2011年10月25日火曜日

アナログRGBをキャプチャ

世にビデオキャプチャカードは多数ありますが、
実はPCのアナログRGB出力をキャプチャできる製品って
古今東西ほとんどないんですね。
昔からあるコンポジット出力対応品や
しばらく前からあるコンポーネント出力(D端子)対応品に加え、
最近はHDMI対応品が全盛だったりします。
PCでいうとDVI-DはHDMIに変換可能なので
HDMI対応キャプチャカードが使えますが、
DVI-AすなわちアナログRGB対応品は用途が違っていて
相当高価なものしかありませんでした。

そんな状況を打破したのがSC-500N1/DVIです。
PCIe(x1)の拡張カードで、
コンポジット、コンポーネント、HDMI(DVI-D)に加え、
アナログRGB(DVI-A)に対応しています。
ただし、HDCPなHDMIには未対応で、
著作権保護された映像はキャプチャできません。
私も持っていてPCのアナログRGB出力を接続して使っています。
録画はあまり使わずリアルタイムで表示させているだけですが、
使っている限りは遅延もなく、
取り込み画像の品質も高く結構満足しています。
もちろんステレオ音声の取り込みにも問題はありません。
ただし、中途半端な解像度でだとキャプチャできない場合もありました。

ところで、PCのアナログRGB出力端子は2015年までに全廃される予定です。
最近のPCの画面出力はHDMIだったりDisplayPortだったりしますが、
さすがにアナログVGAがないPCはまだ見かけません。
きっとぎりぎりにならないとなくならないんでしょうね。

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