2012年3月29日木曜日

au IS01 の終わりが見えてきた


au IS01 を契約してからあと3ヶ月でちょうど2年になります。
割引の関係があるのであと2ヶ月で身の振り方を考えなければなければなりません。

そもそもIS01は、PDAであるZaurus SL-C1000の代わりとなるものを探し、
NetWalkerと迷った末買ったという代物です。
IS01についてはAndroidのバージョンアップを期待していたわけではないですが、
今やほぼなかったことになっているのがちょっと悲し過ぎます。
あの時NetWalkerにしていればと思わないでもないですが、
NetWalkerにしていればまた別の後悔をしていたことは間違いないありません。
まあどっちにしても必要費用は初期費用(端末代金)のみなので大して変わらないんですけどね。
ちなみに現在IS01は毎月5円払っているだけです。

さて、IS01が2年を経過したあかつきには、
即解約するかMNPでソフトバンクのiPhoneにするかの2択というのが2年前からの予定です。
この2年間で予定が変わるかもと思っていましたが、意外と変わりませんでした。
iPhoneを契約する場合、無線LANしか使わないことが前提なので、
iPhone4S(16GB)の2年間の必要経費は69600円となります。
MNP割引で10000円分ぐらいの値引きと、MNP手数料約2000円を勘定に入れると、
だいたい62000円となります。
香港でSIMフリー版(HK$5088)買った方が1万円弱安いですし、
私にとって払うだけの価値があるかどうか判断に窮するところです。

新スーパーボーナス一括購入でiPhone4S(16GB)を46,080円で契約して
即9975円払って解除すればSIMロックされたものが56000円程で手には入りますが、
やっぱり香港でSIMロックフリー版を買ったほうが少し安くつきます。
香港版はテザリングもできますし、
やっぱりiPhone4Sは日本で買う気しないという結論になります。

ではひとつ前のiPhone4(8GB)はどうかというと、
新スーパーボーナス一括購入で23520円で契約して
即9975円払って解除すれば35000円程で手に入ります。
香港での価格はHK$4288なので日本で買ったほうが1万円ほど安い勘定になります。
SIMロックなことに我慢すればこれは悪くはない選択肢です。
まあ解約して無線LANのみで使うなら
iPod touch(8GB)でもいいわけで、
SIMロック付きのiPhone4に+20000円の価値が見出せるかどうかは微妙です。

なんだかiPhoneの話になっていますので閑話休題。
とにかく解約しようがMNPしようが、auポイントプログラムでたまった1276ポイントをどうするか悩むことになります。
ポイントが少ないためauショッピングモールで、
オプション品をもらうのが実用的でしょう。
私の役に立ちかつ交換可能なのは以下のとおりです。
機種(所有しているもの)品名必要ポイント数
W62S電池ブタ340
IS01電池ブタ310
W62S卓上ホルダ680
W62SUSBケーブルWIN021000
W62Sソニーエリクソン丸型イヤフォンジャック変換アダプタ01410
IS01シャープmicroUSB-18芯(充電器)変換ケーブル011090
IS01シャープmicroUSB-USB変換ケーブル01820
W62S&IS01平型スイッチ付イヤフォンマイク680
W62S&IS01平型ステレオイヤフォンマイク1090
W62S&IS01AC Adaptor SHIRO1000
W62S&IS01AC Adaptor AO1000
W62S&IS01AC Adaptor MOMO1000
W62S&IS01共通ACアダプタ02900
なお、ポイント交換の場合は送料無料です。
うーん、ほしいものがない。

そんなことを考えつつ、だめもとでauショップで訊いてみると、
2つのau回線の支払いをまとめることでポイントが合算されると教えてもらえました。
で、音声通話用に持っている端末の契約との合算を早速申し込みしました。
とりあえずこれで1200ポイントを無駄にせずにはすみそうですが、
じゃ、それをいつ使うか…
壊れでもしない限り、CDMA1XWINがサービス停止するまで機種変するつもりはないですし、
今使っている電池パックも元気でさらに予備もありますし、
結局ポイント死蔵ということになりそうな予感が。

2012年3月28日水曜日

au ひかり とISPの役割

古の時代、電話回線からインターネットにアクセスするときにISPはなくてはならない存在でした。
ユーザーと電話でつながり、データを受け取ってインターネットに流すのはまさにISPの仕事で、
私の知り合いにも自宅(というか事務所)に専用線を引いてインターネットに接続し、
電話回線をいくつか設けて個人でISPをしている人がいました。
もちろん専門知識は必要なのですが、
元手さえあれば割とお手軽にできるものなので中小のISPが大量に誕生したりもしました。

その後ISDNを経てADSLの時代になり、
本来ならこのときISPの存在意義がなくなってもおかしくなかったのですが、
NTT法のしがらみの中誕生したフレッツADSLという産物のおかげで、
トンネル(PPPoE)の向こう側にISPは延命されることになりました。

そして現在、光の時代にはNTTは自前の閉じたネットワークをIPv6で構築し、
世界的に見ても稀なガラパゴスネットワークを運用しています。
IPv4は以前と同じくPPPoEでISPが提供していますが、
IPv6に関してはインターネットに接続するのに
PPPoE(トンネル)方式とIPoE(ネイティブ)方式が入り混じり、
さらにクローズドなIPv6とあいまって複雑怪奇になっています。
そんなこんなで、私は個人的にはNTTのフレッツと名の付くサービスを使ったことがありません。

本当はNTTのIPv6ネットワークがインターネットに直接つながれば何の問題もなかったのですが、
ISPが断固反対したというように漏れ聞いております。
まあNTT法の改正もあるのでお気楽には行かないのでしょうけど。
しかし、ISPの中には接続業を主事業とすることから脱却したところもちらほらあり、
実際「au ひかり」ではISPは回線販売の代理店と付加価値だけを提供しているっぽいです。
auひかりではISPにかかわらず
IPv4アドレスもIPv6アドレスもKDDIが取得しているものを配っており、
ネットワーク自体がピュアKDDIになっているように見えます。
そしてユーザーの入会やサポート業務、あるいはメールアドレスを各ISPが提供しているようです。
うーん、これは私の理想としている構成ですね。
メールも何もいらないので超安く提供してくれるISPが出てきてもよさそうです。

ところがここで問題が。
まず、ルータがMACアドレス認証とか802.11X認証されているらしく、
自分で好きなものに変更できません。
また、固定IPアドレスを利用しようとするとISPでどうにかなるものではないので、
auひかりに法人契約するしかないようです。
やっぱり自由じゃないのは気に入りません。
auの未来は選べるんじゃなかったんでしたっけ?

2012年3月27日火曜日

カメレオンSIM

IIJmioのLTEが登場してから一ヶ月、
ついに日本通信からもLTE対応SIMが発表されました。
その名も「カメレオンSIM」です。
サイズは通常とマイクロの2種類で、IPアドレスはプライベートです。
同時にLTE対応のモバイルルータの発表もあり、
定価は32800円とのことです。

さて、「カメレオンSIM」ですが、
初期手数料(3150円)+21日分の高速定額(LTE+3G)を5800円で購入し、
その後は"U300定額"(300kbps、30日分、2480円)と"高速定額"(5GB分、最大30日、5400円)と
"1GBフェア"(1GB分、最大120日、8800円)の3択を選びながら利用していくようです。
LTEだけでなく3Gも利用可能なため、
私の所有する3GルーターBM-MF30でも使えます。
5月頭にU300が期限切れを迎えるのですが、
次を引き続き6ヶ月分のU300にするか、カメレオンSIMにするか、
それともIIJに乗り換えるか難しいところです。
もしカメレオンSIMがいわゆる"U100"(100kbps、30日分、1000円)も選択できるなら
迷うことなくカメレオンSIMにするのですが、3つの選択肢が私にとっては微妙で…
やっぱりU300かな。

ところでニュースリリースによると
「当社は、これまでも、世界のどのキャリアもやっていない、又は、できないサービスを提供してきましたが、本日、さらに大きく水をあけるサービスを発表できました。カメレオンSIMは、日本通信のBTO戦略第1弾のSIMです。お楽しみください。」
となっているため、第2弾に期待するという手もあります。
あるいはカメオンSIMに期待するとか。

2012年3月26日月曜日

WordpressからBloggerへ

AdSenseの件もあって、blogをしばらくWordpress(wordpress.com)とGoogleのBloggerで二重運用してみることにしました。

まずWordpressから過去の投稿を抜き出します。
wordpress.comにログインしてダッシュボードから[ツール]-[エクスポート]メニューを開きます。
[すべてのコンテンツ]を選択して[エクスポートファイルをダウンロード]をクリックすると
WordPress eXtended RSS (WXR)形式のXMLファイルとしてバックアップできます。
ただしBloggerはこのファイルを直接読み込むことはできません。
そこでwordpress2blogger.appspot.comを開きます。
[ファイルを選択]ボタンをクリックして先のXMLファイルを指定し、
[Convert]ボタンをクリックすると"blogger-export.xml"という名前のXMLファイルがダウンロードできます。
この"blogger-export.xml"はBloggerで読み取れます。

次にBloggerでサイトを作ります。
BloggerのトップページからGoogleのアカウントでログインし、
blogの名前(タイトル)やURL等を決めるだけです。
ひとつ作ってしまうとwww.blogger.comにログインすれば
"ダッシュボード"が開くようになります。
[設定]-[基本]メニューの[ブログツール]項目にある[ブログをインポート]リンクをクリックし
先の"blogger-export.xml"を選択して[ブログをインポート]をクリックすれば、
Wordpressの過去投稿がBloggerに再現できます。

なお、BloggerでのAdSenseの設定は簡単です。
"ダッシュボード"から[収益化]メニューを開き[ADSENSEに登録]をクリックし、
デザインを決めて[次へ]をクリックします。
BloggerとAdSenseのGoogleアカウントが同じなら、
"既存の AdSense アカウントを使用"を選択して[次へ]をクリックすれば完了です。

2012年3月22日木曜日

DTV-900Xがバージョンアップした

購入してから1年半が経つBuffaloのメディアプレーヤ+デジタル3波録画機DTV-900Xですが、
ここ2ヶ月ほど不満がたまっています。
もちろん価格相応であることは理解しつつ、割り切った使い方をしています。
電源を入れた直後に録画した番組を再生するとトリックプレーがおかしいときいったん停止して回避したり、
リモコン操作からの遅延が話にならないほどあるときコンセントを挿しなおしたり、
番組表で操作遅延がひどいのや、
カーソルキーで時間や局を切り替えたとき表示がおかしくなっても我慢したり、
予約番組が録画できていなくてもあきらめたり。
ですが、最近動作がおかしくなって強制電源断したところ、
テレビ録画用のHDDを録画用として認識できなくなって
初期化するしかなくなったことがあり、
さらに一ヶ月経たないうちにもう一度同じ症状が発生し、
さすがに安くなってきた家電メーカーのBDレコーダーに買い換えようかと思うようになりました。
まあ被害という面では最初にHDDがおかしくなったときには50番組以上撮り溜めていましたが、
運用上見て消すの繰り返ししかしませんし、
どうせ録画容量が少なくなったら見てない番組もざくっと消してたでしょうからたいしたことはありません。
しかし勝手に消えるとイラッときます。

そんなこんなでどのBDレコーダーがいいかなーとか物色したりしてすごしていると、
DTV-900Xがバージョンアップしたではないですか。
X900_1.11_20110301_1736 から X900_1.22_20120308_2039 に上がりました。
リモコン操作への反応がよくなったような気もしましたが、気のせいのようでもありますし。
とりあえずしばらく使ってみることにします。
まあ、もう今後のバージョンアップも期待できないので買い替え検討は継続します。

2012年3月21日水曜日

マニングがブロンコスへ

昨シーズン全試合欠場してインディアナポリス・コルツを解雇されていたNFLのQBペイトン・マニングが、
今シーズンはデンバー・ブロンコスでプレーすることが決まりました。
そして昨シーズン先発QBを勤めたティム・ティーボウがトレードで放出されることが濃厚のようです。
ティーボウの活躍を期待していたんですが、恐れていたことが現実になってしまいました。
ブロンコスはサラリーキャップまでの余裕が全チーム中もっともありましたし、
5年でUS$9600万の契約もマニングがきちんとプレーできて
毎シーズンプレーオフ出場するのであれば、まあいい金額なのではないでしょうか。
ただ、マニングは1976年生まれの36歳で、5年後41歳なことを考えるとちょっと…

マニングの年齢もさることながら、首の故障の具合も気になります。
昨シーズンのブロンコスの試合を思い返すと、
パスオフェンス時にオフェンスラインがもたないことが多々ありました。
QBのティーボウにあわせた布陣と戦略だったのでしょうが、
マニングがサックを受けて傷むとまずいことになります。
もちろんパス偏重とオーディブル多発でオフェンスは大きく変える必要がありそうです。
その対策としてマニングとのプレー経験を持つオフェンスプレーヤーをかき集めているふしもありますが、
やりすぎると旧コルツ派が幅を利かしてチーム内に不協和音が…なんてことにもなりかねません。

ところでティーボウの方はというと、
昨シーズンですっかり人気者になってしまいましたが、
やはりNFLの先発QBとしてはパスに問題ありということで、
トレードといっても興味を示すチームがあるのかが気になるところです。
といってブロンコスに控えQBとして残っても、
マニングが怪我でもしない限り出場機会はないでしょうし、
あったとしてもパス偏重になったオフェンスチームの司令塔をこなすには無理がありますし、
使い方が非常に難しくなってしまいます。

ペイトン・マニングはあまり好きではなく、
ブロンコスのファン、ティーボウは結構好きな私としては、
このニュースには非常に複雑な思いがあるのですが、
NHKのNFL中継でブロンコス戦が多くなるなら、まあ良しとしましょう。

2012年3月20日火曜日

AdSense

ほぼ休眠中のgoogle+に久しぶりにアクセスして、
[設定]ページから[サービス]ページを見ると
まだ使ってないサービスがあるといわれました。
AdSenseとAdWordsです。
AdWordsは宣伝するものもないので関係ないですが、
AdSenseの方はこれで金を稼ごうとは思わないものの、
これを機会にこのWordpressのblogに導入してみようという気になったので
ここに記しておきます。

先の[サービス]ページから[AdSense]メニューをクリックし、
ページ上の"Google AdSense を初めて利用する場合"の右にある[こちらから]ボタンをクリックします。
ここで必要事項を記入していくのですが、
入力した[ウェブサイトの URL]をGoogleの中の人が見て一次審査するようです。
一次審査が通ってしまえばどのサイトに広告を載せようと、
Google側がそれらサイトを把握して二次審査や利用中の審査を行うっぽいですね。
[情報を送信]をクリックしたあとのページで
[Google の他のサービスで Google アカウントを使用されていますか。]で
"AdWords、Gmail、Orkut、iGoogle などの Google サービスで使用しているメール アドレスとパスワード (Google アカウント) があります。"を選択し、
[AdSense 用に既存の Google アカウントを使用しますか? ]で
”既存の Google アカウントのメール アドレスとパスワードを AdSense のアカウント情報としてご使用いただけます。 もしくは、AdSense 用に新たに設定してください。"を選択して
[Googleアカウントにログイン]をクリックしてログインすると
1日かからず一次審査の結果メールが届きました。

そのメールに書いてあるとおり、
アカウントにアクセスすると規約が表示されるので
[はい、私は上記の利用規約を確認し、その内容に同意します。]ラジオボタンを選択して
[AdSenseアカウントに移動]ボタンをクリックします。
続いて[変更を保存]をクリックします。
AdSenseの[ホーム]タブが表示されているので
[広告の設定]タブで[コンテンツ向け AdSense]メニューから[広告ユニット]を選択し、
[新しい広告ユニット] をクリックします。
[名前]は好きにつければよく、あとはサイズやタイプを選んで
[保存]ボタンをクリックすれば設定終了です。
[コードを取得]リンクをクリックして
表示される広告コード(javascript)を任意のサイトのHTMLファイルのbodyタグ内に埋め込めば完了です。
二次審査を通る前だと透明な広告(?)が表示されますが、
何かのきっかけで二次審査が開始され、
通れば本物の広告が表示されるようになるようです。

広告コードを取得してから気付いたのですが、
私の利用しているWordpress.comはjavascriptが入れられず広告も禁止のようです。
Bloggerに移動するかな…

2012年3月19日月曜日

F1 2012 開幕

いよいよF1の2012年シーズンが開幕しました。
そして、地上波のテレビ放映がなくなりBS/CSのみとなりました。
マイナースポーツの道まっしぐらです。

まあそれはおいておいて、
第一戦のオーストラリアではマクラーレンが強さをみせつけました。
トップチームのうち段差ノーズを採用しなかったマクラーレンが速かったのは皮肉ですね。
美しいマシンは速いというのはある意味真かもしれません。

冬のテストの状況によれば、
昨年までと同様レッドブルが筆頭で、それにマクラーレンが続いていたようですが、
次戦以降の戦績によっては今年のベッテルは苦しくなるかもしれません。
まあチャンピオンたるもの速いマシンを与えられて勝つのは当たり前のことで、
それなりのマシンで勝ちに持っていけたり、
さらに次に向けてチームを強くしていくことこそが真のチャンピオンの条件だと
個人的には思っています。
近年のアロンソやフェラーリに移ってからのシューマッハなんかがそうですね。
ベッテルの真価が試されるシーズンになるかもしれません。

シューマッハの話が出たので話題を移しますが、
今年のシューマッハはえらくお茶目ですね。
マシンの調子がよく、ギアボックスが壊れるまでは4位を走行していましたし、
今シーズン中に優勝するというのもありえそうで、ご機嫌なのでしょう。
マシンの信頼性が低くてご機嫌斜めにならないことを期待します。

さて、最後になりますが今年のフェラーリはひどそうですね。
テスト時からそういう話は聞こえていましたが。
昨年はタイヤにやさしいという特性を利用してレースによってはいい成績も残せたものの、
今年のフェラーリはタイヤに厳しいということで、
どのレースでも話にならない可能性も十分にあります。
やっぱりフェラーリがある程度速くないとF1が盛り上がりません。
シーズン終盤までに表彰台に上れそうな感じがするぐらいには持っていってほしいものです。

2012年3月15日木曜日

Chromeで勝手に保存されているテキストを忘れさせる

とても便利に使っているウェブブラウザChromeでは、
テキストボックスなどに各種情報を入力していると勝手に記憶し、
次にそこに何か入力しようとすると過去の履歴から補完してくれます。
この機能とても便利なのですが、
間違って入力してしまったものまでずっと覚えているのは非常にウザイです。
そんな時、一項目だけ削除する方法があったんですね。
テキストボックスにフォーカスをあわせた時に現れる
候補リストボックスの特定の一項目をハイライトして
[shift]+[delete]キーを押すだけです。

ちなみにとにかく全部消したい場合、
[設定]アイコンから[ツール]-[閲覧履歴を消去]をたどって
[次の期間のアイテムを消去]を"すべて"にし、
[保存されている自動入力フォームのデータを消去する]をチェックして
[閲覧履歴データを消去する]をクリックすればOKです。

2012年3月14日水曜日

Google Chromeの内部URL

Google Chromeで[オプション]メニューを開くと
アドレスバーのURLが"chrome://settings/browser"になったりするので、
"chrome"スキームで内部ページがいろいろ見られるんだとは思っていましたが、
"chrome://chrome-urls/"でそのURL一覧が見られるんですね。
メニュー等から入れない普通では見られないページで、
何か有用なものがないかと探してみましたが…
微妙なのですが、
HTML5のweb storageの使用状況が見える"chrome://appcache-internals"と
ネットワークの状況が見える"chrome://net-internals"ぐらいですかね。
まあ普通のユーザには何の関係もありません。

2012年3月13日火曜日

ServersMan@VPS(Debian32bit)でL2TPしようとしたけど…

iPadやAndroidからServersMan@VPSをセンターハブにしてVPNしようと思い、
前回PPTPを設定して撃沈しましたが、懲りずにL2TPを試してみました。
PPPを使っていることには変わりありませんし、普通に考えて無理なのですが、
結果を先に言ってしまうとやっぱり無理だったということになります。

最初に
# apt-get install l2tpd
を実行し、設定ファイル"/etc/xl2tpd/xl2tpd.conf"が以下のようになるよう編集します。
[global]
auth file = /etc/xl2tpd/l2tp-secrets
access control = no
[lns default]
local ip = <自IPアドレス>
ip range = <配布IPアドレスの範囲(例えば "172.30.30.100-172.30.30.200")>
さらにクライアントの認証のため設定ファイル"/etc/xl2tpd/l2tp-secrets"の各行を
"<ユーザ名>" * "<パスワード>"
の形式で編集し、
# /etc/init.d/xl2tpd restart
で再起動をかけます。

これでAndroidからアクセスすると見事に接続に失敗し、
ログファイル"/var/log/syslog"で確認すると
xxx  x xx:xx:xx x xl2tpd[x]: Connection established to xxx.xxx.xxx.xxx, x.  Local: x, Remote: x (ref=0/0).  LNS session is 'default'
とL2TPのセッションははれているのですが、
xxx  x xx:xx:xx x xl2tpd[x]: Couldn't open the /dev/ppp device: No such file or directory
のメッセージが見て取れます。
つまりPPPをサポートしていないServersMan@VPSのカーネルでは
L2TPは動作しないということを再確認できました。

これでiPadやAndroidとServersMan@VPSのVPN接続は無理なことがわかりました。
いや、脱獄すればまだ手はあるようですが。

他のVPSや自前サーバのための余談になりますが、
L2TPにはデータの暗号化機能が付いていません。
PPTPには付いているのにねぇ。
一般的にはL2TPにIPsecを組み合わせて秘匿性を確保します。
Linuxの場合はopenswanでIPsecを実現します。

2012年3月12日月曜日

ServersMan@VPS(Debian32bit)でPPTPしようとしたけど…

iPadやAndroidからServersMan@VPSをセンターハブにしてVPNしようと思い、
PPTPを設定してみることにしました。

まず以下を実行します。
# apt-get install ppp
# apt-get install pptpd
ついで
# sed -e '/nameserver/!d' -e 's/nameserver \(.*\)/\1/' /etc/resolv.conf
で表示されるIPアドレスをDNSサーバとして設定する必要があるので
設定ファイル"/etc/ppp/pptpd-options"の"ms-dns"の設定を
ms-dns <DNSサーバ>
となるように変更します。
また設定ファイル"/etc/pptpd.conf"で自IPアドレスとクライアントへ配布するIPアドレスを
以下のように設定します。
localip <自IPアドレス>
remoteip <配布IPアドレスの範囲(例えば "172.30.30.100-200")>
PPTPでアクセスするクライアントの認証のため、
設定ファイル"/etc/ppp/chap-secrets"の各行を
"<ユーザ名>" * "<パスワード>" *
の形式で編集し、
# /etc/init.d/pptpd restart
で再起動をかけます。
これでAndroidなどからアクセスすればいいのですが接続に失敗します。
そこでログファイル"/var/log/syslog"を見ると
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Client xxx.xxx.xxx.xxx control connection started
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Starting call (launching pppd,opening GRE)
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: Plugin /usr/lib/pptpd/pptpd-logwtmp.so loaded.
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: Couldn't open the /dev/ppp device: Nosuch file or directory
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: You need to create the /dev/ppp device node by executing the following command as root: ^Imknod /dev/ppp c 108 0
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: GRE: read(fd=6,buffer=8058640,len=8196) from PTY failed: status = -1 error = Input/output error, usually caused by unexpected termination of pppd, check option syntax and pppd logs
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: PTY read or GRE write failed (pty,gre)=(6,7)
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Reaping child PPP[x]
xxx  x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Client xxx.xxx.xxx.xxx control connection finished
なんてことになっています。
この時点でいやな予感はしていたのですが、
一応悪あがきで
# mknod /dev/ppp c 108 0
# chmod 777 /dev/ppp
を実行後、もう一度つないでみると思ったとおりだめです。
そして"/var/log/syslog"には
xxx  x xx:xx:xx x pppd[x]: Sorry - this system lacks PPP kernel support
の悲しい文字が…

ServersMan@VPSは安くて使えて結構気に入っているのですが、
完全仮想化でないことによる災いに時々出会います。
kernelのpppサポートがないとか
iptablesでMASQUERADEターゲットが利用できないとか。

さくらのVPSとかCloudCoreに移行してもいいのですが、
費用とIPv6でとりあえずServersMan@VPSに残留ですね。

2012年3月8日木曜日

死すべしOutlook

仕事場のメールがExchangeになって、
しょうがないのでメーラーもOutlook2003に変えたのが1年半ぐらい前でしょうか。
無駄に大きなファイルが添付されたメールが意味もなく来るので、
メールの総容量が上限になる前にせっせとローカルに退避しないと怒られてしまいます。
ただ、メールをローカルで管理すると不便なので
適当にIMAPサーバをたてて、Exchangeサーバにたまったメールを
Outlookでそちらに手動コピーするようにしていました。
ところが、とんでもないことが発覚しました。
なんとOutlookでIMAPサーバにメールをコピーすると
他のメーラーから添付ファイルが見えなくなってしまうのです。
結局今後メーラーはOutlookを使うしかないということに。
これはマイクロソフトの横暴ですね。
プライベートはウェブメールにほぼ完全移行しているので
被害を受けるのは仕事場だけですが、ちょっとひどすぎます。
死すべしOutlook!!

2012年3月7日水曜日

自前のapacheサーバで短縮URLを運用するためのヒント

独自ドメインで短縮URLを運用するには、
以前書いたようにbitly.comの無料サービスを使うのがお手軽です。
統計情報もでますし。
しかし、実はURLのホスト名部分は
独自URLでも"bit.ly"でも同じ結果になりますし、
ファイル名部分はユーザ側でコントロールできませんし、
プライベートにしか使いたくないURLを登録するのは
なんだか気が引けたりと、
いいことばかりではありません。

私の短縮URLの主な利用動機は、
URLを紙に書いて渡すのが楽ということだったりするのですが、
そもそもアルファベットの大文字小文字入り乱れたURLが
インターネット初心者には心の障壁になるようで
バリアフリーを目指すこの世の中に逆行している気配があります。

ということで、
ServersMan@VPS(Debian,32bit)でちょこっとだけ
テスト運用してみることにしました。
そのうちデータベース連携させようとは思いますが、
今回はさわり程度ということでご了承ください。

まずapacheの設定変更です。
設定ファイル"/etc/apache2/sites-available/default"の
RewriteEngine On
の行の直後に
RewriteRule ^/q/(.*)$ /q.php?shorturl=$1 [PT,L]
の行を追加し、apacheを
# /etc/init.d/apache2 restart
で再起動します。
こうすることで
http://<サーバ名>/q/<文字列>
へのアクセスがapacheの内部的に
http://<サーバ名>/q.php?shorturl=<文字列>
として処理されることになります。

では処理するためのPHPスクリプト"/var/www/html/q.php"を
サンプル程度に作ってみます。
基本的に
$_GET["shorturl"];
で得られた文字列からどこのURLに飛ぶかを判断して
そのURLにリダイレクトさせるだけです。
例えば
http://<サーバ名>/q/g
をgoogleに、
http://<サーバ名>/q/y
をyahooに飛ばしたければ"q.php"は以下のようになります。
<?
$shorturl=$_GET["shorturl"];
$url="";
switch($shorturl){
case "g":
        $url="http://www.google.com";
        break;
case "y":
        $url="http://www.yahoo.co.jp";
        break;
}
if($url!=""){
        header("HTTP/1.1 301 Moved Permanently");
        header("Location: $url");
        exit();
}
?>
<html>
<body>
<?
        print "I have no url about [$shorturl]";
?>
</body>
</html>
あとは応用次第です。

2012年3月6日火曜日

次のプラチナバンドの行方

携帯電話の電波について先日900MHz帯がソフトバンクにわたりましたが、
700MHzについての指針案(2012年3月現在)が総務省より出ましたので、
少々掘り下げてみたいと思います。

700MHzについては事実上LTE用で下表のようになります。
上り(MHz)下り(MHz)
事業者A718〜727773〜782
事業者B728〜737783〜792
事業者C738〜747793〜802
10MHz×2×3社ということで、
事実上NTTドコモ、au、イーモバイルに均等配分となり、
各社下り75Mbpsでサービスインという流れではないでしょうか。
FPUやラジオマイクは770〜806MHzから710〜714MHzへ立ち退きとなります。
ちなみにワイヤレスマイク(特定小電力)の806〜810MHzはそのままです。

ところで世界的に見ると700MHzは下表のようになっています。
バンド上り(MHz)下り(MHz)
12699〜716729〜746
13777〜787746〜756
14788〜798758〜768
17704〜716734〜746
本当は日本もこれに準じる形にしたほうがいいとは思うんですけどねぇ。
ITSの755〜765MHzが邪魔だと思っている方も多いのではないでしょうか。

2012年3月5日月曜日

ソフトバンクがつかんだプラチナバンド

昨年からバトルが繰り広げられていた携帯電話の900MHz帯が
下馬評どおりソフトバンクのものとなりました。
総務省の資料をいろいろ探したところ、
実際に割り当てられる周波数は
上りが900~915MHz、下りが945~960MHzの15MHz×2ということのようです。
ただし、MCA無線が905~915MHzを、RFIDが954~958MHzを2018年3月31日までは使うので、
それまでソフトバンクが使えるのは
900~905MHzと945~950MHzの5MHz×2ということになります。
ちなみにMCA無線は930~940MHzに、RFIDは915~930MHzに移ります。

ところでiPhone4SはHSDPAの900MHzと2100MHzに対応しています。
この900MHzはバンド8と呼ばれているもので、
正確には上りが880~915MHz、下りが925MHz~960MHzです。
5MHz×2で下り最大14.4MbpsのHSDPAサービスが構成できるので
ソフトバンクはiPhone4Sのために2012年7月から1チャンネル分増やすことができます。
iPhoneのほかにも、私の手元にある BM-MF30 や Galaxy Mini S5570 のような
グローバルスマートフォンであれば、そのまま使えるようになるはずです。

ソフトバンクの電波改善に期待を寄せる声が聞こえる一方で、
ドコモが使ってる830~840MHzと875~885MHzとの干渉を心配する声もあります。
干渉については実際にやってみないとわからないというのが正直なところでしょうが、
ソフトバンクがLTEだとまずいけどWCDMAなら問題ないという意見が多いようです。

ところで電波改善についての個人的な意見を述べさせていただけば…
そもそも2GHz帯は以下のような配分になっております。
上り(MHz)下り(MHz)
au1926.25~1938.752116.25~2128.75
ドコモ1942.6~1957.42132.6~2147.4
ソフトバンク1962.6~1977.42152.6~2167.4
ドコモもソフトバンクももらっている周波数幅は同じで、ここで3Gを展開しています。
現時点(900MHz未使用時点)で日本と世界を見比べたとき
3Gで共通しているのはこの2GHz帯のみということになります。
グローバルスマートフォンを日本にそのまま持ち込んだ場合、
多くはこの2GHz帯しか使うことができません。
まさにiPhoneがそれです。
Galaxy Nexusは世界中で同一機種が流通しているように見えますが、
ドコモ向けにはFOMAプラスの800MHz帯(バンド6)(上り830~840MHz、下り875~885MHz)対応を
追加した機種が供給されており、iPhoneとは状況が違うことは確かですが、
私が常用するBM-MF30のような真正のグローバル端末では2GHzしか使えないことは確かで、
ドコモとソフトバンクで条件はイーブンです。
ですが、ドコモの2GHz帯だけでも私はまったく困ったことがありません。
余談ですがドコモはiPhoneについてAppleに同様の対応を要求して断られたともうわさされています。
そんなわけで、ソフトバンクはプラチナバンドがないから、
よく圏外になり、屋内でつながりにくく、速度も遅いと主張していますが、
実はプラチナバンドを手に入れても状況は言うほど改善しないのではないかと。
現状ではドコモもソフトバンクも3Gは基本2GHz帯で展開し、
800Mhzや1.5Ghzは補完的に使用しているようです。
正直ソフトバンクがさらに900MHzを手に入れて劇的な変化があるとは思えないのです。
私はソフトバンクを使ったことがないので人から聞いた印象でしかありませんが、
エリアの広さと加入者数を考えるとソフトバンクのつながりにくさは
ソフトバンク自身が何かしくじっているように感じてなりません。

なおこの意見はあくまでも個人的な推定です。
正解は2012年7月25日以降に明らかになるでしょう。
私の疑念を払拭してくれたあかつきにはソフトバンクのiPhone契約も検討します。
いや900MHz関係なしにau IS01からNMPするかもしれません。

2012年3月1日木曜日

USBのワイヤレス化

先日ワイヤレスHDMI(WHDI規格品)なI・O DATAのWTR-HDAV/Aを使い始めた話をしましたが、
これでワイヤーが残っているのはあとUSBということになります。
USBメモリやSDカードの付け替え、あるいはCD/DVDの入れ替えは、
遠くにあるデスクトップPCのUSBポートを手元まで持ってくれば、
作業のかなりの部分が手元だけででき、
これが無線であればなおよしということです。

実はこの種の製品は以前机上で物色したことがありましたが、
無線LAN経由でワイヤレスUSBを実現する
I・O DATAのWN-DS/USの存在を知り、
思わず買ってしまいました。

WN-DS/USは無線LANか有線LANでネットワークに接続し、
Windows XP/Vista/7 や MAC OS X にインストールした
専用クライアントソフトから認識させることで、
WN-DS/USのUSBポートに接続したUSBデバイスを
あたかもPCやMacに直接接続したかの様に扱うことができます。
USBメモリやSDカードリーダーのようなストレージ系デバイスはもちろんのこと、
AndroidスマートフォンのADB接続も可能という汎用っぷりで、かなり使えます。
仕様上の問題で使えないUSBデバイスが存在したり、
帯域の問題でTVキャプチャデバイスは無線LANだと使えないとかありますが、
そのあたり把握して使えばかなり便利ですね。
これでLinuxとかIPv6にも対応してくれたら完璧ですねぇ。