なお実施通知メールが届いたのはその前日です。
グローバルIPアドレスの割り当てが変わる可能性があると言われていましたが、
私の場合は幸いにも変更なしで済みました。
多分物理サーバに同居する全員からの申し込みがそろったのではないでしょうか。
ちなみに変更がなしの場合はリブートなしでそのまま使い続けられるそうです。
実際実施前後でuptimeは継続していました。
では早速実施前後での状況を確認してみます。
まずはカーネルです。ってリブートしていないので当たり前ですが変わっていません。
# uname -a Linux dti-vps-srv725 2.6.18-194.3.1.el5.028stab069.6 #1 SMP Wed May 26 18:31:05 MSD 2010 i686 GNU/Linuxということでほんのちょっとだけ期待した"/dev/ppp"のサポートもなしのままです。
メモリはどうでしょうか。実施前は
# free total used free shared buffers cached Mem: 1048576 450532 598044 0 0 0 -/+ buffers/cache: 450532 598044 Swap: 0 0 0のtotal 1GBでしたが、実施後は
# free total used free shared buffers cached Mem: 2097152 450532 1646620 0 0 0 -/+ buffers/cache: 450532 1646620 Swap: 0 0 0のとおり2倍の2GBに増えています。
まあEntryプランの保証サイズは1GBで、この2GBというのはベストエフォートのはずです。
HDDは実施前は
# df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/simfs 27262976 8475068 18787908 32% / tmpfs 524288 0 524288 0% /lib/init/rw tmpfs 524288 0 524288 0% /dev/shmの10GB+16GB構成だったのが、実施後は
# df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/simfs 69206016 8475072 60730944 13% / tmpfs 524288 0 524288 0% /lib/init/rw tmpfs 524288 0 524288 0% /dev/shmの50GB+16GB構成になっています。
つまり大昔にスロットゲームで当たった分の16GBも引き続き使えているようです。
そしてうれしいおまけが付いてきました。実施前
# cat /proc/user_beancounters Version: 2.5 uid resource held maxheld barrier limit failcnt 34557: kmemsize 7814513 10229133 17782620 18415124 0 lockedpages 0 0 256 256 0 privvmpages 112610 161298 262144 278528 0 shmpages 786 5922 32768 32768 0 dummy 0 0 0 0 0 numproc 98 120 120 120 78 physpages 32876 36565 0 9223372036854775807 0 vmguarpages 0 0 131072 131072 0 oomguarpages 32876 36565 26112 9223372036854775807 0 numtcpsock 20 158 360 360 0 numflock 5 18 188 206 0 numpty 1 3 8 8 0 numsiginfo 0 8 128 128 0 tcpsndbuf 192544 1723248 1720320 2703360 6620 tcprcvbuf 212992 2269912 1720320 2703360 5315 othersockbuf 55872 113328 1126080 2097152 0 dgramrcvbuf 0 258184 262144 262144 6410 numothersock 40 239 360 360 0 dcachesize 663873 831015 3409920 3624960 0 numfile 2230 2614 9312 9312 0 dummy 0 0 0 0 0 dummy 0 0 0 0 0 dummy 0 0 0 0 0 numiptent 25 25 256 256 0(見やすいようちょっと編集)だったものが、実施後
# cat /proc/user_beancounters Version: 2.5 uid resource held maxheld barrier limit failcnt 34557: kmemsize 7844089 10229133 35565240 36830248 0 lockedpages 0 0 256 256 0 privvmpages 112646 161298 524288 557056 0 shmpages 786 5922 65536 65536 0 dummy 0 0 0 0 0 numproc 98 120 240 240 78 physpages 32882 36565 0 9223372036854775807 0 vmguarpages 0 0 262144 262144 0 oomguarpages 32882 36565 26112 9223372036854775807 0 numtcpsock 20 158 360 360 0 numflock 5 18 188 206 0 numpty 1 3 8 8 0 numsiginfo 0 8 128 128 0 tcpsndbuf 193664 1723248 1720320 2703360 6620 tcprcvbuf 212992 2269912 1720320 2703360 5315 othersockbuf 55872 113328 1126080 2097152 0 dgramrcvbuf 0 258184 262144 262144 6410 numothersock 40 239 360 360 0 dcachesize 664812 831015 6819840 7249920 0 numfile 2218 2614 9312 9312 0 dummy 0 0 0 0 0 dummy 0 0 0 0 0 dummy 0 0 0 0 0 numiptent 25 25 256 256 0のよう(見やすいようちょっと編集)になっています。
このなかでlimitの数値が倍になっているのが
kmemsize,privvmpages,shmpages,numproc,vmguarpagesです。
個人的に非常にうれしいのが同時起動プロセス(スレッド)数であるnumprocが倍増していることです。
見てのとおりかなりぎりぎりまで使っているため、
DTIのサポートにnumproc増加をメールでお願いしたこともあるのですが、
もしかするとその甲斐があったのかもしれません。
せこくプロセス数を節約いたのを元に戻せそうですし、
これを機に他にもサービスでも立ち上げようかと考えています。
認証用のldapとか、あるいはメールサーバとか。
HDDも50GBもあるのでdropboxやgoogle driveやskydriveの代わりに
本格的にファイルサーバに使ってもいいですし、
blogやwikiやCMSを立ち上げるの悪くありません。
いろいろ問題もあるでしょうが夢は膨らみますね。
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