2011年12月30日金曜日

さようならdion

10年以上使ってきたインターネットプロバイダのdionを解約しました。
今は"au one net"と改名されていますが、私にとっては未だdionなんですよね。
ちなみにここの"au one net解約"から解約可能です。

dionのサービス開始直後に、Nifty-serveの予備回線として契約したものです。
当時は初期費用500円で完全従量制のプランがあり、
予備にはちょうどよかったんですね。
実際にはダイアルアップ接続はそれほど使う機会もなく、
メールアカウントだけの利用といっても過言ではありません。
そのメールも独自ドメインを運用し始めてからはスパムメールしかこなくなり、
最後に意味のあるメールが届いてからすでに4年以上経過しています。
スパムしかこなくてもメールで容量オーバーになってしまうので、
定期的にPOPしていましたが、最近はそれすら面倒で。

また、海外に行ったときに
アナログモデム経由でダイアルアップするのに利用したりもしましたが、
国内でも海外でもホテルではインターネットに接続できるところも多く、
ついにはモバイル通信環境も便利になって、
もはや従量制dionは必要性がなくなっていました。

まあ中国やアフリカの奥地にでも行けばダイアルアップするかも知れませんが、
いまのところそんなところに行く予定もないですし、
一応USBアナログモデムも保険で持っているので、
必要ならまたISPを契約すればいいですし。

2011年12月29日木曜日

マリオカート7

Nintendo 3DSを買って、
遊んだら元は取れるかなと思っていたゲーム数本のなかで
最後にして最も期待していたマリオカート7
いよいよ発売されました。
で、早速購入しました。

とりあえず50ccと100ccのすべてでゴールドカップを取って、
150ccに取り掛かっているところですが、
感想など書いてみます。

マリオカートは特に何も考えず暇な時間をひたすらつぶせるところがよくて、
長時間の移動などでは重宝します。
ネット対戦もへたくそでたいして勝てないですが楽しいですし。
今回の7もその流れは十分に汲んでいますが、
もっとも大きな違いはやはり立体視ということになるでしょう。
スライドパッドは携帯機では初対応ですが
据置機も含めると目新しくはないですし。
その立体視ですが3DボリュームMAXでも比較的崩れにくいです。
ただし、変な姿勢で遊んでいると容赦なく崩れて、
ゲーム展開の速さも手伝いわけがわからなくなります。
ということでちゃんと姿勢を正してプレーしましょう。

Wiiハンドルのようなモーションセンサーでの操作モードもあり、
ゲームにならないんじゃないかと思いつつも試したところ、
意外にも立体視が崩れないんですよね。
ただし、視点が低いのでコースの先が見にくく崖下に落ちまくります。
平たいコースで遊ぶか、コースを覚えないと上位に食い込めそうにありません。

2011年12月28日水曜日

USBリンクケーブル

サンワサプライからUSBリンクケーブルKB-USB-LINK3が発売されました。
2台のPCをこれでつなぐことでPC間のファイルコピーがドラッグアンドドロップでできるという説明からピンときて
製品紹介ページから取扱説明書をダウンロードしてみると、
明らかに私が持っているSCY-USBDLC02の派生品ですね。
OEM先変更とアップデートが施されているのでしょう。

ところでSCY-USBDLC02には結構な不具合があって、
詳しくはここを見ていただければいいですが、
販売元からは不具合は確認できたものの修正はできないとの返事がありました。
果たしてこのあたり修正できているのでしょうか?

2011年12月27日火曜日

CloudCore VPS

KDDIからCloudCore VPSが登場しました。
私の利用しているServersMan@VPSと、
使ってみたいさくらのVPSとをざっくり比較してみました。
だいたい似たようなプランを違いがある部分のみ比較します。









CloudCore VPSServersMan@VPS StandardさくらのVPS 1G
方式KVMOpenVZ系KVM
CPU物理 1Core不明仮想 2コア
メモリ2GB最大2GB(保証512MB)1GB
ストレージ100GB30GB30GB
グローバルIPアドレスIPv4×1IPv4×2、IPv6×2IPv4×1
OS自由度高い自由度低い自由度高い
費用1470円/月(キャンペーンで945円/月)980円/月1480円/月(初期費用1480円)

正直一長一短で、私のような貧乏人だと500円/月程で済む
"ServersMan@VPS Entry"の一択だったりします。
ではなぜここで取り上げたかというと
CloudCore VPSで開発者支援制度なるものがあり
いろいろ条件もありますがVPSを一台無料で利用させてもらえるかもしれないんですね。
開発コミュニティの活動状況をKDDIが確認するそうなので、
SVNやGITサーバにして何か入れておけばいいのかな
と思ったりもしますが、
いろいろ環境を整えてから出て行ってくださいとか
有料ですとか言われるのはつらいので、
現時点で活動実体がないとあとあとめんどくさそうです。
まあ今大人気でサーバー増設中のようなので、
その辺解消されるまで何か考えることにします。

2011年12月23日金曜日

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

待望のWii向けゼルダの伝説 スカイウォードソードを購入しました。
正直この手の長編ゲームは据え置き機ではここ最近遊んでいないですし、
前作となるトワイライトプリンセスも途中で投げ出した後
数ヶ月経ってから再開してなんとかクリアという状態で、
GAMECUBE版の風のタクトにいたっては最初のダンジョンであきらめたという前科もあり、
最後までやり遂げる自信は全くないのですが、
とりあえず購入してみたというところです。

ということで時の神殿でのイベント後ぐらいまでのプレーの感想を書いてみます。

最初のスカイロフトでの2時間弱はチュートリアルに近いものがあり、
しかもストーリーがコントみたいなので、
もうやめようかとも思ったのですががまんして先に進み、
地上に降りて戦闘ができるようになるとなんとなく面白くなってきました。
やはり剣の操作がいいです。
思い通りに動くかといわれるとそうでもないのですが、
まあ気分は味わえます。

ザコ敵との戦いも毎回結構な真剣勝負になりますし、
謎解きもなかなか面白いですし、
ストーリーが進めば進むほど面白くなります。

ちょっと困るのがWiiリモコンを下に向けることで、
椅子とかソファーに座っているのならいいんでしょうけど、
座椅子に座っているとやりにくくて仕方がない。
あとはトライライトプリンセスのときのように
Wiiリモコンはちょっとだけ振ればいいというかんじでもないので、
ヌンチャクのケーブルを引きちぎりそうになります。
純正のワイヤレスヌンチャクを用意してほしいですね。
あと地味なのですが、設定とか選択が画面の切り替えなしに
Wiiリモコンの向きで操作できるのは楽でいいです。

HDではないですが、
ムービーシーンをのぞけば画像について大きな不満はありません。
操作も謎解きも面白いので、ぜひ皆さんも遊んでみてほしいですね。
年末から年明けにかけて少しずつ遊んでいこうと思っているところです。

2011年12月21日水曜日

Google日本語入力

私のAndroidスマートフォンには日本語入力FEPとして
SimejiとOpenWnnフリック対応を入れていますが、
Simejiは私には使いにくいのでフルキーボードなWnnを常用しています。
ただWnnを使っているとときどきデフォルトのFEPに戻っているときがあって、
再設定するのが面倒だったりします。

そんなところにAndroid用のGoogle日本語入力が公開されました。
まだベータ版みたいですけど。
早速インストールして使っていますが、20MBってでかすぎ。
まあ特に不便もなく使えているので、
ストレージ容量も厳しいし今後はこれ一本に絞ろうかと。

NOTTVって流行るのか?

MediaFLOと戦って見事周波数を勝ち取ったmmbiが
2012年4月1日に開局するそうです。
なんのことはないモバイル向けのテレビ放送で、
月額420円での有料サービスということですが、
果たして誰が加入するのでしょうかねぇ。

ネット経由のサービスではないので、
これから電波を吹くアンテナを立てていかなければならないですし、
ワンセグのときと違って独自にアンテナを立てなければいけない。
しかも衛星放送ではないので
全国にたくさんアンテナを立てなきゃならない。
さらには受像機に専用品が必要なので、
加入者はゼロベースからのスタートと
悪いことずくめに見えるのですが…

有料放送とはいえ視聴者が少なければコンテンツ集めが大変ですし、
コンテンツ購入の原資もないということになります。
バックが大きいので開始当初は何とかやっていくのでしょうが、
果たして累損解消して単独黒字になるのはいつになるんでしょうかね。
というかそこまでもつのでしょうか?
非常に危険な香りがします。

2011年12月20日火曜日

3DSアンバサダーの残り

今夏のNintendo3DSの値下げに伴い、
それ以前に購入したユーザー向けに展開されているアンバサダープログラムのうち
残りのGBA用ゲーム10本のダウンロードが12月15日に解禁となりました。
ゲームのリストは以下のとおりです。

  • スーパーマリオアドバンス3

  • マリオカートアドバンス

  • メトロイドフュージョン

  • メイド イン ワリオ

  • マリオvs.ドンキーコング

  • F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE

  • ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝

  • 星のカービィ 鏡の大迷宮

  • ファイアーエムブレム 聖魔の光石

  • ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし


特にやりたいゲームはない…

とりあえず私も早速ダウンロードしました。
Ver 3.0.0-5J の3DSではスリープ時ダウンロードができるので
あわせて試してみました。

さてやり方ですがネットに接続できる環境で
3DSの電源を入れてHOMEメニューから[Nintendo eShop]を起動し、
[設定・その他]メニューの[購入済みソフト]メニューに入って、
[再受信する]ボタンがあるソフトを探してそれを押します。
[受信する]ボタン、そして[あとから受信する]ボタンを押します。
必要なゲームを片っ端から"あとで受信する"にしておき、
その後3DSを電源を入れたまま蓋を閉めてスリープ状態にすると
自動的にダウンロードされます。
じっと待っていなくて済むだけで大分マシです。

2011年12月16日金曜日

Windows7でフォルダが消せない

長く使ってきた WindowsXP PC がいろいろと不都合も出てきたので
PCの新調とともにWindows7に移行しました。
XPマシンはこの機会に破棄するということにし、
XPのシステムやらデータやらの詰まったHDDのみを
新しいPCのセカンダリドライブとして延命することにしたのですが、
Windows7からそのHDDに入っている
邪魔なOSやアプリケーションを消そうとしてはまりました。

ファイルやフォルダの所有者が
"TrustedInstaller"に設定されていてぜんぜん消せません。
試行錯誤の結果消し方がわかったのでここに記しておきます。
とりあえず"D:\Program Files"を消してみます。

エクスプローラを開いてDドライブを開き
"Program Files"フォルダを右クリックして
[プロパティ]メニューをクリックします。
現れたダイアログボックスの[セキュリティ]タブを開き
[詳細設定]ボタンをクリックします。
またダイアログボックスが現れるので
[所有者]タブを開き[編集]ボタンをクリックします。
またまた新たなダイアログボックスが現れるので
[サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える]
チェックボックスをチェックし、
[所有者の変更]リストボックスから自分を選んで[OK]をクリックします。
もし警告のダイアログボックスが出ても気にせず[OK]をクリックします。
で、開いているすべてのダイアログボックスを[OK]のクリックで閉じます。

もう一度"Program Files"フォルダを右クリックして
[プロパティ]メニューをクリックし、
現れたダイアログボックスの[セキュリティ]タブを開き
[詳細設定]ボタンをクリックします。
ここで現れたダイアログボックスで[アクセス許可]タブを開き
[アクセス許可の変更]ボタンをクリックします。
またダイアログボックスが現れるので
[子オブジェクトのアクセス許可すべてを、
このオブジェクトからの敬称k脳名アクセス許可で置き換える]
チェックボックスをチェックし、
[アクセス許可エントリ]リストボックスから
[Users(…)]を選択して[編集]ボタンをクリックします。
またまた新たなダイアログボックスが現れるので
[アクセス許可]リストボックスの
[フルコントロール]の[許可]チェックボックスをチェックして、
開いているすべてのダイアログボックスを[OK]のクリックで閉じます。

これで"D:\Program Files"フォルダが消えるようになりました。
あー面倒くさい。

2011年12月15日木曜日

Nintendo 3DS バージョンアップ

前々からアナウンスされていたNintendo 3DSのバージョンアップが行われました。
Ver 2.2.0-4J から Ver 3.0.0-5J になりました。
今回のアップデートにおける改善点は以下のとおりです。

  1. [ニンテンドー3DSカメラ]で3Dムービーの撮影と再生

  2. [すれちがいMii広場]がいつの間に通信に対応

  3. [すれちがいMii広場]の[ピースあつめの旅]と[すれちがい伝説]へ要素追加

  4. [ソフトとデータの引っ越し]でニンテンドー3DSからの引越しをサポート

  5. [ニンテンドーeショップ]のスリープ時ダウンロード対応等

  6. QRコードを読み取ってURLへジャンプ



2と3について私はすれちがい通信を積極的に使ってこなくて、
というのも購入当時というか今でもそうかもしれませんが、
地方に住んでいてなかなかすれちがえなかったので。
ところですれちがい通信はスリープ状態ではできなかった
ということを初めて知ったのですが、
今回のアップデートによりようやくいつの間に通信(スリープ状態)でも
すれちがい通信が可能になったようです。
といってもバッテリーがもったいないので
そもそもスリープ状態にしない私だったりします。

4については3DSを買い換える予定もないので試すことはできません。

5はソフトのダウンロード時に
完了するのをひたすら待ってないといけないのはかなり辛く、
ようやく改善されるのはよいことですが、
今ダウンロードしたいものも無いので
次の機会にでも体験しようかと。

6ってできなかったっけと思ったのですが、
今まではQRコードの読み取りはMiiだけだったんですね。
まあ、3DSでネットサーフィンする可能性は
私の場合限りなく0に近いのであんまり関係ありません。
聞くところによるとPCのウェブブラウザでダウンロードしたい3DSウェアを探して、
そのページに表示されているQRコードを3DSに読ませて、
3DSでダウンロードをさせるようなことをするらしいので、
主にはそのための改良ということでしょう。
HOMEメニューでR(またはL)ボタンを押して市松模様のアイコンをタッチすると
QRコードの読み取りモードになるので外カメラで写して認識させられます。

で、1の3Dムービー早速撮影してみました。
といっても撮影物はここでさらせるようなものでもないので。
まあ、今までの3D写真の延長線上であることは間違いなく、
撮影も再生も静止画のときとそんなに変わりません。
保存形式はAVIで、静止画と同じくSDカードの"SDDCIM"フォルダ配下に
"100NIN03"のようなかんじのフォルダを作ってそこに保存されます。
ファイル名の命名ルールも静止画と変わりませんが、
静止画の場合は2Dと3Dが"HNI_0001.JPG"と"HNI_0001.MPO"のように生成されるのに対し、
動画は"HNI_0002.AVI"のような1つのファイルが生成されるのみです。
このAVIファイルは普通のWindows PCでは2D映像で再生できますし、
VLC(ver 1.1.7)で再生すると2枚ウィンドウが開いて
右目用と左目用がそれぞれ再生されます。
対応機器でなら立体視で見られるのではないでしょうか。
私は3DSしか持ってないので確認のしようがありませんが。

なおこれらファイルはウェブサーバに置いてから
3DSのブラウザでアクセスするとJPG、MPOファイルについては
[ニンテンドー3DSカメラ]が自動的に立ち上がって見られます。
MPOならもちろん立体視も可能です。
しかしAVIファイルについてはダウンロードもできないようなので、
PC経由でSDカードにコピーする等してデータを渡すしかなさそうです。
もしかしたら今後のバージョンアップで
直接ダウンロードできるようになるかもしれないので、
とりあえずそれに期待ということで。

2011年12月14日水曜日

プリンタが壊れた

約一年半前に購入した
ブラザー社製オートフィードスキャナ付き無線LAN対応インクジェットプリンタDCP-595CNが壊れました。
年賀状の印刷準備のため半年振りに電源を入れ、
1年ぶりに印刷してみたところ黒インクが全く出ていないっぽく、
インクがなくなる程印刷してませんでしたが、
一応プリンタ本体の[インク]ボタンを押して[インク残量]メニューを見ても、
思ったとおりインクはまだ大量にありました。
そこで[ヘッドクリーニング]メニューを実行し、
[テストプリント]-[印刷品質チェックシート]メニューを実行してみましたが、
明らかに黒インクが全く出ていません。
カラー印刷用の3色はしっかり出ているのですが。
印刷されるのはまさにこれです。
ヘッドクリーニングを5回やっても改善の兆しが見えないので、
メーカーのご購入後のお問い合わせから連絡すると、
2往復ほどメールのやり取りの末、
既にメーカー保障期間の1年が終了しているにもかかわらず
無償で修理してもらえることになりました。感謝!!

有償修理なら以後スキャナとしてのみ使い、
印刷用にUSB接続の安いプリンタでも買おうかと思っていましたが、
どうやらその必要もなさそうです。
宅配業者が自宅に取りに来てくれて一週間後には戻ってきそうです。
これで年賀状印刷には間に合いそうです。
ていうか早めに印刷テストしてよかったです。
これが12月末に発覚していたら…

2011年12月13日火曜日

2011年12月10日の皆既月食

先週の2011年12月10日に皆既月食が観測できました。
当日昼間天気が悪く夕方も曇り空だったので
見れないだろうと思っていたのですが、
夜になればなるほど天気がよくなり、
深夜近くには満天の星空になってしまいました。
というわけで久しぶりの天体観測です。

今回の月食はほとんど真上で見られるということで、
都市でもビルに邪魔されず観測できるとのことでしたが、
屋根のあるところで観測できなくて大変寒い思いをすることになりました。
風邪引いたかもしれない。
しかも写真に撮りづらい。

以前満月を撮影したこともあり、
手持ちで十分撮れると考えていましたが、
皆既月食で光量が少ないようでシャッタースピードを遅くせざるをえず、
三脚とリモートレリーズを引っ張り出すこととなりました。
が、プラスチック製の軽い三脚だと
フォーカスリングを回すとぐらついてピントをあわせるのが難しく、
なかなか思ったような写真が撮れませんでした。
もちろん望遠の度合いも満足が得られるほどはありません。
とりあえずマシなのを3枚載せてきます。

やっぱり月といえども一眼レフのはまる天体望遠鏡がほしいですね。
三脚は赤道儀で。

2011年12月9日金曜日

Windows7にBluetoothヘッドセットを

Windows7は標準でBluetoothに対応している
と思い込んでいましたが、
どうもそうではないというお話です。

以前から使っているBluetoothヘッドセットを
Windows7のデスクトップPCで使おうと思い立ち、
数年前に買ったUSBドングルなBluetoothアダプタを
とりあえず挿してみたところ、
特に問題もなくセットアップできました。
さすがWindows7とか思いつつ、
Bluetoothヘッドセットをペアリングしようとしたところ
正しく認識してくれません。
ためしに別のBluetoothヘッドセットをつなぎにかかりましたが
同様の症状で使えません。

一応確認のためWindowsXPnつないで見ると
ちゃんと動作します。

で、ググッていると、
どうもWindows7のBluetoothサポートでは、
いろんなプロファイルが含まれていない
らしいことがわかってきました。
そこでbroadcom社のサイトから
"SetupBtwDownloadSE.exe"をダウンロードしてインストールすると、
Bluetoothヘッドセットが使えるようになりました。
まったく、中途半端な対応しやがって。

2011年12月8日木曜日

Galaxy mini GT-S5570 で連絡先は

先日AndroidスマートフォンGalaxy mini GT-S5570から
メールを出すのに半切れしました。
それまでGmailに届いたメールを見ることにしか
使っていなかったのですが、新規にメールを作成するとき
Gmailの連絡先(contacts)からあて先を選択する方法がわからなくて…

わかってしまえば簡単で、
設定画面で下にある赤い人の顔のアイコンをタップして
連絡先を選択してメールアプリを開けばいいだけなんですね。

ところで標準の連絡先だと複数アドレスにメール送信するのが苦痛です。
なんとかならないか調べていると
"Contacts Selector"なる無料のアプリがあって、
これはなかなか便利です。

折角のGoogleクラウドなんですが、
PCとAndroidとで操作が結構違ってて戸惑ってしまいます。
せめて、Gmailをウェブブラウザで開いたら
PCと同じ操作がAndroidでも使えるようになるとうれしいんですけどね。
現状Android向けのページしか見えなくて迷ってしまいます。

2011年12月7日水曜日

7インチHDMIモニタ

エバーグリーンのDN-SMP-GWHD678にちょとだけ興味があります。
HDMI入力が付いた7インチのLCDモニタで、
バッテリー駆動にも対応しています。
主な用途は一眼レフカメラの画像確認用外付け大型モニタで
そのためホットシューにもつけられるようになっており、
被写体によってはかなり便利そうです。
ただ、私の持っているカメラには
撮影モードでHDMI出力してくれる機能がないので威力半減です。
再生モードでならHDMI出力できますが、
いちいちモード切替するのが面倒ですし、
ということで購入したところで多分使わないでしょうね。

ところで、単なるHDMIモニタと考えると、
いろいろつなげられて使い道はわりとありそうです。
しかし、スペックをみてもHDCPの文字が見当たらず、
かなりやばい香りがします。
HDCP非対応のHDMIなんて…

2011年12月6日火曜日

WOWOWで更新信号受信

先日WOWOWから月刊の番組表が郵送されてきましたが、
その中に別紙で注意事項が書かれていました。

2011年11月15日午前0時から2012年1月10日午後11時59分までの間に
連続して30分以上WOWOWを視聴しろとのことです。
更新信号を受信してB-CASカード内の情報を更新する必要があるとのことです。
もしやらないとこれ以降WOWOWが見れなくなってしまいます。

以前書いたことがありますが、
B-CASカードにはEMC解読鍵が保存されています。
これには有効期限があり、切れると見れなくなってしまうという寸法です。
EMMを受信して新しい有効期限の付いたEMC解読鍵を取得しておき、
来るべき日に備えるということなのでしょう。
EMC解読鍵自体も変わるのかな?
というか、EMMってのべつ幕なしに送られているんじゃないのかな?
その辺の運用はよく知りませんが。

2011年12月2日金曜日

自由にならないプロキシサーバを飛び越えて自由なプロキシサーバを踏み台にす る

自由にならないプロキシサーバを飛び越えて
自由なプロキシサーバを踏み台にする方法を
覚書として記しておきます。

前もってインターネット上にあるVPSサーバで
プロキシサーバのsquidを稼動させ、
好みの設定にしておきます。
知らない人の踏み台にされると困るので
squidにはdigest認証ぐらいはかけておきましょう。
ただし、localhostからの接続には認証をかける必要はありません。
また、以下を実行します。

# iptables -t nat -A PREROUTING -p tcp -s <自由にならないプロキシサーバのIPアドレス> --dport 443 -j REDIRECT --to-ports <VPSサーバのsshサーバのポート番号>

必要なら起動時に実行するようにでもしておきましょう。
なおこれを無効にするには以下を実行します。

# iptables -t nat -D PREROUTING -p tcp -s <自由にならないプロキシサーバのIPアドレス> --dport 443 -j REDIRECT --to-ports <VPSサーバのsshサーバのポート番号>


前もって自分のLinux PC に
sshクライアントとcorkscrewをインストールしておきます。
Windows PCならcygwinをフルインストールしていれば
多分両方入っています。
なお、このPCは自由にならないプロキシサーバの配下にあります。
また、以下を実行します。

$ echo Host <VPSサーバの名前> > ~/.ssh/config
$ echo ProxyCommand corkscrew <自由にならないプロキシサーバの名前かIPアドレス> <自由にならないプロキシサーバのポート番号> %h %p >> ~/.ssh/config


飛び越えたい時にPCにて以下を実行します。

$ ssh -L 8080:localhost:<VPSサーバのsquidのポート番号> -p 443 <VPSサーバのアカウント名>@<VPSサーバの名前>

これで、ウェブブラウザのプロキシ設定を
サーバ名"localhost"、ポート番号"8080"にすれば、
自由なプロキシサーバを経由して
インターネットにアクセスできるようになります。
もしインターネット上のgitサーバにアクセスしたいなら、
それなりの設定を自由なプロキシサーバ(squid)に
施せばいいということになります。

2011年12月1日木曜日

DNSSEC

性善説を前提として生まれ育ったインターネットは、
広く普及するにつれセキュリティ上の脅威にさらされ、
人を見たら泥棒と思え的な疑心暗鬼の世界になってしまいました。
ある意味インターネットの根幹であるDNSも例外ではなく、
DNSサーバから送られてくる情報が正当なことを確認するために
DNSSECなるものが編み出され、
今後整備されてくると思われます。
DNSサーバを運営する私としては、
まあ別に対応しなくてもたいした問題ではないと思っている反面、
ちょっと設定してみてもいいかなとも思っています。

さて、私が個人的な独自ドメインをホスティングしているgodaddy.comでも、
DNSSECへの対応がスタートしました。
が、Premium DNS のために月額$2.99払わなければならない…
これならserversman@vpsのEntryプランをもうひとつ契約して、
2台のvpsにbind9を入れてDNSサーバ2台構成にしたほうがいいような気がします。
この間から大阪のデータセンターも使えるようになって
東京と大阪のデータセンターで各1vps構成にすれば地理的分散ができますし、
何より好きなように使えますし。
って、別にDNSSECに対応する必要ないんですけどね。

2011年11月30日水曜日

LUMIX GX1

私はマイクロフォーサーズの初期からの支持者で、
同規格の一眼ミラーレスカメラ、LUMIXのGH1、G1、GF1を所有しています。
まあG1とGF1については付属のレンズがほしかっただけという話もありますが。

さて、GF1以降GF2GF3と進化してきたこのシリーズは、
いろいろなしがらみを捨て去って軽く小さくなり、
日々持ち歩くには都合がよくなったりしています。
もしかすると一年後にはGF3のユーザーになっているかもしれません。
ただ、設定がサクサク変えられる一眼カメラのいいところを
失っているようにも思えていました。
G3によってGシリーズがハイエンド化して
GHのラインがGH2以降廃止されたっぽいですし、
GFに関してはコンパクトデジカメにより近づいていますし、
その間はオリンパスに任せたのかと考えもしましたが、
今回発表のGX1によって埋めるつもりであることははっきりしました。
まあ機能的にはハイエンドで、
GF1のボディーにG3の機能を突っ込んだような仕様となっています。
もしかすると一昔前の高級カメラっぽい形状のGのラインも
将来的には消える運命なのかもしれません。
実際機能的に同じならよりコンパクトのほうがいいですし、
レンズ交換式ミラーレスカメラというカテゴリーが
一定の市民権を得ている状況からいえば、
もはやフルサイズの一眼レフカメラと
真っ向対決する必要もなくなってきていますし。
そのかわり片手持ちのムービーカメラ形状なシリーズを
投入してくるのではないかと
勝手に妄想していますが果たしてどうなるでしょうか。

2011年11月29日火曜日

au IS01 が壊れた

ものすごく久しぶりにau IS01を起動しました。
しばらく使っていてバッテリー残量が減ってきたものの
かまわず使っていると…
バッテリーが切れたのは当然のことですが、
その後IS01が全く起動しなくなってしまいました。
というか充電できない。

IS01はPCとUSB接続しているときは、
単につながっているだけではなく
PCがIS01をきちんと認識しているときに限って
IS01の充電が可能になるようです。
つまり完全放電で全く動作しない場合に
この手段では充電できないということです。

IS01単体で充電したいのなら、
本体同梱のマイクロUSB変換ケーブルを介して
au汎用ACアダプタを使って充電するか、
USBの2本のデータ端子(D+とD-)が短絡できる
マイクロUSB対応なACアダプタが必要になります。
私は短絡に切り替えられるHAMIBMCBSWを持っているので、
とりあえず問題は回避できました。
でもまあこういう仕様はよくないですよね。

ところで起きた問題はこれだけではありませんでした。
IS01の電源をいれてしばらくほっておくと
リブートするようになりました。
しかもその直後「IS series」の起動ロゴでフリーズしたり、
起動ロゴでリブートを繰り返したりします。
しょうがないので修理に出しました。

ただし、安心ケータイサポートを既に切っていますし、
症状的にDRAMの不具合っぽく、
だとするとメイン基板交換は避けられないので、
費用が高かったら修理せずにそのまま使おうとか思っていましたが、
無料で修理してもらえました。
が…ファームウェアが1.00.12に書き換えられてしまっています。
せっかく初期バージョンのままおいていたのに…

2011年11月25日金曜日

gitとプロキシサーバ

ソースコードバージョン管理というと、最近はgitが主流になっているように見えます。
数年前バージョン管理サーバを立ち上げたときは、
cvsはもういやだったこと、
gitのWindowsクライアントが見当たらなかったこと、
プロキシ対応や秘匿性確保の観点でhttpsを利用したかった等
いろいろあってsvnを選択し、
今でもまだ使っています。
もし今立ち上げるなら第一候補はgitにするでしょうね。

ただgitがsvnに劣っているのがプロキシ対応だったりします。
先日androidのカーネルソースの取得の際ちょっと悩んだので
ここに書き残しておきます。
最近はちょっと状況が変わっていますが。

プロキシサーバの設定を変更できる場合


corkscrewを使うのがよいでしょう。
corkscrewは任意のTCPクライアントアプリケーションを
プロキシサーバ経由でサーバに接続する汎用のツールですが、
プロキシサーバ側がその動作を許可している必要があります。
gitの場合ポート番号9418の利用を許可してもらう必要があり、
squidなら設定ファイル"squid.conf"を

acl SSL_ports port 443 9418
http_access deny CONNECT !SSL_ports

のような状態にしておくことになります。

プロキシサーバ側の設定が終わってしまえば
あとはクライアント側の設定で、

# su -
# apt-get install corkscrew

なりでcorkscrewをインストールして、

# echo '#!/bin/bash' > /usr/local/bin/git-proxy.sh
# echo 'CORKSCREW=`which corkscrew`' >> /usr/local/bin/git-proxy.sh
# echo '$CORKSCREW <プロキシサーバの名前かIPアドレス> <プロキシサーバのポート番号> $1 $2' >> /usr/local/bin/git-proxy.sh
# chmod 777 /usr/local/bin/git-proxy.sh
# exit
$ echo 'export GIT_PROXY_COMMAND=/usr/local/bin/git-proxy.sh' > ~/.bashrc
$ exit

を実行すれば普通にgitが使えるはずです。

プロキシサーバの設定を変更できない場合


プロキシサーバがgitに対応できないときはhttpを使います。
クライアントからgitでアクセスしてるところを、
軒並みhttpに変えてやればいいわけです。
例えばandroidのソースを取るのにrepoを使うとすれば、

$ cd ~
$ mkdir myandroid
$ cd myandroid
$ curl http://android.git.kernel.org/repo > ./repo
$ chmod a+x ./repo
$ ./repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git
$ ./repo sync

とするところを、

$ git config --global http.proxy "http://<プロキシサーバの名前かIPアドレス>:<プロキシサーバのポート番号>/"
$ cd ~
$ mkdir myandroid
$ cd myandroid
$ curl --proxy <プロキシサーバの名前かIPアドレス>:<プロキシサーバのポート番号> http://android.git.kernel.org/repo > ./repo
$ chmod a+x ./repo
$ vi ./repo
REPO_URL='git://android.git.kernel.org/tools/repo.git'
の行を
REPO_URL='http://android.git.kernel.org/tools/repo.git'
に変更。
$ ./repo init -u http://android.git.kernel.org/platform/manifest.git
$ vi .repo/manifests/default.xml
fetch="git://android.git.kernel.org/"
の行を
fetch="http://android.git.kernel.org/"
に変更。
$ vi .repo/repo/repo
REPO_URL='git://android.git.kernel.org/tools/repo.git'
の行を
REPO_URL='http://android.git.kernel.org/tools/repo.git'
に変更。
$ ./repo sync

とすればいいだけです。
ただし、すべてのgitサーバがhttpが使えるように
きちんとメンテナンスされているかというと
そうでもないんですよね。
そんなときは…あきらめるしかなさそうです。

2011年11月23日水曜日

Android用アプリケーションの開発 その4 アプリケーションを作る

Galaxy mini用にごく簡単なアプリケーションを作ってみましょう。

eclipseを立ち上げてメニューを
[File]-[New]-[Other]とたどり
[New]ダイアログボックスの[Wizards]ツリーボックスで
[Android]-[Android Project]を選択し[Next]ボタンをクリックすると
[New Android Project]ダイアログボックスが現れます。
[Project name]にアプリケーションの名前(例えば"test")を入力し、
[Contents]フレームで[Create new project in workspace]を選択し、
[Build Target]リストボックスで[Android 2.2]にチェックをいれます。
また[Properties]フレームの[Package name]テキストボックスに
他とかぶらない識別文字列を入力します。
もし独自ドメイン"mydomain.net"を所有しているなら、
"net.mydomain.android."で始まる文字列
(例えば"net.mydomain.android.test")を入力すればいいでしょう。
[Finish]ボタンをクリックすればプロジェクトが作られ、
ついでにビルドもしてくれます。

[Package Explorer]のプロジェクト名を選択し、
メニューの[Run]-[Run As]-[Android Application]を実行すると
エミュレータが立ち上がり、
その上でアプリケーションが実行されます。

デバッグする場合は、
プロジェクト内の"AndroidManifest.xml"を開き、
[Application]タブの[Debuggable]を"true"に設定して
リビルドする必要があります。
メニューの[Run]-[Run Configurations]と
[Run]-[Debug Configurations]の[Target]タブで
[Deployment Target Selection Mode]フレームの
[Manual]を選択しておけば、
[Run]-[Run]メニューあるいは[Run]-[Debug]メニュー実行時に
実行環境をエミュレータや接続されている実機から選べるようになるので、
その都度選択すればいいでしょう。
ステップ実行したり変数の値を確認しながらデバッグできます。

完成したアプリケーションの配布は
プロジェクトを置いているディレクトリのbinディレクトリにある
拡張子が"apk"のファイル(例えば"test.apk")を
これを適当なウェブサーバ上におくだけです。
android端末のブラウザからapkファイルを
ダウンロードすれば端末にインストールできます。
ただし、端末の[Settings]-[Applications]-[Unknown Sources]、
または[設定]-[アプリケーション]-[提供元不明のアプリ]を
有効にしておく必要があります。

もし、作ったアプリケーションをAndroid Marketに登録したいなら
登録サイト
US$25を支払って公式な開発者になりましょう。

ちなみにUSBで接続されたandroid端末へのインストールは

$ adb -d install -r <apkファイル>

で可能です。

なお、上記の手順はau IS01用でも同様ですが、
JNDK01あるいはandroid 1.6向けに作成する必要があることだけは
注意しておかなければなりません。

独自ドメインで短縮URL

文字数制限がきついネットサービスでは長過ぎるURLを入力できないという事情もあって、
最近は短縮URLがいろいろなところで活躍しています。
私にとってはそんなに需要がないのですが、
先日結構短いドメインを取得したこともあって、
DTIの提供するServermans@VPSに独自実装しようかなーとか思っていたところ、
bitly.comでカスタムドメインの短縮URLが無料で使えるようになりました。
そこでちょっと使ってみることにしました。

やり方は簡単で、bitly.comからユーザ登録してサインインし、
右上の自分のユーザネームをクリックして[Settings]をクリックし、
[Custom Short Domain]の"Add a Custom Short Domain"で
所有するドメインのサブドメインを設定して、
そのドメインを管理するDNSサーバで
ホスト名がそのサブドメインで参照先が"cname.bitly.com"の
CNAMEレコードを作るだけです。
あとは短縮URLを登録する際にそのサブドメインを指定してやれば
独自な短縮URLが生成されます。
といっても生成された短縮URLは
独自ドメインをbit.lyドメインに直しても飛び先は一緒だったりするんですけどね。

まあそんなに使う機会もないとは思いますが、
bitly.com側の機能でクリック数の統計情報が見られるので、
便利に使わせてもらおうかと。

2011年11月22日火曜日

Adobe Flashの終焉

Flashというと動きのあるウェブページを作成するのに
幅をきかせていた技術で、
各種ウェブブラウザのプラグインとして
広く提供されていました。
というか今でも提供されていますが。

しかし私は登場当時からFlashは大嫌いでした。
なぜってZaurusで見れなかったからです。
いざというときのためのZaurusのはずが、
Flashのせいで役に立たないことも多々あったりして。
もうひとつの嫌いな理由は、
http、htmlとオープンなウェブの中に
プロプライエタリなものを持ち込んだということです。

かつてFlashの独壇場だった分野も、
そのうちajaxが発掘されhtml5が登場し、
故スティーブ・ジョブス総帥のやや過激な否定もあって、
その意義はほぼなくなってきていましたが、
ついにAbode自らさじを投げたということになります。
といってもあきらめたのはスマートフォン・タブレット向けだけで
PC用Flashは依然として進化していくようです。
ただし私の予想では近い将来Flashは
完全に過去の遺物となることでしょう。

これで未来はhtml5に完全確定したことになるので、
そろそろhtml5の勉強でもしようかな。

2011年11月18日金曜日

Fedora11とプロキシサーバ

先日わけあって新規にFedora11マシンを作ったのですが、
アプリケーションなどをインストールするのに
プロキシサーバ経由で苦労したので、
記録に残しておくことにします。
多分他のバージョンやディストリビューションにも応用が利くと思います。
ちなみに今日現在Fedoraの最新は15なのですが、
なぜ11かというと…2,3年前に作った環境を復活させたかったからです。

さて、設定についてですが、まずファイル"/etc/yum.conf"の最後に

proxy=http://<プロキシサーバの名前かIPアドレス>:<プロキシサーバのポート番号>/

を追加します。
もしそのプロキシサーバが認証を必要とするなら、あわせて

proxy_username=<プロキシサーバのアカウント名>
proxy_password=<プロキシサーバのアカウントのパスワード>

も追加します。
ただし、NTLM認証には対応していないので、
その場合はntlmaps経由で行う必要があります。
それから、2つの設定ファイル
"/etc/yum.repos.d/fedora.repo"、"/etc/yum.repos.d/fedora-update.repo"の
"mirrorlist"で始まるすべての行をコメントアウトして、
そのすぐ近くにある"#baseurl"で始まる行の先頭の'#'を消します。
ややはしょって書くと、"/etc/yum.repos.d/fedora.repo"の

[fedora]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/os/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-$releasever&arch=$basearch

[fedora-debuginfo]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/debug/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-debug-$releasever&arch=$basearch

[fedora-source]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/source/SRPMS/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-source-$releasever&arch=$basearch

の記述を

[fedora]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/os/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-$releasever&arch=$basearch

[fedora-debuginfo]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/debug/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-debug-$releasever&arch=$basearch

[fedora-source]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/source/SRPMS/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=fedora-source-$releasever&arch=$basearch

に変更し、
"/etc/yum.repos.d/fedora-update.repo"の

[updates]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/$basearch/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-f$releasever&arch=$basearch

[updates-debuginfo]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/$basearch/debug/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-debug-f$releasever&arch=$basearch

[updates-source]
#baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/SRPMS/
mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-source-f$releasever&arch=$basearch

の記述を

[updates]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/$basearch/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-f$releasever&arch=$basearch

[updates-debuginfo]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/$basearch/debug/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-debug-f$releasever&arch=$basearch

[updates-source]
baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/$releasever/SRPMS/
#mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-source-f$releasever&arch=$basearch

に変更すればいいということです。
これで"yum"や[System]-[Administration]-[Add/Remove Software]が
動作するようになります。

2011年11月17日木曜日

Android用アプリケーションの開発 その3 実機をPCとつなぐ

Android用アプリケーションの開発一環として
Galaxy mini GT-S5570 をPCとUSB接続してみます。
最初にGalaxy miniの[Settings]-[Applications]-[Unknown Sources]と
[Settings]-[Applications]-[Development]-[USB debugging]を有効にしておきます。
次いでSAMSUNGの香港のサイトから
Kiesなるソフトをダウンロードしてインストールします。
その後Galaxy miniをPCに接続すると自動的にドライバがセットアップされます。
eclipseからソフトの実行環境として選択できるようになります。

次にau IS01をつないでみましょう。
IS01用のドライバサイトから
ドライバ"is01_driver.exe"をダウンロードして実行し、
展開された"is01_driver.exe"を実行します。
IS01の[設定]アプリケーションでメニューを[アプリケーション]-[開発]とたどり
[USBデバッグ]を有効にした状態でIS01を付属のUSBケーブルでPCとつなぎます。
IS01ではタスクトレイからUSB接続モードを[高速転送モード]に設定します。
ドライバは自動的にインストールされますが、
1つ"識別できないデバイス"があるのでこれを何とかしなければなりません。
SH Developers Squareのドライバコーナーから
SHARP共通ADB USBドライバをダウンロードします。
2011年9月末現在の最新は"usb_driver_SHARP_r3.5.zip"です。
これを展開して、デバイスマネージャから
先の"識別できないデバイス"のドライバとして読み込ませることで解決できます。

2011年11月16日水曜日

iOS 5.0.1

先月iPadをiOS 5にアップデートしてから、
確証はないもののバッテリーの減りが速くなった気がしていましたが、
それが修正されたらしいiOS 5.0.1が公開されました。
今回から母艦PCがなくてもiPad単体でアップデートできるはずなので、
早速やってみました。

iPadで[設定]アプリケーションを開いて、
[一般]-[ソフトウェア・アップデート]メニューをたどり
[ダウンロードしてインストール]をタップして
[同意する]を選択します。
アップデートには10分ぐらいかかったでしょうか。

さて、5.0.1ではマルチタスキングジェスチャーが使えるようになりました。
デフォルトではOFFになっていますが、
[設定]アプリケーションの[一般]メニューで
[マルチタスク用ジェスチャ]を"オン"にすれば利用可能になります。
4本または5本指で横方向にスワイプすることで
アクティブアプリケーションの切り替えが簡単にできるようになります。
英和辞書アプリケーションで英単語の意味を調べつつ
英語のホームページをウェブブラウザで見るなんてもの
割と楽にできるようになりました。
ちなみに上方向のスワイプによって
WindowsのタスクバーというかMACのダッシュボードというか、
そんな感じのタスク切り替えメニューが画面下に現れます。
ここで音量やバックライトの明るさも調整可能なので結構便利ですね。

あと、バッテリーの減り具合の改善については
しばらく使ってみないとわかりませんね。

2011年11月15日火曜日

行政書士試験 2011

週末に行政書士試験を受けてきました。
過去、知識習得型の勉強をしてきましたが、
埒が明きそうにないので
今回は過去問を解く事に重点をおきました。
結果、いつもよりはできた気がします。
合否結果は来年1月30日です。
いい加減合格したい…

2011年11月11日金曜日

NTLM認証プロキシサーバーの突破

私の職場では社内LANは当然のごとく整備されており、
ご多分に漏れずインターネットへの接続はプロキシサーバに依存しています。
このプロキシサーバ、認証がNTLMになっており、
Windowsからアクセスする分にはとりあえず不自由ないのですが、
仕事柄リアル・バーチャル共にLinuxを多用するということもあり、
Linuxからの接続時に非常に困ってしまいます。

実はこういうときのためにntlmapsという
オープンソースなフリーソフトがあり、
非常に重宝しております。
pythonで書かれているためWindowsでもLinuxでも動作するはずです。
ちなみに私はWindows上でしか動かしたことがありません。

このntlmapsは、NTLM認証が必要なプロキシサーバに対するプロキシサーバで、
本来ブラウザなどのクライアントソフトが処理すべき認証処理だけを
肩代わりしてくれます。
クライアントソフトからは
認証なしのプロキシサーバにアクセスしているように見えます。

Windowsでの設定方法を以下に紹介します。
最初にpythonをインストールしなくてはならないのですが、
フルインストールしたcygwinに入っていますので
それを利用することにします。
そしてntlmapsのサイトから
"ntlmaps-0.9.9.0.1.zip"のようなファイルをダウンロードしてきて展開し、
中身をcygwinの"/usr/local/ntlmaps"にコピーします。
エクスプローラでは通常"C:\cygwin\usr\local\ntlmaps"フォルダになります。
次いで設定ファイル"/usr/local/ntlmaps/server.cfg"を編集します。
編集するのは以下の表のとおりです。









セクションアイテム説明設定値例
[GENERAL]LISTEN_PORTブラウザに提供するプロキシ機能のポート番号8080
[GENERAL]PARENT_PROXYNTLM認証の必要なプロキシサーバの名前かIPアドレス192.168.1.1
[GENERAL]PARENT_PROXY_PORTNTLM認証の必要なプロキシサーバのポート番号8080
[GENERAL]ALLOW_EXTERNAL_CLIENTSプロキシ機能を他のPCにも提供するなら'1'1
[NTLM_AUTH]NT_DOMAINNTドメインのドメイン名headquater
[NTLM_AUTH]USERNTドメインのアカウント名ttanimu
[NTLM_AUTH]PASSWORDNTドメインのアカウントのパスワードpassword

プロキシサーバを立ち上げたいときはcygwinのbashを開いて

$ cd /usr/local/ntlmaps
$ python main.py

を実行すればいいだけです。

2011年11月10日木曜日

Android用アプリケーションの開発 その2 エミュレータ準備

Androidのアプリケーション開発には実機を用いるのが確実ですが、
エミュレータも使えます。
へぼいPCだと重くて立ち上げようと思わなくなりますが、
一応記しておきましょう。

私の持っている Galaxy mini のエミュレータを作ってみます。
eclipseを立ち上げて
メニューの[Window]-[Android SDK and AVD Manager]をクリックし、
[Android SDK and AVD Manager]ダイアログボックスが立ち上げます。
左ペインから[Virtual Device]を選択して[New]をクリックします。
[Create new AVD]ダイアログボックスが表示されるので、
[Name]テキストボックスに"Galaxy_mini_GT-S5570"、
[Target]テキストボックスに"Android 2.2"、
[SD Card]テキストボックスに"32MB"、
[Skin]-[Built-in]テキストボックスに"QVGA"を設定し、
[Create AVD]ボタンをクリックします。

[Start]をクリックするとエミュレータが起動するので、
ホーム画面でメニューボタンを押し、
[Settings]-[Language & keyboard]-[Select locale]メニューで
[日本語]を選択しておきます。

今度は私の持ってるau IS01とほぼ同じハードの
"JNDK01"のエミュレータを作ります。
SH Developer Squareから
"sharp_addon-JNDK01_r1.zip"をダウンロードし展開し、
"sharp_addon-JNDK01_r1"ディレクトリごと
"C:\Program Files\Android\android-sdk\add-ons"に置きます。
cygwinのbashから

$ android.bat list target

を実行すると

Available Android targets:

<中略>

id: 5 or "SHARP Corporation:JN-DK01:4"
Name: JN-DK01
Type: Add-On
Vendor: SHARP Corporation
Revision: 1
Description: SHARP JN-DK01 Add-on
Based on Android 1.6 (API level 4)
Libraries:
* jp.co.sharp.android.hardware (hardware.jar)

* jp.co.sharp.android.io.obex (obex.jar)

Skins: WVGA854, HVGA, WVGA800, QVGA, JNDK01 (default)
Adds USB support for devices (Vendor: 0x04DD)

<後略>

のように表示されるので、このidが5であることを覚えておき、

$ android.bat create avd -n JNDK01 -t 5 --sdcard 128M

を実行すると仮想デバイスが作成されます。
eclipse の[Window]-[Android SDK and AVD Manager]で
[Virtual devices]を見ると[JNDK01]ができているはずです。
エミュレータを起動するには

$ emulator @JNDK01 -qemu --cpu cortex-a8

を実行します。
理由はよくわかりませんが、Android SDK and AVD Manager から
[Start]をクリックしてもうまく起動できません。

2011年11月9日水曜日

いよいよソフトCASが

デジタルテレビに挿すものといえば
電源コード、アンテナ線に加え
B-CASカードと相場は決まっています。
そのB-CASカードはでかすぎるといって
携帯電話のSIMカード並みの小さいサイズのものが登場し、
ポータブルナビなんかに使われるようになってきています。
そんなB-CASカードがさらに小さく、
というか消えてなくなることになりそうです。
2013年4月以降、いわゆるソフトCASの運用が開始されるようです。

以前ここでも書きましたが、
放送波で飛んでくるEMMの暗号解読を行っているのがB-CASカードで、
基本的にはそのB-CAS内の処理を
テレビやレコーダの本体側のソフトウェアとして実装するということになるでしょう。
ただし地デジ化で売りまくった今までのB-CAS対応テレビから
また買い替えを強制するようなことはさすがに出来ませんし、
今後もB-CASカードがこの世からなくなることはありません。
そもそも対象は地デジのみなので、
3波対応のテレビやレコーダの場合はやはりB-CASカードが必要になります。
ということで3波対応機でわざわざ地デジだけ
ソフトCASにするのもどうかと思いますし、
携帯電話(スマートフォン)とカーナビ(PND)とタブレットやノートPC、
あるいは廉価な地デジチューナのための規格のような気がします。
いやまあそれだけでも十分意義はありますか。

2011年11月8日火曜日

スーパーマリオ3Dランド

待ちに待ったNintendo3DS用ソフト
スーパーマリオ3Dランドが発売されました。
私も購入して遊んでいます。
感想を一言で言うと普通に面白いでしょうか。
割と簡単でさくさく進んでしまい、
すでに最終のワールド8に入ってぐらいですが、
どうもより難しい裏もあるようなので、
もうしばらくは遊べそうです。
スーパーマリオの歴代シリーズへのオマージュ的演出もそこここにあって
そのあたりもなかなか楽しいです。
ワールド1のクッパ城の最後はかなりいけてます。
まあ元ネタがわからないと楽しさ半減ですね。

3DマリオということでWiiのスーパーマリオギャラクシー2をイメージしていましたが、
見た目は3Dでも自由度は2.5Dというところでしょうか。
視点がほぼ固定なため、
今までの3Dマリオのような箱庭を探検するのではなく、
目の前のコースをひたすら進んでいく2Dマリオに近いゲームになっています。
ファミコン版のがんばれ五右衛門からくり道中を3Dにしたような感じといえば
わかりやすい(?)かもしれません。

立体視について言うと比較的見易いと思います。
今まで3DSで私が遊んだnintendogs + catsパイロットウイングスリゾートゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
のどれよりも立体視が崩れにくいです。
マリオカート7の手法をバックポートした成果という話ですが、
となると来月発売のマリオカート7も楽しみですね。

ゲーム内容ではないのですが
驚いたのはパッケージです。
どうせ見ないのですが説明書がありません。
一枚ものの簡易マニュアルがある程度で
オンラインマニュアルが採用されているようです。
時流でしょうか。

あと付け加えるとすれば3DS本体のファームウェアが必要なことでしょうか。
2.1.0-4Jから2.2.0-4Jになりました。
今月3D動画が撮影できるようにバージョンアップが
実施される予定だと記憶していますので、
このファームウェアの寿命は短そうです。

ところで、たぬきと葉っぱとしっぽの関係って
外国に方にどう伝えてるんでしょうかね?
なんか大いなる誤解を生みそうな気が…

2011年11月3日木曜日

Windows7 と VMware Player 3

私は仮想マシン環境として WMware workstation の古いバージョンを
随分前から愛用していました。
ライセンスをちゃんと持っていたもので。

今回 Windows7 PCを手に入れたのですが、
お金を払ってバージョンアップするのも面倒なので、
思い切って無料の VMware Player に乗り換えることにしました。
無料といっても最新のバージョン3はこれといって制限事項もないようですし。
ちなみにホストOSが32ビットでも
BIOSでVTを有効にすれば64ビットのゲストOSが動きます。

で、普通にインストールしたのですが、
ネットワークが仮想マシンからNATで外に出てゆけません。
ブリッジなら接続可能なのに。

調べてみるとWindows7でNATするにはちょっと操作が必要だったのです。
デスクトップの[ネットワーク]アイコンのコンテキストメニューから
[プロパティ]をクリックすると
[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]
が開くので、[アダプターの設定の変更]をクリックし、
NATを構成する際のWAN側に相当するアダプタの
[プロパティ]ダイアログを表示して[共有]タブを開きます。
[ネットワークのほかのユーザに、
このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する]
チェックボックスにチェックを入れて、
[ホームネットワーク接続]で
"VMware Network Adapter VMnet8"を設定すれば完了です。

ただし、Windows7ではNATのLAN側ネットワークの
IPアドレスが"192.168.137.*"に固定されているようで、
VMware Player がDHCPで配布するIPアドレスをこれにあわせる必要があります。
この設定の変更には"vmnetcfg.exe"が必要なんですが、
標準ではインストールされていません。
VMware Player 3 のインストーラ "VMware-player-3.1.4-385536.exe" を

VMware-player-3.1.4-385536.exe /e .\extract

のように実行して、
その中の"network.cab"をlhaplusのようなアーカイバーソフトで展開し、
その中の"vmnetcfg.exe"だけを
VMware Player 3 をインストールしたフォルダにコピーすれば実行できます。

で、"vmnetcfg.exe"を起動して[VMnet8]の設定を行います。
[サブネットIP]を"192.168.137.0"に、
[サブネットマスク]を"255.255.2550"にします。
[NAT設定]をクリックして[ゲートウェイIP]を"192.168.137.1"にします。
[DHCP設定]をクリックして[開始IPアドレス]と[終了IPアドレス]を
"192.168.137.128"と"192.168.137.254"ぐらいにします。

これで仮想マシンもNAT経由でネットワークにつながります。
NATにするかブリッジにするかは
環境に応じて決めることになるでしょう。
個人的にはローカルを使う場面に出会ったことはないですけどね。

Android用アプリケーションの開発 その1 環境準備

本当はiPad用のアプリケーションでも作りたいところですが、
Intel MAC を手に入れるところからはじめないといけない
というのはかなりの心理的・経済的障壁です。
いや、なんだかWindowsとかLinuxなPCでも作れる
といううわさを小耳に挟みましたが、
そこまでして作るつもりも今のところありませんし。
ということで、2台あるAndroidスマートフォン向けに
何かアプリケーションを作ってみることにしました。

なお機材はホストに Windows XP (32bit) professional 日本語版なPC、
ターゲットはもはや伝説と化した au IS01(無改造、無アップデート品)と
香港で買った Galaxy mini(GT-S5570)とします。

最初にPCにAndroid SDKをインストールします。
ここからWindows向けの最新版のインストーラをダウンロードします。
2011年9月末現在では"installer_r12-windows.exe"でした。
これを実行すると、"Java SE Development Kit(JDK) not found."と怒られるかもしれません。
そうしたら[Visit java.oracle.com]ボタンをクリックして
JDKの最新版をダウンロードします。
2011年9月末現在ではJava SE 7が最新で、
ファイル名は"jdk-7-windows-i586.exe"になります。
これを実行してインストールします。
ではAndroid SDKのインストールに戻りましょう。
といってもそのまま突き進むだけですが。
そのまま行けば SDK Manager が立ち上がるので、
必要なら Sttings でプロキシサーバを設定してやれば、
後は勝手にいろいろ必要そうなものを探してくれるので、
とりあえず[Accept All]で全部インストールしてしまえばいいでしょう。

やらなくてもいいといえばいいのですが、
toolsフォルダにパスを通しておいたほうが何かと便利なので、
[マイ コンピュータ]の[プロパティ]から
[詳細設定]-[環境変数]をたどって、
[システム環境変数]の[PATH]の最後に
";C:\Program Files\Android\android-sdk\tools;C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools"
を追加しておきます。

次に開発環境のeclipseをインストールします。
ここから
Eclipse IDE for Java Developers の最新版をダウンロードします。
2011年9月末現在ではバージョン3.7が最新ですので
これのWindows 32bit版をダウンロードし
zipファイル適当なところに展開すれば完了です。
"eclipse.exe"を起動して開発環境を立ち上げます。

eclipseのメインウィンドウが立ち上がったら
メニューの[Help]-[Install New Software]をクリックします。
[Install]ダイアログボックスが表示されたら[Add]ボタンをクリックし、
表示された[Add Repository]ダイアログボックスの
[Name]テキストボックスに"Android Development Tools Plugin"、
[Location]テキストボックスに"https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/"
と入力し[OK]ボタンをクリックします。
[Install]ダイアログボックスの真ん中のリストボックスに
[Developer Tools]アイテムが表示されるのでそれをチェックし、
[Next]ボタンをクリックします。
そしてもう一度[Next]ボタンをクリックして
オプションボタンで[I do accept the terms of the license agreements]を選択して
[Finish]ボタンをクリックします。
処理が完了したらリスタートします。

リスタート後、eclipseのメインウィンドウが立ち上がったら
メニューの[Window]-[Preferences]をクリックします。
[Preferences]ダイアログボックスの左ペインから[Android]を選び、
[SDK Location]テキストボックスに
"C:\Program Files\Android\android-sdk"を設定します。
次にメニューの[Window]-[Android SDK and AVD Manager]をクリックして、
[Android SDK and AVD Manager]ダイアログボックスが立ち上げます。
左ペインで[Availabe Packages]を選択し、
[Packages available for download]リストボックスで
[Android Repository]アイテムと
[Third party Add-ons]の必要そうなアイテムをチェックし、
[Install Selected]ボタンをクリックします。
その後[Accept All]を選択して[Install]ボタンをクリックします。
処理が終了すれば準備完了です。
ちなみにWindows7にインストールしたときこれらの作業がうまくできず、
OSが管理者として実行することを勧めてきたのでそうするとうまくいきました。

2011年11月2日水曜日

ServersMan@VPSの2011年10月度の定例アップデート

ServersMan@VPSの2011年10月度の
定例アップデートについて発表がありました。
実は毎月20日を過ぎることから
ストレージ1GB増量サービスのスロットマシーンが
始まってないか頻繁にチェックしているのですが、
今月もそれではありませんでした。

では何だったかというと

  • 大阪データセンター開設

  • 東京と大阪の拠点間のデータ同期

  • DTIから購入している独自ドメインのDNSのラウンドロビン


ということです。
ついでにコミュニティーサイトの開設なんてのもあります。

今まで東京にしかなかったデータセンターが
大阪にもできたということで、
ServersMan@VPSの契約時に東京と大阪のどちらにVPSを置くか
選べるようになりました。
これは場所の選択ができること以外今までと何ら変わりません。

そして、東京と大阪に1つずつVPSを置くのであれば
自動同期ができるようになるというというのが
2番目のアップデート点です。
地理的に離れた2つのVPSを自由に使いながらも
重要なデータのみ2VPSで二重化というのもできるっぽいので、
悪くないサービスですが、
使用料金はそれぞれ別にかかります。
セット料金なんてものはありません。
月額料金が今までの二倍になってしまいまうのはネックです。
でも用途によってはStandardプランを1つ契約するより、
Entryプランを拠点を分けて2つ契約したほうがいいこともあるので、
この機会にダウンサイジングするユーザが現れるかもしれません。
私はEntryプランなのでダウンサイジングはできませんが。

また複数のVPSを利用しているユーザ向けに
DNSのラウンドロビンができるようになるとのことですが、
そもそも2つVPSを使っているならそれぞれをDNSサーバに仕立てて
それらをレジストリに登録しておき、
あとは各DNSサーバでラウンドロビンをかけておけば、
冗長も負荷分散も自力で可能です。
まあ、DNS引きリクエストが多すぎて
そんなことでリソースを割かれたくないというのなら
使いがいのあるサービスになるのでしょうが、
大多数の方には必要なさそうに見えます。

複数のVPSを持つことでとんでもなく面白そうなことができないかどうか
何か考えてみることにしますが、期待薄ですね。
とりあえずEntryプラン1つ体制を維持ということで。

2011年11月1日火曜日

Google+

SNSの意義をいまひとつ理解できておらず、
違和感も感じている私ですが、
Facebookにはわりと早くから登録していたりします。
ちなみに私のインターネットサービスの利用基準は、
ワールドワイドでサービスを展開していることを
基本条件としていることもあり、
日本でもっともメジャーなmixiには
アクセスしたことすらありません。

といいつつもFacebookも大して使っていないんですが。

そんな中Google版SNSとでもいえるGoogle+のサービスが開始され
早や半年以上が経ちました。
通常のGoogleアカウントで登録すると後が面倒なので
Google Apps のアカウントでも登録できるようになるのをじっと待っていたのですが、
やっとのことで可能となりました。いや長かった。
ということでとりあえず使ってみることにしました。

設定方法については以下のようになります。
まずgoogle appsのアカウントでgmailにログインします。
なおこのアカウントはそのドメインの管理権限を持っている必要があります。
[Manage this domain]をクリックし、
[Organization & Users]をクリックして
さらに[Services]をクリックします。
[Filter Services]テキストボックスに"google+"と入力すると
[Google+]の設定項目が現れるので設定を[ON]に変更します。
[Turn on Google+]ダイアログボックスが現れるので、
[Turn Google+ on]をクリックします。
最後に[Save Changes]をクリックして作業完了です。
あとは各ユーザがGoogle+に個別に登録することになります。

ではgoogle appsのアカウントでGoogle+に参加してみましょう。
ウェブブラウザから参加したいアカウントのみでログインしている状況で
google+を開き
[参加する]をクリックします。
プロフィールを入力して[参加]をクリックすれば完了です。

私はとりあえず参加しただけで、
その後特にアクションしてません。
多分誰かがコンタクトとってくるまで何にもしないでしょうね。
facebookのときもそうでしたし。

2011年10月28日金曜日

Windows7(32ビット)でOS管理外RAMを有効活用

最近使い始めたWindows7 PCは32ビット版のため
4GB積んでいるメモリを3GB強しか使えていません。
もったいないのでOSから使えない領域を
せめてRAMディスクとして使ってやることにしました。

このPCではBIOSにそれっぽい設定がないので、
とりあえず

bcdedit /set pae forceenable

を実行して再起動してみました。
多分PAEは有効になっているでしょう。
ところが Gavotte Ramdisk を設定しようとしても、
OS管理外メモリを使うことができません。
今度は VSuite Ramdisk のフリー版を落としてきましたが、
なんとこれXPまでにしか対応しておらず、
Windows7では有料版を使ってくれとのことです。
他に無料のツールがないかと探していると、
IO-DATAのRamPhantom7の機能限定フリー版に行き着きました。
早速セットアップしてみると、
OS管理外RAMが使えているではありませんか。
なぜ Gavotte Ramdisk でだめなのかはなぞですが、
RamPhantomが使えるなら良しとしましょう。
まあ、機能限定版なのでRAMディスクのサイズが256MBまでしかあげられず、
今でも500MBぐらいは無駄にしていますが。
またその気になったときにでもフル機能版を購入することにします。

2011年10月27日木曜日

Chromeの拡張機能を作ってみる

発表された直後に使い始めたGoogleのウェブブラウザChromeですが、
今ではWindows上で他のウェブブラウザを使うことはほぼなく、
私にとっては完全にメインのウェブブラウザとなっています。
バージョンを重ねるごとに進化して便利になり、
最近は好みのエクステンションなどインストールして
自分なりに使いやすくしているのですが、
ちょっと特殊なことをしたくなったので、
エクステンションの自作をしてみることにしました。
なお、ここで紹介するのは
「タブのタイトルを"dummy"にかえる」エクステンション
ということにしておきます。

最初にエクステンションを作成します。
ディスクの適当な場所に"change_title_to_dummy"フォルダを作成し、
"icon_enable.png"(19×19ピクセル)、"icon_disable.png"(19×19ピクセル)の
2つのアイコンファイルを作成します。
もし[Chrome ウェブストア]に公開するつもりなら、
別途公開用アイコン"icon.png"(128×128ピクセル)と
公開用スクリーンショット"screenshot.png"(1280×880ピクセル)も作っておきます。
公開用タイル"tile.png"(440×280ピクセル)も作っておきます。
また以下の内容で"manifest.json"ファイルを作成します。

{
"name": "change title to dummy",
"version": "0.0.0.1",
"description": "This extension changes title to dummy.",
"background_page": "background.html",
"browser_action": {
"name": "change title to dummy",
"icons": "icon_enable.png"
},
"permissions": [
"tabs",
"http://*/*",
"https://*/*"
]
}

最後にプログラム本体となる"background.html"ファイルを以下の内容で作成します。

<html>
<head>
<script>
var enable=true;

chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_enable.png"});
chrome.tabs.onUpdated.addListener(function(tabId,changeInfo,tab){
if(enable){
chrome.tabs.get(tabId,function(tab){
chrome.tabs.executeScript(tabId,{code:"document.title='dummy'"});
});
}
});
chrome.browserAction.onClicked.addListener(function(){
if(enable){
enable=false;
chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_disable.png"});
}
else{
enable=true;
chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_enable.png"});
}
});
</script>
</head>
</html>


では動作テストしてみましょう。
最新のChromeをインストールし、
アドレスバーに"chrome://extensions"を入力すると[拡張機能]ページが表示されます。
[デベロッパーモード]にして
[パッケージ化されていない拡張機能を読み込む]ボタンをクリックし、
先に作成した"change_title_to_dummy"フォルダを指定して[OK]をクリックすると、
[change title to dummy]エクステンションが読み込まれます。
これで普通に使えるはずです。
なおコードを変更するなどした時には
[再読み込み]をクリックして更新を適用する必要があります。

今度はパッケージにしてみましょう。
アドレスバーに"chrome://extensions"を入力して[拡張機能]ページを表示させ、
[デベロッパーモード]にして
[拡張機能のパッケージ化]ボタンをクリックし、
[拡張機能のルートディレクトリ]に
"change_title_to_dummy"フォルダを指定して[OK]をクリックすると、
"change_title_to_dummy.crx"ファイルと
"change_title_to_dummy.pem"ファイルが作成されます。
バージョンアップ等で再パッケージする場合は、
[秘密鍵ファイル]に生成済みの"change_title_to_dummy.pem"を指定して作成します。
なお、"change_title_to_dummy"フォルダをZIP圧縮して
"change_title_to_dummy.zip"ファイルを作っておきましょう。

それでは作成したパッケージをインターネット上で公開しましょう。
"change_title_to_dummy.crx"をウェブサーバ上に置いてリンクでも張っておけば
それにアクセスすることでインストールできます。
つまり独自にエクステンションストアを展開することができます。

まあ普通はGoogleの[Chrome ウェブストア]に公開することになるでしょう。
その方法について以下に説明します。
chromeを立ち上げて[Chrome ウェブストア]を開きます。
URLでいえば"https://chrome.google.com/webstore?hl=ja"となります。
左のメニューの下のほうにある[デベロッパー ダッシュボード]をクリックします。
もしサインイン画面が出たらgoogleアカウントでログインします。
[デベロッパー ダッシュボード]が開いたらページの下の方の
[今すぐこの料金を支払う]をクリックし、
Google checkoutで[Chrome ウェブストアのデベロッパー登録手数料]の
US$5を払いましょう。
このUS$5の支払いは1つのgoogleアカウントに対して一度限りですみます。
次に[新しいアイテムを追加する]をクリックし、
[ファイルを選択]で"tanimula_page_count.zip"を選択して[アップロード]します。
[詳細説明]でエクステンションの紹介文を入力し、
[新しいアイコンをアップロード]で"icon.png"を指定し、
[宣伝用の画像]の[タイル(小)]の
[新しいアイコンをアップロード]で"screenshot.png"を指定し、
[カテゴリ]、[地域]、[言語]を適切に設定して
[変更を公開]ボタンをクリックすれば完了です。

これで全世界に公開されたことになり、
[Chrome ウェブストア]の検索対象にもなります。
日本でのストア内課金はまだ正式にはやっていないみたいなので
事業化や小銭を稼ぐのはしばらく先になりそうですが、
自己満足するぐらいはできます。
ちなみにアプリ内課金についてはアプリ側で対応さえすればできるみたいです。
かなりめんどくさそうですが。

あと開発に関するさらに詳しいことは
このあたりに書いてあります。

2011年10月26日水曜日

PCと周辺機器間のワイヤレス接続

毎度マニアックな商品を出してくれる玄人志向から、
WHDIによってHDMIを無線化できるKURO-WHDIが登場しました。
送信機と受信機が入っており、
送信機を映像を出力する機器のHDMI出力端子に、
受信機をテレビモニタのHDMI入力端子に挿すという
HDMIケーブルのケーブルレス化を実現します。
3Dには対応してませんがHDCPに対応していますし、
大多数の方には機能的に必要十分なのではないでしょうか。
私も大いに興味があります。

しかし少々問題があります。
KURO-WHDIの送信機は小さく、受信機は大きいのですが、
私がほしいのは送信機は大きくてもいいので、
受信機は小さい物なのです。

というのも寒い冬はコタツから出たくないので、
机の上にあるデスクトップPCを使う際には
無線式のキーボード・マウスを
コタツまで持ってきて使っています。
モニタについてはコタツの上まで持ってきて
やや長めのHDMIケーブルでつないでおりますが、
これが無線になれば完璧なんですよね。
それにはモニタに取り付ける受信機が小さく、
しかも電源の取り方がスマートだとうれしいんですね。
そういう兄弟機が出たら買ってしまうかもしれません。

ところで無線化というと、
前からやりたかったのがUSBの無線化です。
そうすれば、USBメモリの抜き差しはもちろん、
リーダーやドライブをつなげば
SDカードやDVDディスクの入れ替えだって
コタツから出ずにできてしまいます。
まあなんてものぐさな。

USBをワイヤレス化する製品は既にあって、
無線LANを経由させるnet.USBのような製品と
USBケーブルの区間を無線にするWireless USBがあります。
前者はネットワークが論理的につながってさえいれば
どんなに離れていてもつながり、ホスト機器の切り替えもできますが、
PC本体に専用クライアント(net.usb対応機器がサーバ扱い)を
インストールする必要があって、
マイナーOSに対するサポートは期待できません。
また、無線LAN対応のものでなければ当然LANケーブルが必要なわけで、
私のコタツ環境にはそれは許せません。
後者はハードウェア的にUSBポートがある機器なら
何でも動作すると思い込んでいたのですが、
ホスト側がExpressカードだったり
専用のプロトコルスタックが必要だったり、
使える環境が結構限られており、しかも電波到達距離が比較的短く、
ホスト側に接続する送受信機と
デバイスをつなぐハブをペアで使わなければなりません。
登場当時は期待していたのですが、
今後もあまり普及するようにも見えません。
ということでどちらも購入するのは腰が引けます。

まあ、実際にはデスクトップPCを使うことはあまりなくって、
普段はiPadやnetbookで十分間に合っているというありますし、
そもそもデスクトップPCも購入から3年以上経っているので
高機能ノートPCとかiMacとかに買い換えるのも手ですし。
選択肢が多いのはいいことなのですが、どれを選ぶかは迷います。
いや、何も買わずに現状で我慢するのが第一選択肢だったりします。

2011年10月25日火曜日

アナログRGBをキャプチャ

世にビデオキャプチャカードは多数ありますが、
実はPCのアナログRGB出力をキャプチャできる製品って
古今東西ほとんどないんですね。
昔からあるコンポジット出力対応品や
しばらく前からあるコンポーネント出力(D端子)対応品に加え、
最近はHDMI対応品が全盛だったりします。
PCでいうとDVI-DはHDMIに変換可能なので
HDMI対応キャプチャカードが使えますが、
DVI-AすなわちアナログRGB対応品は用途が違っていて
相当高価なものしかありませんでした。

そんな状況を打破したのがSC-500N1/DVIです。
PCIe(x1)の拡張カードで、
コンポジット、コンポーネント、HDMI(DVI-D)に加え、
アナログRGB(DVI-A)に対応しています。
ただし、HDCPなHDMIには未対応で、
著作権保護された映像はキャプチャできません。
私も持っていてPCのアナログRGB出力を接続して使っています。
録画はあまり使わずリアルタイムで表示させているだけですが、
使っている限りは遅延もなく、
取り込み画像の品質も高く結構満足しています。
もちろんステレオ音声の取り込みにも問題はありません。
ただし、中途半端な解像度でだとキャプチャできない場合もありました。

ところで、PCのアナログRGB出力端子は2015年までに全廃される予定です。
最近のPCの画面出力はHDMIだったりDisplayPortだったりしますが、
さすがにアナログVGAがないPCはまだ見かけません。
きっとぎりぎりにならないとなくならないんでしょうね。

2011年10月21日金曜日

Windows7でWebDAVサーバにアクセス

WindowsXPのときは[マイ ネットワーク]を開いて
[ネットワーク プレースの追加]から
わりと簡単にアクセスできたWebDAVですが、
Windows7では使い方が変わっていました。
エクスプローラの[コンピューター]アイコンを右クリックして
[ネットワークの場所を追加する]をクリックすれば、
あとはXPと同様にURLを指定できます。
が、エクスプローラの左ペインでディレクトリツリーは表示されても、
肝心のファイルが表示されません。
httpsでアクセスしているので関係ないはずですが、
一応basic認証でのhttpアクセスの禁止を解くため
レジストリエディタで
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\WebClient\Parameters]の
[BasicAuthLevel]を"2"に設定してもだめです。
しょうがないので、VistaのwebDAVバグ回避のため使った経験がある
CarotDAVかTeamFileで無事アクセス可能になりましたが、
一体なんなんでしょうかね。

2011年10月20日木曜日

トイレンズ買ってみた

先日amazonでお買い物しているとき、
SLR Magic×TOY lens 26mm f/1.4の在庫が復活していることに気付き、思わずクリックしてしまいました。
これはトイレンズといわれるものだそうで、
ちょっと変わった写真が撮れます。
どんな雰囲気になるか私が撮影したサンプル写真を載せておきます。
LUNIXのGF1での撮影です。


ちなみに、LUMIX GH1,G1,GF1で撮影する際、
そのままでは「レンズの装着をご確認ください」と表示されて
映像が見れなかったりシャッターが切れなかったりするため、
撮影ダイヤルをCUST(GF1ならC1またはC2)にして[MENU]キーを押し、
[カスタムメニュー]の5ページ目の[レンズ無しレリーズ]を"ON"にする必要があります。

この商品はマイクロフォーサーズ用のレンズですが、
どうもCマウントのレンズにマイクロフォーサーズの
マウントコンバータをつけたもののようです。
なので何かに使い回しできるかもしれません。

ところで、なぜトイレンズというのかというと…よくわかりません。
おもちゃみたいなレンズだからなのか、
それとも、撮影した物がおもちゃみたいに見えるからなのか。
ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

2011年10月19日水曜日

iOS5をiPadに

2011年10月12日に公開になったiOS5ですが、
早速iPadを更新してみました。
WindowsにインストールしているiTunesを10.5にバージョンアップし、
USBケーブルでつなぐだけでOKです。
いろいろと時間がかかりましたが…

iOS5の使い勝手についてですが、
ウェブブラウザがやっとタブ対応になったのはいいのですが、
なんだか微妙に前のほうが使い安かったような気がしないでもありません。
あと処理能力が間に合っていないのか、
スクロール時に横線が斜めになっているように感じます。
アドレスバーに文字を入力したときの補完処理も遅いですし。

あとiCloudについてはメールやスケジュールや連絡先は
Google Appsを使い続けますし、
ストレージについてもすでに利用しているサービスを使い続けるので、
iPadのバックアップをおくぐらいしか使い道がなさそうなんですよね。
まあそれだけでも楽でいいですけど。

2011年10月18日火曜日

ITストラテジストの受験

昨日ITストラテジストの試験を受けてきました。
午前Iは免除だったので午前IIから受けたのですが、
午前IIかなりやばいですね。
午後Iはほぼパーフェクトのつもりですし、
午後IIもまあ悪くはないはずなので、
合格は午前IIの出来次第ということになりそうです。
前回のプロジェクトマネージャのときと
まったく同じ展開です。
午後の問題はソフトウェア開発者にとっては
常識問題というか国語の問題に近いので
何とかなるんですが、
午前IIは4択とは言っても、うろ覚えではなく、
しっかり知識がないとつらいですね。
来春のプロジェクトマネージャへのリベンジ時は
午前II重視で学習することにします。

2011年10月14日金曜日

Windows7のフォルダのコンテキストメニューに追加

Windos7を使い始めるにあたり
Windows7のエクスプローラでのファイルの表示を
プロフェッショナル向けにカスタマイズしました。
エクスプローラの[ツール]-[フォルダーオプション]メニューから
[フォルダーオプション]ダイアログボックスを開き、
[表示]タブを開いて、
[タイトルバーにファイルのパス名を表示する(クラシックテーマのみ)]、
[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]
を選択し、
[登録されている拡張子は表示しない]、
[保護されたオペレーティングしs手無ファイルを表示しない(推奨)]
を選択から外します。

ファイルとアプリケーションの関連付けは、
XPではこのダイアログボックスの
[ファイルの種類]タブから設定できていましたが、
Windows7では[コントロールパネル]を開いて
検索ボックスに"ファイルの種類"と入力し、
[ファイル拡張子に関連付けされたファイルの種類の変更]をクリックします。
ここでファイルやURLを開くデフォルトのアプリケーションを
拡張子やプロトコル毎にカスタマイズできます。

しかし困ったことにここにXPのときにはあった"フォルダ"が見当たりません。
私の場合、各フォルダを右クリックして
cygwinのbashやサクラエディタのgrep機能を呼び出して、
指定したフォルダで作業できるように常にしており、
それの設定ができません。
しょうがないのでレジストリを直接いじることにしました。

例えば、サクラエディタのgrep機能を呼び出すようにするには regedit を起動し、
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Folder\shell]キーを開きます。
そこで[grep]キーを作成し、その下にさらに[command]キーを作成します。
その[(規定値)]に

"C:\Program Files\sakura\sakura.exe" -GREPMODE -GFOLDER="%1" -GOPT=S -GREPDLG"

を設定すれば完了です。
適当なフォルダを右クリックすると
[grep]メニューが追加されているのが確認できます。

ところで、Windows7にはPower Toysがないらしく、
"Command prompt from here"も使えません。
どうすりゃいいんだと思っていたところ、
フォルダで[shift]キーを押しながら右クリックすると…
[コマンドウィンドウをここで開く]メニューが現れることがわかりました。
これを[shift]キーなしでも表示できないかと思っていますが、
今のところできていません。
どなたか方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

2011年10月13日木曜日

世界一難しい数独

かなり古い話になってしまいますが、
昨年の夏に発表されていた世界一難しい数独
論理と条件分岐で自力で解くのに成功しました。
別に1年間悩んでいたわけではなく、
発表当時に仮定なしで進めるところまで進めておいて、
最近になって思い出したように解いてみたということです。
折角なので解答をここに載せておこうかと。
問題は以下のとおりです。









  5
8  
 7 






3  
   
 1 






   
 2 
5  






4  
 1 
  3






  5
 7 
2  






3  
  6
 8 






 6 
  4
   






5  
  
  9






  9
 3 
7  


解答は以下のとおりです。
背景色と文字色をともに白にして隠していますので、
解答を見たい方はHTMLソースを見るかハイライトしてください。









145
839
672






327
654
918






698
127
543






496
218
753






185
473
296






372
956
481






367
984
521






542
761
839






819
235
764

2011年10月12日水曜日

iPadの表示が拡大されたままで…

とっても便利なiPadですが、先日困ったことが起きました。
あるアプリケーションをダウンロードして使ったところ
iPadの画面が妙に拡大されて戻らなくなりました。
電源を入れなおしても直りません。
しょうがないのでググッてみると…3つ指タップで元に戻りました。
というか3つ指タップで通常表示と拡大(仮想スクリーン?)表示が
切り替えられることをはじめて知りました。
そういえば最後に使ったアプリケーションはピアノ演奏ソフトで、
和音入力で3つ指タップしたような気が…

2011年10月11日火曜日

iPhone5、じゃなくてiPhone4S発表

初めに、先になくなられたApple創業者スティーブ・ジョブス氏に
哀悼の意を表します。
波乱万丈の人生を送った氏ですが、
多数の功績を残したことはもちろん、
多くの記憶に残ることを成し遂げたことは賞賛に値します。
平時に疎まれるも、窮地の救世主となり、
未来を見据えるビジョナリであった氏を、
生粋の技術者という立場ではありますが
私も目標としていきたいと思っております。

さて、買うか買わないかは決めていませんが、
待ちに待ったiPhone5、じゃなくてiPhone4Sがついに正式発表されました。

iPhone4Sというだけあって見た目はほとんど変わっていないようですし、
機能アップされているのはCPU+GPU、外向きカメラ(動画撮影含む)、
HSDPAの速度、Bluetoothぐらいなもので驚くようなものではありません。
あと改善と改悪が入り混じるバッテリー駆動時間も変更点ではあります。
思ったより地味ですね。
それから、W-CDMA版とCDMA版の区別がなくなり、
1機種でワールドワイド対応となりました。
ここは私がものすごく前に予測していたとおりでした。

そして事前のうわさのとおり日本では通信会社に
ソフトバンクかauを選択でき、
銀座などにある実店舗のapple storeでも販売されるようです。
SIMロックされているみたいなので
ソフトバンク用とau用の製品が別々にあるということでしょう。

ところで実際にどれぐらいの費用がかかるのか調べてみました。
もしかすると間違いがあるかもしれないので鵜呑みにはしないでください。

まずauです。
端末価格で言うと16GBモデルが実質0円、
32GBモデルが実質10320円、64GBモデルが実質20640円だそうです。
16GBモデルの価格は51360円のようなので、
「毎月割」は2140円/月ということになりそうです。
なお「毎月割」の適用は「ISフラット」か
「ダブル定額」の契約が条件が対象になります。

では16GBモデルで私の契約候補となるプランを考えてみます。
そもそも端末が51360円なので、
それだけで最初の2年間のコストは2140円/月となります。
これは「ダブル定額」の下限価格2100円/月とほぼ同等なので、
「ダブル定額」をつけないことと、
通信しないのに「ダブル定額」をつけて「毎月割」を得るのとは
ほぼイコールということになります。

「プランEシンプル」プランで「誰でも割」を適用すると
月額基本使用料は780円です。
SIMカードを抜いて運用するなら
780円/月でいいということになります。
「毎月割」が効かないので
最初の2年間のコストは2920円/月となります。
結局70080円のiPod touch 4Sを買うイメージになります。
さすがにありえませんね。

SIMカードは挿して通話とCメールはするけど
データ通信はWiFiのみというなら、
「プランSSシンプル」か「プランZシンプル」に
「誰でも割」を適用して980円/月となります。
これも毎月割が効かないので
最初の2年間のコストは3120円/月となります。
いわば74880円の携帯電話機能付きの
iPod touch 4Sを買うイメージになります。
こんなのもいりません。

普通に使うなら
「プランZシンプル」または「プランF(IS)シンプル」に
「誰でも割」と「ISフラット」を組み合わせて
6245~6445円/月となります。
毎月割で端末価格は0円になり、
最初の2年間のコストも6245~6445円/月となります。
なお「IS フラット iPhone スタートキャンペーン」適用で
最大24ヶ月は480円/月の割引が受けられ、
さらにMNPでの転入なら10000円のキャッシュバックがあります。
正統派ですが私には高すぎます。

次にソフトバンクでどうなるかみてみましょう。
端末価格で言うと16GBモデルが46080円、
32GBモデルが57600円、64GBモデルが67200円です。
「月々割」により実質価格は
それぞれ0円、11520円、21120円なります。
auとほぼ同等ですね。

プランで言うと「バリュープログラム(i)」の5705円/月と
「標準プライスプラン」の2324~5705円/月が選択でき、
前者のほうが「月々割」が480円/月多くなるようで、
16GBモデルでいうなら最初の2年間のコストは
5705円/月か2804~6185円/月となります。
つまりデータ通信に主にWiFiを使うのなら
2804円/月でいいことになります。
auより断然お買い得です。
まあ2年間でのトータルコストは67296円なので、
私としてはちょっと手が出ません。

ちなみにソフトバンクにはおまけがありました。
なんと2回線目扱いのiPad2の通信料金(<100MB/月)が
無料になるとのことです。
iPad2本体が安くなるわけではないので
それほど需要があるとも思えませんが。
それならiPhone4Sのテザリング機能でiPad2が使えるほうが
かっこいいんですがねぇ。

いろいろ検討してきましたが、
安くなったiPod touchを買おうかなと
本気で思ったりしているのでした。

2011年10月7日金曜日

Windows7が使いにくいのでWindows2000化

Windows XP が大好き、ということでもないのですが、
今まで自宅でも職場でもメインで使っているPCはWindowsXPだったりしました。
Vista入りのPCを入手したこともありますが、
いろいろ事情もあってライセンスに都合がつけばXPを入れていました。
そうじゃなければVistaはHDDの肥やしにしてLinuxを使っていたりします。

これまで使っていた職場のメインのデスクトップPCは
数年前に購入して以来だいぶくたびれており、
先日新しいものにリプレースしてもらえることになりました。
ただし、最近職場ではPCの購入は許してもらえず、
レンタルということになります。
そんなにマシンの選択肢があるわけでもなく、
構成(メモリ容量やHDD容量)のカスタマイズも難しく、
しかも、セキュリティがどうのこうので
IT課で監視用のソフト等いろいろ入れられてから手元に届くことになります。
うざいことこの上ないのですが仕方がありません。

で届いて見てみると…
Windows7(professional)が入っているのはやむを得ないのですが、
入っているのは32ビット版で利用可能メモリ上限は3GB強です。
VMwareで仮想マシンをたくさん(?)立ち上げるつもりなのに…
Windows8も来年には登場するでしょうし、
マジで1年で借り換えですね。
ここはレンタルのいいところです。

ところでWindows7ってほんとに使いにくいですね。
XPからずいぶん変わっていて何をどうすればどうなるのかよくわかりません。
とりあえずデスクトップをなじみのWindows2000に近づけてみることにしました。

最初にAeroとか邪魔くさい機能を切ります。
デスクトップのコンテキストメニューから[個人設定]をクリックし、
[テーマ]を"Windowsクラシック"にします。
[デスクトップの背景]は青っぽい単色、
[ウィンドウの色]は"Windows クラシック"です。
[デスクトップ アイコンの変更]で
"コンピュータ"、"ネットワーク"をオンします。

また、XPと比べてデスクトップのアイコンが大きくてうざいので
デスクトップのコンテキストメニューから
[表示]-[小アイコン]を選択します。

それから、クイック起動ツールバーが大好きなので、
タスクバーのコンテキストメニューで
[ツールバー]-[新規ツールバー]をクリックし、
あらわれたダイアログボックスの[フォルダ]テキストボックスに

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer

を入力して、表示された"Quick Launch"フォルダを選択します。
これでクイック起動ツールバーが表示されますが、
XPのときのようにタスクバーから切り離せず、かなり不満です。
私はデスクトップの右端にドッキングさせたいのに…
代わりになるいいランチャーソフトがないかと探しているところですが、
なかなかいいものがなくて…自分でつくろうかな。

2011年10月6日木曜日

BSの新局が見られない?

2011年10月1日、ついにBSのテレビ放送局が増量されました
手持ちのテレビで問題なく視聴できることが確認できました。
が、録画機のほうが…

私はメインの録画機にDTV-X900を利用しているのですが、
最初これで観られない局がありました。
放送開始1週間前になっても
番組表にBSトゥエルブまでしか表示されず、
ずっとおかしいとは思っていましたが、
いざ放送開始されても事体は変わらず、
しかも[メニュー]-[ダイレクト選曲]で"236"とか押しても
チャンネルがないと怒られる始末。

そこで、何か設定しなければならないのかと考え、
いろいろ見ていくとありました。
[ホーム]-[設定]-[チャンネル設定]-[再スキャン]で[再スキャンする]と、
番組表への表示もダイレクト選曲での視聴も可能になりました。
でも数字を3つも押すのはめんどくさいですね。
WOWOWもライブとシネマは2タッチ操作になりますし。

で、思ったのが、
今はリモコンに12までしかチャンネルボタンがありませんが、
24ぐらいに拡張された機種が出たら
ブルーレイレコーダ買ってもいいかなと。
そういうのどこか出しませんかね。
3D対応なんかよりよっぽど安上がりで実用的なんですけどね。

2011年10月5日水曜日

kernel.org 復活

日本時間の2011年9月8日からメンテナンス状態になっていた
kernel.orgがようやく復活しましたね。
ただし完全復活というわけではなく、
android.kernel.orgなどまだ復旧していないサーバもあるようです。
ここまで私が考えていたよりもかなり長く、約一ヶ月かかりましたが、
ボランティアで運営されているのかもしれないので、
もしそうならしょうがないですね。

とりあえずもうすぐ出るであろう
Linux Kernel 3.1の正式版リリースには間に合ったということで。

2011年10月4日火曜日

AXGP

先週、auとソフトバンクの携帯電話
というかスマートフォンの2011年秋冬モデルの発表会がありました。
総じてあまり興味がないのですが、
「SOFTBANK 4G」のAXGPには食いついてしまいました。

ソフトバンクがウィルコムを傘下におさめたのが、
昨年だったと記憶しております。
そのとき個人的に押していたXGPがどうなるのか心配しておりましたが、
今年の11月よりAXGPとして復活するようです。
多分"Advanced eXtended Global Platform"の略なんだろうな。
TD-LTEと互換性があるとアナウンスされていますが、
きっとTD-LTEそのものなのではないでしょうか。

ソフトバンクがTDではないLTEを導入するのはもう少し先と見られていますが、
その前にTD-LTEを導入するとは、
最終的に未来は選べるということなのでしょうか。

2011年9月30日金曜日

Serversman@VPSでDNSの逆引き

Serversman@VPSの2011年9月度の定例アップグレードで、
他社から取得している独自ドメインでも
DNSの逆引きができるようになりました。
今のところ私の用途では逆引きできる必要はないのですが、
ネットワーク的にもできたほうがいいに決まっています。

やり方は簡単で、
DTIのトップページからMyDTIにログインし、
[契約中サービス]-[ServersMan@VPS *プラン]
-[VPSサーバ情報]-[他社管理ドメイン設定]の[設定]をクリックし、
さらに[設定]をクリックしてサーバのFQDNを入力すればOKです。

$ dig -x <IPアドレス>

とか

$ nslookup <IPアドレス>

で設定されているか確認してみればいいでしょう。

ところでServersman@VPSでは今回同時に中国語によるサービスも開始しました。
中国国内の検閲を回避したい中国のユーザが踏み台に使うのが
主な用途になるんでしょうかね。

2011年9月29日木曜日

マイクロフォーサーズの電動ズームレンズ

一眼カメラことLUMIX Gシリーズの勢力拡大を加速させるべく、
パナソニックがパンケーキ型の望遠レンズH-PS14042を投入してきました。
以前GF3が発表されたとき、
こんなレンズがあればというようなことを書きましたが、
意外と早く登場となりました。
早晩GF3とのセット販売も開始されることでしょう。
GF2までの流れはオリンパスのPENに譲り、
コンパクトデジカメの上位機種を駆逐していく武器になりそうです。

このH-PS14042、収納時は私も持ってる
単焦点のパンケーキH-H020と大きさがほぼ同じで、
わりと小さなGF3との組み合わせであれば、
割り切ったレンズ交換式カメラとして、
あるいはいつも持ち歩くコンパクトデジカメの代わりとして
かなりいい感じな気がします。
単焦点のH-H020は使いではあるのですが、
ズームができないため使い勝手にやや難があり、
「背景をぼかす」ことに興味がなく、
光学ズームがないといやだという
コンパクトデジカメユーザへのアピールが
これでようやくできるということでしょう。
個人的にはH-H020とH-PS14042を両方持ち歩いて
とっかえひっかえ遊ぶのは魅力的ですね。

普段GF1+H-H020を持ち歩いている私としては、
GF3+H-PS14042には物欲が刺激されるのですが、
ズームが使いたければH-FS014045もありますし、
なにより先立つものがありませんし。
とりあえずは様子見ということで。

ちなみにこのH-PS14042、
フォーカスリングとズームリングが
コンパクトデジカメのような電動式になっており、
動画撮影時の連続的な変化にはいいのかもしれませんが、
設定を突然大きく変えるのには向きません。
まああの薄さでリングを2つ並べても操作し辛いでしょうから
仕方がない面はあります。

ところで、H-PS14042と同時に発売されるのがH-PS45175です。
これらに共通するのは電動ズームリングと動画対応です。
H-PS14042についてはその大きさが今までにない特徴ですが、
H-PS45175はマイクロフォーサーズ登場時から存在する
大望遠レンズH-FS045200から大きさも性能も極端には変わらず、
買いなおすまでもないと思っており、
H-PS45175の存在意義がいまいち把握できませんでした。

しかし次の展開を考えるとき面白いアイディアが浮かびました。
片手で持つムービータイプボディーへの布石ではないかということです。
私はマイクロフォーサーズ規格が登場したとき、
古くからの一眼レフカメラタイプのボディだけではなく、
ビデオカメラタイプのボディが登場するのではないかと勝手に思い込み
マイクロフォーサーズを選んだのですが、
未だうわさすら出てきていません。
よくよく考えてみると今の状態では片手持ちボディにしたところで
ズームを操作するのに両手がふさがってしまうことになり、
そもそも片手持ちボディの意味がありません。
今回ズームが電動化されることで、
ボディー側からコントロールできるようになれば、
完全に片手での操作が可能になります。

ということで今年末あたり
なにか発表があることを期待して待っていることにしましょう。

2011年9月28日水曜日

有料放送とB-CASカード

もうすぐBSデジタルの新規有料チャンネルがいくつか開局しますし、
この機会にそれらとB-CASカードがどうかかわっているかについて
少々書いてみたいと思います。

地上波でもBSでも日本のデジタルテレビ放送はB-CASカードに依存しています。
これは放送されている動画や音声は暗号化されており、
B-CASカードがなければそれを復号化して視聴できないということです。

地上波ではアナログ1チャンネル分の周波数帯を13のセグメントに分けて
マルチキャリアでデータ伝送をしていますし、
BSではアナログ1チャンネル分を時分割で48スロットに分けて
複数チャンネルを送信しています。
とりあえずこれら仕組みによって送信されたデータは、
チューナによってデジタル1チャンネル分の
ビットストリームデータとして受信されます。
OSIっぽくいえば、このデータがネットワーク層から受け取る
TCP(実際にはUDPの方がしっくりする)パケットということになるでしょう。

実際には受け取ったデータはMPEG2TSパケットということになります。
MPEG2というと映像のデータ規格と思われがちですが、
音声のAACやコンテナのTS,PSなんてものの規格を含んだ
わりと壮大なものなんですね。
このコンテナとは一連の、そして一本のデータの流れのなかに
複数データを埋め込む方法のことです。
テレビ放送の場合、映像情報や音声情報だけでなく
データ放送用のコンテンツデータや
時刻情報や制御情報を含めなければならず、
それぞれを188バイトのTSパケットに細切れに収めて
それを適切につないでいったものが放送波に乗っかっています。

各TSパケットにはPIDが設定されており、
このPIDでそのパケットが何の情報なのかがわかるようになっており、
同一PIDのパケットを集めて画像や音声データを取り出します。
PIDはTCP(UDP)ポート番号みたいなものなんですね。

ところで、映像情報などは暗号化されています。
もともとは勝手に観られると放送局が大損する
有料放送のための暗号化なのですが、
なぜか無料放送の地デジやBSも暗号化されています。
で、前置きが長かったのですが、
この暗号化された映像がどうやって復号化されるかということです。

実は暗号化された映像を復号化するための鍵はTSパケットのうち
ECMと呼ばれるパケットに格納されています。
ならばお金を払ってなくても
ECMが読み取れれば誰でも映像が観れるということになるのですが、
そうはうまくいかず、ECMも暗号化されているのです。
もちろん映像復号用の鍵とは違う鍵が必要です。
ではECMの復号用の鍵はどこにあるのかというと、
これはEMMと呼ばれるTSパケットで放送されています。
そしてEMMもまた暗号化されています。
その暗号を解くのがB-CASカードなのです。

B-CASカードには一枚一枚に
別の識別番号(ID)とEMM解読鍵が書き込まれています。
テレビは受信したEMMの中から
自分にささっているB-CASカードのID用のデータを探し、
それをB-CASカードに送ります。
B-CASカードは自身でEMMのデータをEMM解読鍵を使って復号化し、
ECMの復号鍵を取り出すのです。
それぞれのB-CASカードに書き込まれたIDと鍵は
B-CASカードの管理会社が情報として保存しており、
放送局はそれぞれのB-CASカードのためにEMMを放送しているのです。

ちなみにB-CASカードのIDは10000000000000000通りあるので、
放送局は最悪1京毎のB-CASカード用にEMMデータを送る羽目になりますし、
そもそもそれ以上のB-CASカードは発行できないことになります。
まあ現実的にそんな日が来るとも思えませんが、
私の手元にはすでに9枚のB-CASカードがありますし、
意外と早く100億枚ぐらいは行っちゃうかもしれませんね。

2011年9月27日火曜日

BS新局開局まであと少し

2011年10月1日、BSデジタルテレビ放送のチャンネルが増えます。
そしてその日まで1週間を切りました。
ということでテレビのEPGでは既に10月1日の番組表が閲覧可能になっており、
有料放送局も無料放送のオンパレードになっていることが確認できました。

私は最近地上波でなるべくなら観たいなーと思う番組が、

  • ネプリーグ

  • ぐるぐる99

  • ぺけポン

  • ぷっすま

  • 鉄腕ダッシュ

  • 相棒



ぐらいです。この中でも飽きかけのものもあれば
企画によっては観ないこともあります。
ドラマはあまり興味がありませんし、
ニュースもウェブで見たほうが早いし掘り下げられるし。
まあ単発の2時間ドラマとか映画は結構観たりしますが、
これらはBSのほうが充実していて
無料視聴なBS局と、既に加入しているWOWOWの番組のほうが
観ている率は高いですね。
そんなこんなで、新BS局にはちょっとだけ期待しています。
これ以上有料放送に加入するのは辛いのですが、
開局にあわせて実施される無料放送でも観ながら
今後の契約内容など見直すことになるかもしれません。

さて、そんな新BSですがちょっと心配なことがあります。
現在録画機として使っているDTV-X900のEPGに
新BS局が現れないことです。
実は未だにNHKのBS2の局が消えずにそのまま残っていますし、
10月1日までにきちんと表示されるかどうか…
手動で何か操作しなくてはならないのでしょうかね?

2011年9月23日金曜日

iPhone5(?) auから販売?

多分あるだろうなと思っていたことが
どうも確からしいことが明らかになってきました。
AppleのスマートフォンiPhoneの新機種
(とりあえずiPhone5と呼ぶことにします)が
auからも発売されるという報道が駆け巡りました。

そもそも先に米国で発売されたCDMA版iPhone4では
GSMをわざわざ殺しているというような話もあり、
iPhone5がW-CDMA/GSM/CDMA全部対応する
グローバルユニークな端末にならない合理的理由がない現状、
auが携帯電話事業者国内2位を死守するためには
導入しない道理はありません。

iPhone5の性能や販売の詳細については
近々正式発表があるはずですのでそれを待つこことし、
ここではこれまでとしましょう。

で、何の話をするかというと、日本の携帯電話メーカー、
いやスマートフォンメーカーの話です。
現在国内でサービスするキャリアに
スマートフォンを納めている純粋な国内メーカーは、
シャープ、パナソニック、富士通東芝、NECカシオの4社だと認識しています。
この4社の海外事業がどうなのかのきちんとした情報を持ち合わせていないので
はっきりとしたことはいえませんが、
日本国内向けがかなりのウェイトを閉めているものと推察されます。

今回iPhone5の発売を開始しそうなauで言えば
シャープ、富士通東芝、NECカシオが影響を受けることになります。
auの今年の第1四半期(2011年4月~6月)のスマートフォン販売数は66万台で、
今年の年間の販売目標は400万台だそうです。
ちなみにスマートフォン含めた携帯電話全体の目標は1200万台のようです。
auのスマートフォンメーカーは上記以外に
PANTECH、SONY Ericsson、HTCの3社があり、
仮にこの6社が販売数量を均等に分け合うとすると、
一社あたりの年間出荷数の期待値は66万台となります。

ここでiPhone5が登場するとどうなるでしょうか。
iPhone5によって販売数全体が底上げされることも考えられ、
auが狙っているのはまさにそこだと思われますが、
その底上げ部分は100%iPhoneの取り分であるため、
他のメーカーには関係ありません。

重要なのは既存のauユーザがスマートフォンに乗り換えるときに
iPhone5を選ぶ可能性は高くなってしまうわけです。
契約の純増数が昨年実績120万件を維持するとすれば、
機種変による端末の販売は1100万台程度と思われ、
そのうち360万台が機種変のスマートフォンとなります。
他のスマートフォンメーカーにとっては
ここのでプレゼンスを死守することが最大命題になるのでしょう。
この客層を如何にiPhone5ではなく
他のスマートフォンに導けるかということになります。
ソフトバンクモバイルでの実績を鑑みるに
かなりの台数がiPhone5にもって行かれそうな気がします。
もし年間100万台掠め取られるとすると、
他メーカー各々の取り分は50万台に減ることになります。
前述の国内メーカー3社が国内キャリア3社に販売するにしても、
多数の機種で積み上げて年間200万~300万台程度でしょうから、
これだけとられると営業利益が吹き飛ぶ可能性も十分考えられます。
実際にはもっとひどい状況になるかもしれません。

さて、世界の携帯電話メーカーが今後どうなっていくかはわかりませんが、
日本メーカーが勝ち上がるには海外メーカーの買収しかないでしょう。
実際問題それは厳しいと思われるので、
国内のメーカー同士による弱者連合で時間稼ぎをするか、
さもなければ海外メーカーに買収されるかぐらいしかないのかもしれません。

日本国内の産業の空洞化が叫ばれて久しく、
製造面ではすでにそれが進んでいますが、
もはや王道製品は日本の企業が開発することさえできない
時代に突入しているのかもしれません。
グローバルに見ると日本は
超高級品、超最先端品、ニッチ製品に特化していくしかないのかもしれません。

2011年9月22日木曜日

マイクロフォーサーズでミラーレンズを

現在私が所有しているマイクロフォーサーズレンズで
最も望遠なのは45-200mmのテレ側で35mm判換算だと400mmとなります。
2011年12月10日の皆既月食や2012年5月21日の金環日食に備えて
もっと望遠がほしくなってしまうのですが、
現在最強の100-300mmは高価でとても手が出ません。
そこで、Kenkoのミラーレンズ500mmTマウントコンバータを買ってみました。
このレンズ(というかミラー)は35mm判換算で750mmということで、
400mmの2倍弱というなかなかな性能です。
まあ、絞り半段暗いですし何しろミラーですので
そんなに期待はしていませんでしたが、
超望遠というのはなんだか心弾みます。

ちなみに購入時500mmと800mm(35mm判換算で1200mm)で迷ったのですが、
ウェブでの評判を参考にしつつ、
ついでに財布と相談しつつ500mmに決めました。
先日ボーイング787を見に行ったときに使用しましたが、
単焦点で倍率が高いので構図の自由度が低く、
800mmにしないでよかったなと感じました。
800mmは更なる高みを目指す(深みにはまる?)ときに購入を考えることにします。
まあ、どちらにしても三脚は必須ですね。

ちなみに500mmレンズ+マウントコンバータがG1,GH1,GF1で撮影できることは確認しました。
ただし、そのままでは「レンズの装着をご確認ください」と表示されて
映像が見れなかったりシャッターが切れなかったりするため、
撮影ダイヤルをCUST(GF1ならC1またはC2)にして[MENU]キーを押し、
[カスタムメニュー]の5ページ目の[レンズ無しレリーズ]を"ON"にする必要があります。

参考までに2つのレンズで撮影した中秋の名月を載せておきます。

2011年9月21日水曜日

Windows8(?) developer preview

先日のマイクロソフトの開発者イベント"BUILD"で
次期Windowsのdeveloper preview版が公開されました。
私もここからダウンロードしてインストールしてみました。

最初 VMware Player 3 にインストールしようとしたのですが、
32ビット版、64ビット版ともにインストールできず、
しょうがないのでSOTECのPX9515PのHDDを新しいものにつなぎなおして
これに64ビット版を入れてみました。
以下、使ってみた感想など書いてみます。

Windows8の起動後に画面に現れるのは、
Windows Phone 7.5 のようなMetro Styleのメニューです。
メニューの各選択項目は見慣れたアイコンではなくタイルになっており、
少しの隙間を空けて規則正しく並んでいます。
きれいに整地された田んぼや畑を真上から見たような感じです。
ここの各タイルから全画面占有するアプリケーション本体が立ち上がります。
いわゆるタブレット端末と同様の操作体系になります。
ちょっと改良されているのが、
アプリケーションの情報が各タイル上に表示されることです。
例えばメールクライアントで未読メール件数が表示されるというようなことです。
タスクトレイのようなところに集中表示されるのとどちらが見やすいかは
ケースバイケースだとは思いますが、
Metro Styleなメニューであればこのほうが見やすいですね。
ただし、タイル上に情報を表示するのは目新しくもなんともなく、
iPadのメールクライアントではそういう表示になってますよね。

そして、そんなことを考えていて気づいたのは、
このメニューインターフェイスってWiiのとそっくりだということです。
タイルに相当する各チャンネルは単なる静止画ではなく動画になっていたり、
「お天気チャンネル」では設定した場所の天気が直接表示されていたり。
Metro Styleのアイディアは日本の地下鉄の案内板から
思いついたという話がありましたが、
実は任天堂からインスパイアされていたのかもしれません。

さて、このMetro Styleですが、従来のマウスとキーボードのPCスタイルでは
はっきり言って使いにくいです。
20インチぐらいの液晶モニタを接続したデスクトップPCで使うようなものではありません。
モニタを表示表面に手が余裕で届くぐらいの距離で扱うような
タブレット端末用だと思います。
やや大きめなモニタを持ったキーボートつきのクラムシェル型ノートPCでは、
モニタに手を伸ばすのがしんどいので、
いわゆるストレート型のPCでなければ、
今までのデスクトップのほうが使いやすいと推測します。
もちろんデスクトップはMetro Styleのメニューから
デスクトップタイルをクリックして起動することは可能です。

となると、私のねらい目は通常はタブレットとして利用できる
10インチ程度のストレートPCということになります。
しかもレガシーなデスクトップアプリケーションが使えるように
CPUのアーキテクチャはx86がいいです。
もちろんドッキングステーションと合体して
LCDの角度が自由に調整できるノートPCに変わればベストですね。
ドッキングステーションにはキーボード、トラックパッドだけでなく、
有線LANポート、拡張バッテリー、光学ディスクドライブ、USBホストポート、
HDMI出力ポート、サプリメンタルなHDDを搭載しているとかなり便利そうです。
さらに、ドッキングステーションが単なる周辺機器ではなく、
非力なARM CPUと小さなLCDを乗せて自立動作し、
ストレートPCとドッキングステーションを
必ずしも有線で合体させなくてもいいようだといいおもちゃになりそうです。

でもそんなの高そう…
iPad+ノードPCのほうが安くつきそうです。

2011年9月20日火曜日

Mouse Without Borders

先日、2台のPCをUSBケーブルでつないで
マウスやキーボードを共有できる
SCY-USBDLC02を紹介しましたが、
同等の機能をLAN経由で利用できるMouse Without Bordersが
マイクロソフトから発表されました。
マウスやキーボードの共有が双方向であることや、
PC間でのクリップボードの共有や
ドラッグアンドドロップによるファイルコピー機能も共通しており、
Mouse Without Borders には
3台以上のPCでの連携も可能というアドバンテージがあります。
いまどきネットワークに接続していないPCなどほとんどないので、
SCY-USBDLC02の存在意義がかなりかすんで、
というより市場から消えていくことになるような気がしています。

SCY-USBDLC02が生き残るには、
私が指摘しているバグ(販売会社には報告済み)を直すことや、
WindowsだけでなくMac OS XやLinuxでも使えるようにすること
ぐらいではないでしょうか。
先ほどネットワークに接続していないPCなど
ほとんどないと書きましたが、
いろいろな都合でそういうPCもないことはないので、
そこの需要を汲み取った面白ツール的存在で
なんとか販売を続けてほしいものです。
何しろそういうレアな環境が手元にあるもので。

2011年9月16日金曜日

2012年5月21日の金環日食

まだだいぶ先の話ですが、
2012年5月21日に日本で部分日食や金環日食が見られます。
詳しくは国立天文台のサイトをご覧ください。
ここの地図によると、もっとも金環度が高いのは
九州南端、紀伊半島南部、東京を通る直線上ということになります。
時間帯が朝の6時から9時と比較的早く太陽の高度が低いので、
東が開けていることと陸地であることを考えて
紀伊半島の熊野か茨城の霞ヶ浦あたりがよさそうです。
もちろん天気がいいことが最大の条件なのは言うまでもありません。
2009年7月22日の皆既日食のときは
私自身は部分日食しか見れなかったもの
天気的にかなり残念な結果になりましたので、
次回は金環日食を見に茨城が三重まで行きたいと思っているところです。
震災復興に一役買うという意味では茨城がいいかも。
あと気候的にも茨城のほうがよさそうな気がしますが、
天気は水物ですからねぇ。

さて、2009年の日食撮影のときは、減光シートフィルタND400を2枚購入し
セロハンテープで貼り付けるという不細工なことをしていたので、
次回のためにラバースナップフィルタホルダーを買いました。
値段のわりにちょっとチープなつくりだったので、
付属のゴムバンドが劣化したらどうしようかとかなり先の心配もしましたが、
これならほとんどの交換レンズに対応できます。
ただし、枠だけなのでフィルタをきちんとはめるために
ボール紙でホルダーを作らなければなりませんので、
それぐらいの手間はかけることにします。

2011年9月15日木曜日

超新星爆発が見られた?

9月9日からの数日間
北斗七星の柄の先っぽあたりで
双眼鏡でも観測できるかもしれない超新星爆発があるということで、
私も15倍の単眼鏡で探したのですが、
雲がかかっていたり空が明るかったりで全く見えませんでした。
星の見える郊外まで行って…と思ったんですが、
どこまで行って星空なんて見えないし。
よほど山奥にでも行かないと最近は星が見えませんね。

2011年9月14日水曜日

Nintendo 3DS Conference 2011

本日 Nintendo 3DS Conference 2011 が開催されました。
世の中ソーシャルゲームがはやっているとは言われていますが、
テレビコマーシャルで盛んに宣伝している携帯電話向けゲームは、
あまりゲームっぽいものがなく、個人的には興味がありません。
私のスマートフォンにも無料の数独は入れていますが、
ダウンロードアプリは実用系や技術系のものばかりです。
何しろNintendo3DSを持ち歩いているので、
ゲームはもっぱらそちらで遊びます。
やはりゲームは専用機で遊びたいんですよね。

さて、本日のカンファレンスは流通業者向けということで、
来年初めぐらいまでのソフトウェアのラインナップの発表が行われました。
年末にかけて私がほしいのはやはり

  • スーパーマリオ3Dランド(3DS)

  • マリオカート7(3DS)

  • ゼルダの伝説 スカイウォードソード(Wii)


の3本ですかね。
特別仕様の本体の企画も複数あるようですし、
楽観はできないものの3DSは何とか普及していくような気がしています。

ところで、最初うわさが出た時に何かの冗談かと思った
「拡張スライドパッド」が本当に正式発表されました。
右のスライドパッドが追加されますが、
なぜ最初からつけておかなかったのか悔やまれます。
「拡張スライドパッド」の写真を見ると非常に不細工なのですが、
SDカードのスロットとWLANのスイッチが隠れてしまっています。
また、本体のRボタンが押しにくくなるので、
拡張スライドパッド側に新たなRボタンが設置されているかもしれません。
もしかするとほかにも何かついている可能性もありますね。
バイブ機能とか。

ここで疑問なのが拡張スライドパッドから本体への信号伝達方法です。
そもそも3DSの表に出ているI/Oというと、
ゲームカードスロット、SDカードスロット、イヤフォン端子、
ACアダプタ端子、クレードル充電接点、赤外線通信ポートだけです。
写真で見る限りイヤフォン端子は空いたままですし、
形状から考えてSDカードスロットではなさそうです。
また、「拡張スライドパッド」には別途単四電池が必要ということで、
電力供給ができるゲームカードスロットは外れます。
ACアダプタ端子やクレードル充電接点から
信号を受けることは技術的にはできるでしょうが、
本体設計時にそこまで考えているかどうか微妙ですし、
順当にいけば赤外線ポートということになります。
もしかして実は本体にbluetoothを積んでて…
てことはないですよね当然。

2011年9月13日火曜日

9.11 から10年

あの9.11から10年が経ちました。

私はあの日の直前までアメリカのサンフランシスコに滞在していました。
当時のパスポートを見ると9月9日に帰国していることが確認でき、
逆算すると米国太平洋時間の9月8日、
記憶によれば昼前出発ぐらいの飛行機で帰国しました。
ニューヨークのWTCに1機目の旅客機が衝突したのが
米国太平洋時間の9月11日の朝9時ぐらいだったので、
もし帰国が3日遅れていれば、
アメリカに少なくとも一週間足止めされていたことでしょう。

その後の政治的事柄についてここで書くつもりはありません。
しかし、アメリカは自身が世界の盟主であるとの思い込みを引っ込め、
もっと謙虚になるべきだとは思います。
もちろんそれは他の国にも言えることです。
私は学生時代に1年間香港で暮らした経験がありますが、
その中でつかんだもっとも大きいことは、
他の文化と思想を尊重するということだと考えています。
こんなことを書いているとエシュロンに引っかかりそうなので
この辺にしておきましょう。

さて、あれから10年経ち、その間にアメリカに何度か行きましたが、
飛行機に搭乗する際のセキュリティチェックには閉口します。
なんだか知らないんですけどよく引っかかるんですよね。
最近はX線で透視してボディーチェックをするなどやりすぎ間が漂っており
もうアメリカには好んで行こうとは思いません。

ということで来年ヨーロッパに遊びに行きたいなと。
ANAのB787でフランクフルトなんていいですね。
フランクフルトで観光というと、
博物館、美術館、劇場めぐりになるんでしょうか。
国際金融都市でもありますし、
ニューヨークっぽいのかも知れません。

2011年9月9日金曜日

kernel.org 消滅?

昨日のことです。
ちょっと特殊な環境でandroidのカーネルソースを取ってこようと

$ curl http://android.git.kernel.org/repo > ./repo

を実行した後、
いろいろと都合があってかなり時間が経ってから、
続きの処理を進めようとしたのですが、
ソースが全く取得できません。

いろいろ悩んだ挙句、
過去に実績のあるごく一般的な環境で

$ curl http://android.git.kernel.org/repo > ./repo

を実行してみたところエラーとなります。

いろいろ調べ進めていったところ、
最終的に"android.git.kernel.org"の
IPアドレスがDNS引きできていないことに気がつきました。
さらには"www.kernel.org"でさえ引けないという緊急事態に。

"kerne.org"が蒸発したのかとマジであせったのですが、
ググッたところこんな記事にぶち当たりました。
要は現在サーバをオフラインにして復旧中みたいということです。
かなり前にもマシンの故障か何かで
"kernel.org"がオフラインになったことはありましたが、
今や準社会インフラたる"kernel.org"のサービス停止は結構インパクトがあります。

それにしても、repo が正常にダウンロードできた直後(直後でもないんですが)、
サービス停止になるとはなんというタイミングの悪さ、
おかげで原因に気付くまでかなりの労力をつぎ込んでしまいました。
repo も取れてなかったら多分もっと早く気付いていたでしょうに。
何はともあれ早いこと復旧してほしいものです。

2011年9月8日木曜日

Androidでマルチアカウント

私は複数のGoogleアカウント(Google Apps含む)を持っていて、
場面によって使い分けています。
au IS01のAndroid 1.6ではいったんGoogleアカウントを登録したものの
後で別のアカウントに変更したくなりましたが、
どうも端末の初期化以外に方法が見当たらないという鬼仕様っぽく、
やむを得ず初期化を行いました。
元の環境に戻すのに結構な手間がかかってしまいました。

Galaxy mini のAndroid 2.2ではそのあたり改善されていて、
複数のGoogleアカウントを登録できます。
メールと連絡先とカレンダーについては完全にマルチアカウント対応です。
ところが、トーク(Google Talk)については
プライマリーのアカウント1つにしか対応できないようです。
まあ、xmpp対応のチャットツールを
別途インストールすればいいのでしょうが、
この辺まだまだ改善の余地がありますね。

ところで、無料のxmpp対応アプリケーションをいろいろ試しても、
Google Appsのアカウントになかなかログインできません。
私が試した中ではIM+だけがログインに成功できました。
単に私の設定が悪いだけかもしれませんが。
で、とりあえずIM+を使っていたんですけど…
これを立ち上げているとバッテリーの消費が4倍くらい早くなって、
電源を入れているだけで半日もあれば電池切れとなってしまいます。
さすがにこれでは使えないので、
ここはいっちょ自作してみるかなと。
まあやる気になるまでが亀よりのろい私のこと、
いつ取り掛かることやら。

2011年9月7日水曜日

SCY-USBDLC02 でマウスとキーボードを共有する

ちょっとした買い物のため近所のPCパーツショップに行ったときのこと、
なにか面白いものないかなと商品を一通り見ていたところ
面白そうなものを見つけました。
SCY-USBDLC02です。
両端にタイプAのUSB端子が付いた単なるケーブルに見えるのですが、
これで2台のWindows PCを接続すると、
それぞれのPCに接続されたキーボードやマウスを、
もう片方のPCの操作に使えるようになるという機器です。
簡易的なキーボードマウス切り替え機といった趣向です。

この手の機器としてはKVM切替器が一般的ですが、
モニタが2台あってキーボードとマウスだけ共有したいのであれば、
価格も手ごろでなかなかいい選択肢です。
って、そんな環境名かなかなさそうですが。
そもそも2つのPCがネットワークでつながっているなら、
VNC系ソフトウェアでいくらでも解決できますし。
SCY-USBDLC02 が有効な環境の例を挙げるなら、
別系統のネットワークにつながった2台のWindows PCが机の上にあり、
各PCにはそれぞれモニタが接続されていて、
キーボードとマウスもそれぞれにつながっているんだけど、
2組もキーボードとマウスが机の上にあるのは邪魔なので
1組だけにして2台のPCで共有したい
というような感じでしょうか。
うーんかなりレアですね。

まあ、それはそれとして私のセットアップ記を紹介しましょう。
まず最初にCD-ROMやUSBメモリのオートプレイを有効にしておきましょう。
これをしておかないとはまります。
私のWindows PCにはVMwareがインストールされていて、
オートプレイが無効になっていたのですが、
この状態でSCY-USBDLC02を挿すとデバイスドライバのみがインストールされます。
デバイスドライバがセットアップできれば、
他のPCのマウスやキーボードでコントロールされるPCにはなれます。
しかし、コントロールする側になるには
オートプレイでインストールされるユーティリティが必要になります。

ちなみにオートプレイを有効にするには、レジストリの

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer



HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer

にある項目

NoDriveTypeAutoRun

を削除して再起動すればOKです。

もし、オートプレイを有効にし忘れてユーティリティが
インストールされなかった場合は、
別のPCにインストールして

C:\Documents and Settings\&ltユーザ名>\Application Data\JARGY

をコピーし、その中の

MK Sharing + FC\FunctModules\{23863E42-6AAC-482c-81D2-BD6A23CCFEF8}\MKSharingFC.exe
MKS+FC\ExImg\ImageRoot\MKS+FC.exe

の2つのソフトを起動してしまえば問題なく動作します。

さて、肝心の使い心地ですが…
悪くありません。かなり便利です。
2つのモニタをシームレスにつなぐような形でマウスポインタを動かし、
マウスポインタがアクティブなPCがキーボードの入力を受け付けてくれます。
双方でユーティリティが起動していれば
クリップボードは共有化できますし、
ドラッグアンドドロップでPC間のファイルコピーも可能です。
特殊キーである[ctrl]+[alt]+[del]も
[ctrl]+[alt]+[insert]によって他方のPCに発行できます。

ところが大きな欠点もあります。
キーボードの一部のキーが被操作PCで効きません。
被操作PCで[半角/漢字]だけで
日本語入力モードになるように設定しているにもかかわらず
[alt]+[半角/漢字]を押す必要があります。
また日本語関連の[変換]キー、[無変換]キー、
[カタカナ/ひらがな]キーが効きません。
ここまではなんとか運用でカバーできます。
が、痛いのは[\]キーと[バックスラッシュ]キーが効かないことです。
すなわち'\','|','_'の文字の入力がキーボードからできないのです。
もちろん不可能というわけではなく、
日本語入力モードで"えん"と書いて'\'に変換するとか、
タスクバー近くにある言語バーの[IMEパッド]から
[ソフト キーボード]を立ち上げて、そこから入力するとか、
操作している側のPCで入力してクリップボードにコピーし、
それをクリップボード共有でペーストするとか、
方法はいろいろありますが面倒なのです。
SCY-USBDLC02を本格的に使うなら、
英語キーボードを使うのも手かもしれません。
ちなみに音量調節キーのような特定のキーボードの独自キーは
常に操作している側のPCで処理されます。
まあこれは仕方ないですね。
さらについでに書き加えると、
マウスポインタの移動によって被操作PCから操作PCに切り替える時に、
被操作PCのナンバーロックがなぜか外れてしまいます。

なお、姉妹品としてDVD-ROMのような光学ドライブを共有する機能を有するSCY-USBDLC01や、
SCY-USBDLC01とSCY-USBDLC02が合体したSCY-USBDLC03なんてのもありますので、
用途にあわせて使ってみてはいかがでしょうか。
ただし、これらは同時に複数は挿せないっぽいです。

2011年9月6日火曜日

香港旅行2011 後記 - その15 食事

今回の香港旅行、一人旅立ったもので食事は結構質素でした。
比較的お金を使ったのが、
ホテル日航の朝食バイキングと上階のバー、
尖沙咀のステーキハウス、飲茶の糖朝ぐらいで、
あとはマクドナルドとか
MTR駅構内に点在する美心西餅で買ったケーキとか、
旅行に来たとは思えないものを食べていました。
まあ、私にとってはマクドナルドや美心西餅は
結構思い出深いのですが。

ところで、マクドナルドでは
マックチキンがHK$8で、これは20年前と変わっていないと思います。
味も多分変わっていません。
当時ハンバーガーはHK$1.5、チーズバーガーはHK$2だったのですが、
これらはメニューから消えてしまっています。
コーラのSサイズはHK$5で、当時はHK$2.2だったので、
私がよく使うコーラ換算での物価は20年で
2倍ぐらいになったということでしょう。
ちなみに、タクシーの初乗り料金でいうと、
HK$5.5が2011年7月現在でHK$20になったということで、
こちらは4倍ということになります。

当時の一般的な香港人の月収はHK$2000~3000(HK$1=17円)だと
聞いたことがあるので、
現在はHK$1=10円として日本円に換算すると数万~10万円ということになります。
それでも香港人には日本が好きな人が多く、
若い女性のなかには一年に一度は日本に行って、
東京で服とか靴を買っている方もいるそうです。
まあ、香港からなら日本は3時間ほどでつくので、
旅行にはちょうどいいのかもしれません。

私も1年に一回くらい香港に遊びに来るのもいいかな
などと思ってしまうのでした。
ヨーロッパ、特にイタリアには一度行ってみたいとは思っていますが、
香港なら午前中に日本を発って2日後の午後の便で日本に帰れば、
3連休を利用すれば2泊で丸2日楽しめるのでなかなかいいかもしれません。
ANA系LCCのピーチアビエーションが香港に就航してくれれば
エアチケット代も抑えられそうですしね。

長く連載してきた香港旅行後記も今回で終わりです。
今のところ予定はありませんが、
香港に限らず旅行記はまた書いていきたいと思っております。

2011年9月2日金曜日

Galaxy mini でUSBテザリング

香港で購入した Galaxy mini GT-S5570 をPCとUSB接続して、
USBモデムとして使おうとデバイスドライバを探したのですが
なかなか見つかりません。
SAMSUNGの香港のサイト
Kies(私が使っているのは"Kies_2.0.1.11053_99_3.exe")というユーティリティがあったので、
Windowsにインストールしたところ、
ドライバ類も一緒にインストールされました。
Galaxy miniをUSBでPCに接続すると、
Galaxyの[Settings]-[Wireless and networks]-[Tethering and Mobile AP]-[USB tethering]が
設定可能になるので、これを有効にすればUSBモデム、
というかネットワークインターフェイスとして動作するようになります。
人が集まるカンファレンスではたくさんの無線ルータで混雑しますが、
そんなときにUSBテザリングが使えればとっても便利に使えます。
ただしWindows用ドライバしかなさそうなので、
MacBook Airでは素直に無線LANで接続しましょう。

2011年9月1日木曜日

Nintendo3DSのアンバサダープログラム

大使と呼ばれるような実績もないのですが、
くれるというものを断るほど人間できていませんので、
Nintendo3DSのアンバサダープログラムに参加して
ゲームを10本ダウンロードしてきました。
本当は明日からのはずなのですが、
なぜか今日ダウンロードできてしまいました。

Nintendo3DSのホームメニューから
ニンテンドーe-shopを起動し、
[設定・その他]から[購入済みソフト]を選択し、
アンバサダープログラムで権利確定したソフトを
ひとつずつダウンロードすれば遊べます。
が、ダウンロード面倒です。

ちなみに今回ダウンロードできるようになったのは
ファミコンのバーチャルコンソールのソフトで

  • スーパーマリオブラザーズ

  • メトロイド

  • ゼルダの伝説

  • レッキングクルー

  • マリオオープンゴルフ

  • ドンキーコングJr.

  • バルーンファイト

  • アイスクライマー

  • リンクの冒険

  • ヨッシーのたまご


です。
ついでに

  • アンバサダー・プログラム登録証


もダウンロードできます。
とりあえずスーパーマリオはクリアしてしまいました。

アンバサダープログラムの残りの
ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールソフトが
ダウンロードできるようになるまでは、
これらを遊んでようかと。

2011年8月31日水曜日

プロジェクトマネージャ受験したものの…

毎度おなじみの年中行事になっている
情報処理技術者試験の春期受験は、
3月の東日本大震災の影響で2011年7月へと延期されましたが、
私はプロジェクトマネージャを受けました。

私の正確で行くと
人や金の管理なんぞくそっ食らえといいたいところですが、
世知辛い世の中、そうもいかないところもあって、
まあ受けてみようかと。

受験した感触では、
午前Iは免除で関係ないですし、
午後Iは多分できたような気はしましたし、
午後IIの論文は自分ではまあまあ書けたつもりで採点官次第かなと。
合格は五分五分ぐらいかなとは思っていました。

が、合格発表後、待てど暮らせど合格証書が届きません。
一応IPAのサイトで確認すると不合格であることがわかりました。
しかも、午前IIが合格点に届いていないというお粗末さ。
たしかに、購入したテキストで午後Iは重点的に学習し、
午後IIは過去問で数本論文を書く練習をしていたのですが、
午前IIでつまずいたため採点もされていないという悲しさ。

今まで高度試験でも午前IIの勉強って
ほとんどしたことがなかったのですが、
今後は心を入れ替えて望みたいと思っています。

早速この秋のITストラテジストの試験では
午後の参考書に加え午前の参考書を読破しようかと。
ただし、午前にかける時間はそんなにいので薄い本で。

2011年8月30日火曜日

香港旅行2011 後記 - その14 免税店

香港国際空港の出発ロビーは非常に広く、
免税店がたくさんあります。
ブランド物から酒やタバコまで免税店らしいものがたくさんあります。
私が行ったときはまだオープンしていませんでしたが、
フェラーリの公式グッズ店もできるようでした。
尖沙咀のDFS(Duty Free Shoppers)には化粧品と一緒に香水は売っていましたが、
酒はここでしか見ませんでした。
高級ブランデーなんかはここで買いましょう。
いかにもお土産物っぽいものもあるので、
ここで外貨を使い切ってしまうというのが旅行者の義務みたいな物ですね。
私も無理やり使ってきました。
ただ、HK$10の札はしおりとして使おうと結構持って帰ってきてしまいました。
香港政府が発行している赤くて真ん中が透明な新札(?)は、
見た目にもきれいなもので。

2011年8月26日金曜日

EZ WIN オプション解約

2011年7月からキャリア間ショートメール(auでいうCメール)が送受信可能となったので、
315円/月の節約のため"EZ WINオプション"を解約しました。
1年で4000円弱浮くことになるので、
独自ドメイン維持費にでもまわそうかと。
まあ、これでいわゆる携帯メールは使えなくなりましたが、
どうせスマートフォンとの2台持ちなのでメールやネットサーフィンはそちらで。

ところがひとつ困ったことが…
"EZ WINオプション"を切ったことにより、
それまで使っていた"@ezweb.ne.jp"のメールアドレスが無効になったのですが、
そのメールアドレスが自局情報に残ったままなんですよね。
消すことができません。
auやauショップで確認したところやっぱり消す方法はないとのことです。
これでは赤外線でメールアドレス交換なんてときに、
いちいちそのメールが無効であることを説明しなければなりません。

ただし消す方法はないことはありません。
このメールアドレスはSIMカードに書き込まれており、
SIMカードを再発行してもらえば結果的に消えてなくなります。
が、手数料2100円が必要です。
315円/月の節約のために2100円払うというのはどうもねぇ。

そういうことならいいタイミングでSoftbankにでもMNPしましょうか。
iPhone4の廉価版が出るというようなうわさもあるようですし。

2011年8月25日木曜日

個人用情報端末はどうなっていくのか

先週、Google+Motorola とか HP-PC-WebOS のニュースがありました。
そこで、スマートフォンやタブレットやPCのような
個人が使用する情報端末が今後どうなっていくのか
私なりに考察してみることにします。

半年前の投稿で将来的には
PCはIntel(AMD) CPUでWindows、MAC OS X、GoogleのLinux+Qtの、
タブレットとネットブックはARMでWindows、iOS、Androidの、
スマートフォンはARMでWindows Phone、iOS、Androidの三つ巴の争い、
と書きましたが今も基本的にはこの考えから変わっていません。

PCでは性能的にも互換性からいっても今後の進化の可能性から言ってもx86(x64)一択です。
NVIDIAがARMをパワーアップしてGPUを組み合わせるような話をしていますが、
PCに使う予定はないと明言していますし、
今のところはわざわざ使う意義もありません。
OSとしてはWindows、MAC OS X、Linux 以外の選択肢が
いまさらメジャーになるとは思えません。
もしGoogleがPC用に何かを担ぎ上げるとすれば
Linuxベースであることは確かで、
その上にプラットフォームとして実績のあるQtをかぶせるのではないかと。
MeeGoっぽくなってしまいますが。
もっと簡単なケースだとUbuntuを傘下におさめるなんてのもあるかもしれませんが、
HTML5なWebアプリだけで相当なことができるこのご時世、
Ubuntuほど大きくて複雑なシステムを搭載する必要はないと思います。
Webアプリでは足りない部分をQtで補うのがGoogleっぽいかな。
別にGoogleが担がなくてもLinuxは現状でかまわないと言う方も多いでしょうが、
開発用ホストという面でGoogleが提供して普及がかなう標準的な環境がほしかったりします。
サーバ用途にはGentooが好みですが、
デスクトップだとUbuntuでもCentOSでもそれぞれ長短所ありというかんじで。

タブレットについては、正直AndroidとiOSは向いてないと思います。
ネットサーフィンしたり、簡単なゲームをしたりする分にはそれでも十分ですが、
それ以上のことをやりたくなるとできない、あるいは使いにくいですし、
できてもアプリ購入に結構なお金がかかります。
Windowsと違ってフリーソフトは出来がよくないんですよね。
もちろんタブレットは割り切って使うことが前提で、
私もそうしてiPadを使っていますが、
やはり完全にPCの代わりになればそのほうがうれしいですし、
Windows8+ARMが入手でき、.Net Framework 上でx86向けのソフトと互換性が取れるようなら
個人的にはこちらに流れるでしょう。
Visual StudioやCygwinがインストールできてセルフビルドできるようだとなおよいですね。
なんならQt Createrも動けば完璧です。
Windows8タブレットがこういう展開でくるなら非常にうれしいですね。
今後詳細が明らかになってくるはずですので注視するつもりです。
ちなみにそういう流れになって、
AppleがMac OS X をiPadに落とし込んでくるようなことがあれば、
それはそれで興味があります。

ちなみに、割り切ったタブレットという意味では
グローバルで対応すべきハードウェアの種類が少なく
アプリケーションの開発負担が小さいiOSは、
最適化されたアプリケーションが多く集まり使い勝手はいいと思います。
しかしAndroidは…
私としてはAndroidのスマートフォンとタブレットを、
Motorola Mobility(Google)が開発したものがAndroid、
その他メーカが作ったものはAndroid互換機として区別することを提案します。
かつてIBMのPC/ATに対して他社のものがAT互換機と呼ばれたように。
Androidという名称をそのように使うのに抵抗があるなら、
NexusとNexus互換機という呼び方でもいいかもしれません。
なんならMotorola Mobilityの社名を
Nexusに変更してもいいのではないでしょうか。
閑話休題、とにかく今のひどいフラグメンテーションを何とかするために
アプリケーションの開発ターゲットをAndroidだけに絞れるようなことを
考えたほうがいいと思っています。
icecream sandwich で何か対策をするようですが、
仕組みをどうにかするよりも、
デザインを最適化するほうがアプリケーションは使いやすくなるものなのです。

スマートフォンについては事実上iPhoneとAndroidの一騎打ちであることに
間違いはありませんでした。
そのなかでWindows Phoneがシェアを獲得するには
NokiaとTIのSoC部門を買収して完全垂直統合に持っていき
上から下までラインナップをそろえて世界的に販売するしかないと思っていたのですが、
GoogleのMotorola Mobility買収で状況が変わってきました。
NokiaはWindows Phoneの専業、
Motorola MobilityはAndroidの専業になるのでしょうが、
SamsungやHTCやSony Ericssonはどちらか一方に肩入れするのではなく、
AndroidとWindows Phoneの二面作戦をとってくると思います。
というか選択肢が少ない中そうぜざるを得ないのではないでしょうか。
MeeGoやWebOS、あるいはSimbianを買収なんていう
ウルトラCも考えられなくはありませんが…
個人的には3G(4G?)接続による常時接続が前提のスマートフォンなら、
何もかもウェブアプリになってもかまわないと思っています。
すなわちプラットフォームはなんでもかまわないと。
実はAppleもGoogleもMicrosoftも本音ではそうなのではないでしょうか。
3社ともすでにクラウドの側にいますし。

そんなことを考えていてふと思ったのは、
GoogleはAndroid部門を切り離してMotorola Mobilityとくっつけ、
組織的には完全に切り離してしまうのではないかと。
買収に要した金額が半端ではなく、売却とかMBOとかは厳しいので、
資本関係は保持したままとなるでしょうが。