2010年12月30日木曜日

さようなら spaces.live.com

年の瀬を向かえ忙しいような、
そうでもないような微妙な感じではありますが、
今年も最後の投稿となりました。
というかこのブログにとっての投稿も最後となります。

3ヶ月前に突如終了宣言された spaces.live.com を
更新期限ぎりぎりまで使ってきましたが、
年明けから wordpress.com に引っ越します。
引越し先はhttp://ttanimu.wordpress.comです。

約4年半使ってきて、いろいろ不自由なこともありましたが、
去るとなると少し寂しいですね。
これからも同じようなペースで書いていきたいと思っております。

これでhotmailのアカウントは skydrive と MSDN の認証用にしか
使わなくなりそうです。

音楽ギフトカードの払い戻し

全く知らなかったのですが、
音楽ギフトカードがすでに廃止され、
それに伴い「前払式支払手段に関する内閣府令」による払い戻しが
実施されていることをつい最近知りました。
そういえばこの法律前に勉強したことがあるような気がします。
行政書士試験だったかな?

まあそれはおいておいて、
私は数年前にどこかでもらった500円の音楽ギフトカードを1枚持っていたので
早速手続きしてみました。
株式会社ジャパン・ミュージック・ギフトカードのサイトから
債権申込書のpdfファイルをダウンロードして
印刷した債権申出書と金券明細書に必要事項を記入し、
音楽ギフトカード現物(有効期限内の未使用品に限る)と
一緒に郵送すればいいだけです。
郵送費用の80円を加えて指定した銀行口座に振り込んでもらえるということです。
振り込み手数料は向こう持ち。

まあ500円返してもらうのに多少の費用と労力が必要ではありますが、
折角返してくれるといっているのでいただいておくことにしました。
振込みは年明け2月頃ということで完全に忘れてそうです。
なお、この払い戻しの申し込みは来年2月1日消印分までですので、
皆さんも引き出しの中をもう一度確認してみてはいかがでしょうか。

2010年12月29日水曜日

Hello world!

Welcome to WordPress.com. This is your first post. Edit or delete it and start blogging!

IS01が充電できなくなった!!

やや取り残された感ただよう au IS01 を
いつものようにカールコードのRM-2042で充電しようとしたところ充電できません。
USBタイプAコネクタ側をぐにゅぐにゅすると充電できる瞬間もあるため
ケーブルの断線と思われます。
しょうがないのでMicro-USB変換アダプタ(mini USB Bタイプ)(通信・充電切替スイッチ付き) HAMIBMCBSWを買って、
既にいくつか持っているUSBタイプA-ミニBのリトラクタブルケーブル
組み合わせて運用することにしました。
安かったとはいえ3ヶ月もたないとは…

2010年12月28日火曜日

LUMIX GF1

なんだかんだいいながらも結局GF1+パンケーキレンズ買ってしまいました。
これで、マイクロフォーサーズはボディ3台、レンズ4本体制となりました。
GF1は常時携帯用での運用となります。
前々からほしかったオリンパスの広角レンズを購入したら、
今後5年はカメラは買わない予定ですが、
はたしてどうなることやら…
ちなみに、GF1付属のパンケーキレンズのフィルタ径は直径46mmですので、
プロテクターはこれとなります。

2010年12月23日木曜日

ServersMan@VPS 2010年12月アップデート

毎月サービス内容をアップデートしてくれる太っ腹なServersMan@VPSですが、
2010年12月27日のアップデートで
CentOS、Debian に加えて Ubuntu にも対応するとのことです。
クライアントならUbuntuがいいような気もしますが、
サーバ用途だと正直ディストリビューションは何でもかまいません。
もっと言うと別にOSも何でもよく、なんならSolarisやFreeBSDでも問題ありません。
まあ私にとってもっとも使いこなせるのがLinuxではあるんですが。
ということで、仮想デスクトップサービスとするなら
Debianから乗り換えてもいいかなとは思っています。
現状ではあまり関係ないですね。

また、ウェブブラウザからコンソールにログインできるAirDisplay@VPSは町になった機能です。
さくらのVPSと比較したときの明らかな短所だったので、
私としては2ヶ月前にServersMan@VPSを選択したのは正解だったと言えます。

最後に24日から31日まで開催される「Happy Gigabytesプレゼント」です。
毎日一度だけ応募でき、当たれば1GBのHDD容量がもらえる企画で、
Entryプランが最大で18GBまで容量アップされます。
いくらなんでも全敗ということはないでしょう。多分。

2010年12月22日水曜日

ウェブブラウザのクライアント証明書

いろいろ都合があってウェブブラウザのクライアント証明書を作ってみました。
以下手順です。
Linux(Gentoo)にOpenSSLとApache2を入れています。

まず認証局とサーバの証明書を作ります。

最初に乱数を作ります。

# cd /etc/apache2/conf/
# mkdir -p ssl
# cd ssl
# openssl dgst -md5 /etc/apache2/conf/* > rand.dat


認証局(CA)の秘密鍵を作ります。

# openssl genrsa -des3 -out ca.key -rand rand.dat 1024

入力したパスワード(パスフレーズ)は覚えておきましょう。

認証局の証明書を作ります。

# openssl req -new -x509 -days 365 -key ca.key -out ca.crt

認証局の秘密鍵のパスワードの入力が必要です。
認証局証明書とサーバ証明書の Organizational Unit Name が
同じだとエラーになるので気をつけてください。

サーバの秘密鍵を作ります。

# openssl genrsa -des3 -out server.key -rand rand.dat 1024

入力したパスワードは覚えておきましょう。

サーバの公開鍵を作ります。

# openssl req -new -key server.key -out server.csr

サーバの秘密鍵のパスワードの入力が必要です。
認証局証明書とサーバ公開鍵の Organizational Unit Name が
同じだとエラーになるので気をつけてください。
Common Name はサーバのホスト名(FQDN)を入力し、
A challenge password と An optional company name には何も入力しません。

サーバの秘密鍵からパスワードを削除します。

# cp server.key server.key.bak
# openssl rsa -in server.key.bak -out server.key

サーバの秘密鍵のパスワードの入力が必要です。

サーバの証明書を作ります。
http://www.modssl.org/source/ 等から落とした
mod_sslのソースに含まれている pkg.contrib/sign.sh を使います。

# ./sign.sh server.csr

認証局の秘密鍵のパスワードの入力が必要です。

生成されたものは "/etc/apache2/conf/ssl/" ディレクトリにコピーし、
apacheの設定ファイルに

SSLCACertificateFile conf/ssl/ca.crt

を追加します。

ではクライアント証明書を作成しましょう。

ファイル "/etc/ssl/openssl.cnf" の
[ CA_default ] セクションの dir を "./CA" に変更し、
先に作成した認証局の鍵をコピーします。

# cd /etc/ssl
# mkdir CA
# cd CA
# mkdir private
# cd private/
# cp /etc/apache2/conf/ssl/ca.key ./
# mv ca.key cakey.pem
# cd ..
# cp /etc/apache2/conf/ssl/ca.crt ./
# mv ca.crt cacert.pem
# cd ..


クライアント証明書要求を作成します。

# openssl req -new -keyout privatekey.pem -out privatecsr.pem

Organization Name は認証局証明書と同じにする必要があります。
Common Name は個人を特定する名前です。
また、入力したパスワードは覚えて置いてください。
A challenge password と An optional company name には何も入力しません。

クライアント証明書を作成します。

# openssl ca -out private_cert.pem -infiles privatecsr.pem

証明書の内容は

# openssl x509 -in private_cert.pem -text

で表示できます。

ブラウザにインポートするクライアント証明書を作成します。

# openssl pkcs12 -export -inkey privatekey.pem -in private_cert.pem -certfile ./CA/cacert.pem -name <名前> -out private_cert.p12

<名前>はクライアント証明書要求の Common Name です。
クライアント証明書要求のパスワードが必要です。
この証明書にパスワードを設定します。

生成した "private_cert.p12" を Google Chorme 等のウェブブラウザにインポートします。
インポートの際の先に設定したパスワードが必要です。

もしたくさんクライアント証明書が必要なら、
クライアント証明書要求から同一操作を行います。
ただし、"private_cert.pem","privatecsr.pem","privatekey.pem","private_cert.p12"のファイル名は
クライアント証明書毎に変更してください。

もし、"openssl req"の実行時に"newcerts"ディレクトリがないといわれたら

# mkdir /etc/ssl/CA/newcerts

で作成ください。また"index.txt"ファイルがないといわれたら

# touch /etc/ssl/CA/index.txt

で作成ください。さらに"serial"ファイルがないといわれたら

# echo 01 > /etc/ssl/CA/serial

で作成ください。
もし、"openssl ca"の実行時に

failed to update database
TXT_DB error number 2

のエラーが出た場合

# rm /etc/ssl/CA/index.txt
# touch /etc/ssl/CA/index.txt

を実行してからやり直してみてください。

apacheの設定ファイルで

SSLVerifyClient require

を設定すると、クライアント証明書を持たないクライアントからのアクセスを遮断します。

ちなみに、SSLの種類を制限するには、
"/etc/apache2/conf/modules.d/41_mod_ssl.default-vhost.conf"
の有効なところに
SSLProtocolディレクティブで設定できます。

SSLProtocol +SSLv3 +SSLv2 +TLSv1

とすればすべて受け入れ、ここで"+SSLv2"を抜けばSSLv2は拒否します。
変更後は

# /etc/init.d/apache2 restart

でウェブサーバの再起動が必要です。

ところで話は変わりますが、
"/etc/apache2/conf/apache2.conf"の最後に

SetEnv downgrade-1.0
SetEnv force-response-1.0

を入れると、http/1.1でリクエストしても
レスポンスがhttp/1.0になります。
変更後は再起動が必要です。

2010年12月21日火曜日

ストレージサーバ - その13 - SVNの使い方

サーバそのもののことではありませんが、
折角なのでSVNの使い方についても書いておきます。
情報が3年前のままですがあしからず。

Windows XP + TortoiseSVN から
hogeサーバの"sandbox"リポジトリへのアクセスについて説明します。
なお、DNSでが引けるなら何もしなくてかまいませんが、
さもなければ、以下の"hoge"はIPアドレスにに読み替えて下さい。
ちなみにlinuxなら /etc/hosts ファイルに

192.168.1.1 hoge

のように追加するだけで名前解決できるようになります。
windowsの場合は、まずはどこか(例えばシステムフォルダ)に
lmhostsというような名前のファイルを作り、
linuxと同じ一行を追加しておきます。
コントロールパネルの[ネットワーク接続]で利用している接続のプロパティを開き、
さらに[インターネットプロトコル(TCP/IP)]のプロパティの[詳細設定]で、
[WINS]タブを開いて[LMHOSTSの参照を有効にする]をチェックインし、
[LMHOSTSのインポート]で先のファイルを読み込ませます。
ただし、すでにインポートされたLMHOSTSファイルがあるなら、
そのファイルに先の一行を追加します。

まず"TortoiseSVN"をインターネットで検索してインストールします。
エクスプローラ上でどこかに新規にフォルダを作成し、
そのフォルダを右クリックして、[SVN checkout]をクリックします。
[Checkout]ダイアログボックスが現れるので、
[Repository]フレーム内の[URL of repository]テキストボックスに
"https://hoge/svn/sandbox" と入力し、[OK]をクリックします。
これで最新のソースコードが取得できました。
セキュリティについての警告が出るかもしれませんが無視して進んでください。
これはSSLのサーバ証明書が権威ある認証局によって保障されていないことを示します。
指定した領域で認証が必要な場合、
ここでユーザIDとパスワードの入力が必要となります。
ユーザIDとパスワードは領域毎に異なる設定が可能ですので
他領域のものと混同しないようご注意ください。
SVNの概念についてここで説明するつもりありませんが、
簡単に言うとソースコードをチェックアウトし、
修正し、その修正をコミットするという流れになります。
また、ウェブブラウザから"https://hoge/svn/sandbox" にアクセスすると
最新版のソースが閲覧できます。
Windows+TortoiseSVNから追加したファイルを
UNIXでチェックアウトする際に実行権限を付加したい場合は、
そのファイルの[プロパティ]ウィンドウの[Subversion]タブで
[属性]ボタンをクリックして現れるウィンドウの[追加]ボタンで
[属性を追加]ダイアログボックスを開き、
[属性名]リストボックスで"svn:executable"を選んで[OK]をクリックします。
それをコミットすればいいです。

Linuxからのアクセスについては
まず、subversionをインストールします。
各ディストリビューションによってやり方はさまざまですので自力で行ってください。
なお、GUI付のクライアントもありますが、
ここではコマンドラインでの操作を説明します。

適当なディレクトリ(例えば自分のホームディレクトリ)に移動します。
そこに適当に空のディレクトリ(例えば"work")を作ります。
"svn checkout https://hoge/svn/sandbox work"を実行します。
ソースが落ちてくるので修正等行います。
なお、Windowsで何も考えずにコミットしたファイルをlinuxでチェックアウトすると
ファイルの実行属性がないので注意してください。
スクリプト等が動作しなくなります。

高度な使い方として
svkを使うとリモートのsvnサーバで管理しているソースコードを
ローカルのsvnサーバ(サービス)へミラー出来ます。
ミラーしておけば、出張等でリモートのsvnサーバにアクセスできない時にも、
自分のPC内でソースコードをバージョン管理しながら開発を進め、
リモートのsvnサーバにアクセス出来るようになったときに、
まとめて反映できるようになります。
また、ソースコードに大きな変更を加える際に、
他の開発者に迷惑をかけないように
ローカルでバージョン管理しながら開発を進めることも出来ます。

Windowsの場合は以下のものが必要です。

SVKの"svk-v2.0.2-MSWin32-x86.exe"
OpenSSLの"Win32OpenSSL-0_9_8g.exe"

もちろんTortoiseSVNは必要ですし、
コンテキストメニュー(マウスの右クリック)の
[Open Command Window Here]からコマンドプロンプトを開ける
PowerToyの"CmdHerePowertoySetup.exe"は入れておくと便利です。
linuxの場合はhttp://search.cpan.org/dist/SVK/からソースをとってくる等、
自分で何とかしてください。

それではローカルミラーの置き場所を作成しましょう。
以下はWindowsでの手順になります。
まずコマンドプロンプトを開きます。
ディレクトリはどこでもかまいませんし、
カレントディレクトリにデータが書き込まれたりすることはありません。
ただし、日本語や空白の含まれていないところで作業するのが無難です。
最初に

# svk depotmap --init

を実行します。

Repository C:/Documents and Settings\<ユーザ名>\.svk\local does not exist, create?(y/n)

のように表示されるので'y'を押します。
なお、svkの関連データはこのディレクトリにしか置かれませんので、
".svk"ディレクトリを消せばすべてをなかったことに出来ます。
次に環境変数 SVN_EDITOR に "notepad" を設定します。
[マイコンピュータ]の[プロパティ]から[詳細設定]タブを開き、
[環境変数]ボタンをクリックします。
[システム環境変数]の[新規]ボタンをクリックし、
[変数名]に"SVN_EDITOR"(ダブルクォーテイションは必要ない)、
[変数値]に"notepad"を入力して[OK]ボタンをクリックします。

次にリモートのSVNサーバで管理されているリポジトリをローカルにミラーします。
以下を実行します。

# svk mirror //mirror/sandbox https://hoge/svn/sandbox

場合によってパスワードの入力を求められますが、最終的に

Mirror initialized. Run svk sync //mirror/sandbox to start mirroring.

と表示されれば、ローカルのSVNサーバの"mirror"ディレクトリに
リポジトリ"sandbox"がミラーされたことになります。
他の複数のリポジトリも同様に"mirror"ディレクトリにミラーするようにします。
ただし、この状態では実体はまだローカルに移っておらず、
続いて同期を行う必要があります。
リポジトリの同期は以下のコマンドで行えます。

# svk sync //mirror/sandbox

結果、以下のようなログが表示されて同期が完了します。

Syncing https://hoge/svn/sandbox
Retrieving log information from 1 to 499
Committed revision 2 from revision 1.
Committed revision 3 from revision 2.
Committed revision 4 from revision 3.
Committed revision 5 from revision 4.
:
Committed revision 500 from revision 499.

ただし、ここから直接TortoiseSVN等でチェックアウトをしてはいけません。
理由がどうこうというより、SVKを利用する場合はそういうものだと覚えてください。
以下を実行してブランチを作成し、
こちらに対してチェックアウト、コミットを行ってください。

# svk copy //mirror/sandbox //sandbox

その際、Windowsの[メモ帳]が開く場合がありますので、
その操作に対するコメント、例えば

<ユーザ名>のローカルへのミラー

などと入力して、上書き保存し、メモ帳を閉じます。

Waiting for editor...
Committed revision 501.

のように表示され、処理が成功しているはずです。
あとは TortoiseSVN 等で

file:///C:/Documents and Settings/<ユーザ名>/.svk/local/sandbox

からチェックアウトし、通常通りコミットを繰り返して開発していきます。

リモートのSVNサーバには多数の開発者が変更を加えていくため、
ローカルにミラーしたリポジトリはどんどん古くなっていきます。
そこで、リポジトリを同期することで、
ローカルのものを最新状態に更新することが出来ます。
差分がたまりすぎると後のマージ作業が大変になるのでマメに行うのが無難です。
以下のコマンドで同期します。

# svk sync //mirror/sandbox
# svk pull //sandbox

その後、TortoiseSVN 等でアップデートしてください。

開発を進めソースコードに変更が加わった際には、
TortoiseSVN 等でコミットします。
これでローカルのリポジトリが更新されます。
これら更新がある程度まとまった際に、
ローカルのリポジトリの変更をリモートのSVNサーバにアップロードする必要があります。
この作業はプッシュと呼ばれており、以下のコマンドで可能です。
プッシュの直前に同期することを強く推奨します。

# svk push --verbatim //sandbox

なお、実行した際にはたくさんのログが表示され自動的に処理が進みますが、ときどき、

Conflict found in <ファイル名>:
e)dit, d)iff, m)erge, s)kip, t)heirs, y)ours, h)elp? [e]

のようなメッセージが出て処理が中断されることがあります。
これは示されたファイルの内容が、
リモートとローカルのリポジトリで大きく異なっており、
自動的に処理が出来なかった場合に表示されます。
このとき 'd' を押してその差分を表示させ、
続いて、'e' を押すとそのファイルがメモ帳で開かれるので、
手動で修正し、上書き保存してメモ帳を閉じます。
ちなみに、異なっている部分が"<<<<"や">>>>"等でマークされているので、
その周りを重点的にチェックします。
最後にもう一度、リポジトリの同期をしておきましょう。

予断ですがsshでトンネルを作って、
そのうえでのリポジトリのミラーも可能です。
sshでのトンネルはcygwinのsshを使う場合は以下のように生成できます。

# ssh -L 443:hoge:443 <sshサーバ>

その上で

# svk mirror //mirror_ssh/sandbox https://localhost/svn/sandbox
# svk sync //mirror_ssh/sandbox
# svk copy //mirror_ssh/sandbox //ssh/sandbox

を実行し、

file:///C:/Documents and Settings/<ユーザ名>/.svk/local/ssh/sandbox

をチェックアウトしてください。
後は直接ミラーする場合と変わりません。
なお、"svk copy"時に

Parent directory //ssh doesn't exist, use -p.

のようなエラーが出た場合は、"-p"オプションをつけて

# svk copy -p //mirror_ssh/sandbox //ssh/sandbox

のようにしてください。

2010年12月17日金曜日

torne 2.10

PlayStation3の地デジチューナーtorneが昨日バージョンアップしました。
ということで早速バージョンアップしてみました。
今回の新バージョン2.10の追加機能で私が興味があるのは
音量のコントロールとtwitterと連携するライブ機能です。

前者はコントローラBDリモコンから
PS3からの出力音量を制御することでテレビの音量を操作できるという、
制限はあるもののテレビのリモコンを操作せずにすむ便利な機能なのですが、
R2ボタンを押しながら方向キーの上下で操作するという
折角のBDリモコンの操作性を無視するかのようなUIとなっており、
多分使うことはないでしょう。

後者は放送局のハッシュタグが付いたツイートを画面に表示する機能ですが、
ツイートを表示していると放送している映像が縮小表示されますし、
選択されているハッシュタグが番組のものでもキー局のものでもなく
地方放送局になっていて、
NHK以外は過疎ってたりと役に立つのか立たないのか微妙な機能です。
テレビで番組を見ながらiPadでtwitterにアクセスするのが
多分一番便利なのではないでしょうか。
それから性質上仕方ないとは思いますが、
リアルタイムにオンエアされている番組のみ対応していて、
録画している番組には対応していません。
PS+torneは録画機として使っていない方が多数と思うので、
それほど活用はされないのかなと。

2010年12月16日木曜日

ストレージサーバ - その12 - WebDAVの使い方

サーバそのもののことではありませんが、
折角なのでWebDAVの使い方についても書いておきます。
情報が3年前のままですがあしからず。
そもそもなぜストレージにWebDAVを使ったかというと、
いろいろ理由はあるのですが一番大きいのは、
セキュリティを確保した上で
ユーザ管理の権限を委譲できるようにしたかったからです。
WebDAVサーバへのアクセスは大概のOSから可能ですが、
ここでは Windows にしぼり、アクセス制限のない"pub"へのアクセスについて説明します。

Windows XP のエクスプローラを利用する場合、
[マイ ネットワーク]を開き[ネットワーク プレースの追加]をクリックします。
もし見当たらなければ、ツールバーの[フォルダ]ボタンを押すと現れるかもしれません。
[ネットワーク プレースの追加ウィザード]ダイアログボックスが開くので[次へ]をクリックします。
[サービス プロバイダ]リストで[別のネットワークの場所を選択]を選び[次へ]をクリックします。
[インターネットまたはネットワークのアドレス]テキストボックスに
"https://<サーバのホスト名またはIPアドレス>/dav/pub"
を入力し[次へ]をクリックします。
[セキュリティの警告]ダイアログボックスが現れますが[はい]をクリックします。
これはSSLのサーバ証明書が権威ある認証局によって保障されていないことを示しますが、
正式な証明書をもらうにはお金がかかるので我慢しましょう。
指定した領域で認証が必要な場合、ここでユーザIDとパスワードの入力が必要となります。
ユーザIDとパスワードは領域毎に異なる設定が可能ですので
他領域のものと混同しないようご注意する必要があります。
[このネットワーク プレースの名前を入力してください]テキストボックスに
自分で識別可能なように名前をつけておきます。
[完了]をクリックします。
[マイ ネットワーク]を開くと先ほどつけた名前のショートカットができているはずですので、
ここからいつでもアクセスできます。
お気に入りに登録しておけば簡単にアクセスできます。
ただしWindowsのバグにより、ファイル名に'&'(アンパサンド)が
含まれているファイルをただしく扱えません。

Windows XP のインターネットエクスプローラを利用する場合、
インターネットエクスプローラの[ファイル]-[開く]メニューを実行します。
[ファイルを開く]ダイアログボックスが開くので、
[開く]テキストボックスに
"https://<サーバのホスト名またはIPアドレス>/dav/pub"
を入力し、[Webフォルダとして開く]チェックボックスをチェックして[OK]ボタンをクリックします。
お気に入りに登録しておけば簡単にアクセスできます。
ただしWindowsのバグにより、ファイル名に'&'(アンパサンド)が
含まれているファイルをただしく扱えません。

Windows Vista (サービスパックなし状態)では
WebDAVクライアント機能はバグが多数あり腐ってるらしいので、
Windows系 OS で利用できる専用クライアントを利用します。
WebDAVの専用クライアントとしてここでは CarotDAV と TeamFile を利用してみましょう。

CarotDAV はバージョン1.5.0にはバグがあったので
バージョン1.4.1を試しました。
よくあるFTPクライアントのような単体アプリケーションで、
動作には Net Framework 2.0 が必要です。
設定は以下のようにします。
[スタート]メニューの[CarotDAV]をクリックします。
[Connection Settings]ダイアログボックスで[Add]ボタンをクリックします。
[Connection Setting]ダイアログボックスの[General]ペインで、
[Setting Name]テキストボックスに適当な名前を、
[URI (http|https)://hostname/path/]テキストボックスに
"https://<サーバのホスト名またはIPアドレス>/dav/pub"
を入力し、[Don't save Username and Password]チェックボックスをチェックして、
[OK]ボタンをクリックします。
[Connection Settings]ダイアログボックスで接続したい名前をダブルクリックします。
[Server Certificate Error]ダイアログボックスの[Ignore]ボタンをクリックします。
[Authorization]ダイアログボックスで[User Name]と[Password]を適切に入力して、
[OK]ボタンをクリックします。
後はエクスプローラライクに利用可能です。

TeamFile はエクスプローラに統合されるアプリケーションで、
インストール、再起動後に
エクスプローラの[マイコンピュータ]内にできた[TeamFile]ディレクトリから操作可能です。
設定は以下のようにします。
[マイコンピュータ]の[TeamFile]を開きます。
[ファイル]メニューから[TeamFile]-[サーバの追加]を選択します。
[サーバの設定]ダイアログボックスの[名前]テキストボックスに好きな名前、
URLに "https://<サーバのホスト名またはIPアドレス>/dav/pub"を入力します。
認証が必要な領域の場合[ユーザID]テキストボックスに自分のユーザ名を入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
エクスプローラのファイル一覧画面に先に入力した名前の項目が
表示されているのでそれをダブルクリックします。
[証明書に問題があります]ダイアログボックスが表示されるので[OK]ボタンをクリックします。
[認証]ダイアログボックスが表示されるので
[ユーザ名]と[パスワード]を適切に入力して[OK]ボタンをクリックします。
後はエクスプローラライクに利用可能です。

最後に注意事項ですが、
一部のクライアントでは'&'(アンパサンド)をファイル名に含むファイルを
正しく扱えません。'&'は使用しないことを推奨します。

2010年12月15日水曜日

ストレージサーバ - その11 - システムのバックアップ

ハードディスクの構成や認識のされ方については
新旧環境で同一であることが条件であるが、
ハードディスクのバックアップとリストアについて記述します。
まずシステムHDDをバックアップするには以下を順次実行していきます。

# cd /opt
# dd if=/dev/sda of=sda.mbr bs=512 count=1
# dd if=/dev/sdb of=sdb.mbr bs=512 count=1
# dd if=/dev/sdc of=sdc.mbr bs=512 count=1
# e2fsck -pf /dev/sda1
# dump -0uf - /dev/sda1 | gzip > sda1.gz

次にknoppix等でCDブートし、以下を実行します。

# mount /dev/sda8 /mnt/sda8
# cd /mnt/sda8
# e2fsck -pf /dev/sda3
# e2fsck -pf /dev/sda5
# e2fsck -pf /dev/sda6
# e2fsck -pf /dev/sda7
# dump -0uf - /dev/sda3 | gzip > sda3.gz
# dump -0uf - /dev/sda5 | gzip > sda5.gz
# dump -0uf - /dev/sda6 | gzip > sda6.gz
# dump -0uf - /dev/sda7 | gzip > sda7.gz

改めてHDDより起動し、

/opt/sda.mbr
/opt/sdb.mbr
/opt/sdc.mbr
/opt/sda1.gz
/opt/sda3.gz
/opt/sda5.gz
/opt/sda6.gz
/opt/sda7.gz

をsftpで他のPCにコピーして保管しておきます。
システムHDDのリストアについては、
knoppix等でCDブートし、以下を実行します。

$ su -
# /etc/init.d/ssh start
# passwd
# cd /tmp

sftpで他のPCからsda.mbrをコピーし、以下を実行します。

# dd if=sda.mbr of=/dev/sda bs=512 count=1

リセットしてもう一度knoppix等でCDブートし
以下を実行します。

$ su -
# /etc/init.d/ssh start
# passwd
# mke2fs /dev/sda1
# mkswap /dev/sda2
# mke2fs -j /dev/sda3
# mke2fs -j /dev/sda5
# mke2fs -j /dev/sda6
# mke2fs -j /dev/sda7
# mke2fs -j /dev/sda8
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda1
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda3
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda5
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda6
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda7
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda8
# mount /dev/sda8 /mnt/sda8
# cd /mnt/sda8

sftpで他のPCからsda1.gz,sda3.gz,sda5.gz,sda6.gz,sda7.gzをコピーし、
以下を実行します。

# mount /dev/sda1 /mnt/sda1
# cd /mnt/sda1
# zcat /mnt/sda8/sda1.gz | restore -rf -
# mount /dev/sda3 /mnt/sda3
# cd /mnt/sda3
# zcat /mnt/sda8/sda3.gz | restore -rf -
# mount /dev/sda5 /mnt/sda5
# cd /mnt/sda5
# zcat /mnt/sda8/sda5.gz | restore -rf -
# mount /dev/sda6 /mnt/sda6
# cd /mnt/sda6
# zcat /mnt/sda8/sda6.gz | restore -rf -
# mount /dev/sda7 /mnt/sda7
# cd /mnt/sda7
# zcat /mnt/sda8/sda7.gz | restore -rf -
# cd
# umount -a

リブートして今度はHDDから起動すれば完了です。
次にストレージHDDのバックアップですが、
/mnt/backup を作業領域にして
dumpやmkisofs、tarなどでアーカイブし、保管しておくだけです。
ストレージHDDのリストアについては以下を実行します。

# cd /opt

sftpで他のPCからsdb.mbr(またはsdc.mbr(sdbをsdcに適宜読み替え))をコピーし、
以下を実行します。

# dd if=sdb.mbr of=/dev/sdb bs=512 count=1
# mdadm /dev/md1 --remove /dev/sdb1
# mdadm /dev/md1 --add /dev/sdb1


# cat /proc/mdstat

でmd1(raid1)のrecoveryが100%になるまで一応待ちます。
RAID1なので、片方のHDDのクラッシュには耐えられますが、
もし2台同時にクラッシュしたら、
RAIDボリュームを再作成してバックアップしたものを書き戻すことになります。
ただし、md2はraid0なのでデータのレスキューはできません。
以下を実行して素直にフォーマットしなおします。

# mke2fs /dev/md2
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/md2

2010年12月14日火曜日

WOWOWをデジタルへ

現在視聴しているアナログWOWOWを
デジタルに移行する決心がつきました。
UnidenのDT300を1万円で売ってもらえるというエサにつられただけです。
DT300は3波対応のディジタルチューナで、
既に持っているYAGIのDTC110と中身(外見も)は同じなのですが、
DTC110が壊れたときの予備としてもう一台あってもいいかなと前々から考えていたもので、
まあ渡りに船といったところでしょうか。
ちなみにこれらの商品は今となっては、
というか発売当初からニッチ向けの感は否めませんが、
人によっては大変有用だったり、
別の意味で強力なツールになったりします。

話を元に戻しますが、
デジタルWOWOWは解像度が16:9になっていますし、
地上波のアナログからデジタルほどではないものの
やっぱりきれいにはなっていますし、
特番続きで地デジの番組が恐ろしく面白くなくなる年末年始に向けて
楽しみの1つになりそうです。
そしてもうひとつ、現在アナログWOWOWを放送しているBSの5chが、
来年末にはデジタルWOWOWのHD画質で2チャンネル分(各24スロット)に改変され、
WOWOWはHD画質で3チャンネル体制となります。
見たい番組がますます増えることを期待しています。
あと料金は据え置きで。

そうそう、今でもアナログWOWOW見えているんですが、
月末まで見られるんですかね?

2010年12月10日金曜日

ストレージサーバ - その10 - プロジェクト管理データのバックアップ

プロジェクト管理サーバの各領域のデータは"/mnt/storage/trac"の配下に
プロジェクト名と同じ名前のディレクトリにあるので、
例えば"sandbox"プロジェクトをバックアップする場合は、

# cd /tmp
# trac-admin /mnt/storage/trac/sandbox hotcopy /tmp/sandbax
# tar zcf trac-sandbox.tar.gz sandbox

で生成される"trac-sandbox.tar.gz"を保管しておけばよい。
復元は

# tar zxf trac-sandbox.tar.gz

で展開されるディレクトリを所定の場所に上書きするだけです。

2010年12月9日木曜日

Nintendo DSi

2年以上前の発売日に購入したものの、
今まで寝かせていたNintendo DSiをようやく使い始めました。
「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」を使ってみるのが大きな目的ですが、
USB充電ケーブルを手に入れたというのが本当の理由だったりします。
Nintendo 3DS を購入するまで使おうと思っています。
はたして発売日に手に入るでしょうか?
寒い時期なので夜中から行列に並ぶという選択肢は今のところありません。

2010年12月8日水曜日

Qi

世の中にはびこるあまたのバッテリーを
ワイヤレスで充電してしまおうという意欲的な規格に
Qiがあります。
何でも5Wの電力を供給できるそうで、
インフラも含めて広まれば便利になること間違いありません。
また、転送電力を1kWに高めた規格も将来を見据えて検討されているそうで、
もしそれが実現すれば、
走りながら充電できるピットレーンなんてのも
不可能ではなくなります。
これでリアルF-ZEROが実現します。

ところでこの"Qi"、
なんて読むのかと思ったら"キー"だそうです。

2010年12月7日火曜日

地球外に生命が存在する可能性が高まったらしいNASAの発表

事前予告されて各所で話題となっていた
宇宙人存在に関するかもしれないNASAの発表ですが、
そんなに煽るほどのことはなかったのではないか
と思ってしまうような内容でした。
内容はリンを必要とせず、
ヒ素で生きられる生物の地球上での発見ということで、
確かに定説を覆す大発見ではありますが、
一般の方には何のことやらということではないでしょうか。

そもそも地球上の生きとし生ける生物は、
アデノシン三リン酸の高エネルギーリン酸結合を
直接のエネルギー源として生命活動を営んでおり、
これは脊椎動物も単細胞生物も、動物も植物も同じです。
ついでに言えば、酸素や光がなくても生きられる硫黄細菌だってそうです。

リンではなくヒ素を利用する生命活動が存在するということは
まさに生命の定義が変わると言っても過言ではありません。
まあ、リンもヒ素も
同じ第15族元素ですからありえない話ではないのでしょうが。

2010年12月3日金曜日

DTV-X900 買ってみた

結局買ってしまったDTV-X900ですが
LT-H91DTVと比べて結構よくなっています。
動作は軽快になっていますし、
機能の切り替えもよりシームレスになっています。
省電力性も強化されているようです。
録画用HDDのフォーマットはFAT32からext2に変更されており、
普通に考えて組み込みLinuxを使っているんだと思うのですが、
GPLのついての記述は見当たりませんしどうなっているんでしょうね。
その他はたいした変わりはありません。
心配されたリモコンのコードは
変更されているので2機種を並べて使用しても不都合は起きません。
少し気になるのはext2になってHDDからの騒音が目立つように感じることと、
相変わらずリモコン操作のレスポンスがよくないことでしょうか。

ところでこの2機種、リモコンも含めて形は全く同じで印刷が違うだけです。
まだ分解はしていませんが、
おそらくハード構成はほとんど同じで、
CPUが上位版に変更されているだけなのではないでしょうか。
万人にお勧めできる商品とは言いがたいですが、
利点と欠点をきちんと把握して使いこなす方にはお買い得だと思います。

2010年12月2日木曜日

クラブニンテンドーの2010年度プラチナ会員特典

なんだかんだ言いながらも
今年もプラチナ会員になっており、
順調にいけば来年もそうなるだろうクラブニンテンドーですが、
今年のプラチナ会員特典の案内が来ました。
しかし、全部そんなにほしくない…
どんなものならほしいかといわれると困ってしまうのですが、
数年前のWiiリモコン型テレビリモコンはほしかったんですよね。
今回はハンカチとカンバッジと卓上カレンダーから選ぶのですが、
コレクターズアイテム的なカンバッジは使い道がないですし、
卓上カレンダーは置くところがないですし、
ハンカチが実用的な気がします。
でも見た感じタオル地っぽいので持ち歩くにはかさばるかも。

2010年12月1日水曜日

Google Apps と Google サービス

正直やっとかよ言いたいのですが、
Google Apps で運用する独自ドメインのアカウントから、
Google のさまざまなサービスが利用可能となりました。
放っておけば自動的にアップグレードしてくれとのことでしたが、
Manage this domain のページでアップグレードを依頼できたのでしてみました。
するとその後24時間でアップグレードしてくれました。
これで、Google Apps のアカウントで Google Bookmarks を利用可能になったのですが、
エクスポートできるのにインポート機能がない…
手動で移行しろってことですか?
しかもユーザの切り替えが発生しまくってウザイ。
完全移行して快適になるまでの道のりは長そうです。