2013年4月23日火曜日

光ディスクの今後

先日からDIGA BZT710に録画した番組をダビングするために
DVDやらBDやらを使っていたのですが、
ふと次はどうなるのか疑問が湧きました。

私の記憶が確かなら、書き込み可能なCD(CD-R)が市販されてから約15年、
DVD-Rが約10年、BD-Rが約5年なわけで、
このパターンでいくとそろそろ次世代が見えてきてもいいような気がします。
容量的には前世代の数枚分を1枚にするように次世代が誕生していますので、
1層BD-Rの25GBに対して4層のBD-XLの128GBは次世代
といっても過言ではないのかもしれませんが、技術的には現世代に過ぎません。
やはりここは紫レーザーでも使ってTBクラスがほしいところです。

現実にはいろいろと次世代光ディスクの商品化は模索されているのですが、
そんな大容量を何に使うのかということが問題になります。
これまで光ディスクの普及を支えた音楽・映像のメディアとしたいところですが、
とてもじゃないけど普及するとは思えない4K映像のためのメディアとしても、
先日承認されたH.265(HEVC)でならBDでの展開も現実的なので、
次世代の居場所は見つかりません。
データ用であれば昨今のHDDはTBクラスなので、
そのバックアップ用途にはほしいのかもしてませんが、
PC(サーバ)のデータ専用となると昔のMOがそうだったように普及が望めず、
ドライブもメディアも価格が高止まりしてますます売れないという
負のスパイラルに陥ってしまいそうです。
というか最近のモバイル系ノートPCには光ディスクドライブがほぼなく、
しかもなくても困らない方向に傾いていっています。
Windows8もインターネットからダウンロードしてUSBメモリからインストールできますから。
Nintendo3DSWiiU等のゲームでもダウンロード販売が徐々に認知されてきていて、
消費者の認識も変わってきていますので、
もうこれ以上大容量な光ディスクは必要ないのかもしれませんね。

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