2012年11月29日木曜日

Twonky Beam と DTCP-IP

最近DTLAがライセンス条項を改定したからなのかは分かりませんが、
DLNAクライアントTwonky BeamのiOS版が
最新バージョン(ver 3.3)でDTCP-IPでの再生に対応しました。
ただし、私の持ってる古いiPadはサポート対象外になってますけど…
まあiPhone4Sがあるのでそれで我慢することにします。

さて、Android版のTwonky BeamはAndroid 4.x(ICS)を搭載した一部(?)の機器では
ずいぶん前からDTCP-IP対応を謳っていましたが、
残念ながら私の手元にそんな高級なものはなく、
Android 2.2(Froyo)とAndroid 2.3(Gingerbread)で
録画したテレビ番組が再生できないことだけは確認していました。

それはさておき、早速iOS版の最新バージョンで
DIGA BZT710にHZモードで録画している番組が見られるかどうか試してみたところ…
だめでした。
どうも動作機器一覧にあるSONYのみへの対応のようです。
あーDLNA本当につかえねー。

2012年11月28日水曜日

ServersMan@VPS(debian-32bit)でメモリ不足?

私はServersMan@VPS(debian-32bit)を利用しているのですが、
先日新たにソフトウェアをインストールしたときの話です。

そのインストールしたソフトウェア自身は何事もなく動作するようになったのですが、
その後、何かコマンドを実行したときに
fork: Cannot allocate memory
と表示されエラーするようになりました。
メモリ不足っぽいのですが"free"の実行結果ではまだまだメモリがあります。

おかしいなと思いつつとりあえずリブートしてみようと、
まず"su -"を実行したところ同じエラーが出て失敗します。
いや、正確に言うとユーザはrootに変わっているようなのですが、
シェル(bash)が動作していないようにも見えます。
rootになれないのでrebootができないという非常事態です。
とりあえず別のターミナルからsshで新たにログインしようとすると
shell request failed on channel 0
となりやはり失敗します。
最後の手段ということでMyDTIにログインして
[ ServersMan@VPS Entryプラン]メニューの[起動/停止]ボタンで再起動して
元のとおりに復活できました。

ところが1時間ほどすると同様の症状になってしまいます。
こうなると新たにインストールしたソフトウェアが悪いことは想像に難くなく、
とりあえずそれを終了し、
その後の動作が安定していることを確認しました。

そもそもなぜメモリがあまっているのにメモリ不足といわれたのか気になり
いろいろ調べていたところ、
# grep privvmpages /proc/user_beancounters | awk '{ print int(($4-$2)*4/1024) }'
の実行結果で表示される値が残りメモリ(単位:MB)というような記述が見つかります。
しかし、私の環境ではメモリが足りなくなっているようには見えません。

仕方がないので詳細を調べていくと、
OpenVZ系のゲストOS上では"/proc/user_beancounters"で
仮想マシンの状況を得られることがわかりました。
# cat /proc/user_beancounters
の実行結果を見ると各項目の状態を見ることができ、
どうも現在値、今までの最大値、防御値、限界値が書いてあるっぽいです。
先の情報でいうとprivvmpages項目がメモリ状況のようで、
防御値と現在値の差に4を乗じた値がメモリの残量(単位:KB)であることが推察できます。

そこで、"/proc/user_beancounters"を丁寧に見ていくと…
ありました、numprocが上限の120あたりに張り付いています。
新しくインストールしたソフトウェアを停止すると80ほどに減ります。
つまり同時起動しているプロセスが多すぎることが原因だったんですね。

原因が分かったのはいいのですが、
どうやって回避するのかは別の話で、さてどうしたものか。
squidは設定ファイル"squid.conf"の
"auth_param digest children"の数を減らすことで対応できましたが、
その他については方法が見つかりませんね。
さくらのVPSにでも移れば制限がなくなるのでしょうか?

ちなみにプロセス数は"ps"の"m"オプションで確認できそうです。
"ps axm"で表示されるプロセス数をカウントし、
そこからPIDが"-"でなく数字になっているものの数を引くと、
"/proc/user_beancounters"のプロセス数と同じになるっぽいです。

2012年11月27日火曜日

レジストリとレジストラ

先日value domainから
運用中の独自ドメイン名の更新案内が届きました。
毎年のことなので特に問題もないのですが、
今回はレジストラの変更を提案されました。
といってもレジストラを変更したほうが更新料が安くなるというだけですが。
value domainは確か昨年GMOインターネットの傘下に入っており、
要はレジストラをグループ内のサービスを使ってもらえるよう誘導しているということです。
まあレジストラを替えても実際問題何も変わらないので、
素直に変更することにしました。

ところで、インターネットでドメインを管理している団体はレジストリと呼ばれ、
レジストリに登録する事業を行っているのがレジストラとなります。
レジストラへの申請を代行する事業者もあります。
あるドメインのレジストリはその親ドメインのレジストリから委譲を受けて、
そのドメインに属する子ドメインのデータベースやDNSサーバを管理・運用することになります。
ただし、レジストラはレジストリのデータベースを直接操作することができます。

例えば.jpは大親分のICANNから委譲を受けたJPRSがレジストリを担っており、
JPRSから認定を受けたGMOなどの登録業者がレジストラとなります。
代行業者の1つvalue domainで、自分の所有するドメイン名のDNSサーバを変更すると、
一瞬にしてインターネットに反映されます(キャッシュは別)。

ところで、代行業者は面倒な申請をユーザの代わりにしてくれたり、
DNSサーバのホスティングサービスする等付加価値があると思うのですが、
なぜレジストリとレジストラが別になっているのかはよく知りません。
歴史的な経緯とか、構造上レジストリが独占的で公共的だとかそんなところなんでしょうかね。

2012年11月26日月曜日

WiiUのOSS対応

WiiUの発売まであと2週間、Amazonで予約購入しているものの
発売日当日に届くかどうかだけが心配な今日この頃です。

さて社長が訊くにてすでに明らかになっていますが、
WiiUにはwebkitベースのウェブブラウザが搭載されています。
webkitというとGPL/LGPL/BSDライセンスなオープンソースソフトウェアなわけですが、
Wii U本体に含まれるオープンソースソフトウェアについてなるページを見つけました。
そしてGPL/LGPLが適応されるソースコードもここにあります。
ということで早速ダウンロードしてみました。

zipで圧縮した86.5MBのファイルを展開すると169MBになりました。
入っているのはXMLパーサのmini-xmlとwebkit関連です。
webkitディレクトリにはWebCoreとJavaScriptCoreしかありませんが、
私の認識ではwebkitの中でGPL/LGPLなのはこの2つだけなのでこんなものだと思います。
WebKitLibrariesディレクトリにcairoが入っているので
レンダリングエンジンはcairoのようです。
ChangeLogを見るとNetFrontのアクセスが手を入れているのが分かります。
あとWKCというディレクトリはよくわからないのですが、
どうもアクセスの追加したWiiU向けのカスタマイズ分や中間レイヤーがまとめてあるらしく、
WKC/wiiu/WebCoreディレクトリにはgamepad関連の定義なんかもありますね。
まあそれはそれとして、
このソースでセキュリティホールを見つければ何か面白いことができるかもしれません。
私は解析するつもりありませんけど。

2012年11月22日木曜日

.comな新しいドメインをoutlook.comに接続

今までに2つの独自ドメイン名を購入していますが、
どちらも私の名前に関係あるものでした。
1つ目を長く運用してきて、それの短縮用途がほしくなり2つ目を入手しましたが、
実は2つ目を取る前から名前とはまったく関係ないドメインもほしいとは考えていました。
それも.comで。
ところが、.comはおおよそ考えられる範囲ですでに取得されており、
なかなかいいものが見つかりません。
先日ふと思いついたドメインについてwhoisしてみると、それ自体は取得されていたのですが、
それのバリエーションで探しているとなんと未登録なものがあるではないですか。

ということでvalue domainで購入し、
DNSサーバはgodaddyでホスティングしてもらいます。
godaddyはしょっちゅうページデザインが変わってどこから設定するのかわからなくなるのですが、
現在はページの最上部からログインして[All Products]-[Domains]-[Domain Management]を選択し、
[Tools]-[Off-site DNS]から設定できます。
NSの@に書かれているDNSサーバ名2つを、
value domainにログインして[ネームサーバーの変更]メニューの
[ネームサーバー 1]と[ネームサーバー2]に設定すれば、
もうvalue domainに用はありません。

さて、このままほうっておくのもなんですし、
メールぐらいは使えるようにしておくことにします。
契約しているVPSでメールサーバやら運用するのもないことはないのですが、
そういうことで遊ぶのももう飽きましたし、
設定とか信頼性の確保とかメンテナンスとか面倒なので、
ここは迷わず無料サービスでホスティングです。
こういう場合、Google Apps が第一候補となるのでしょうが、
すでに2ドメインで使っていてまた同じものを使うのも能がないですし、
最近は無料で使えるのは10アカウントまでと改悪されたりするので、
今回は500アカウントまで使えるマイクロソフトのサービスを利用してみることにしました。
気に入らなければ解約すればいいですし。

Hotmailにログインしている状態で
Windows Live アドミン センターの[ドメインの登録]をクリックし、
所有しているドメイン名を入力して[続行]、[同意]をクリックすると、
DNSサーバに設定すべき項目が出てくるので、
[メールの設定]、[サーバーの信頼]、[Messenger の設定]を
goDaddyで登録した後に[更新]をクリックします。
成功すれば[アカウントの管理]ページに飛ぶのでアカウント作り、
そのアカウントでoutlook.comにログインして手続きを済ませれば
その後は普通にメールが送受信できるようになります。
あとは必要なら[カスタム アドレス]を設定するぐらいでしょうか。

ちょっとだけ使って感じた不便は、
outlook.com(というかlive.comか?)はGoogle Apps と違って
1つのブラウザから複数ユーザによる同時ログインに対応してないっぽいところぐらいでしょうか。
ただし、他のアカウントとの簡単な切り替えは可能です。
ログインした状態でここを開き
[アクセス許可]-[リンクアカウント]から[リンクされたアカウントの追加]をクリックし、
[リンクする Microsoft アカウントを入力してください]で
別のアカウント(hotmailとか)をあらかじめ登録しておくと、
outlook.comを開いたときに、
右上のアカウント名をクリックすると
リンクされたアカウント一覧が出てそこから切り替えが間単にできます。

そもそも提供するサービスの種類が現時点でGoogle Appsの勝ちなので、
個人で使うならoutlook.comを選ぶ積極的は理由はなく、
500アカウントまで使えるので中小企業ぐらいなら無料の範囲でカバーでき、
そこには意義があるかなと。

と、ここまではよかったのですが、後で気が付いてしまいました。
このアカウント、Google App Engineの開発に使えない…

2012年11月21日水曜日

.tcの悲劇

この夏の話です。
.tcといえばイギリス領のタークス・カイコス諸島のccTLDなのですが、
登録維持費が£45/年だったのが、
1文字ドメインは£6000/年、2文字は£3000/年に突然値上がりしました。
ひどい話です。
ちなみに3文字以上に関しては価格据え置きです。

ドメイン名というのは一旦運用を始めるとおいそれとは変更できず、
ちょっと詐欺的においがしなくもないですが、
マイナーccTLDの人の足元を見るレジストリにはありそうな話です。

かく言う私も、短縮URLやスマートフォンで入力するメールアドレス用に
マイナーccTLDで比較的短いドメイン名を運用中ですが、
一方的な値上げ(+為替の円安)で痛い思いをしたことがあります。
そんな経験をしてからは、払えないほどの値上げがあっても迷いなく捨てられるよう、
アプリケーションの購入等重要用途についてはそちらを使わないようにしています。
マイナーccTLDは.comや.netのサブ的運用にとどめておいたほうがよさそうですね。

2012年11月20日火曜日

eeePC901XとタッチパネルとWindows8

先日eeePC901XでWindows8を使っていると書きましたが、
これにタッチパネルをつけて使ってみました。
このタッチパネルはeeePC901Xの修理保障が切れてから付けようと5年ぐらい前に購入したもので、
動作チェックがてらちょっと使ったきりそのまま放置していました。

このタッチパネルは抵抗膜方式でシングルタッチしか認識してくれませんし、
eeePC901XではWindows8は動作するといっても本命のModern UIが使えないですし、
本体(LCD前面)に埋め込むとタッチパネルの厚みの分キャビネットが浮くので
不細工なことになってしまいますし、
あまり意味もないとは思いつつも埋め込んでみました。
タッチパネルのコントローラはUSB接続の"CY-4W-USB-03"で、
aitendoにあるWindows7用ドライバをインストールし、
付属のユーティリティでキャリブレーションすることでWindows8でも使えるようになりました。

で感想ですが、やはりデスクトップではあまり役に立ちません。
ただ便利な場面はあって、連続した操作の最中の非連続な操作には重宝します。
例えばメニューの階層を降りていく途中でダイアログボックスが出て
それの[OK]をタップするとかにはいけてます。
あと感じたのがクラムシェル形状でのキーボードとタッチパネルの相性が
想像していたとおりよくないことでしょうか。
やはりノートPCはキーボードとタッチパッドの組み合わせがベストだと個人的には考えます。
MacBookのようにタッチパッドでジェスチャが使えればなおのことです。

タッチパネルはタッチパネルで使うことを前提としたUIであることが原則ですが、
実際にはそれ以上の最適化が必要なのだと思います。
というのも、以前使っていたPDAのZaurusもタッチパネルで使うことを前提とはしていましたが、
UIはWindows for PENとどっこいどっこいなデスクトップを踏襲したもので、
正直使いやすいとは思っていませんでした。
使い勝手の面で当時はよほどのことがなければウェブブラウザを開くこともなく、
単体利用では電子辞書としての用途が殆どで、
実のところノートPCをネットにつなぐためのモバイルルータの役割が8割を占めていました。

やはりタッチパネルの使い勝手が大きく向上したのはフリックとピンチの発明だと思います。
その面からiPhoneはイノベーションであり、
それをまねたAndroidが二番煎じであることは否定のしようがありません。
しかし、そのiPhoneより前にタッチパネルでUIを革新を起こしたのはNintendoDSでしょう。
初期の頃に出たゲームは洗練はされていないもののいろいろなタッチパネルの可能性を示していて、
iPhoneはNintendoDSにインスパイアされたのだと個人的には確信しています。
任天堂はゲーム自体はともかくメニュー関係の洗練度が低いように感じますが、
その点を昇華したのがAppleで、細部に渡る気持ちよさを実現しています。
ただし、用意するのが今となっては基本的に箱なAppleと、
コンテンツに労力をかけねばならない任天堂を同列に比べるのはかわいそうですね。

話がそれましたが結論、
Windows8のデスクトップでタッチパネルは必要ありません。

2012年11月19日月曜日

Amazon Cloud Player & Cloud Drive

いつの間にかAmazonのCloud PlayerとCloud Driveサービスが利用可能になっています。

Cloud Driveはよくあるオンラインストレージ(DropboxとかSkydriveとかGoogle Driveとか)のAmazon版で、
普通にオンラインストレージとして使う分には何の変哲もありません。
困るのはウェブアプリケーションのデザインが大きな画面サイズに最適化してあり、
画面サイズの小さいネットブックからのアクセスでは、
スクロールでも右端や下端を表示させることが出来ず操作に支障が出ることです。

さて、Cloud PlayerはMP3ストアで購入した音楽をサーバにおいておいて、
さまざまな再生機器でストリーミングで聴けるサービスです。
もちろんダウンロードすることもでき、それらMP3ファイルは適当なMP3プレイヤーでローカル再生できます。
なにもネットワークを圧迫するストリーミングでなくてもいいようなものですが、
出先で他人のPCから自分のアカウントでログインしてCloud Playerにある音楽を再生、
なんて場面もあるかもしれないですし、便利かもしれません。

ところで、アメリカではCloud DriveにMP3ファイルをアップロードすると
Cloud Playerが勝手に認識してその音楽をストリーミング再生できるようになるらしいので、
日本でも出来るのかなと思い試してみました。
が、どうも出来ないようです。残念。

将来的に日本でも出来るようになるかは全く不明ですが、
もし音楽のみならず映像もCloud Playerの対象になり、
保存しておきたいテレビ番組を一旦HDDに録画してから
Cloud DriveにアップロードしていつでもVODなんて事になったあかつきには、
ブルーレイのようなメディアは滅びるのかもしれません。

2012年11月15日木曜日

クラブニンテンドー2012年度プラチナ会員特典

任天堂がユーザー向けにやっているクラブニンテンドーの
2012年度のプラチナ会員特典が発表されました。
なんだかんだ言いながらここ数年プラチナ会員を維持してはいるものの、
特にほしいと思えるような商品もなく、
今年もまったく期待していませんでしたが、
その期待を裏切られることはありませんでした。
以下の4つの中から2つ選べ、残り2つも各300ポイントで交換可能です。
  • 『任天童子』ソフト引換番号
  • クラブニンテンドーカレンダー2013
  • ピクミントートバッグ
  • プレミアムマリオトランプ
下3つは文字通りです。
『任天童子』はNintendo3DS/3DS LL用のダウンロードソフト(DSiで遊べないけどDSiウェアと呼ぶのか?)で、 内容はダンジョンRPG風カードゲームだそうです。
ちなみに私はピクミントートバッグとプレミアムマリオトランプをチョイスしました。

2012年11月14日水曜日

プロキシサーバでNTLM認証エラー

私の職場ではLANからインターネットへの接続に
Windowsベースのプロキシサーバが運用されており、
NTLM認証がかかっております。
Windowsしか使わないのであれば大して問題もないのですが、
どうしてもLinuxを使わざるを得ない場面もあって正直非常に迷惑しています。

そんな時大いに役立つのがntlmapsです。
pythonで書かれているのでLinuxでなくとも大概の処理系で動作させることが出来ます。
私も活用してます。
さて、そんなntlmapsがある日突然動かなくなりました。
ブラウザで
Proxy Authentication Required 
( The ISA Server requires authorization to fulfill the request. Access to the Web Proxy filter is denied. )
のようなエラーが出て外にアクセスできません。
認証エラーということですが、ユーザ名もパスワードも間違いありません。
仕方がないのでいろいろ試して、設定ファイル"server.cfg"の
[NTLM_AUTH]
LM_PART:1
NT_PART:0
NTLM_FLAGS: 06820000
[NTLM_AUTH]
LM_PART:0
NT_PART:1
NTLM_FLAGS: 05820000
に変更することで解決できました。
サーバの設定が変わったんでしょうか。
まあそれを知るすべもないのですが。

2012年11月13日火曜日

Chromeのバージョン23が動かない

私もPC用ウェブブラウザとして愛用しているGoogleのChromeが先日バージョン23になりました。
私が使用する範囲では特に変わったことはないのですが、
勝手にアップデートされるので大して気にもせず最新のものを利用しています。
しかし、今回小さなトラブルと大きなトラブルに見舞われました。

小さなトラブルはEeePC901X+Windows8でChromeのバージョン22を利用している状態から
バージョン23にアップデートした際に、
このアプリを開けません
画面解像度が低すぎるため、Google Chrome を実行できません。
と表示されてChromeがまったく立ち上がらない現象です。
EeePC901XのLCD画面の解像度は縦が768ピクセル未満のためModern UIが動作せず、
Modern UIアプリケーションを立ち上げようとしたときにも同じエラーが出るので、
おそらくバージョン23になってModern UIに関する何かが加わり、
その部分が悪さをしているものと思われます。
なおこの不具合には回避方法があり、
デスクトップのタスクバーにあるChromeアイコンを右クリックし、
メニューの中から適当なページを指定して開くと、
同様にエラーは表示されるものの、その後Chrome自身は立ち上がります。
なお、この不具合は[Google Chrome の設定]アイコンから
[Google Chrome について]メニューを開き、
[問題を報告]ボタンをクリックして開くフォームからレポートをすでに上げています。

次に大きなトラブルですがこちらは深刻です。
いろいろと事情がありWindowsXP SP2という大昔の環境を残している古いPCがあって、
必要に応じて時々立ち上げているのですが、
普通に動いていたChrome(バージョン不明)がバージョン23にアップデートされると、
Chromeでどんなページを開いても常に
エラー
このウェブページの表示中に問題が発生しました。続行するには、ページを再読み込みするか別のページに移動してください。
[再読み込み]
これが頻繁に表示される場合、推奨の対応策をお試しください。
と表示され、しかも設定等の内部ページすら開けません。
仕方がないのでfilehippo.comから
旧バージョンのインストーラをダウンロードしてインストールしてみるものの症状は改善せず、
バージョン17までさかのぼってだめだったところであきらめました。
今後このマシンではfirefoxを使うことにします。
ところで、このような無用の事故を防ぐためChromeの自動アップデートを無効できないか調べたところ、
レジストリをいじれば可能なことがわかりました。
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Update"に
DWORDな"DisableAutoUpdateChecksCheckboxValue"キーを作成し、
値を1にすれば勝手にアップデートしなくなるようです。

2012年11月12日月曜日

Windows8が快適になった

先日EeePC901X(メモリ2GB、Cドライブ32GB、Dドライブ64GBに換装)にWindows8を入れましたが、
その後快適になったので報告します。

電机本舗の"Classic Shell"をインストールして
スタートボタンをつけると便利なことは前回も書きましたが、
同社の"RAMDA"もインストールして64MBほどのRAMディスクを物理メモリにつくり、
テンポラリ系のディレクトリを軒並みそちらに変更("RAMDA"の機能を利用)すると、
プチというかロングフリーズが減ってかなり快適になりました。
また、[コントロールパネル]の[システム]-[システム詳細設定]から、
[詳細設定]タブ-[パフォーマンス]フレームの[詳細]ボタン-[詳細設定]タブ
-[仮想メモリ]フレームの[変更]ボタンとたどり、
[ページングファイルなし]にしてやるのも、
プチフリ防止に役に立っている気がします。
ついでにエクスプローラからSSDのC/Dドライブの[プロパティ]を開いて
インデックスを無効にし、[ツール]の[最適化]を無効にしておきました。
あと前回シャットダウンでPCの電源が完全に切れないと書きましたが、
単に時間がかかってるだけのようで、しばらく放っておくとオフになっています。
Windows8(without Modern UI)は初期のネットブックでも十分使えますね。

2012年11月8日木曜日

WiiU予約してしまった

ピクミン3が出るまで待とうかと思ってたWii Uが、
Amazonで予約できてしまったので買うことになってしまいました。
いっそ在庫切れ(まだ販売してないんですけど)で買えないのなら、
発売直後に買わないことの言い訳になったのですが。

購入したのは予約が可能だったベーシックセットのほうです。
もともとプレミアムセットを購入しようとは思ってなかったのでこれでいいかと。
ゲームは基本遊び終わったら中古屋さんに売りに行くのでダウンロード版を購入することは多分なく、
オンラインなドラゴンクエストXのベータテストにも大して興味もなく、
本体は横置きにするつもりで、
何年か前に血迷って購入した1GBのUSB接続HDDがあまっているので
内蔵ストレージサイズにこだわりもなく、
携帯電話にしても3DSにしても充電時にはACアダプタを直接挿す派の私には充電クレードルも必要ありません。
ということでベーシックセットで十分です。
WiiU Gamepadスタンドはゲームによってはほしい場面もあるかもしれませんが、
別売りの純正品を買うもよし、安価な非純製品を買うもよしということで。
色は本当は黒にしたいところですが、差額を考えるとあきらめるもやむなしです。
ちなみに遊ぶゲームがないと寂しいので、
New スーパーマリオブラザーズ UNintendo Landも購入です。

ゲーム以外で期待しているのがタブレットとしての利用です。
有り余る本体のパワーをリモートで使うという発想は古くからありますが、
もしウェブブラウザの出来がすばらしければ、
WiiU Gamepadを部屋中限定タブレットとして使うつもりです。
ついでにVNCクライアントとかSSHクライアントとかDLNAレンダラ(DTCP対応)とか
作ってくれる奇特なサードパーティーが現れませんかね。
もちろん有料(あんまり高すぎても困りますが)でいいので。

なお年内の7インチ級タブレット(iPad miniKindle Fire HDNexus7)
の購入は絶望となりました。

2012年11月7日水曜日

Windows 8 Media Center Pack

2013年1月31日までの期間限定ですが、
Windows8 ProにWindows8 Media Center Packを無料で追加できる
キャンペーンが実施されています。
ここから手続き出来ます。
ただし、メールアドレス1アカウントにつき1ライセンス分だけしかもらえません。
まあ今時メールアドレスなんてなんとでもなるので実質もらい放題ですね。

早速私もMedia Center Packをインストールしてみました。
といっても無料だからもらっただけで今のところ必要ありません。
役に立つとすればDVDビデオの再生ぐらいでしょうか。
でも今のうちにたくさんプロダクトキーを確保しておけば、
後々使い道を思いつくかもしれません。

2012年11月6日火曜日

年賀状に備えてプリンタを試運転

毎年一度だけしか使わないものといえば…プリンタです。
めったに使わないのでいざ印刷しようとして調子が悪いことに気付くことも多く、
昨年は暮れも押し迫ってひどい目にあったので
今年は余裕をもって試運転してみました。
ちなみに私の持っているのはブラザーのDCP-595CNです。

さてテストプリントしたところ懸念が現実となり何も印刷できません。
ヘッドのクリーニングを1回やるとカラーの3色は出てくるようになりましたが黒はまったくだめ。
またも修理かと思いつつだめもとで5回ほどクリーニングしたところ黒も印刷できるようになりました。
品質チェックをするとどうも詰まっているノズルもあるようですが、
年賀状が印刷できればいいので見なかったことにします。

やれやれよかったと思っていたのですが今年は別の落とし穴が。
なんと黄色だけインク残量が極端に減って警告されています。
ほかは満タンに近いし大して使っていないのになぜ、とは思いますが、
ないものはしょうがありません。

ここで私には5つの選択肢があります。
  1. 純正インク4色セットを買う
  2. 純正インクのイエローのみを買う
  3. 保障対象外だが激安の互換インクを買う
  4. 別のプリンタを買う
  5. 黄色が必要ない絵柄の年賀状にする
来年は巳年ですか。
文字を黒、大きな文字を赤にして、青とか青紫系の蛇でも描けば5でいけそうな気がします。

2012年11月5日月曜日

Flucardを妄想

最近はWiFi付きのSDカードといっても選択肢はずいぶんあり、
私の把握している範囲でも
Eye-FiFlashAirFlucardPQI Air Cardがあります。
個人的にはDTIのCloud@SDに注目していたのですが、
期待はずれだったので結局まだこの手の製品には手を出していませんでした。
個人的にはストレージとして別途マイクロSDカードが必要なPQI Air Cardかなと思っております。
NAND Flash ROMには劣化がつきものであまり信用してないので、
この部分が入れ替えられるこの製品にはメモリサイズの問題以上に意義があります。

まあ私が買うとしたらPQI Air Cardなんでしょうけど、
比較対照しながらいろいろ見ていてFlucardに興味が湧いてきました。
というのもFlucardのファームウェアを見たらなんとLinuxじゃないですか。

Fluecardのサポートページから
"firmware_367.zip"なるファームウェア(更新用ファイル)を取ってきて展開すると、
どうも2種類のハードそれぞれ用のファームウェアがあるように見えます。

"program.bin"をバイナリエディタで見ると、
どうみてもARM(ARMモード)の命令が並んでいますし、
先頭の8ワードが完全に割り込みベクタで、
しかも眺めているとu-bootに間違いありません。
u-bootだとするとGPLなのでリバースエンジニアリングは禁止されていないはずなので
Androidの開発(アプリケーションじゃなくてファームウェア)用のクロス開発環境を利用し
arm-eabi-objdump -b binary -m arm -D program.bin > program.bin.asm
のように逆アセンブルしてみました。
コードを見るとコプロセッサの15番を触っていて多分これがMMUと推測できます。
LinuxはMMUなしとかMPU用の実装もあるはずですが、
わざわざそんなもの選択するほどの理由があるとは思えないですし、間違いなくMMUでしょう。
MMU付きのARMというとCoretex-A系だと性能高すぎと思われ、
昔のARM9系なARM926EJ-SぐらいがCPUなんじゃないかと思います。
SoCとしてはSDのホストインターフェイスが2つとデバイスインターフェイスが1つ付いていて、
前者にeSD/eMMCとSDIOのWiFiモジュールをつないでシステムを構成し、
カメラ等の機器からくるコマンドやデータを後者で受けて
ARMで処理しているんでしょうね多分。

またimage3(Image)を眺めると2.6.32.28のLinuxカーネルであることはわかりますし、
initramfs3.gz(initramfs.gz)は先頭8バイトを削除してgunzipとcpioで展開すると
完全な(initじゃない)rootfsが現れます。
必要なソフトはOSSでどうにでもなりそうです。
改造も出来そうな気もします。

って、ネットサーフィンしてたらとんすけさんや
OSAKANA TAROさんがいろいろ書かれているのを見つけました。

面白そうなので買ってみてもいいのですが、
今Raspberry piも持て余していますし…

2012年11月1日木曜日

最近テレビの調子が悪いことがあって

現在2006年製造の日本ビクター製の32型の地デジ(BS/CS)テレビを使っています。
1年ほど前からきわめて稀に突然バックライトが消えてLCDがブラックアウトすることがあり、
しばらく電源を切っておけば直るのでそのまま使っています。
ところが先夏の暑い時期に、
輝度を高く(バックライトを明るく)しているとその頻度が高くなって…
まあ冷陰極管が一番へたる部品ですし、
電源を入れた直後暗いので、十分明るくなるまでバックライトを明るくしているのですが、
どうもそれで熱がこもって安全装置が働き、切れているような気がするんですよね。
バックライトを暗くしていれば基本的に起きていないような気がしていて。

このテレビ、すでに購入してから5年以上経過していて
家電量販店の長期保障は望めないですし、
ビクター自身もテレビから撤退していますし、
そもそも、このテレビ価格の暴落状態からして、
修理するよりも新規に購入したほうが、費用的にはともかく、
消費電力的にも機能的にも寿命的にも軽薄さについても有利なわけで、
じゃあどんな選択肢があるのかちょっと探ってみました。

私の希望のスペックは32型でHDMI入力端子とD4入力端子があり、
電源のON/OFFと音量調整と外部入力選択ができるリモコンがあればよく、
価格は安いほうがいいという、最近のスマートテレビとは逆行するシンプルなモデルです。
そもそも、今使用中のテレビに内蔵されているチューナーはここ3年ぐらい殆ど使っておらず、
この春にトリプルチューナー内蔵のブルーレイレコーダを購入してからは
そちらのチューナしか使っていません。
ということでチューナーなしのモニターでもかまわないぐらいなのですが、
PCモニターなんかになるとリモコンとかの問題もあって、
って、32型のPCモニターなんかそうはないですよね。
その代わり外部にいろいろつなげたく、HDMI端子はなるべくたくさんほしいんです。
まあ、4:13:1のHDMIセレクターを持っているので、最低でも2つですか。
あとWii用(WiiUを買ったら必要なくなる?)のD(4)端子と、
何かのためにRCAのコンポジットビデオ端子が1つづつあれば十分です。
ネットワーク機能などいりませんし、まして3D機能など必要ありません。
ブルーレイも録画機能もUSB端子もSDカードスロットも要りません。
D-VHSデッキもブルーレイレコーダとi.Linkで接続してテープの再生はできる(録画は無理)ので、
テレビ側にはi.Linkも必要ありません。
ブルーレイレコーダーがPanasonicのDigaなので、
テレビもVieraにすればHDMI接続時にビエラリンクが使えますが、
特に心に響きませんからメーカーにこだわりはありません。

そんなこんなでネットを探ると、価格は4万円ぐらいでしょうか。
2014年4月に消費税8%に上がりそうなのでそのタイミングで考えるとして、
あと1年半は今のテレビが完全に壊れないことを祈ることにします。