2011年11月23日水曜日

Android用アプリケーションの開発 その4 アプリケーションを作る

Galaxy mini用にごく簡単なアプリケーションを作ってみましょう。

eclipseを立ち上げてメニューを
[File]-[New]-[Other]とたどり
[New]ダイアログボックスの[Wizards]ツリーボックスで
[Android]-[Android Project]を選択し[Next]ボタンをクリックすると
[New Android Project]ダイアログボックスが現れます。
[Project name]にアプリケーションの名前(例えば"test")を入力し、
[Contents]フレームで[Create new project in workspace]を選択し、
[Build Target]リストボックスで[Android 2.2]にチェックをいれます。
また[Properties]フレームの[Package name]テキストボックスに
他とかぶらない識別文字列を入力します。
もし独自ドメイン"mydomain.net"を所有しているなら、
"net.mydomain.android."で始まる文字列
(例えば"net.mydomain.android.test")を入力すればいいでしょう。
[Finish]ボタンをクリックすればプロジェクトが作られ、
ついでにビルドもしてくれます。

[Package Explorer]のプロジェクト名を選択し、
メニューの[Run]-[Run As]-[Android Application]を実行すると
エミュレータが立ち上がり、
その上でアプリケーションが実行されます。

デバッグする場合は、
プロジェクト内の"AndroidManifest.xml"を開き、
[Application]タブの[Debuggable]を"true"に設定して
リビルドする必要があります。
メニューの[Run]-[Run Configurations]と
[Run]-[Debug Configurations]の[Target]タブで
[Deployment Target Selection Mode]フレームの
[Manual]を選択しておけば、
[Run]-[Run]メニューあるいは[Run]-[Debug]メニュー実行時に
実行環境をエミュレータや接続されている実機から選べるようになるので、
その都度選択すればいいでしょう。
ステップ実行したり変数の値を確認しながらデバッグできます。

完成したアプリケーションの配布は
プロジェクトを置いているディレクトリのbinディレクトリにある
拡張子が"apk"のファイル(例えば"test.apk")を
これを適当なウェブサーバ上におくだけです。
android端末のブラウザからapkファイルを
ダウンロードすれば端末にインストールできます。
ただし、端末の[Settings]-[Applications]-[Unknown Sources]、
または[設定]-[アプリケーション]-[提供元不明のアプリ]を
有効にしておく必要があります。

もし、作ったアプリケーションをAndroid Marketに登録したいなら
登録サイト
US$25を支払って公式な開発者になりましょう。

ちなみにUSBで接続されたandroid端末へのインストールは

$ adb -d install -r <apkファイル>

で可能です。

なお、上記の手順はau IS01用でも同様ですが、
JNDK01あるいはandroid 1.6向けに作成する必要があることだけは
注意しておかなければなりません。

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