2012年10月29日月曜日

Windows8が発売

2012年10月26日、ついにWindows8が発売されました。
とりあえず2013年1月31日まで3300円のキャンペーン価格で買える
Pro版アップグレード用のダウンロード版を購入しようとMicrosoftのサイトを探し回り、
やっとのことでここにたどり着きました。
もうちょっとわかりやすいところにおいてほしいものです。
って、わからなかったのは私だけ?

さて、購入ページの[Pro を \3,300 でダウンロードする]ボタンをクリックすると
アップグレード アシスタントなるアプリケーションがダウンロードされます。
それの実行過程で購入手続きやライセンスの発行、OSのダウンロードが行われ、
ウェブサイト上でお手軽にクリックと言うわけには行かないようです。めんどくさい。

以下アップグレード アシスタントの実行時の様子をかいつまんで紹介します。
なお、インストール対象はまだまだ現役のEeePC901Xです。
CドライブとDドライブ共に大容量のSSDに換装しており、
CPUは64ビットモードをサポートしていないシングルコアAtomでメモリは2GBに増やしています。
OSはWindows XP Homeで
起動直後のロングフリーズ(換装したSSDのせい?)を我慢すれば、そこそこ使えます。

アップグレードアシスタントを起動すると最初に互換性チェックをしてくれます。
EeePC901XではLCDの解像度が小さいためModern UI(旧称Metro)が動かないと警告されますが、
なに、デスクトップが動けばいいのでそのままスルーします。
次に
引き継ぐ項目を選んでください
引き継ぐ項目を決めていただければ、お客様に最適な Windows 8 のエディションを選べます。 
と表示され、
  • 個人用ファイル
  • 何も引き継がない
の選択肢が提示されます。
EeePC901XではどちらでもWindows8のproエディションを提案されました。
というか他に選択肢はありませんでした。
が、同じエディションでもこの選択によりダウンロードされるイメージ(設定?)が変わるような気もします。

で、そのまま購入手続きとなります。
名前や住所やメールアドレスを入力し、クレジットカードやpaypalで支払いを済ませます。
プロダクトキーが発行されるので(表示とメール通知)なくさないようにしましょう。
[Windows DVD]をチェックしておくとインストールDVDが郵送されてくるみたいですが、
定額通信出来る環境にあれば余分に1500円払うこともなく
そのままダウンロードしてしまえばいいでしょう。私は後に後悔しますが。
まあ、サイズが2GBあるようなので従量課金や準定額回線で
料金がかさむようなら買ってもいいのではないでしょうか。
あと、途中Windows7購入者向け値引き用プロモーションコードの入力項目もありました。

ダウンロードが終了するといよいよWindows8のインストールです。
  • 今すぐインストール
  • 後でデスクトップからインストール
の選択肢が現れますが、後者を選んでもデスクトップ上の
アップグレードアシスタントのアイコンをダブルクリックすると、
またこの選択肢から再開されます。
ここの選択肢に[DVDに焼く]のような選択肢があることを期待していたのですがありませんでした。
再インストールするとき困りそうです。
こんなことならDVDも注文しておくんだったと少々後悔しました。

その後は実際のインストール作業です。
Cドライブに15GBの空き容量が必要とか言われ、
でかいアプリケーションを軒並みアンインストールして何とか確保しました。
これにかなりの時間と手間をかけてしまいました。
ただインストール(ファイルコピー?)が始まってしまえばほうっておけばよく、
勝手にやってくれました。
そしてWindows8がインストールできました。

EeePC901XではWindows8のModern UIは動かないので、
スタートページから即[デスクトップ]に行く他ないのですがやむを得ません。
しかし、ドライバの対応状況は良好で、ACPIらしきもののドライバがない以外は、
内蔵カメラも内蔵SDカードスロットもOS付属のドライバでそのまま使えました。
最初Bluetoothは使えませんでしたが、よく考えてみると無効にしており、
ON/OFF切り替えのユーティリティがないのでBIOSからEnableにしてやると、
それだけで使えるようになりました。
xpと比べるとロングフリーズが増えたような気もする(非純正SSDのせいかも?)のですが、
どうせブログを書くぐらいにしか使ってないですし、
絶えられないほどの重さでもないのでまあいいです。

ただし、なんだか知りませんがOSインストール時に挿していた
8GBのUSBメモリが壊れました。
他のPCに挿しても認識しませんし、メモリ本体のLEDも点きませんし、
大容量のUSBメモリはこれしかもってないので困ったものです。
また、SynapticsのタッチパッドのWindows8用ドライバが見つからなかったため、
2本指での横スクロールが出来ないのは結構痛いです。
縦スクロールは出来ます。

ChromeとかDropboxとかUltraVNCとかSlpashtopとかサクラエディタとか、
私にとっての定番アプリケーションを入れてみましたが、特に問題もなさそうです。
ただ何をするにも取っ掛かりがわからなく、
プチフリバスターでお世話になっている電机本舗から
Classic Shell を落としてきて、スタートボタンをつけWindows2000っぽく使っています。

問題点といえば、シャットダウンしても電源LEDが点きっぱなしで、
サスペンドっぽい状態でにとどまることでしょうか。
しょうがないのでその後電源ボタン長押しで強制的にOFFしています。
EeePC901Xって電源は言ってなくてもバッテリーが結構な速度で消費されているので、
使ってないときはバッテリーも外しているんですよね。
というわけで私の場合サスペンドは迷惑です。

あとあんまり一般的でない使い方なのですが、
OSのインストールの際にMicrosoftアカウント(Hotmail)でログインするようにしたところ、
ホームディレクトリ(/user/*)に漢字が入ってしまって、
コマンドプロンプトを使うときに非常に迷惑です。
cygwinなんかで困ってしまいます。
[コントロールパネル]の[ユーザー アカウント]メニューから
[PC設定でアカウントを変更]をクリックし
[ローカルアカウントへの切り替え]を実行して英数半角文字のユーザー名に直してみましたが、
環境変数USERNAMEには反映されるものの
ホームディレクトリ(/user/*)は漢字が入ったまま変わりません。
コマンドプロンプトを多用するユーザは最初からローカルアカウントを使ったほうがよさそうです。

昔のXPのファイルが残ってSSDを圧迫していますし、
早くも再インストールしたくなってきましたが、
インストールDVDもないしどうしたらいいんだか。
今年中にVistaのデスクトップPCをアップグレードすることを検討しているので、
そのときにDVDを入手したほうがよさそうです。
それより発売記念優待版を買ったほうが32/64bit版両方入っていて確実な気もしますし、どうしよ。

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