2010年12月7日火曜日

地球外に生命が存在する可能性が高まったらしいNASAの発表

事前予告されて各所で話題となっていた
宇宙人存在に関するかもしれないNASAの発表ですが、
そんなに煽るほどのことはなかったのではないか
と思ってしまうような内容でした。
内容はリンを必要とせず、
ヒ素で生きられる生物の地球上での発見ということで、
確かに定説を覆す大発見ではありますが、
一般の方には何のことやらということではないでしょうか。

そもそも地球上の生きとし生ける生物は、
アデノシン三リン酸の高エネルギーリン酸結合を
直接のエネルギー源として生命活動を営んでおり、
これは脊椎動物も単細胞生物も、動物も植物も同じです。
ついでに言えば、酸素や光がなくても生きられる硫黄細菌だってそうです。

リンではなくヒ素を利用する生命活動が存在するということは
まさに生命の定義が変わると言っても過言ではありません。
まあ、リンもヒ素も
同じ第15族元素ですからありえない話ではないのでしょうが。

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