2006年12月28日木曜日

DLNA対応 HDDレコーダ

以前こちらで書いたかもしれませんが、
現在、PanasonicのHDDレコーダ DMR-E500H を愛用しています。
だいぶ古い機種ですので、もう新品では入手できないと思います。

さて、これはHDDに記録する際に映像をMPEG2で記録するのですが、
同時にMPEG4でも記録できます。
MPEG4の方はSDカードで持ち出し可能で、
Nintendo DS + プレイやん 、 Zaurus SL-C1000 などで再生することが可能です。
また同時にLAN内のPCからこのMPEG4映像を見ることもできます。

と商品説明しましたが、これらの機能はほとんど使っておらず、宝の持ち腐れ状態です。
先日無線LANのアクセスポイントを買い換えたと書きましたが、
これを機会に少しは有効活用してみようと少々いじってみました。
その過程でMPEG4のネットワーク配信にTCPのポート番号49182を利用していることを発見しました。
その情報をもとにgoogleしていると、清水理史氏のこのような記事を見つけました。
なんと、DMR-E500H はDLNAに対応しているということです。
すばらしい!!
ただ実際にこの機能を利用するかというと…
まあ、http://[IPアドレス]:49182/ROOT/HDD/DVD_RTAV/[5桁の番組番号]_PG.MPG で
MPEG2の映像もPCにダウンロードできるのは便利です。
HDDレコーダで録った映像をPCで再生して静止画をキャプチャすればいろいろ使いまわせそうです。
著作権には注意が必要ですが。

2006年12月26日火曜日

Wii や PS3

私は地方に住んでいますが、先週末家電量販店に行ったところ、
Wii も PS3(20GB版、60GB版共に)在庫がありました。
何だかんだ言っても普通に買えるようになったということでしょうか。
それに引き換え Nintendo DS Lite はまだまだ品薄です。
やはり時代は携帯機ということなんでしょうね。

2006年12月24日日曜日

Wii Opera プレビュー版

今、Wii の「インターネットチャンネル」、要するに Opera からこの文章を書いています。
書けることは書けますが、やはり手間がかかります。
慣れれば携帯電話ぐらいの使い心地になるのでしょうか?
まあ、クラシックなコントローラで入力するよりは数倍楽ですけど。
疲れたので今日はここまでということで。

2006年12月23日土曜日

Wii インターネットチャンネル

本日、Wii の「インターネットチャンネル」のベータテスト(?)が始まりました。
WiiConnect24 を有効にしていたので、任天堂からしっかりと伝言が届きました。
さっそく「ショッピングチャンネル」から落として使ってみました。
さて感想ですが…字が読みにくい。
今使っているテレビですが使用年数は10年を超え、当然SDですし、
色味がおかしい、フォーカスが甘い等の問題を抱えており、
操作性云々の前にそもそも見難いのです。
HDDレコーダが表示する文字もかなり見づらいのですが、
番組のタイトルなどは頭の中で補完が利くので実用になります。
しかし、Webの場合はそうはいかないので…
やはり液晶テレビでもほしいところです。

表示については仕方がないので、
操作性に関する感想を書いておきます。
文字入力に関してはキーボードが使えればさらにうれしくはありますが、
Wii リモコンだけでも割と使えます。
ページ閲覧はマウスで操作するのと大差ありません。
スクロールもマウスのセンターボタンを押したときの操作そのもので可能ですが、
ホイール操作によるスクロールに慣れてしまっているので、やや使いにくいですね。
加速度センサを活用したスクロール操作で使いやすさを向上できないか検討してほしいです。
あとは画面の拡大縮小の段階を増やし、もっと大きく表示できるようにしてほしいですね。

機能的には、YouTube や Google Mail もしっかり使えるのでその点は便利です。
ということで、今後のバージョンアップに期待します。

2006年12月22日金曜日

Wii ネットワークへ接続

以前、自宅の無線LANアクセスポイントに Wii が接続できないと書きました。
Wi-Fi 規格以前の製品なのであきらめたのですが、
「お天気チャンネル」と「インターネットチャンネル」のサービス開始が発表されたので、
あわてて新しいアクセスポイントを購入しました。
接続できることを願いつつメジャーな Buffalo の WHR-G54S/U を選択しました。
これは無線LANアクセスポイント(ルータ機能つき) WHR-G54S
USBドングルタイプの無線LANクライアント WLI-U2-KG54 のセット商品です。
本当はクライアントはいらなかったのですが、
クライアントがものすごく割安で手に入るのでセットにしました。
いまさら無線LAN機能なしのノートPCを買うつもりはなく、
PCMCIAタイプのクライアントはほかにも所有しているので、
USBタイプのクライアントとのセットを購入しました。
WLI-U2-KG54 は別の用途ですでに1つ持っているのですが、
まあ安いので目をつむることにしました。
本当はコンバータタイプのクライアントが一番ほしかったのですが価格が…

などと書いていると、
本日任天堂より Wii との接続検証済みの アクセスポイントが発表されました。
幸いにも、今回購入した WHR-G54S は一覧にあります。
もっと早く発表しろよな!

2006年12月21日木曜日

Bluetooth オーディオトランスミッタ

前回Bluetoothヘッドフォンでテレビの音声を聞いていると書きましたが、
テレビがBluetoothに対応…しているわけではなく、
SONYのHWS-BTA2Wをbluetoothオーディオトランスミッタとして使っています。
このHWS-BTA2Wはなかなかよくできていて、
AD2Pプロファイルで送信と受信を切り替えて利用できます。
すなわち、ステレオピンジャックから入力した音声をBluetoothで飛ばしたり、
Bluetoothで受けた音声をステレオピンジャックに出力することができます。
私は前者の使い方ですね。
勘のいい方なら思いつくでしょうが、2セット使って音声の無線化ができるそうです。
ただし、HWS-BTA2Wにはバッテリが備わっていないので
常にACアダプタからの給電が必要です。
駆動電圧が4.5Vのため、
USBコネクタ付きACアダプタや電池ボックスから電力を供給すれば多分動くでしょう。
(私は保障はしません!! ご自分の判断で壊れてもいい覚悟をもってやってください)
まあ、モバイル用途には向かない製品ですね。
また、Bluetoothのペアリング相手がいなくなってしばらくすると、
自動的に電源が落ちてしまいます。
省エネ設計はいいことなのですが、私にとって結構うざったい仕様です。
まあそれらを差し引いても十分に満足できる使い心地ですね。
わりとアンチSONYな私がお勧めできる製品です。
ただし、皆さんの用途に向いているかどうかはご自分で判断ください。

2006年12月19日火曜日

Bluetooth ヘッドフォン

少し前になりますが、Bluetoothのヘッドフォンを購入しました。
SONYのDR-BT30Qです。
この手の商品はiPod用と称して、
少し前までほとんど選択肢がなく、しかもかなり高価だったのですが、
やっと手ごろになってきました。
いろいろ接続試験をしましたが十分につながりますし、
電池が空の状態から10分充電すれば約1時間利用でき、
数メートルは電波が飛ぶので動きながらでも快適に使えます。
ただし、充電しながらの使用はできないは残念なところです。
プロファイルもA2DP、HSP、HFPをサポートしているので
音楽用途にもIMの音声チャット用にも使い回しできます。
結構気に入っているのですが、難点は駆動電圧が3Vなので単純にUSB充電ができないことです。
これは回避方法もないことはないので百歩譲ってよしとしても、
どうすることもできないのは「重い」ということです。
電池を内蔵しているのでしょうがないのですが、
つけたまま仰向けに寝ると耳が痛いです。
購入するとき同じくSONYのDR-BT20NXと迷ったのですが、
寝ながら使うのならこちらがよかったのかもしれません。
まあ、TVのイヤフォン代わりに使っていて毎日結構使うので、
電池のへたってきたらこちらを買うような気がします。
ただ、これで音を聞きながらWiiを遊んでいると、
Wiiリモコンからしっかり音が出るので…
Wiiリモコンの音量調節がもっと簡単にできるとよかったのですが。

2006年12月17日日曜日

NintendoDS ACアダプタリコール

NintendoDSのACアダプタのリコールが発表されました。
出荷時期から考えて、私の所有している物は対象外なのですが、
一応確認してみるとミツミ電機製でした。
まあ、実際にはこのアダプタはまったく使用していません。
携帯電話用の巻き取りUSB充電ケーブルと、
GameboySPのACアダプタの端子を使って
充電ケーブルを自作していて、それしか使っていません。

ところで今回のリコール対象は合計で約20万台だそうですが、
これはNintendoDS Liteの普段の国内出荷量の2週間分程度でしかありません。
該当品を持っているほうが珍しいということになりますね。

Wii リモコンのストラップ

Wii リモコンのストラップが切れてテレビ直撃などという話がありますが、
私が使ってみた感じではそんなこと起こりそうもありません。
とはいっても万全を期すために、
任天堂は丈夫な物への無償交換をし始めました。
私も交換してもらおうと思い本体のシリアルナンバーを見ると、
なんと対象外でした。
一応ストラップのワイヤー部の太さを確認しましたが、
きちんと1mmありました。
「はじめてのWii」についていた物も確認しましたが、
こちらも強化済みの物が付いていました。
両方とも発売日に入手したのですが、
田舎で購入したので比較的新しいロットの製品が回ってきたのでしょう。
どうも交換対象品は意外と少ないのではないでしょうか。

2006年12月16日土曜日

独自ドメイン - office live その後

前回 office live は outlook から利用できると書きましたが、 実際やってみるとできません。
なぜかと思っていたら無料の Basic サービスは対応していないそうです。
微妙に使えない。
やはり独自ドメインの運用は
DNSレコードを自由に編集でき、
自前のサーバが立てられることを前提としておいて、
ホスティングサービスを利用できるというのがいいですね。
という訳で、Value Domain + google app をメインに利用することにします。

2006年12月14日木曜日

ドラゴンクエスト9

昨日、ドラゴンクエストに関する発表があるという話を聞いて、何を発表するのかと思っていたのですが、
何とドラゴンクエスト9を Nintendo DS に来年中に発売することが発表されました。
 びっくりですね。
 ドラクエはSFC版の6までしかやっておらず、
PSやPS2でリリースされた7と8がどんなだったかは全く知りません。
今度の9は私の知っている昔の作品からはかなり変わるようですが、
おもしろそうなら買ってみようかな。

ただし、RPGの類いは随分長いことやっていないので、
レベル上げ作業をもくもくとやる自信はありません。
できればさくさく進めることを期待しておきます。

と、書いてるそばでドラクエ9のテレビCMしてました。
これは発売まで継続的に放送されるのでしょうか。
今の任天堂なら、こういうところに惜しげもなくお金を使えるんでしょうね。

2006年12月13日水曜日

独自ドメイン - office live 動作チェック

マイクロソフトの Office Live サービスですが、
登録から約一日でメールの受信とWebサーバへのアクセスが可能となりました。
使ってみたところ、まあ普通に使えます。
昨日、Google のホスティングサービスと変わらないと書きましたが、
Outlook 等のマイクロソフト製アプリケーションとの連携ができるようで、
オフラインでも使えるというところが大きな違いとなりそうです。
あとは、クレジットカードの数だけ独自ドメインが無料で取得できそうですので、
この際あと数個取ってしまうのもいいかもしれません。
DNSレコードの変更ができないので運用は面倒ですが、
取り置き用途にはいいかもしれませんね。
私って極悪人?

2006年12月12日火曜日

独自ドメイン - office live

先日から独自ドメインについて書いていたところ、
本日マイクロソフトの Office Live のベータサービスが始まりました。
現時点で受けられるサービスは基本的にGoogleのホスティングサービスと変わりませんが、
独自ドメインの取得や維持費用までもマイクロソフトが面倒を見てくれるという太っ腹なサービスです。
ただ、DNSのレコードは編集できないようですので、
無料のホームページやメールの独自ドメイン版に過ぎないと見ることもできます。
早速本サービスに移行しても無料な Basic プランで登録してみました。
多分DNSレコードの更新のためでしょうが、
完全にサービスが開始するまで最大で24時間かかるようです。
というわけで、テストは明日行います。

2006年12月11日月曜日

独自ドメイン - Googleメール&チャット

前回保留にしていた
「Google アプリ 独自ドメイン向け」ホスティングサービスの
チャットとメールの動作確認をしましょう。

チャットは google talk のログインIDを "<アカウント>@<独自ドメイン>"
にすればいいだけです。
<アカウント>は管理者アカウントでもいいですし、
ダッシュボードから追加作成したものでもかまいません。

メールのほうはというと、
ダッシュボードにURLが書いてあるので、
そこから各アカウントでログインすればWebメールが利用できます。
設定からPOPを有効にすれば、普通のメールクライアントからアクセス可能になります。
IMAPが使えないのは私にとって痛いんですけど十分使えます。

今のところアカウントは50まで作成可能なようですし、
スケジューラの共有もできますから
家族用のドメインや何かのグループ用のドメインを取得して
googleにホスティングしてもらえば、
かなり使えるのではないでしょうか。
サービスについても、ワープロやスプレッドシートなどが使えるようになりそうですし、
blogやwikiみたいなものも区わかっていく予感がしますので、
気長に待とうと思っています。

2006年12月10日日曜日

独自ドメイン - Google ホスティング

前回独自ドメインを取得したわけですが、
固定グローバルIPを取得するのは大変ですし、
ダイナミックDNSを使うとしてもPC等を常時立ち上げておくのは電気代がもったいないです。
というよりサーバの設定とメンテナンスが面倒です。
幸いにも、「Google アプリ 独自ドメイン向け」という
無料ホスティングサービスがあるのでそれを利用しましょう。

このサービスはgmailのアカウントを持っていることが条件になります。
https://www.google.com/a/?hl=ja にアクセス後、
[今すぐ申し込み]をクリックして、
gmailアカウントでログインしてください。
あとは指示に従うだけで登録できます。
ドメインには VALUE-DOMAIN で取得したものを指定します。

今度は各種設定を行います。
先のトップページにアクセスしてドメインを指定してログインページへジャンプし、
先に指定した管理者でログインします。
これでダッシュボードが表示されます。
[サービスの追加と削除]で好みのサービスを追加し、
ダッシュボードで各サービスを有効にしていきます。

まずメールから設定しましょう。
[メールを有効にする]の指示のとおりにすればいいのですが、
ページの下のほうに[MXサーバーアドレス]と[優先順位]の一覧があるので、
これを VALUE-DOMAIN のDNS設定に追加します。
変更後の例は以下のようになります。
(このとおりに設定してもだめなので注意してください。)
    a @ 222.151.246.242
    a www 222.151.246.242
    mx ?.GOOGLE.COM. ?
    mx ?.GOOGLE.COM. ?
    mx ?.GOOGLEMAIL.COM. ?
    mx ?.GOOGLEMAIL.COM. ?
しばらく時間を置き、nslookup等で更新を確認してから
[指定された手順を完了しました]をクリックしてください。

続いてウェブの公開設定時にはDNSのCNAMEを書き換えるように指示されますが、
VALUE-DOMAIN のDNS設定の
    a www 222.151.246.242
の行を
    cname www ?.google.com.
のように指示されたホスト名を指定して変更してください。
しばらく時間を置き、nslookup等で更新を確認してから
[指定された手順を完了しました]をクリックしてください。

ここまででWebサーバの準備はできましたがコンテンツがありません。
そこで[ドメイン向けウェブページ]で[ウェブ ページを編集]を選択します。
とりあえずトップページを作成してWebブラウザで公開したURLを開くと、
その作成したページが表示されます。
いろいろこったこともできそうなエディタですが、
PCで作成したコンテンツをアップロードするような仕組みはないようです。

ダッシュボードでサービス状況は確認できますが、
メールとチャットのサーバ設定更新に時間がかかるようです。
動作確認は次回にやってみることにしましょう。

2006年12月8日金曜日

独自ドメイン - ドメイン取得

今年も年賀状の季節がやってきました。
めんどくさいといってしまうとそれまでなんですけど、
あまり会う機会もない友人や恩師には keepalive しておきましょう。

ところで私は年賀状にはいつも自分のURLとメールアドレスを書いているのですが、
そこに自分独自のドメインを書いていたらどんなにかっこいいことでしょう!!
(もしかして私だけ??)
というわけでお手ごろな VALUE-DOMAIN を使うことにします。
さっそく http://www.value-domain.com/ へアクセスします。

最初にユーザー登録をします。
http://www.value-domain.com/signup.php へアクセスし指示に従うだけです。

次にログインします。
http://www.value-domain.com/login.php にアクセスして、
先ほど設定したユーザ名とパスワードでログインできます。
すでにCookieが設定されていれば自動ログインとなります。

料金(プリペイド)を払い込みます。
私はクレジットカードで支払います。
まずログイン画面で[支払い情報の変更・振り込み口座情報]をクリックし、
支払い方法が[クレジットカード・WebMoney]になっていることを確認します。
それから、[戻るにはここをクリックして下さい]でログイン画面に戻ります。
あとは[カード(VISA/MASTER/NICOS/JCB/AMEX)でお支払い]をクリックし、指示に従うだけです。
金額は取得するTLDの種類にあわせて決めてください。

ドメインを取得します。
ログイン画面で[新規ドメインの取得]をクリックし、指示に従うだけです。
期間限定で割引等行っていますので、その場合[割引価格で取得]をクリックください。
ちなみに個人情報を公開するのは怖いので
「名義を代理公開する」を選択したほうが無難でしょうね。

DNSで名前解決ができるようレコードを設定します。
[取得済みドメイン一覧]をクリックし、
変更したいドメインの[DNS]をクリックします。
[設定フィールド]を以下のように設定します。
    a @ 192.168.0.1
    a www 192.168.0.1
    mx @ 10
ただし、ここのIPアドレスは自身所有しているグローバルIPアドレスである必要があります。
所有していなければ、ダイナミックDNSの解説ページを見ながらレコード更新できるよう調整してみてください。
しばらく待つとこの設定が有効に機能します。
nslookup,dig等でレコードが指定どおりに更新されたことを確認し、
Webブラウザから取得したドメインにアクセスしてみてください。

これでそのドメインはあなたのものです!!
煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。

2006年12月6日水曜日

Zaurus VNCサーバ

先日 Zaurus SL-C1000でVNCクライアントを動かし、
外部のVNCサーバに接続する方法を紹介しましたが、
もちろん逆も可能です。
すなわち、SL-C1000 でVNCサーバを動かしておいて、他のPCからリモートアクセスするということです。

やり方ですが、まず
zlib_1.1.2_arm.ipk
zaurus-fbvncserver_0.3-slc700-0.41_arm.ipk
の2つをインストールします。
ついで VNC server start/stop のアイコンを長押ししてプロパティを表示し、
「アプリケーションをVGA(480×640ドット)の画面に最適化して実行する」
のチェックをはずしておきます。
また前もって VNC password でパスワードを設定しておかなくてはなりません。

後は VNC server start を実行してから
PCなどでVNCクライアントを立ち上げて接続すれば操作ができるようになります。
終わったらセキュリティを第一に考えて VNC server stop でサーバを落としておきましょう。
まあ、そんなに気にしなくてもいいとは思いますが。
私の環境ではVNCクライアントで表示される画面の色がおかしいですが、
それはご愛嬌ということで。
正直メンテナンス時に使うぐらいですかね。

2006年12月5日火曜日

無線LANアクセスポイント

Wii の無線LANが接続できるアクセスポイントを探しています。
任天堂のサイトには、まだ動作確認済な製品が載っていませんが、
本日バッファローとNECのほうからニュースリリースが出ました。
どちらかの製品にしようかと思っていますが、
Planexの製品も捨てがたいですね。

2006年12月4日月曜日

Wii Wi-Fi コネクション

昨日 Wii を購入しましたが、
Wii ポイントプリペイドカードも一緒に買ったので
ヴァーチャルコンソールのソフトをダウンロードしてみようと思いました。
それでショッピングチャンネルにアクセスしようとしたところ、
なんと無線LANのアクセスポイントにつながりません!!
今利用しているアクセスポイントはかなり昔の、
しかもマイナーなメーカのもので、
以前から Mac や Zaurus からの接続に問題がありました。
Nintendo DS はつながっていたので Wii も大丈夫だろうと思っていたのですが…

というわけでアクセスポイントの買い替え決定です。
とりあずメジャーな製品を選択しようと思っています。

2006年12月3日日曜日

Wii 購入

本日2006年12月2日は Wii の発売日です。
私は入手できました !!

前日の夕方にいくつかの店舗を回って販売台数と販売方法の確認をしましたが、
販売数量がはっきりしていて先着順なところに狙いを絞り、
数量的にだめそうなら抽選販売のほうに移る作戦を取りました。
店舗への到着予定時間についてはいろいろ迷いましたが、
結局早朝5時ごろとしました。
到着するとすでに4台ほど車がとまっていましたが余裕で購入可能です。
というか余裕過ぎです。
店の開店時点で店員さんが整理券を配りましたが3枚余ってました。
ちょっと早まった…
まあ買えたのでよしとします。

寒いので最初の1時間半ほどは車で過ごしていましたが、
そのうち並ぶ列が長くなってきたのでいよいよ出陣です。
と、会社の同僚M さんと鉢合わせし、一緒に並んでいました。
ホットコーヒーと使い捨てカイロをいただいてしまいました。感謝。

さて、整理券を手に入れいよいよ開店の時間です。
が、売り場の混雑がすさまじく、レジも同様です。
とりあえず、「Wiiポイント プリペイドカード5000 + クラシックコントローラ」の数量限定パッケージ
の入荷数が少ないらしいことをWebの情報から事前に知っていたので
これ狙いです。
幸いラストっぽい2つをさっと取れたのでMさんと山分けし、
同様に入荷数の少ないらしい「エレビッツ」をMさんのために確保しました。
私のほうは「ゼルダの伝説 - トワイライトプリンセス」「はじめてのWii」狙いでした。
この2つは数量にわりと余裕があるようでしたが
棚にあるはずのダミーパッケージがすでになく、
めんどくさくなったのでソフトは後で買うことにして
本体とWiiカードとクラシックコントローラだけを購入しました。

というわけで、すでに当日夜になっていますがまだゲームがありません。
というか実はまだ開封もしていません。
購入できたことでとりあえず満足してしまっているもので…
購入できなかった方ごめんなさい。































































































































































































































































































































































































































































































































これから開けてみようと思っていますので。
そして明日ソフトを買いに行くつもりです。

しかしまあ、ゲームのために早起きしたのはドラクエ4以来です。
(歳がばれる?)

2006年12月1日金曜日

Zaurus VNCクライアント

Zaurus SL-C1000 でVNCクライアントが使えます。
qtopia-x_0.1_arm.ipk と opie-keypebble_0.9.2-20030313a_arm.ipk をインストールするだけです。

WindowsでもLinuxかまいませんが、
VNCサーバを立てておけばPDAからリモートでPCを操作可能です。

SSHでポートフォワードをかければセキュリティを確保しながら安全に接続できますが
ディスプレイ番号は5900ポートからのオフセットで指定することになるので注意が必要です。

2006年11月30日木曜日

Zaurus ボイスレコーダー

Zaurus SL-C1000 には標準でボイスレコーダーアプリケーションが準備されています。
(付属のCD-ROMからインストール必要あり)
というわけで、ボイスレコーダーとして使用するのに大した問題はありません。
マイクについてはヘッドセットについているマイクでも使えないことはありませんが、
感度の面で実用にはならないので、
私はオーディオテクニカ製のAT9641を購入しました。
保存先に大容量のSDカードを指定すれば割と使えます。
ただし、性能や使い勝手の面では専用機に及びませんのでそこは割り切って使いましょう。

2006年11月29日水曜日

Zaurus IM

SHARP社製PDA Zaurus SL-C1000 でインスタントメッセンジャーを使ってみましょう。
といってもSkypeは対応してませんので。
いろいろあるにはあるのですが、
フリーでかつまとも(?)に使えるものを紹介します。

まず、TipicME_zaurus_free_2_0_0_arm.ipk はjabberクライアントとして使えます。
ただし、javaで書かれているため java vm の都合で日本語の直接入力ができません。
また、接続先のサーバは変更できませんが、
Google Talk のアカウントや、公開した自前のjabberサーバ上のアカウントともチャットができます。

もうひとつコマンドラインアプリケーションの centericq (+ libncurses_5.0_arm.ipk) も
jabberをはじめとするメジャーなIMクライアントとして動作しますが、
横方向の文字表示数の関係で画面構成が崩れてしまい
お世辞にも使えるとは言いがたいものになってはいますが、
表示だけの問題ですし、ソースが公開されているので修正するのは比較的容易でしょう。
といっても、今のところ私は手をつけるつもりはありませんが。

IMとはちょっと違いますが、SIPベースのIP電話も使えないことはありません。
openssl_0.9.7d_arm.ipk
kphone-pi_1.0.0_arm.ipk
をインストールするだけです。
ヘッドセットには、3極2.5φステレオミニジャク端子接続の携帯電話用のものが利用できます。
ただし、Zaurus側の端子が3.5φですので変換プラグも用意する必要があります。
PHS経由では帯域が足りないためまともな通話はできませんし、
NATをはさんでもだめ、さらにSIPサーバや通話相手と相性問題もありはしますが、
試して見る価値はあります。

とりあえず3つ紹介しましたが、
皆さんの推薦するクライアントがあれば教えてください。

2006年11月28日火曜日

電子点灯管

蛍光灯がチカチカしはじめたので蛍光灯と点灯管を取り替えることにしました。
家電量販店に行ったところ、店頭で2メーカーの製品がデモで点灯されていました。
両方とも私の好みのクール色でした。
で、より明るい気がした東芝のPRIDEを選びました。
少し価格が高かったのですが、多少寿命も長かったので十分元は取れるでしょう。
さて、点灯管を探していて電子点灯管なるものを発見しました。
電子点灯管は蛍光灯のスイッチを入れてからほぼ一瞬で点灯するということで、
売り場に普通の点灯管と電子点灯管の比較ができるデモキットがおいてありました。
実際に体験してみると本当にすばやく点灯するのでいたく気に入ってしまいまし
松下の電子点灯管を買ってしまいました。
値段は普通のものの10倍しました。寿命も10倍らしいのでまあ良しとしましょう。
瞬間的に点灯する蛍光灯というとインバータ制御のものがありますが、
この電子点灯管いったいどんな原理なんでしょうか?

2006年11月24日金曜日

Wii 予約

Wii の予約ができないかと思いちょっとお店を回ってみましたがだめでした。
某大手おもちゃ販売店が前日から予約を取るとの情報を得ていってみましたが、
すでに予約いっぱいになっていました。
その他では、予約は取るが引渡しはいつになるかわからないという店が一軒ありましたが、
当日販売のみの店が圧倒的に多いです。
9日後の発売日には一応入手の努力はするつもりですが、あきらめ気味です。
年内には購入できることを願いつつ、
とりあえず、「初めてのWii」と「ゼルダの伝説」をクラブニンテンドーの予約ボーナスに登録しました。
でも、発売日当日に手に入ったら、思わず他のソフトも買ってしまうかも…

2006年11月23日木曜日

アフィリエイト

いまさらですが、最近の個人系サイトはアフィリエイトに参加してますね。
というわけで私もAmazonのアフィリエイトに登録しました。
で、本日承認されました。
みなさん何か購入するときは こちらからお願いします。

2006年11月22日水曜日

Wii リモコン分解記事

現地時間の一昨日(2006年11月19日)に米国にてWiiが発売されたわけですが、
早速いろいろなサイトで分解されてますね。
Wii リモコンも例外ではありません。
はっきりした写真が探せなかったのですが、
Wii リモコンでは大きな石は1つだけしか載ってないように見えます。
3軸加速度センサはヌンチャクとは別のものが載っているようです。
で、いまさらながらずいぶん前の
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060510/116936/
という記事を見つけました。
Wii リモコン側に載っているのはAnalog Devices社の標準品 ADXL330 みたいですね。
まあ詳しいことは自分で分解してみてからということで。

2006年11月21日火曜日

クリスマスツリー

先週横浜のみなとみらいに行ってきましたが、
もうクリスマスツリーが飾ってありました。
飾り付けの時期は年々早くなってるそうですが、
感謝祭の前からというのはありえないでしょう、
と知り合いの知り合いの米国人が言っていたそうです。
クリスチャンでもないのに教会で結婚式をする日本人を見て
ありえないといっている外国の方もいますし、
日本人のやってることって冷静に考えるとむちゃくちゃなんですよね。
ちなみに米国の感謝祭は11月の第四木曜です。

2006年11月20日月曜日

ET2006

Embedded Technology 2006 を見に横浜へ行ってきました。
まあ、取り立てて報告するようなことはありませんが。
その会期内の11月17日に Microsoft 主催の Windows CE 6.0 のロンチカンファレンスがあって
私は基調講演から参加しました。
会場受付で水とウィスキーを配ってました。
最初スタッフが「水とワインがあるのでご自由にお取りください」といっていたので、
前の日ボジョレーヌーボの解禁日だったということもありワインをいただきました。
あけて見るとウィスキーの水割りでした。
スタッフの勘違いはどうでもいいとして、
なぜ朝っぱらからこんなもの配るのか不思議に思っていましたが、
このなぞはその日のうちに解けました。
Windows CE は少し前のバージョンからプロジェクト名が
ウィスキー(シングルモルト?)の銘柄になっていて、
6.0 が yamazaki だったことを思い出しました。
いただいたウィスキーのラベルを確認すると確かに SUNTORY の「山崎」でした。
これに気づいた方かなり少ないんじゃないでしょうか?

2006年11月14日火曜日

NintendoDS イヤホンマイク 解析

任天堂純正の NintendoDS 用イヤホンマイクを分解してみました。
写真をつけておきます。

何のことはない、φ3.5mmステレオミニジャックなイヤホン端子と
特殊な平極マイク端子を組み合わせたものです。
ただし、この製品のイヤホンはモノラルで、RLは端子内でショートさせています。
マイクは一般的なコンデンサマイクが使われているようで、
マイク入力が有効なときだけ2V程度のバイアスをかけているようです。

マイク用平極端子が何とかなれば自作・改造は容易ですね。
Bluetoothのワイヤレスヘッドセットでもくっつけてみましょうか。

2006年11月13日月曜日

Zaurus USB LANアダプタ と NetFront

前回までに Zaurus SL-C1000 に USB LANアダプタ経由でネットに接続できるようになりましたが
実はこれでは Webブラウザ NetFront からはこのインターフェイスを認識できません。
システムとしては認識しているのですが、GUI担当の Qtopia からは認識できていないのです、
そこで無理やり認識させます。

http://www.rit.edu/~tfs1812/cgi-bin/document.pl?document=opie-sh
から opie-sh_0.5.1-20020527_arm.ipk をダウンロードしインストールします。
また、http://park11.wakwak.com/~nkon/homepc/zaurus/config/opie_sh_1.html
から localhost-net_1.0.0_arm.ipk をダウンロードしインストールします。
そして、localhost-net のアイコン長押しでプロパティを表示させ、
ルート権限で実行 にチェック
アプリケーションをVGA(480×640ドット)の画面に最適化して実行する をアンチェックしておきます。

利用するときは最初に USB LANアダプタでネットにつないでおいて
localhost-net を立ち上げ
upをクリックしてQtopia上からネットワークが接続されていることを無理やり認識させます。
これで NetFront でネットサーフィンできます。

2006年11月12日日曜日

Zaurus USB LANアダプタ

前回 Zaurus SL-C1000 にUSBデバイスとしてキーボードとマウスを接続しましたが、
今回はLANアダプタを接続してみます。

接続するのはELECOMのLD-USBL/TXですが、
http://www2.elecom.co.jp/products/LD-USBLTX.html
で確認すると、もう在庫限りになってますね。
参考になるページとして
http://www.sky.sannet.ne.jp/morostar/zaurus/Zaurus.html
http://www.sky.sannet.ne.jp/morostar/usbhost/LD-USBLTX.html
をご紹介しておきます、

それでは作業に入ります。
http://www.sky.sannet.ne.jp/morostar/download/download.html
から pegasus-2.4.20.tar.gz を落としてきてSDカード経由で SL-C1000 にコピーします。
ターミナルで以下を実行します。

$ su -
# bash
# cd /tmp
# cp /mnt/card/pegasus-2.4.20.tar.gz ./
# tar zxf pegasus-2.4.20.tar.gz
# mv lib/modules/2.4.20/kernel/drivers/usb/pegasus.o /lib/modules/2.4.20/kernel/drivers/usb/
# rm -rf lib/
# rm -rf pegasus-2.4.20.tar.gz
# depmod -a

LANアダプタをきちんとさして
# lsmod | grep pegasus
で何か表示が出れば成功です。

さて、いったん抜き以下を実行します。

# touch /etc/hotplug/usb/pegasus
# chmod 755 /etc/hotplug/usb/pegasus
# vi /etc/hotplug/usb/pegasus
#!/bin/bash
. /etc/hotplug/hotplug.functions
dhcpcd -k
sleep 5
ifconfig eth0 up
dhcpcd -HD eth0
if [ $? = 0]; then
    ln -s pegasus.off $REMOVER
fi
check_route eth0
sleep 10
check_route eth0

# touch /etc/hotplug/usb/pegasus.off
# chmod 755 /etc/hotplug/usb/pegasus.off
# vi /etc/hotplug/usb/pegasus.off
#!/bin/bash
. /etc/hotplug/hotplug.functions
. /etc/rc.d/init.d/functions
ifconfig eth0 down
sleep 5
killproc dhcpcd

# touch /usr/bin/check_route
# chmod 755 /usr/bin/check_route
# vi /usr/bin/check_route
#!/bin/bash
# change default router when connect 192.168.100.* .
status="ng"
if [ x$1 = "x" ]; then
    echo 1st argument is network interface name.
    exit
fi
status=`ifconfig $1 \
| sed -e '/inet addr:/!d' -e 's/.*inet addr:\([^ ]*\).*/\1/' \
| awk -F. '{if(($1==192)&&($2==168)&&($3==100)){print "ok";}}'`
if [ x$status = x"ok" ]; then
    route add default gw 192.168.100.1
    route del default gw 192.168.100.254
fi

これでLANアダプタを挿すとdhcpが実行され正常にネットにつながります。
ちなみにcheck_route はネット環境の関係で追加しています。
dhcpサーバがなければIPアドレスを手動で設定します。
以下のようにします。
# ifconfig eth0 xxx.xxx.xxx.xxx netmask xxx.xxx.xxx.xxx up

ただし、電源が落ちたら、もう一度抜き差しする必要があります。

2006年11月11日土曜日

明日はPS3の発売日

いよいよSONYのPlayStation3が明日発売です。
今前日の23:30過ぎなのですが、
購入のためにもう並んでる方もいらっしゃるんでしょうね。
PSPで遊びながら待っているのでしょうか?
でも朝までバッテリー持ちませんよね、多分。

2006年11月10日金曜日

Zaurus USBホスト

Zaurus SL-C1000 は非公式ながらUSB 1.1 のホスト機能を持っています。
いろいろなサイトでいろいろなものを接続していますが、
ここでもちょっと紹介します。

さて、SL-C1000にはUSBのminiABと呼ばれる端子がついており、
本体付属のリンクケーブルでPCと接続することで
USBスレーブデバイスとして認識されます。
このminiAB端子ですが、本来のUSB端子より1本多い5ピンとなっており、
第4ピンをGNDに落とすことでホスト動作となります。
簡単に言うと、USB A端子メス と USB miniAB端子オス(正確には miniB) の変換ケーブル(向かって右が1番ピン、写真の参照)を
が200円位で入手できるので分解し、内部でminiAB端子の4番ピン(内部で何にもつながっていない端子)と5番ピンをショートさせるだけです。
なお、ピン番号は写真でも確認ください。
ちなみに、2,000円ぐらいでしっかりとした製品もあるので、
器用でない方は購入することをお勧めします。

さて、作成した(購入した)USBホストケーブルで
Zaurus に日本語USBキーボードを接続するとそのまま使えます。
ついでに、http://tbox.jpn.org/linuzau/ の
keyhelper_1.2.2-1_arm.ipk
keyhelperconf_0.3.0-1_arm.ipk
をインストールしておきましょう。

マウスについては前もって
http://atoah.com/zaurus/?page_id=12 の zmouse_0.1_arm.ipk か
http://tbox.jpn.org/linuzau/ の inputhelper_1.0.1-1_arm.ipk
をインストールしておく必要があります。
私は後者を入れてますが、自身で判断してください。

もちろんUSBハブを使ってキーボードとマウスを同時に利用することもできます。
ただし、私の手元にあるUSBキーボードの1つをUSBハブの1つを経由して接続すると、
'1'を押したのに'b'が入力されたりなど、おかしな現象が起こります。
なお、USBデバイス、USBハブを使うときは電力に注意してください。
本体から供給が間に合わないようならセルフパワーのUSBハブをはさむなど工夫してみてください。

最後になりますが、やってみるときは自己責任でお願いします。
どうなっても私は責任持てません。

2006年11月9日木曜日

Wiiリモコンのオーディオ(2)

昨日の続きになりますが、
Wiiリモコンにはローム社のオーディオ技術が使われているようです。
また、以前「GAMECUBE のコントローラ」で書いたように、
制御ICもローム社製と推測しています。
スピーカの音量制御をリモコン内部で完結するため、
多少インテリジェントなIC(CPU)を使うかもしれません。

 

ということで、Wiiリモコンに使われている大物半導体は
    Broadcom社製 1チップ Bluetooth IC (ベースバンド + RF)
    ローム社製 メイン制御IC (Ir変調器、ADPCMデコーダ、スピーカアンプ、EEPROM、電池電圧検知機能 内蔵)
    ローム社製 IO制御IC (ボタンや3軸センサの検知、LEDやモータの制御)
    STマイクロエレクトロニクス社製 3軸加速度センサ
の4チップになると考えます。
2番目と3番目のICはまとめて1つにしてもいいでしょうが、
そうしてしまうとピン数が多くなりそうなことと、
3番目のICがヌンチャクやクラシックコントローラと共用できそうなこと、
さらに、2番目のICは世代によってファームウェアを新しくする可能性もあるので、
総合的に考えると別々にする方はいいと思います。

 

さて、Wiiリモコンの定価3,800円が妥当かというと…
こんなものでしょうね。

 

なお、以上はあくまでも私の推測ですので。

2006年11月8日水曜日

Wiiリモコンのオーディオ(1)

ローム社のニュースリリース(http://www.rohm.co.jp/news/061107.html)をみると
    ADPCMデコーダ技術を採用したLSIは任天堂株式会社様の新型ゲーム機「Wii」の無線式コントローラにも搭載される
とあります。


以前のWiiリモコンについて「Wii リモコンについての推測」で予想しましたが、
新たに得られた情報を踏まえて改めて推測してみます。


最初に本体とリモコン間の通信に用いられる Bluetooth についてです。
Bluetoothと無線LANの制御ICはBroadcom社製であることが発表されており、
両者の干渉低減技術が採用されているとのことですが、
これは独自技術でないのなら Bluetooth の AFH のことかと。
AFH は1.2以降に加わっているので、
Wiiで利用されているBluetoothは 1.2 と 2.0+EDR のどちらかということになります。
現在、Bluetoothは 1.2 と 2.0+EDR の価格差はそれほどありません。
製品(PC用USBドングル)で比べると価格差は数百円程度ですし、
汎用の制御ICを見ると 2.0+EDR のほうが目に付きますので
本体側は 2.0+EDR を採用しているのではないかと。
Wiiリモコン側は用途やコストを考えると 1.2 の制御ICを使っているような気がします。
ただ、2.0+EDR は 1.2 の上位互換でデータ転送速度の高速化と消費電力の低減が主な特徴ですので、
リモコン側も 2.0+EDR の可能性は十分あるでしょう。


さて、Bluetooth では7つまでのデバイスを同時に扱えるので
物理的なリモコンの最大接続数は7つとなりますが、
Wiiの仕様をみると4つまでに制限されています。
Bluetooth 1.2 の最大転送レートは1Mbpsで、
有効データレートを60%として600kbps、
リモコン1つあたりでは150kbsp程度を使えることになります。
リモコンの操作データに関しては、
最大限に見積もって 100サンプル/s,16バイト/サンプル と仮定しても20kbps以下です。
となれば上下の音声データ用に各64kbpsは確保できるわけで、
これは Bluetooth の HSPに使われているSCOの上限と一致します。
まあ、マイクがないので今のところ上りは関係ないですが。


もちろんA2DPで転送する可能性もありますが、
A2DPの標準コーデックSBCは明らかにオーバースペックで、
A2DPの上にADPCMを載せるような格好になるのではないでしょうか。
まあ、その時点でA2DPとは呼ばなくなりますが。


今回の情報によりWiiリモコンから出る音はADPCM形式で転送されていると考えられますので、
8kHz,8ビットぐらいにしておけば、
音声と効果音程度をあのスピーカで出すには十分でしょう。


長くなりましたので続きはまた明日にでも。
なお、以上はあくまでも私の推測ですので。

2006年11月4日土曜日

Wii 体験会

名古屋で Wii の体験会がありました。
って、行ったわけではないんですけど…
ネット上に上がっているレポートをいろいろ見ましたが、
かなり評判いいですね。
ただ困ったことに、
私の住む地域で Wii の予約を受け付けている店が見つからないんですよね。
発売日の12月2日は土曜日なので朝から並ぶといっても競争率高そうなんで…
もう少し様子を見ることにします。

2006年11月3日金曜日

Wii 発売1ヶ月前

任天堂の Wii 発売まであと1ヶ月となりました。
本日公式、非公式含めてさまざまな情報が出てきました。

とりあえず、本体とゼルダの伝説を予約できるところを探してみようと思っています。

2006年11月2日木曜日

Zaurus SSH

Zaurus SL-C1000 にsshクライアントをのせておくと、
インターネット上に公開されているサーバに安全にアクセスできます。
いざというときのリモートメンテナンスはもちろん、
サーバを踏み台にしてLAN内のWindows PCを
リモートデスクトップで操作することも可能です。
一応sshサーバも入れていきますが、
今のところ使うつもりはありません。
まあ、普通にユーザzaurus、パスワードは「シークレット設定」で設定したものを指定して
SSH2で接続するだけですが。
ちなみにrootユーザのパスワードも同じです。

さて、openssh-3.6.1p1_arm.tar.gz をダウンロードして、
展開して現れる以下をインストールします。
openssh-server_3.6.1p1_arm.ipk
openssh-client_3.6.1p1_arm.ipk
openssh-addon_3.6.1p1_arm.ipk

あとはサーバ側で作ったRSA鍵ペアのうち秘密鍵 id_rsa を
ホームディレクトリにコピーします。
以下を実行します。
なお、id_rsa はSDカードで受け渡します。
$ cd /home/zaurus
$ mkdir .ssh
$ chmod 700 .ssh
$ cp /mnt/card/id_rsa ./
$ chmod 700 id_rsa

2006年10月30日月曜日

クラブニンテンドー 予約ボーナス

「大人の常識力トレーニングDS」 のポイント登録のため
クラブニンテンドーを訪れたところ、
Wii のソフトの予約ボーナス登録が11月4日に開始となっておりました。
Wii 発売までほぼ1ヶ月。
早く遊びたいですね。

2006年10月29日日曜日

大人の常識力トレーニングDS

「大人の常識力トレーニングDS」購入しました。
まだ2日しかトレーニングしていませんが、
結構いい正解率が取れます。
たとえ知っていることでも、解説を見て改めて知ることもあり勉強になりますね。
こんなことをいわなくても相当な売り上げ本数となるのでしょうが、
かなりお勧めの一本です。
ただし、1日分のトレーニング量がちょっと多い気がします。

ところで、最初の判定で私は「礼儀」が足りないといわれました。
思い当たる節が…

2006年10月28日土曜日

Zaurus Java実行環境

Zaurus は SL-C3000 以降(発売時期の話)、Java の実行環境をサポートしなくなりました。
海外で作成されたソフトで Java ベースのものもあるので、
環境の準備はしておいたほうがいいでしょう。
実は Zaurus 上の Java 実行環境には2種類ありますので、
もののついでに2つとも入れてしまいます。

ひとつは
evm2_1.1.0_arm.ipk
をインストールするだけです。

もうひとつは少し面倒です。
pp4zaurus-1_0-ea4a-linux-arm-OptimizedJIT_nosym.zip を展開して
personal-profile-for-zaurus_arm.ipk
をインストールした後
libfloat_1.0_arm.tar を libfloat_1.0_arm.ipk にリネームして
これをインストールします。
まあ、これだけですけど。

Java アプリケーションの実行にはそれぞれ evm と cvm を使いますが、
両方とも日本語の直接入力はできません。
日本語をペーストすれば不完全ながら入力が可能です。

2006年10月27日金曜日

Zaurus Webブラウザ

Zaurus SL-C1000 にはWebブラウザとして NetFront が載っていますがあまり好みではないので
Opera と コマンドラインな w3m を入れておきます。

Opera については以下をインストールします。
opera_sl-5x00-7.30.9965_arm.ipk
qshdlg_0.6.2-1_arm.ipk
opera7-jpn-helper_0.0.2a_qshdlg.ipk

Operaでは日本語が直接入力できません。
ほかのアプリで入力しておいてコピー&ペーストすればOKですが、
やはり面倒です。

w3m については以下をインストールします。
libgc6_6.1alpha5-k1_arm.ipk
libcrypt_0.9.6k-1_arm.ipk
libssl_0.9.6k-1_arm.ipk
w3m_0.4-m17n-k4_arm.ipk

もともとGUIなシステムにわざわざ w3m もどうかと思いますが、
動作が軽いのも事実です。
ほとんど使いはしませんが一応入れてます。

2006年10月26日木曜日

Zaurus ネットワーク接続

Zaurus SL-C1000 の特殊なネットワーク接続についてのメモです。
説明はあえて書きません。
意味が分からない方は無視してください。
正常に動かなくなる可能性がありますので。

iptables-modules_2.4.20-c3000_arm.ipk
iptables_1.2.9_arm.ipk
iptables-sh-icon_0.0.1_arm.ipk
# /usr/local/sbin/iptables -t nat -A POSTROUTING -o ppp0 -j MASQUERADE
# /usr/local/sbin/iptables -t nat -L
# /usr/local/sbin/iptables-save > /etc/sysconfig/iptables
# cd /home/QtPalmtop/bin
# vi gwppp0
#!/bin/sh
status=`ifconfig ppp0 \
| sed -e '/inet addr:/!d' -e 's/.*inet addr:\([^ ]*\).*/\1/'`
route del default
route add default gw $status
# chmod 777 gwppp0
# vi ifdual
# !/bin/sh
killall -19 Qt_tunnel_tty
# chmod 777 ifdual
# vi ifsingle
# !/bin/sh
killall -18 Qt_tunnel_tty
# chmod 777 ifsingle
# vi /home/QtPalmtop/apps/UserTab1/UserApp1.desktop
[Desktop Entry]
Exec = gwppp0
Icon = netmon/connect
Name = gwppp0
# vi /home/QtPalmtop/apps/UserTab1/UserApp2.desktop
[Desktop Entry]
Exec = ifsingle
Icon = netmon/down
Name = ifsingle
# vi /home/QtPalmtop/apps/UserTab1/UserApp3.desktop
[Desktop Entry]
Exec = ifdual
Icon = netmon/up
Name = ifdual

2006年10月25日水曜日

GAMECUBE のコントローラ

中古屋さんで GAMECUBE のコントローラが1050円で売ってあったので購入しました。
Wii を手に入れたら挿して使おうかと思っていますがその前に分解してみました。
前に分解写真を掲載しているサイトを紹介しましたが、まあそのとおりです。
新たな発見は、
アナログ入力のR,Lトリガーを一番奥まで押し込むとそこにディジタルスイッチがあることと、
ディジタル入力のZトリガーがあることですね。
そして制御LSIの型番も分かりました。
これはローム社製のカスタムチップですね。
任天堂とロームは本社が同じ京都市内でわりと仲がいいみたいですし、
ロームはこういう関係の製品得意ですから。
ということは、Wii リモコンやヌンチャクの制御LSIもきっとローム製でしょうね。

あっと、ひとつ気になることがありました。
GAMECUBE のコントローラにはクロック発生源としてセラロックがついてますが、
流出した Wii のヌンチャクの分解写真にはないんですよね。
まあ、何とでもなるといえばなるので気にする必要ないでしょうが、
もしかすると今までのは私の妄想にすぎないのかも…

2006年10月24日火曜日

シューミ ラストラン

日本時間の本日 F1ブラジルGP の決勝が行われました。
朝早く(昨日の深夜といった方がいいか)からのライブ中継でしたが、
M.シューマッハ のラストランということで最後まで見ていました。
逆転チャンピオンはともかく、
シューミには有終の美を飾ることを期待していましたが、
予選からついてなかったですね。
ただ、トラブルで最後尾に落ちてからの走り、
特に終了間際のK.ライコネンをかわしたシーンは本当にすばらしかったです。
あれが彼のF1人生最後のオーバーテイクとなりました。
残念なのは決勝でF.アロンソとのバトルがなかったことです。
どちらが勝つにしても両雄が同じ画面に映り、
シューミがアロンソに襲い掛かるシーンが見たかったですね。

さて、偉大なチャンピオンが去っていったわけですが、
正直来シーズンが心配です。
現時点でマクラーレンのマシンはあまりよくなく、
このままいけばアロンソは1年棒に振る可能性がありますし、
アロンソを失ったルノーが勝てるようには思えません。
フェラーリは速いですし、それを駆るライコネンも速いには速いですが、
彼はこれまでつきに恵まれなかったですから。
混戦にはなりそうですが、面白い展開になりそうになくて…

J.バトンが化ければ、来年はフェラーリ VS ホンダなんて事になるかもしれませんね。

2006年10月23日月曜日

Mighty Mouse

かなり前のことですが、銀座の Apple Store で Mighty Mouse を買ったと書いたことがあります。
このマウス、ハード的には横スクロールができるのですが、
Windows XP につなげるとドライバの関係で横スクロールには対応できないんですね。
と思っていたら<a href="http://www.trinityworks.co.jp/">トリニティワークス</a>さんが
AppleMPro で対応してくれていました。ただし有料です。
試用してみましたがなかなかいいですね。
でも、Apple社自身が BootCamp で正式対応してくれることを期待して、
今回はパスということで。

2006年10月22日日曜日

Zaurus 通信環境

私の愛用 PDA は SHARP社の Zaurus SL-C1000 ですが、
通信には PHS と無線 LAN を使っています。
通常外では So-net の BitWarp PDA を利用しています。
通信カード自身はSSI社製のCFカード MC-C450 です。
月額2000円程で使い放題なので重宝しています。
実は私 au の携帯電話を使っているのですが、
ダブル定額で2000円払うより、携帯電話+(PDA+PHS) の方がいいので。
無線LANカードは PLANEX社のCFカード GW-CF11X を持っています。
これにはドライバ wlan-prism3_1.0.0_arm.ipk が別途必要ですが、
SHARPのホームページからダウンロード可能です。
ところで、無線LANの方はほとんど使っていません。
CFタイプの無線LANカードの入手性がどんどん悪くなっているので、
手に入るうちにと思って5000円弱で購入しました。
皆さんも今のうちに手に入れておいた方がいいかもしれませんよ。




2006年10月20日金曜日

クラブニンテンドー ポイント登録

前にも書きましたが、クラブニンテンドーの年度が10月で更新になったので、
たまっていたポイントを一気に登録しました。
2年分ぐらいになりますが、ソフト17本も買ってたんですね。
(中古で買ったものと海外で買ったものも含みます)
200ポイントオーバーでゴールド会員になり、プラチナ会員も射程内に入りました。
今年度はどんな得点がもらえるのか、今から楽しみです。
さて、今度機会があれば私所有のソフトについてレビューでもしてみましょうか。

2006年10月19日木曜日

WINGROAD バック信号のありか

私の愛車、日産WINROAD(Y12)のバック信号のありかを紹介します。

助手席の足元ドア側のパネル(発炎筒置き場のあるプラスチックの部分)をはずします。
力任せに引き剥がせばいいですが、
最下部が足をかける部分のブラスチックの下にもぐり込んでいるので、
最初にそこをはずした方がいいです。
これも力任せです。
4番目(右下)の写真が足掛け部分をはずしたところ、
1番目(左上)が足元の部分をはずしてバック信号を含むコネクタを露出したところです。
2番目(右上)の写真が狙うコネクタの拡大写真でこれの一番左下の若草色のコードがバック信号です。
ここにエレクトロタップで配線を取り出したのが3番目(左下)の写真です。
これをカーナビに引き込めば、自立航法やバックカメラの切り替えがきっとできます。

2006年10月16日月曜日

バック信号?

先日愛車WINGROADのナビに車速パルスが入るようにしたのですが、
駐車時に切り返しをたくさんするとナビに表示される自車の位置が狂うことに気づきました。
よく見ていると、バック時に車の移動を検知できていないようです。
実はこれには思い当たることがあり、ナビにバック信号を入れれば直るのではないかと考えました。
実際接続してみるときちんと動作しました。
具体的な接続方法は次回にでも。

2006年10月15日日曜日

キックボードは疲れる

前に書きましたが、少し前から自宅と駐車スペースの間をキックボードで移動しています。
時間は半分以下になりました。が、最初は倍以上疲れました。
最近は慣れてきてそこまで疲れはしません。
コツはひとこぎで長く乗ることですね。

2006年10月13日金曜日

Zaurus 電子辞書

私はZaurusの購入動機は電子辞書(英和・和英)なので、
まずはこれが使えるようにします。
内蔵のものでもいいのですが、
あまり好みでないので「英辞郎」を使うことにします。
といっても「英辞郎」は単なるデータなので、検索ソフトが必要です。

最初にこちらをインストールします。
kakasi_2.3.4-2_arm.ipk
zten_1.6.2_arm.ipk
そして辞書データを以下の3つのディレクトリのいずれかにおきます。
/home/zaurus/dict/
/mnt/card/dict/ (SDカードのdictディレクトリ)
/mnt/cf/dict/ (CFメモリカードのdictディレクトリ)
最後にZtenのメニューでそれを選択するだけです。

次に辞書データを作成します。
私は英辞郎のver79(2004年10月頃購入)を加工します。
ところでこのバージョンの英和と和英辞書のデータは合計で180MB程度あるので
私のZaurusのSL-C1000(HDDなし)には荷が重過ぎます。
そこで「小辞郎ツール v2.1」で項目を間引きます。
これでサイズが40MB程度になります。
次いで "EBStudio 1.67" でテキストデータをEPWING形式に変換します。
[ファイル]-[新規作成]メニューで
[書籍名称]、[書籍ディレクトリ名]を何でもいいので設定、
[書籍の種類]をきちんと指定して[OK]をクリックします。
その後現れる[入力ファイルの登録]ダイアログボックスで
[入力ファイル]英辞郎のテキストデータを、
[ファイルの種類]に"辞郎シリーズ"を指定して[OK]をクリックします。
その後[ファイル]-[実行]メニューで変換できます。
生成されたディレクトリの中にファイル"HONMON"があるはずですが、
これを圧縮してサイズを小さくできます。
それができるツールが"Buckingham EB Player 2.14"に含まれている
"Buckingham EB Player Compressor"です。
私は圧縮レベル3にして30MB程度になりました。
できた"HONMON.ebz"が圧縮されたデータ本体となります。
後は出来上がったディレクトリと"CATALOGS"ファイルを
Zaurusの/home/zaurus/dict/eijiro
等にコピーすれば完了です。

以上でZaurusは立派な電子辞書になりました。

2006年10月12日木曜日

Zaurus 付属CD-ROMより

だいぶ時間が空きましたが、Zaurus SL-C1000の設定の続きです。
本体付属のCD-ROMから以下をインストールします。
qpe-terminal-ja_1.5.0-3_arm.ipk
qpe-voicerec_1.5.0-7_arm.ipk
qpe-qpdf_1.5.0-20020618_arm.ipk
qpdf-japanese_20021122_all.ipk
aircompass_slz.ipk
FreeNote_SH-1.0_arm.ipk
bunkoviewer_3.0.07V_arm.ipk
norikae_4.30.1_arm.ipk
一番上は必須で、次の3つがわりと使うかもというところです。
あとは使うかも知れないという程度ですね。


2006年10月10日火曜日

北朝鮮

ついにやっちゃいましたね。
北朝鮮の核実験のことです。

パキスタンの方は地理的に遠いこともありますし、
最近では油田の権益問題が取り上げられている程度ですが、
こちらはねえ…

何かほしいものでもあるのでしょうか?
本当の打ち合いになれば勝ち目はないことは分かっているとは思いますが、
このカードを出せばもう後には引けないのでは…


2006年10月9日月曜日

F1日本GP

今日は鈴鹿サーキットでF1日本GPの決勝が開催されました。
TVでライブ中継していたので、formula1.com のサイトを見ながらTVを見ていました。
formula1.com では英語によるテキストベース中継ではありますが、
予選の中継もしてくれますし、なかなか便利です。
それよりなによりラップタイムや順位の変動もライブで更新してくれるので、
TV放送がライブの場合は情報を補完してくれます。
2週間後のブラジルGPもTVはライブ中継のようですので、
皆さんもやってみてはいかがでしょうか。

ところで結果は…
ワールドチャンピオンは8割方決したようですね。
何しろシューミの自力チャンピオンが消滅しましたからね。

2006年10月8日日曜日

Wii リモコンについての推測

ついでなのでWiiリモコンについても推測してみましょう。
最初に断っておくとポインティングのためのWiiリモコンとセンサーバーの関係がよく分からないので想像というより妄想に近いかもしれません。

ディジタルのキーがPOWERキーを含めて12個、
単色と思われるLEDが4つあるので、16ポートのGPIOで十分です。
また、モーションセンサはヌンチャクと同一のチップを使うでしょうから、
3チャンネルのA/Dコンバータがあればいいでしょう。
ちょっと気になっているのは3軸加速度センサを2つ搭載する可能性です。
まあそれはおいておくとして、
充電池ではないので高度な充電制御チップは必要なく、
最低でも電池電圧チェックのためA/Dコンバータを1チャンネル使えばいいので
A/Dコンバータはあわせて4チャンネルあればいいでしょう。
振動機能はディジタル制御(ON/OFF)かも知れませんが、
アナログ制御であることを期待してD/Aコンバータ(PWM)を1つ加えましょう。

ここまでの機能は前述のヌンチャクのコントローラICで実現できそうです。
Wiiリモコンのメインチップに2チャンネルのコントローラICインターフェイスを用意し、
一方をリモコン内のコントロールに、他方を外部コネクタに使用できます。
インターフェイスを1チャンネルだけにし、
デイジーチェーン接続で2つ以上のコントロールICを接続してあるかも知れませんね。
コスト的にはどちらでも変わらないでしょう。

内蔵スピーカについてはWii本体から送られてくるデータを
オーディオDACに送るだけの機構があれば十分でしょうか。
オーディオアンプも必要ですね。
忘れるところでしたが、Wiiリモコンには少容量の不揮発性メモリが入っているそうです。
コスト、容量、サイズ等考えると
I2C接続のEEPROMぐらいがちょうどいいような気がします。

次に、Wii本体とWiiリモコン間のデータの送受信について考えてみます。
すでに発表のとおり、Wiiリモコンは Bluetooth でデータの無線送受信が可能です。
Wiiリモコンでのキー操作やモーションセンサのデータの送信、
振動機能とLED制御信号の受信は Bluetooth のHIDプロファイルでも使うのでしょうか。
内蔵スピーカで鳴らす音データは Bluetooth のオーディオ系プロファイル(HSPで十分?)
で受信できるでしょう。

ポインティングのために赤外のレーザダイオードを用いている気がします。
ソフトで変調させるのはあほらしいのでハードウェアで変調器も持っているでしょう。

BluetoothベースバンドはメインCPUで処理させますがRFチップが必要です。
と思ったら最近はRFをあわせたワンチップソリューションも多いようです。
Broadcom社ではARM7TDMIや8051を統合したワンチップ品もあるので、
周辺のほぼすべてを統合したカスタムチップをBroadcom社に作らせ、
ファームウェアは任天堂が作成(カスタマイズ)しているのでしょう。
カスタムチップなら機能のまとめ方は自由自在ですね。

まあ、こんなところにしておきましょう。
購入したら本体以外は多分分解してみるのでまたレポートします。
どんなネジが使われているかが問題ですね。

2006年10月7日土曜日

Wii ヌンチャクについての推測

少し前の話になりますが、Wii リモコンの分解写真が公開されていました。
ちょっと考察してみます。

http://ruliweb2.dreamwiz.com/ruliboard/read.htm?num=4687&table=game_nin02&main=nin
の5枚目の写真を見るとコネクタは6ピンで、
ヌンチャクではそのうち5ピン使っています。
それから9,14枚目の写真にある5mm角のチップがモーションセンサですね。
品番がはっきり読み取れませんし、
任天堂向けのカスタム品(少なくとも型番)になっているでしょうが、
事前の公式発表やチップのパッケージ形態から考えて、
STマイクロ社製のアナログ出力の3軸加速度センサ(3.3V品)ということでしょう。

http://blogs.dion.ne.jp/mmbon/archives/cat_133490.html
の5枚目の写真にある48ピンのICがメインのコントローラでしょう。
加速度の3軸とアナログスティックの2軸を扱うことを考えると、
5チャンネルのA/Dコンバータが必要ですが、
ディジタル入力が2キーしか必要なので
機能のわりにICのピン数が多すぎるように感じます。

ここでクラシックコントローラについて考えます。
スペックが、2軸のアナログスティック2つ、アナログスイッチ2つ、
ディジタルスイッチが13個、振動機能(?)ぐらいなものだと思うので、
コントロール用のICは
    6チャンネルのA/Dコンバータ
    16ポートのGPIO
    1チャンネルのD/Aコンバータ(PWM)
    3.3V駆動
ぐらいの仕様になっていると推察できます。
そうだとすると、このコントローラICは、
Wiiリモコン、ヌンチャク、クラシックコントローラで共通に使うことができます。

さて、ヌンチャクとWiiリモコンとの接続についても考えてみます。
前述のとおり6本の配線でつながっていますが、
電源(+3.3V,GND)で2本が消費されるので、通信には4本を使うことになります。
ヌンチャクではそのうちの1本が未接続なので、
データ送信自身は3本で行えることになります。

ここで、前世代に当たる GameCube はどうだったかを確認してみます。
GameCube のコントローラの分解写真が
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010914/gc.htm
にあるのでこれを頼りに考えてみます。
って、Wiiリモコンの拡張ポートとGameCubeのコントローラ用ポートって
物理的にはともかく論理的には同じですね、多分。
GameCubeのコントローラに搭載されている制御ICは44ピンなので、
おそらくこのチップをベースに若干の機能追加したのが
ヌンチャクのコントローラICなのでしょう。

GameCubeのコントローラ用ポートには「GBAケーブル」を使って
GameBoyAdvance を接続できますが、
GBAケーブルは多分コネクタ形状の変換だけしかしてないでしょうから、
GBAの通信ポートとGameCubeのコントローラーは同一仕様だと思います。

というわけで、これまでの推測が正しいとすれば、何らかの手段で
WiiリモコンにGameCubeのコントローラやGBAを接続できるかもしれません。

以上はあくまでも私の推測です。
間違っていても攻めないでくださいね。

2006年10月6日金曜日

キックボード

3日ぶりですね。
仕事で東京に行っておりました。

今回は新宿の東急ハンズでキックボードを買ってきました。
JDRAZOR A です。って、これしかおいてませんでした。
ネット通販で購入してもよかったんですが、
ちょっと触ってからにしたかったもので。

ちなみに、今月から駐車スペースが家から遠くなってしまったので、
自宅と駐車場の間の移動手段にするつもりです。
今週末練習しなきゃ。



2006年10月2日月曜日

地デジ

地上波デジタル放送ですが、
私の住んでいる地域では本日正式サービス開始となりました。
残念ながら現在視聴環境を持っていないので関係ないんですけどね。
いや、かなり先まで関係ないですね。

2006年10月1日日曜日

クラブニンテンドー ポイント

任天堂に言わせると、私は Nintendo DS で戻ってきたユーザーなのですが、
1年半前に DS 購入してから、なんだかんだ言ってゲーム結構買ってます。
まあ、暇つぶし程度ですけど。

ところで、任天堂のゲームなんかを購入すると
「クラブニンテンドー」でポイントがたまっていき、
景品と交換できるサービスがあります。
あんまり興味がなかったので、
DS 本体のポイント登録以降はほったらかしにしていたのですが、
ゲームウォッチコレクションやWiiリモコン型リモコンなど、
手に入れられたらうれしいかなというものも出てきています。

さて、このポイントは毎年10月1日から翌年9月30日までを年度として扱っています。
つまり今日が年度末日で明日が初日です。
というわけで、明日今までの分を全部ポイント登録するつもりです。
はたして何ポイントになるのでしょうか。

2006年9月30日土曜日

Zaurus 初期化

Zaurus SL-C1000 を初期化する方法は以下のとおりです。
なお、これは本体同梱の取扱説明書にもしっかりと書いてありますので。

充電している状態で電源を切り、
SD,CFカードやUSB端子からすべてをはずして
電池ぶたのロックを解除して電池ぶたをはずします。
30秒後にリセットスイッチ(電池の横の小さなスイッチ)を押し、
電池ぶたとロックスイッチを元に戻します。
[OK]キーを押しながら電源を入れると、
メンテナンスメニューが表示されます。
ここで[3.完全消去(フォーマット)]を実行すれば工場出荷状態に初期化されます。

2006年9月29日金曜日

wii.com

任天堂の新ゲーム機 Wii のプロモーションサイトとして wii.com が用意されているのですが、
いままで、"Coming soon" となっていたところがやっとすべて公開されました。

Wii に関しては、多分まだまだ秘密になっていることがあると思うのですが、
私が一番関心を寄せているのは「文字入力」についてです。
Webブラウザ "Opera" もそうですが、「伝言板」には文字を入力、
日本語の場合さらに漢字変換という作業が必要となります。
ところがこのあたりについてはまるで情報が公開されていません。
プレゼンでも巧みに隠しているように見えます。

というわけで公開されるのを楽しみに待っています。
以外に普通だったりして…

2006年9月28日木曜日

Zaurus バックアップ

以前の予告どおり Zaurus SL-C1000 の環境を再構築します。

これまで使っていた環境は、
かなりの数のアプリケーションをインストールして残りのストレージが1MBをきっている状態で、
しかもそのうちの多くはすでに使っていません。
かなり厳しい環境なのですが、
一応バックアップを取って最悪元に戻せるようにしておきます。
バックアップはアプリケーションとして用意されている「バックアップ/リストア」は使わず、
フラッシュメモリを丸々バックアップします。
方法は以下のとおりです。

本体に十分空き容量(150MBぐらい)のあるSDカードのみを接続します。
CFカードソケットやUSB端子、電源端子には何も挿しません。
電源オフの状態でバッテリーを抜いて
[D],[M]キーを押しながら電源端子にACアダプタを差し込み(給電開始)、電源ボタン押します。
これでdiagモードで立ち上がります。

[SERVICE(3/3)]-[2.BACKUP RESTORE MENU]-[2.NAND Flash Back Up] を実行すると
SDカードに"SYSTC100.DBK"のようなファイルができますが、
これがバックアップファイルとなります。
どこかに保存しておきましょう。
完了したら[Cancel]キーでメニューに戻れます。
なお、処理に10分程度かかります。

ちなみにこのバックアップしたファイルをdiagモード内で書き戻すこと(リストア)が可能です。

というわけで今回はこれまで。

2006年9月27日水曜日

PS3の熱暴走

ここに記事を書き始めて一ヶ月以上になりますが、
昨日初めて投稿を忘れてしまいました。
これで毎日投稿の呪縛から解き放たれました。
まあ、投稿を忘れたというよりも、時間を忘れてたんですが。
昨日は、少し前に行われた東京ゲームショーについて
一般方が書かれた体験記事を読みふけっていて、
気がついたら日をまたいでいました。

見ていたのはPS3の熱暴走ネタなんですけど。
見たいという方は "PS3 熱暴走" ぐらいでググルか
某巨大掲示板から探してみてください。
これらのことは結構事実も含まれているのでしょう。
PS3購入の予定がない私にはあまり関係のない話ですが、
SCEやそのサードパーティーの関係者には気の毒としか言いようがありません。

以前製造上のトラブル等も発表されていますが、
あまりにも先を見すぎて足元が整わないうちに見切り発車してしまったというところなんでしょうね。
SONY本社からBD採用を強制されたというようなことも考えられますので、
ことによってはSCE自身が被害者なのかもしれません。
あくまで私の想像ですけど。

2006年9月25日月曜日

Zaurus 環境再構築

私は SHARP製 PDA Zaurus SL-C1000 を使っがています。
So-net (社名変わりますね)の BitWarp PDA と組み合わせて、
ほぼいつも持ち歩いていますね。
通信費が月額2100円(So-netのクレジットカードで支払うと10%OFF)で
完全に使い放題です。
KDDIの携帯電話にダブル定額を組み合わせても
フルブラウザでの通信は対象でなかったりするので、
私にとっては Zaurus のほうが使えます。

が、最近調子が悪い。
通信確立時になぜかDNSサーバの設定ファイルのパーミッションがおかしくて、
ブラウザが使えないんですよね。
しょうがないのでいちいちchmodしていましたが、
我慢できなくなってきたので、初期化して環境作り直すことにしました。
次回からその作業をメモすることにします。



2006年9月24日日曜日

NintendoDS イヤホンマイク

NintendoDS用イヤホンマイク買いました。
月末にポケモンが出るので在庫がはける前にと思って。
結構感度がよくていいですね。
脳トレなんかしててもマイクに口を近付けなくてもいいので。
後はDS版Google Talkが出れば完璧ですね。

2006年9月23日土曜日

PS3値下げ

SCEのPS3が値下げされましたね。
廉価版にHDMI端子が追加されて49980円(税込)だそうです。
ただし、日本での価格が下げられただけですが。
こうなると高機能版の存在意義がかなり薄くなり、
廉価版しか売れないというようなことにもなりそうです。

私はというと今のところ特にほしいとは思いません。
正直ゲームは暇つぶしでしかないのもで。
次世代DVDの決着がBD勝利が確定し、
それに見合うテレビを購入したらBDプレイヤーとしてほしくなるかも知れませんが、
今のテレビが壊れない限り2011年までは購入しない予定です。
前提条件がかなり多いですが、
5年後には次々世代機が出るかも知れませんね。
そのころになれば、
フルHD対応のBD+HDDハイブリッドレコーダがこなれた値段になっているかもしれませんし、
そうなれば今までの私の伝統どおりSONY製品は買わないとうことになりそうです。

ちなみに一応 Wii は買おうと思っています。
あのリモコンとゲームの組み合わせも面白そうですが、
一瞬で立ち上がる無線LAN付きWebブラウザ端末というのは魅力ですね。
普段自宅ではノートPCを使っていますが、
(デスクトップは1年以上電源も入れてないですね)
メールもWebメールでやり取りできるので、
家でノートPCを立ち上げること自体がほんとに少なくなりそうです。
ここのBlogもWii + Operaで書き込めればと思っています。
ただひとつ心配なのは文字の入力方法です。
今までの発表の中ではこのことに一切触れられていないので、
何かサプライズがあることを期待しています。
WiiリモコンにUSBキーボードが接続できるとか…

2006年9月22日金曜日

メール環境改革 - procmail

procmail はメールフィルタとして働きます。
受信メールを fetchmail や qmail から直接 procmail に渡すことで振り分け等ができます。
まずは以下でインストールします。

# echo 'mail-filter/procmail ~x86' >> /etc/portage/package.keywords
# emerge mail-filter/procmail

これからは各ユーザの作業となります。
各ユーザのホームディレクトリに procmail 用の設定ファイルを作ります。
設定ファイルの名前はデフォルトでは .procmailrc ですが、
procmail を呼び出すときに引数で指定できるので任意でかまいません。
とりあえず以下を実行します。

$ cd ~
$ touch .procmailrc

procmail 設定ファイルの内容については後述するとして、
各プログラムとの連携方法について説明しておきます。

まず、qmail です。
qmail は各ユーザの ~/.qmail でメールの配信先が設定可能です。
また、ユーザ名<user> の ~/.qmail-<string> で <user>-<string> 宛てに届いたメールの扱いを設定可能です。
(メーリングリストやセカンドメールアドレスとして利用できます。)
内容的には、'#' で始まる行はコメント、
'.' や '/' で始まる行は保存先ファイル(mailbox形式)か(最後に'/'がつけば)ディレクトリ(maildir形式)
'&' で始まる行は転送先メールアドレスになります。
ここで、'|' で始まる行には外部コマンドがかけます。
すなわち、

$ echo '| /usr/bin/procmail' >> ~/.qmail

で、qmail が受信したそのユーザ宛のメールが procmail に渡され、
~/.procmailrc の設定に従って処理されます。

次に fetchmail との連携です。
fetchmail は各ユーザの ~/.fetchmailrc で設定可能です。
前回その内容について、1アカウント毎に

poll <IP address or FQDN of mail server A>
user <user name of mail server A>
password <user password of mail server A>
is <unix account in this server for storing received mail> here

のようにすればよいと書きましたが、is コマンドの替わりに mda コマンドを利用します。
以下のようにします。

poll <IP address or FQDN of mail server A>
user <user name of mail server A>
password <user password of mail server A>
mda "/usr/bin/procmail .procmailrc.server_a"

そして ~/.procmailrc.server_a に procmail の処理設定を記述します。
こうしておけば、周期実行等で fetchmail が起動された際に、
メールサーバ A にメールを取りにいき、
取ってきたメールは procmail 渡され、
~/.procmailrc.server_a の設定に従って処理されます。

連携の仕方については以上です。
次は procmail の設定ファイルの内容についてです。
詳細については

$ man procmailrc

で表示されますのでそちらを参照ください。
設定ファイルは環境変数の設定と制御内容で構成されます。
意味のある最小限の構成は以下のようなものと思います。

LOGFILE=$HOME/procmail.log

:0 c
* ! ^X-Loop: ttanimu@aaaa.jp
! ttanimu@bbbb.jp

先頭の "LOGFILE=$HOME/procmail.log" は動作ログを ~/procmail.log に書き込めということですが、
動作状況を確認するためにも、これは書いておいた方がいいでしょう。
その他の環境変数はデフォルトでもかまわないと考えています。
動作不良があった時点で追加すればいいのではないでしょうか。
環境によっては MAILDIR をきちんと設定しておかないと、受信メールのローカル保存が失敗するかもしれません。

その次が制御内容でレシピと呼ばれています。
レシピは複数記述でき、先頭から順にレシピの条件に当てはまるかどうかを調査し、
成立すればそのレシピを実行、その後のレシピは無視されるようです。
1つのレシピは先頭が ":0" の行から始まり、次の ":0" で始まる行の手前までとなります。

":0" の次の 'c' は fetchmail で取得したメールをローカルにも残すことを意味します。
'*' で始まる行は条件の指定で、一般的な正規表現を使ってあらわせます。
詳細は man procmailrc で確認ください。
この条件は、「 "X-Loop: ttanimu@aaaa.jp" で始まる行がヘッダになければ以下を実行」となります。
条件が成立したときに実行されるのが次の行で、
'!' は転送先のメールアドレスを ' ' で区切って複数個指定できます。
前述の場合、ttanimu@bbbb.jp へ転送ということになります。

一通り説明しましたが、
複数のメールアドレスを持っている場合、
qmail, fetchmail, procmail を組み合わせるとかなり高度な応用ができます。
ただし注意しなければならないのは、メールの転送がループにならないようにすることです。
さらに、必要なメールが消失しないようにすることです。
メーリングリスト宛てのメールのヘッダには自分のメールアドレスが一切かかれていないことがあるので、
フィルタ時に消失しないよう特に注意が必要です。

これでメールサーバに関するほとんどの設定が終わりました。
また何かあれば追記したいとは思っていますが、
いつになるかはわかりませんので、あまり期待はしないでください。
それではまたいつか。

2006年9月21日木曜日

メール環境改革 - fetchmail

fetchmail は特殊なメールクライアントで、
定期的にメールサーバに届いたメールを自動的にとってきてくれるという便利なものです。
メールサーバに自動転送機能がない場合に便利です。
他にも便利な場面はたくさんあります。
ではインストールです。
以下を実行ください。

# echo 'net-mail/fetchmail ~x86' >> /etc/portage/package.keywords
# emerge net-mail/fetchmail

あとは各個人で設定です。
自分のホームディレクトリの .fetchmailrc ファイルに設定を書きます。
以下を実行します。

$ cd ~
$ touch .fetchmailrc
$ chmod 600 .fetchmailrc

.fetchmailrc の内容については以下のようにします。
なお、'<','>'で囲まれている文字列に関しては'<','>'も含めて適当な文字列に置き換えてください。

defaults
protocol pop3
keep
no mimedecode
smtpaddress localhost

poll <IP address or FQDN of mail server A>
user <user name of mail server A>
password <user password of mail server A>
is <unix account in this server for storing received mail> here

poll <IP address or FQDN of mail server B>
user <user name of mail server B>
password <user password of mail server B>
is <mail address>

自動的にアクセスしたいメールサーバが複数あれば、
poll を先頭とする単位で設定を並べていくだけです。
これだと、サーバAから取ってきたメールを fetchmail が動作しているマシンのSMTPサーバの
<unix account in this server for storing received mail> ユーザ宛てに送り、
サーバBからのは <mail address> 宛てに送ります。
詳細は

$ man fetchmail

で見られるので必要に応じて調べてください。
この状態で自分のアカウントでログインし、

$ fetchmail

を実行すればメールを手動で取ってこれます。
設定ファイルに

set daemon <seconds>

を加えれば、<seconds> 秒毎に自動的にメールを取りに行きます。
ただ、周期起動に関しては、各個人で設定するより cron で周期起動した方がいいので、
設定方法を説明します。
以下を実行します。

# echo 'app-admin/sudo ~x86' >> /etc/portage/package.keywords
# emerge app-admin/sudo
# cd /usr/bin
# touch fetchmail_alluser
# chmod 500 fetchmail_alluser
# vi fetchmail_alluser
↓以下をファイル内容とする
#!/bin/bash
for dir in `ls -1 /home`; do
if [ -f /home/$dir/.fetchmailrc ] ; then
echo fetchmail $dir
sudo -u $dir -H fetchmail
fi
done
# echo '*/15 * * * * root /usr/bin/fetchmail_alluser' >> /etc/crontab

これで15分毎にすべてのアカウントについて fetchmail が実行されます。
これで十分だと思います。

最後になりますが、fetchmail の設定ファイルにはパスワードが平文で入ることになります。
パーミッションにはくれぐれも注意ください。
また、暗号化等されていない通常の POP や IMAP を使っているメールサーバに対して、
fetchmail で定期的にログインを繰り返すと、
ネットワーク上に平文なパスワードが定期的に流れることになります。
普通のメーラーを使っていてもそうはなっていますが、
fetchmail だと365日24時間休みなく流れることになります。
そんなに神経質になる必要はないのかもしれませんが、
このあたり認識した上で運用してください。

次は、メールフィルタ procmail についてです。

2006年9月20日水曜日

メール環境改革 - SMTP on SSL

さて、だいぶ時間があきましたが、SMTP on SSL の設定についてです。
やり方はサブミッションポートのときと似ています。
SSL については tcpserver に SSL パッチを当てなければなりませんが、
すでにあたっていました。ラッキー。
パッチの有無の確認ですが、

# tcpserver --help

したときに、-s, -n オプションの記述があればすでにあたっていると判断できます。
では早速設定です。
以下を実行します。

# cd /var/qmail/supervise
# cp -r qmail-smtpd qmail-smtpd-ssl
# cd qmail-smtpd-ssl/supervise/
# rm -f *
# cd ../log
# rm -rf *
# cd ../
# vi run
↓以下を編集
/usr/bin/tcpserver に -s 追加
${TCPSERVER_PORT} を 465 に変更
-n cert.pem 追加

SSL するにはサーバ側に証明書を作成する必要があります。
以下を実行します。

# cd /var/qmail/supervise/qmail-smtpd-ssl/
# openssl req -newkey rsa:1024 -keyout 1 -nodes -x509 -days 365 -out 2
# cat 1 > cert.pem
# echo "" >> cert.pem
# cat 2 >> cert.pem
# rm -f 1 2
# chmod 600 cert.pem

最後に以下を実行して起動させます。

# ln -s /var/qmail/supervise/qmail-smtpd-ssl qmail-smtpd-ssl

これで、メールクライアントからメールを送信する際に、
メール送信サーバまでのパスを暗号化できます。
その先は平文なのでただの気休めなんですけどね。
これでも、Outbound Port 25 Blocking は回避できますし。
当然 SMTP before POP で不正利用できないようにしてあります。

これでメールサーバに関しては設定完了です。
次回は自動的にメールを取ってきてくれる fetchmail についてです。

2006年9月19日火曜日

吉野家の牛丼

とりあえず今日一日だけ復活の吉野家の牛丼食べてきました。

混んでるといやなので中途半端な時間に行ったのですが結構お客さん多かったです。

味は、まああんなものかなという感じでした。

多分3年ぶりぐらいに食べたのですが、その期間に味を美化しすぎていたことも原因でしょう。

これからはちょくちょく食べにいこうかな。

 

2006年9月18日月曜日

WINGROAD の車速パルス

私の愛車 NISSAN WINGROAD(Y12) の6ヶ月点検をしに行きました。

特に何もなかったのですが、

以前から気になっていたカーナビへの車速パルスのとり方について聞いてみたことろ、

ディーラーの方がヒューズブロックの奥の方から拡張端子を探し出してくれました。

自分でもよく探したところなんですが…

ちなみにその端子は4ピンで白い端子差込口を茶色のプラスチックで覆ってあり(写真をつけておきます)、

青の配線(写真でいうとの左から2番目のピン)が車速パルスのようです。

ついでにいうとピンクの配線(写真でいうとの一番右のピン)がパーキングブレーキの信号みたいです。

これでGPS信号が捕捉できない屋内駐車場でも移動を検知してくれるようになりました。

心持誤差がありますが、設定を初期化してしばらく学習させることにします。

 

ここに書いてあることはあくまでも私の車のケースであり一切保障しませんので、

ご自分の車を触る場合のリスクは自分で負ってください。

 

2006年9月17日日曜日

Wii の価格

昨日ヨーロッパでの Wii の価格が高いと書きましたが、

ちょっと調べたところ、

PS3(安い方)も、米国で499ドル、ヨーロッパで499ユーロですね。

貨幣の相対的価値(為替)というより絶対的価値(物価)の問題のようですね。

そういえば、ユーロ圏ではありませんが英国に行ったことのある友人が物価の高さに文句を言っていたので、

そういうことなのかもしれません。

まあユーロ圏には行ってたとしても短期旅行でしょうからあんまり関係ないですけどね。

 

2006年9月16日土曜日

Wii 世界展開

昨日に続き Wii の話題です。

現時点までに、全世界の状況が明らかになりました。

このなかで驚きなのがヨーロッパです。

価格がなんと 179ポンド/249ユーロ だそうです。

本日の為替レートで 4万円程度になります。

ヨーロッパの物価についての知識がないのでよく分からないのですが、ちょっと高すぎ。

輸送費やローカライゼーションの手間もあるのかもしれませんが、それにしても…

セット内容の違いもありますが、結果的に日本がもっとも安い価格設定になっています。

ちょっと得した気分。

 

2006年9月15日金曜日

Wii 発売日決定

ついに Nintendo の新世代ゲームコンソール Wii の詳細が発表されました。
12月2日に25000円で発売されます。
多分発売日に購入します。その前に予約します。

価格、発売日ともに妥当なところでしょうか。
どうやら量産を開始したのがつい最近(9月に入ってから?)のようであることと、
年末までにワールドワイドで400万台の出荷を見込んでいることから、
月産100万台のペースで製造すると推測されます。
となれば日本での販売台数は年内100万台と仮定して、
12月頭までに75万台確保できるというところでしょう。
任天堂としては在庫不足による混乱と機会損失は避けたいでしょうから
本当はもっと積み増ししたいでしょうね。
米国のホリデーシーズンと日本の年末商戦を考えれば、
これ以上の遅延ができないのは明らかですけど。

価格については発売後多分だれかが分解してレポートしてくれるでしょうから、
それをみて原価を想像してみることにしましょう。

2006年9月14日木曜日

iPod リニューアル

米国時間で9月12日に iPod のラインナップがリニューアルされ、
映画やゲームのダウンロードについての発表がありました。
まあ、半分予想が当たってたというところでしょうか。

驚いたのは、新 iPod shuffle と 開発中の iTV ですね。
新 iPod shuffle についてはクールなのですが、
PCとUSB接続する際クレードルが必要ということで、
私としては今一歩です。
PCのUSB端子に直接挿せるSDカードなんてのがありますが、
あんな感じで本体だけで接続できれば、
USBストレージとして常に持っていてもよかったんですけど。

iTV はなかなか考えましたね。
リビングルームにPCをみたいなことをやるよりも、よほど現実解です。
最近はSTBでVODが流行っている(?)らしいですが、
購入したコンテンツが手元にないのは何か損した気分なので、
ダウンロード & プレイ な iTV 方式の方が好みです。
などといっていますが、WOWOWで十分な私なんですけど…

2006年9月13日水曜日

9.11

9.11 と言っても政治や思想の話ではありません。
私は米国同時多発テロの直前までサンフランシスコに滞在していました。
あの時は一週間飛行機が飛ばなかったので、
もし何かあって帰国が遅れていたら足止めを食らうところでした。
ただそれだけです。

2006年9月12日火曜日

M.シューマッハ 引退

現地時間の昨日行われたF1 イタリアGP直後の公式会見で
ついに自ら引退することを発表したM.シューマッハですが、
よく考えると、私は彼のデビューレースから見ていました。
その当時F1に凝っていて全GPをVTRに撮ってましたが、
探せば1991年のベルギーGPのテープも見つかるでしょう。

デビュー戦の結果はリタイヤでしたが
その予選はルーキーとは思えない速さだったと記憶しています。
彼の行動やその周囲での出来事は、時に物議をかもすこともありましたが、
偉大なチャンピオンであることに間違いはありません。
私は若いころの彼はあまり好きではありませんでしたが、今の彼は好きです。
昔に比べて丸くなったというか大人になったというか。
少し前に、マクラーレンのK.ライコネンがフェラーリ入りするとの確度の高い情報がリーク(?)されたとき、
現セカンドドライバーのF.マッサの処遇について心配したのですが、
シューマッハはそのことも考慮していたことが会見から伺えました。
昔の彼からなら想像できませんが、今の彼らしいですね。

来年以降どうするのかはわかりませんが、
F1での彼の勇姿を見られるのは残り3戦となってしまいました。
是非チャンピオンシップのドライバーズタイトル奪取でカッコよく去ってほしいですね。

ただ心残りは今年ベルギーGPが開催されなかったことでしょうか。
最後にスパを走ってほしい、走らせてあげたかったですね。

2006年9月11日月曜日

黄色い暴君ハバネロ

東ハトから発売されている「暴君ハバネロ」ですが、スーパーで黄色いのを見つけました。

「魅惑のインド篇」だそうです。

この前まで緑のやつもありましたが、それが見当たらなくなっています。

さて味ですが、やっぱり辛い。ただオリジナルよりマイルドな気がします。

で、やっぱり一息に食べてしまいました。

 

2006年9月9日土曜日

メール環境改革 - サブミッションポート

今回は Outbound Port 25 Blocking を回避するため、
サブミッションポートでメールが送信できるよう qmail を設定します。
最初に、前回の設定からかなりの時間が経過しているので Gentoo Linux のメンテをしました。
メンテといっても以下を実行しただけです。

# emerge sync

しかし、トラブルが発生しました。
/usr/portage/profiles/default-linux/x86/make.defaults がどうのこうのといわれたので、

# cd /etc
# ln -sf /usr/portage/profiles/default-linux/x86/make.defaults make.profile

しましたが、ARCH が定義されていないとか言われて emerge が正常に動きません。
とりあえず、

# echo 'ARCH="x86"' >> /etc/make.conf

すると動くようになりました。
何か弊害があるかもしれませんが、そのときはまた考えるということで。

それではサブミッションポートを設定しましょう。
まず、/etc/services にポートの設定を入れておきます。
以下を実行してもいいですが、
このファイルにはポート番号の若い方から順になっているので、
適切な位置にテキストエディタで書き加えた方が後で見やすいでしょう。

# echo 'submission 587/tcp msa # mail message submission' >> /etc/services
# echo 'submission 587/udp msa # mail message submission' >> /etc/services

ところで、サブミッションポートでは SMTP 認証を入れるべきらしいので、
cmd5checkpw をインストールします。
以下を実行します。

# emerge net-mail/cmd5checkpw

さて qmail の設定です。
以下を実行します。

# cd /var/qmail/supervise
# cp -r qmail-smtpd qmail-smtpd-sub
# cd qmail-smtpd-sub/supervise/
# rm -f *
# cd ../log
# rm -rf *
# cd ../
# vi run
↓以下を編集
/usr/bin/tcpserver の -x オプションを削除
${TCPSERVER_PORT} を 587 に変更
qmail-smtpd の引数に /bin/cmd5checkpw /bin/true を追加
# cd /service
# ln -s /var/qmail/supervise/qmail-smtpd-sub qmail-smtpd-sub

これで、サブミッションポート(ポート587)からのメール送信ができました。
しかし、SMTP 認証で不正なログインをブロックできません。
qmail インストール時のビルドファイルを見ると、
smtp-auth パッチはすでに適用されているような気がしますが、
今さらパッチを当てて再ビルドも面倒なので SMTP 認証はやめにします。
まあ、なくても Outbound Port 25 Blocking は回避できるので問題ないでしょう。
SMTP 認証の代わりに SMTP before POP を残すことにします。
以下を実行します。

# vi /var/qmail/supervise/qmail-smtpd-sub/run
↓以下を編集
/usr/bin/tcpserver の -x オプションを復活
qmail-smtpd の引数の /bin/cmd5checkpw /bin/true を削除
# pkill qmail-smtpd-sub

とここまでやったのですが、
よくよく見ると受付ポート番号だけが異なる2つのプロセスが立ち上がっており無駄ですし、
さらに別のセキュリティ上の理由もあり、
別の方法を使うことにしました。
上記ではふれていないのですが、
cmd5checkpw ではすべてのアカウントに対するパスワードを1つのファイル (/etc/poppasswd) に
平文で書かなければならず、私の好みではないのです。
というわけで、まず先の作業を以下で取り消します。

# cd /service
# rm qmail-smtpd-sub
# pkill qmail-smtpd-sub

さてその別の方法ですが、
NATを使って TCP 587 ポートへのリクエストを TCP 25 にふるだけのことです。
以下を実行します。

# iptables -t nat -A PREROUTING -p tcp --dport 587 -j DNAT --to <mail server's IP address>:25
# /etc/init.d/iptables save
# /etc/init.d/iptables restart

結果、この3行だけで解決したことになります。
えらく遠回りしてしまいましたが、終わりよければすべてよしということで。
次回は SMTP on SSL の設定についてです。

メール環境改革 - メーリングリストのアーカイブ

前回の予告どおり、メーリングリストのアーカイブを Web ブラウザで閲覧可能にしましょう。
ezmlm には過去メールをWebブラウザで閲覧する ezmlm-cgi がありますので、まずこれを試してみます。
以下を実行します。

# ebuild /usr/portage/net-mail/ezmlm-idx-mysql/ezmlm-idx-mysql-0.40-r2.ebuild unpack
# cd /var/tmp/portage/ezmlm-idx-mysql-0.40-r2/work/ezmlm-0.53/
# make
# cp ezmlm-cgi /var/www/localhost/htdocs/cgi-bin
# cp ezcgirc /etc/ezmlm
# ln -s /etc/ezmlm/ezcgirc /var/www/localhost/htdocs/cgi-bin/.ezcgirc

ここで前回設定した、admin@<sub domain name> メーリングリストの過去メールを閲覧するには

# echo '3;200;/var/vpopmail/domains/<sub domain name>/admin;admin@<sub domain name>;[Home]=http://<web server name or IP address>;iso-2022-jp' > /etc/ezmlm/ezcgirc
# chmod 755 /var/vpopmail/domains/<sub domain name>
# chmod 755 /var/vpopmail/domains/<sub domain name>/admin
# cd /var/vpopmail/domains/<sub domain name>/admin
# chmod 755 archive
# chmod 755 archive/0
# chmod 755 archive/authors
# chmod 755 archive/subjects
# chmod 755 archive/threads

を実行した上で、"http://<web server name or IP address>/cgi-bin/ezmlm-cgi?3" を開けばよい。
ただし、archive の下にはメール100件毎に新しいディレクトリが作られるので、
その度にパーミッションの設定をしなければならないことと、
セキュリティや機能や十分でないので、これは使わないことにしました。

というわけで、mhonarc + namazu でアーカイブの Web 閲覧と検索の機能を構築することにします。
以下を実行します。

# emerge net-mail/mhonarc
# emerge app-i18n/kakasi
# emerge app-text/namazu
# emerge app-i18n/nkf
# emerge app-text/chasen
# emerge net-mail/mhonarc
# cd /etc/namazu
# cp namazurc-sample namazurc
# echo -e 'Index\t/var/www/localhost/htdoc/ml/search' >> namazurc
# echo -e 'Replace\t/var/www/localhost/htdocs/\thttp://<web server name or IP address>/' >> namazurc
# echo -e 'Lang\tja' >> namazurc
# echo '$NKF = "/usr/bin/nkf";' >> mknmzrc
# mkdir /var/www/localhost/htdocs/ml
# cp /usr/libexec/namazu.cgi /var/www/localhost/htdocs/ml/
# cd /var/www/localhost/htdocs/ml/
# echo 'Options +ExecCGI' > .htaccess
# echo 'AddDefaultCharset EUC-JP' >> .htaccess
# echo 'AddDefaultCharset ISO-2022-JP' > mail/.htaccess
# mkdir /etc/mhonarc/
# vi /etc/mhonarc/rc
↓ 以下をファイルの内容とする
<CHARSETCONVERTERS>
plain; iso_2022_jp::str2html; iso2022jp.pl
iso-2022-jp; iso_2022_jp::str2html; iso2022jp.pl
</CHARSETCONVERTERS>

<DEFCHARSET>
iso-2022-jp
</DEFCHARSET>

<DECODEHEADS>
<NOMAILTO>

<TEXTCLIPFUNC>
iso_2022_jp::clip; iso2022jp.pl
</TEXTCLIPFUNC>

<VARREGEX>
\$([^33\$]*)\$(?![^33]*33\()
</VARREGEX>
# vi /usr/local/bin/mlarc2html
↓ 以下をファイルの内容とする
#!/bin/bash
#
# convert ezmlm mailing list archives to html
#
# 2004.12.26 ttanimu
#

index=/var/www/localhost/htdocs/ml/index.html

rm -f $index
touch $index
chmod 644 $index
echo '<html><head><title>mailing list archives</title></head><body><h1>mailing list archives</h1><ul>' > $index

for name in `ls -1 /var/vpopmail/domains/<sub domain name> | sed -e '/postmaster/d' -e '/vpasswd/d' -e '/vpasswd.cdb/d'` ; do
echo '<li><a href="./mail/'$name'/maillist.html">'$name'@<sub domain name></a></li>' >> $index
mkdir -p /var/www/localhost/htdocs/ml/mail/$name
if [ -a /var/www/localhost/htdocs/ml/mail/$name/maillist.html ] ; then
add=-add;
fi
mhonarc $add -reverse -treverse -multipg -modtime -idxsize 20 -rcfile /etc/mhonarc/rc -outdir /var/www/localhost/htdocs/ml/mail/$name /var/vpopmail/domains/<sub domain name>/$name/
archive/[0-9]*/[0-9]*
done

echo '</ul><hr><ul><li><a href="./namazu.cgi">search</a></li></ul></body></html>' >> $index

mkdir -p /var/www/localhost/htdocs/ml/search
env LC_ALL=ja_JP.eucJP mknmz -k -O /var/www/localhost/htdocs/ml/search /var/www/localhost/htdocs/ml/mail
# chmod 755 /usr/local/bin/mlarc2html
# mlarc2html

これで、Web ブラウザで http://<web server name or IP address>/ml を開けばメーリングリストの閲覧と検索ができます。
ただし、これは mlarc2html を実行した瞬間のスナップショットであので、
常に最新の状態になるよう定期的に mlarc2html を実行する必要があります。
この作業を自動的に行うため以下を実行します。
なお、これは毎日6:00,12:00,17:00に更新を行う場合の設定です。

# echo '0 6,12,17 * * * /usr/local/bin/mlarc2html' >> /etc/crontab
# /etc/init.d/vixie-cron restart

これだと誰でも閲覧できセキュリティ面で問題があるのでパスワードでユーザ認証をかけます。
以下を実行します。

# cd /var/www/localhost/htdocs/ml
# vi .htaccess
↓以下を最後に追加
AuthUserFile /var/www/localhost/htdocs/ml/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "mailing list archives"
AuthType Basic
require valid-user

パスワードの設定は以下を実行する。

# htpasswd2 -c .htpasswd <ユーザ名> <パスワード>

ただし、-c オプションは初回のみ必要で、.htpasswd ファイルがすでに存在するなら

# htpasswd2 .htpasswd <ユーザ名> <パスワード>

としなければなりません。


長かったですが、ここまで複数回にわたって書いてきたことが、
かなり昔に設定した部分です。
次回からはつい最近設定した SMTP-SSL や サブミッションポート、
fetchmail や procmail について書いていきたいと思います。

2006年9月8日金曜日

吉野家の牛丼復活


アメリカ産牛肉の輸入再開にともない
2006年9月18日(月)に吉野家の牛丼が復活するそうです。

よく覚えていませんが2,3年ぶりでしょうか?

調達量が十分でないので、とりあえずは一日だけということで、ぜひ食べにいっておきたいところです。

ものすごい混雑が予想されるので、朝早くにでも行ったほうがいいかもしれませんね。

私は吉牛大好きなので復活はうれしいですね。

といってもそんなしょっちゅう食べに行くわけではないですけど。

私がアメリカ産牛肉を食べるのは多分吉野家でだけですね。

そういえば今年仕事でアメリカに行ったときに十分食べてました。

特定危険部位も入ってたかもしれません…

 

2006年9月7日木曜日

PS3発売延期

すごいニュースが入ってきました。

いろいろなサイトでも取り上げられていますが、

欧州を中心とする地域でのPS3の発売が2007年3月に延期になるそうです。

しかも、今月から量産開始だった予定が一ヶ月先にずれ込み、

日本での初回出荷台数が10万台程度になるそうです。

正直私はPS3要らないのでどうでもいいんですが、かなりお粗末ですね。

私は Wii 買います。多分。

2006年9月6日水曜日

メール環境改革 - メーリングリスト

本格的なメーリングリストとして ezmlm-idx を利用します。
また、Web上で管理できるよう qmailadmin も利用します。
ついでに仮想ドメインに対応する vpopmail も入れますが、
私にとっては必要ないので、仮想ユーザに対する POP3 等は提供しません。
今回、メーリングリストのドメインにはサブドメインを割り当てますので、
DNS サーバへの設定も必要となりますが、これはすでに完了しているとして話を進めます。
最初に以下を実行します。
なお、'<','>'で囲まれている文字列に関しては'<','>'も含めて適当な文字列に置き換えてください。

# emerge net-mail/ezmlm-idx-mysql
# /usr/bin/mysql_install_db
# rc-update add mysql default
# /etc/init.d/mysql start
# vadddomain <sub domain name>
# echo 'net-mail/qmailadmin ~x86' >> /etc/portage/package.keywords
# emerge net-mail/qmailadmin
# vi /etc/apache2/conf/apache2.conf
↓ 以下を最後に追加
<Directory /var/www/localhost/cgi-bin>
AddDefaultCharset EUC-JP
</Directory>
# /etc/init.d/apache2 restart

その後 Web ブラウザで http://<サーバ名 or IPアドレス>/cgi-bin/qmailadmin を開くと設定画面が表示されます。
ユーザは "postmaster"(管理者)、ドメインとパスワードは先に vadddomain を実行した際に入力した物となります。
ログインできたら "新しいメーリングリスト" へ進み、各種設定を行います。
たとえば、ここでメーリングリスト名に "admin" を設定すると "admin@<sub domain name>" がメーリングリストの送信アドレスとなります。
なお、プレフィックスに "admin:#" とすると自動的にメールのタイトルの頭に "[admin:1]" 等が付加されます。
メーリングリストへの参加等はこの Web 設定ページで管理者が制御できますし、
各個人が admin-*@<sub domain name> にメールを出すことでもできます。
このあたりは ezmlm や qmailadmin のマニュアルを参照ください。

これでメーリングリストの運用ができす。
次回はこのメーリングリストの過去メール(アーカイブ)の Web ブラウザでの閲覧について書きます。

2006年9月5日火曜日

Wiiの発売日の発表日決

任天堂の新世代ゲーム機 Wii の発売日が来週9月14日に発表になるようです。
14日に日本とアメリカ、15日にヨーロッパで Wii
に関する重大な発表があるとのことなので間違いないでしょう。
任天堂自身9月に発表すると公言していましたし。
時差を考えると発表は日米欧の順になり、同社からみた市場の重要性と一致するのではないでしょうか。
さてその内容についてですが、はたしてどうなんでしょうか?
色々なうわさがありますが、個人的には11月初めに20000円程度の価格で発売されると想像しています。

2006年9月4日月曜日

メール環境改革 - Webメール

WebメールとはWebブラウザでメール送信と受信メールの閲覧ができる機能のことですが、
これには Web サーバが必要ですのでApache2 をインストールします。ついでに SSL 接続も利用することにします。
また、スクリプトエンジンとして PHP を導入します。
以下を実行してください。
なお、'<','>'で囲まれている文字列に関しては'<','>'も含めて適当な文字列に置き換えてください。


# emerge net-www/apache
# cd /etc/apache2/conf/
# vi apache2.conf
ServerName <server name (IP address or FQDN)> ←追加
# vi commonapache2.conf
ServerAdmin <administrator's mail address> ←変更
# vi /etc/conf.d/apache2
APACHE2_OPTS="-D SSL" ←追加
# emerge dev-php/mod_php ←数時間かかるかも知れないので注意
# vi /etc/conf.d/apache2
APACHE2_OPTS="-D SSL -D PHP4" ←変更
# rc-update add apache2 default
# /etc/init.d/apache2 start


システムの準備ができたので Web メールのアプリケーションをインストールします。
SquirrelMail と携帯電話向けに websylpheed 拡張版を利用することにします。
まず、SquirrelMail のインストールのため以下を実行します。


# emerge mail-client/squirrelmail
# cd /var/www/localhost/htdocs/squirrelmail
# ln -s squirrelmail s
# cd config
# ln -s config_default.php config.php


これで https://<サーバ名 or IPアドレス>/s/ からアクセス可能です。
なお、各自ログイン後、[Option]-[Display Preferences]で言語を日本語にする必要があります。
次に websylpheed拡張版 を入れます。
ただし、PHPの標準のインストールではモジュールが足らないので入れなおす必要があります。
以下を実行します。
ただし、前もって "websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708.patch" ファイルを作成ください。
内容については補足として後述します。


# ebuild /usr/portage/dev-php/php/php-4.3.8.ebuild unpack
# cd /var/tmp/portage/php-4.3.8/
# touch .compiled
# cd work/php-4.3.8/
# './configure' '--prefix=/usr' '--host=i686-pc-linux-gnu' \
> '--mandir=/usr/share/man' '--infodir=/usr/share/info' \
> '--datadir=/usr/share' '--sysconfdir=/etc' '--localstatedir=/var/lib' \
> '--with-apxs2=/usr/sbin/apxs2' '--with-ndbm=/usr' '--with-db4=/usr' \
> '--with-mcrypt=/usr' '--with-mhash=/usr' '--without-interbase' \
> '--without-ming' '--without-swf' '--without-sybase' '--with-gdbm=/usr' \
> '--without-fdftk' '--without-java' '--without-mcal' \
> '--without-unixODBC' '--without-pgsql' '--without-snmp' \
> '--with-xpm-dir=/usr/X11R6' '--without-gmp' '--without-mssql' \
> '--with-pdflib=/usr' '--without-gd' '--with-png=/usr' \
> '--with-png-dir=/usr' '--with-jpeg=/usr' '--with-jpeg-dir=/usr' \
> '--enable-exif' '--with-tiff=/usr' '--with-tiff-dir=/usr' \
> '--without-mysql' '--with-freetype-dir=/usr' '--with-ttf=/usr' \
> '--with-t1lib=/usr' '--with-gettext' '--with-qtdom=/usr/qt/3' \
> '--with-pspell=/usr' '--with-openssl=/usr' '--with-imap=shared' \
> '--without-ldap' '--with-dom=/usr' '--with-dom-xslt=/usr' \
> '--with-dom-exslt=/usr' '--without-kerberos' '--with-pam' \
> '--disable-memory-limit' '--disable-ipv6' '--without-yaz' \
> '--without-curl' '--disable-dbx' '--with-zlib=/usr' \
> '--with-zlib-dir=/usr' '--with-sablot=/usr' '--enable-xslt' \
> '--with-xslt-sablot' '--with-xmlrpc' '--enable-wddx' '--with-xml' \
> '--enable-mbstring=all' '--enable-mbregex' '--with-bz2=/usr' \
> '--with-crack=/usr' '--with-cdb' '--enable-pcntl' '--enable-bcmath' \
> '--enable-calendar' '--enable-dbase' '--enable-filepro' '--enable-ftp' \
> '--with-mime-magic=/usr/share/misc/file/magic.mime' '--enable-sockets' \
> '--enable-sysvsem' '--enable-sysvshm' '--enable-sysvmsg' '--with-iconv' \
> '--enable-shmop' '--enable-dio' '--enable-yp' '--without-ncurses' \
> '--without-readline' '--enable-inline-optimization' '--enable-track-vars' \
> '--enable-trans-sid' '--enable-versioning' \
> '--with-config-file-path=/etc/php/apache2-php4' '--without-pear'
# ebuild /usr/portage/dev-php/php/php-4.3.8.ebuild merge
# make
# make install
# cd /var/www/localhost/htdocs/
# wget http://www.xyz.gr.jp/~musa/websylpheed/websylpheed-ext_040806.tar.gz
# tar zxf websylpheed-ext_040806.tar.gz
# patch -d websylpheed-ext_040806 < websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708.patch
# cp websylpheed-ext_040806 websylpheed
# ln -s websylpheed w
# touch /etc/websylpheed.sess
# chown apache:apache /etc/websylpheed.sess
# chmod 600 /etc/websylpheed.sess
# vi /etc/apache2/conf/apache2.conf
↓ 以下を最後に追加
<Directory /var/www/localhost/htdocs/websylpheed>
php_flag register_globals On
php_flag track_vars On
php_flag magic_quotes_gpc Off

php_flag output_buffering On
php_value output_handler mb_output_handler

php_value mbstring.internal_encoding SJIS
php_value mbstring.http_input auto
php_value mbstring.http_output SJIS
</Directory>
# /etc/init.d/apache2 restart


これで https://<サーバ名 or IPアドレス>/w/ からアクセス可能です。
本編はここまでということで、
次回はメーリングリストの設定でもしておきましょうか。


- 補足 -

さて、websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708.patch の内容は下記の通りです。
コピーして1つの空ファイルに貼り付けてください。
パッチの内容は以下の3点です。
websylpheed/common.php
dl('imap.so'); ← 最初の"<?PHP"の次の行に追加
websylpheed/maillist.php
@i18n_convert ← 3箇所あるi18n_convertの前に@を追加
多数のファイル
メール送信時に任意の from ヘッダをつける
本当はパッチファイルごとアップロードできればいいのですが、
このサイトって画像ファイルしかアップロードできないんですよね。
今回初めて気がつきました。
というわけで次行からがファイル内容となります。


diff -c websylpheed-ext_040806/address.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/address.php
*** websylpheed-ext_040806/address.php Fri Aug 6 23:04:16 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/address.php Fri Jul 8 12:00:10 2005
***************
*** 6,11 ****
--- 6,12 ----
include "functions.php";
include $db_include;

+ $from2 = urlencode($from);
$to2 = urlencode($to);
$cc2 = urlencode($cc);
$bcc2 = urlencode($bcc);
***************
*** 28,33 ****
--- 29,35 ----
<INPUT type="hidden" name="sess" value="<?=$sess?>">
<INPUT type="hidden" name="mbox" value="<?=$mbox?>">
<INPUT type="hidden" name="top" value="<?=$top?>">
+ <input type="hidden" name="from" value="<?=$from2?>">
<input type="hidden" name="to" value="<?=$to2?>">
<input type="hidden" name="cc" value="<?=$cc2?>">
<input type="hidden" name="bcc" value="<?=$bcc2?>">
***************
*** 40,46 ****
if ( $to == "" ) {
echo '宛先が選択されていません';
} else {
! $header = "From: " . $mail_addr;
$header .= "\nDate: " . date("r");
if ( $cc != "" ) {
$header .= "\nCC: ".$cc;
--- 42,48 ----
if ( $to == "" ) {
echo '宛先が選択されていません';
} else {
! $header = "From: " . $from /*$mail_addr*/;
$header .= "\nDate: " . date("r");
if ( $cc != "" ) {
$header .= "\nCC: ".$cc;
***************
*** 116,121 ****
--- 118,124 ----
<INPUT type="hidden" name="mbox" value="<?=$mbox?>">
<INPUT type="hidden" name="top" value="<?=$top?>">
<INPUT type="hidden" name="submit_flg" value="<?=$submit_flg?>">
+ <INPUT type="hidden" name="from" value="<?=$from2?>">
<INPUT type="hidden" name="to" value="<?=$to2?>">
<INPUT type="hidden" name="cc" value="<?=$cc2?>">
<INPUT type="hidden" name="bcc" value="<?=$bcc2?>">
diff -c websylpheed-ext_040806/common.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/common.php
*** websylpheed-ext_040806/common.php Sun Aug 8 13:58:12 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/common.php Thu Jul 7 17:00:12 2005
***************
*** 1,8 ****
<?PHP
/* ログインチェック */
$connstr = '{' . $server . ':' . $port . '}';
$imap = false;
! @$imap = imap_open($connstr, $user_id, $passwd);
if ($imap == false) {
header("Location: index.php");
exit;
--- 1,10 ----
<?PHP
+ dl('imap.so');
+
/* ログインチェック */
$connstr = '{' . $server . ':' . $port . '}';
$imap = false;
! $imap = imap_open($connstr, $user_id, $passwd);
if ($imap == false) {
header("Location: index.php");
exit;
diff -c websylpheed-ext_040806/functions.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/functions.php
*** websylpheed-ext_040806/functions.php Fri Aug 6 23:04:20 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/functions.php Fri Jul 8 11:05:06 2005
***************
*** 155,161 ****
}
}
} else {
! $body[] = trim( i18n_convert(imap_body($imap, $msgno, $flg), $internal_encoding, "AUTO"));
}

return array($body, $attach);
--- 155,167 ----
}
}
} else {
! $s = imap_body($imap, $msgno, $flg);
! if($mbody->encoding == 3) {
! $s = imap_base64($s);
! } elseif($mbody->encoding == 4) {
! $s = imap_qprint($s);
! }
! $body[] = trim( i18n_convert($s , $internal_encoding, "AUTO"));
}

return array($body, $attach);
diff -c websylpheed-ext_040806/mail_send.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/mail_send.php
*** websylpheed-ext_040806/mail_send.php Fri Aug 6 23:04:20 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/mail_send.php Fri Jul 8 11:56:02 2005
***************
*** 4,9 ****
--- 4,10 ----
include "common.php";
include "functions.php";

+ $from = urldecode($from);
$to = urldecode($to);
$cc = urldecode($cc);
$bcc = urldecode($bcc);
***************
*** 88,93 ****
--- 89,97 ----
新規メール作成
<br><hr>
<form action="address.php" method="post">
+ FROM:<br>
+ <input type="text" size="16" <?=$textmaxlength?> name="from" value="<?=$mail_addr?>"> <br>
+
TO: <?=$to_submit?> <br>
<input type="text" size="16" <?=$textmaxlength?> name="to" value="<?=$to?>"> <br>

diff -c websylpheed-ext_040806/maillist.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/maillist.php
*** websylpheed-ext_040806/maillist.php Fri Aug 6 23:45:00 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/maillist.php Wed Sep 22 15:18:12 2004
***************
*** 13,19 ****
if ($mbox == "INBOX") {
$boxName = "受信箱";
} else {
! $boxName = i18n_convert( decode_imap_utf7($mbox), $internal_encoding, 'UTF-8' );
if ($personal_folders != "" ){
$boxName = ereg_replace("^".$personal_folders, "", $boxName );
}
--- 13,19 ----
if ($mbox == "INBOX") {
$boxName = "受信箱";
} else {
! $boxName = @i18n_convert( decode_imap_utf7($mbox), $internal_encoding, 'UTF-8' );
if ($personal_folders != "" ){
$boxName = ereg_replace("^".$personal_folders, "", $boxName );
}
***************
*** 99,105 ****
//if ($subject == "") $subject = "(無題)";
//$subject = zen2han($subject);
//$subject = substr($subject, 0, 20) . " ";
! $subject = zen2han(i18n_convert(i18n_mime_header_decode($header->Subject), $internal_encoding, "AUTO"));
if ($subject == "") $subject = "(無題)";
$subject = substr($subject, 0, 20) . " ";
$subject = htmlSpecialChars($subject);
--- 99,105 ----
//if ($subject == "") $subject = "(無題)";
//$subject = zen2han($subject);
//$subject = substr($subject, 0, 20) . " ";
! $subject = zen2han(@i18n_convert(i18n_mime_header_decode($header->Subject), $internal_encoding, "AUTO"));
if ($subject == "") $subject = "(無題)";
$subject = substr($subject, 0, 20) . " ";
$subject = htmlSpecialChars($subject);
***************
*** 112,118 ****
$from = $header->fromaddress;
}
//$from = zen2han(i18n_mime_htmlSpecialChars($from));
! $from = zen2han(i18n_convert(i18n_mime_header_decode($from), $internal_encoding, "AUTO"));
//$from = ereg_replace("&quot;", "", $from);
$from = ereg_replace("\"", "", $from);
$from = substr($from, 0, 20) . " ";
--- 112,118 ----
$from = $header->fromaddress;
}
//$from = zen2han(i18n_mime_htmlSpecialChars($from));
! $from = zen2han(@i18n_convert(i18n_mime_header_decode($from), $internal_encoding, "AUTO"));
//$from = ereg_replace("&quot;", "", $from);
$from = ereg_replace("\"", "", $from);
$from = substr($from, 0, 20) . " ";
diff -c websylpheed-ext_040806/websylpheed.php websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/websylpheed.php
*** websylpheed-ext_040806/websylpheed.php Fri Aug 6 23:05:06 2004
--- websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/websylpheed.php Fri Jul 8 11:02:36 2005
***************
*** 43,48 ****
--- 43,49 ----
mb_http_output('SJIS');
mb_internal_encoding('SJIS');
ob_start("mb_output_handler");
+ mb_language("Japanese");

extract($_GET);
extract($_POST);
Common subdirectories: websylpheed-ext_040806/ws_check and websylpheed-ext_040806-ttanimu_050708/ws_check

2006年9月3日日曜日

メール環境改革 - メールサーバの補足設定

メールの自動転送は各ユーザのホームディレクトリの .qmail ( .forward でも可らしい)にて設定できます。
すでに存在する .qmail.sample がそのサンプルとなるので参考にしてください。


サブドメインを切って、そのサブドメイン用のメールサーバを別に立てる場合は以下を実行してください。
ここでは、"example.jp" のサブドメイン "sub.example.jp" のメールサーバを
ローカルの "mail.sub.example.jp (192.168.1.1)" と仮定します。


# cd /var/qmail/control/
# touch smtproutes
# chmod 644 smtproutes
# echo 'sub.example.jp:192.168.1.1' > smtproutes
# /etc/init.d/svscan restart


さらに、サブドメイン用メールサーバが sendmail の場合、
こちらでも以下を実行する必要があります。
なお、example.jp のメールサーバは "192.168.0.1" と仮定します。


[mail.sub.example.jp]# cd /etc/mail
[mail.sub.example.jp]# echo '192.168.0.1 RELAY' >> access
[mail.sub.example.jp]# makemap hash access.db < access
[mail.sub.example.jp]# echo 'sub.example.jp' > local-host-names
[mail.sub.example.jp]# /etc/init.d/sendmail restart


サブドメイン用メールサーバが qmail なら、多分以下を実行すればよいでしょう。


[mail.sub.example.jp]# echo 'sub.example.jp' >> /var/qmail/control/rcpthosts
[mail.sub.example.jp]# echo 'sub.example.jp' >> /var/qmail/control/locals


あるとき imap, pop3 にてログイン不能となり、調べると認証モジュールの不具合のようなので、
とりあえず "/etc/courier-imap/authdaemonrc" の最後の
authmodulelist="${authmodulelist} relay-ctrl-allow"

authmodulelist="authpam relay-ctrl-allow"
になおし、関連するデーモンを再起動すると直りました。
再起動時には以下のコマンドを実行しました。


/etc/init.d/authdaemond stop
/etc/init.d/courier-imapd start
/etc/init.d/courier-imapd-ssl start
/etc/init.d/courier-pop3d start
/etc/init.d/courier-pop3d-ssl start↑


これ以降大きなトラブルは発生していません。

以上でメールサーバの基本設定については終了です。
次回は Web メールについて書こうと思います。

2006年9月2日土曜日

メール環境改革 - IMAP,POPサーバインストール

前回でメールがサーバまでは届くようになりましたが、
これをクライアント PC から読めなければどうしようもありません。
そこで IMAP,POPサーバ courier-imap を準備します。以下を実行します。


# emerge net-mail/courier-imap
# cd /etc/courier
# mkimapdcert
# mkpop3dcert
# rc-update add courier-imapd default
# rc-update add courier-imapd-ssl default
# rc-update add courier-pop3d default
# rc-update add courier-pop3d-ssl default
# /etc/init.d/ courier-imapd start
# /etc/init.d/ courier-imapd-ssl start
# /etc/init.d/ courier-pop3d start
# /etc/init.d/ courier-pop3d-ssl start


特定のマシンから imap4, pop3 へのアクセスを制限できるようにしておきます。
これは、パスワードクラックを仕掛けてくるマシンからのアクセスを排除する目的で行います。
まずアクセス制御データを生成するツールを準備します。
本当は courier-mta をインストールすれば簡単なのですが、
qmailと競合してしまうので半自動インストールをします。
以下を実行してください。


# cd /usr/portage/mail-mta/courier
# ebuild courier-0.46.20040816.ebuild unpack
# ebuild courier-0.46.20040816.ebuild compile
# cd /var/tmp/portage/courier-0.46.20040816/work/courier-0.46.20040816/courier
# mkdir /usr/lib/courier
# mkdir /usr/lib/courier/courier
# cp makedat /usr/lib/courier/courier
# cp makedatprog /usr/lib/courier/courier
# cd /usr/lib/courier/courier
# chmod 755 makedat


アクセス制御を有効にします。以下のように /etc/courier-imap/imapd, pop3d を編集します。


# cd /etc/courier-imap
# vi imapd
TCPDOPTS="-nodnslookup -noidentlookup"
↑の行を↓に変更
TCPDOPTS="-nodnslookup -noidentlookup -access=/etc/courier-imap/access.gdb"
# vi pop3d
TCPDOPTS="-nodnslookup -noidentlookup"
↑の行を↓に変更
TCPDOPTS="-nodnslookup -noidentlookup -access=/etc/courier-imap/access.gdb"


アクセス制御ファイル /etc/courier-imap/access を編集します。
このファイルの中身の各行が制御単位となり、IPアドレスと制御内容の間は1つのTABで区切ります。
例えば、10.0.0.1 からのアクセスを拒否するには以下のようにします。


# cd /etc/courier-imap
# vi access
中身を↓に変更(各行先頭の空白は削除)
127.0.0.1 allow
192.168 allow
10.0.0.1 deny
* allow


アクセス制御ファイル /etc/courier-imap/access.gdb を作成し、デーモンを再起動します。
/etc/courier-imap/access を変更した際に必ず行わなければならない処理です。
以下を実行してください。


# cd /usr/lib/courier/courier/
# ./makedat -src=/etc/courier-imap/access -tmp=/etc/courier-imap/access.tmp -file=/etc/courier-imap/access.gdb
# /etc/init.d/courier-imapd restart
# /etc/init.d/courier-imapd-ssl restart
# /etc/init.d/courier-pop3d restart
# /etc/init.d/courier-pop3d-ssl restart


ローカルアドレス(たとえば "192.168.*.*")からは無条件でメール送信が可能とすると便利。
以下を実行すればよい。


# echo '192.168.:allow,RELAYCLIENT="",RBLSMTPD=""' >> tcp.smtp
# tcprules /etc/tcp.smtp.cdb /etc/.tcp.smtp.tmp < /etc/tcp.smtp


ローカルアドレス以外からのメール送信のため smtp before pop(imap)を設定します。
以下を実行してください。


# emerge net-mail/relay-ctrl
# echo "*/15 * * * * root envdir /etc/relay-ctrl /usr/bin/relay-ctrl-age" > /etc/crontab
# echo 900 > /etc/relay-ctrl/RELAY_CTRL_EXPIRY
# vi conf-smtpd
↓追加(コメントアウトされているのでコメントインする)
QMAIL_TCPSERVER_PRE="${QMAIL_TCPSERVER_PRE} envdir /etc/relay-ctrl relay-ctrl-ctrl relay-ctrl-chdir"
QMAIL_SMTP_PRE="${QMAIL_SMTP_PRE} relay-ctrl-check"
# vi /etc/courier-imap/authdaemonrc
authmodulelist="${authmodulelist} relay-ctrl-allow" ← 最後に追加
# vi /etc/courier-imap/imapd
PRERUN="${PRERUN} envdir /etc/relay-ctrl relay-ctrl-chdir" ← 最後に追加
# vi /etc/courier-imap/imapd-ssl
PRERUN="${PRERUN} envdir /etc/relay-ctrl relay-ctrl-chdir" ← 最後に追加
# vi /etc/courier-imap/pop3d
PRERUN="${PRERUN} envdir /etc/relay-ctrl relay-ctrl-chdir" ← 最後に追加
# vi /etc/courier-imap/pop3d-ssl
PRERUN="${PRERUN} envdir /etc/relay-ctrl relay-ctrl-chdir" ← 最後に追加
# vi /etc/courier-imap/imapd
AUTHMODULES="authdaemon relay-ctrl-allow" ← 変更
# vi /etc/courier-imap/pop3d
AUTHMODULES="authdaemon relay-ctrl-allow" ← 変更
# /etc/init.d/svscan restart
# /etc/init.d/ courier-imapd restart
# /etc/init.d/ courier-imapd-ssl restart
# /etc/init.d/ courier-pop3d restart
# /etc/init.d/ courier-pop3d-ssl restart


ここまでやれば立派にメールサーバとして運用できます。
次回は補足事項を記述します。