PPTPを設定してみることにしました。
まず以下を実行します。
# apt-get install ppp # apt-get install pptpdついで
# sed -e '/nameserver/!d' -e 's/nameserver \(.*\)/\1/' /etc/resolv.confで表示されるIPアドレスをDNSサーバとして設定する必要があるので
設定ファイル"/etc/ppp/pptpd-options"の"ms-dns"の設定を
ms-dns <DNSサーバ>となるように変更します。
また設定ファイル"/etc/pptpd.conf"で自IPアドレスとクライアントへ配布するIPアドレスを
以下のように設定します。
localip <自IPアドレス> remoteip <配布IPアドレスの範囲(例えば "172.30.30.100-200")>PPTPでアクセスするクライアントの認証のため、
設定ファイル"/etc/ppp/chap-secrets"の各行を
"<ユーザ名>" * "<パスワード>" *の形式で編集し、
# /etc/init.d/pptpd restartで再起動をかけます。
これでAndroidなどからアクセスすればいいのですが接続に失敗します。
そこでログファイル"/var/log/syslog"を見ると
xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Client xxx.xxx.xxx.xxx control connection started xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Starting call (launching pppd,opening GRE) xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: Plugin /usr/lib/pptpd/pptpd-logwtmp.so loaded. xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: Couldn't open the /dev/ppp device: Nosuch file or directory xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: You need to create the /dev/ppp device node by executing the following command as root: ^Imknod /dev/ppp c 108 0 xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: GRE: read(fd=6,buffer=8058640,len=8196) from PTY failed: status = -1 error = Input/output error, usually caused by unexpected termination of pppd, check option syntax and pppd logs xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: PTY read or GRE write failed (pty,gre)=(6,7) xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Reaping child PPP[x] xxx x xx:xx:xx x pptpd[x]: CTRL: Client xxx.xxx.xxx.xxx control connection finishedなんてことになっています。
この時点でいやな予感はしていたのですが、
一応悪あがきで
# mknod /dev/ppp c 108 0 # chmod 777 /dev/pppを実行後、もう一度つないでみると思ったとおりだめです。
そして"/var/log/syslog"には
xxx x xx:xx:xx x pppd[x]: Sorry - this system lacks PPP kernel supportの悲しい文字が…
ServersMan@VPSは安くて使えて結構気に入っているのですが、
完全仮想化でないことによる災いに時々出会います。
kernelのpppサポートがないとか
iptablesでMASQUERADEターゲットが利用できないとか。
さくらのVPSとかCloudCoreに移行してもいいのですが、
費用とIPv6でとりあえずServersMan@VPSに残留ですね。
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