2013年9月30日月曜日

TAG HAUER Calibre S の時刻合わせ

現在私が最も長く腕にはめている時計はTAG HEUER Calibre Sです。
機械式のくせに電池が必要なこの時計は、
自動巻き機械時計とちがってしばらくほっといても止まらないという
ものぐさな私にはぴったりな仕様です。時間も正確に刻みますし。
ただし電池交換の費用が安くないのは玉に瑕です。
まあ機械時計もたまにはメンテナンス費用がかかりますから、
Calibre Sだから維持費が特別高くつくということでもありません。

さて、性格が非常におおらか(?)な私は細かい時間は大して気にしません。
人に時間を尋ねられると何も言われなければ30分刻みで答えます。
そういうわけで自分の腕時計の時刻が多少狂っていても気にすることもなく、実際結構ずれています。
というか前回電池交換時に工場で合わせてもらった時刻がちょっとずれていて、
そのまま使っているだけなのですが。

そんな私も1秒単位で時刻を合わせておきたいことはあって、
例えば試験を受けたりするときがそうです。
ぎりぎりでマークシートをとりあえず塗りつぶしたりするには結構重要です。

しかし、Calibre Sには時刻の調整の仕方が非常に面倒という
とんでもない欠点があり、説明書は絶対になくせません。
ということでなにかあったときのためにここにメモしておくことにします。

最初に竜頭を一段引くと時計の現時刻が午前なら秒針が45秒に、午後なら15秒になります。
ここで短針が修正できます。上のプッシュボタンで1時間ずつ進めていきます。
修正できたら下のプッシュボタンで決定します。
すると秒針が30秒になります。
ここで長針が修正できます。上のプッシュボタンで1分ずつ進めていきます。
修正できたら決定します。
これで竜頭を押すと修正完了です。竜頭を押した瞬間が0秒となります。
もし日付も修正したければ竜頭の代わりに下のプッシュボタンを押すのですが、
これにより秒針が55秒になって年(20XX年の下2桁)の設定ができます。
年は普段日付が表示されているところ(1/10,1/100表示)に表示されます。
上のプッシュボタンで1年を進めて下のプッシュボタンで決定となります。
これにより秒針が0秒になって月の設定ができます。年と同様に設定できます。
次は秒針が5秒になって日の設定ができます。

こうして書いてみると覚えられないこともないのですが、
滅多にやる機会もないですからすぐ忘れてしまいます。
そんなときこの備忘録が役に立ってくれることでしょう。

2013年9月27日金曜日

Accessで参照先テーブルの変更

Microsoft Accessでフォームを作成したのはいいのですが、
参照先テーブルやクエリの内容を変更する方法をご紹介します。
知らなくても新たにフォームを作り直せばいいという話はなきにしもあらずで、
実際私もそうやって対処していたこともあるのですが、わかってしまえば簡単です。

編集したいフォームを[フォーム]カテゴリで選び[デザイン]ボタンから
編集ウィンドウを立ち上げると、クライアント領域(タイトルバーの下)の
左上(縦/横ルーラーの交点)に意味深げな四角いアイコンっぽいものがあります。
これをダブルクリックするとプロパティウィンドウが開き、
その[データ]タブの[レコードソース]で変更できます。

2013年9月26日木曜日

adb がない

AndroidをどうにかするのときにPCからだとadbコマンドでいろいろできて便利なのですが、
先日、訳あってAndroid2.3な端末をLinux(Ubuntu 10.04 x64)で使いたく、
Android SDKのLinux用(r20 x64)をインストールしました。
インストールと言っても圧縮ファイルを展開するだけのお手軽さです。
私の場合"/opt/android-sdk-linux"にインストールしてます。

Android端末をPCにUSBで接続してadbを使うには、あらかじめ以下のように実行しておく必要があります。
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update adb
$ echo 0x<USB IB> >> ~/.android/adb_usb.ini
$ su -
# echo 'SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="<ベンダーID>", MODE="0666"' > /etc/udev/rules.d/android.rules
# chmod a+r /etc/udev/rules.d/android.rules
# exit
ここでの<ベンダーID>は企業毎に割り当てられた番号で、Googleなら18d1(16進数)です。
任意の端末に対してならAndroid端末をPCに接続する前後の
$ lsusb
の実行結果の差分
Bus ??? Device ???: ID <ベンダーID>:<プロダクトID> <企業名等の情報>
から判断できます。
で、ここからが本題です。
Android SDK をインストールしたにもかかわらずadbコマンドがない…
というのは以前Windows版でも経験済みで、
"tools"ディレクトリに"adb_has_moved.txt"なんてファイルを置いてくれてるところが
なかなかにくいなどと思ってしまうのですが、
正解を言えば"platform-tools"ディレクトリの下にしっかりあります。

ところが、Linuxの場合"platform-tools"ディレクトリ自体がありません。
いや、Windowsで"platform-tools"ディレクトリがどの段階でできているのか定かでなく、
実はSDKをインストールしただけではやっぱりないのかもしれませんが、
私の使っているLinuxはVMware Player(Windows版)で動いている仮想環境で、
基本sshでログインして使っていたりするので
Eclipseとか絶対入れたくないですし。

で、解決方法です。
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update sdk -u
を実行するだけです。
もしプロキシサーバの設定が必要な環境なら
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update sdk -u --proxy-host <プロキシサーバのIPアドレス> --proxy-port <プロキシサーバのポート番号>
とでもすれば、"platform-tools"ディレクトリが作られ、
その下に"adb"コマンドが現れます。
もちろん普通に使えます。

2013年9月25日水曜日

Officeスイートの無料化

Officeスイートというと、一般的にはワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションソフトのセットで、
ビューとかプレゼンテーション層にあまり関心がなく、
プレーンテキストとHTML文書が大好きな私には無用の長物だったりします。
もっとも有名なのはMicrosoft Officeでしょうが、
そのなかで最も好きなのがデータベースのAccessなんて私のような方は超マイノリティーでしょう。

さて、先日AppleがiOS版KeynoteNumbersPages
一部ユーザに対して無料提供を開始したことに触発されたのか、
GoogleはQuickoffice(iOS版/Android版)を無料にしてきました。
MicrosoftもWindows RTではOfficeをサービスでつけていますから、
タブレット以下に関してはOfficeスイートはもはや無料が当たり前の世界に突入しました。
MicrosoftはすでにAndroidやiOS版のOfficeを準備していて、
いろいろな都合でまだ販売していないだけというような話もありますが、
もはや登場の時期を逸したと考えて差し支えないでしょう。
策を弄しすぎてしまったというところでしょうか。下手をしましたね。

もともとLinux向けはもちろん、
Windows/Mac向けでも無償なOfficeスイートは幅を利かせていますし、
ウェブアプリケーションなGoogle Appsは基本無料なので、
Microsoftの利益の源泉たるOfficeが今後苦戦する可能性は高まったのかもしれません。
まあMicrosoftはデバイスとサービスを中心事業に据えることを標榜していますので、
Officeへの依存度は下がっていくものとは思いますが。

2013年9月23日月曜日

任天堂前社長山内氏死去

任天堂の創業家出身で3代目にあたる前社長の山内溥氏が死去されたそうです。
伝説の家庭用ゲーム機"ファミリーコンピュータ"をデビューさせたその決断をみるに、
経営者というより起業家としての嗅覚の鋭さに感服します。
氏は自らを"娯楽屋"と呼んでいましたが、確かにそうだったのだと思います。
また日本の成功者には珍しく、アメリカのそれのような寄付行動をしていたのも印象的です。

さて、以下は少々下世話な話になります。
山内氏は任天堂の株式を2013年3月31日時点で14165000株所有していて、
これは発行済み株式の10%にあたり、筆頭株主です。
ここ最近の株価で換算すると、これは1500億円を超えます。
相続人がどれほどいるのかは知りませんが、
これだけの財産があれば相続税率は50%になると思われます。
氏の財産構成など知る由もありませんが、
そのうちの任天堂株式の割合は相当に大きいと推定され、
相続税支払いのため所有する任天堂株式を多少なりとも売却することが考えられます。
山内氏は個人資産から多額の寄付をしていることから見て現金資産が豊富なことは確実で、
それはおそらく任天堂が大きくなる過程において爆上げした株式を売却したことによるものでしょうから、
その金額は今でも半端ではない可能性もありますし、
山内家が創業家として将来に渡って任天堂への支配力を保持することを目指し
前もって手を打っている可能性もあり、相続税のための売却など必要ないかもしれませんが。
まあ仮に半分を売却したとすると持ち株比率は5%に低下し、第3位となります。
相続税には10ヶ月の猶予があるので、
来年の定期株主総会でもそのあたり明らかになっていないかもしれません。
とにかく任天堂がどうなっていくのか興味があるところです。

例えば大量売却となった場合、任天堂はどう動くのでしょうか?
放流される株を自己株買いするか、ほうっておくか、TOBするかぐらいしか選択肢はありませんが、
個人的には自己株買いして一株当たり利益を高め、
株価を高めに誘導するのではと考えています。
何しろ塩漬け状態の株主も相当数いるはずなので。
もちろん他者が買い集めたりTOBする可能性はあり、
その場合任天堂として黙ってみているわけにはいかない展開になる可能性はあります。
このあたりも注視しておく必要はありそうです。

もし持ち株比率を維持したまま株主が代替わりしたとき、
その株主がどういう考えを持つかも気になります。
先代は酸いも甘いも経験し、この業界にも精通していて、
今の任天堂について不満はあっても岩田現社長に対しては寛容だった節がありますが、
次代はそうではないかもしれません。
本年度の経営成績如何によってはいろいろひっくり返る可能性は捨てきれません。

まあそういうこともあるので、WiiUを立て直し、
モンスターハンター4で好調なNintendo3DS
利益を稼ぐことに力を入れてほしいですね。

2013年9月19日木曜日

共有ライブラリでエクスポートしない

Windowsでは共有ライブラリ(DLL)を作るとき、
エクスポート(公開)する関数を明示的に指定しなければなりませんが、
Linuxの共有ライブラリ(so)ではstatic宣言してないものはすべてエクスポートしてくれるので、
めんどくさくなくていいな、などとずっと思っていたのですが、
それはそれでちょっと困ったことも起きてしまいます。
以下はLinuxでの話となります。

複数の共有ライブラリをリンクする場合、それぞれに同名の関数があると、
想定していない方を呼び出すこことがあります。
これはあるライブラリ内の関数から同じライブラリ内の関数を呼び出すつもりが、
別のライブラリ内の同名関数を呼び出す可能性があることを意味します。
もちろん各ライブラリ内でそれら同名関数をstatic宣言すればそんな問題は起こらないのですが、
1つのライブラリを構成するソースファイルが複数に分かれていたりして
そういう対応ができないケースも多々あります。
またCの関数をstaticにしておいて関数のポインタを別途取得して使うような
C++っぽい解決方法もあるにはありますが、
そもそも既存のコードを再利用したいような場合にはやりたくない変更となります。

複数ライブラリで同名関数があった場合の呼び出しの優先度はどうかというと、
これはコンパイル(リンク)時に決まってしまうようで、例えば
$ gcc main.c -ltest1 -ltest2
で生成したバイナリではlibtest1.soのものが優先され、
libtest2.soのものが呼ばれることはないことになります。
なお、すでにある実行可能ファイル"a.out"については
$ ldd a.out
の実行結果の先に表示されるライブラリがより優先度が高いことになります。
なお環境変数LD_PRELOADにフルパスで設定されたライブラリは
無条件で先に読み込まれるようになるため、無理やり優先度を高くすることができるようです。

もし共有ライブラリをソースからビルドできる環境があるなら、そんな微妙なことをしなくても、
Windowsのように指定した関数だけをエクスポートするだけで解決できるかもしれません。
実はgccはそんな機能を提供しています。
例えばマップファイル"test.map"を
{
  global: publicfunction;
  local: *;
};
のような内容で作成し、ライブラリのコンパイルを
$ gcc  -shared -fPIC -c test1.c -o libtest1.so -Wl,--version-script=test1.map
のようにすれば、publicfunction関数だけがエクスポートされます。
なお、
$ nm -g -C -D libtest1.so
を実行するとエクスポートされている関数名が確認できます。
ちなみに、さらにC++のメソッドをエクスポートしたい場合はマップファイルを
以下のようにすればいいようです。
{
  global:
    extern "C++" {      
      publicclass::publicclass*;
      publicclass::?publicclass*;
    };
    publicfunction;
  local: *;
};
ここで'?'は'~'が使えないことをカバーするためのワイルドカード(1文字)で、
publicclassメソッドの後ろにワイルドカード(0文字以上)が付いているのは
オーバーロードに対応するためのものと推察します。

共有ライブラリはとても便利ですが、場合によっては地獄に落とされると言う話でした。

2013年9月18日水曜日

Mac(Mountain Lion)にMacPortsでwget

私はLinuxでもWindowsでもコマンドラインを活用していますが、
そのなかでもwgetはよく使います。
ところがMacにはwgetが入っていません。
まあ代わりにcurlを使えばいいのですが、
wgetとcurlでできることが微妙に違ったりするので、
やっぱりwgetも使いたく、インストールしてみることにしました。

幸いにもMacにはMacPortsという、
FreeBSDのportsやGentoo Linuxのportageっぽいパッケージ管理ツールがあり、
これを利用させてもらいます。

ということでまず最初にやるべきはX11が使えるようにすることです。
Mountain LionではXQuartzを入れることになります。
私は"XQuartz-2.7.4.dmg"をダウンロードしてインストールしました。

次にMacの開発環境を入れます。
App StoreからXcodeをインストールすればいいのですが、
容量が1GBオーバーと大きいのでそれなりに時間がかかります。
私がダウンロードしたのはXcode 4.6.3です。
完了後、[Finder]の[アプリケーション]から"Xcode"を実行する必要がありました。

いよいよMacPortsのインストールです。
私は"MacPorts-2.2.0-10.8-MountainLion.pkg"をインストールしました。
ところが、実行時に
The Command Line Tools for Xcode don't appear to be installed; most ports will likely fail to build.
とかいって怒られてしまいます。
これはAppleの開発者サイトにログインして"Command Line Tools"を検索してダウンロードしてきます。
私がインストールしたのは"OS X Mountain Lion for Xcode march 15 2013"になります。

これでやっと準備完了です。コマンドラインから
$ sudo port install wget
を実行するとwgetが使えるようになりました。
他にもいいツールがたくさん用意されているのでがんがんインストールして使うつもりです。

2013年9月17日火曜日

NFL2013年シーズン開幕

NFLの2013年シーズンがついに開幕しました。
現時点ですでにWeek2ですので、おくればせながらと言うことになりますが、
Week1の試合を見るのに時間がかかったのでそこはご理解を。

さて、Week1の試合をいくつかみたところでの感想ですが、
私が昔から応援しているデンバー・ブロンコスは昨年に引き続きかなり強そうです。
正直QBペイトン・マニングのオフェンスはあまり好みではないのですが、
まあそれはこの際置いておいて、
とにかく目を奪われたのがフィラデルフィア・イーグルスの前半のオフェンスです。
新HCのチップ・ケリーが展開するアップテンポなオフェンスは、
話には聞いてみましたが観ていて非常に面白く、今後も注目していきたいと思っています。
Week1レッドスキンズ戦の後半オフェンス陣に疲れが見えたことと、
Week2チャージャース戦でやや不発気味だったのは気になりますが、
ファルコンズでのルーキーイヤーから注目していたQBマイケル・ビックが
魅せてくれればうれしいですね。昨シーズンは散々でしたから。

寂しいのはティム・ティーボウが消えてしまったこと。
どこかひろってくれないかな。

2013年9月16日月曜日

ひかりTVブック

先日ビジネスホテルの東横インに泊まったところ、
「ひかりTVブック」のToshoca(電子図書カード)をもらいました。
で、「ひかりTVブック」って何かと言うと、
テレビやタブレットなどから利用できる電子ブックサービスみたいです。

多分使わないと思いつつも、せっかくの500円分なので登録してみることにしました。
ここからWebIDを作れます。しかし大きな落とし穴が…
なんとToshocaは専用ページから新規登録しないと500円分もらえないのです。
しかたがないので退会しようとしたのですが、
ヘルプのお問い合わせ画面から連絡しないといけないというめんどくささ。
なんなんだこの前時代的さは。

退会の確認メールが届き、それに追認の返信をすると、さらに処理完了通知が来て、
そのときにはもうログインできなくなっていました。無事退会できたようです。
その後、もう一度専用ページから
同じID(メールアドレス)で登録しなおして、無事500円分をゲットしました。
面倒な作業を乗り越えはしましたが、はたして使うのだろうか…

2013年9月12日木曜日

iPhone5s/c発表

いよいよ公式発表となったiPhone4s/c。
ただ盛んに行われていた事前予想というか情報リークと変わるところがあまりなく、
かつてのような驚きはありませんでした。
とりあえず私が興味を持った点について書いておきます。

まずはdocomoが取り扱うことになりました。
いつも予想を外している日経が今回は直前に「取り扱わない」と報道したので、
もしやと思っていたら、その後各報道機関から「取り扱う」とのニュースが流れ、
結局docomoからの販売が確定しました。
さすが日経、裏切りません(裏切ってる?)。
これで日本の3大キャリア(というかもう3グループしかないのですが)すべてから
iPhoneが販売されることになりました。
価格的にはどうせ横並びでしょうからその他の部分で選ぶことになるでしょう。

docomoの施策を別の側面から見ると、ツートップ戦略でメーカーをふるいにかけた後、
iPhoneによる事実上のワントップ戦略で全メーカーにとどめを刺すことになります。
そしてdocomo自身も完全土管化までのカウントダウンが始まったわけです。
昔からの個人的意見ですが、キャリアは単なる土管になって
通信品質やエリアや価格だけで純粋に競争し、
アプリケーションは別に勝負すべきと思ってはいましたが、
その層は結局Google対Appleに集約されそうで、それはそれで面白くないですね。
ともかく、キャリアからはSIMカードだけ買って
スマートフォン本体は別途Appleストアなりの取扱店で買う、
というような私の望む世界に一歩近づきました。
VoLTEが実運用されるようになればそれで問題なくなるでしょう。

事前情報の中にありましたが、
iPhone5sに搭載されるA7のCPUは64ビット化されていて、
OSも64ビット版iOS7になっているそうです。
もちろん32ビットアプリケーションの実行に問題はありません。
ARMの64ビットCPUというと、ARM自身のCortex-A53/A57や、
それに互換性のあるNVIDIAのParker(?)なんかが知られていますが、
製品出荷は2014年と言われていたので、
AppleがARMの64ビット一番乗りということになります。
演算性能がiPhone5のA6の2倍だそうなので、
Cortex-A57かそれに互換なApple独自コアが2つ載ってるのではないでしょうか。
4コアならマーケティングトーク的にも2倍じゃすまないので、2コアだと推察しています。

あとはiOS7でKeynote、Numbers、Pages、iPhoto、iMovieが無料になるようです。
正直あっても使わないので、
私のiPhone4SはiOS6のまま使おうと思っているところです。

さて、私がiPhone5s/cで最も注目していたのは対応電波だったりします。
iPhone5のときは微妙だったLTEの対応がどうなったかという点です。
で、iPhone5s/cの対応周波数情報は以下のとおりです。
モデル方式周波数
iPhone5s A1533(GSM)
iPhone5c A1532(GSM)
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25
iPhone5s A1533(CDMA)
iPhone5c A1532(CDMA)
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
CDMA EV-DO Rev.A/B800,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25
iPhone5s A1453
iPhone5c A1456
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
CDMA EV-DO Rev.A/B800,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,18,19,20,25,26
iPhone5s A1457
iPhone5c A1507
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,5,7,8,20
iPhone5s A1530
iPhone5c A1529
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,5,7,8,20
TD-LTEBand 38,39,40
日本では全キャリア共通でA1453/A1456を販売するということで、
どのキャリアから購入してもハード的には使い回しができそうではありますが、
当然SIMロックされているでしょうからそううまくはいかないでしょう。
docomoがSIMロック解除に応じてくれるならサプライズですが、はたしてどうなることやら。
またA1453/A1456は対応電波が最もリッチな仕様なので、
海外ローミングでも困ることはあまりないのではないでしょうか。
現地のSIMカードを挿して使えるようするためにもSIMロック解除には期待したいところです。
電波の上では基本的にiPhone5からの改悪はなく、LTEの改善箇所を確認すると、
docomoとauの800MHz帯に対応しているのでどちらで使ってもエリア的には遜色ないでしょう。
周波数的にはソフトバンクのプラチナバンドにも対応しているので、
今後の対応しだいで他社とも張り合えるのではないでしょうか。
残念ながらTD-LTEには対応していないのでソフトバンクとしては
買収したイーモバイルの帯域を引き続き活用することになるのですが、
この勢いだと来年のiPhone6(?)では
ソフトバンク(Wireless City Planning)やau(UQWiMAX)のTD-LTEにも対応しそうで、
長い目で見てはたしてイーモバイルは適正価格だったのか高い買い物だったのか。

docomoは800MHz帯でのLTEにあまり熱心ではないようなので
販売開始当初は通信品質・エリアともにauが有利でしょう。
auとしては電波的に不利なiPhone5をなかったことにしたいでしょうから
積極的に巻き取りにかかると思われ、
au内でのiPhone5からののりかえには手厚いキャンペーンが予想されます。
ソフトバンクは端末そのものの魅力以外に売りがないので価格で勝負せざるを得ず、
比較的早い段階で新規やMNPキャンペーンを大きく展開しそうな予感がします。
docomoは機種変更需要が相当大きいと思われ、
新規やMNPキャンペーンなど変に動くことはないでしょう。
端末価格の高止まりの可能性があります。
docomoの場合月額料金の高騰を嫌がるユーザのために、
プランの方で何かやってきそうな気がします。
いや、私の約一年後のsoftbank iPhone4Sからの乗り換えのためにそうあってほしいです。

2013年9月11日水曜日

スマートウォッチ

iPhone5s/cの発表に合わせてiWatchも、
と思っていましたがそうはなりませんでしたね。

ここ最近Galaxy Gearをはじめとするスマートウォッチが発表されています。
US$300ぐらいという高価格さなので正直そんなに売れないんじゃないかと思います。
そもそも腕時計というのはたぶんにアクセサリとしての要素をはらんでおり、
特に男性にとっては唯一のアクセサリといっても過言でないでしょう。
ということで、これの10倍ぐらいする価格の腕時計は買うこともあるでしょうが、
1年で型落ち、2年使えれば御の字のスマートウォッチにこの値段はねぇ。
まあこれは私個人の意見ですので、
世の中的にどうなのか売れ行きにはちょっと興味があります。

2013年9月10日火曜日

P-01Dが充電できない?

先日AndroidスマートフォンP-01Dをカーナビにしてドライブしていたところ、
バッテリー切れで大事なところで役に立たないという失態を演じてしまいました。
しかしちゃんとUSBカーチャージャーに挿していたのになぜ?

とりあえずAC100Vが使えるところで普通に充電したのですが、
何度立ち上げでも"docomo"の起動ロゴから先に進まず電源が落ちます。
充電中を示す赤LEDも点灯しているのに。
そのときは壊れたのかとあきらめたのですが、
その後家で充電してみると普通に動きます。なんで??

で、調査したところ原因がわかりました。
歴史的経緯があって、普段私はP-01Dと一緒に
通信/充電切替スイッチ付きmicroUSB変換アダプタ+miniUSBリトラクタブルケーブルを持ち歩き、
必要に応じてその辺にあるUSB ACアダプタで充電しているのですが、
このときは車の中を這わせるために長めの普通のmicroUSBケーブルを使っており、これが犯人でした。
といっても悪いのはこのケーブルではなく、P-01Dの方です。
どうもUSB ACアダプタで充電する場合はデータ線が短絡している特殊なUSBケーブルが必要で、
普通のUSBケーブルではきちんと充電できないようです。
まあau IS01でもそうだったので不具合ではなく仕様なのでしょうが、
だったら充電中LEDを点灯させるのはやめてほしいです。紛らわしい。

2013年9月9日月曜日

Android KitKat

個人的にKintsuba(きんつば)だろと思っていたAndroid 4.4は
事前情報の"Key Lime Pie"ではなくKitKatでした。
言わずと知れたNestleのチョコレート菓子の商標です。
まあ甘くて歯の痛くなりそうなアメリカのJelly Beansや、
それって食えるの?とか言いたくなるKey Lime Pieよりは共感が持てるネーミングです。
GoogleとNestleの間で金銭の授受はないとのことですが、
Nestleにとっては降って湧いたネーミングライツというところでしょうか。
おいしすぎてコラボ企画にもかなりの力が入っているようです。
まあ私もKit Katは結構好きで、
企画物のいろんな味が店頭に並んでいると思わず買ってしまうので、
Android Kit Katも買うこと間違いありません。
ああ、スマートフォンじゃなくてお菓子の方ね。

ちょっと心配なのは今後の争奪戦でしょう。
Lを奪取すべく水面下ですでに各社が動いているのではないでしょうか。
個人的にはOのOreoとTのTobleroneは堅いんじゃないかと思ってはいますが、
国内勢ではPのPockyに期待しておきましょう。
ただPは激戦区でちょっと考えただけでもPopcorn、Peanuts Butter Sandwich、
Pancake、Potato Chipsなど強敵ぞろいです。
今からQやXの付くブランドに改名なんて裏技もあるかも?

2013年9月5日木曜日

iOS6にバージョンアップ

私のiPhone4SにiOS6が降ってきてからどれぐらい時が経ったでしょうか。
マップの劣化がひどいことが目に見えていたのでそのままほったらかしにしていました。
まあ当時からMapFan(MapFan+の前身)を持っていたので即日バージョンアップしても問題はなかったんですけど。
その後もマップがだいぶ改善されていることを聞いても、
Google社製マップアプリケーションGoogle Maps(iOS 5.1以降)がリリースされも、
iOS5で特に困ったこともなかったのでそのままで使っていました。
しかし最近iOS6でないとだめなアプリケーションに出会ったり、
どうやらiOS7のリリースも近いっぽいので、
できるうちにということでiOS6.1.3にバージョンアップすることを決断しました。
なおiOS7へのバージョンアップは評判を聞いてから考えることにします。

で、いざアップデートしようとするとストレージ容量が足らないとか言われてしまいました。
しょうがないので 巨大なアプリの元素図鑑を消してから再チャレンジしました。

iOS6の使い心地はというとマップを除けば私が使う範囲では大して変わりません。
アプリケーションのアップデート過程は6の方が好みというぐらいでしょうか。
唯一期待していたJIS配列キーボード(Bluetooth接続)への完全対応もやっぱりされていませんでした。
まあ純正品を買えというAppleからのメッセージと受け取っておきましょう。
現状でも使えないことはないですし。

ところで古いiPadは…見捨てられてしまいました。
まあiOS5でも十分ですから。
いやむしろiOS4の頃のほうが軽くてよかったですね。
といってもタブブラウザじゃないiOS4に戻りたいとも思わないんですけど。

2013年9月4日水曜日

MicrosoftがNokiaを買収

昨日MicrosoftがNokiaの買収を発表しました。まあ予想通りです。
54億ユーロの現金払いだそうで、さすがMicrosoft、配当せず貯め込んでいたのが生きますね。
ところで買収されるのはNokiaすべてではなく、デバイス&サービス事業部のみで、
携帯電話(スマートフォン&フィーチャーフォン)事業はもとより、
開発・製造にかかわる人員の転籍や、特許ライセンスの移転も含まれています。
元のNokia自身は存続し、通信インフラや地図サービス事業などを引き続き生業とするようです。

ところでちょっと不思議なこともあります。
MicrosoftはNokiaブランドでスマートフォン等を販売していくようなのですが、
本家Nokiaが存続する以上ややこしいことになります。
IBMとLenovoのときのような時限措置だとは思うのですが、どうなんでしょうね。

話は変わりますが、市場の方でいくとNokia株が大きく値を上げています。これも不思議です。
Nokiaは一時的にたくさんの現金を持つことにはなり、借金を返したりもしてバランスシート的に改善し、
赤字部門が切り離されるのでプロフィット・アンド・ロス上も好転するでしょうが、
製品的・技術的ポートフェリオも事業規模も著しく縮小してしまいます。
現金は持っているので、おそらく買収などして規模を大きくはしていくでしょうが、
株式の現時価総額に見合う規模に戻れる可能性は低いと見ざるを得ません。
自社株買い、あるいは減資というストーリーを期待した株価の値上がりなのでしょうが、
価格が高過ぎるときに自社株買いに動くとは思えません。
多分投機筋が短期利益のために吊り上げているだけで、
時間とともに元の水準に戻る、あるいはさらに下がるのではと考えています。
って、まだ現Nokiaの株主の了承が必要なので、
株主還元の条件等によってはそんなに悪くないのかも。
なお以上は私の個人的意見ですので反論等はしないでくださいね。

さて、王朝を築いたNokiaが没落したことは、
環境変化に耐えられず絶滅したと言われる恐竜を思い起こさせます。
企業が長年存続するというのはそんなに簡単なことではなく、
舵取りを少し誤れば悲惨なことになってしまうということがよくわかります。
GEやIBMのように時代に合わせて自ら変化していくのか、Appleのように自らで新時代切り開くのか、
方法は1つではないにしても選択肢はそう多くはありません。

2013年9月3日火曜日

LUMIX GF3でMFにするには

いつも持ち歩いているLUMIX GF3でキレそうになりました。
コンパクトカメラ代わりに使うことが基本なため、だいだいカメラ任せで撮影しているのですが、
先日ピントを自分で合わせたくてマニュアルフォーカスに設定しようとしたところ、
やり方がまったくわかりませんでした。
そのときはあきらめてしまったのですが、
後日取扱説明書で確認すると[メニュー]の[撮影]から[フォーカスモード]で[MF]を選ぶという
非常にめんどくさい操作が必要とわかりました。
GF1なら左手でスイッチを切り替えればいいだけなのに。

この件のみならず、GF3は単に写真を撮る以上のことをしようとすると使いにくいことが多く、
メインを扱いやすいGF1に戻そうと思うこともあるのですが、
やはり携帯性に優れたGF3の小ささは魅力で…
このあたりなにか画期的な方法が発明されるといいんですけど、
なんだか二極化が進むだけのような気もして。

2013年9月2日月曜日

出雲大社

ついでがあったので出雲大社に行ってきました。
住んでるところと年がばれるのでこの手の話題はあまりしませんが、まあせっかくですので。
出雲大社では今年は式年遷宮が行われました。60年ぶりだそうです。
実は1985年以来28年ぶりに訪れたのでほぼ記憶がなく、
何がどう新しくなったのかは観てもよくわからず、
しかも生憎の雨、どころかカメラを出すことさえ躊躇する集中豪雨かと思うほどのすさまじい雨で、
一回りしてから出雲そばを食べ、早々に退散しました。
まあその後雨はだいぶましにはなりました。

ところでなぜ前回訪れたのがそんなにはっきりわかるかと言うと、
車のラジオで日航機墜落事故を報道していたのを覚えていて、
そこから日付までわかってしまうのです。

さて、次回の式年遷宮は60年後、
それまでにはまた行く機会はあるでしょう。
というか、そこまで生きているとは思えません。