2011年11月2日水曜日

ServersMan@VPSの2011年10月度の定例アップデート

ServersMan@VPSの2011年10月度の
定例アップデートについて発表がありました。
実は毎月20日を過ぎることから
ストレージ1GB増量サービスのスロットマシーンが
始まってないか頻繁にチェックしているのですが、
今月もそれではありませんでした。

では何だったかというと

  • 大阪データセンター開設

  • 東京と大阪の拠点間のデータ同期

  • DTIから購入している独自ドメインのDNSのラウンドロビン


ということです。
ついでにコミュニティーサイトの開設なんてのもあります。

今まで東京にしかなかったデータセンターが
大阪にもできたということで、
ServersMan@VPSの契約時に東京と大阪のどちらにVPSを置くか
選べるようになりました。
これは場所の選択ができること以外今までと何ら変わりません。

そして、東京と大阪に1つずつVPSを置くのであれば
自動同期ができるようになるというというのが
2番目のアップデート点です。
地理的に離れた2つのVPSを自由に使いながらも
重要なデータのみ2VPSで二重化というのもできるっぽいので、
悪くないサービスですが、
使用料金はそれぞれ別にかかります。
セット料金なんてものはありません。
月額料金が今までの二倍になってしまいまうのはネックです。
でも用途によってはStandardプランを1つ契約するより、
Entryプランを拠点を分けて2つ契約したほうがいいこともあるので、
この機会にダウンサイジングするユーザが現れるかもしれません。
私はEntryプランなのでダウンサイジングはできませんが。

また複数のVPSを利用しているユーザ向けに
DNSのラウンドロビンができるようになるとのことですが、
そもそも2つVPSを使っているならそれぞれをDNSサーバに仕立てて
それらをレジストリに登録しておき、
あとは各DNSサーバでラウンドロビンをかけておけば、
冗長も負荷分散も自力で可能です。
まあ、DNS引きリクエストが多すぎて
そんなことでリソースを割かれたくないというのなら
使いがいのあるサービスになるのでしょうが、
大多数の方には必要なさそうに見えます。

複数のVPSを持つことでとんでもなく面白そうなことができないかどうか
何か考えてみることにしますが、期待薄ですね。
とりあえずEntryプラン1つ体制を維持ということで。

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