2016年10月31日月曜日

セルフメディケーション税制

毎年恒例の年末調整の時期になりました。
年が明けてから確定申告するのであれば、
面倒な年末調整はあえて何もしないという選択肢もあるものの、
年末調整で追記しておけば源泉徴収票に反映されるので
確定申告時に楽になります。
ということで今年も真面目に生命保険等の払込証明書を
ペタペタ貼っております。

その確定申告に関連し、2017年分、
つまり2018年に行う確定申告から医療費控除の特例として
新たにセルフメディケーション税制が開始されるようです。
詳しくは厚生労働省のサイトに載っていますが、
簡単にいうと特定の医薬品をたくさん買っている納税者の
負担を軽くする制度です。
12000円を越える分が課税所得から引かれるだけなので、
恩恵は限定的でしょうが。

さて、この制度の対象品目一覧を見ると
先日紹介したロキソニンテープの他にも
有名な風邪薬や頭痛薬がズラッと並んでおり、
薬って結構な値段がするので、
意外と対象納税者は多そうです。
購入時のレシートは取っておくのがよさそうです。

2016年10月27日木曜日

さくらのIoT Platform

さくらのIoT Platformβ版販売開始キャンペーンで、
LTE通信モジュールを半額で提供、
などというセンセーショナルなニュースに引かれて
内容を確認しにいったのですが…

何かと話題のIoT。
大まかかつ狭義には、いろんな物がインターネットにつながって
いろんなデータを集めてどうにかする、というようなことになるのでしょう。
もともと高度な電子機器であればインターネットにつながるのは
お茶の子さいさいなのですが、
これが単機能のちょっとしたものということになるといろいろ大変です。
通信できるようにしたり、データを処理したり、セキュリティーを確保したり。
そんなこんなをまるっと準備しようと、
さくらインターネットが展開しているのがさくらのIoT Platformです。

で、さくらのIoT Platformがβサービスを開始したのが今回の話題です。
LTE通信モジュールが半額で購入でき、
正式サービスが開始されるまでと開始後の1年間、
通信費やらが無料になるということらしく、なんだかそそられます。
そのLTE通信モジュールはArduinoに接続して
データが送受信できるようソフトウェアが整えられているらしく、
Arduino Unoが余ってる私にはコスト的もよさそうです。
セキュリティ確保のため通信網が専用の閉域網で、
通信先が特定のクラウドサービスだけというのは欠点ですが。

しかしもっと大きな欠点を見つけたのでした。
LTE通信モジュールの価格はキャンペーンで半額になっており
そんな高くないと思ったものの、それをArduinoにつなげるには
別途シールドボードが必要という罠があるのでした。
このシールドボードも半額ではあるのですが、
合計すると十分躊躇する高価格です。
正式サービスでフルプライスになったとき果たして需要があるのか。
まあそれは個人で電子工作している立場での話で、
企業が製品に組み込んで販売するとなれば安い選択肢にはなります。

ということで悩んだ挙句私は今回手を出しませんでした。
もちろんさくらのIoT PlatformにもそのLTEモジュールにも
利点があることは十分理解しています。
しかし、こんな立派なものを使わなくても、
ArduinoにUSBホストシールドをくっつけて、 通信コストの安いSIMカードを挿した安いAndroidスマートフォンとつなぎ、
ADKでうまいことプログラミングすれば、
それなりの費用で似たようなことはできそうだからです。
って、最近のAndroidってADK使えるんでしたっけ?

2016年10月26日水曜日

情報処理安全確保支援士

先日情報処理技術者試験の
ITサービスマネージャ試験を受けてきました。
完全にぶっつけ本番だったため、
午前Iは免除なので関係ないものの、
午前IIは取れてもぎりぎり合格ラインの6割、
午後Iは時間が足りなくて捨てた問題もあり微妙、
午後IIはB判定かな、というところです。
まあ基本はできているので何度か受ければ
受かるだろうぐらいの感じではあります。
どうせ秋期試験で未合格なのはもうこれだけですし。

さて、前から分かっていたことではありますが、
情報セキュリティスペシャリスト試験がこの秋期で最後となり、
来年の春期からは「情報処理安全確保支援士試験」に変更されます。
多分中身は大して変わらないのでしょうが。
この「情報処理安全確保支援士」は業界初の士業となります。
そして今週ついにその詳細が発表されました。
IPAのサイトに記載されています。

情報処理安全確保支援士は、
平たく言うとIT関連のセキュリティの専門家といったところでしょうか。
試験に合格することで支援士を名乗れる権利を得られます。
旧制度の情報セキュリティスペシャリスト試験等の合格者も
経過措置として2年間(2018年8月19日申請締切)だけは
有資格者として扱われるので、
既にこれに合格している私も支援士になれます。

この支援士、弁護士や行政書士のような他の士業同様、
有資格者が正当な機関に登録することによって
名乗ることができるようになります。
支援士登録簿への登録は手引きにかかれていますが、
手数料10700円の他に収入印紙9000円分が必要です。
つまり初期費用が約2万円ということです。

そして支援士には1年に1回6時間のオンライン学習と
3年に1回6時間の集合講習(グループ討議あり)
(知識・技能・倫理の3科目)の受講が義務付けられています。
何しろ今日の常識が明日の非常識になり得る
急速に変化する分野なので、最新情報を仕入れるためにも
研修自体は個人的には大いに賛成です。

しかしこれに関して悲しいお知らせが…
その費用は3年で15万円前後だそうです。
つまり年間の平均ランニングコストが5万円。
集合講習は一定以上の都市部で開催されるでしょうから、
地方在住者には旅費・宿泊費の負担もあります。
弁護士の様にそれを商売にするのならともかく、
趣味で情報処理技術者試験を受けている
私のような人間にはあまりにも辛い。
仕事に関係するにしても独占業務の設定もない支援士に
その費用の価値があるのかどうか…って、ないでしょ。

情報処理技術者試験を春秋2回受けると
年間コストは11400円になりますが、
オンライン学習で許せるのはこの程度までですね。
集合講習は百歩譲って5万円でも勘弁はしますが、
そのかわりその年のオンライン学習は免除にして、
3年で7万円ぐらいがいいとこじゃないでしょうか。
現予定の半額程度ということですね。
でないと支援士制度は始まる前から終わったも同然です。

統計情報によれば情報セキュリティスペシャリスト試験では
毎回3000人程が合格しており、
平成21年度春期からの16回の開催で、
総合格者は5万人程度と思われます。
テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の時代を含めても
有資格者は数万人を大きく越えることはないでしょう。
初回の登録時に申請者があまりにも少なければ
費用の見直しがなされる可能性も考えられるので、
とりあえずそれを期待して今回の申請は保留としておきます。

2016年10月25日火曜日

NX改めNintendo Switch

2017年3月の発売予定まであと半年ほどの
任天堂の新しいゲームマシン「NX(仮称)」。
正式な情報がほとんどないなか私も何度
予想してたりしてきましたが、
ついに情報公開が始まりました。
その名はNintendo Switch
商標問題に手間をかけたくなかったのか、
わりと安易なネーミングです。

さて、Nintendo Switchという名称と同時に公開されたのは
3分ほどの動画とそれから切り出した静止画、
それにニュースリリースとパートナー企業についてぐらいです。
そこから得られる情報を私なりに読み取ってみることにします。

まずは本体です。
いわゆるストレート型のタブレット様としていて
大きさは6インチ程度と思われます。
ただし厚さは10mm以上はありそうです。
天面にはわりと大きめの吸気口/排気口らしき穴があり
かなりの発熱を連想させます。
関連して防水機能はまったくなさそうなので、
道徳的にどうかはさておき、
持ち運べるとはいえ屋外で歩きながら使うような
Pokemon GOは想定していないようです。
クレードルとなるNintendo Switch Dockへのはめ込み方式からして
Nintendo Switchに何らかのケースをかぶせるのも無理そうです。

ゲーム販売は当然オンラインダウンロードにも対応しているでしょうが、
パッケージ販売用の媒体は専用のGameCardとなるようです。
GameCardは端子数が5ピンと少ないのが特徴です。
Nintendo3DSのようなアドレス/データバスではなく、
何らかの高速シリアルテクノロジーなんでしょう。
電源関連を除くとデータ転送に使えるのはわずか3ピンで、
3線となるとSPIなのかとも思えますが、
たかたが数Mbspでは普通に考えると帯域不足です。
SDカードでもSPIモードってありますが、これ遅いです。
2線で独自のエンベデッドクロックな差動伝送とかありそうですが、
故横井軍平氏の「枯れた技術の水平思考」を実践するなら
異形のUSB端子なんてこともないとは言えません。
多用途で使える割に汎用的で安くつきます。速度も十分でしょう。

GameCardに関して不思議なのはスロット部に蓋がついていることです。
飛び出し防止とか盗難防止とか?
あるいは先に書いたようにGameCardが電気的にはUSBホストで、
変な物が挿されないような物理的なロックとか?
少なくとも防水防塵のためではないでしょう。
その前に塞ぐべきものがたくさんありそうですから。

コントローラーであるJoy-Con(R/L)は、本体の横に付いたり、
Joy-Con Gripにつけたり、単独で使ったりしているので、
少なくとも電源を内蔵していて無線で通信できなければなりません。
電源についてはその厚みを考えると単三電池を入れるのは無理でしょう。
単四なら直径が10.5mmなので可能性はありますが、やはり厳しそう。
普通に考えればR/Lそれぞれに小型の充電池が入っているんでしょうね。
Joy-Con GripにはWiiリモコンのような
LED4つのインジケータが左右に2組あり、
これがL/Rそれぞれの電池残量をも表していると考えられます。
ではJoy-Conはどうやって充電するのか?
先にJoy-Conがバッテリー切れして操作に支障が出ることを防ぐため、
本体と合体したとき本体から給電できるようにはなっているでしょうし、
Joy-Con GripにACアダプタがつながるようになっていて、
それを経由してもできそうな気がします。
これまでの任天堂は安全性を配慮してか、
汎用のUSB充電器の公式使用はしてきませんでしたが、
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータで解禁してきたので
Joy-ConにマイクロUSB端子がついていて
そこから充電できる可能性もあるでしょう。
でも紐付きで操作するのはかっこ悪すぎですね。
しかしJoy-Conのバッテリー切れにともなって、給電できるように
プレイスタイルを強制スイッチさせられるとしたらちょっと問題です。

Joy-Conの無線通信はやはりBluetoothでしょう。
使い勝手的にもコスト的にもこなれていますし、
なによりWiiでの実績は偉大です。
であればそれなりのプロセッサをL/R別に搭載しているはずで、
だったらモーションセンサーやジャイロセンサーも
最小限の追加コストで内蔵可能でしょう。
これらセンサーはないよりあった方がいいとはいえ、
WiiUの轍を踏まないためにも、
搭載する必然性のあるゲームの開発が必要です。
私はこれらセンサーをJoy-ConのL/Rと本体それぞれに
載せてくると想像はしていますが、
何を捨てるのかの決断も開発には必要なこと。
未搭載でも驚きはしません。

操作面でJoy-Conがメインとなるのは当然として、
より操作のしやすそうなNintendo Switch Pro Controllerが
用意されるようです。まあ本体とは別売りになるでしょうがね。
あとは本体だけでの操作がどうなるのかです。
本体の表示面から分かるのは、
まず抵抗膜式タッチパネルではなさそうなことです。
本体に専用ペンを入れる穴もなさそうなので、
電磁誘導のデジタイザがついていることもないでしょう。
あるとすれば静電容量式です。
Nintendo Switchが真にゲーム用ならタッチ操作を豪快に削る、
という考え方もありでしょうが、
ウェブブラウザ等微塵でも汎用性を持たせたいのであれば
あって然るべきでしょう。
スマートフォン/タブレットを中心としたタッチ操作のゲームを
呼び込んで多様性を達成するためにもぜひ必要です。
ゲームの移植性を考えるのなら、本体にモーションセンサだって必要です。
GPSは…3G/LTE通信が単独で可能ならば
でかいPokemon GO機にするためにも必要でしょうが、
さすがに通信はWiFiのみでしょうね。

他に本体についていそうな物理ボタンやコネクタの類について、
ボタンっぽいものは天面向かって左に1つはありそうです。
どうしたって電源ボタンは必要なので、多分それでしょう。
あるいはシーソー式の音量調整かもしれません。
何しろはっきり写ってないのでこのあたり不明です。
Nintendo Switch Dockとの接続端子は、
底面向かって左になにか白い物集合端子っぽい物が見えますが、
定格シールの様にも見えますしこれもなんとも言えません。
さすがに無接点ということはないと思います。
もちろん技術的にはQiMiracastで十分可能ですけど。
イヤフォン端子はごく普通ですが、
公開された動画でははめ込む端子が4極に見えるので、
多分外部マイクをサポートしているのでしょう。
でもどうせならBluetoothイヤホンに対応して欲しいですね。
Joy-Conとの通信用に本体がBluetoothを搭載するのでしょうから。
まあ帯域が必要な音声通信の影響でJoy-Conでの操作が
不安定になるなんてことは勘弁願います。

さてNintendo Switch Dockについてです。
まだ表面しか公開されていませんが、ちょっと主張が強いような。
故岩田悟氏が説いた「お母さんに嫌われないゲーム機」には
そぐわないデザインのように見えます。
でかでかとしたロゴもそうですが、やけにがっちりしてます。
倒れないようにの配慮なんでしょうかね。
Dockに本体をはめるとLCDがほぼ隠れてしまうのは
落としても本体が壊れないようにするためなのかもしれません。
公開された動画でははめ込む際にクリック音がしていたように
感じるのでしっかり固定されていると思われますし。
このあたりはおもちゃ屋任天堂の面目躍如なのかも。
しかし本体LCDとテレビが完全に排他的というのは
WiiUの教訓からの自己否定のようにも受け取れ、
ちょっと寂しくはあります。
なぞなのはDockの左側面にコネクタのように見える2つの穴。
Dockの中には何か機能が入っているのか?

今時のゲーム機としてオンラインゲームは遊べるでしょうが、
4台の本体で4人同時プレーや
2台の本体と計4つのコントローラで4人同時プレーもでき、
つまりNintendo3DS同様ローカル通信は可能のようです。
となればすれちがい通信への期待もできます。

ちょっと話は変わりますが、
4台の本体で4人同時プレーしている静止画の4人のプレーヤーが
皆似たような腕時計をつけているのが気になります。
スマートウォッチ風な周辺機器があるのかもしれません。
実はNintendo SwitchはNX構想の一部に過ぎないのかも。

公開された動画にはゲームもいろいろ映り込んでいました。
私が認識できた任天堂のフランチャイズは、
ゼルダの伝説、Splatoon、3Dマリオ、マリオカートあたりでしょうか。
他にはバスケットボールのゲームと、
モンスターを狩ってるようなゲームが見えました。
サードパーティ製なんでしょうね。
パートナー企業については主だったところは発表されていますが、
私が注目するのはミドルウェアの開発企業です。
ゲームエンジンのUnityやEpic Games、
物理エンジンのHavok等、他機器からの移植や
マルチハード展開がやりやすい形にはなっているようですし、
インディ系も参入しやすそうです。

最後に任天堂以外からの情報について。
NVIDIAからはNintendo Switchに
同社のSoCが採用されたとのアナウンスがありました。
そこには任天堂との共同開発においてNVIDIA側で
500人年の労力がつぎ込まれたとのことです。
工数についてはだいぶ盛ってるんだとは思いますが、
それでも人件費以外を含めれば数十億円は
任天堂からNVIDIAに渡っていることでしょう。
そういえば、昨年の株主総会では
任天堂グループ全体で111億75百万円の設備投資を実施し、
それには研究開発費も含まれているとの報告があり、
今年の株主総会では
104億14百万円とのことでした。
個人的にはちょっと高いかなと感じたのですが、
なるほど水面下でこれを仕込んでいたんですね。

さて、私がNintendo Switchを買うかどうかはまだ分かりませんが、
一番の懸念は高価になりすぎないかという点です。
最近のAndroidタブレットの価格を鑑みると不安がよぎります。
また据置型とは言うものの、家庭に1台というよりは
1人に1台に近い使い方になりそうで、
WiiUが事実上絶版となる今後のパーティゲームの行方も気になります。
個人的には大きなテレビでゲームはほとんどしないので、
Nintendo Switch + Joy-Con(L/R)を基本セットとして安価にし、
Nintendo Switch DockにつなげるとWiiリモコン
使えてパーティーゲームが遊べる、なんてよさそうです。
でもそれだとSwitchにならないですね。

2016年10月24日月曜日

IDOL3が壊れた

Android 6.0にアップデートしてからと言うもの
アンテナピクトが[LTE]表示から[H]表示(W-CDMAハイスピード)、
あるいは[◯]表示(圏外)に頻繁に落ちるようになり、
ファームウェア修正も来そうもないスマートフォンalcatel IDOL3
しばらく時間が経てば、あるいは再起動すれば回復するので、
とりあえず文句を言わず使い続けています。
しかし大問題が発生したのでした。

出先(Wi-Fiなし環境)でウェブページを見てたところ突然リブート。
再起動後3G/LTEに接続できなくなりました。
いつもの病気かと思いきや回復の気配なし。
再起動したりAPN設定を確認するなど
復旧を試みましたがどうにもなりません。
そのうち「SIMカードが挿入されていません」と表示される始末。
SIMカードを一旦外して金属部分を拭いてみたりするもダメ。
別のSIMカードを挿してみるも認識せず。
しかしそのSIMカードを別のスマートフォンに挿すと正常に通信できる。
またIDOL3の電源を入れているとよくリブートしますし、
電源を入れる時に起動アニメーションがずっと表示されて
待ち受け状態になるまで異常に長く時間がかかります。
電源を切るとき時も同様です。

悲惨なのはWi-Fi接続さえできないこと。
いつものWi-Fi環境のある自宅でさえまったく繋がらず。
ふと[設定]アプリケーションの[端末情報]-[端末の状態]メニューを見ると
[WiFi MACアドレス]が"02:00:00:00:00:00"で、
[Bluetooth MACアドレス]は"00:00:00:00:5d:ad"。
常識的に考えてありえない値になっています。
これが繋がらない原因か?
また[SIMステータス]のすべての項目が"該当なし"となっていますし、
[IMEI情報]メニューの[IMEI]項目は"不明"、
[IMEI SV]項目が"該当なし"とかなってます。
なんか端末固有値を失ってる感じです。マジかよ。

最後に[設定]アプリケーションの[バックアップとリセット]メニューから
[データの初期化]を実施するも事態は好転することなし。
もうIDOL3本体の故障と判断。修理に出すことを考えます。
alcatelのサポートサイトにあるメールアドレスに、
詳しい症状を書いて送るとほどなく返事が。
保証期間内の自然故障なら無償修理となり、
それ以外の修理は有償とのこと。まあごく普通の対応です。
しかし有償修理と分かった後に、それをキャンセルしても
検証費(4200円)が請求されるという鬼仕様。
メーカー側の都合は理解できますがなかなかに厳しい。
後に送られてきた資料によると、メインボード交換の価格は、
にわかには信じがたいほど高価。
最近IDOL3はまた値下げされていて、
新品より修理代金がかなり高くなることは十分ありえる状況です。
まあ今回の場合、期間的にも症状的にも無償修理になるだろう
との自己判断のもと、修理依頼をかけるのでした。
万一有償修理と判定された場合には検証費だけ支払って
修理をキャンセルし、今年末に同社から出る安いSHINE LITE
でも買おうかと。同じく発売される後継機のIDOL4は高いので。
閑話休題、その後修理センターから直接電話がかかってきて、
修理について詳しい説明を聞くことになります。
なお、代替機を借りることは可能でしたが、
返すのが面倒ですし、自前の予備機があるので断りました。

で、修理するスマートフォンの送付方法はというと、
以前プリンタを修理に出したとき宅急便業者が自宅に来て
衝撃吸収対策された梱包箱に詰めて持っていってくれたので、
今回も同じ方式と思いきや、
スマートフォン送付用ダンボールと着払伝票(佐川急便)が
宅急便で届くので、自分で詰めて取次店に持っていく方式でした。
何て面倒な。

送付して向こうに到着してから一週間経った頃、
電話で無償修理であるとの連絡がありました。
その際、不具合現象が再現できたこと、
メインボードを交換して修理完了したことの報告がありました。
なかなか良心的です。
そして修理完了品の発送についてのやりとりをし、
ほどなく手元に戻ってきました。

起動してセットアップウィザードでGoogleアカウントを設定し、
クラウド上のバックアップデータを書き戻すことで
とりあえず元の状態に復元できました。
いやー、よかったよかった。

2016年10月20日木曜日

コールドケース~真実の扉~

定年間近の刑事が時効間近の殺人事件を追う、
というエピソードは昔から刑事ドラマの鉄板ですが、
2010年の刑事訴訟法改正で重大事件(死刑判決の
可能性のある殺人や強盗殺人)では公訴時効が撤廃され、
このテンプレートは使えなくなりました。
その時点で時効が完成していない事件についても
遡及的に公訴できることが最高裁の判例として出ているので、
現代劇ではタイムリープでもしなければ話になりません。

相棒 season9の第4話「過渡期」では
時効の廃止をうまく利用したストーリーになっていますが、
まあ普通に考えれば、忘れ去られた迷宮入り事件の
再捜査というのが今後の定番になってきます。

そんなドラマの奔りといえば刑事リリー・ラッシュの活躍する
米国ドラマの「コールドケース」でしょう。
アメリカでは殺人事件に時効はないので、
数年前はもちろん、数十年前の事件でさえも扱っていた記憶があります。
内容もさることながら、各エピソードでは解決する事件の発生当時の
流行りの音楽を流していて、そっち方面でも人気を得たということですが、
それが権利関係を複雑にしDVD化が困難なんて話も聞きます。
その音楽はおいておいても、ストーリーも演出もなかなかよくって
WOWOWで放送されたのをずっと視ていました。

しかし、シーズン4あたりで突然視るのを止めてしまいました。
「また自白かよ」と言いたくなるワンパターンさが理由です。
製作サイドにCSI:クリミナル・マインドとの
明確な違いをつけたい意図があったのかもしれませんが、
基本的には当時の事件関係者から、
時が経ったからからこそ話せるような新たな情報を
聞き込みつつ事件を捜査し、
最後に犯人に自白させ逮捕というのが筋でした。
荘厳な演出の割には芯がチープに感じられて。

さて、そんな「コールドケース」の日本版と銘打つ
「コールドケース~真実の扉~」が
WOWOWにてこの土曜より放送開始となります。
WOWOWで本家の最終(第7)シーズンが放送されてから
もう数年は経っているはずで、今更感は拭えませんし、
個人的にはWOWOW製作のドラマってあんまり視ないのですが、
今回はとりあえず観ておこうかと思っているところです。
「また自白かよ」と言わせないドラマであることを願っています。

2016年10月19日水曜日

DAZN解約

スポーツのストリーミング中継サービスのDAZN
1ヶ月の無料体験の後、解約することに。

その一番の理由は、トリック再生機能のひ弱さでしょうか。
つまらない場面を跳ばすために、1.5倍程度の高速再生や、
30秒程度のスキップがないのは我慢できません。
ブルーレイ(HDD)レコーダーという発明品によって
そういう視聴スタイルにすっかり慣れてしまいました。

他にも私が興味あるのがF1とNFLだけということもあります。
総合的に判断して月額1750円(税抜)は高いですね。
もし特定のスポーツだけしか視れない安価なコースがあれば
有料契約したかもしれません。

また個別のコンテンツにも不満な点が。
現在F1を観たければDAZNか
CS放送の[フジテレビNEXT]の二択であり、
映像的には基本的にどちらも同じです。
しかし解説と実況はフジテレビNEXTの方がいいと感じます。
F1に十分慣れたプロアナウンサーである塩原アナによる実況と、
長くF1に関わってきた川井氏による分析、
F1メカニック出身の津川氏の解説は悪くないと思います。
片やDAZNは…あっさり目のこちらが好みの方もいるでしょう。
しかしいろいろな面で心配ですね。
私の稚拙な英語ヒヤリング能力では、
スラングや業界用語がてんこ盛りのピットとドライバーの無線は
ほぼ理解できないのですが、
そんな私でも意味やニュアンスが理解できた内容を
DAZNの実況と解説はきちんと伝えられていませんでした。
とりあえず日本GPも終わり今シーズンも残り5戦。
F1はもう観なくていいかなと。ということでDAZN解約です。
まあ価格的にはフジテレビNEXTよりDAZNのほうが安くつくので、
観たいレースでもあればDAZNを短期間契約することにします。

NFLについては放送試合数が高々数試合で注目カードが
必ずしも観れるわけではないこと、
そしてトリック再生ができないことが致命的です。
米国でのCMタイムを簡単にスキップできないのは苦痛です。
これで約2000円/月ならDAZNではなく
スカパー!セレクト5を契約して、
NFLと海外ドラマを視たほうがお得と判断しました。
ということでDAZN解約です。

さてDAZNの解約方法ですが、
マイ・アカウントにログインして
[退会する]ボタンをクリックします。
その後退会理由等を尋ねるアンケートに回答して
再度[退会する]ボタンをクリックすれば完了です。
ただし退会処理後も無料体験期間中は引き続き視聴が可能ですし、
ログインして[利用を再開する]ボタンをクリックすれば、
またすぐに加入できます。

ところで解約すると日本時間で無料体験期間終了日の
午前0時にきっちり視聴できなくなるのかと思っていましたが、
日が明けて午前中の割と遅い時間になっても視れていて、
午後早くに確認するとさすがに蹴られるようになっていました。
退会後もユーザー情報は残っているようなので
マイ・アカウントにログインはできましたが、
[利用を再開する]ボタンはなくなっていました。
それよりクレジットカード情報を消してほしいところです。

さて、今回は解約としたDAZN。
前述のように限定スポーツプラン導入や
NFLの全試合中継が実現されたあかつきには
また戻ってきたいとは考えております。

2016年10月18日火曜日

ルパン三世 カリオストロの城

先週日本テレビ系で放送されたルパン三世 カリオストロの城
何度見ても楽しめます。

私の中で何度見ても楽しめる邦画というと、
風の谷のナウシカ天空の城ラピュタ
となりのトトロあたりでしょうか。
えらく偏っているように見えますが、
別に宮崎駿氏やスタジオジブリのファンと言うわけでもなく、
それ以降の作品は多分1度ずつくらいしか観た記憶がありませんし、
特にもう一度観たいとも思いません。
もののけ姫あたり以後は、初見時の途中から
もう二度と観ないかもと思っていたりもしましたし、
千と千尋の神隠し崖の上のポニョに至っては
世間がなぜ高評価をするのか理解に苦しんだりもしています。
これも私が偏屈なおっさんになったからなのかもしれません。
それ以後のジブリ作品についてはテレビで盛んに宣伝するので
タイトルは知っていても観たことはありません。
でも、「カリオストロの城」は未だに観ます。

さてそんな「カリオストロの城」のMX4D版が
新たに製作され劇場公開されることになったそうです。
遊園地に映像に合わせて座席が動くアトラクションをよく見かけますが、
MX4Dはそれにもっと体感要素を加えたもののようです。
詳しくはTOHOシネマズのサイトを見るのがいいでしょう。
まあMX4Dを上映できる映画館は限られているようですので、
私のような田舎暮らしの人間には縁がなさそうです。

余談ですがTOHOシネマズってPokemon GOと提携してましたね。

2016年10月17日月曜日

定期預金の満期日

私は毎年「金融デー」と称し、一日かけて口座を持っている金融機関のうち
近所の実店舗を片っ端から巡って、定期預金の手続きなどをしています。
定期預金は預け入れ時の設定により、放っておいても継続できますが、
キャンペーン等駆使することで利率をより高く設定できるため、
面倒ですが窓口に行き、自動継続済みの定期預金を解約して
新たに預け入れするようにしています。

しかしまあ、今時の定期預金の利率は悲惨です。
100万円を1年預けても利息でコーヒー1杯飲めないかもしれません。
全部とは言いませんが、多くはマイナス金利政策のせいですね。

さて、定期預金には満期日が設定されており、
満期日以前に窓口に行っても相手にしてもらえないので、
いつも満期日を過ぎてから行くようにしているのですが、
はたして満期時刻はいつになるのか疑問に思ったので
行員さんに訊いてみました。

それによれば満期日になった瞬間に利息が確定し、
設定によりますが、その時点の利率でまた定期預金になるそうです。
ですので、満期日に行ってもこちらに有利に処理できます。
もし満期日の前日に解約しようものなら
非常に低い利率が適用されてしまうので気を付けてください。
その利率は金融機関によって異なりますが、
解約日の普通預金利率になることも多いようで、そうなれば大損です。

いや、このマイナス金利時代が終わって利率がまともになれば、
今の定期預金の利率より後の普通預金の利率の方が
いいなんてことはありえるのかもしれません。
まあどう転んでも大した金額にならないのは辛いところです。

2016年10月13日木曜日

letsencryptあらためcertbot

Let's Encryptからウェブサーバ証明書を取得するツールは
当初letsencryptでしたが、
いつの間にかcertbotに変わっています。
ということで証明書の更新時期にあわせて
certbotを使ってみることに。

まずはセットアップです。
certbotのサイトにアクセスし、
そこで[ウェブサーバ]と[OS]の種類を指定します。
証明書をセットアップする対象マシンはSeversman@VPSにあり、
ApacheとUbuntu 14.04 (trusty)の組み合わせで運用しております。
ということでそれを選択して先に進みます。
そこにはインストールの方法がかかれています。

案内に従い以下を実行します。
$ su -
# mkdir /usr/local/src/certbot
# cd /usr/local/src/certbot
# wget https://dl.eff.org/certbot-auto
# chmod a+x certbot-auto
これで準備完了です。

続いて
# ./certbot-auto
を実行するとGUIっぽいツールが起動します。
"/etc/apache2/sites-available/"辺りを参照しているのか、
現在ウェブサーバで稼働中のドメイン(サーバ名)の一覧が表示され、
それぞれのドメインについてhttpsを利用するかどうかを選択できます。
サブドメインを含めて大量にドメインを指定している私にとっては
余計なお世話的機能ですが、
とりあえずLet's Encryptから証明書をもらっている1ドメインのみ残し、
あとはチェックを外しておきます。
ここで注意。カーソルの上下キーでドメインを選択し、
[スペース]キーを押すことで使用/未使用を切り替えるのですが、
'全角スペース'を入力してしまうとエラーでツール自体が落ちます。
キーボードの入力モードは[半角英数]にしておきましょう。

さて、証明書の期限がまだ十分ある時にそこから先に進もうとすると、
既存証明書の再インストールか、
証明書の更新が選択肢として現れますが、
そうでなければ自動的に更新されます。
証明書の失効の問題もあるので、
なるべく期限直前になるまで更新はしないほうがいいでしょう。

ちなみに、これまでhttpsを運用していないドメインを有効にしようとすると、
そのドメイン(サブドメイン)の所有確認をDNSの正引きだけで行っているのか、
自動的に"/etc/apache2/sites-available/<ドメイン名>-le-ssl.conf"と
"/etc/letsencrypt/renewal/<ドメイン名>.conf"が生成され、
"/etc/letsencrypt/live/<ドメイン名>/"ディレクトリ下に
証明書のファイル等が置かれ、勝手にSSLサイトとしてオープンされます。
途中よりセキュアな設定としてhttpをhttpsにリダイレクトするかどうか
尋ねてきますが、実はこの時には既にhttps化は完了しているので、
ここでキャンセルしても全然キャンセルになりません。
設定を変えたくないドメインは決してチェックしてはいけません。

そして本当に注意しないとまずいのは、
すでに別の認証局から発行されている証明書で
運用しているドメインについてです。
先の選択画面でそのドメインをチェックしていると
何の断りなくもなくLet's Encryptからの証明書を上書きしてくれます。
まったく迷惑なツールです。
certbotを使用する際は細心の注意を払いましょう。

最後に。
certbot-auto実行後にも表示されることですが、
https://www.ssllabs.com/ssltest/analyze.html?d=<ドメイン名>
ではそのhttpsサイトの安全性を評価してくれます。
たまにチェックしてみるといいかも。

2016年10月12日水曜日

Raspberry Pi Zeroを買う

古来人は自給自足し、集落となって分担が発生し、
交通の発達した近年はそれが世界規模にまで拡大しています。
EUやTPP何てのはその最たるものでしょう。
しかし大きくなりすぎると崩壊に向かうのは原子の世界と同様、
英国民はEUから離脱の決断を下しました。
その是非について論議するつもりはありませんが、
なんかそっちに票が集まるような気がしていました。個人的には。

さて、この騒動を発端に英国ポンドは通貨安に陥っており、
ここ数日は殊更荒模様でさらなる安値も考えられます。
しかしまあ十分に安いことはここしばらくは変わりそうになく、
一部ではその恩恵を大きく受けているなんて話も聞こえます。
そういうことなら私もそれを受けたいとばかりに、
日本ではまだ入手できないっぽいRaspberry Pi Zeroを
イギリスからポンド建てで買ってみることにしました。ささやかです。
購入先は本家サイトからリンクが貼られているPIMORONIです。
まだ需要に供給が追いついていないのか1回に1個しか買えず、
このままでは送料の方が高いのですが仕方ありません。
ついでにRaspberry Pi 3とか買って
日本で使うとWi-Fiで技適違反になりますから。

なおRaspberry Pi Zeroは注文から2週間ほどで届きました。
何に使うかはこれから考えることにします。

2016年10月11日火曜日

こち亀が終わった

半年ほど前にたまたま読む機会があった「こち亀」
こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が
去る9月17日に大団円を迎えました。
40年の歴史に幕を下ろし、
コミックスは200巻を数えるに至りました。
その中の何年間かは私も毎週ジャンプ買ってましたね。
感慨深くあります。

せっかくなので最終回は読みたいものの
わざわざ買ってまでとなると腰は重くなります。
しかしちょっとしたことから無料で全話が読める
[こち亀 無料連載公式アプリ]が存在することを知りました。
Android版とiOS版があります。
ということで早速ダウンロードです。

このアプリケーションは毎日立ち上げる等
することでポイントがもらえるので、
そのポイントを使って任意の1話を読めるという
なかなか良心的な仕組みになっています。
紙面をスキャンしてそのままビットマップ画像にしているようで、
拡大すると文字が汚くなって見辛かったり、
小さな画面のスマートフォンだと拡大してから
スクロールしまくる必要があったりと快適とは言い難いですが、
無料なので文句を言う筋合いはありません。

残念ながら現在のところ199巻までしか読めませんが、
長い目でみれば最終200巻もここで公開してくれることでしょう。
その日まで古い作品でも読みつつ待つことにします。

2016年10月10日月曜日

DIGA BZT710のブルーレイドライブを自力で交換する

購入から4年を越えたブルーレイレコーダーDIGA BZT710。
寒い時期にブルーレイディスクへの書き込みができないのは
もはや仕様(?)とあきらめており、
春になって調子がよくなったと思っていたら、
夏になってエラー頻発ですorz

クリーニングディスクを何度も連続でかけて
ようやくディスクを認識したところで、
例えば3番組を焼こうとすると、
2番組書いたところでエラーになって、
ディスク上の2番組は再生可能なものの、
書き残しの1番組を追記するとそのディスクが認識できなくなる。
そういうディスクでも他のブルーレイプレーヤーにかけると
再生できたりできなかったり…パターンが見切れません。

サービス拠点での修理も考えましたが、
修理期間の長さが辛い。
思い切ってDMR-BRZ1010ヘの買い替えも考えましたが、
BZT710のHDDに録画してある分はいずれ消す運命となります。
もちろんBRZ1010を購入した上でBZT710を修理に出すのが最強ですが、
貧乏人の私には痛すぎる出費です。

そんな折、最寄りの家電量販店でBDレコーダを眺めていると
店員さんが声をかけてきたので、
保守部品扱いで交換用BDドライブが手に入らないか訊いてみると、
結構長い時間調べてくれて、
もし壊してしまっても今後修理も受け付けないという条件付きであるものの
取り寄せ可能との返事をもらいました。
であればとその場で注文。発注型番はVUYAR1016でした。
部品自体の品番はドライブ上面に刻印されているVXY2135と思われます。
一週間もかからず入手できました。

BZT710のBDドライブ交換の難易度は
デスクトップPCのドライブ交換と大して変わりません。
すべてのネジは1本のプラスドライバーで外せます。
天板を止めるネジは背面に3箇所、両側面に1つずつで、
ネジ5つを外せばすっぽり取れます。
BDドライブは底面に直接4隅をネジ止めされています。
4本のネジを取ってからつながっている2本のケーブルに
力がかからないようドライブを裏返し、
最初に赤いSATAケーブルを抜いて、次に白い電源ケーブルを抜きます。
あとはこれまでと逆に作業して新しいBDドライブを取り付けます。
初見でしたが15分ほどで換装完了できました。
ちなみに古いBDドライブは埃まみれで、もしかしてこれが壊れた原因か?

で、試しにBD-Rに焼いていると
ダビングも再生も問題ありません。
今までのストレスは一体なんだったのか。
なお自分で修理するとなるとあちこちにリスクがあります。
その辺まるごと自己責任ですのでお忘れなきよう。

なお新品のドライブの箱には
モジュール交換制度適用部品
この部品は、お客様のご負担を軽減するため、交換後のモジュール
の返却を前提とした価格(「交換部品価格」)を適用しております。
保証期間内・外を問わず、交換後のモジュールは必ず返却してくだ
さい。万一、交換後のモジュールをご返却いただけない場合は、個装
箱に貼付のパーツラベル記載のモジュール価格を請求させていただき
ます。
交換部品標準価格
¥12,000
なるメッセージがかかれており、交換された古いドライブは
新ドライブの購入店に返却しなければなりません。
側面のパーツラベルには16000と書かれているので、
返さない時のモジュール価格は16000円なんでしょう。
購入店の方は何も言わずに商品をポンと渡してくれましたが、
壊れて使えないものを持っていても邪魔になるだけなので
自主的に返納しました。

さて、これでBZT710があと4年使えるとすると、その頃は購入から8年。
となるとドライブ交換したくても交換部品がもうないことは十分ありえます。
もし今度調子が悪いと感じたら、酷い状況になる前に
レコーダー自体の買い替えを検討することにします。

2016年10月6日木曜日

Windows Hello

Windows10 Anniversary Updateの
レビュー時にちょこっとだけ紹介したWindows Hello。
顔認証や指紋認証でログイン等できる機能です。
ただ厳しめの条件を満たした周辺機器が必要なため
試すことはできていません。

そんなWindows Helloに対応した
USB指紋認証リーダー FP01
USB顔認証カメラ CM01の登場が発表されました。
CM01は完全にデスクトップPC、あるいは固定的に使うノートPC向けですが、
スティック型PCにつないでWiiのセンサーバーよろしく
テレビの上に置いておくなんて使い方ができるのかもしれません。
カメラと顔の距離がどれくらいまで許されているのか知りませんが。

もう一方のFP01は超小型なので
モバイル用途のノートPCでも使えそうです。
ただタブレットPCとなると変換アダプター
必要なケースが多いと思われ、しっぽ付き運用はさすがに厳しそうです。
値段はそこそこなのでWindows10を常用するならよさそうですが、
私のようにメインがMacBook Pro+macOSで、
Windows10マシンはタブレットが多いとなると、
購入には踏みきれません。

しかし、スマートカードでログインするような
セキュリティの確保が必要な用途には、
スマートカードの紛失事故を気にする必要がなくなり、
利便性も高いので、いいかもしれません。
これを突破するとなれば、
それこそIMFのテクノロジーが必要になりますから。

2016年10月5日水曜日

TAG HEUER CONNECTEDを見る

発売前から興味を持っていた
高級スマートウォッチTAG HEUER CONNECTED
どこのTAG HEUER専門店(専門コーナー)に行っても
実物はなかったのですが、
先日ようやくある店舗で見ることができました。
展示ケースの外からだけですが。

で、店員さんと少し話をしたところによると、
バッテリーは1日持つかどうかぐらいで、
毎日充電が基本だそうです。
まあ2時間でフル充電できるとのことですので、
とりあえず毎日自宅に帰って寝てる間に充電すれば
なんとか運用はできます。
充電は専用クレードルにはめ込んで行われ、
マイクロUSB端子直挿しなんて芸当はできません。
つまり何泊か旅行するとかいうことになると
クレードルも持っていかないとタダのアクセサリになります。
ロングステイならともかく、荷物を極限まで削りたい
手持ちバックだけの一泊旅行とかには辛いですね。
なおブレスレットは発売当初はラバー製だけでしたが、
後に金属製や皮製も追加され、展示もされていました。

ちなみにこのCONNECTED。
CPU(SoC)にIntel社のAtomプロセッサを使用しており、
Atomといえば既に廃止が発表されています。
TAG HEUER社からすればIntel社に梯子を外された恰好になっており、
第2段やら後継機やらどうなるのか気になるところです。
Apple Watchがハードもソフトもコンテンツも
進化しているのと比べると、時計屋がスマートウォッチを作るのは
無理があるのかと思わざるを得ません。
まあ個人的には今世の中にあるスマートウォッチはニッチに止まり、
だんだん市場から消えていくような気がしています。
現状ではキラーアプリケーションと呼べるものがないですからね。
スマートフォンとの主従関係の逆転が技術的に可能になったときこそが
スマートウォッチの本当の普及期になると信じています。

2016年10月4日火曜日

ロキソニンテープ

大昔から酷い肩こりに悩まされており、
それに伴って首や腰も痛くて痛くて。
これらは定期的に運動することで調子が良くなり、
普段はなんとか抑えられるのですが、
運動できなかったり、風邪等で体調が悪くなると
耐えがたい辛さが襲ってきます。
本当に酷いのは年に2、3回の低頻度ではありますが。

そんなときにお世話になるのがロキソニンテープです。
沈痛作用のあるロキソニンを経皮で吸収することで
非常に楽になります。
そのまた昔はモーラステープを使ってましたが、
いつの頃からか専らロキソニンテープです。
全快とはいきませんが酷い状態からは脱出できます。

このロキソニンテープ、処方薬なのですが、
つい最近になって市販薬として手に入るようになった模様です。
テレビCMで気づきました。
ただし要指導医薬品ということで
薬剤師が常駐する店舗でしか買えません。
その辺のドラッグストアで買えるかもしれないし、
買えないかもしれない、ということになりますが、
私の場合は、幸いにも近くの大規模小売店の
薬コーナーで購入可能ということが確認できました。
まあそんなに安くもないので、医者に診てもらって
処方箋書いてもらう方が安くつくケースもありそうです。

ともかく、私の経験上ロキソニンテープは結構効くので、
肩こり等でお困りの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

2016年10月3日月曜日

落雷で地落?

一般にはあまり取り上げられなくても、
専門的な立場から目が止まるニュースってあるものです。
今回は電気主任技術者の資格保有者として
注目したニュースを紹介します。
落雷で分かった火力発電停止の影響度」です。

その内容は中部電力管内の超高圧送電線が落雷によってダウンし、
その影響で大規模火力発電所が自動停止し、
結果大規模な停電が発生したというようなことです。
このこと自体はエラいことなのですが、大変興味を引かれます。
推測するに三相送電線の一線地絡事故なんでしょうが、
一線地絡電流の計算といえば電験三種の鉄板問題です。
教科書で習うことは現実で起こるということですね。

さて、当該事故時には周辺電力会社から
中部電力への電力融通が行われたようで、
その指示を出したのが"電力広域的運営推進機関"だそうです。
そんな機関があるんだ、へぇーと言うぐらいです。

ところで、今回計3回の融通指示があり、そののうち1回は、
東京電力パワーグリッド(東京電力持ち株会社の完全子会社)からの
最大73.5万kWの単独融通だったみたいです。
そこで疑問。周波数50Hzの東京電力は
60Hzの中部電力に如何にして融通したのでしょうか。

東京電力と中部電力の間には3つの周波数変換所があります。
電源開発の佐久間周波数変換所、
東京電力の新信濃変電所、中部電力の東清水変電所です。
で、融通可能な電力はそれぞれ30万kW、60万kW、30万kWのようで、
合計すれば120万kW。
なんだ、73.5万kWなど苦もなく融通できるんですね。

それにしてもわざわざ周波数の違う東京電力だけに指示しなくても、
関西電力で対応してもらえばいいような気がするのですが。
もしかして平常時は東京電力が供給力に
もっとも余裕があるということなんでしょうか。
まあもともと消費量が多そうなので、
ベース供給力も高いというのはありそうですけど。