2007年7月31日火曜日

家庭内PBX level2 - その6 - FAX送信設定

FAXにはHylaFaxを用います。
HylaFaxはWindowsから仮想ネットワークプリンタとして扱うことが可能で、
Windowsから普通に印刷する(PDFファイルを作成するといったほうが近い)要領で
FAX送信が可能です。
しかし、利用者用のユーザを切る必要があり面倒です。
ところで、HylaFaxのウェブラッパーとしてAvantFAXがあります。
これを利用すると、FAXの送受信や過去のデータ閲覧がウェブブラウザで可能となります。
もちろんユーザ管理もここからできます。

ということで、AvantFAXでユーザを作りましょう。
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/login.php
からパスワード"adminsparadise"(デフォルト時)でログインし、
[Web FAX (Admin)]をクリックします。
AvantFAXへのログイン画面に進むので
ユーザ名"admin"、パスワード"adminsparadise"(デフォルト時)でログインします。
[New User]をクリックし、[Name]、[Username]、[E-mail Address]を入力、
[Save]をクリックします。
ただし、この時点ではパスワードが不明です。
ウェブブラウザから
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/avantfax/
にアクセスして、[Lost your Password?]をクリックし、
[E-mail Address]に先に登録したEメールアドレスを入力して
[Send Password]をクリックすると、
そこにメールが送られてきますのでその指示に従い好みのパスワードを設定します。

これでやっとFAXが送信できます。
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/avantfax/
から先に登録したユーザ名とパスワードでログインし、
[Send Fax]をクリックします。
[Destination fax numbers]に送信先の電話番号、
[Select the files to FAX]に送信するファイルを指定し、
[Send]をクリックするだけです。
送信が完了するとメールで通知してくれます。
表紙も付けられますが、
テンプレートのカスタマイズや日本語の扱いに難があるような気がするので、
素直に[Use cover page]のチェックははずし、
本文の最初に自作の表紙を含めた方が無難です。
ただし、送ることができるファイルの種類が限定されている上、
送れるものと送れないものの区別がいまいち分かりませんので、
ウェブブラウザからの送信は緊急避難用と考えておいたほうがいいでしょう。
後述(次回)のWindowsプリンタから直接送信することを強くお勧めします。

なお、"/etc/hylafax/etc/config.ttyIAX"の"LocalIdentifier"の内容が
FAX送信時のヘッダになりますので、ここは修正しておきましょう。

2007年7月30日月曜日

家庭内PBX level2 - その5 - 応答メッセージ録音時の注意

 ちょっとはっきりしないのですが、
Adminsparadise の ver 1.0.1 パッチを当てた後
応答メッセージに名前をつけて保存するときにエラーが出るようになりました。
一応回避方法を発見したので記述しておきます。
なお、ちょっとめんどくさいです。

普通に電話機から*77にダイヤルしてメッセージを録音します。
そのまま名前をつけて保存しようとすると
ファイルが読めないというようなエラーになります。
そのメッセージは /tmp ディレクトリに
"<内線番号>-ivrrecording.wav" というような名前のファイルに
保存されているようですので、
このファイルを /var/lib/asterisk/sounds/custom ディレクトリに
ファイル名を "<応答メッセージの名前>.wav" としてコピーし、
その後名前を付けて保存するとうまく登録できました。

私の環境ではこれで解決しました。
でも保障はしません。

2007年7月29日日曜日

Wii 機動戦士ガンダム MS戦線0079 - ニュータイプへの道


ちゃんとチュートリアルすれば、そこそこ進めます。

今、陸戦用ガンダムに乗って暴れまわっています。

ひょっとするとニュータイプに覚醒するかもしれません。

3Dゲームは苦手で、DOOMなど全くできませんでしたが、

マリオ64、ゼルダの伝説 時のオカリナ、

途中やめにしている ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス に続いて、

これなら私にも何とかできそうです。

 

2007年7月28日土曜日

Wii 機動戦士ガンダム MS戦線0079

半年振りに Wii のゲームを購入しました。


説明書を読まず、チュートリアルもせずにいきなり実践に突入したところ爆死しました。

どうも私はニュータイプではないようです。

残念。

2007年7月27日金曜日

amazon アソシエイト

本日 amazon からメールが届きました。

アソシエイトプログラムでなんと122円いただけるそうです。

みなさまありがとうございます。

って、もしかして自己紹介(?)の分でしょうか?

 

 

2007年7月26日木曜日

地上波アナログ放送停止まで4年

一日遅れてしまいましたが、
4年後の2011年7月24日までに地上波アナログ放送が停止されるそうです。
果たして停波できるのでしょうか?
一応次の使い道が決まっている周波数なので、
十が一(?)延期ということになると行政訴訟なんてことにもなりかねません。
最終的には地デジチューナを無料でばら撒いて無理やり移行ということになる気もしますが、
チャンネル切り替え用のリモコンと音量調節用のリモコン両方を
操作しないといけないなどというオチになりそうです。

さて、私個人としてはこの4年のうちにデジタル対応のビデオレコーダを購入したいところですが、
今までここでも書いたようないろいろな理由があって購入を躊躇しています。
できればB-CASカードの廃止とコピーフリー化を実現してほしいのですが、
著作権の権利者団体がうるさいですからね。
きつく縛れば離れていくのが分からないのでしょうか。
今でも録画してでも見たいのはWOWOWでやってる海外ドラマと一部の映画ぐらいなもので、
芸能人が騒いでいるバラエティー番組やドラマなんてほとんど見てないので、
ニュース以外の地デジは見なくていいかと思っています。
ただ、WOWOWは金払ってみてるんで自由に取り扱えるようになってほしいですね。

2007年7月23日月曜日

家庭内PBX level2 - その4 - Asterisk 設定

いよいよ Asterisk で通話できるように設定していきます。
ウェブブラウザで
http://<Adminsparadise サーバのIPアドレス>/admin/
にアクセスして [Tools] を選択するとログインを要求されます。
デフォルトではユーザ名 admin 、パスワード adminsparadise でログインできます。

内線番号を作成するには2段階の手順が必要です。
まずユーザを作成します。
[Basic]-[Users]メニューから[Add User]をクリックし、
[Add User]の[User Extention]、[User Password]、[Display Name]を入力します。
もし、留守電機能を利用したければ、
[Voicemail & Directory]の[Status]を"Enabled"にし、
同じく[voicemail password]、[email address]、[pager email address]、[email
attachment]
を設定します。
最後に[Submit]をクリックし、[Apply Configuration Changes]で反映されます。
ユーザを作成したら、それをデバイスに関連付ける必要があります。
[Basic]-[Devices]メニューから[Add Device]をクリックし、
[Generic SIP Device]を選択して[Submit]をクリックします。
[Device Options]の[secret]にパスワードを、
[Device Info]の[Device ID]、[Description]、[Default User]を埋め、
[Submit]をクリック後、[Apply Configuration Changes]で反映されます。

留守電メッセージは
あらかじめ設定したメールアドレスにその旨が通知されます。
添付された音声ファイルを再生すれば用件が確認できますし、
ウェブブラウザから
http://AMPWEBADDRESS/recordings/index.php
に各ユーザでログインすることでも確認できます。
もちろん電話機単体でも "*98" に発呼して、
メッセージに従い内線番号とパスワードを入力することで用件の再生が可能です。
メッセージはすべて英語ですが
日本語のメッセージに変更する方法もあるようですので自力で探してみてください。

なお、グループ着信は
[Inbound Call Control]-[Ring Groups]メニューから[Add Ring Gruop]をクリックし、
[Add Ring Gruop]の[Ring-Grope Number]に代表番号を、
[Extension list]にグループに登録する内線番号の一覧を入力し、
[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。

次にPSTNとの接続です。
まずは外線発信。
[Basic]-[Trunks]メニューから[Trunk ZAP/g0]をクリックし、
電話番号が"0abc-de-fghi"(市外局番0abc)の地域であれば、
[Outgoing Dial Rules]-[Dial Rules] に
00acb|ZXXXXX
0|0.
0|1.
0|NXXXXX
を入力して[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。
また、[Basic]-[Outbound Routes]から[0 9_outside]をクリックし、
[Dial Patterns] に "0." を入力して
[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。
これで、0発信でPSTNに出て行けます。

外線着信はというと、
[Inbound Call Control]-[Inbound Routes]メニューから[Add Incoming Route]をクリックし、
[Add Incoming Route]の[Zaptel Channel]に"0"を入力、
[Set Destination]で着信時に呼び出す内線番号([Core])や
グループ番号([Ring Groups])を指定します。
もちろん自動応答([IVR])も選択可能です。
[Submit]し、[Apply Configuration Changes]すれば設定完了です。

それでは自動応答についても説明しておきましょう。
最初に応答用のメッセージを録音します。
[Internal Options & Configuration]-[System recordings]メニューから
[Add Recordings]をクリックし、
[Step 1: Record or upload]で手元の電話機の内線番号を入力し[Go]をクリックします。
その電話機から"*77"に電話をかけ、発信音の後に自動応答用のメッセージを録音します。
この内容は"*99"にダイヤルすることで確認でき、
気に入らなければ何度でも録音可能です。
その後、[Step 3: Name] に識別用の適当な名前を入力し、[Save]をクリックします。

この録音したメッセージで自動応答を作成します。
[Inbound Call Control]-[IVR]メニューから[Add IVR]をクリックし、
[Digital Receptionist]の[Change Name]、[Timeout]を入力します。
[Announcement]には先に作成したメッセージの名前を指定します。
[Enable Direct Dial]をチェックしておくと、
電話をかけてきた相手が内線番号をプッシュすることで直接その電話機に着信できます。

ただし、内線番号がわからない場合もあるでしょうから、
例えば"1"を押すと代表番号に着信するような措置も必要でしょう。
それはオプションの[Return to IVR]のすぐ下のテキストボックスに"1"を入力し、
[Ring Groups]を選択して代表番号を指定しておくことで実現可能です。
[Save]、[Apply Configuration Changes]すれば設定完了です。
外線着信時の動作としてこの自動応答を選択しておけば、
企業のコールセンターっぽい動作となります。
 

2007年7月21日土曜日

家庭内PBX level2 - その3 - アナログモデム

X100Pというアナログモデムカードを利用するとAsteriskをPSTNと接続できます。
これのセットアップを行います。
genzaptelconf
を実行します。これで
ztcfg -vv
の実行結果が
1 channels configured.
なら成功です。

X100Pからプッシュ契約していないアナログ回線で外線発信する場合は
"/etc/asterisk/zapata-auto.conf" の
channel => 1
の行の直前に
pulsedial=true
を入れておけば発信できるようになります。

2007年7月20日金曜日

家庭内PBX level2 - その2 - 環境整備

OSインストール直後には最低限の環境整備をしておきましょう。

まず Linux のシリアルコンソール設定です。
ファイル"/etc/inittab"に
s0:12345:respawn:/sbin/mingetty ttyS0 vt100
を追加します。
またファイル"/etc/securetty"に
ttyS0
を追加します。
しなくてもいいですが、ノイズ対策のためファイル"/etc/sysconfig/init"で
PROMPT=no
にしておきます。
これで再起動すれば完了です。

ついでにブートローダ grub についてもシリアルでのコントロールを可能にしておきます。
ファイル"/boot/grub/grub.conf"の
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
をコメントアウト(行の先頭に"#"を挿入)し、その直後に
serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1
terminal --timeout=10 serial console
を追加します。
ついでに、kernel パラメータに"vga=791"を追加してXGAテキストモードにしておきます。

それからネットワークの設定です。
今回利用しているマシンにはNICが2枚あるので、
1つ目をLAN向け、もうひとつを外向けに設定してみます。
以下を実行します。
cd /etc/sysconfig/network-scripts/
touch ifcfg-eth1
touch route-eth0
"ifcfg-eth1"の内容は以下のようにします。
なお、"x.x.x.x"はネットワーク環境によって読み替えてください。
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
BROADCAST=x.x.x.x
IPADDR=x.x.x.x
NETMASK=x.x.x.x
NETWORK=x.x.x.x
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
"route-eth0"の内容は以下のようにします。
ADDRESS0=10.0.0.0
NETMASK0=255.0.0.0
GATEWAY0=x.x.x.x
ADDRESS1=172.16.0.0
NETMASK1=255.240.0.0
GATEWAY1=x.x.x.x
ADDRESS2=192.168.0.0
NETMASK2=255.255.0.0
GATEWAY2=x.x.x.x
また、"/etc/sysconfig/network" の "GATEWAY" でデフォルトゲートウェイを設定します。

ルーティングテーブルが正常かどうか、
いろいろなところにpingを打って確認しておきましょう。

2007年7月19日木曜日

家庭内PBX level2 - その1 - Adminsparadise 発見

以前 Trixbox で家庭内PBXを構築することについて書きましたが、
その後 FAX サーバーとしても活躍できないかと調べていたところ、
新たなに Adminsparadise なるパッケージを発見しました。
現時点で Trixbox より優位なのは、
Asterisk が最新版、HylaFax 統合、AvantFax 付き
といったところでしょうか。
せっかく(?)なので Trixbox から Adminsparadise に移行してみることにします。
以下に手順を記します。

最初にCDイメージを取得します。
ここから "adminsparadise_voip_livecd-1.0.iso" をダウンロードします。
このままCD-Rに焼いてもいいのでしょうが、
以前にも触れたように私の環境では問題があります。
そこでこのISOイメージをマウントしてすべてのファイルを
HDD(paraディレクトリ)にコピーし、
"isolinux/isolinux.cfg" の

timeout 0

timeout 100

になおします。あとは
mkisofs -l -r -J -V "my para" -hide-rr-moved -b isolinux/isolinux.bin \
 -c isolinux/boot.cat -o my_para.iso -no-emul-boot -boot-load-size 4 \
 -boot-info-table ./para
でISOイメージを再生成してCD-Rに焼きます。
インストールディスクの完成です。
このCDでPCを起動するとインストールが開始されます。
途中いくつか入力を求められますが、難しい項目はありませんし、
選択肢がある場合はデフォルトの項目を選んでおけば特に問題はないでしょう。
OSのインストールはもちろん、
ミドルウェアやアプリケーションもすべて自動でセットアップされるお気楽さです。
まさに Paradise です!
ただし、実行の際のリスクはご自分で負ってください。

2007年7月18日水曜日

モバイルバッテリを買ったものの…

ある通販サイトでモバイルバッテリを買いました。

Nintendo DS Lite のACアダプタコネクタに接続して電力供給できる外部電池パックです。

多分使わないだろうと思いつつも、

今月送料や代引手数料が無料でこの機会に手に入れておきたいものがあったのと、

わりと安かったのとが災い(?)して思わずクリックしてしまいました。

 

この製品、DS(Lite含む)とPSPの両対応で、充電はPSPのアダプタかUSB経由となっています。

ただ、コネクタの仕様が気にらないので、

給電コネクタをUSBタイプAメスコネクタに、

充電コネクタをUSBミニABメスコネクタに変更することにしました。

 

で、分解して見てびっくり。

3.7V 2000mA の円筒型バッテリが1本だけ入っています。

スペース的には明らかに2本入りますし、

なにより出力の仕様が 5V(多分) 3600mA なのにこれじゃ全く足りてない…

というわけで販売店にクレームしました。

販売店も被害者のような気もしますが、果たしてどうなることやら。

 

2007年7月16日月曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その3 - OpenPNE 準備

では OpenPNE のファイルをコピーしていきます。
以下を実行します。
cd /usr/local/src
cp -r OpenPNE-2.8RC2 /var/www/localhost/htdocs/
cd /var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2
chmod -R 0777 var/*
mv public_html ../
cd ../
mv public_html pne
cd OpenPNE-2.8RC2
cp config.php.sample config.php

ファイル"/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/config.php"を編集します。
7行目の
define('OPENPNE_URL', 'http://sns.example.com/');

define('OPENPNE_URL', 'http://192.168.1.2/pne/');
に変更し、
13行目の
    'username' => '',

    'username' => 'root',
に変更し、
16行目の
    'database' => '',

    'database' => 'sns',
に変更し、
22行目の
define('ENCRYPT_KEY', '');
を適当に
define('ENCRYPT_KEY', 'abcdefg');
のように変更します。
また、"/var/www/localhost/htdocs/pne/config.inc.php"の7行目の
define('OPENPNE_DIR', realpath('../'));

define('OPENPNE_DIR', realpath('../OpenPNE-2.8RC2'));
に変更します。

次はデータベースの構築です。
以下を実行します。
cd /usr/local/src/OpenPNE-2.8RC2/setup/sql/mysql41/install
mysql
CREATE DATABASE `sns` DEFAULT CHARACTER SET utf8;
exit;
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < install-2.8-create_tables.sql
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < install-2.8-insert_data.sql
cd ../option
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < pnebiz-header.sql

cron設定をします。
以下を実行します。
cd /var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2
chmod 0755 bin/*.cron

ファイル"/etc/crontab"に以下の行を追加します。
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_dairy_news.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_birthday_mail.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_schedule_mail.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
*/20 * * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_rss_cache.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php

最後にウェブブラウザから
http://192.168.1.2/pne/?m=setup
にアクセスし、支持に従い初期設定を行います。
なお、
http://192.168.1.2/pne/?m=admin
にアクセスすることで管理設定が可能です。

もし、OpenPNE を社内LAN上に設置し、
しかも OpenPNE からお知らせ等のメールが届くようにしたいなら、
"/etc/ssmtp/ssmtp.conf"の
mailhub=mail
の行を
mailhub=192.168.1.100
のようにしておきます。
なお、"192.168.1.100"は社内のメール送信サーバです。

あとは好きに使ってみてください。

2007年7月15日日曜日

E3 2007 任天堂プレスミーティング

E3 2007 で任天堂のプレスミーティングが開かれたわけですが、

任天堂のサイトからその録画中継が見られます。

私も通して見ました。

岩田社長は立場上出てきたという感じで、

ほぼ米国法人CEOのレジーの独壇場でした。

レジーの小休憩という意味もあったのかもしれませんね。

内容は事前に分かっていた上でみたので特に驚く部分もありませんでしたが、

宮本専務はいただけませんね。

質疑応答があるわけでもないですし、きっちり英語でプレゼンしてほしかったですね。

日本語にしてもうまいとは言いがたかったんですけど。

役員なんですから、その辺もう少しうまくなったほうがいいと思いますよ。

 

2007年7月14日土曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その2 - ミドルウェア準備

前回の作業後ようやく OpenPNE のインストールに取りかかります。
ここ から OpenPNE-2.8RC2.tar.bz2 をダウンロードします。
以下を実行すればよいでしょう。

cd /usr/local/src
wget http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=174268&amp;package_id=209731&amp;release_id=511097
tar jxf OpenPNE-2.8RC2.tar.bz2

展開した"setup/OpenPNE_Setup.html"を見ながらインストールすればいいですが、
めんどくさければ単に以下を実行してみてください。

さてこのドキュメントを見ると OpenPNE は
Apeche 2系 と PHP 5.0以降 と mysql 4.1以降 があればいいようなのでこれらをインストールします。
以下を実行します。

emerge net-www/apache
echo "ServerName 192.168.1.2" >> /etc/apache2/httpd.conf
rc-update add apache2 default
/etc/init.d/apache2 start
USE="cli apache2 mysql gd jpeg png gif" emerge dev-lang/php

ここで Apache から PHP が利用できるよう"/etc/conf.d/apache2"の
APACHE2_OPTS 変数に"-D PHP5"を加えます。
さらに以下を実行します。

/etc/init.d/apache2 restart
emerge dev-db/mysql
rc-update add mysql default
/usr/bin/mysql_install_db
/etc/init.d/mysql start

たったこれだけです。

 

2007年7月13日金曜日

Wii Fit と Wii Balance Board

E3 2007 で任天堂から "ヘルスパック" 改め "Wii Fit" が発表されました。

同時に "Wii Balance Board" なる新しい周辺機器も公開されました。

原理も価格もこなれている技術を利用し、

思いもかけないことを実現するのはWiiリモコンと同じですね。

おそらくかなり早い段階で企画が始まったていたのでしょうが、

任天堂らしいすばらしい完成度で製品化されることを期待しています。

 

何年か前に病院(耳鼻科)で診断のため体の重心を測る機械に乗ったことがあり

面白いものだと思っていましたが、まさにこれですね。

周辺機器大好きな私としては購入決定です。

 

2007年7月12日木曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その1 - OS準備

最近SNSって流行ってますよね。
ただ、SNSの技術面からいうと、従来のサービスのユーザの管理方法を工夫した、
すなわち、従来フラットあるいは木構造だったものをリレーショナルにしたという部分がミソなのであって、
掲示板やグループウェアのような機能上の特徴のことを言っているのではないと認識していますが、間違ってます?

なので、社内SNSの意義がいまいち理解できませんし、規模の大きすぎるサービスもどうかと思っています。

まあ、このさいそういうことは置いておいて、

オープンソースなSNSサーバ OpenPNE を入れて遊んでみることにしました。
OSには久しぶりに Gentoo Linux を利用してみます。
ちなみに単なるテストなので、必要最小限なインストールをしています。
また、IPアドレス等やHDDの構成等は各環境で動作するよう読み替えてください。
それから、以下の操作は各個人の責任において行ってください。
著者は何も保障しません。

まず、インストールCDのイメージをダウンロードしCDに焼きます。
このCDでPCをブートし、ブートプロンプトで

gentoo-nofb
を入力します。
コマンドプロンプトが現れたら、
ネットワーク設定するため以下のコマンドを実行します。
ifconfig eth0 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 route add default gw 192.168.1.1 echo "nameserver 192.168.1.1" > /etc/resolv.conf

次にHDDをフォーマットします。
fdisk /dev/hda
を実行し、
n[enter]
p[enter]
1[enter]
[enter]
[enter]
w[enter]
と進んでいきます。
さらに以下を実行します。
mke2fs /dev/hda1
tune2fs -c 0 -i 0 /dev/hda1
mount /dev/hda1 /mnt/gentoo

また、時刻を date コマンドで正確に設定しておきます。
その後以下を実行します。
cd /mnt/gentoo
wget http://gentoo.osuosl.org/releases/x86/2007.0/stages/stage3-x86-2007.0.tar.bz2
tar jxfp stage3-x86-2007.0.tar.bz2
wget http://gentoo.osuosl.org/snapshots/portage-latest.tar.bz2
tar jxf /mnt/gentoo/portage-latest.tar.bz2 -C /mnt/gentoo/usr
mirrorselect -i -o >> /mnt/gentoo/etc/make.conf
cp -L /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/resolv.conf
mount -t proc none /mnt/gentoo/proc
mount -o bind /dev /mnt/gentoo/dev
chroot /mnt/gentoo /bin/bash
env-update
source /etc/profile
export PS1="(chroot) $PS1"
emerge --sync --quiet

ロケールの設定を行います。
ファイル"/etc/locale.gen"の内容を以下のようにします。

en_US ISO-8859-1
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP/EUC-JP
ja_JP.UTF-8/UTF-8
ja_JP/EUC-JP

なお、編集には nano を用います。

nano -w /etc/locale.gen
を実行してください。
そして以下を実行します。
locale-gen
cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

いよいよカーネルの準備です。以下を実行します。
USE="-doc symlink" emerge gentoo-sources
emerge genkernel
zcat /proc/config.gz > /usr/share/genkernel/x86/kernel-config-2.6
genkernel all

設定ファイルを編集していきます。まず"/etc/fstab"です。
nano -w /etc/fstab
を実行し、/dev/BOOT,/dev/ROOT,/dev/SWAP で始まる行の先頭に '#' を加えコメントアウトし、

以下の2行を適当な位置に追加します。
/dev/hda1 /  ext2 noatime  0 1
none  /proc proc defaults 0 0

次に"/etc/conf.d/hostname"です。
nano -w /etc/conf.d/hostname
を実行し、
HOSTNAME="tux"
の tux の部分を好きな名前に変更します。
例えば sns にします。

次に"/etc/conf.d/domainname"です。
nano -w /etc/conf.d/domainname
を実行し、

DNSDOMAIN="homenetwork"
の homenetwork の部分を独自ドメインに変更します。
例えば mydomain.com にします。

次に"/etc/conf.d/net"です。
nano -w /etc/conf.d/net
を実行し、
config_eth0=( "192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 brd 192.168.1.255")
routes_eth0=( "default gw 192.168.1.1" )
を追加します。さらに

rc-update add net.eth0 default
を実行します。

次に"/etc/hosts"です。
nano -w /etc/hosts
を実行し、
127.0.0.1       localhost
の行を
127.0.0.1       sns.mydomain.com   sns     localhost

に変更します。

次に"/etc/conf.d/keymaps"です。
nano -w /etc/conf.d/keymaps
を実行し、

KEYMAP="us"
の行を

KEYMAP="jp106"
に変更します。

次に"/etc/conf.d/clock"です。
nano -w /etc/conf.d/clock
を実行し、

CLOCK="UTC"
の行を

CLOCK="local"
に変更します。

ここでルートユーザのパスワードを設定しておきます。
以下を実行し、指示に従います。

passwd

それでは、起動のための準備を行いましょう。
以下を実行します。

emerge syslog-ng
rc-update add syslog-ng default
emerge vixie-cron
rc-update add vixie-cron default
emerge grub

ブートローダを設定します。

nano -w /boot/grub/grub.conf
を実行し、"/boot/grub/grub.conf"を以下の内容で新規作成します。

default 0
timeout 10
title=gentoo
root (hd0,0)
kernel /boot/kernel-genkernel-x86-2.6.20-gentoo-r8 root=/dev/ram0
init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/hda1 udev
initrd /boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.20-gentoo-r8

さらに以下を実行します。

grep -v rootfs /proc/mounts > /etc/mtab
grub-install /dev/hda
exit
cd
umount /mnt/gentoo/dev /mnt/gentoo/proc /mnt/gentoo
reboot

HDDからLinuxシステムが立ち上がったら、まず一般ユーザを作成します。
例えばユーザ名を"taro"とするなら以下を実行します。

useradd -m -G users,wheel -s /bin/bash taro
passwd taro

そして以下を実行します。

rc-update add sshd default
/etc/init.d/sshd start

この後はsshでリモートログインして操作することもできます。

さて最低限"vi"はほしいので以下を実行します。

emerge app-editors/vim

とりあえずこれで完了です。

 

2007年7月11日水曜日

Wii ポイント

本日任天堂から発表がありましたが、

Wiiポイントのプリペードカードがコンビニでも購入できるようになるそうです。

同時に地味に書かれてあったのが、

Wii ポイント5000ポイント分のプリペードカードとクラシックコントローラのセットが、

もうすぐなくなるということです。

もともと数量限定といいながら、いったい上限が何個なのかよく分からなかったどう商品ですが、

現時点で店頭在庫のみのようです。

一応購入しておこうかと思ってはおりますが、

発売日にWii本体と同時に購入したものは未だ1ポイントも使っていません。

この上さらに5000ポイントもっててもなあ…

別にバーチャルコンソールに不満があるわけではありませんが、

ダウンロードしてもあんまり遊ばないので。多分。

最近海外で WiiWare というWii新作ゲームのダウンロードサービスが発表されているようですので、

そっちに使うかな。

 

2007年7月10日火曜日

iPhone 解析進んでる

先月末についに発売された Apple社の iPhone ですが、

わずか2週間の間に解析が進んでいるようです。

事前にいわれていたとおり、CPUはARM系でした。

これの意味するところは、Mac OS X は PowerPC、x86(x64)、ARM のマルチアーキテクチャ対応になってしまったことです。

Microsoft の WindowsNT系 がx86のシングルアーキテクチャになって久しいですが、

Apple は水面下でいろいろやってたんですね。

もちろん実現しなかったものもたくさんあるんですが… 

実のところ iPhone 自体にはたいして興味ありません。

それよりもARMをサポートしたことで Mac OS X なPDAの登場の可能性が高くなってきました。

無難な線では iPod の高機能化になりますが、

ほのかに Newton ブランド復活なんてのも期待してしまいます。

ただ、自作アプリはAJAXでなんていわれるとドン引きですね。

 

2007年7月9日月曜日

家庭内PBX その13 - Zaurus で AIX

私はシャープの Zaurus SL-C1000 を所有しておりますが、
なんとZaurus版AIXソフトフォン ziaxPhone が存在します。
これをインストールし、VGAに最適化せず、ルート権限で実行すると、
ちゃんと通話できます。
もちろんある程度のネットワーク帯域が必要で、
bitWarp の50kbps程度では会話が成立しませんが、
それさえクリアできれば十分術用になりそうです。
在宅勤務に2歩近づいた気がします。
多分妄想です…

後で気づきましたが、着信時に音声が通りません。

やはりNATの問題か?

 

2007年7月8日日曜日

家庭内PBX その12 - インターネット経由でAsteriskから外線発信

Asterisk は内線PBXの代用だけでなく、もっと大きな可能性を秘めています。
物理的に離れた場所をインターネットやVPNで結び、
外線を融通することができます。

例えば、東京本社に外線発着信可能なAsteriskサーバを設置し、
大阪支社との間でVPNを張ってやると、
大阪支社から東京のどこかに電話するとき、
東京のAsteriskから発信することになるので、
通話料金が市内通話だけで済みます。

もちろんSOHOでも同じようなことが可能です。
Asteriskサーバをインターネットからアクセスできるように設置しておき、
出先からIP電話でAsteriskにつながっていれば、
さも事務所にいるかのような通話環境が得られます。

私はSIP対応のIP電話機を手元においていますが、
SIPはNATが絡むと利用が難しく、
はっきり言ってこのような用途には向きません。
これはハードフォンだけでなくソフトフォンでも同様です。
もちろんNATトラバーサルに対応した電話機とルータを
お持ちの恵まれた方ならその限りではないでしょう。
そこで AIXソフトフォン IDEFISK を使ってみます。
なんと Windows版、Mac版、Linux版とフルラインナップです。
AIXはAsterisk専用の呼制御プロトコルですが、
NAT越えもへっちゃらなのです。
実際問題なく内線外線通話ができます。
これで在宅勤務に一歩前進か?

2007年7月7日土曜日

eneloop のUSB充電器

eneloop のUSB専用充電器購入しました。
小さく持ち運びに便利ですし、
電池を外すと出っ張りが折りたためるのも高評価です。
また、満充電までの時間もわりと優秀です。

が、松下から出たUSBモバイル電源に興味津々です。
値段が高いのと、個人的に eneloop 生態系が出来上がっていることもあって
手を出すつもりはないのですが、
コンセプト的には待っていた感があります。
単四電池を4つ直列につないでUSB給電するアダプタは
自作を含め2つ手元にあります。
単三電池を4つのバージョンも作ろうかと思い
電池ボックスだけは購入しましたが、
重くて持ち歩く気にはありません。
エンジニアな私としては、
当然単三電池1本か2本を昇圧して5Vを作ることも考えていましたが、
作っても大して使わないことがわかりきっていたのでほったらかしです。

今 eneloop のUSB充電器を手に入れて考えるのは、
これを改造して5V,500mAを給電可能にすることです。
いつその気になるかは不明ですが、
完成したらここで発表しようかと思いっています。
あまり期待せず待っていてください。

2007年7月6日金曜日

DS と 地デジ

少し古い話になりますが、
先月行われた任天堂株主総会の際、
かねてより発表されていた Nintendo DS 用 ワンセグアダプタ が
展示されていたそうで、
いろいろなところで話題にのぼっています。

私はというと、1年前に発売されていれば間違いなく買っていましたが、
諸事情により今月中にワンセグ携帯に機種変する予定ですので、
購入については正式なスペックを見てから検討はするつもりです。
最近PC用のUSBワンセグチューナがこなれてきているので
思わず買ってしまいそうになりますが、
とりあえずワンセグ携帯を使ってみて、
その使用状況や不満度を考慮したうえでまた考えようとは思っています。

さて、DS ワンセグチューナに関連して、
世間ではチューナ内蔵型の新DSが出るのではなど
期待も含めていわれていますが、
ワールドワイドで同一仕様のDSを発売している任天堂が、
日本ローカルな機能を本体に標準内蔵してくる訳はないでしょう。
(内部のWiFiモジュールはそれぞれ各国機関の認証を受けているでしょうし、
DSのファームウェアはここに載っています。)
まあ、SDメモリスロットやオーディオ・ビデオプレーヤー搭載の
新型の可能性は否定はしませんが。

新型ついでにもうひとつ。
私が妄想していた新DSとして
GBAスロットを切捨てて本体の薄型化を図ることがありましたが、
それはありえないと思うようになりました。
というのも、ここにきて任天堂がGBAスロットに挿す周辺機器を
積極的に展開しようとしていることです。
「スライドアドベンチャー マグキット」では専用特殊コントローラを
「大人のDS 顔トレーニング」ではフェイスニングスキャンと称してカメラを
GBAスロットに接続させるようです。
って、フェイスニングスキャンの形状って…旧DSで使えるの?

2007年7月4日水曜日

FON の WiFiAds

しばらく前にFONの新サービスがスタートしました。

WiFi Ads です。

日本での FON は LaFonera を購入してそれを公開することで Linus となり、

他人の LaFonera に対してのアクセス権が与えられます。

今回開始された WiFi Ads は Linus にならなくても

30秒の広告を見ることで1日15分間自由にFONが利用できるというサービスです。

 

私は Linus ではないので、このサービスがどんなものか試してみようと、

FON Mapsで他人の LaFonera を探してそこに行ってみました。 

一応ログインはできましたが、なぜか広告が表示されません。

Flashプレイヤーが立ち上がり映像をロードしているようですが、いつまで待っても放映されません。

私のPCが悪いのか電波強度が弱いのかわ分かりませんが、

結局インターネットにはアクセスできず仕舞いです。

 

今回分かったのは、FON が使い物になるのはかなり先のようだということです。

通常 LaFonera は家の中で利用することを前提に設置されるわけで、

外から他人がアクセスするには電波強度が足りない気がします。

それを補うほどの普及数にならなければ実用にはならないでしょう。

その前に WiMAX が格安で提供されることを期待しておきます。

 

2007年7月3日火曜日

ハイビジョン番組を自由自在に

ハイビジョン番組を自由自在にコピーできたらどんなにか便利でしょう。
以前書いたBDのコピーワンス無効化は機材が高いので、
他にもっと安価な方法があればいいのですが。

もうひとつの手として GAMESWITCH なるものがあります。
PS3のHDMI出力はHDCPがかけられているため
HDCP未対応なDVI(-I,-D)端子付きモニタ(TV)には表示させることができません。
GAMESWITCHはPS3とモニタの間に接続し、
HDCPを無効化してモニタに映してしまう魔法の箱です。
多分PS3以外のBDレコーダにも使えると思います。
つまり、BDで録画した番組をBDプレーヤーで再生し、
HDMI出力のHDCPをGAMESWITCHで無効化できれば、
別のBDレコーダに無劣化でダビングすることができることになります。
パッケージ売りのBDも同様にできるでしょうが、
チャプタ選択のメニューなどが抜け落ちてしまうのであまり意義がないでしょう。

このGAMESWITCH、安くもないのですが一瞬買ってしまいそうになりました。
ですが冷静に考えてみると…
HDMI入力つきのBDレコーダなんてありません。
今後も出てくるかどうかは正直わかりません。
今手に入れられそうなHDMI入力をサポートした機器を探してみると、
Intensity なんてのがありました。
しかもかなり高価です。
PCの周辺機器ですが、PCに要求されるスペックもかなり高いようです。
保存したデータを再生するにしても相当な性能の高さが必要で、
しかもキャプチャしたデータはどこに保存するか、
BD に保存するならドライブも必要じゃないかということになってしまいます。

うーん、踏みとどまってよかった…

2007年7月2日月曜日

コピーワンスBDを超えて

現世代メディア DVD と同じく、
次世代なメディアである BDこと Blu-ray Disc と HD DVD についても
もちろんコピーワンスは適用されています。
はっきり言って迷惑です。
もしコピーワンスでなかったなら、多分BDレコーダ買ってるのにね…

さて、BD と HD DVD のどっちがいいかというような議論はこの際置いておいて、
私にとってもっとも重要な点を言ってしまうと、
HD DVD は現行デジタル放送をそのまま保存できません。
そのままというのは解像度や画質のことではなく、
そのままのデータという意味です。
BD では電波で飛んでくるデータそのものを保存できます。
(違ってたらごめんなさい。)

本当はいろいろな事情(?)から HD DVD を応援したいのですが、
もし今どうしても購入する必要に迫られたら BD かなと思っています。
まあ、ぜんぜん迫られていませんが…

と思っていたら、コピーワンスなBD をコピーする方法を
発見された方がいらっしゃるようです。
方法は DVD のときと同様なのですが。
BDレコーダーはもちろん、
PC用のBDドライブももっていない私には縁遠いことです。

 

2007年7月1日日曜日

コピーワンスDVDを超えて

最近流行りのデジタル放送(地デジ含む)では、
録画した番組をDVDに焼くとそこから移すことができなくなります。
もしそのDVDがダメージを受けると、もはやどうしようもありません。

このコピーワンスというシステムは、
放送データ、チューナ、レコーダ、ディスクをうまく連携させて実現していますが、
善意の一般視聴者にとっては迷惑はなはだしく、
私などは、このままアナログでいいじゃんとも思ってたりしています。

デジタル放送ではB-CASカードを解読キーとして放送データを復号し、
レコーダはその生データを暗号化してHDDに保存します。
DVDにムーブする際にはレコーダのデバイスキーと
DVDに埋め込まれているCPRMキーで暗号化したうえでDVDに書き込み、
データを違うDVDにコピーしても暗号を解読できないようにしています。

実際、DIGAで録った地デジの番組をDVD-RAMにムーブし、
PCで別のDVD-RAMにコピーしても番組の視聴はできません。
正確に言えば、番組の最初の十数秒は見れるようですが。
うまくできています。

ところで、世の中には偉大な方がいらっしゃるもので、
CPRMをはずすこともできるようです。
ものはためし、私も実験してみました。
それによって生成されたファイルを
UDF2.0フォーマットなCPRM対応DVD-RAMにPCでコピーしてみました。
ディスクのファイル構成は元のものと同一にしておきます。
ちなみにフォーマットには B's CLIP9 を利用しました。
新しいDVD-RAMはDIGAで見事正常に再生できました。
ただし、コピー禁止マークはついたままですので、
DIGA単体で内蔵HDDに書き戻すことはできませんでした。
それから、確認してはいませんが、
DVD-R 等のメディアに関してもVRモードであれば
同様に扱えるものと思います。

ここまでして保存したい番組が果たしてあるのかはともかく、
いや、そこまでして保存したくなる番組が
たくさん放送してもらえることを期待しつつ、
一応準備は完了しました。
もうひとつの準備として、
CPRM対応DVDディスクではデバイスキーのブラックリストを
持たせて違法(?)なレコーダを排除できますので、
複合化ツールがまだリストされていない
今のうちにメディアを買い占めておくことも必要かもしれません。
近所の量販店で在庫処分していたはずなので見に行ってみます。