる。」
ドン・フラック 「やられた。事実だけにキツい。」

この会話だけでは日本の大多数の方は意味がわからないのですが、
これをきっかけに"マーク・サンチェス"をGoogleで検索した方は0人ということはないでしょう。
そこからNFLに興味を持っていただけるなら幸いですね。

さて、この"CSI:ニューヨーク8"の第15話ですが、
米国での初回放送が2012年4月6日らしいので、
2011年シーズンの後、つまり2012年2月5日開催のSUPERBOWL XLVIで
同じニューヨークのジャイアンツが勝った事を前提に脚本が書かれたのだと推測しています。
米国での初回放送当時ならともかく、今見てジェッツファンがどう捉えるか、
あるいは1年後に見たときにどう感じるかはちょっと興味があります。

ちなみにHuluでは現在"CSI:ニューヨーク7"が観られますので、
シーズン8も近い将来観られるようになると思います。

2013年6月5日水曜日

新しいGoogle Maps

先日のGoogle I/Oで発表されていますが、Google Mapsが新しくなるそうです。
ただし現在のところは申し込み者に対してプレビュープログラムが実施されている段階で、
利用できるデバイスはPC(Chromeブラウザ?)のみのようです。
私は特に新しくなくてもよかったのですが、
Google Appsのアカウントにログインした状態でMapsを開いたときに
ページの左側にプレビュープログラムへの招待が表示されたのでとりあえず申し込んでいました。

後日、登録完了のメールが届いたので早速Chromeでアクセスしてみると…
左にでかでかと表示されていた検索ペインがなくなり、
ページ全体に地図が表示されています。
実はこれだけでも十分うれしい改良だったりします。
ルート/乗り換え検索は検索窓にマウスポインタを重ねるとメニューが表示されますし、
新しくなって特に戸惑うこともありませんでした。
ちなみにIE8では現行バージョンのMapsしか表示されませんでした。

で、新しくなったからにはGoogle I/Oでデモしていた地球の外にも出てみようと
ズームアウトしまくってみたのですが、メルカトルっぽい世界地図止まりです。
どういうことかと適当にいじっていると、
サーバが察してくれたのか
現在ライトモードになっているため、3D の Earth ビューはご利用いただけません。
とページ上部注意表示されました。
確かにページ最下部に"ライトモード"と書いてあります。
なんとライトモードでは地球から出られないようです。
ヘルプで確認すると、WindowsXPを利用していたり、
WebGLをサポートしていないブラウザを使用していたり、
グラフィックチップとデバイスドライバが対応していていなかったりすると
自動的に"ライトモード"になるそうです。
なるほど、XP使ってました。

改めて全部満たした環境からアクセスして"地球"モードで見ると…
無事地球から脱出できました。
でも、PCの条件はかなり厳しく、CPU世代で言うとCore2Duoではだめでした。
切捨ては世の常とは言え…って、Core iが登場してからもう5年経ってるんですね。
その間Atomしか買っていない貧乏な私。
来週にもHaswellなMacbook Proが発表されそうですしそろそろ買うかな。
まあ新機種の価格や旧機種の価格改定(円安値上げ/在庫処分値下げ)をみながら
何を購入するか考えることにします。

2013年6月4日火曜日

ServersMan@VPS LABに当選

先日申し込んだServersMan@VPS LABに当選したとの連絡メールが届きました。
実はその前に連絡用と思われるメーリングリストの送信実験っぽいメールが届いていたので
うすうす当選したのではと思っていたのですが、やっぱりそうでした。

とりあえず手元から
$ ssh -p <メールで通知されたポート番号> root@<メールで通知されたIPアドレス>
すると無事ログインできました。
rootで作業するのもなんですので一般ユーザを作って必要があれば"su -"することにします。
ついでにrootのパスワードも変更するということで以下を実行します。
# groupadd <一般グループ名>
# useradd -g <一般グループ名> -m -s /bin/bash <一般ユーザ名>
# passwd <一般ユーザ名>
# passwd
本当はsshでのrootからのログインを禁止したり、
ログイン時に秘密鍵を使うようにしたりしたほうがいいのですが、
どうせ3ヶ月ほどしか使えませんし、
MyDTIからパスワード、OS、iptablesの初期化とOSの再起動はできなく、
いざというときの回復が面倒なのでそれはやめておきました。

さてLABのVPSはどうなのかちょっと調べてみました。
少し前、サービス中のVPSがスペックアップしたときと同じようなところをみて、
違っていたところだけ書いておきます。

さて
# uname -a
の実行結果は
Linux dti-vps-srv725 2.6.18-194.3.1.el5.028stab069.6 #1 SMP Wed May 26 18:31:05
 MSD 2010 i686 GNU/Linux
から
Linux lab-vps-srv127 2.6.32-042stab076.8 #1 SMP Tue May 14 20:38:14 MSK 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
に替わっています。カーネルは"2.6.18"から"2.6.32"になってますね。
32ビットから64ビットになっているのは私の環境の問題ですので気にしなくていいです。

次に
# free
の実行結果は
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       2097152     451932    1645220          0          0          0
-/+ buffers/cache:     451932    1645220
Swap:            0          0          0
から
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1048576      59452     989124          0          0      31836
-/+ buffers/cache:      27616    1020960
Swap:      1048576          0    1048576
に変わっています。予告どおりスワップが使えるようになっています。
実メモリ(?)が半分になっているのはベータ版だからだと信じておきます。

また、"/proc/user_beancounters"があるのを考えると
仮想化技術としては引き続きOpenVZ系が使われているものと思われます。

残念ながらカーネルの"/dev/ppp"サポートはありませんでした。
またiptablesのMASQUERADEも利用はできませんでした。

ということで、基本的にはスワップが使えるようになっただけのようです。
まあそれが大きいんですけどね。

2013年6月3日月曜日

Windows8のIMEがデフォルトでONになっているのがうざい

Windows8を立ち上げてキーボードから何か入力しようとすると
IMEがONになっていてひらがなが表示されイラっときます。

まったく気づかなかったのですが、
Windows7まではIMEの状態はアプリケーションごとに保持されており、
Windows8ではシステムで一括管理されているようで、これがイラっとくる原因のようです。

なおWindows8ではこれを旧OSの動作に戻すことができます。
[コントロールパネル]の[言語]から[詳細設定]をクリックし、
[入力方式の切り替え]の[アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する]をチェックし、
[保存]をクリックするだけです。