2015年11月30日月曜日

Raspberry Pi Zero

最近大阪の日本橋に行きましたが、
昔とは店の種類が変わってしまっていて、
シリコンハウス共立ぐらいしか寄るところがありません。
まあそれは秋葉原でも同じではないかと思っております。
なにしろ秋葉原はここ数年行く機会がないものでよく知りませんが。
って、こんなこと前にも書いたような気が…

さて、特にあてもなくシリコンハウス内をうろうろしていて
来店記念にRaspberry Piでも買おうかと思うも、結構高くて…
初期型Raspberry Piを持っていますが活用しているとは言えず、
新たに新モデルを買っても役立てる自信はありません。
それにだんだん値段が高くなっているような…
性能アップとか機能アップとか円安とかいろいろ値上げ要素はあるのでしょうが、
気楽にポンポン変える代物ではないんですよね。
そういう使い方ならArduinoがふさわしいのでしょうが、
私の懐事情からするとこれすら安くもない。
ではAVRマイコンを生で使えばいいじゃないかとAVR JTAGとか買ったものの、
こちらはやる気になるまでのハードルが恐ろしく高く、結局箱に入ったままになっています。

そんな折、Raspberry Pi Zeroについて発表がありました。
必要最小限の機能と性能に絞ってUS$5で販売されるとのことです。
これなら箱買いしていろいろと使えます。
もちろん最低でもmicroSDカードと電源(ACアダプタ+USBケーブル)は別途必要ですし、
用途によってはUSBハブUSBマウスUSBキーボード
それにHDMIケーブル(標準-ミニ)テレビも必要です。
ネットワーク接続のために有線LAN-USBアダプタ無線LAN-USBアダプタが必要な場面もあるでしょう。
周辺含めるとUS$5では済みません。

まあしかし、この取り組みは十分評価しています。
日本で購入可能になったあかつきには
値段によりますが5つぐらい買ってあげようかと。
Linuxボードって何かと便利なんですよね。

2015年11月26日木曜日

靴底を彫る

ここ数年普段に履いている革靴。
ゴム製の靴底がすっかり磨り減って何年か前からつるつるです。
本当は新しい靴もあるのですが、貧乏性の私は古いのをそのまま履き続けています。
それでも普段は特に問題ありません。
しかし雨の日はよく滑り、危ない目に会ったのは数度では済みません。
じつは先の新しい靴は雨でも大丈夫なようにと結構前に購入したのですが、
汚れるのも何なので今も古い靴がメインです。
その古い靴も底が削れすぎて穴が開きぎみになってきました。
ということで、ダメ元で靴底に溝を彫ってみることにみました。

早速100円ショップで彫刻刀(5本入り)を買ってきて
三角刀で削ろうと頑張りましたが、
傷が付くぐらいでまったく彫れません。
しまった、安物買うんじゃなかった。
値段が高めな彫刻刀ならと思ったものの、
硬質ゴムを彫るのは厳しいような気がしてきたので、
手持ちのカッターで直線のV字谷を作ることにしました。
最初は靴底にぐちゃぐちゃに切り傷が付いてしまいましたが、
思い切って削ることで片方に20本ぐらいを横向きに刻むことができました。
結構な力仕事です。
まあ底なんてそう見られることはありませんから問題ないでしょう。

で、よく滑った記憶がある場所に雨の日に出掛け確かめてみると、
とりあえず以前の様には滑りません。
これであと2,3年は履けそうです。

2015年11月25日水曜日

Let’s EncryptのPublic Beta

こっそりLimited BetaになっていたLet’s Encrypt
来月Public Betaに格上げされることが発表されました。
そこに[sign up]なるリンクがあるのでクリックしてみると、
Google Docsに飛ばされました。
表面上は電子文書での申請になるようです。
せっかくなのでいくつか持っている独自ドメインのうちの1つのwwwなFQDNを
1つだけ申し込んでみました。

で、翌日には招待メールが届きました。
てっきりどこかのURLにアクセスさせて認証するのかと思いきや、
いきなり証明書の取得方法が書かれています。
ACMEクライアントでやれと。それって何?
うまいのか?

調べてみるとACMEはAutomatic Certificate Management Environmentのことで、
証明書を取得するためのツールのようです。
ありがたいことにメールにインストールの方法が書いてあります。
とりあえずメールを一読したところ、
どうもウェブサーバを動かしているLinuxマシンから取得するほうがよさそうです。
ということで、ServersMan@VPS(Ubuntu14.04-64)にログインして作業します。

まずセットアップです。以下を実行します。
# apt-get install git
# cd /usr/local/src/
# mkdir letsencrypt
# cd letsencrypt
# git clone https://github.com/letsencrypt/letsencrypt
# cd letsencrypt
# ./letsencrypt-auto --server https://acme-v01.api.letsencrypt.org/directory --help

次に証明書取得です。以下を実行します。
ここで<FQDN>はLet’s Encryptに申請した独自ドメインのホスト名です。
# /etc/init.d/apache2 stop
# ./letsencrypt-auto certonly -a standalone -d <FQDN> --server https://acme-v01.api.letsencrypt.org/directory --agree-dev-preview
途中Emailアドレスの入力と契約条項の同意を求められます。
最後に以下のようなメッセージが出て完了です。
IMPORTANT NOTES:
 - Congratulations! Your certificate and chain have been saved at
   /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/fullchain.pem. Your cert
   will expire on 20xx-xx-xx. To obtain a new version of the
   certificate in the future, simply run Let's Encrypt again.
証明書関連ファイルは"/etc/letsencrypt/live/<FQDN>/"ディレクトリに生成されています。
それにしても証明書の有効期間が90日間しかないんですね。短か!
まああまり手間をかける事無く更新もできそうなのでまあいいでしょう。

最後に証明書の適用です。
Apacheのプラグイン経由で取得していると自動的に適用されるようですが、
前述の方法だと手動で行う必要があります。
"/etc/apache2/sites-available/<FQDNのSSLな設定ファイル>"の内容を
以下のような感じに変更します。
SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/cert.pem
SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/privkey.pem
SSLCertificateChainFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/chain.pem
SSLCACertificateFile /etc/letsencrypt/live/<FQDN>/fullchain.pem
その後
# /etc/init.d/apache2 start
でウェブサーバを起動してすべて完了です。
ウェブブラウザからhttpsでアクセスしても問題はなく、
証明書情報を確認するとLet’s Encrypt発行であることが確認できます。

ここまで来てはたと気づきました。
ドメインの所有確認って何もしてないけどよかったのか?
申請に使ったメールアドレスがwhoisに登録済みだったから必要なかったとか?
動いてることだし、まあいいか。

2015年11月24日火曜日

ジョジョの奇妙な冒険 第4部

ジョジョの奇妙な冒険第3部に続いて、
第4部が2016年4月からテレビ放送されることが明らかになりました。
でも第4部ってところどころ覚えているぐらいの印象しかないんですよね。
原作については第5部を読んだ記憶もうっすらあるので、
第4部は確実に最後まで読んでるはずなんですけど、
どうなったか微塵も覚えてない…
まあ初見の気分で見られると考え、楽しみにしておくことにします。

2015年11月23日月曜日

Windows10のコマンドプロンプト

Windows95が日本で発売されてから今日でちょうど20年。
自分の年齢を痛感せざるを得ない出来事です。
考えてみればウィンドウシステムが一般に利用できるようになってから
まだ20年しか経ってないんですよね。
それ以前のWindows3.xではリバーシ、マインスイーパ、
ソリティア専用プラットフォームでした(私だけ?)し、
Macintoshは憧れだったものの高価過ぎて(私だけ?)、
一般的とは程遠いかったので、それも言い過ぎではないでしょう。

そんなウィンドウシステムが無かった古代、
MS-DOSやUNIXはCUIで操作していました。
Windowsではコマンドプロンプトがその名残りですし、
Linuxではターミナルでの操作が今なおメインです。
CUIってとっつきににくいですが、なれてしまえば断然便利で、
GUIが鬱陶しくなってしまいます。
私はWindowsには若干の例外を除いて必ずcygwinをインストールし、
デスクトップ上にChromeブラウザとエクスプローラー、
それにテキストエディタとbashなコマンドプロンプトを
大量に開くのが定番の使い方です。

さて、そんなコマンドプロンプトの使い勝手がWindows10で改善されています。

近年[Ctrl]+[c]といえば選択している文字列等をクリップボードへコピーする
ショートカットとして市民権を得ていますが、
[Ctrl]+[c]は大昔から実行中のコマンドをブレイクするキー操作で、
長年コマンドプロンプトでは後者が採用されてきました。
仕方がないのでコピーはマウスの右クリックへ割り当てられていました。
Ubuntu 14.04では不細工ですが[Shift]+[Ctrl]+[c]に、
Macはキーボードの配置から他のアプリケーションと同様に
[Command]+[c]になっています。

そしてWindows10のコマンドプロンプトでは[Ctrl]+[c]がコピーです。
じゃあブレイクはどうなっているかというとやっぱり[Ctrl]+[c]です。
そうです、[Ctrl]+[c]はブレイクでありコピーなのです。
その手があったんですね。目から鱗です。
何かのコマンド実行中にコピーしようとするとまずいのですが、
コピーしようとする時って何も実行してないことが多いような。
そして他のアプリケーション同様[Ctrl]+[v]で貼り付けとなり、
操作性がようやくWindowsっぽくなりました。
これが旧バージョンからWindows10に乗り換える動機になる方って
少なくないような気がします。

Windows10でのコマンドプロンプトの改善については
Windows10で強化/追加されたコマンドプロンプトの機能に詳しく書かれているので、
多用される方には一読をお勧めします。

2015年11月19日木曜日

宝くじの当せん金

なんと宝くじで中額当せんしてしまいました!!
これまでどれだけ買ったのか覚えていませんが、
3000円より多く当たった記憶はありません。

で、当せん金の受け取り方法を確認して見たところ、
5万円以上は特別な宝くじ売り場かみずほ銀行に行かないとダメなようです。
そして当たったのはちょうど5万円です。
平日にみずほ銀行に行くとなると、受け取れるのはずいぶん先になりそうです。

しょうがないのでしばらく当たり券を眺めてほくそ笑んでおこうかと思っていたものの、
試しに近くの宝くじ売り場に行って見たところ、
そこで支払いできるかもしれないし、できないかもしれない、
などとよく分からないことを売り場の店員さんが言っていたのですが、
結局払ってもらえました。
ただし大量の千円札でですが。
どうも先の言い回しは手持ち残金の加減だったようです。

宝くじの当せん金には所得税がかからないので丸儲けではありますが、
全体的に見て元が取れているわけではありませんし、最近給料減ってますし、
パーっと使ってしまうには抵抗があります。
何に使ったか覚えてないような感じでちょっとずつなくなることでしょう。

2015年11月18日水曜日

タブレットでブルーレイは見れるのか

少々事情があって、DIGA DMR-BZT710で録画したテレビ番組を
ブルーレイディスクに焼いて、ポータブルな環境で再生できないものかと
検討してみました。

これがDVDであれば光学ドライブ内蔵ノートPCが万能ですし、
使い勝手のよい専用品のポータブルDVDプレーヤーもわりと安価であります。
AndroidAndroidスマートフォン/タブレット
iPad/iPhoneをスクリーンにしてDVDビデオを見られる
無線LAN接続なDVDミレル DVRP-W8AILDR-PS8WU2BKWなんでDVDドライブもありますし、
Android端末とUSBケーブルでつなぐタイプのLDR-PMH8U2PBKもあります。
それぞれ制約条件もありますが選択肢は結構あります。
しかしBDとなると…

で、思いついたのがWindowsタブレットで何とかならないかということです。
既に手元にあるWN801V2ブルーレイドライブBRXL-PC6VU2-BKと、
それに付属のPowerDVD10を組み合わせてみました。
DVDビデオは再生できたものの、DIGAで録画(HZモード)したBD-Rを再生しようとすると、
CyberLink PowerDVD の安全性が危険な状態です。ウイルス対策ソフトを確認するか、
CyberLink PowerDVD を再インストールしてください。
と表示されて失敗してしまいます。
もしかしてAACSキーの更新が必要とかそういうことかなと思い、
アプリケーションウィンドウ上の青い[アップグレード]アイコンをクリックすると
期間限定で大幅値引きされたPowerDVD 15 Ultra + MediaEspresso7 + Power2Go 10 Deluxeを薦められてしまいました。
うーん、値引きされているとは言え安くない。

で、PowerDVD 15 Ultraについて調べていると、テレビ録画ディスクページに
DIGAのHZモードの再生ができるっぽい記述を発見しました。
しかも体験版で動作確認ができそうです。
ということで早速体験版をインストールしてみたところ…
やったー、ちゃんと再生できる!!
最初に録画した番組が自動的に再生されますが、
右クリックして出てくるコンテキストメニューから[移動]メニューから選ぶことで、
2番目以降の番組も簡単に再生できます。

がしかし、それよりいろいろと問題が…
タブレットからの給電だけではブルーレイドライブが動いてくれないので、
USB充電器等で外部給電してやる必要があります。
また再生や早送り等の操作のために最低でもマウスが無いと辛いです。
そうなるとUSBハブも必要です。
ということで配線のとりまわしが大変です。

やっぱりちゃんとリモコンで操作できる専用品の
ポータブルブルーレイプレーヤーでも購入するのが良さそうです。
PowerDVD 15 Ultraについては…PCでの再生ソフトはAACSキーの期限問題もあるので、
本当に必要となるまで保留ということに。

2015年11月17日火曜日

ieee.orgのメールアカウントにスマートフォンからアクセス

せっかく作ったieee.orgのメールアカウント。
スマートフォンからもアクセスできるようにしようと設定したのですが
大ハマリしてしまいました。

Androidスマートフォンisaiの[設定]アプリケーションの[アカウントと同期]メニューから
[アカウントを追加]ボタンをタップし、[Google]を選択して、
通常のGoogleアカウントと同様に設定を行ったところ、
いくらやっても
ログインできませんでした
ユーザー名とパスワードが一致しません。もう一度お試しください。
アカウント情報を復元するには、google.com/accounts/recovery/にアクセスします。
とエラーになってしまいます。
自分で所有しているドメインをホスティングしているGoogleAppsアカウントや
出身大学からもらったGoogleAppsアカウントは問題なく設定できるのに。
一応IMAP経由でメールにアクセスすることを試みるも認証が通りません。
そういえばieee.orgでの認証って、PCのブラウザからアクセスするときにも、
いつものGoogleのページではなくがIEEEっぽいページが表示され、
どうも認証だけはIEEE側が担当しているっぽい、
あまり見ない変わった構造になっているのでそれが原因かとも思ったのですが、
ヘルプを見ると普通にやれば普通に使えるっぽい事しか書いてありません。
なんでだめなの?

しょうがないのでIEEEのサポートに質問メールしようかなとか思っていたところ、
衝撃の事実にぶち当たりました。
なんとNexus7(2013)で設定したところ、すんなり動くではありませんか!!
セットアップウィザード途中の認証ではIEEEに飛んだっぽいのですが、
メールも含めて普通にGoogleAppsアカウントとして機能しています。
そうです。Android 5.0以降なら問題なくアクセスできるのです。
先のisaiはAndroid 4.4だからダメなのです。
Android 4.4のNexus7(2013)で試してみると予想通りだめです。
つまり、Google外認証をサポートしているのはAndroid 5.0からなのです。
マジかよ…orz

ちなみにiOSでならどうかというと、
アカウントの追加時に[Google]を選ぶとやはりダメですが、
[Exchange]を選択すればいいようです。
詳しくはIEEEのヘルプにありますが、
[設定]アプリケーションの[メール/連絡先/カレンダー]メニューから
[アカウントを追加]をタップして[Exchange]を選んで、
[メール]にieee.orgドメインのメールアドレスを、
[パスワード]にIEEEにログインするときのパスワードを入力します。
証明書の確認を求められるので[信頼]してしまい、
次いで[サーバ]に"m.google.com"を、
[ユーザ名]にieee.orgドメインのメールアドレス、
またはIEEEに登録しているプライマリーメールアドレスを設定します。
[ドメイン]は空のままで構いません。
これで完了ですが、ログインエラーが出る場合があります。
修正するにはパスワードの更新が必要です。
myIEEEで[sign in]をクリックしてログイン後、
[ユーザ名]のドロップダウンメニューから[My Account]を開き、
さらにページ左の[E-mail Address and Password]メニューを開いて、
[Change password]項目からパスワードを変更すれば完了です。

iOSでの設定方法がわかったので、先に失敗したAndroid 4.4でも設定してみます。
[設定]アプリケーションの[アカウントと同期]メニューから
[アカウントを追加]ボタンをタップし、[Microsoft Exchange]を選びます。
[Eメールアドレス]にieee.orgドメインのメールアドレス、
[パスワード]に先に更新したパスワードを入力して[次へ]ボタンをタップし、
[サーバーアドレス]に"m.google.com"、
[ユーザ名]にieee.orgドメインのメールアドレス、
またはIEEEに登録しているプライマリーメールアドレスを設定して
[次へ]ボタンをタップします。
デバイス管理機能についての注意書きが出たら[有効にする]ボタンをタップし、
[次へ]ボタンをタップします。
[アカウント名]を適当に編集し、[完了]ボタンをタップして完了です。
これで[Eメール]アプリケーションでメールが見られるようになります。

あまり出会うこともないと思いますが、ieee.orgに限らず、
Google外認証のGoogleAppsは同様の手順で利用可能になると思われますので、
参考になれば幸いです。

2015年11月16日月曜日

Now on Tap

Android 6の新機能として謳われていたNow on Tapが日本でのサービスを開始しました。
これはAndroidの画面に表示されている文字を解析して単語の検索を簡単にできるようにしたり、
ちょうどいい用途のアプリケーションを呼び出してくれるクラウドと連携したサービスです。
これまでスマートフォンやタブレットで文字を入力したり編集したりするのが面倒だったのを、
入力を簡便にするのではなく、処理能力をふんだんに使って
選ぶだけの操作で何とかできるようにしてしまうという、
自由度はともかく、時代に則したスマートな解決方法です。
実は私のNexus7(2013)Android6が降ってきたのと
同日にサービスインになったので、早速使ってみました。

Chromeで適当なウェブサイトを開き、ホームボタンを長押ししたところ…
これって普通のGoogle Nowじゃないのか?
そこで[三]アイコンから[ヘルプ]メニューを開き“now on tap”を検索してみると、
[Now on Tap をオンまたはオフにする]という項目があります。
それによれば、[Google]アプリケーションの[三]アイコンから[設定]メニューを開いて、
[Nowカード]メニューの[Now on Tap]でオン/オフできる…って、そんな項目見当たらないし。
どうやら[Google]アプリケーションがアップデートされないとだめなようです。
といってアップデートはまだ来てないですし、
来るまでまてということなんでしょう。

で、数日後にアップデートが来ました。
ホームボタンを長押しすると、
画面についてヘルプが必要な場合
Now on Tapをオンにします
なるタイトルのお知らせが表示され、
そこで[オンにする]ボタンをタップするとNow on Tapが動作するようになりました。
Chromeで適当なウェブサイトを開いてNow on Tapしてみると、
いくつかの単語が拾われて検索等が素早くできるのですが、
期待するほど単語を拾ってくれません。
小一時間いろいろ試すも、私にはほとんど役に立ちませんでした。
これから徐々にでも賢くなってくれることを期待します。

2015年11月12日木曜日

TAG HEUER CONNECTED

私も愛用する腕時計メーカーのTAG HEUERからスマートウォッチが発表されました、
その名もCONNECTEDです。
腕時計はアクセサリだと考える私にとって、
多機能過ぎるスマートウォッチなど邪道ではあるのですが、
注目せずにはいられない製品です。

さてそのCONNECTED、デザインのベースは同社のCARRERAシリーズです。
日本での価格は16万5千円と、TAG HEUERの時計と考えれば
そう高いというわけでもありません。
ブレスレットがカラフルなのはApple Watchを意識したのかもしれませんが、
ラバーブレスレットは私の好みではありません。
もしかすると内蔵センサーの関係で、遊び無くきっちり腕に巻く必要があって
ラバー素材を採用せざるを得なかったのかもしれません。
それ以外はTAG HEUERらしい高級感あるしっかりとした作りになっていると思います。
もちろん実物を見ないとはっきりとした事は言えませんが。

問題は中身です。
IntelのプロセッサとGoogleのAndroidという組み合わせ自体には何ら意義はありません。
しかし腕時計とスマートウォッチの進化のスピードは大きく異なっており、
2年後には性能的に満足できなくなる可能性はありえます。
バッテリーにしても一回の充電で24時間は使えるとのことですが、
2年で700回の充電となると性能劣化が心配です。
手元にあるTAG HEUERの腕時計も数年に1度は、
電池交換なりメンテナンスに出しているので、
CONNECTEDも充電池の交換ぐらいはそれぐらいのペースでする必要があるでしょうが、
長く使うことが基本の高級腕時計がベースなだけに、
ケースそのままに中身をそっくりアップグレードできるようなサービスでも無いと
手を出す気にはなれません。

とか考えていると、CONNECTEDの保証期間(2年)の終了時に、
機械式のCARRERAと交換することが可能というすごい対応です。
私の希望の斜め上をいっています。
なんか欲しくなってくるではありませんか。
ただしUS$1500の追加料金が必要であり、
交換用のCARRERAはCONNECTEDユーザー専用品とのことで、
トータル約30万円で手に入れるCARRERAとしてふさわしいのかどうか、
その時になってみないと分かりません。
そもそも日本でも交換サービスをしてくれるのかどうか、今のところ不明です。

買う買わないはともかく、一目だけでも実物を見てみたく、
わりと近くに正規販売店があるので年末にでも覗いてみようかな。
仕入れてくれてるかな?

2015年11月11日水曜日

Nexus7(2103)にAndroid6がきた

多分こないだろうと思っていたAndroid6(Marshmallow)が、
私のNexus7(2013)にも奇跡的に来ることが10月初めに明らかになり、
一ヶ月強経って、ようやくOTAで降ってきました。
Factory Images for Nexus Devicesからダウンロードして
手動で焼くこともできましたが、急いでAndroid6を使いたい特段の理由もなく、
まあ待つのも楽しみの1つかなと。

で、アップデートのためのファイルのサイズは334.9MBとなかなかの大きさです。
そしてAndroid6にすることで
Androidバージョンは"6.0"、
Androidセキュリティパッチレベルは"2015年11月1日"、
カーネルバージョンは
3.4.0-ga5a4133
android-build@wpix7.hot.corp.google.com #1
Mon Aug 17 21:50:19 UTC 2015
ビルド番号は"MRA58V"になりました。

さて、Android6の新機能をGoogle I/Oのプレゼン資料から拾ってみると
  1. App Permissions
  2. Chrome Custom Tabs
  3. App Linking
  4. Android Pay
  5. Fingerprint Support
  6. Power management
があるみたいです。

1つ目のApp Permissionsは、
これまでインストール時にまとめて許可していたアプリケーションのパーミッションを、
実行時に個別に許可を求めるようにする変更です。
開発文書を斜め読みすると、それなりにアプリケーションを作らなければなりませんが、
アプリケーションって使いたい機能がある最古のOSバージョンに合わせて作りがちなので、
Android6が普及しないことには話にならないような気がしています。
現時点で対応アプリケーションはそう多くないと思われます。
まああるべき機能ですし時間が解決してくれるでしょう。

2つ目のChrome Custom Tabsは、
アプリケーションからChromeブラウザで特定ウェブページを開く際の
機能上、デザイン上の連携についての改善みたいです。
が、ブラウザを複数インストールしていた場合、
アプリケーション選択ウィンドウとか出てしまうんでしょうか?
それとも有無を言わさずChromeブラウザの一択となるのでしょうか?
保護すべきユーザー情報のやりとりもあるので、
不正アプリケーションに送って情報漏れするようなリスクをなくすよう
後者になるんだと思いますが、
なんだかGoogleによる囲い込みはひどくなる一方のような。
それにAndroidなんだけどChrome非搭載機(Fireタブレットとか?)も存在する中で、
それらを否定するような生態系を作ることには違和感があります。

3つ目のApp Linkingは、
アプリケーションが特定のアプリケーションを呼び出す機能の簡便化で、
呼び出されるアプリケーションのインストールまでやってしまう余計なお世話機能です。
否定はしませんが、ベンダーの囲い込みが発生して、
似たようなアプリケーションをたくさんインストールしなければならないとかありそうです。

4つ目のAndroid Payは、Apple Payの様なスマートフォンのタッチによる決済機能ですが、
支払い先となる店側に対応が必要なことを考えると、
日本での近未来中の普及は期待しないのがいいかと。
従来からのクレジットカードこそが、これからも一番便利です。

5つ目のFingerprint Supportは、ようやく実装された純正指紋認証機能です。
やっとiPhoneに追いついたというところでしょうか。
富士通などは独自APIで対応したりしていましたが、
それでは対応アプリケーションなど増えるわけもありません。
これでパスワード地獄から開放されるなら歓迎です。
ただし端末に指紋リーダーを内蔵するというのは
それ相応のコストがかかるということで、
私が買うような安めの機種で搭載されるのはいつのことになるやら。

6つ目のPower managementには加速度センサーを使ってユーザーの状態を推定し、
必要ない通信を抑える機能"Doze"が備わります。
またUSB Type-Cがサポートされるとのことです。
電力についてのUSBとのことなので、正確にはUSB Type-Cでなく
USB PDのサポートだろ、と勝手に突っ込んだのですが、
充電と電力供給の制御ができるとのことで、
なるほどそれならType-Cというのも納得です。
それならデータの向き(論理的なホスト/デバイスの関係)も
ソフトウェア制御できるようになると思われます。
もちろんType-Cコネクタ搭載機でしか意味がありません。

そんなわけで、私個人としてもNexus7(2013)にしても、
Android6になってもあんまり恩恵はないような気もします。
実際使ってみた感触はAndroid5と大して変わっていません。
私が見た範囲では、[設定]アプリケーションの[VPN]メニューに
OpenVPNの項目が並ぶようになっていることぐらいでしょうか。
ただし、VPNに関してはアップデート前につながっていた
”L2TP/IPSec PSK”の設定がつながらないようになってしまうというトラブルが…
サーバ側のログを見るとクライアントからのアクセスの形跡が全くありません。
PPTPの設定はちゃんと繋がるのですが、一体どういうことなの?

まあしかし、このAndroid6がNexus7(2013)へ提供される
最後のメジャーアップグレードと思われるので、
せいぜい使ってみるつもりではいます。

2015年11月10日火曜日

TVer

在京民放キー局5社が
性懲りもなく新しい番組ストリーミングサービスを始めました。
その名もTVer(発音は"ティーバー")です。
これはデジャヴなのか?

TVerはテレビ放送された番組、または番組内のコーナーの見逃しに特化したサービスで、
リアルタイムで見られず録画するのも忘れてしまった場合、
あるいは存在を後で知って見たくなった場合に威力を発揮します。
CM付きで無料であるのは視聴者からすると助かるのですが、
各社が独自に展開しているサービスとバッティングしているような気がして心配ではあります。
見られる期間が相応に短く設定されているのが、
それらサービスとの差別化ポイントなのかもしれません。

さて、実際に使ってみると、PCのブラウザから普通に視聴できます。
Adobe Flash Playerプラグインが必要みたいです。
MacではSafariとChrome、
Windows10ではIEとEdgeとChrome、
Ubuntu 14.04ではFirefoxとChromeで動作確認できました。

iOSアプリケーションやAndroid用アプリケーションは
そのアプリケーション内でそのまま見られる番組がある一方で、
別のアプリケーションをダウンロードするように促される番組もあって、
このちぐはぐ感はなんなんでしょうね。

2015年11月9日月曜日

IEEEのGoogleAppsはメールが貯まらない?

先日IEEE Collabratecに加入して手に入れたieee.orgのメールアカウント。
気がつくとメールが届いておらず、
myIEEEに指定しているプライマリーメールに転送されています。
なんで?

答えは簡単で、デフォルトで転送設定になっているんですね。
ウェブブラウザでそのアカウントでGmailにログインし、
[歯車]アイコンから[Settings]をクリックして
[Forwarding and POP/IMAP]タブの[Forwarding]項目で、
少なくとも[delete IEEE Mail's copy]を
[keep IEEE Mail's copy in the Inbox]にするなどすれば貯まるようになります。
まあ、そもそも[Disable forwarding]にするのがいいかもしれません。

2015年11月5日木曜日

au Walletでポイントを準現金化

キャンペーン目当てで昨年大量チャージしていたau Walletも底が見えてきました。
今のチャージ分がなくなればきっと使わなくなるだろうな、きっと。
で、最後のひと絞りで貯まっているポイントを現金化することにしました。
まあ現金化と言ってもプリペイド分にチャージすることになるので、
準現金化ぐらいが妥当かな。

ところでau Walletでポイントと言うと
auポイントとWALLETポイントの2種類があります。
前者は昔からの携帯電話の利用料金に対してもらえるポイントで、
後者はプリペイドカードでの支払い額に対してもらえるもののようです。
どっちにしても前者は後者に変換(等価交換ではない)できるようで、
今回はそれもまとめてやってみます。

まずはau Walletのサイトにログインします。
[ポイント明細照会]をクリックして[ポイント]-[ポイント交換]メニューから
auポイントをWALLETポイントに交換できます。
そしてトップページに戻って
[チャージ(入金)]-[ポイントチャージ]メニューに入り、
[チャージ額]を入力して[チャージする]をクリック、
そしてもう一度[チャージする]をクリックするとポイントが減り、
その分プリペイド分が増えます。
チャージは100円単位、月1回のみ可能で手数料は無料とのことで
気軽にやっておけばいいでしょう。
もうしばらくau Walletを活用してみます。

2015年11月4日水曜日

IEEE

私が毎年支払う経費にはドル建てのものが少なからずあります。
その中の1つがIEEEの会費です。そして今年も支払いの季節です。
ちなみにIEEEとは、日本的には米国電気電子学会と
呼べなくもないですが、まあIEEEで通ります。
で、円安の昨今、円変換算すると結構へこむ金額です。
おまけに会費が昨年より$2上がっているではありませんか。
もしかして毎年少しずつ上がっていたのか?

ところで、IEEEの会費は翌年分を11月15日までに払い込むと、
抽選で何かもらえます。
昨年はiPad Airでしたが、今年はなんとApple Watchです。
しかし私の持っているのはiPhone4S。
Apple Watchとはつながりません。
って、間違いなく当たらないので心配する必要もないんですが。

さて、そんなIEEEですが、
とある海外ドラマの無線LANについての会話の中に出てきました。
組織の名前というより規格の名前としてです。
で、その字幕では"IトリプルE"とされていました。
おそらく翻訳家はそちら方面の知識に乏しかったのでしょう。
かなり迷った末にこう訳したんだとは思いますが、
誰か指摘できなかったのでしょうか。
日本ではマイナーな連続ドラマとはいえ、
日本語版の放送に関わった人間は少なくはないでしょうに。
やっぱり監修って大事なんですね。

2015年11月3日火曜日

国地方係争処理委員会

行政関連の法律を学習すれば、必ず出てくるのが国地方係争処理委員会です。
5人の委員は国会(両院)の同意の下、総務大臣によって任命され、
国の関与に不服がある地方公共団体の長からの審査の申し出に対し調停役を担います。
行政庁と私人で言うところの異議申し立ての仕組みですね。

さて、沖縄県知事がこのたび国地方係争処理委員会への審査を申し出るようです。
私は詳細を知る立場にはありませんが、ニュース等を見たところでは、
どうも、沖縄県知事が行った辺野古沖の埋め立て(特許?)の承認を、
沖縄県知事が取り消した処分について、
国土交通省が執行停止したのが不当であると、沖縄県知事は主張するようです。

行政手続法によれば、審査請求時の執行停止については、
審査庁が処分庁の上級庁であるかどうかで条件が変わったりしますが、
行政庁どうしの場合どのような扱いになるんでしょうか。
制度的に国なら何でもありであるなら、
憲法92条の地方自治の本旨とは何ぞや、ということにもなりかねません。
まあ国地方係争処理委員会がどのような判断したとしても、
現状では互いが納得できる落としどころなどありそうもないですし、
終局的には機関訴訟ということになるんでしょうね。
それにしたってどんな判決が下るのか…
教科書に載るぐらいの歴史的判例になることは間違いないでしょう。

なお、国地方係争処理委員会の審査結果は
総務省のサイトにアップされるので、
今回の案件については一読してみたいと思っています。

ところで今週末は行政書士試験です。
相変わらず合格かりそうにないんですけどね。

2015年11月2日月曜日

Let’s EncryptがLimited Beta

以前紹介したLet’s EncryptがついにLimited Betaとなりました。

サービス開始が当初は2015年夏とか言っておきながら、
そっと2015年第4四半期に訂正されていて、
このまま2016年になっちゃうんじゃないのとか思っていましたが、
どうやらSHA1なウェブ証明書が終わるのには間に合いそうです。

そもそも Let’s Encrypt は
暗号化の証明書を希望するサイトすべてに無償で提供する
という壮大な理想を掲げて発足したウェブ証明書発行団体であるわけですが、
後に知ったところでは米電子フロンティア財団(EFF)やMozillaが支援しているそうで、
今見るとakamaiやciscoもスポンサーになっているようです。

現在使っている証明書の期限が年末に切れので、
それまでに本サービスになれば、
次回はこちらから取得してもいいかとも思ってはいますが、
今の感じではちょっと厳しいかも。