2011年11月10日木曜日

Android用アプリケーションの開発 その2 エミュレータ準備

Androidのアプリケーション開発には実機を用いるのが確実ですが、
エミュレータも使えます。
へぼいPCだと重くて立ち上げようと思わなくなりますが、
一応記しておきましょう。

私の持っている Galaxy mini のエミュレータを作ってみます。
eclipseを立ち上げて
メニューの[Window]-[Android SDK and AVD Manager]をクリックし、
[Android SDK and AVD Manager]ダイアログボックスが立ち上げます。
左ペインから[Virtual Device]を選択して[New]をクリックします。
[Create new AVD]ダイアログボックスが表示されるので、
[Name]テキストボックスに"Galaxy_mini_GT-S5570"、
[Target]テキストボックスに"Android 2.2"、
[SD Card]テキストボックスに"32MB"、
[Skin]-[Built-in]テキストボックスに"QVGA"を設定し、
[Create AVD]ボタンをクリックします。

[Start]をクリックするとエミュレータが起動するので、
ホーム画面でメニューボタンを押し、
[Settings]-[Language & keyboard]-[Select locale]メニューで
[日本語]を選択しておきます。

今度は私の持ってるau IS01とほぼ同じハードの
"JNDK01"のエミュレータを作ります。
SH Developer Squareから
"sharp_addon-JNDK01_r1.zip"をダウンロードし展開し、
"sharp_addon-JNDK01_r1"ディレクトリごと
"C:\Program Files\Android\android-sdk\add-ons"に置きます。
cygwinのbashから

$ android.bat list target

を実行すると

Available Android targets:

<中略>

id: 5 or "SHARP Corporation:JN-DK01:4"
Name: JN-DK01
Type: Add-On
Vendor: SHARP Corporation
Revision: 1
Description: SHARP JN-DK01 Add-on
Based on Android 1.6 (API level 4)
Libraries:
* jp.co.sharp.android.hardware (hardware.jar)

* jp.co.sharp.android.io.obex (obex.jar)

Skins: WVGA854, HVGA, WVGA800, QVGA, JNDK01 (default)
Adds USB support for devices (Vendor: 0x04DD)

<後略>

のように表示されるので、このidが5であることを覚えておき、

$ android.bat create avd -n JNDK01 -t 5 --sdcard 128M

を実行すると仮想デバイスが作成されます。
eclipse の[Window]-[Android SDK and AVD Manager]で
[Virtual devices]を見ると[JNDK01]ができているはずです。
エミュレータを起動するには

$ emulator @JNDK01 -qemu --cpu cortex-a8

を実行します。
理由はよくわかりませんが、Android SDK and AVD Manager から
[Start]をクリックしてもうまく起動できません。

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