2013年4月30日火曜日

WiiUの高速化(春)

2013年4月26日、ついにWiiUのファームウェアがアップデートされました。
バージョンは"2.1.3J"から"3.0.0J"となりました。
当日昼前にeショップのメンテナンスがあることがその前日に通知されてきたので、
メンテナンス後にアップデートが公開されると予想していましたが、やはりそのとおりでした。
なお、実効速度1.5MbpsのADSLでダウンロードに30分、インストールに15分かかりました。

さて、3.0.0Jでは懸案だった動作の緩慢さがある程度解消されることが謳われていたので、
どれぐらい高速になったのか、アップデート前後で比較してみました。

GamePadで電源オンしてからログイン画面になるまでの時間
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J28秒25秒22秒22秒22秒
3.0.0J22秒19秒18秒19秒18秒
これはPlayStation3の20秒と比べて遜色ありません。
WiiUの場合はログイン操作分これより時間がかかってしまうのですが、
時代の流れですのでこれは致し方ないでしょう。
そのかわり電源オフのときはいろいろ選択させられるPS3よりWiiUのほうが簡単です。

New スーパーマリオブラザーズ U(ディスク版+アップデート@8GB内蔵ストレージ)において、WiiUのトップメニューで起動してからタイトル画面直前の注意画面まで
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J36秒23秒22秒27秒21秒
3.0.0J11秒11秒12秒12秒12秒

New スーパーマリオブラザーズ Uのタイトル画面からゲーム終了してWiiUのトップメニューまで
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J40秒26秒31秒35秒26秒
3.0.0J9秒9秒9秒9秒9秒

[お知らせ]立ち上げ
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J19秒19秒19秒18秒18秒
3.0.0J9秒6秒7秒7秒7秒

[お知らせ]終了
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J25秒27秒27秒26秒26秒
3.0.0J9秒9秒9秒9秒9秒
[ブラウザ]立ち上げ
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J10秒8秒7秒8秒8秒
3.0.0J7秒3秒3秒3秒3秒

[ブラウザ]終了
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J8秒3秒3秒3秒3秒
3.0.0J2秒1秒1秒1秒1秒

[設定]立ち上げ
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J17秒17秒17秒17秒17秒
3.0.0J11秒8秒10秒8秒9秒

[設定]終了
 1回目2回目3回目4回目5回目
2.1.3J25秒25秒25秒25秒25秒
3.0.0J20秒20秒20秒20秒20秒

結果を見るにかなり高速化されています。
さくさくというわけにはいきませんが私にとっては十分許容範囲です。
まあ"2.1.3J"でも我慢できないほど遅いとは思ってなかったんですけど。
何しろ手元にあるPCもスマートフォンも遅い機種ばかりですので。
それはともかく、半年前にこの状態になっていれば
WiiUが評判を落とさずにすんだかと思うと残念でなりません。

さて、今回のアップデートは高速化だけではありません。便利化もされています。
詳しくはここに書かれていますが一部を個人的に評価しておきます。

ソフトウェア(ファームウェア、追加コンテンツ含む)のダウンロードの途中で
電源をオフにしても続けてやってくれるようになりました。
以前はダウンロードを開始してそのまま放っておくと、
終了してから無操作によって勝手に電源が切れていることが多かったのですが、
これで明示的に電源オフできるようになりました。
ただしここで言う電源オフはほんとの電源オフではないようで、
このとき本体LEDがオレンジに光っており、
HDMIから画像信号は出力されていないもののトランスミッターの電源は入っているようで、
HDMIセレクタが反応して面倒です。
これはちょっと問題で、通常状態で電源を落としてもオレンジになり、
しかも電源オフ時に一度HDMIのリンクが切れてからまたつながるらしく、
テレビでブルーレイレコーダーを使いながら
WiiUはGamePadのみで遊んでいていたりすると、WiiUを切った時に
HDMIセレクタが予定外の動作をして切り替わってしまいます。
これを防ぐには設定でオレンジ機能を無効にするしかなさそうです。

ところでインストールがダウンロードに続いて自動的に行われるように改善されました。
これまでダウンロードが終わってから手動でインストールするという謎の仕様だったのですが、
任天堂が認証したものしかダウンロードできないんですから、
PCじゃあるまいしそんな手間をかける必要ないでしょう。

WiiUではWiiのゲームも遊べるのですが、
いろいろ面倒なのでWiiを持っているならWiiでそのまま遊んだほうが楽です。
なのでWiiからWiiUに引っ越しして損したと思っていたのですが、
今回少し改善されました。
WiiUの電源を入れるときにGamePadのBボタンをずっと押していると
いつもと違う起動音が鳴って直接Wiiモードが立ち上がるようになりました。
ただしログイン作業はスキップできません。
ちなみにWiiモードからWiiUモードに復帰するときのログイン作業も健在です。
なおこのBボタン起動はWiiUにシンクしたWiiリモコンでも同様に機能します。
ただ、WiiUの電源が立ち上がった瞬間にリモコンとのリンクが一旦切れるらしく、
1ボタン等押してリンクを確立しないと失敗することもあります。
またWiiリモコンで立ち上げたとしてもWiiU GamePadのバーチャルキーボードで
ログインしなければならないという矛盾を抱えています。
やっぱりWiiのゲームはWiiで遊んだほうがよさそうです。

これまでWiiUにUSB接続のHDDを2台以上接続して電源を入れると
Wii U メニューで使用できる
USB記録メディアは1つだけです。

本体の電源をOFFにして、使用しない
USB記録メディアを抜いてください。
と表示されてトップメニューが起動しませんでしたが、
今回の更新後は
USB記憶メディアが
2つ以上接続されています。

USB記録メディアの初期化や
データの整理を行う場合は
本体設定の「データ管理」に
移動してください。
と表示されるようになります。
ただここで[やめる]を選択すると前と同じ動作になります。
実質[データ管理へ]しか選べない専用モードですね。
で、WiiUで初期化されたHDDが2つだけ接続されているときは、
HDD間(内蔵SSDとの間も)でソフトウェアのコピーや移動ができます。
大容量のHDDに買い替えた時用ですね。

今回新たにMiiverseやブラウザでWiiリモコン等が使えるようになりました。
ただ文字入力はWiiU Game Padからしかできないようです。
ということであまり実用的とは思えませんが、
夏の高速化でテレビ上のバーチャルキーボードを準備する布石かもしれません。

ファームウェア"3.0.0J"によりだいぶ快適になったWiiUですが、
ゲームが出ないのは相変わらずで、7月13日のピクミン3までは
やっと対応されたバーチャルコンソールで遊ぶぐらいしかありません。
とはいうもののそのバーチャルコンソールもまだまだタイトル数が少なくて…
WiiUの苦戦はしばらく続きそうです。

2013年4月29日月曜日

SPring-8

兵庫県の播磨科学公園都市にSPring-8があります。
周回1.5kmの円形加速器で電子を加速し、
曲げるときに発生する放射光でいろいろやろうという施設で、
乱暴にいえばでかいレントゲンということになります。
まあ用途はそれだけではありませんが。

さて、このSPring-8ではときどき(年1回?)一般への施設公開を開催しております。
ずいぶん前から一度行ってみたいと思いつつ、いつも忘れていたのですが、
今回は奇跡的に思い出して先週末の施設公開に行ってきました。

SPring-8に到着後すぐ入り口でニャン博士にからまれました(?)が、
基本的には施設見学と研究説明に科学実験コーナーが加わったようなものでした。
一見の価値はあると思いますので、
興味と機会があれば皆さんもぜひ行ってみてください。
まあでも一回見れば十分かな。

2013年4月25日木曜日

Intel XDK

HTML+CSS+JavaScriptなHTML5アプリケーションを作成するツールIntel XDKが登場しました。
ついでにiOS、Android、Windows8、Windows Phone8のアプリケーションもビルドできるそうです。
ちょっと変わっているのはGoogleのChromeブラウザ上で動作する
HTML5なChromeアプリとして実装されていることで、
"Intel XDK"は"Intel XDK"で作られているのかもしれません。
実際には本体はJavaで書かれているようで、GUIだけChromeアプリぽいです。
そしてビルドはクラウド側でやってるみたいです。
本当にChromeさえあれば何でもできる世界が近づきつつあります。

さて、XDKのサイトにアクセスして
[Download from Google Chrome Web Store]をクリックすると
ChromeストのXDKのページが開くので通常通りインストールします。
するとChromeのツールバーに[XDK]アイコンが現れます。
これをクリックすると最終的にXDKLauncher(Javaアプリケーション)が立ち上がり、
Intel XDKがタスクトレイに常駐して開発環境がChromeの1つのタブで立ち上がります。
なお、先のページの[Download directly to your Desktop]をクリックした場合は
"XDK.jnlp"がダウンロードされますが、これを実行しても同じ結果となります。

XDKが立ち上がるとログイン(サインイン)ページが開かれるので、
メールアドレスとバスワード(サインイン時は不要)でログインします。
なお、サインイン時にはその際に個人情報等入力することになります。
またローカルの保存先を指定する必要があります。
そして現れるのが開発環境です。
ぱっと見は使いやすいとも思えませんが、使ってみるとやはり見たままでした。
1024×768の画面解像度だと何をするにもスクロールしなくてはなずかなり辛いですね。
最近は大画面モニタもだいぶ安くなってはいるので気にならない方が多いのかもしれませんが。

ところでHTML5ならテキストエディタで書いてChromeで動作させればいいので、
わざわざXDKを使うモチベーションがあるのかどうかわかりませんが、
せっかくインストールしたのでちょっと使ってみようと思っています。

2013年4月24日水曜日

FastCardとPOSA

先日ニンテンドープリペイドカードを購入した際に、
FastCardと書かれていることに気づきました。
また他のプリペイドカードにも同じロゴが書かれています。
プリペイドカードの代行サービスなのかなと気になったのでちょっと調べてみたところ...
以下は私の予想も含まれているので間違っているかもしれません。
もし誤りがあれば指摘くださると幸いです。

スーパーマーケットやコンビニなどで一般的に使われているPOS(point of sale)という
売り上げ管理システムがありますが、
これにアクティベーション機能をつけたPOSA(point of sales Activation)が最近流行っています。
POSAは店頭で受け渡すもの自体には価値がほとんど無く(ただの紙切れとか)、
それと引き換えに何らかの価値のあるサービスを受けられるような商品に対して利用され、
売り上げ(レジを通す)時に有効にするようなシステムです。
ネットワーク上のサーバに連携して有効にする処理を施さなければ、
店頭に置いてあるものを盗まれてもどこにも大きな被害が発生しないのはもちろんのこと、
店側は会計上売れる瞬間に仕入れることになり、在庫リスクがなく、
とりあえず余分に仕入れとけてきな乱暴な管理ができます。
サービス提供側は少ないコストで品切れによる機会損失を小さくすることができます。
POSAはニンテンドープリペイドカードのほかにも
とびだせ どうぶつの森をはじめとするパッケージゲームのダウンロード版
(店頭で売っているのはただの紙切れ)でも使われています。

FastCardというのは米InComm社がライセンスするPOSAシステムです。
例えばニンテンドープリペイドカードには銀色のフィルム部分をこすると16桁の数字が出てきて、
それをNintendo3DSWiiUのオンラインショップで入力することでポイントがチャージされます。
プリペードカード自身の製造(印刷会社に委託)、販売、流通はもちろん、
POSで読み込ませるバーコードとチャージ用の数字の管理、
オンラインショップ側でそれが有効であることの確認、
店頭での有効化のためのネットワーク設備やサーバも任天堂が運用しているようです。
ではFastCardは何かというと、
任天堂のサーバと店頭のレジ(販売店のPOSシステム)との通信規約に過ぎないようです。
世界的に広く使われているようなので手数料収入は相当なものなのではないでしょうか。
うまい商売を考えたものです。

2013年4月23日火曜日

光ディスクの今後

先日からDIGA BZT710に録画した番組をダビングするために
DVDやらBDやらを使っていたのですが、
ふと次はどうなるのか疑問が湧きました。

私の記憶が確かなら、書き込み可能なCD(CD-R)が市販されてから約15年、
DVD-Rが約10年、BD-Rが約5年なわけで、
このパターンでいくとそろそろ次世代が見えてきてもいいような気がします。
容量的には前世代の数枚分を1枚にするように次世代が誕生していますので、
1層BD-Rの25GBに対して4層のBD-XLの128GBは次世代
といっても過言ではないのかもしれませんが、技術的には現世代に過ぎません。
やはりここは紫レーザーでも使ってTBクラスがほしいところです。

現実にはいろいろと次世代光ディスクの商品化は模索されているのですが、
そんな大容量を何に使うのかということが問題になります。
これまで光ディスクの普及を支えた音楽・映像のメディアとしたいところですが、
とてもじゃないけど普及するとは思えない4K映像のためのメディアとしても、
先日承認されたH.265(HEVC)でならBDでの展開も現実的なので、
次世代の居場所は見つかりません。
データ用であれば昨今のHDDはTBクラスなので、
そのバックアップ用途にはほしいのかもしてませんが、
PC(サーバ)のデータ専用となると昔のMOがそうだったように普及が望めず、
ドライブもメディアも価格が高止まりしてますます売れないという
負のスパイラルに陥ってしまいそうです。
というか最近のモバイル系ノートPCには光ディスクドライブがほぼなく、
しかもなくても困らない方向に傾いていっています。
Windows8もインターネットからダウンロードしてUSBメモリからインストールできますから。
Nintendo3DSWiiU等のゲームでもダウンロード販売が徐々に認知されてきていて、
消費者の認識も変わってきていますので、
もうこれ以上大容量な光ディスクは必要ないのかもしれませんね。

2013年4月22日月曜日

CSIニューヨークでQBが…

私は海外ドラマが結構好きです。
といっても韓国のドラマではありません。
主に米国ドラマです。

最初に見だしたのはER 緊急救命室です。
もう大昔のことになりますね。
まあ面白くなくなったので途中から見るのをやめてしまいましたが。
調べてみるとカーターが出ていたのがシーズン11までだそうで、
そのあたりまでは見た記憶があります。
また近年見たものの中では個人的にクリミナルマインドが一番かなと思ったりします。

ところでCSIもわりと長く見ています。
CSIはオリジナルのラスベガス
スピンオフのマイアミニューヨークの3シリーズがありますが、
私が好きなのはニューヨークです。
ニューヨークではわりとアメリカ文化っぽいものを見せてくれることがあり、
ランジェリーフットボールなんかはこのドラマで知りました。

で、先日CSI:ニューヨーク8の第15話で思わず吹いてしまったので書き残しておきます。
具体的には書きませんが、エピソード中盤の会話の中で
ニューヨークに本拠地を置くNFLのチームのQBのネタがちょろっと出てきます。
このエピソードの米国での放送はNFLのシーズンで言うと2011年と2012年の間のオフで、
強かったもうひとつのチームとの対比でジョークのつもりで入れたのでしょうが、
今聞くと完全にイヤミです。というかちょっと気の毒かも。

他にアメリカンフットボールネタで思い出すのが、
先に触れたクリミナルマインドでモーガンが子供の頃はQBで、
大学時代はSS(ストロングセーフティ)だったということです。
これらは別々のエピソードで明らかになったことなのですが、前者のときのガルシアの、
後者のときのプレンティスの反応がちょっと面白かったので印象に残っています。
米国の4大プロスポーツで最も人気が高いのがNFLと聞いたことがありますが、
国民全員がフットボールに詳しい訳ではないんですよね。まあ当たり前ですが。

ところで日本でのNFLのマイナーっぷりを考えると、
日本語版を作るときにこれらフットボールネタの落とし方に苦労しそうです。
実は訳してる方も意味がわかってなかったりして…
さすがにそんなことはないでしょうが。

2013年4月18日木曜日

IIJmio高速モバイル/Dの解約

IDEOS(+通信200日分)を購入して回線を日本通信に移行するので、
IIJmio高速モバイル/Dを解約することになりました。
方法は簡単で、IIJmioのサイトにログインして、
[サービスのご解約]リンクで指示に従ってクリックしていくだけです。

最終的に解約通知メールが届くのですが、これを見てびっくり。
なんと指定の郵送先にSIMカードを送料こちら負担で返却するように書かれています。
DTIのSIMは返却しないとお金を取られることがしっかり謳われていましたが、
IIJmioにはそんなこと一言も書いてなかったような...

通知メールに返信して質問したところ返事があり、
無返却のペナルティはないということでした。
ただ、SIMカードはレンタル扱いだそうで、
SIMカードのみ(パッケージとか台紙とかはいらない)を封筒に入れて
指定したところに郵送か宅急便で送り返してとのことでした。
まあIIJmioにまた戻る可能性もありますし、封書の郵送なら送料は80円で済むので、
ここは素直に送り返してあげることにしときます。

2013年4月17日水曜日

BD-R DLにダビング

先日からDIGA BZT710にDRモードで録画した
SUPERBPWL XLVIIをBD-REにH.264にトランスコード(DR→HG)して書き出したりなどいろいろしていますが、
やはり放送波のMPEG2TSデータをそのままのクオリティで書き出してみようと思い立ち、
BD-R DL(ビデオ用)ディスクを購入したので早速ダビングしてみることにしました。

方法はBD-REに書き出したときと同様ですが、
トランスコードが必要ない分高速にダビングできました。5倍速くらいでしょうか。
もちろんBD-Rのときと同様前もってのフォーマットは必要なく、
ファイナライズしなくてもPS3で再生が可能でした。

やはり放送局の高性能な装置でMPEG2エンコーダされたままのDRモードは、
いくら低ビットレートで高画質を維持できるH.264といえど、
所詮家庭用機器でトランスコードされたものとは美しさが違います。
ほとんどのコンテンツでは違いはそうわからないのですが、
NFLの試合だと芝の影響で高圧縮時の画質劣化がひどく、
基本節穴な私の目でも違いがよくわかります。
SUPERBPWL XLVIIIもDRモードで撮りたいですね。

ちなみに、ダビング10の番組をいろんなディスクに書き出して残り1になると、
最後はダビングではなくムーブになり、ムーブ後はHDDから消えてしまいました。
約2ヶ月半いろいろ実験してきましたが、なかなか勉強になりました。
ただ手元に残った合計30枚ほどのBD-RBD-REBD-R DLをどうしようかなと。
やっぱりPC用のBD書き込みドライブでも買うかな。

2013年4月16日火曜日

LUMIX GF6

先日LUMIX GF3Xを購入したのですが、
予想通りシリーズ最新機種のGF6が発表されました。

GF6は撮影機能では高感度系の強化や絵作りモードの多様化がなされていますが、
目立つのはWiFiとNFCが付き、自分撮り用にLCDモニタが反転するところ、
そして物理モードダイヤルが復活したところでしょうか。

スペック的にはGF5からのパワーアップというより、
GX1の小型化といったほうが正しいのかもしれません。
まあ小型化といってもGF5、GF6、GX1は大きさはほぼ一緒ですし、
実はGX1よりGF6の方が微妙に重かったりします。

GX系は一代限りで打ち止めにして統合したという見方もできます。
というのも見た目からしてGF3GF5ではなく、
GF1→GF2→GX1の路線に回帰したように思えますし。

GF3、GF5が売れなかったのかどうかはわかりませんが、
物理モードダイヤルが無くて不評だったのは確かでしょう。
持ってる本人が言ってるのだから間違いありません。
ただこの復活はユーザのためというよりも
Panasonicの社内的にコンパクトデジカメ上位機種との食い合いを何とかするための
打算ではないかと個人的には邪推しています。穿ち過ぎですかね。

2013年4月15日月曜日

みまもりケータイ2と緊急地震速報

手に入れてから1年弱のみまもりケータイ2がはじめて微妙に役に立ちました。

先週末、虫の知らせだかなんだかしりませんが、
なぜか異常に朝早く目が覚めてその後まったく眠れなかったので、
あきらめてブルーレイディスクレコーダーに録画したテレビ番組を見ていたところ、
突然みまもりケータイ2がそう大きくない音で鳴りだしました。緊急地震速報です。
ついでに、外にある行政の防災放送用スピーカーからも何か聞こえます。
ほどなく地震が起こりました。
震度は大したことなく、特に被害もありませんでしたが。
体感した揺れは結構大きかったです。

で、感想です。
揺れまでの猶予が生まれるのは悪くはないと思いますが、
慣れていないと速報でパニックになるような気がします。
大した揺れでなければ鳴らないほうがいいのかなと。
実際私は特に何もできませんでしたし、かえっておろおろしていました。
逆に被害が大きくなりそうなところは時間的余裕が無いので
速報の意味が薄いことになります。
速報もいいですけど、本命は予報になるんでしょうね多分。

高い建物も見当たらない地方の住宅地に住んでいると、地震を早く検知することよりも、
起こったときに不自由になるのを避ける手段の確保により関心があり、
家や車にはいろいろと役に立ちそうなものを置いています。
最たるものがガソリンエンジン発電機だったりします。
幸いにも未だそれらが活躍する場面には遭遇しておりませんが、
できればお世話にならずにすむことを願うばかりです。

2013年4月11日木曜日

Windows8の64ビット版インストールDVDをダウンロード

現在私が使っているWindows8は32ビット版です。
インストールDVDを入手する方法はいくつかありますが、
ケチな私はDVDイメージをダウンロードして焼いて使っています。
ところがダウンロードする方法では32ビット版しか入手できません。
というのもWindowsの32ビット版からは32ビット版しかダウンロードできず、
64ビット版からは64ビット版のみダウンロードできます。
手元に32ビット版しかない私には64ビット版がダウンロードできません。
かといって今更インストールDVDを買う気にもなりませんし、
32ビットでも困らない、というかむしろ64ビットだと困る可能性があるので現状で問題ありません。

しかしできれば64ビット版インストールDVDも手に入れたいなとずっと考えてはいました。
そこで見つけたのがWindows 8 Enterprise 評価版です。90日間無料で使えます。
これの64 ビット(x64)版をダウンロードしてDVDに焼きインストールディスクを作成しました。
64ビット対応CPU(Core2Duo)搭載のPCにあまったHDDを付けこのDVDからブートし、
Windows 8 Enterprise (x64) 評価版をインストールしてインターネットに接続しました。
プロダクトキーのみでアップグレードするページから[Windows 8 のインストール]をクリックし、
ダウンロードされるセットアッププログラムを実行する過程でISOイメージが入手できるので、
imageburn等でDVDに焼けば念願のWindows8の64ビット版インストールDVDの完成です。
なお購入ページからダウンロードしたセットアッププログラムでは
ダウンロードにたどり着く前にエラーとなってしまいますのでご注意を。

ちなみに、32ビット版のディスクサイズは2.1GB程で、64ビット版は2.7GBぐらいです。
また32ビット版Wndows上から64ビット版DVDのsetup.exeを実行しようとするとエラーになります。
cygwinのfileコマンドでsetup.exeを調べると、32ビット版は
setup.exe: PE32 executable (GUI) Intel 80386, for MS Windows
64ビット版では
setup.exe: PE32+ executable (GUI) x86-64, for MS Windows
と表示されます。

2013年4月10日水曜日

auのWEB de 請求書のサイトが変わった

auの携帯電話料金の請求書は手数料節約のため
郵送ではなくネットで確認しているのですが、
この4月からサイトがリニューアルしたようでわかり辛くなりました。
auのお客様サポートページにログインすると
[請求書・領収書のダウンロード]リンクからいつのもPDF形式の請求書が落とせたのですが、
いつもの料金内訳が見つからない...orz
[今月の請求書を詳しく確認する]リンクから以前のインターフェイスに飛べたので
なんとかダウンロードできたましたが、
auに限らずサイトのリニューアルには毎度迷惑させられます。
便利になるのは歓迎なのですが、
今まで使っていた機能がどこにいったかわからなくなるのは話になりません。
こういう類のページはデザイン重視で派手にしたりシンプルにしたりするのではなく、
無骨でいいのでできることをきっちりわかりやすくリストにしてほしいものです。
かっこいいデザインの画像リンクボタンが並ぶより、
LIタグのテキストの箇条書きがいっぱい並んだほうが結局はわかりやすかったりします。

2013年4月9日火曜日

LUMIX GF3X購入

1年以上前から狙っていたLUMIX GF3Xを先日ついに購入しました。
といっても本当にほしかったのは電動薄型ズームレンズH-PS14042だったりします。
H-PS14042に関しては他にもGF5GX1のセット品もあり、
さらにはもうそろそろ次機種GF6(?)が発表されてもおかしくない時期ではあるのですが、
価格重視でGF3Xの購入を決断しました。
って言ってるそばからGF6が正式発表されました。今月下旬発売予定だそうです。

このGF3X、現在所有しているGF1と比べると小さく軽く、
本体だけならコンパクトデジカメ並みです。

もちろんレンズをつけるとそれなりのサイズにはなります。
ただ、ズームレンズのH-PS14042は収納時には
薄型短焦点H-H020と同等の大きさになり、
持ち歩いたり、旅行に持っていったりするにはかなりいけてます。
私はGF3+H-PS14042+H-H020を持ち歩きセットにしようかなと思っているところです。
それでもGF1+H-H020ぐらいの荷物感になります。

レンズのH-PS14042は何よりもその薄さが特徴であるのですが、
新しいのはズームが電動なことです。
これはあまりに薄くてズームリングとピントリングが配置できない事が幸いしたのかもしれません。
そのズームレバー、操作性は快適とは言えないもののそう悪くもないのですが、
ピントレバーははっきり言って使いにくいです。
ということでこのレンズはオートフォーカスで使うのが基本のような気がします。
まあ電動ズームが威力を発揮する動画撮影には、
動作音が静かで動きがとてもスムースなので重宝するでしょう。
これでかくかくした気持ち悪いズーム動画から開放され、
ビデオカメラっぽい使い方もできるようになりました。
ただし、焦点距離が14mm-42mm(35mm版換算なら×2)で通常用途なら十分な望遠性能も、
運動会で遠くの子供を写す的なビデオカメラの王道的使い方に代替にするには倍率が足りません。
そういう場合は、より高倍率な電動レンズH-PS45175を使うか、
本物のビデオカメラのHC-V300Mなどを使ったほうがいいでしょう。
本当はマイクロフォーサーズレンズが使えるビデオカメラの登場を期待を込めて
GH1を出始めに購入したのですが、
どうもそれはなさそうなのでもう希望は捨てました。
なお、H-PS14042のフィルタ径は37mmですが、
折角のレンズの小ささを生かすため保護フィルターは薄枠をお勧めします。

ところでGF3の本体も少々使ってみたのですが、
やはりダイヤル関係がないのが辛いですね。
デジタルカメラのいいところは、撮影結果をその場である程度確かめられることと、
一枚撮影するためのコストが低いことで、
デジタル一眼ともなれば、設定をいろいろ変えながら枚数をたくさんとって
できのいいものを選べるということです。
というわけで、私はダイヤルをガチャガチャいじりながら撮影するのですが、
GF1にあるようなモード選択ダイヤルも設定値変更ダイヤルも
フォーカスのオート/マニュアルの切り替えレバーもなく、
それらはすべて液晶画面を見ながらメニューで選択する必要があり、
いくらタッチパネルで設定できるといっても利便性が乏しいです。
もちろんこれが軽薄短小化の代償であることは理解しているので、
GF3は常に持ち歩いてほぼオートで撮影し、
どうしても必要があれば面倒ですが手動設定することにします。
本気で撮影するときはGH1、GF1に続く予備機扱いになります。
って、本気っていつ?

ちなみにGF3には外部マイクやリモートレリーズは非対応です。
またAirCardは動作確認できました。

2013年4月8日月曜日

OCN モバイル エントリー d LTE 980

先月末にIDEOS(+200日分)を購入し、
私の3G回線のIIJmioから日本通信への切り替えが迫ってくるなか、
NTTコミュニケーションズからSIMカードの新サービスが提供開始されました。
OCN モバイル エントリー d LTE 980です。
初期費用3150円で最低利用期間がないのは当たり前として、
980円/月で30MB/日だけ高速通信ができ、
30MB以降は100kbpsに制限されるという今までに無いプランです。
対応網はdocomoのLTE/3Gです。
いろいろな意味でIIJmioの/Dと比較されることになると思いますが、
高速30MB分+100kbpsなNTTcomと常時200kbps+別料金でトランザムのIIJmioでは、
各ユーザのユーセージモデルによってどちらが向いているか変わってくるでしょう。

また、換算すると約1GB/月の高速通信が可能ということで、
日本通信の1GB定額からの移行組がかなり出そうです。
1GB定額を湯水のように使う方はほとんどおらず、節約しながら使っていると思われるので、
価格が3分の1になる、かつ使い切っても低速通信は使えるというメリットは乗り換えに値します。
さすがに日本通信は価格改定をせざるをえないのではないでしょうか。

DTIのSIM300とは客層が違うような気がしますが、
これを機会にDTIが3GだけでなくLTEにも対応してくれると、
1年後に乗り換える気満々になるのですが、はたしてどうでしょうか。

どちらにしてもいろいろな選択肢の登場はユーザとしては歓迎します。
面白いプランを発明して、
三大キャリアの3すくみ状態に風穴を開けてほしいですね。

2013年4月4日木曜日

データ用BD-R/REにダビング

先日からDIGA BZT710に録画したSUPERBPWL XLVIIを
ビデオ用のBD-RディスクBD-REディスクに書き出したりしていますが、
データ用のBD-RディスクBD-REディスク
家電量販店のワゴンセールで安く売られていたので購入して使ってみました。

書き出し方はビデオ用のBDディスクのときと同じです。
両方ともPS3でHD画質で再生できました。

やはりBD-R/REディスクについてはビデオ用もデータ用も違いがなく、
何にでも使えるというのは本当のようです。

2013年4月3日水曜日

Serversman@VPSがパワーアップ

Serversman@VPSのスペックがパワーアップされました。
私の契約しているEntryプランだとメモリの保証サイズが1GBと2倍に、
ストレージ容量が50GBと5倍になります。
大昔にスロットゲームで当たった余分のストレージ容量がどうなるか疑問ですが、
17GBしかないので無かったことにされてもそう影響はありません。

これから新規に契約する分に関しては新スペックなものが割り当てられますが、
既存の分はそういうわけにはいかないようで、スペックアップの申し込みが必要です。
MyDTIにログインして[契約中サービス]のServersMan@VPSの項目から
[変更・確認]をクリックしてスペックアップを申し込むだけですが。
ただし最大2ヶ月待たされるとか、固定のIPアドレスが変わることがあるとかあるようです。
そのあたり詳細やスケジュールは後日メールで知らせてくれるということなので、
のんびり待ちたいと思っているところです。

ところで、私の場合大した用途には使っていないので、
パワーアップするより値下げのほうがうれしいんですけどね。
もし旧Entryプランよりも低いスペックでもいいので月額100円とかになれば、
数個借りてプライベートクラウドを構築とかもありですし。

2013年4月2日火曜日

ニンテンドープリペイドカードは現金で

Nintendo3DSで、バーチャルコンソールのチャレンジャー(オリジナルのファミコン版はハドソンから発売)と
スペランカー(オリジナルのファミコン版はアイレムから発売)を遊ぼうと思い立ちました。
普段ならクレジットカードでポイントを購入してしまうのですが、
思うところがあって近くのイオンでニンテンドープリペイドカードを買ってみることにしました。

が、失敗です。
イオンではニンテンドープリペイドカードは金券扱いで、
電子マネーのWAONではもちろん、クレジットカードでの支払いもできません。
当然株主優待カードでのポイントもつきません。
レジで頼んだ手前買いはしましたが、素直にオンラインでクレジットカードで購入していれば
ポイントがたまっていたわけで、ちょっと損しました。
なお、コンビニで買ってみたところ同様でした。
とはいってもAmazon.co.jpでも買えるわけで、
クレジットカードで買うのは不可能というようなことはないと思われます。

ところでチャレンジャーとスペランカー、
大昔に友人の家で遊んでぜんぜん先に進めなかったのですが、
今やっても超難しい…

2013年4月1日月曜日

日本通信のキャンペーンが延長

先週日本通信のキャンペーンに乗ってIIJmioから乗り換える話を書きましたが、
なんと期限が延長されました。
そんな予感がなくもなかったのですが。
まあどうせ4月末までIIJmioを使うことは確定事項だったので、
日本通信のSIMカードは一ヶ月ほど寝かせ、
新しい期限の4月30日にアクティベートして5月から本格運用するということで、
前回の構想よりも少し節約できました。

というわけで、まだガラケーしか持っていないという方は日本通信 IDEOS 200日パッケージを買って
2台持ちすることを検討してはいかがでしょうか。
万人にお勧めできるわけではありませんが、
使い方次第では非常によい選択だと思いますよ。