2013年1月31日木曜日

P-01Dをしばらく使ってみて

先日スマートフォンのP-01Dを買ってしまったのですが、2週間ほど使ってみた感想を書いてみます。
ネットでは辛らつな意見も見かけますが、私は結構気に入っています。
まあ、低速低価格なSIMでテザリングができればそれだけでかまわないというのもあるのですが、
前主力機だったGalaxy miniに比べて、画面の解像度が高いですし、
ストレージが大きく(すでに残り少ない)てアプリケーションが結構インストールできましたし。
それからバッテリーも待ち受けだけならぎりぎり丸4日持ちます。
セルスタンバイとアイドル状態が50%ずつ消費しており、
いわゆるセルスタンバイ問題が発生しているのか判断に苦しむのですが、
期待以上に長時間使えます。

ところで先日[APN切り替え]アプリケーションでは
私の用途に足りないというようなことを書きましたが、
実は私の勘違いであることがわかりました。
あらかじめテザリング無効の状態で通常通りの方法で新たにAPNを追加しておけば、
その登録内容は[APN切り替え]アプリケーションの選択肢に現れること、
テザリングが有効の時も[APN切り替え]アプリケーションが
期待通りに動作することがが確認できました。
ということで今後もこれをそのまま使うことにします。

2013年1月30日水曜日

WindowsXPの自動ログイン

最近購入したWiiUでは電源を入れた直後にパスワードによるログインを求められ、
最初は面食らったのですが、
実際問題いろいろと秘密にすべきデータが含まれているので当然といえば当然でしょう。
もはやおもちゃではないのですから。
救いなのはWiiU Gamepadのタッチパネルで文字入力ができることで、
しかもソフトキーボードにはアルファベットの横にテンキーが付いており、
英数字交じりのパスワードでもiPadのように文字種切り替えをしなくてすみます。
まあこのあたりPS3なんかに比べれば天国です。

さて、おもちゃの範疇であるWiiUでさえこの状況なので、
PCやサーバへのログイン作業はセキュリティー上ますます重要なのですが、
運用上の都合があって電源オンして自動的にデスクトップに移りたい場合もあります。
最近WindowsXPでその必要に迫られ、方法を調べてみました。

XPの場合Microsoftのサイトにいくつか方法が載っていますが、レジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
の下のDefaultUserNameにユーザ名を、DefaultPasswordにパスワードを設定し、
AutoAdminLogonを1にすればいいだけです。
なお、DefaultPasswordとAutoAdminLogonが存在しない場合は
文字列値として新規作成すればかまいません。

2013年1月29日火曜日

Huluを解約す

WiiU購入をきっかけに1ヶ月ほど無料体験したHuluですが、
課金が発生する直前に解約しました。
2Mbpsで32型テレビで視聴しても画像は決して悪くはなく、むしろ楽しめたぐらいなのですが、
やはり海外ドラマの日本語字幕が目が疲れてしょうがないのと、
1.5倍速のような音声付きでの高速再生ができないのは私にとってつらいですから。
コンテンツ的にもまだBS/CSにはかなわないような気もしますし。

なお解約方法は簡単で、PCのウェブブラウザでHuluにログイン後、
ページの右上にあるユーザ名にマウスカーソルをあわせると表示される[アカウント]メニューをクリックし、
[アカウント情報]のページにある[契約プラン]の項目が
"1ヶ月無料キャンペーン中"などなっているのを確認し、
[登録をキャンセル]をクリックすれば、
あとは[ご解約手続きを継続する]をクリックしてパスワードを入力して完了です。
ただし解約後もそのユーザでウェブブラウザからはログインが可能で、
アカウント設定から簡単に再契約できるようになっています。
いずれは消されるんでしょうけど。

ちなみに解約のほかにも選択肢として[アカウントホールド]があります。
最大12週間の保留状態終了後に自動的に契約が再開されるとのことです。

2013年1月28日月曜日

WiiUでカラオケ

WiiUには"Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U"がプリインストール
(といっても起動時に自動的にダウンロードが始まる)されており自宅でカラオケが楽しめます。
いわゆる通信カラオケなので別途利用料がかかり、
WiiUの[ニンテンドーeショップ]からチケットを購入する必要があります。
料金は
  • 100円/1時間
  • 300円/24時間
  • 1000円/30日間
  • 2000円/90日間
の4種類あり、購入した瞬間から残り時間のカウントダウンがはじまりますが、
ソフト立ち上げに時間がかかることを考慮して1時間チケットで実質65分使えます。
また、時間制限ぎりぎりでも演奏が始まってしまえばその曲は最後まで歌えます。
いたって良心的です。

曲の検索・選択やテンポ・キーの上下など操作はGamePadで行え、
業務用の電子端末と遜色ありません。
業務用と変わらないのは曲数も同じです。
音響設備の整った環境ならさながらカラオケボックスというところでしょうか。
GamePadが2台つながるようになったら1台は選曲用、
もう一台はステージで歌う人向けの歌詞表示用
なんて使い方ができるようになるかもしれません。
任天堂がNintendo3DSをWiiUのGamePadとして使う
カートリッジを開発中なんてうわさもありますが、
このカートリッジ内に5GHz帯の無線LANチップを入れて
WiiUの映像転送用サブシステムとの通信ができるようになれば、
WiiUと3DSの双方でインターネット接続を維持しながら機器間通信ができるわけで、
先のもうひとつのGamePadの代わりに3DSを使うのもありでしょう。
可能かどうか分かりませんが複数の3DSをつないで
あっちこっちに配置してカメラで映像を撮影し、
スイッチしながら面白いPVを作るなんて遊びができるかもしれません。
3DSならではの3Dビデオ撮影の組み合わせも面白いかもしれませんね。

GamePad内蔵のマイクがあるので本体セットを買うだけでカラオケはできますが、
フリーハンドで歌うのは違和感があるので純正USBマイクを購入したほうがいいでしょう。
私はテレしばいWiiに同梱されていたマイクを2本持っていますがきちんと使え、
2本挿しすればデュエットも可能です。
またカラオケJOYSOUND Wii 専用 USBマイクDXも持っていて
マイクとしては問題なく使えることは確認できましたが、
これについているキーチェンジボタンは使用できませんでした。
なお、同時に使えるマイクは2本までで、3本目を挿しても無視されます。
認識されている1本目か2本目を抜いても自動的に3本目が認識されるわけではなく、
挿し直す必要があります。
当たり前の話ですが、USBポートは正面/背面どこに挿しても同じで、
USBハブを挟んでも問題ありません。

ついでにWii街へいこうよ どうぶつの森に同梱されていた
Wiiスピークをつないでみましたが、
さすがにこれは使えませんでした。
まあハンズフリー系はGamePad内蔵のマイクが結構拾ってくれますから
無理にWiiスピークに対応することもないでしょう。
同じハンズフリー系でもBluetoothのワイヤレスヘッドセットが使えるようになると
ダンス系に需要がある気がします。
先の3DSのカメラの話と絡めてネットの動画サイトでカテゴリーができそうなテーマなので、
こちらはぜひとも対応してほしいですね。

2013年1月24日木曜日

WiiU Direct 2013.1.23

いろいろ情報が出てくるので毎回わりと楽しみにしているNintendo Directですが、
2013年1月23日の回はWiiUの任天堂関連に特化したWiiU Directでした。

新情報はなくはないものの既存情報の更新や日程の明確化、
進めているだろうプロジェクトの存在確認といったところです。
WiiUのアプリケーション切り替えの高速化のためのアップデートが春と夏にあるとか、
Miiverseのブラウザ対応や専用アプリケーション開発だとか、
バーチャルコンソールが春のファームウェアアップデート後に開始とか、
マリオカートやゼルダや3DマリオのWiiU版が開発中だとか。

そんな中私が最も驚いたのはゼルダの伝説風のタクトのリメイクです。
Wiiを購入した直後にGAMECUBE版を購入して遊んだのですが、
コントローラでの操作が難しすぎて序盤で投げ出してしまい未だクリアできていません。
実はトーンシューディングが好みでなかったというのもありますが。
でもまあ見た目は幻想的になっているようですし、
ちょっと遊んでみたいかなと思ったりしています。

そしてもう一つのニュースが今月からバーチャルコンソールを先行販売することです。
販売されるのは月に1種類だけで7ヶ月で7本ということになりますが、
それを1本30円で購入できてしまいます。
遊ぶゲームがあまりない中この施策はユーザとしてはうれしいんですが、
これって形を変えたアンバサダー特典じゃないの?
ちょっと嫌な思い出が脳裏に浮かびます。

2013年1月23日水曜日

Windows8の修復

私のEeePC901Xには現在Windows8がインストールされています
ただし、タブレットっぽい操作体系のModern UI用のアプリケーションは使えません。
というのも、画面の解像度に1024×768以上が必要で、
これ以下の1024×600しかないEeePC901Xではアプリケーションが動作しないのです。
きっとマイクロソフトの思惑でわざと制限しているのでしょう。

どうせModern UIアプリケーションなんて普通のPCで使う気もなく、
クラシックなデスクトップが使えればそれで事足りるのですが、
困るのはGoogle ChromeのようなModern UIと従来UIに両対応するようなアプリケーションです。
起動時に解像度不足によるエラーが出てしまいます。
回避方法はあるのですが何とかしたいものです。

で、いろいろあたっているとちょっとしたヒントを見つけました。
直接レジストリをいじる方法で、
regeditを起動して複数ある"Display1_DownScalingSupported"を探し、
その値を全部"1"にすると、
通常の解像度設定時に"1024×768"が選択可能になるようなのです。

なんだ簡単じゃんとか思いつつ気軽に実施してみたのですが…
Windows8が起動しなくなりました。orz
正確に言うと起動はしていてネットワーク越しにVNCでログイン出来るのですが、
表示関連が全滅という困った状態です。
まあ自己責任の範疇なので仕方ありません。
レジストリの変更を元に戻せばいいだけなので元に戻す手がないわけではないのですが、
セーフモードも立ち上がりませんし、どうせ重要なデータなどひとつもなく、
この際きれいな環境に戻すのもいいかなと思い修復セットアップをかけてみることにしました。
手間をかけて、インストールディスクを手に入れておいて本当によかったです。
転ばぬ先の杖ですね。

前置きが長くなりましたが、Windows8の修復セットアップを行います。
EeePC901XにUSB接続のDVDドライブを接続して、
Windows8のDVDから起動します。
起動直後に"Press any key to boot from CD"と表示されている間に、
キーボードで何かキーを押しましょう。
その後青い画面になるので言語やキーボードの設定をして[次へ]をクリックします。
すると中央に[今すぐインストール]と表示された画面となるので、
その左下隅にある[コンピューターを修復する]をクリックします。
次に[トラブルシューティング]をクリックして、
[PCのリフレッシュ]と[PCを初期状態に戻す]の2つの修復方法からどちらかを選びます。
今回私が選んだのは[PCのリフレッシュ]です。

で、リフレッシュするとどうなるかと言うと、
SSD上にある自分で作成したファイルやログイン情報等はそのままで消されることはなく、
システムが完全に再インストールされるようです。
インストールしたアプリケーションはModern UIのものなら
ユーザ情報でも参照するのか勝手にダウンロードしてくるようです。
デスクトップアプリケーションは消されたままになりますが、
デスクトップに"削除したアプリケーション一覧.html"を作成して
以前何が入っていたかが分かるようになっており、
さらに有名なアプリケーションについては
それをダウンロードするサイトへのリンクも貼ってくれています。
とっても親切ですね。
ただし、以前のWindowsディレクトリがWindows.oldとしてそのまま残っており、
ただでさえ容量の少ないSSDを圧迫するので、
結局クリーンに再インストールしてしまいました。

今回の教訓
レジストリの手動操作はやっぱり危険

2013年1月22日火曜日

lseek()と32ビットOS

64ビットOSも十分に普及したような気がする今日この頃ですが、
32ビットだってまだまだ現役です。
というかARMはまだ32ビットしかないので
組み込み系に関しては32ビットが主流どころか他に選択肢がありません。

さて、32ビットというと符号なし整数では0から4294967295まで扱えます。
日常では約43億、コンピュータの世界では4Gということになります。
この数字では日本の国家予算には桁が足りませんし、
最近のPCに積んである大容量メモリへのアクセスにも不自由することになります。
HDDは4Gセクタまでアクセスできることになりますが、
一般的な1セクタが512バイトの構成では2TBが容量上限と言うことになります。

ところで、HDDはセクタ単位でのアクセスなので2TBだとしても、
HDDの中に保存されているファイルはバイト単位でのアクセスとなりますから、
32ビットでは4GBまでしかアクセスできないことになります。
C言語でプログラムを書くとき、
あるファイルのoffsetバイト目を読みたいときなんかに
lseek(f,offset,SEEK_SET);
を実行したりしますが、
これだと4GBより先に届きません。
実際にはlseek()の第2引数off_t型は符号付きになるので2GBが限界となります。
FAT系ファイルシステムだと根本的に2GB以上のファイルが保存できないので
あまり気にする必要もないのですが、その他では十分にありえますし、
UNIX系のデバイスファイルで2TBのHDDを直接触るときなど
一体どうしているか疑問が浮かびます。
32ビットOSにだって4GB以上のファイルが扱えないと困りますし。

で、調べていって分かったのが、lseek()に対して
off64_t lseek64(int fd, off64_t offset, int whence);  
なる関数が用意されていることです。
Linux(32ビット)&C言語の場合ですが、
#include <sys/types.h>
#include <unistd.h>
の前に
#define _LARGEFILE64_SOURCE
を定義しておけば、
off64_t型(64ビット符号付き整数)とlseek64()関数が使えるようになり、
ファイルの2GBを超えた部分にポインタ移動ができるようになります。
いやー、勉強になりました。

2013年1月21日月曜日

P-01DってAPNロックフリーなのね

DTIが月額約500円のSIMカードを提供し始めてからもうずいぶん経ちますが、
私はいまだ月額約1000円のIIJmioの高速モバイル/Dを使い続けています。
前者について混雑時の通信速度の低下がひどいといううわさがあったり、
後者について速度の制限が128kbpsと謳いながら通常200kbpsぐらい出るので、
実効速度と値段を考えるとそのままIIJmioでいいかなとか思ったりしています。

さて、これに関連しDTI telecomなるサービスが始まりました。
これは使える端末も一緒に売って、サポートもしっかりするという構図です。
ただし販売するのはDTIではないというのがミソです。
同業の日本通信が端末としてかつてSIMロックフリーiPhoneを販売したり、
IDEOSを今でも販売していますが、
在庫を持つのが財務的にきついのかどうか知りませんがややトーンダウンしています。
これを反面教師にしたのかもしれません。

さて、DTI telecomを眺めていて
対応端末として並んでいるdocomo P-01Dに目が留まりました。
1年ほど前に発売されたもののようですがかなり安価です。
気になって調べてみると、なんとこれAPNロックフリーなんですね。
ドコモ端末でもそんなのがあるとは。

そもそもドコモのスマートフォンなどはドコモショップに持っていくと
3150円でSIMロックを解除してくれます。
これにより海外渡航時に現地のSIMカードを買って挿し、
安価な連絡手段を確保することができます。
最近は日本で購入した端末でもローミングによりそのまま海外で使えるのですが、
ドコモのSIMを挿したままだと恐ろしい通信料を請求される可能性もあり、
香港なんかだと空港で安価なプリペードSIMを買えばそれだけで、
短期滞在なら快適な通信環境が手に入ります。

しかし、ドコモのスマートフォンの場合SIMロックフリーになったとしても
モバイルルータとして使うテザリングを有効にすると
APNが工場出荷状態から変更できずデータ通信が不可能になります。
渡航時なんかホテルでノートPCを使ったり、
レストランやカフェで画面の大きなタブレットを使ったり
というのはもはや常識なわけで、
ここを制限されるというのはどうにも合点がいきません。
日本国内にしても冒頭に紹介したDTI等のSIMカードでは、
ドコモが販売するスマートフォンでのテザリングは通常は不可能です。
そんなこともあり私は香港で購入したGalaxy miniを大切にしています。
これはSIMロックフリー&APNロックフリーで国外では大変重宝します。
ただし、技適マークがないので日本ではWiFiでの利用しかできません。

閑話休題、スマートフォンとしての評判はともかく、
モバイルルータとしてはかなりいけてるP-01Dがほしくなりました。
とは言っても新品は高いので、
近所の中古スマートフォンを扱う店を覗いてみると
なんと一台あるではありませんか。しかも価格もそれなりです。
バッテリー劣化の心配はありますが、
販売開始からまだ1年強の機種なので新品バッテリーの調達も可能でしょうし。
というわけで購入してしまいました。

P-01DはGalaxy miniと比べて勝るとも劣りません。
まあ発売が半年後なので当たり前かも知れませんが。
Androidは共に2.3(私のGalaxy miniはアップデートせず2.2のまま)で、
大きさ重さはほぼ同等です。
LCDは480×800と240×320の4倍以上、
邪魔なプリインストールアプリケーションには閉口しますが、
それでもストレージの空き容量が270MBほどあり、
これも130MBの2倍はあります。
赤外線通信とワンセグ視聴ができますし、
CPUとメモリ容量もパワーアップしています。
実際にスマートフォントとして使ってみると
P-01DはGalaxy miniより断然使いやすいですね。
欠点を探すとすれば通信周波数で、P-01Dは3Gで800MHz、
Galaxy miniは3Gで900MHz、1700MHz、1900MHz、2Gで850MHzが
アドバンテージとなり、海外での使用にはGalaxy miniに軍配が上がります。
また、USB接続によるテザリングは
Galaxy miniはMacにも対応(kiesのMac版が存在)しているようですが、
P-01DはWindowsのみです。

さて、実際に使ってみましょう。
P-01Dは色のついている(黒以外)の部分が丸ごと電池蓋として外れるので、
底(液晶の下側)の中央を押さえつつ
カメラの下にある隙間につめを入れ下にずらします。
慣れるまではかなり難しいです。
バッテリーを外せば標準サイズのSIMカードが挿せます。
私はIIJmio高速モバイル/D(ドコモ網)のマイクロSIMカードを
自作アダプタをにはめ込んで挿し込みました。
バッテリー等元に戻し電源を入れ、
[設定]アプリケーションの[無線とネットワーク]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]メニューで、
[メニュー]キーから[新しいAPN]を選び、[名前]を"IIJmio"、
[APN]を"iijmio.jp"、[ユーザー名]を"mio@iij"、[パスワード]を"iij"、
[MMC]を"440"、[MNC]を"10"、[認証タイプ]を"PAPまたはCHAP"にして、
[メニュー]キーから[保存]すればめでたく通信できるようになりました。

ところがテザリングを有効にすると…orz
通信できません。APNの設定もできません。
ネットに載ってた情報はガセかと思いつつよくよく見ると、
どうもテザリングを有効にした後で
APN切り替えというアプリケーションによって
無理やりAPNを切り替えるということが分かりました。
とりあえず無料版で切り替えてテザリングができることが確認できました。
やれやれ。APNロックフリーなんじゃなくてAPNロックをミスってるだけなのね。

ところでこの[APN切り替え(無料版)]、APN設定を選択肢から選ぶことしかできません。
完全手動でAPN設定することができないと
SIMロックを解除して海外に持っていってもテザリングできないことになってしまいます。
それだとよろしくないので自分に都合のいいように
アプリケーションを作ることを決意しました。
どうやればAPNを設定できるかなんとなく分かったので多分簡単にできます。
期限は私が次に海外に行くまでです。
で、次に海外に行くのは…未定です。

2013年1月17日木曜日

Windowsのスクリーンセーバーの起動防止

いろいろ事情があってWindowsのスクリーンセーバーの設定が無効に出来ないことはあると思いますが、
それでもさらに事情があってスクリーンセーバーを起動させたくないこともあります。
そんなときにはアプリケーションをひとつ作って、
そのアプリケーションの中でスクリーンセーバー起動要求メッセージを遮断してしまえば実現できます。

Visual Studio 2012 Express for Windows Desktopをインストールし、
[ファイル]-[新しいプロジェクト]メニューから
[Visual C++]-[Win32]の[Win32 プロジェクト]を
"preventscreensaver"というプロジェクト名で標準状態で作成し、
"preventscreensaver.cpp"のWndProc()関数の
switch(message)ブロックのdefault句の直前に
case WM_SYSCOMMAND:
 if(wParam==SC_SCREENSAVE)
  return 1;
 if(wParam==SC_MONITORPOWER)
  return 1;
 return DefWindowProc(hWnd, message, wParam, lParam);
とでも追加してビルドすれば完成です。
出来上がった"preventscreensaver.exe"を実行しておけばスクリーンセーバーは立ち上がりません。

なお、スクリーンセーバーの設定で
Windows7なら[再起動時にログイン画面に戻る]が、
WindowsXPなら[パスワードによる保護]がチェックされているとこの手は通用しません。
そういう場合はマウスかキーボードからのダミー入力を定期的に発生してやればいいのです。
都合のいいことにマウスの入力イベントを発生させるmouse_event()APIは、
マウスポインタの移動を伴わず(相対移動量が0)にMOUSEEVENTF_MOVEイベントを発行できるので
先のプログラムに比較的簡単に機能追加できます。
つまり、グローバル変数に
UINT_PTR nTimer=0;
を追加して、関数のプロトタイプに
VOID CALLBACK TimerProc(HWND hwnd,UINT uMsg,UINT_PTR idEvent,DWORD dwTime);
を追加し、30秒間隔のイベント発生のためInitInstance()関数の終了直前で
nTimer=SetTimer(hWnd,nTimer,30000,TimerProc);
を実行し、_tWinMain()関数の終了直前に
KillTimer(msg.hwnd,nTimer);
を実行するようにしておいて、
ファイルの最後に
VOID CALLBACK TimerProc(HWND hwnd,UINT uMsg,UINT_PTR idEvent,DWORD dwTime)
{
 mouse_event(MOUSEEVENTF_MOVE,0,0,0,0);
}
を追加すれば完成です。
ウィンドウが大きくて邪魔なので小さくしたいというなら、
InitInstance()関数内で呼び出しているCreateWindow()関数の第6,7引数が、
起動時のウィンドウサイズの横,縦のピクセル数になるので適当に調整すればいいでしょう。
ビルドして出来上がった"preventscreensaver.exe"を実行しておけば、
今度こそスクリーンセーバーは立ち上がりません。

せっかく作ったのでバイナリを公開したいところですが、
Expressバージョンでビルドしたものを一般公開していいのかどうか
(少なくとも太古の昔はだめだった)、
はっきりとわからないのでとりあえず公開は控えておきます。
使いたければ自分でビルドしてみてください。

2013年1月16日水曜日

Windows8のIMEが遅い

原始のSSD搭載なeeePC901Xでは極力ディスクアクセスを減らすことで
動作が快適…いや、ましになります。
そんなeeePC901Xに昨年Windows8をインストールし、
思ったより使えるのでそのまま継続利用しているのですが、
ひとつ耐え難いのが日本語入力の度に起こるプチを超えたロングフリーズです。
その間ディスクアクセスしてるっぽいんですよね。

実はこれ簡単に改善することができます。
原因はSDD上にある辞書ファイルを読んでいるから遅いので、
それらを無効にしてやればいいのです。
デスクトップのタスクバーの右端の[あ]で右クリックし、
[追加辞書サービス]-[辞書の設定]を開いて、
[システム辞書]から[郵便番号辞書]と[標準拡張辞書]を無効にし、
ついでに[学習設定]の[学習情報をファイルに保存する]を無効にして
[OK]をクリックします。

もうひとつの解決方法はIMEをGoogle日本語入力にしてしまうことです。
インストールするとシステム内に複数のIMEが存在することになりますが、
デスクトップのタスクバーの右端にIMEのアイコンが表示されるようになるので、
そこをクリックして切り替えることができます。

最近日本語の長文を入力するのってこのブログぐらいな物なので、
私にとっては日本語IMEなど何でもいいんです。
動作がきびきびしていれば多少の誤変換には目をつぶります。
ところで大昔MS IMEがイヤでATOKほしさにわざわざ一太郎買ってる方とかいましたが、
今でもATOKファンとかいるんでしょうかね?

2013年1月15日火曜日

タンク!タンク!タンク!

WiiUに変わったゲームが登場しました。
といっても内容の話ではなく販売方法についてです。
タンク!タンク!タンク!は2013年2月21日発売予定なのですが、
ダウンロード版はすでに販売されているというメーカー公認フライング販売です。
さらにダウンロード版は基本無料で1日に3回だけ本編の一部を遊べ、
もっと遊びたければ有料という流れになっています。
追加コンテンツを全部購入すると内容はパッケージ版と同等になりますが、
当然値段もほぼ同等ということになります。

実はWiiUの発表当初にタンク!タンク!タンク!の発売も明らかになっており、
面白そうに見えたので密かに期待していました。
ということで早速無料の基本パックを遊んでみました。
このゲームのサイズは1.4GBなのですが、
私のWiiUの残り容量は2.5GBほどなので、
外付けのUSB接続HDDの方にダウンロードしました。
といってもダウンロード先を手動で決められるわけではなく、
HDDをつないでいれば自動的にそちらに保存されます。
接続できるHDDは1台だけなので、
どうせ買うなら大きな容量のものを購入しておきましょう。
ファイルサイズが大きいということもあり
ダウンロードにはそれなりの時間が必要ですが、
完了すればWiiUメニューから起動できるようになります。

で、早速プレイです。
自機は戦車で三人称視点で3D空間内を動いて弾を撃つだけです。
狙うとかいうような動作は必要なく、
方向キーで移動してAボタンで弾を撃つと、
見えているものになんとなく当たるという簡単操作です。
派手な武器がその辺に落ちていて拾うとそれで攻撃ができます。
無料で遊べるのは街中で蜘蛛ロボットをやっつけるのと、
港で3首ドラゴンロボットをやっつける2ステージだけです。

注意したいのはデフォルトではテレビで遊ぶことを前提としていることです。
最初テレビをオフにしていて起動時のデモでGamePadから音が出なかったのを
おかしいと思いつつもゲームを開始して
画面が出てこないのであせったのですが、
何のことはないテレビの方に表示されていたというオチです。
ただ表示先をGamePadに切り替えてやればGamePad単体で遊べます。

なお内容に関して個人的感想を言わせてもらえば、
無料だと思えばそれなりに遊べるといったところでしょうか。

2013年1月14日月曜日

ブロンコス負けた

NFLの2012年シーズンも大詰め、
ディビジョナルプレーオフが行われました。
私の応援するデンバー・ブロンコスは…なんと負けました。

初っ端にインターセプトを喰らい、
そういえばペイトン・マニングがプレイオフにめっぽう弱いことを思い出させられ、
もしやと思ったのですが悪い予感が当たり、
2度のOTの末やられてしまいました。なんてこったい。

昨シーズンはレギュラーシーズンふらふらしながらも、
プレーオフで一勝をあげました(まあワイルドカードプレーオフですが)が、
今年は絶好調のままプレーオフに突入しこの結果です。
これではまるっきり以前のコルツではないですか。
昔からマイケル・ビックのような走れるQBが好きな私にとっては
昨年のティーボウのプレーは楽しみで、
個人的にペイトン・マニングの加入には否定的だったものの、
今年の成績を見て私の考えは間違っていたのかとも思いましたが、
やはりそうでもなかったようです。

さて気分を変えてカンファレンスプレイオフを楽しむことにしましょう。
とりあえず見ていて楽しいケーパニック率いる49ersを応援することにします。
個人的にペイトリオッツは好きじゃないのでAFCはレイブンズにか勝ってほしいのですが、
ちょっと難しいかな。
ということで若干希望的観測を加えSBはペイトリオッツ対49ersで
勝つのは49ersという予想を立てておきます。

2013年1月10日木曜日

New スーパーマリオブラザーズ U

私がWiiUと同時に購入したゲームは
New スーパーマリオブラザーズ UNintendo Landですが、
New スーパーマリオブラザーズ Uのストーリーモードをコンプリートしたので
感想など書いてみたいと思います。
ちなみにおだいモードはあんまり遊んでいません。

今回のマリオUはゲーム内容的には伝統的なスーパーマリオの正当な系譜で、
マップはスーパーファミコン版のスーパーマリオワールドっぽい一枚物になってはいますが、
各ワールド間は土管の人間大砲でジャンプできます。
コースは野あり山あり海あり、
ゴールが2つあることの多いお化け屋敷あり、
各ワールドには中ボスのいる砦と大ボスのいる城、
ラスボスはクッパともはやお約束の展開です。
各コースには3つのスターコインが配置されており、
スターコインをすべて集めることで超絶プレーを要求される
スターロードが遊べるようになります。これもお約束ですね。

さてその中で特に難しかったのがスターロードの2番目のコースで
3時間ぐらいぶっ続けでプレイしてようやくクリアできたので、
私の編み出した攻略法をご紹介しましょう。
コース自体はPスイッチが切れたらほぼ即死という既視感のある構成ですが、
Pスイッチ間の距離と足場(ブロック、パタパタ)の動きが厳しく
なかなか思うようになりません。
まずスタート直後にキノコとファイヤーフラワー(隠しブロック)を取って
ファイアーマリオになり、
それから最初のPスイッチを押すと同時に右に向かってダッシュします。
序盤は難しくなくダッシュと必要なところでのジャンプだけで突破できます。
普通にダッシュしていればパックンフラワーに触れることもありません。
前半最後にブロックに囲まれたスターコインがありますが、
ここまでで小さいマリオに戻っていることもそうそうないので、
ジャンプドロップで上のブロックのみ壊しゲットします。
方向キーの下を押し続けているとそのまま突き抜けて落ちてしまうので、
短く押すだけにします。
その直後、パックンフラワーを避けながら土管の上に乗り移れば中間地点です。
休憩することはできますがPスイッチの効力が切れる前に
土管から落ちてコインをたくさん取ってしまいましょう。
落ちたらPスイッチを押してしまうのでそのまま右にダッシュです。
そこではノコノコがたくさんいます。
戦闘のノコノコを蹴り飛ばして3UPすることはできますが、
私のお勧めはダッシュしつつファイヤーでやっつけ、
最後の一匹だけは踏んづけて甲羅を持って進み、
2個目のスターコインの手前の足場で離してそれでスターコインを取ることです。
次は難関のパタパタを足場にした天井のPスイッチ押しです。
一旦止まってタイミングを計ろうものなら、
パタパタが下に下りてPスイッチを押すチャンスがなくなるので、
躊躇なくパタパタにジャンプし、
パタパタに乗った瞬間にタイミングよくジャンプしてPスイッチを押します。
私はこれが苦手で苦労しました。
ところがこの後がもっとひどい。
動くブロックを渡っていかなければならないのですが、
次のPスイッチまでの距離が長いためタイミングを計るような時間はなく、
とにかくブロックの右端で大きくジャンプすることを心がけ、
縦長のブロックがあればそれを利用して小刻みな連続ジャンプでしのぎ、
三角ジャンプで最後のPスイッチを押します。
その後は時間的な余裕があるので落ち着いて3つ目のスターコインの左まで進み、
BGMで確認しながらPスイッチが切れる直前にジャンプしスターコインを取ります。
うまくPスイッチが切れていればブロックの上に着地するはずなので
そのままゴールできます。

ところでもうひとつ買ったソフトのNintendo Landですが、
一人プレー用のミニゲームを一回づつ遊んだ程度でやめてしまいました。
別につまらないわけではなく、むしろドンキーコングやF-ZEROは面白いですし、
多人数プレーで盛り上がりそうなゲームもありますが、
GamePad単体でできないのが痛い…
マリオUにしても最初の数回はテレビで遊んでいたものの、
その後はずっとGamePadだけで遊んでいましたし、
一人で遊ぶのならもはやテレビは必要ないということを悟りました。
むしろGamePadのLCDを見ながらNintendo3DSで遊ぶようなシステムでもいいような気もしてきます。

それはともかくWii250万人の漢検Wiiでとことん漢字脳では
NintendoDSにソフトをダウンロードして
タッチペンでの漢字書き取りができるようになっていましたし、
GameCube+GameboyAdvance+ゼルダの伝説など
任天堂は機器の組み合わせには昔からチャレンジしてきたので、
なんとか面白くてめんどくさくない遊びを考えてもらいたいですね。

2013年1月9日水曜日

3Dスペースハリアーを遊んでみて

先日Nintendo3DSのダウンロードソフト
3Dスペースハリアーについて書きましたが、
すこぶる遊べたのでもう一度書いておきます。

3Dスペースハリアーはコンティニューが3回までしかできないのですが、
設定で最初の残機数を増やせたり、
到達したステージならゲーム開始時にステージセレクトできるようになっています。
なので最終のステージ18クリアもそんなに苦にはならないと思います。
私の場合は設定はデフォルトのままでステージ1から3コンティニューの範囲で遊んでいます。
しかし立体視で意外とよけられるので、
何度も遊んでいるうちに調子がよければそのままクリアできるようになりました。
難易度を最高の星4つにしてもです。
最高でステージ14までノーミスというのがありましたが、
そこまでいかなくても無理をせず落ち着いてプレーすれば結構先に進めます。
で、ステージ1からスタートしてオリジナルのラスボスを倒すと
おまけで"HAYA OH"が登場します。
初めて知ったのですがX68000版なんかに登場していたボス敵みたいです。
で、そいつを倒すと設定で[スペシャル]なる項目が出現し、
それをOFFにすると"HAYA OH"が登場せずコンティニューの回数制限のない
アーケード版と互換のモードになるみたいです。

あと設定で[ムービング筐体]という項目があって、
これをONにすると左右に移動したときに画面(LCD内のゲームの画面)が
左右に傾くようになります。
業務用の可動筐体を地面に立ってみれば自然な動きではありますが、
プレーするときは可動筐体に乗り込むので非常に不自然になる、
と思いきや意外と遊びやすいんですねこれが。
で、思い浮かぶのは立体視とムービング筐体に
傾けて操作する要素を組み合わせたアウトランです。
マリオカート7ではとてもじゃないけど操作できませんでしたが、 ムービング筐体を組み合わせれば結構いけるかもしれません。
ということでセガさんお願いします。

2013年1月8日火曜日

Huluを試す

WiiUを購入したのを機にただ今Huluを1ヶ月無料体験中です。
で、せっかくなのでいろいろなデバイスからアクセスしてみました。
今回使ったデバイスはWiiU、WiiPS3、ブルーレイレコーダ(DIGA BZT710)、
古いiPad、iPhone4S、Windows PCです。
残念ながらAndroidスマートフォンのau IS01とGalaxy mini GT-S5570には
Huluアプリケーションのインストールはできませんでしたし、
名もなきAndroid(2.3)タブレットではインストールはできたものの
動画の視聴はできませんでした。
それから、使ったネット環境はADSLで下り2,3Mbps程度です。

WiiUではニンテンドーeショップのトップページから専用アプリケーションを無料でダウンロードできます。
動画の検索(文字入力)/選択やトリックプレーの操作はGamePadで行い、
映像/音声はテレビだけでなく、
GamePadのLCD/ステレオスピーカ(ヘッドフォン)でも再生できます。
最強に便利といいたいところですが、
タッチパネルは文字入力時以外は殆ど役に立たず、
基本的に方向キーとA,Bボタンでの操作となり、
再生時には左右で10秒戻ったり先に行ったりして
Aで再生と一次停止を切り替えるという程度です。
致命的なのが動画選択がGamePadの画面ではできずテレビが必須になることです。
WiiU自体の起動もHuluアプリケーションの立ち上げも動画の視聴も
テレビは必要なくGamePadだけでできるのに
動画の選択だけはテレビがないとできないというこの仕様はどうかと思います。
早急な改善を望みます。

WiiではWiiショッピングチャンネルの[Wiiチャンネル]の項目から専用アプリケーションを無料でダウンロードできます。
Wiiの表示能力はSD止まりで出力もアナログ(最強でもD1端子)なので
画質的にはWiiUと比較して劣りはします。
Wiiリモコンでの検索(文字入力)/選択操作は伝統的なゲームのコントローラと比べればましですし、
左右で15秒戻ったり先に行ったりして
Aで再生と一次停止を切り替えるという操作はWiiUと同等です。
メニュー画面を含めて解像度が粗いのが気にはなりますが、
Wiiで見るもの結構いい選択です。

PS3に関してはPlaystation StoreでHuluをキーワードに検索して
専用アプリケーションを無料でダウンロードできます。
私は専用のBDリモコンを持っているので、
操作には標準のコントローラDUALSHOCK3は使いません。
BDリモコンだと一般的なブルーレイレコーダと
ほとんど変わらない操作性になるかと期待したのですが見事に裏切られ、
左右で10秒戻ったり先に行ったりして
○ボタンで再生と一次停止を切り替えるという操作はWiiUと同等です。
さらに相変わらず文字入力には閉口します。
特にソフトキーボードがDUALSHOCK3での操作を前提としたデザインになっているため、
BDリモコンでは余計に使いにくいんですよね。
最悪なのがなぜかPlayStation Networkにログインさせられることで、
うっとうしいことこの上ありません。
AV機器っぽい外見なので期待しましたが視聴環境としてWiiUのほうが優れています。

ブルーレイレコーダのDIGA BZT710には専用アプリケーションがあらかじめ内蔵されており、
[スタート]ボタンでメニューを出し[テレビでネット]から[Hulu]を選ぶことで立ち上がります。
環境的にはPS3+BDリモコンと同等といいたいところですが、
その入り口となるメニューあたりから動作がもっさりしていて悲惨です。
悪いことにADSLのことなど考えていないのかバッファリングに問題があるようで、
動画がしょっちゅう止まり話になりません。
汎用ゲーム機と違って録画機能にコストや処理能力を重く振り分けているので
仕方ない部分もあるのでしょうが、ストリーミング再生に問題があるなど言語道断です。
はっきり言ってWii以下の使い勝手です。

これまでテレビを使った視聴について触れてきましたが、
ここからはモバイルデバイスです。
まずは古いiPadです。
App StoreからHuluアプリケーションを無料でダウンロードできます。
多くの場合手に持って視聴するのでタッチパネルでの操作は快適です。
映像や音もきれいで画面もある程度の大きさがあるので、
外出先で利用するにはベストなデバイスだと思います。
家でも十分便利ですが、WiiUのGamePadがベターと感じます。
iPadはタダの板なので持ち運びにはいい反面持ちにくいという欠点がありますが、
WiiU GamePadは重量は大して違わないもののしっかりホールドできますから。
ただしWiiU GamePadではタッチ操作がほぼできずボタン操作になるので
スタンドに立てかけるならiPadのほうが使いやすいと思いますし、
古いiPad側にも画面が大きいことと、
家の中を自由に持ち運びできる(WiiU GamePadはWiiU本体からあまり離れられない)
という長所があるので条件に応じて使い分けるのがいいでしょう。

次にiPhone4Sです。
App StoreからHuluアプリケーションを無料でダウンロードできます。
常に持ち運びできる小ささなのはすばらしいのですが、
やはり画面が小さすぎるというのが最大の泣き所です。
ずっと観たかったまだ観ていない映画を観るためのデバイスではないでしょう。
Huluの場合リアルタイム視聴の概念がないので
この画面サイズのデバイスをわざわざ使う必要もないと感じますし、
あくまでもタブレットを持っていないときや移動中などの暇つぶし用ですね。

Windows PCでの視聴についてはウェブブラウザからFlash Playerで可能です。
推奨ブラウザはGoogle Chromeみたいです。
ブラウザからhuluのサイトにアクセスしてログインすれば、
YouTubeと大差ない感覚で操作や視聴ができます。
PCで別の作業をしながら観ることができ、
音量の操作等もキーボードやマウスから手を離さずにできるので
便利といえば便利ですが、積極的に使うようなものではないですね。
ながら観するにしてもタブレット等があるならそれをPCモニタの脇に立てて
そちらで観るという手もあるので他にデバイスがあるならPCを使うことはないでしょう。
最近はあまり見ませんが、リビングのテレビにつなぐ用のPCなんかだと
今度はキーボードやマウスのような操作系の利便性が悪くなるので、
やっぱりWiiUのような専用機のほうがお勧めです。

Windows8/RTにはModern UIモードが新設されたのでそちらはどうかというと
Modern UIモード対応Hulu専用アプリケーションが
Windows ストアから無料でダウンロードできます。
[ストア]アプリケーションを開いて[Windows]+[Q]キーで検索窓を出し
"Hulu"を検索すれば見つかります。
メニューはModern UIっぽくて悪くないのですが、
私の環境ではなぜか動画を再生しようとするとP84とかいうエラーになってしまいます。
ということで使った感じは分かりませんが、
多分タブレット形態ならiPad等と同等ぐらいにはなるんでしょう。
PCモニタとマウスを使うなら
単一アプリケーションしか動作しない環境なので他の作業ができませんし、
仕事の合間にちょっと観るぐらいでしか使い道はないと思います。
まあModern UI自体タブレット用なので。
テレビにつながるPCとして考えると、
タッチパネルしても手が届きませんし、キーボードやマウスでは使いにくそうですし、
WiiリモコンやWiiU GamePadのような何らかの革新がなければあまり意味がなさそうです。
だったらWiiUの購入でいいじゃないかということになりそうです。

以上見てきたとおり、Huluの他デバイス対応は非常によいのですが、
やっぱり家ではWiiU、出先では古いiPad、職場ではPC(?)
と言う使い分けがよさそうに感じています。
で、無料体験期間が終了したあかつきには有料会員(980円/月)になるかというと…
海外(欧米)ドラマが吹き替え版になったらいいんですけどねぇ。
字幕は読むのに目が疲れてしんどいので。
とりあえず今楽しんでいるのは「侵略!?イカ娘」と「秘密結社鷹の爪」だったりします。
どちらも世界征服系でかなり笑えます。

2013年1月7日月曜日

SUPER BOWL XLVII へ向けて

17週のレギュラーシーズンを終えたNFLは
いよいよSUPER BOWL XLVIIへの出場を賭けたプレーオフへ突入しました。
私が最も応援しているブロンコスは見事プレイオフ出場を果たし、
近年続いていた低迷から脱出できたことは喜ばしいことです。
が、なんか一昨年までのコルツを見ているようで
若干違和感があるのは私だけでしょうか。
正直強すぎるのもあんまり面白くなくて、
昨年のティーボウ率いるブロンコスぐらいがドラマティックで好きだったんですけどね。

ちょっと話はそれますがティーボウの話でもしておきましょうか。
今シーズン開幕前にマニングの加入でブロンコスから追い出され、
ジェッツに移籍してしまいました。
私の中ではジェッツはニューヨークの弱いほうのチームぐらいの認識
(ジェッツファンの皆さんすいません)だったのですが、
今シーズンは注目していました。
が、ひどかったですね。
ティーボウは数少ないチャンスをものにできなかった…
というよりほぼチャンスを与えてもらえなかった
と言ったほうがあっているように思います。
ティーボウが出てきたらQBランというのが定説になって
簡単に止められていましたし、
もっとましな使い方があったと思うんですけどねぇ。
おまけにエースQBのサンチェスは大きく調子を崩して
シーズン終盤は悲惨な結果を残しチームは崩壊してしまいました。
ジェッツが来シーズンどうなるかはわかりませんが、
移籍も含めてなんとかティーボウのプレー環境がよくなることを望みます。
実力的には今シーズンのラックやRG3には及ばないかもしれませんが、
何か持ってそうな気がしますし。

さて、プレイオフで実現するかもしれない対戦カードで
私が特に興味があるのはブロンコスVSコルツ、
そしてコルツVSレッドスキンズです。
懐疑的な見方がありながらも他を圧倒するブロンコスを作り上げたペイトン・マニングと、
彼を放出して世代交代を図ったコルツを率いるルーキーラックとの戦いは注目に値します。
後者は実現するならSUPER BOWLでということになりますが、
ドラフト1・2位指名のラックとRG3のルーキーQB対決は見ものです。
まあとりあえず今シーズンのSUPER BOWLを制覇するのはブロンコスと予想しておきましょう。

なお私がこれを書いている時点ですでにワイルドカードプレーオフの結果は出ていますが、
私はこれから録画したのを観るので
結果をコメントに書いてよこすなんて暴挙はしないでくださいね。

2013年1月3日木曜日

液晶保護シート

私は基本的に液晶保護シートが嫌いで、
現役で使っているiPadもiPhoneもNintendo3DSも携帯電話やスマートフォンも
何も張らずにケースにも入れずにそのままで使っています。
これはZaurusのときのトラウマが大きく影響しているんだと思います。

さて、先日わりと大き目の100円ショップに行ったところ、
液晶保護シートがたくさん売ってあって、
まあだめでも財布は痛まないということで
古いiPadとiPhone4SとNintendo3DS用のものを買ってみました。

しかし大失敗。
どうもこの保護シートはクリーンルームで貼り付けるもののようです。
液晶画面を付属の布できれいに拭いた後、
手順に従って貼り付けていったのですが、
なぜか埃が一粒入ってしまい、そこに気泡ができるともはや修正不能。
とりあえずはがすことはできますが、
保護シートの裏側に付いた埃はもう取れません。

結局表示部分の内側に埃がつかなかったのはiPhone4Sだけで、
覚悟していたとはいえ200円がパーとなりました。
しかも保護シートを貼ったiPhone4Sはタッチの感触が変わって気持ち悪い。
とりあえず今のところはまだ貼ってありますが、
早晩はがすことになりそうです。

これは安物を買ったからで、
それなりの値段のものを買えば快適なのかと思わなくもないのですが、
やっぱり液晶保護シートは嫌いだ。

2013年1月2日水曜日

Windows7でbashをここで開く

ご存知の方も多いと思いますが、
Windows7のエクスプローラで任意のフォルダを
[Shift]キーを押しながら右クリックすると、
コンテキストメニューに[コマンドウィンドウをここで開く]メニューが現れ、
これを実行するとコマンドプロンプト(いわゆるDOS窓)が、
選択したフォルダをカレントディレクトリとして開かれます。
Cygwinを入れてbashにパスを通していると、ここで
> bash
を実行すればそのままUNIXライクな環境へ突入できるのですが、
そもそもWindowsのシェルを使う機会など皆無で全部bash上で何とかする、
さらにはあまりに頻繁にbashを使うので[Shift]キーを押すのも面倒というような私は、
[bashをここで開く]的メニューを追加しています。
まあメニュー名は[bash]なんですけどね。

WindowsXPではフォルダのコンテキストメニューは通常手順で追加できるのですが、
Windows7ではなぜか設定手段が用意されておらず、
レジストリを直接触るしか方法がありません。
そこで、"regedit.exe"を実行し、
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Folder\shell]キーを開いて
そこで[bash]キーを作成し、その下にさらに[command]キーを作成します。
その[(規定値)]に
C:\cygwin\cygwin_c.bat "%1"
を設定すれば完了です。
なお"C:\cygwin\cygwin_c.bat"の中身は
@echo off
chcp 932
bash
としています。
まあ"chcp 932"は普通は入れる必要ないでしょうけど。

さて、このように設定してもbashが開かれるときに、
なぜか右クリックしたフォルダの親ディレクトリがカレントになっています。
これXPのときはそんなことはなかったので、
Windows7のバグぐらいな感覚でずっと使ってきたのですが、
ふと思い立って何とかならないか考えてみたところ…
簡単です。"C:\cygwin\cygwin_c.bat"の中身を
@echo off
chcp 932
cd /D %1
bash
にすればいいのです。
なぜこんなにも簡単に気が付くことを考えようともしなかったのか、
われながら情けないです。

2013年1月1日火曜日

SSLでのバーチャルホスト

httpでは1つのマシン(IPアドレス)に複数のサーバー名を割り当てて
たくさんのサイトを運用することができますが、
httpsではそれができない…と認識していましたが、
実はそれ過去のものだったのです。
これはすでに古い話にもかかわらず不覚にもついこの間偶然知りました。

SSL(というかTLS)でのバーチャルホストについては多くの方の懸案事項だったようで、
SSLにSNI(Server Name Indication)を導入することで対応しています。
何のことはないhttpリクエストにおけるHostヘッダみたいなものを
SSLのセッション開始時に伝えるようになっているだけです。
そういうこともあってサーバとクライアントの両方が対応している必要があるのですが、
クライアント(ウェブブラウザ)に関してはいつの間にか対応が進んで、
現時点で私が常用しているブラウザで対応してないのは
Android 2.x のブラウザだけです。さすがはAndroid。

で、サーバの方はというとApacheの2.2.12以降が対応しているようです。
ただしOpenSSLは0.9.8f以降で
"enable-tlsext"設定を追加してビルドする必要があるようです。
Apacheの設定自体はそんなに難しくなく、
httpのバーチャルホストを量産するような感覚で"NameVirtualHost"を設定し、
SSLサイトを定義している部分を複製して
サーバ名とコンテンツの参照ディレクトリと証明書を
それなりに変更すればいいだけです。
ちょっと違うのは、SNI非対応ブラウザからSSLアクセスに来たときに
デフォルト(一番最初)のSSLサイトにつなぐか、
SSL接続自身を拒否するかを選べることで、
"SSLStrictSNIVHostCheck"が"off"だと前者、"on"だと後者の動作になるようです。

で、早速私もServersMan@VPS(debian-32bit)を設定したいところですが…
Apacheのバージョンが2.2.9でした。
とりあえず
# apt-get update
# apt-get upgrade
して途中全部'N'を選択して
# /etc/init.d/apache2 restart
したところ起動時にエラーが出たので
ログファイル"/var/log/apache2/error.log"に出ている情報をもとに
設定ファイル"/etc/apache2/envvars"に
export APACHE_LOG_DIR=/var/log/apache2
export APACHE_RUN_DIR=/var/run/apache2
を追加することで何とか起動させられました。
Apacheのバージョンは2.2.16になりました。
なお、OpenSSLの方はバージョンは0.9.8oなのですが、
どうも0.9.8k以降はデフォルトで"enable-tlsext"付きになっているようで、
特に意識する必要はないようです。
SSLのバーチャルコンソール自体は設定ファイル"/etc/apache2/ports.conf"の
    Listen 443
の直後に
    NameVirtualHost *:443
    SSLStrictSNIVHostCheck off
を追加して、
# cd /etc/apache2/sites-available
# cp default-ssl <別のサイトのホスト名>-ssl
を実行し、"/etc/apache2/sites-available/<別のサイトのホスト名>-ssl"を編集します。
編集するのは最低限httpのバーチャルホストと同様に
ServerNameやDocumentRootとなりますが、
サーバ証明書をサイトのホスト名にあわせて変更するなら
SSLCertificateFileやSSLCertificateKeyFileの編集も必要です。
最後に
# cd /etc/apache2/sites-enabled
# ln -s ../sites-available/<別のサイトのホスト名>-ssl <起動番号>
# /etc/init.d/apache2 restart
を実行すれば、SSLなバーチャルドメインが運用でき、
各サイトごとに適切なサーバ証明書が送れます。
先日SSLのサーバ証明書について書いているのでこちらも参考にしてください。