2013年12月31日火曜日

第三種電気主任技術者の免状が届いた

第三種電気主任技術者試験の合格通知が届いてから2ヶ月ほど経ちました。
いろいろ都合があって免状の申請を行ったのがそれから半月ほど後の11月中旬でした。
免状が届くまで2ヶ月かかるという案内だったので来年かなと思っていたのですが、
前倒しでこの年末に届きました。
届いた免状は味も素っ気もないA4サイズの厚紙で、ありがたみは微塵も感じません。
せめて経済産業大臣の署名(もちろん印刷)でもあれば霊験あらたかなのですが、
きっとコストダウンのためでしょう。
大臣なんて1年経てば変わってますから
大臣交代と免状の発行時期によってはめんどくさいことになりそうです。
情報処理技術者の高度試験の合格証書たくさん持ってますが、
全部大臣の名前が違ってますからね。
まあ重要なのはこれに書かれた番号ですから。

ところで、実は免状申請時に同封する戸籍抄本を取りにいったときに
市役所の窓口の方が親切にも安いからと住民票の方を勧めてくれました。
まあ大した金額ではないのですがね。

2013年12月30日月曜日

PR-L5600Cのはがき対応キット

はがき印刷でトラブったPR-L5600C
申し込んだはがき対応キットが3日ほどで届きました。
が、包みを開けてびっくり。
アタッチメントって紙押さえを長伸する四角い箱でとてもチャチです。
給紙トレイに手を突っ込んで手動で押さえれば別になくても問題ありません。

ところではがきの横印刷にはプリンタ本体のファームウェアの更新が必要で、
この更新作業はWindowsでないとできないというMac使いには厳しい現実があります。
やはり私のMacBook Proにもbootcampで
Windows 8.1を入れておいた方がいいような気がしてきました。
まあ確認してみるとすでにファームウェアはV4.72.0で、すでに対応済のようです。
PC/Macのプリンタドライバも最新版を入れていたのですでに対応済みです。
試しにはがきを横で印刷してみると、縦より反りがましになりました。

ただしここでひとつ問題が…
筆王ver16からはがきを横方向に印刷する方法がわかりません。
せっかくNECが早く届けてくれたのにあまり意味がありませんでした。
来年は年賀状ソフト変えようかな。

2013年12月26日木曜日

OpenVPNで固定IPアドレスを振る

Serversman@VPSをOpenVPNサーバにして
いろいろなクライアントからアクセスしていると、
クライアントに固定IPアドレスを振りたい場面に出くわします。
例えば任意のVPNクライアントから別のクライアントのウェブサーバにアクセスするときには、
URLにIPアドレスを直打ちしたいですし。
結論から言えばそれは可能なのですが、その設定はサーバ側に施す必要があります。

OpenVPNの設定ファイルserver.confを見ているとそもそもOpenVPNのトポロジーは、
IPアドレス4つを1つのサブネット(サブネットマスクが30ビット)として、
その2(or 3)番目をクライアントに割り当て、3(or 2)番目をサーバ側の受け口とするP2Pで、
クライアント間の通信はOpenVPN自身が中継するようです。
ちなみに最初のIPアドレスはネットワークアドレスで、
最後のIPアドレスはブロードキャストアドレスですので機器に割り当てることはできません。
ともかく、OpenVPNはクライアントごとにサブネットを作ってそれをサーバでルーティングしています。
この知識が固定IPアドレス設定に重要です。

では実際に設定してみましょう。
まずクライアントごとの個別設定を有効にします。
設定ファイル"/etc/openvpn/server.conf"に以下の行を追加します。
client-config-dir ccd
クライアント個別設定はccdディレクトリのclient<識別名>ファイルになるので以下を実行します。
# mkdir ccd
# touch client<識別名>
次に割り振る固定IPアドレスを決めます。
サーバが割り当てるIPアドレスの範囲から先の理論に従い1つ選びます。
そして"/etc/openvpn/server.conf"に以下の行を追加します。
route <クライアントに割り当てるIPアドレス> 255.255.255.252
また"/etc/openvpn/ccd/client<識別名>"に以下の行を追加します。
ifconfig-push <クライアントに割り当てるIPアドレス> <サーバ側の受け口となるIPアドレス>
これで
# /etc/init.d/openvpn start
でサーバを再起動すればクライアントから接続しに行ったとき指定したIPアドレスが降ってきます。

2013年12月25日水曜日

レーザープリンタでの年賀状の印刷

明日出来ることは明日にしよう。
ということで、プリンタを購入したものの試運転だけして放置し、
ぎりぎりになって年賀状を印刷しようとしてトラブルが…

初のカラーレーザー(本当はLED)プリンタPR-L5600Cを手に入れ上機嫌だったのもつかの間、
意識せずにインクジェット用の年賀状を購入し印刷したところトナーの定着がよくなくて…

直接の原因かどうかはわかりませんがインクジェット用の印刷用紙には薬品が塗ってあり、
薬品が高熱で溶けてレーザプリンタのドラムにダメージを与えるため使用厳禁のようです。
ただインクジェット用の年賀はがきでも宛名面は何も塗っていないと思われ、
そちらでもトナー剥がれは起きているので違うのかもしれません。
ともかく普通の無地の年賀はがきを買うべきだったのですね。
記憶をたどるとインクジェット用年賀はがきが出てきた当時、そういう話を聞いたような気もします。
まさか自宅でレーザプリンタを使うことになるとは思ってもみなかったためすっかり忘れていましたが。

さらにPR-L5600C等用のはがき対応キットの無料配布なるサービスもあって、
これにより横向きでの印刷が可能になるそうです。
で、なぜ横なのかと言うと、縦向きに印刷すると反りが大きくなってしまうが、
横向きにすると相対的に反りを減らせるという解決方法のようです。
私のケースでは反りは手で逆反りしたり、給紙時にちょっと押さえたりすればとりあえず印刷はできるので
あまり関係ないかもしれませんが、とりあえず発注です。

あとやってみた対策ですが、
印刷は先に宛名面からやるようにしました。最初通信面(裏面)から印刷して調子が悪かったので。
また印刷する際に手動でプリンタのプロパティの用紙設定を明示的に"はがき"にしたり、
それから宛名面を印刷するときはモノクロ設定にしたり、
はがきを1枚ずつセットしたりするようにもしました。
これらに効果があるのかどうかは不明ですが、とりあえずしっかり印刷できたのでよしとします。
紙が変わっただけで解決できたような気もしますが、
いちいち検証するのも面倒なので深く考えないことにします。

ところでインクジェット年賀はがきについては、
失敗したものも含めて郵便局で1枚5円の手数料を払い普通のものに交換してもらえました。
しかし毎年いろんなトラブルが起きてくれます。
来年こそは十分余裕を持って準備しようと心に誓うのでした。

2013年12月24日火曜日

Kit KatでNexus7が当たった

ただ今Kit KatでNexus7が当たるキャンペーンが絶賛開催中ですが、
なんと当選してしまいました。嬉しいクリスマスプレゼントです。

日本ネスレからのメッセージが同封されていました。

9月からせっせとKit Katを食べながらも、
くじ運のない私にまさか当たるとは思っていなかったのですが、
もしかすると対象製品のハードルがかなり高いため応募が少なかったのかもしれません。
送付タイミングからすると12月10日に締め切りの第二回抽選で当たったと思われ、
この期間に送ったハガキは1枚だけでしたのでかなりの低確率です。
ちなみにハガキは計4枚送っており、つまりKit Katの20袋分に相当します。
ということで投資金額は約5000円となります。
Nexus7(2013)の16GBは27800円なので、言わばROE(株主資本利益率)は550%です。
まあ単に運の問題ですが。

さて、Nexus7を起動して驚きました。
なんと選択できる言語が"スペイン語"と"フィリピン語"(いわゆるタガログ語)と"フランス語"という暴挙です。

もちろん設定で日本語にしさえすれば普通の日本人にも使えるようにはなるのですが、
これってAndroid(4.0以降)の基礎知識がないとかなり厳しいことになります。
どこ向けの商品なのかわかりません(まあフィリピンでしょう)が、せめて英語を…
ワールドワイドに調達して割り当て分を日本に配っているだけかも知れず、
日本ネスレの中の人も多分気付いていないんでしょうね。
って、このあたり出荷時期によってまちまちだったりして。

で、私はとりあえず"Filipino"を選択して、あとは全部無視でホームメニューまでたどり着き、
丸に点6つのボタンからアプリケーション一覧を開いて[Mga Setting]アプリケーションを開き、
[Wika at input]メニュー内の[Wika]メニューをタップし、
リストの一番下から[日本語]を選択して何とかなりました。
なお、入っていたAndroidは4.3でしたが、
ネットにつなげていると4.4.2をダウンロードしてくれたのでそのままアップデートしました。
これでめでたくKitKatです。

さて、今回Nexus7と一緒にアプリケーション購入用の500円分のクーポンコードをもらいました。
これは[Playストア]にチャージしたいアカウントでログインして
[コードを利用]メニューに入力することで利用可能になります。
チャージできたかどうかはウェブブラウザでGoogle Walletにログインして
[Payment Methods]メニューを見れば確認出来ます。
さて何を買うかな。実はGoogle Playで有料アプリケーションって買ったことないんですよね。

2013年12月23日月曜日

情報セキュリティスペシャリスト試験合格

受験時に間違いなく合格しただろうと、この上ない手ごたえのあった
情報セキュリティスペシャリスト試験、予想通り合格していました。
午前Iは免除だったので置いておくとして、
午前IIが88点、午後Iが81点、午後IIが72点でした。
得点分布で言うと午前IIがトップ10%あたり、午後Iが5%あたり、
午後IIが20%あたりに位置するようです。
どうやら合格率は35%程度のようですが、
私の受けた試験地はその半分以下のようです。

ちなみに私が学習に使ったのは情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2013年版なのですが、
なんとKindle版がこの10月に出ているようです。
もっと早く出してくれてればこっちにしたのに。
容量が300MBと大きいようですが、電子書籍は持ち運びにはもちろん、
使わなくなったあとも邪魔にならなくていいですね。

さて、これでまだ合格していない高度試験は
プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、ITサービスマネージャです。
正直どれもあまり興味がない分野で、
プロジェクトマネージャにいたっては3度も落ちています。
きっとそっち方面は向いてないということですね。
まあ来年春期は懲りずにプロジェクトマネージャ受けようかと思っていますけど。
もはや午後IIの論述試験の出来次第なのですが、これまで3問から1問選択だったのが、
次回からは2問から1問選択と、書きやすいテーマにあたる可能性が低くなってしまっています。
ということででまかせ論文が書きやすいよう、
今回はもう少し精密に事前シナリオを作って臨むつもりです。

2013年12月19日木曜日

MTPとLinux

最近のAndroidはPCとUSB接続したときにMTPでファイル転送をするようになっています。
以前はストレージデバイスとして扱い、PC側からはATAのブロックデバイスとして操作しており、
それはそれでいい面もあったのですが、同時接続性やFAT縛りなど問題があったのも事実で
MTPに取って代わられてしまいました。
MTPは乱暴言ってしまうとUSB上のFTPみたいなものです。
FTPはインターネット上のファイルダウンロードに使うFile Transfer Protocolのことですが、
接続形態的にはBluetoothのFile Transfer Profileの有線版
とでも考えた方が近いのかもしれません。

さて、LinuxでMTPしようとするとちょっと面倒です。
Ubuntu 12.04 の話になりますが、
$ su -
# apt-get install mtp-tools
# apt-get install mtpfs
であらかじめツールをインストールして置く必要があります。
そしてMTPデバイス(Androidスマートフォン)をUSBでつないで以下を実行します。
# cd /tmp
# mkdir m
# mtpfs m
すると"/tmp/m"ディレクトリの下にアクセス可能なファイルが現れます。
普通にローカルにコピーすれば、すなわちそれがダウンロードとなります。
ちなみに
# umount m
でアンマウントできます。
マウント後にAndroid側で新しいファイルができてもその情報は自動更新されないようなので、
そういう場合はいったんアンマウントしてから再びマウントすればいいようです。

2013年12月18日水曜日

Serversman@VPSとMacをOpenVPNでつなぐ

この間からServersman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつないでみたり、
Andoridをつないだりしていますが、
今度はMacからつないでみます。

最初MacPortsでOpenVPNを入れればいいかなとか考えていたのですが、
tunnelblickなるいいソフトがあります。
私はver 3.3をインストールしました。
Finderの[アプリケーション]に[Tunnelblick]が現れます。
[Tunnelblick]を実行すると設定ファイルがあるかどうかを訊いてくるので、
あらかじめiPhoneやAndroidのときと同様にovpnファイルを作成したうえで、
[設定ファイルがある]を選択します。
するとデスクトップに"Empty Tunnelblick VPN Configuration"なるフォルダが現れるので、
そこにovpnファイルをコピーします。
で、指示通りフォルダを"<識別名>.tblk"にリネームし、
そのフォルダをダブルクリックしてインストールすればインポート完了です。

VPNにつなぐには、[Tunnelblick]の[接続先]ペインで<識別名>を選択し、
[接続]をクリックすれば処理が開始されます。
もしovpnファイルを編集したい場合は
[設定]アイコンから[OpenVPN 接続先設定ファイルを編集]を選びます。
なおどうしても設定ファイルをviで編集したいというなら、
[ユーティリティ]タブで[ターミナルでeasy-rsaを開く]をクリックし、
$ cd ../Configurations/
$ cd <識別名>.tblk/Contents/Resources/
$ vi config.ovpn
を実行すれば可能です。

2013年12月17日火曜日

StartSSLにログインできなくなった

私はhttpsをするのに必要なウェブサーバの証明書をStartSSLで発行してもらっています。
無料なので皆さんにもおすすめです。
ただしこの証明書の期限は1年なため、毎年作り直す必要があります。
で、作業をしようとしたところログインできません。
なんとログインするためのクライアント証明書の期限が切れています。
FAQを見るとそういう場合はサインイン(新規ユーザの作成)をしろと書いてあり、
証明書の期限切れの場合は同じアカウント(メールアドレス)でサインできるとのことです。
実際できました。

しかし、ブラウザ(Chrome)を再起動したところまたログインできなくなりました。
調べてみるとブラウザに期限切れの証明書しかなく、
つい先ほどもらったはずの新しい証明書がありません。
こうなると同一のメールアドレスでは再サインインもできません。
しょうがないのでStartSSLの問合せ先にメールしてみると…
別のメールアドレスで新たにサインインして、
そのアカウントで旧アカウントのメールアドレスを認証(Validations Wizard)し、
メールで知らせたらマージしてくれると返事をくれ、
旧アカウントで作成していた証明書にもアクセスできるようにしてくれました。
なるほど、メールアドレスの認証の意味がわかりました。

なお、StartSSLへのサインインやサーバ証明書の作成については以前の記事をご覧ください。

ところで今回の件で便利に感じたのはイスラエルとの時差です。
StartSSLはイスラエルの企業で問い合わせ先も多分イスラエルです。
メールは何往復かしましたが、私の活動時間中にリアルタイムにやり取りできて
思たよりも短時間で解決でき助かりました。
アメリカだとそうはいきませんからね。

2013年12月16日月曜日

筆王

昔はダウンロードソフトって非常に抵抗があって、
PCソフトはCD/DVDのメディアがないと不安だったりしたものですが、
そのメディアがすぐどっかいってしまうので
最近はダウンロード版しか買う気がしません。

何年か前にクーポンだかポイントだかで安かったので年賀状印刷ソフトの筆王(ver16)の
ダウンロード版を購入しましたが、そんな昔のソフトでも
SOURCENEXTにログインすれば
今でもダウンロードできます。
便利な世の中になりました。

さて、昨年まではWindowsXPで使っていたものの、
今はWindows 8.1なのでこちらにインストールしてみたところトラブルが…
1ライセンスで1台(1システム)にしか入れられないんですね。
すでにWindowsXP用に使ったライセンスでは8.1にインストールできたものの
起動すると警告のダイヤログが出てきます。
もうWindowsXPの環境がない(正確には壊れている)ため一瞬まずいと思ったのですが、
そのダイヤログから[解除]するためのホームページに飛べ、
そこで以前インストールしたPCの情報を削除することで、
8.1の環境で動作するようにできました。あーよかった。

今世間では筆王Ver.18が売られていますが、とりあえず今年は古い16で我慢します。
本当はMac版があったらそっちに乗り換えようかと思っていたのですが、
こういうソフトの豊富さを見るとまだまだWindowsに利があるのかなと。

2013年12月12日木曜日

Nintendo3DS 7.0.0-13J

予想していたとおりeショップの臨時メンテナンスの直後に
Nintendo3DSの新ファームウェアへの更新が開始されました。バージョン7.0.0-13Jです。
アップデートの詳細は任天堂のサイトにありますが、
まずは事前にNintendo Directで告知されていなかったことについて書いておきます。

地味ですがHOMEメニューでのカメラの起動方法がLボタン+Rボタンの同時押しになりました。
今まではLボタンまたはRボタンだったので、
意図せず押して起動してしまい邪魔くさかったので意外とナイスです。

これも地味ですが、3DS LL/3DS本体同士の引越し上限が5回だったのが無制限となりました。
この制限がなんとなくいやで引越しを先延ばしにし、
先ごろようやく引っ越したということもあり、上限撤廃は歓迎します。
まあ数量限定本体をこれだけ乱発しておいて上限5回というのはどうかと思っていましたし。
ちなみに私はこれ以上本体を買い替える予定はありません。

更新データ配信時の通知については、
具体的にまだ通知を受けていないので様子がわかりませんが、
これまでeショップを立ち上げたタイミングで知らされていたのが、
HOMEメニューでわかるようになるということだと思います。
いつの間に通信と組み合わせて自動ダウンロードする
現在のWiiUのようになってほしいところですが、
7.0.0-13JのHOMEメニューの構成ではそうなっているとは思えず、
本当に単なる通知だけかもしれません。
過去に遊んだことのあるゲームを3DS本体が覚えていて、
お知らせに飛んできた通知を本体側でフィルタするだけとかだったりして。
WiiUの更新通知も紆余曲折をへてようやくましな仕様になったので、
待っていれば進化してくれるとは思いますが。

さて、今度は事前告知のあった変更点について見てみましょう。

HOMEメニューの右上にMiiverseのアイコンが追加されました。
MiiverseはWiiUと同様に使えるみたいです。
見るだけならそのまま何もしなくてかまいませんが、
投稿する場合は[本体設定]の[ニンテンドーネットワークID設定]で
アカウントを新規作成、またはWiiUで作っているものを設定する必要があります。
SNSは飽きた、というかもともとそんなに興味がないので、
積極的に使うつもりはなく、New スーパーマリオブラザーズ Uのように
ゲームに直接組み込まれれば使わないことはない、ぐらいの感じです。
投稿される絵のクオリティーはすごいですが、それ以外は正直いまいちかな。
先月いつの間に交換日記やうごくメモ帳3Dの一部サービスが予告なく停止しましたが、
3DSでのMiiverseの準備ができていたからこそバサッと切ったのかもしれません。

そして個人的にうれしいのが3DSへのニンテンドーネットワークIDの導入です。
先に述べたとおりニンテンドーネットワークIDはMiiverseのアカウントとして使われていますが、
重要なのはそっちではなくeショップのアカウントとしても使えることです。
これで、3DSとWiiUのeショップのポイント残高が合算でき、
めんどくささ満点だったポイントの管理が楽になります。
キャンペーンに釣られてWiiUにチャージしていたものの使い道がなかったポイントが
3DSで使えるのは非常にありがたい。
本当はWiiU内のWiiモードにたまっているWiiポイントも合算してほしいんですけどね。

1つのニンテンドーネットワークIDは1台の3DS本体にしか登録できず(引越しは例外)、
登録により3DS本体に紐付けられていた情報が
ニンテンドーネットワークID側へ移ることは事前に告知されており、
その処理が余分にかかることは予想できます。
とりたててeショップで何か買う予定もなくポイントを合算する必要もないので、
7.0.0-13Jにアップデート直後にニンテンドーネットワークIDを登録することなく
eショップにアクセスして新しい体験版ゲームをダウンロードしようとしたところ…
体験版はニンテンドーネットワークIDを登録しないと遊べなくなったようです。

仕方がないのでニンテンドーネットワークIDを登録してから
eショップを立ち上げると恐ろしく時間がかかりました。
7.0.0-13Jの公開日の夕方から翌日午前中にかけては
ネットワークメンテナンス・稼動状況のページで
混雑している(トラぶってる?)ことが通知されていたのであきらめましたが、
翌日夜はサーバは正常にもかかわらずアクセスしてもeショップにつながりませんでした。
ちなみにその時点でWiiUのeショップでポイント残高を確認すると増えているので、
3DSとのデータ統合が済んでいることは確認できました。
で、発見したのがこのお知らせです。
ID設定直後のデータ移動トランザクションが想定より重かったようです。
しょうがないので辛抱強く待つ、というかそのままほったらかしにしていると無事立ち上がり
3DS側でもポイントの残高がWiiUと統合されていることが確認できました。

最後にファームウェアのアップデートとは直接関係ないのですが、
時を同じくして3DS用の[YouTube]アプリケーションが公開されました。
再生は上画面(HQモード)、操作系(メニューや検索含む)は下画面に表示され
ボタンとタッチパネルのどちらでも操作できます。
基本的にWiiU版と同様ですが、画面の狭さを補う違いが見られます。
言わばスマートフォン版とタブレット版のような関係でしょうか。
なおYouTube TVのデバイス連携は、
3DSはコントロールする側にはなれますが、再生する側にはなれないようです。
3DSで操作しながらWiiUで見ることもできますが、
3DSでPS3をコントロールする方が実用的です。

2013年12月11日水曜日

インクジェットプリンタのヘッドが詰まった

いよいよ今年も終わりが迫ってまいりました。
年の瀬というとあれです。年賀状です。
購入後すでに3年半経っているインクジェットプリンタDCP-595CNは、
2年前は黒インクが出なくなって無償修理となったものの昨年は問題なく印刷できました。
しかし今年はまた悪夢が…
3ヶ月ぶりくらいにテスト印刷すると黒がまったく印刷できません。

いろいろ試したのですが埒が開きそうもなく、
一応メーカーサイトで修理費を調べると思ったとおりかなりの高額。
廉価機の新品を買ったほうがいいということでこちらはあきらめることに。
幸いスキャナー(オートシートフィーダ付き)は使えます。
さらに言えば黒を使わなければよいので、例えば黒字を青字に編集すれば印刷できますが、
さすがにそこまでするのは…

で、ネットで安いインクジェットプリンタを物色を始めたのですが、
そこでいいものを見つけました。
カラーレーザープリンタ(正確にはLEDプリンタ)PR-L5600Cです。
よく液体のインクが目詰まりを起こし、定期的に使ってないとトラブルが多発するインクジェットよりも、
乾いたトナーを使うカラーレーザープリンタの方が私の使い方には向いています。
もちろんそんなことは前からわかってはいたんですけど、
カラーレーザープリンタは値段もさることながらその大きさと重さがネックとなり
今までは敬遠していました。
しかしPR-L5600Cは現所有のDCP-595CNより一回り大きい程度で価格も激安です。
消費電力やランニングコストは不利かもしれませんが、
どうせそんなに印刷しませんし、2年おきにトラブるインクジェットよりよほど安くつきそうです。

ということで購入してみました。
開封すると3万ページの印刷で寿命としつこく書いてありますが、
これは小型化・低価格化の代償としてドラムが交換できないことが原因のようです。
って、そんなに印刷しませんから私にとっては関係ありません。
箱から取り出した本体は大きさ重さともに我慢できるレベルです。
給紙は本体前面のカバーを開けて行いますが、A4の紙を入れるとカバーが閉められません。
ということで設置スペースには配慮が必要です。
また、印刷後の紙は本体上面から出るため、上面カバーを明けておかないとジャムります。
カバーは取ってしまうことはできますが、
開いたときに排出紙の支えの一部にもなっているのと、
埃が入るのもいやですのでちゃんと開閉して運用すべきでしょう。
なお、この開閉のため上方にけっこうなスペースが必要です。
ちなみにトナーカートリッジの交換には本体右面のカバーをフルオープンしなければなりません。

さて、いよいよ印刷です。まずはMacです。
付属のCD-ROMからドライバとユーティリティを入れ、付属のUSBケーブルで接続すると、
特に問題もなく印刷できるようになりました。
なお、Macは印刷にCPUSを使っていて、"http://localhost:631"で設定ページにアクセスできます。
MacがCocoaの皮をかぶったUNIXであることを今更ながら思い知らされます。
閑話休題、Windows 8.1については
プラグアンドプレーでインストールされたドライバーが英語版だったため、
日本独自の[はがき]などが選択できない状態でしたが、
NECのドライバダウンロードサイトから取ってきて手動でインストールし事なきをえました。
USB接続専用ですが、どうしても必要ならUSBでつないだ
FONERAをプリントサーバにして使うことも考えられます。

で、使い心地ですが結構いいです。印刷速度も品質もそこそこです。
写真なんかはインクジェット+専用紙にはまったく歯が立ちませんがそれなりです。
ちょっと困るのは両面に印刷する厚手の紙(つまりハガキ)です。
最初に宛名面を印刷するとドラムの関係で紙が反ってしまうので、
次に裏面を印刷する前に紙を逆にそらせてまっすぐしておかないと給紙してくれません。
まあそのことはパッケージに入っているチラシに書いてあります。
それからいわゆるふちなし印刷には対応できないようで、上下左右に余白ができます。
あと気になることといえば、試運転で3枚連続でハガキの宛名を印刷したとき、
3枚目のトナーの定着がいまいちで、ぼろぼろ取れていたことでしょうか。

それはさておき初めてのレーザプリンタ、
今後10年ぐらい使えることを期待しております。

2013年12月10日火曜日

楽天でんわ

携帯電話からの通話を安くすると言う触れ込みで「楽天でんわ」が登場しました。
安くするといっても今流行の050系IP電話や、
もはや電話でもなんでもないクローズドコミュニケーションツールを利用するのではなく、
まっとうな電話回線(回線交換)を使います。
原理は別に新しいものではなく、
かつて固定電話にあった(今でもある?)マイラインというか、
DDI(現KDDI)や日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)の回線を使うことで
市外通話が安くなり、費用請求がそっちから来ていたサービスの応用です。
しかも携帯電話向けに同様のサービスはすでにG-Callがやっています。
ということで別に新しいことをやっているわけでもないのですが、
これだけ派手に宣伝しているとあまりリテラシーのない方にもそれなりに響くのでしょうね。
個人的にはソフトバンクに喧嘩を吹っかけるためにやっているのかと思ったりしています。

サービス自体は楽天傘下のフュージョン・コミュニケーションズが提供しています。
で、その安くなるかけ方は、090/080/070で始まる
発信元(自分の)携帯電話の番号を「楽天でんわ」に登録した上で、
その携帯電話で電話をかける際、
相手の電話番号の先頭に"0037-68"をつけるという前時代的なものです。
専用アプリケーションが用意されていますが中でやってることは基本的にそれだけです。
フュージョンのマイラインでの事業者識別番号は"0038"ですが、
今回新たに"0037"を準備し、サービス識別用に"68"を使っているということなのでしょう。

実際に安くなるかと言うと正直微妙で、
無料通話分で納まる範囲や無料かけ放題の相手に対して利用すれば
逆に余計な出費になるわけで、そのへんは利用者側が把握しつつ運用することになります。
宣伝文句を鵜呑みにするのはまずいですね。
まあ登録料も月ごとの基本料も必要ないので、
とりあえず入っておくというのはありと言えばありです。

ところでこのサービス、早晩意味のないサービスになるのではないでしょうか。
というのも、2014年にはVoLTEが始まりそうだからです。
もともとLTEはデータ(パケット)通信に特化しており、通話は3Gの回線交換で行われています。
通信会社は効率の悪い3Gから早期にLTEへ電波を振り分けたく、
携帯電話の通話をIP電話の一種であるVoLTEに持っていこうとしています。
そうなると通話コストが非常に安くなることは明らかで、
固定電話網への乗り入れ分を無視すれば理論上定額データ通信内で収まります。
そのときはたして「楽天でんわ」の存在意義があるのでしょうか。

2013年12月9日月曜日

Nintendo3DS間の引越し

2年弱前にちょっとマリオな3DSが当たり、 Nintendo3DSが手元に2台あるのですが、
元から持っていたほうも今や絶版のアクアブルーでそのまま使っていました。
ということでちょっとマリオは通電テストだけしてほったらかしにしていました。

で、この年末の3DSの大型(?)アップデートが告知され、
しかも12月10日にeショップの臨時メンテナンスがあるとのことで、
おそらくこのタイミングでファームウェアのアップデートがくると予想し、
その前にメインをちょっとマリオに替えることにしました。
以前SDカードを大容量のものに変更したことがありましたが、
今度は本体内蔵メモリ込みの引越しです。
アクアブルーで購入済みのダウンロードソフトはどうでもいいので、
持ち歩くのをちょっとマリオにするだけという手もあるにはあるのですが、
キラーコンテンツと化した"すれちがい通信"のデータは絶対に移したい、
ということで「お引越し」をすることにしました。
なお任天堂のサイトに引越し方法が書かれていますのでこちらを参考にします。

まずはちょっとマリオのファームウェア更新です。
というのも「お引越し」に未対応の古いファームウェアだったからです。
アクアブルーのファームウェアは最新ですので特に事前準備はしていません。
他に準備するべきものと言えばWi-Fiでのインターネット接続環境、
2つの3DSがそれ経由でインターネットに接続できていること、
それに充電用のACアダプタというところでしょうか。
作業中に2台の3DSの間でのローカル通信が発生するので、
バッテリー不足を避けるためACアダプタも2台あったほうがいいでしょう。
SDカードは本体に常に挿さっているはずですので
あらためて用意と言うことではないですが、
この機会にPCに挿してバックアップしておくことをお勧めします。
SDカードのバックアップは引越しと関係なく定期的に行うべきでしょう。

では引越し作業を開始します。
アクアブルー(引越し元、つまり旧居)でホームメニューから
[本体設定]-[その他の設定]-[ソフトとデータの引っ越し]をたどり
[ニンテンドー3DSと引越し]-[この本体から送信]を実行します。
そして同時に、ちょっとマリオ(引越し先、つまり新居)でホームメニューから
[本体設定]-[その他の設定]-[ソフトとデータの引っ越し]をたどり
[ニンテンドー3DSと引越し]-[別の3DSから受信]を実行します。
その後は対話式で両方の3DSを操作するので間違えないよう慎重に進めます。
旧居にDSiウェアがインストールされている場合はSDカードに書き出すことができます。
転送が開始されるとひたすら待つことになりますが、
新居の上画面でピクミンたちが働くのでそれでも見ながら待ちましょう。
私の場合は40分ほどかかりました。
電源を入れたまま旧居のSDカードを抜いて新居に挿し、
DSiウェアを新居に書き戻せば完了です。

さて引越しの結果ですが、
新居のちょっとマリオにはアクアブルーにあったデータがすべてコピーされています。
歩数のカウントでさえ引き継がれます。
購入しているダウンロードソフト(SDカードに保存)もしっかり遊べることはもちろん、
セーブデータもそのまま引き継がれています。
もちろんSDカード上のダウンロード版ゲームは新居でなければ遊べません。
引越し前に新居に保存されていたデータ(SDカード除く)は微塵も残っていません。

旧居のアクアブルーは工場出荷状態に戻っています。
ちょっとマリオに挿さっていたSDカードを挿し、
売るなり譲るなり保管するなりすればいいでしょう。

2013年12月5日木曜日

WiiUのYouTube

WiiUが日本で発売開始されてから早1年。
全世界での累計販売台数がこの9月末で約400万台と、予想よりも残念な結果となっています。
まあ発売から今年3月末までの半年弱に550万台を販売する当初の強気な発言は、
私からしても正気かと思えるぐらいの大風呂敷でしたが、
ピクミン3の発売が延び、新しいゲームが出てこない状況を見るに、
この惨状も仕方ないなと思うのであります。
私は任天堂のゲームをちょっと遊ぶぐらいのライトゲーマーなので、
現在のラインナップでも特に文句はないのですが、
任天堂株主の一人としてはせめて3DSの足を引っ張らないようにしてもらいたいところです。
まあなんだかんだ言ってもWiiUはこれからだと思っていますが。

その証拠と言ってはなんですが、WiiUのYouTubeアプリケーションが
いつの間にかバージョンアップしていました。
Nintendo Directで予告されていたので知ってはいましたが、
いつの間に通信で勝手にダウンロードされていたので、
ほんとにいつバージョンアップされたのかはわかりません。
で、今回のバージョンアップによってWiiU GamePad単体での視聴が可能になりました。
メニュー関係はWiiUに最適化されているとは言い難く、
タッチペンより方向キーとボタンで操作するほうが楽なようになっているのは玉に瑕ですが、
テレビレスで利用できるのは便利でいいです。
検索時の文字入力はタッチパネル上のソフトキーボードでできるのは言わずもがなです。
他のゲーム機やPCほどの効果はないもののマルチログインで機器連携できる
YouTube TVにも対応していますし、YouTubeに関しては他機器より劣る点は見当たりません。

というわけで、こつこつバージョンアップしてメディアプレーヤとしても
よりよくなったWiiUは本当にいいマシンになったと思います。
これで売り上げが上向いてくれればいいんですけど。
やっぱりWiiU GamePadをうまく使ったキラーコンテンツとなるゲームがまだ足りない気も。

2013年12月4日水曜日

Macでmd5sum

ファイルの正当性、というかコピーミス防止のために
私はファイルのmd5ハッシュ値をよく利用します。
これを計算するためにMacにはmd5コマンドが標準で入っているのですが、
Linuxでよく使われるmd5sumと出力形式が違うのでちょっとイラっときます。
そこでmd5sumを入れてこちらを使っています。
MacPortsをインストールした上で
$ sudo port install md5sha1sum
を実行すれば完了です。
ちなみに、md5sumにはサブディレクトリを再帰的に見ていくモードがありませんが、
$ find . -type f -exec md5sum -b {} \; > md5.txt
を実行しておけば"md5.txt"ファイルにカレントディレクトリ配下の
ファイルのハッシュ値をすべて記録できます。
DVDなどにファイルのバックアップを取る際に、
元のファイルと書き出したファイルのハッシュ値の一致を確認しておけば、
元のファイルを安心して消去できます。

2013年12月3日火曜日

Androidアプリケーションにボタンを配置

AndroidアプリケーションのプロジェクトをEclipseで新規作成すると
ごく簡単なアプリケーションが自動生成されますが、
アクティビティにボタンを追加してみましょう。
ただしEclipseの操作方法を説明するのは面倒なので、
ソースを直接いじります。

"res/layout/main.xml"ファイルのLinearLayoutタグの子要素として
<Button android:layout_height="wrap_content" android:id="@+id/<ボタンID>" android:text="@string/<ボタンのラベル(リソースID)>" android:layout_width="fill_parent"></Button>
を追加します。
"res/value/strings.xml"ファイルのresourcesタグの子要素として
<string name="<ボタンのラベル(リソースID)">ボタンのラベル(表示文字列)</string>
を追加します。
"src/*/*Activity.java"ファイルの[*Activity]クラスのonCreate()メソッドに
final TextView disp=(TextView)findViewById(R.id.display);
Button btn=(Button)findViewById(R.id.<ボタンID>);

btn.setOnClickListener(new View.OnClickListener(){
    public void onClick(View v) {
        Button b=(Button)v;
     disp.setText(b.getText());
    }
});
を追加します。
ビルドして作成したapkファイルをAndroid端末にインストールすれば
これで動いていることがわかります。

2013年12月2日月曜日

Serversman@VPSとAndroidをOpenVPNでつなぐ

先日Serversman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつないでみましたが、
実はAndorid(4.x)にも[OpenVPN Connect]アプリケーションが登場していて、
OpenVPNが使えるようになっていました。
まあ昔でもroot化すれば使えていたのですが。
さて同じ名前のアプリケーションということもあり、
設定を司るovpnファイルの作り方は同じですが、
そのovpnファイルがSDカードで受け渡せるのはより便利です。
もちろんSDカードスロットのあるAndroidスマートフォン/タブレットでの話ですが。
[OpenVPN Connect]を立ち上げて右上にある[設定]アイコンから
[Import]-[Import Profile from SD card]メニューを実行し、
ovpnファイルを選択してインポートできます。
あとはiOS版とたいしてかわりません。

なお、ovpnファイルはiPhone用につくったものをそのままつかいまわすような横着はせず、
ちゃんと専用の証明書を作って設定ファイルを作りましょう。
同じ証明書を複数で使っていると同時接続できない等のトラブルになるでしょうし、
なにより端末をなくしたときの証明書の無効化が面倒になりますから。

2013年11月28日木曜日

Macの隠し属性つきファイル

Macでターミナルを開いて"ls -l"とかすると、
ファイルのパーミッションのに'@'がついていたりします。
これはExtended Attributesと言うものだそうで、
標準UNIXでは定義されていない拡張属性がファイルに与えられていることを意味するようです。
そういう時は、"ls -l@"すると与えられているのがどんな拡張属性なのかがわかります。
で、それら拡張属性は"xattr"で制御でき、
com.apple.FinderInfo属性つきのファイルBaseSystem.dmgからその属性を削除するには
$ xattr -d com.apple.FinderInfo BaseSystem.dmg
とすればいいのです。
実はこうするとFinderで表示されなかったファイルが見えるようになるのです。
どうもcom.apple.FinderInfo属性内にFinderでの非表示を指定する情報が入っているみたいで、
これを丸ごと消すことでFinderで見えるようになるっぽいです。

で、Finderで見えないファイルをとりあえず全部見えるようにするには
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
$ killall Finder
を実行すればいいようです。
ただし、デスクトップ上に邪魔なアイコンも出てきて鬱陶しいので、
用が済んだら以下でまた隠してしまったほうがいいでしょう。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean false
$ killall Finder
過去Windowsでシステムファイルも隠しファイルも全部見えるようにして使っていて
特に不都合を感じることもなかったのですが、
Macの場合は全部見えるのはちょっと困り者なんですね。

2013年11月27日水曜日

Androidでアクティビティ追加

Androidのアクティビティといえば、
いわゆるウィンドウのことですが、
Eclipseでのこれの追加の仕方について書き残しておきます。

EclipseでAndroidアプリケーションを作成したあと
左ペインの[Package Explorer]で
[プロジェクト名]-[src]-[パッケージ名]項目のコンテキストメニューを開き、
[New]-[Class]メニューを実行して
[New Java Class]ウィンドウを開きます。
まずそこの[Name]テキストボックスに適当なクラス名を入力し、
さらに[Superclass]の[Browse]ボタンを押して
[Superclass Selection]ウィンドウを開きます。
[Choose a type]テキストボックスに"Activity"と入力すると
[Matching items]リストボックスに"Activity"が表示されるので
それを選択して[OK]ボタンを押します。
ついで[Finish]ボタンを押します。
これでクラスが作成されました。
[Package Explorer]の
[プロジェクト名]-[src]-[パッケージ名]-[クラス名.java]項目をダブルクリックしてソースコードを開き、
既存のクラスを参考にそのクラスを実装しましょう。
ファイルはだいたい以下のようになります。
package <パッケージ名>;

import android.app.Activity;
import android.os.Bundle;

public class <クラス名> extends Activity {
 @Override
 public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
  super.onCreate(savedInstanceState);
  setContentView(R.layout.<クラス名>);
 }
}

次に先に指定した"R.layout.<クラス名>"の相当する
レイアウトファイルを追加します。
[Package Explorer]で[プロジェクト名]項目のコンテキストメニューを開き、
[New]-[Other]メニューを実行して[New]ウィンドウを開きます。
ツリーボックスから[Android]-[Android XML File]を選択し、
[Next]ボタンを押して[New Android XML File]ウィンドウを開きます。
[Name]テキストボックスに"<クラス名>.xml"を入力し、
[What type of resource would you like to create?]選択肢で[Layout]を選択して
[Finish]ボタンをクリックすれば終了です。

最後にマニフェストファイルを変更します。
[Package Explorer]で
[プロジェクト名]-[AndroidManifest.xml]項目をダブルクリックして
[Android Manifest Application]を開き、
その中の[Application]タブを開きます。
[Application Nodes]コーナーで[Add]ボタンを押して現れたウィンドウで、
もし必要があれば[Create a new element at the top level, in Application]を選択し、
リストから[Activity]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
[Android Manifest Application]にもどって
[Application Nodes]コーナーのリストボックスで[Activity]を選択すると
[Attributes for Activity]コーナーが現れるので
[Name]の[browse]ボタンをクリックして
[Select class name for element Application > Actuvity]テキストボックスに
先ほど作成したクラスの名前を入力して
[Matching items]リストボックスからそれを選択して
[OK]ボタンをクリックすれば完了です。

2013年11月26日火曜日

C++からCの関数を呼び出す

普段あまり気にしていないのですが、
C++のソースから単にCの関数を呼び出すとリンク時に
"undefined reference to"なエラーが出てしまいます。
この辺り大昔にオブジェクト指向を学習していたときに
関数名がそのままシンボルにならないことは知ったのですが、
不覚にも気づくのに時間がかかってしまいました。
そう、目に見えているものがすべてではないんですよね。

解決方法は簡単でCで書かれたfunc()関数をC++から呼び出すのに
extern void func(void);

void main(void)
{
    func();
}
などとしているのを
extern "C" {
extern void func(void);
}

void main(void)
{
    func();
}
に修正するだけです。
よくヘッダファイルの先頭に
#ifdef __cplusplus
extern "C" {
#endif
が、最後に
#ifdef __cplusplus
}
#endif
なんていうおまじないがありますが、まさにこのためにあるんですね。

2013年11月25日月曜日

Serversman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつなぐ

iPhoneには標準でVPN機能がついてはいるのですが、
それらはServersMan@VPSでは仕様上の制限で使えません。
私が試した限りではServersMan@VPSで使えるVPNは
OpenVPNのTUNデバイスを利用する場合だけでした。
当時はiOSでもAndroid(非root化)でもOpenVPNは使えませんでした。

そして時は流れ、つい最近OpenVPNがiOSで使えるようになっていることを知りました。
これは使ってみるしかありません。
ということでつないでみました。

まずはServersMan@VPSにログインしてiPhone用に必要なファイルを生成します。
なお、ServersMan@VPSはdebian-32bitですでにOpenVPNサーバになっていることを前提に話を進めます。
で、以下を実行します。なお詳しいことはこちらを参照ください。
# cd /etc/openvpn/easy-rsa/2.0/
# source ./vars
# ./build-key-pass client<識別名>
次に"/etc/openvpn/easy-rsa/2.0/keys"ディレクトリにある
3つのファイルをローカルにダウンロードします。
  • ca.crt
  • client-<識別名>.crt
  • client-<識別名>.key
また、"/usr/share/doc/openvpn/examples/sample-config-files"ディレクトリの
ファイル"client.conf"もダウンロードします。

今度はダウンロードした4つのファイルをローカルで加工します。
"client.conf"を"<識別名>.ovpn"にリネームします。
このovpnファイルのremote項目について以下のように編集します。
remote <VPNサーバ名> 1194
また以下の3行を削除(コメントアウト)します。
ca ca.crt
cert client.crt
key client.key
そしてファイルの最後に以下を追加します。
<ca>
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<CA証明書>
-----END CERTIFICATE-----
</ca>
<cert>
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<クライアント証明書>
-----END CERTIFICATE-----
</cert>
<key>
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----
<クライアント秘密鍵>
-----END RSA PRIVATE KEY-----
</key>
ここで<CA証明書>は"ca.crt"の中身で上記のコメントで囲まれた部分を示し、
<クライアント証明書>は"client-<識別名>.crt"の、
<クライアント秘密鍵>は"client-<識別名>.key"の中身を同様にコピーします。
最後に完成したovpnファイルをメールに添付して自分自身に送ります。
あて先はiPhoneで受信できるアドレスにしてください。

ではデバイス側のセットアップと参りましょう。
iPhoneでOpenVPN Connectをインストールします。
iPadならOpenVPN Connectになります。
ちなみにiOS5な初代iPadでも使えます。
で、メールアプリケーションを開き、先に送ったメールに添付されているovpnファイルを開くのですが、
その際[OpenVPNで開く]ことを選択します。
すると[OpenVPN Connect]アプリケーションが立ち上がり、
New profiles are available...
1 new OpenVPN profile is available for import.
と表示されているはずです。
その直下の[+]アイコンをクリックすることでovpnファイルが取り込まれます。
必要ならパスフレーズを入力しスライドスイッチをオン側にすれば接続処理が始まり、
完了すれば[Connected]の文字が現れます。

この状態でiPhoneでウェブブラウザを立ち上げ、
ServersMan@VPSで立ち上がっているVPNサーバのローカルIPアドレスをURLに入力することで、
VPSで立ち上げているウェブサーバにアクセスできますし、
VPNにつながっている他のクライアントとも通信できます。
自宅のPCなどをVPNにつなげておけば出先からVPN経由でアクセスできて便利です。
できることが増えてホームネットワークの構築が楽しそうですね。

ところで蛇足かもしれませんが、ServersMan@VPSの仕様上の制限により、
VPNからVPSを経由してNATでインターネットに出て行くことはできません。
Proxyを経由させれば可能と思われるので、Squidでも立ち上げておけばいいでしょう。

2013年11月21日木曜日

MacのVNCクライアント

Macには標準でVNCクライアントが入っています。
一所懸命ソフトを探していたのですが、そんな必要はなかったんですね。

大体いつでも[command]+[k]でダイアログが開き、
接続先を指定すればVNCサーバにログインできます。
Windowsをリモートコントロールするのに特に不都合はありません。
まあネットワーク越しにビデオ再生したいとかいうならVNCよりSplashtopをお勧めします。
iPad版クライアントもあって結構な便利さです。

ちなみにVNCサーバはMacには標準では入っていないので、
別途RealVNC等をインストールする必要があります。

蛇足ですが、私がiPad使っているVNCクライアントはiTeleport: VNC & RDP - iTeleport Inc.
iSSH - SSH / VNC Console - Zinger-Softです。両方ともsshトンネリングできるので重宝しています。

2013年11月20日水曜日

WindowsXPで検索できない

訳あってずっと放置していたWindowsXPのPCを久しぶりに立ち上げました。
で、エクスプローラでファイル検索しようと[検索]ボタンを押すと、
[検索コンパニオン]が開いていつものように犬が踊っています。
しかしいつもと違って検索文字列を入れるテキストボックスなどが一切表示されません。
つまりファイル検索できません。なぜ?
おまけにファイルのドラッグやコピーもできないし、これはどういうこと?
起動時に出ていた
CLSID {7A1A13F5-B96B-492A-B591-D7526E0B3013}を含むコンポーネントのCOMクラスファクトリを取得中に、次のエラーが発生しました。800706ba
が関係しているのか?

調べてみるとscandiskすると直るかもしれないということで、
ドライブの[プロパティ]の[エラーチェック]から[ファイルシステムエラーを自動的に修復する]と
[不良セクタをスキャンし、回復する]を有効にして実行してみると、
ものすごくたくさんのエラー修正が入ります。
が、完了後もう一度検索を試みるも改善していません。
探したいファイルがあったのですが、そう必要なものでもないのであきらめることにします。

ところでscandisk時に修復されたと思われるファイルの名前が青く表示されます。
これってファイルシステム上で圧縮されていることを意味するのですが、
そんな設定をした記憶もなく、そうなるのは仕様なんでしょうかね?

2013年11月19日火曜日

MacでWindows用キーボードを使う

MacではWindowsで使うことを想定して一般的に売られているUSBキーボード
Bluetoothキーボードも使えます。
ただし、存在しないキーもあるため注意が必要で、
日本語・英語の入力切替は以下の操作となります。
[control]+[shift]+[j]日本語
[control]+[shift]+[;]英語
[command(windows)]+[space]文字入力モードトグル切り替え

なお、先のUSBキーボードとは直接関係ありませんが、
ひらがなで入力した文字を以下のように変換できます。
[F7]カタカナ変換
[F10]英字変換
これはWindows、というかMS IMEと同じです。

2013年11月18日月曜日

Nintendo3DSのパッケージ版からのセーブデータ移動

ただいまNintendo3DS
ソフト2本買うと“もれなく”もう1本プレゼントキャンペーンが開催中ですが、
アンバサダーな私にはもらえるソフトのラインナップにやや不満があります。
すでに持っていたり、一通り遊び終えて手放したものが約半分を占め、
そうでないものは好みでないなど手を出していない理由があったりするもので。
とはいってもせっかくくれるというのにもらわないのはもったいないので、
ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニングのダウンロード版をもらうことにしました。
実はパッケージ版は発売当時から持っていて1年以上経った今でもほぼ毎日遊んでいます。
まあ"鬼トレ"はやってなくて、今や四川省専用機と化しています。
ちなみに私のランクはAAで、鬼計算が速い6バック、鬼めくりがレベル14、
鬼ネズミが6匹、鬼朗読がレベル4、鬼記号が6バック、
鬼ブロックがレベル7、鬼カップがレベル7、鬼耳算が3バックです。
結構いい成績だとは思いますが、鬼朗読は超苦手です。FIFOのごとくどんどん抜けていきます。

さて、パッケージ版で育ててきた成績をあきらめて、
ダウンロード版でまた一から遊んでいく気力はさすがにありません。
幸いなことにセーブデータをパッケージ版からダウンロード版に
一方通行で移動(コピーではない)させる方法は用意されているので、物は試しでやってみます。
実はこの作業をやってみたいがために"鬼トレ"のダウンロード版をもらうことにしたのが本音です。

詳しくはこちらに書かれていますが、私が行った手順を紹介します。
  1. 3DSでニンテンドーeショップからダウンロード版ゲーム(今回は"鬼トレ")をダウンロード。
  2. その3DSでニンテンドーeショップから[ダウンロード版にセーブデータを移動]をダウンロード。(無料)
  3. セーブデータを移動したいパッケージ版ゲーム(今回は"鬼トレ")のその3DSに挿す。
  4. インターネットに接続できる環境でHOMEメニューから[ダウンロード版にセーブデータを移動]を起動。
  5. 指示に従って操作し、最終的に[移動する]をタッチするとセーブデータがダウンロード版に移動。
  6. 同時にパッケージ版のセーブデータが削除される。(元に戻すことはできない)
要らなくなったパッケージ版を知り合いに譲るときに自分の足跡を残しておけないのは寂しいので、
できればコピーの選択肢もあってほしいのですが、まあしょうがないですね。

ところで今まであまりすれちがうことのなかったゲームで、
最近すれちがいの頻度が増えた気がしています。まあ"鬼トレ"だけなのですが。
これは「ソフト2本買うと"もれなく"もう1本プレゼントキャンペーン」の効果かもしれません。
すれちがい人口が増えるのは歓迎すべきことです。
まわりまわって私にもメリットがあったということですね。まあ薄いんですけど。

2013年11月14日木曜日

Macなどでスクリーンショットを撮る

古代、MS-DOS(DOS/Vではない)でスクリーンショットを撮る際に
ラインプリンタ(ドットインパクトプリンタ)をつないで[PrintScreen]キーを押していた記憶があります。
歳がばれるエピソードです。
ちなみにドットインパクトプリンタってカーボン複写伝票用に永遠に不滅かもしれません。

さて、その[PrintScreen]キー(表記は[PrtScn]など)は
今でもWindows用キーボードについていて、
現在はWindowsのスクリーンショットを撮る機能が割り当てられています。
[PrintScreen]キーだけだとマルチスクリーン含めた全画面がクリップボードにコピーされ、
[Alt]+[PrintScreen]キーならアクティブウィンドウだけを撮れます。

ではすっかり私のメインマシンとなったMacBook Proではどうかというと
[Command]+[Shift]+[3]で可能です。画面全体のスクリーンショットがデスクトップに保存されます。
[Command]+[Shift]+[4]だとマウスドラッグで範囲指定ができます。
なお範囲を指定する代わりに[Space]キーを押すとウィンドウ単位で撮れます。

本当はここで終わってもいいのですがついでなので。
iPhone/iPadでは[電源]+[ホーム]ボタンで撮って[写真]アプリケーション([カメラロール])で見られます。
Android 4.0以降なら[電源]+[音量-]ボタンで撮って[ギャラリー]アプリケーションで見られます。
USB(mtpモード)で接続した場合は"/Pictures/Screenshots"ディレクトリにpngファイルがあるはずです。
Ubuntu(PC版)はWindowsと同様ですが、
専用の[スクリーンショット]アプリケーションが準備されています。

2013年11月13日水曜日

EV SSLで表示される企業名

最近ネットサーフィンしながら何気なくアドレスバーを見ると、
緑で企業名が表示されていたりするのに気がついたりします。
これはEV SSLと呼ばれるもので、
通常のサーバ証明書の発行時にドメインの所有確認が行われるのに加え、
企業の存在確認(登記とか)も行ったうえで発行されます。
つまり、EV SSLなウェブサイトは運営者が実在することが確認できているわけです。
銀行や証券会社のオンライン取引時に、相手の会社を確認できればより安心です。
安全ではなく安心という言葉を使ったほうがしっくりくるあたりに微妙さが漂います。
似た会社名で似たドメインを使って詐欺サイトを作るやつらもいるかもしれないので、
最終的には利用者がいつでも注意を払っておく必要があります。

さて、EV SSLで注意しないといけないのは、
表示される企業名がそのサイトの運用者であるということです。
先日オンラインバンキングしていて気がついたのですが、
表示されているのは銀行名ではなく超有名ネット関連会社でした。
もちろんドメインもその銀行のものとは違います。
そのサイトはその銀行がその超有名ネット関連会社に委託して
運営してもらっているということなのでしょうが、
確かにその銀行のロゴ等はあるものの、状況はフィッシングサイトと変わらないような気がします。
調べてみると地方銀行なんかはそんな感じみたいです。

しかし本当にそれでいいんでしょうか?
委託先は委託元より有名企業なのでむしろ信用度が上がるのかもしれませんし、
業種的にITに強くない銀行が専門会社に委託するのは理解できますが、
EV SSLの存在意義って何なのと思ったのでした。

2013年11月12日火曜日

自動車からの脱出ハンマー

昔過ぎていつ買ったのか覚えていないのですが、
私の車には運転席から手の届くところに窓ガラスを割るためのハンマー を備え付けています。
シートベルトカッターと懐中電灯付きのずいぶんごついもので、
というかカー用品店でそういうハイスペックのものしか見当たらず、たしか3000円弱で買ったような。
当時は選択肢があまりなく高いけどしょうがないか、と思いつつ買ったような記憶はあります。

その後ある事件をきっかけにハンマーがメジャーになり製品も増え、
近年では100円ショップで売っていたりします。
それを見ながら、あの時買ってなければもっと安くで手に入ったな、とか考えることはあるにせよ、
同時にこの100円の代物で窓が割れるのかと疑問も感じていました。
そうそう試す機会もありませんし、
いざというときにガラスが割れずハンマーが壊れたらしゃれにならないよな、
などと友人と話していたこともありますが、
国民生活センターの調査でやっぱりそういう製品があることが明らかになったようです。

使わない可能性が高いものに大きな金額をかけたくないのは人情ですが、
ケチりすぎると本末転倒です。

2013年11月11日月曜日

WiiUの音声アナログ出力

WiiUは4.0.0Jで音声のみをアナログ出力できるようになりました。
これ私には意義があることにはみえなかったのですが、
あとでその理由がわかりました。

のちにISS-200A-Wが発売になりました。
その紹介文
5) デジタルテレビの音声遅延が大幅に改善
 “Wii カラオケ U”の音声信号を本機に直接入力するため、デジタルテレビによる音声遅延が改善し、“Wii カラオケ U”を快適にお楽しみいただけます。
と書かれています。なるほど。

最近のテレビは内部で画像処理など行う関係で遅延が発生し、
普通のテレビ放送では別段問題ないものの、
ゲームでコントローラの操作と画像の表示に時間差があると、もうゲームになりません。
テレビ側で低遅延モードが用意されていたりしますが、敏感な方はそれでも気になるようです。
そのあおりでWiiUカラオケでもWiiUマイクに向かってしゃべった自分の声が
テレビから遅れて聞こえて歌い辛いとネット上に書き込まれているのを見たことがあります。
幸い私のテレビはそんな遅延はない(or私の耳が節穴)ので、そこまで頭が回りませんでした。

物事にはすべからく理由があるということですね。

2013年11月7日木曜日

KitKatなNexus5

Android KitKat(4.4)搭載のNexus5が登場します。
Nexus5は大きさ的には微妙さがあるものの、スマートフォンの範疇となります。
そして驚くべきことに日本国内で販売するNexus5はSIMロックフリーなのです!!
これだけでなんか欲しくなってしまいました。
海外に行けばSIMカードだけ調達して現地のサービスを使いたいですし、
国内でもMVNOを最大限利用する私としては、
以前からスマートフォンはSIMロックフリーにして量販店等で売り、
キャリアはSIMカードを売る世界を夢見ていましたが、
やはり日本は外圧がなければ既得権益がらみは崩せないということなのでしょう。

そんな中イーモバイルはその辺果敢に攻めてきて、
SIMロックフリーのNexus5を2年しばりはありますが販売するということです。
いやすばらしい。

実は私の手元にはソフトバンクのiPhone4Sと、
それと抱き合わせで買わされたみまもりケータイ2があり、
これらがあと数ヶ月で2年を迎えます。
これ以上ソフトバンクに留まる理由は皆無なので、
MNPでどこかに移るつもりなのですが、
そういうことならイーモバイルのNexus5はいい選択です。

そう思いつつ詳しく調べてみると…
なんとソフトバンクからイーモバイルへのMNPでは
MNPのキャンペーンが適用されないではありませんか!!
あー、イーモバイルはもうソフトバンクの一部なんですねorz
ソフトバンクは今や自由競争市場の敵です。

2013年11月6日水曜日

Macの標準機能でブルーレイディスク書き込み

以前Macでブルーレイディスクを書き込む方法を紹介したとき、
Express Burnを利用していたのですが、これって期間限定のトライアルだったんですね。
いざというとき使えなくて困りました。
やっぱりExpress Burnを購入するとか、
Windowsとのデュアルブートにしてそっちで書き込むとかしなきゃだめかと考えていたのですが、
OS XのインストールDVDを作ってみたりしてMacを深く知るに、
どうもdmgが作れればBDも焼けるのではないかという気がしてきました。
そこでいろいろ調べたりやってみたりして、
Macの標準機能だけでBDが焼けることが確認できたので紹介します。

まず、適当なディレクトリ(ここでは[ダウンロード]ディレクトリを使う)に
適当な名前(ここでは"test”)のディレクトリを作成し、そこに焼きたいデータを放り込みます。
そして以下を実行します。
$ cd ~/Downloads/
$ hdiutil makehybrid -udf -udf-version "2.6" -o test.iso test
これでisoファイル(ここでは"test.iso”)が出来上がります。
isoファイルはダブルクリックしてマウントすればMacからもアクセスできます。
で、そのisoファイルを[ディスクユーティリティ]アプリケーションで[ディスクを作成]する際に
書き込み先ドライブをBDドライブにすればBDに焼けます。
私はBUFFALO BRXL-PC6VU2で焼けました。
焼いたBDはMacBook ProからはもちろんWindows8からでもアクセスできました。
PlayStation3でもデータディスクとして認識され、収めている動画や音楽ファイルの再生も可能です。

これで数十ドル浮きました。

2013年11月5日火曜日

はがきは郵便局以外でも買える

やっとAndroid KitKat(4.4)が正式発表されました。
といっても今日はAndroidの話ではありません。そちらは後日改めて。
KitKatとのコラボ企画が明らかになってからせっせとKit Katを食べ、
Nexus7の応募券をようやく5枚集めました。ハードル高かった。
ところでこのプレゼントされるNexus7はKitkatではないと思われます。
というのも、このたびKitKat端末として発表されたのはNexus5なので。
まあのちのちKitKatへのアップデートできるようになるでしょうが。

ところで購入後のファームウェアアップデートがあるかないかわからないような
端末を今後買おうとは思いません。過去痛い目にあってますので。
iPadは価格が高いといわれますが、クラウドの使用料が含まれているととらえ、
さらに長期間にわたるアップデートサポートが望めることを考えれば
私としては十分競争力がある価格と考えています。
ちなみにAndroidならアップデートを考えてNexus一択ですね。

閑話休題、集めた応募券ははがきに貼り付けて送らないといけないのですが、
郵便局に官製はがきを買いに行くのが面倒でしばらくそのままにしていました。
だって近くの郵便局ってすぐにしまっちゃう土日開いてないし。
もしかしてAmazonで売ってるかもと検索するとさすがにないですね。
そうこうしているうちに官製はがきがコンビニにも売ってあるとの情報を得ました。
さらにスーパーでも売ってるところがあるらしいのです。
ということで、よく行くイオンのサービスカウンターで訊いてみると…売ってました。
今度からここで買うことにします。

2013年11月4日月曜日

フィットメーター持って登山

WiiUのキラーコンテンツになればいいなと考えているWii Fit Uは、
一ヶ月利用可能なキャンペーン版が先日よりダウンロード可能で、
なんとフィットメーターを購入してキャンペーン版に登録すると、
ずっと無料で使えるようになるという大盤振る舞いになっています。
あとWiiフィット プラスを購入すればフルセット集まります。
というか、バランスWiiボードがないとゲームが始められないようです。

Wiiで遊んでいたWiiフィット プラスのデータが
WiiからWiiUへの引越しによりWiiUのWiiモード内に移っていて、
Wii Fit Uを起動するとそれを拾ってきます。
何年も休眠しているデータを引き継ぐもよし、無視して新規作成するもよしです。

さて、フィットメーターはいわばスマート万歩計で、
データをWiiUに転送してWii Fit Uで管理できるようになっています。
で、フィットメーターの私的にもっとも興味を引かれるのが
気圧センサーにより高度がわかる部分で、
ならばとフィットメーターを持って1700mの山に登ってみました。われながらアホですね。

で、結果は以下の通りです。

気圧計を使った高度計については理論は納得できるものの、
実運用できるほど正確なの、と以前から懐疑的に考えていたのですが、
実際使ってみると想像よりもかなり正確で驚きました。
なお、これは絶対高度ではなく相対高度がわかる技術なため、
フィットメーターの◀と▶ボタンを同時に4秒以上押しっぱなしにすることで
その時点での高度を0とできます。
ただし、気圧計の泣きどころで、気圧の変化により勝手に上下します。
またビニール袋に入れて密閉しストローで空気を吸い出すと数百メートルぐらい上がれます。
同時に振っていると上りと下りとして認識してくれるみたいです。
蛇足ですがフィットメーターは買ってきた状態だと音が鳴ってうるさいので、
■ボタンを4回、◀ボタンを1回押して音量変更しておきましょう。
余談ですが、登録済みのフィットメーターは登録したWii Fit Uからしか初期化できないようです。
他人の使っているフィットメーターを拾っても、再利用はできそうもありません。
まあ裏蓋をあけるとプリント基板上の4端子にアクセスできるようになっており、
シリアルとかじゃないかなと思うので、解析すれば何とかなるのかもしれません。

ところで、フィットメーターに
GPSでも積めばもっと正確にはなるでしょうけど、高価格になっては話になりません。
面白いことをそこそこの値段で実現しちゃうのが任天堂の真骨頂ですね。
任天堂もその辺は十分わかっているはずですが、
現在WiiUで追体験中してるような状況ですが。

2013年10月31日木曜日

Accessの共有モードと排他モード

Microsoft Accessではデータベースファイル(*.mdb)を
一人で使っているときには気にする必要ないのですが、
メニューの[ファイル]-[開く]で表示されるファイルダイアログで
[開く]ボタンの右にある下向き三角をクリックするとその開き方に
[開く]、[読み取り専用として開く]、[排他モードで開く]、
[排他および読み取り専用で開く]の4つのオプションがあり、
ネットワークドライブに置いて多人数で共有していたりすると重宝します。
読み取り専用として開けば事故でなにか編集してしまうことがなく安心ですし、
排他モードで開けば他のユーザが開けなくなるのでクリティカルな作業でも安全です。
ちなみに普通に開けば共有モードということになります。

ところでネットワークドライブ上のmbdファイルを誰かが共有モードで開いている状態でも、
それをダブルクリックしてもファイルを開けません。
まあAccessをいったん立ち上げてから[ファイル]-[開く]メニューで開くのは可能なのですが、
これって何とかなんないんですかね?
って、もしかして開けないのは私だけとか?

2013年10月30日水曜日

Android NDKではまった

AndroidでネイティブライブラリをビルドするためにWindows上でNDKを使ったときの話です。
あらかじめcygwinは入れてあるので、
NDKのダウンロードサイトから"android-ndk-r*-windows-x86*.zip"をダウンロードして
"C:\Program Files\Android"フォルダに展開し、
NDKのフォルダ("ndk-build"コマンドがあるフォルダ)にPathをとおして
ネイティブライブラリのあるフォルダ上で
$ ndk-build
を実行してみました。結果は以下のとおりです。
dirname: extra operand `Files/Android/android-ndk-r9/ndk-build'
Try `dirname --help' for more information.
ERROR: You are using a non-Cygwin compatible Make program.
Currently using: C:/usr/cygwin/bin/make

To solve the issue, follow these steps:

1. Ensure that the Cygwin 'make' package is installed.
   NOTE: You will need GNU Make 3.81 or later!

2. Define the GNUMAKE environment variable to point to it, as in:

     export GNUMAKE=/usr/bin/make

3. Call 'ndk-build' again.
cygwinのmakeについては以前痛い目にあっているのでバージョンに関しては敏感になっているのですが、 一応
$ make --version
でバージョンが3.81なことを確認し、
$ which make
で"make"が"/usr/bin/"ディレクトリにあることを確認した上で
$ export GNUMAKE=/usr/bin/make
$ ndk-build
としてみましたが結果は同じです。
で、いろいろ調べたところNDKを"C:\Program Files\Android"に置いたこと自体に
問題があることがわかりました。
フルパスに空白が含まれているのがまずいのです。
って、さっきのエラーの一行目から一瞬にして気付くことはできたはずなのですが。

よくわからないソフトウェアを扱うときって、
最終的にソースやMakefileを読み込むところまで覚悟して始めたりするものですが、
実績のあるものが動かなかったときって結構パニックになります。

2013年10月29日火曜日

第三種電気主任技術者試験に合格

2ヶ月ほど前に受験した第三種電気主任技術者試験の合格通知が届きました。
まあ過去問やったり本番試験受けた時点でいけたんじゃないかと思っていたので、
驚きはなく、むしろまあそうだろうなという感じです。
申請のためにいま少しの手間と出費と時間が必要ですが、
来年早々には免状が届くでしょう。

実務経験がない以上、合格したからといって何ができると言うこともなく、
これをもって転職しようなどとは思わないのですが、
人間何が幸いするかわかりませんし、
試験勉強を通していろいろ思い出したのと、新しい知識を得られたのはためになりました。

さて、こうなると来年は二種を受けるかということになるのですが、
試験場所の関係で三種以上にお金がかかりそうで、さてどうするか。
あるいはこれで筆記試験が免除になる第一・二種電気工事士なる選択肢もあります。
まあ実務経験のない私にとって技能試験のハードルが越えられるかは大きな問題ですが。

ところで合格通知に"日本電気技術者協会"への入会を勧める広告が入っていましたが、
これって別に入会しなくてもかまわないんですよね?

2013年10月28日月曜日

OS X Mavericks のインストールDVD

つい最近OS X Mountain Lion のインストールDVDを作成したところですが、
次バージョンのOS X Mavericksが予想通り発表され、
しかも想定外に無料ということで早速アップデートしてみました。
先日Windows 8 から 8.1 へのアップデートでひどい目にあった身としてはノートラブルでいけることを祈るのみです。
ついでにMavericksのインストールDVDを作ってみました。
って、こっちがメインのトピックだったりします。

[App Store]の[アップデート]からOS X Mavericksの[無料アップグレード]をクリックすると
ダウンロード後にインストーラが立ち上がりますが、とりあえずこちらはほうっておきます。
同時に[アプリケーション]フォルダに[OS X Mavericks インストール]が現れるので、
コンテキストメニューの[パッケージの内容を表示]で中身を見ます。
"Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg"ファイルがあるので
コンテキストメニューで["InstallESD.dmg"をコピー]を実行し、
[Finder]の適当なディレクトリで[編集]-[項目をペースト]メニューを実行して
"InstallESD.dmg"を保管して置きます。私は[ダウンロード]ディレクトリに置きました。
この"InstallESD.dmg"をMountain Lion のときのようにDVD-R DLに焼いてDVDブートしてみました。
が、ブートできません。
書き込みに失敗したことも考えもう一枚焼いてみましたがやはりだめです。
ああ、貴重なDVD-R DLが2枚も無駄に…

Mavericksの"InstallESD.dmg"の中身を見るとMountain Lionのものとは趣が違います。
きっとAppleの嫌がらせです。
で、その中をのぞくと隠し属性で"BaseSystem.dmg"があるのが気になります。
そこで、"BaseSystem.dmg"をDVD-Rに焼いてみることにしました。
今度は容量が小さいのでたっぷりある一層DVD-Rで事足ります。
作業内容はFinderで"InstallESD.dmg"をダブルクリックしてマウントした上で
以下を実行しました。
$ cd /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/
$ cp BaseSystem.dmg ~/Downloads/
$ cd ~/Downloads/
$ ls -l@ BaseSystem.dmg
$ xattr -d com.apple.FinderInfo BaseSystem.dmg
$ xattr -d com.apple.diskimages.recentcksum BaseSystem.dmg
これで[ダウンロード]ディレクトリに"BaseSystem.dmg"が現れます。
これをいつもどおり[ディスクユーティリティ]アプリケーションで[ディスクを作成]してDVDを作成します。
ちなみにMavericksとMountain Lionの"BaseSystem.dmg"は内容がそっくりです。
で、"BaseSystem.dmg"のDVDでブートすると見事立ち上がり、
Mavericksのインストーラが動き出しました。
ためしに以前やったように適切なパーティション構成に設定した外付けUSB接続HDD
インストールしてみたところ無事セットアップできました。
ただし、インターネット経由で大量のファイルをダウンロードしているらしく、十数時間かかりました。
これで"BaseSystem.dmg"がMavericksのインストーラが入った
ブータブルDVDイメージであることが確認できました。
状況から考えてこのDVDに"InstallESD.dmg"内のPakagesディレクトリを埋め込んでやれば、
インターネットレスでインストールできそうです。

ということでスタンドアロン版インストールDVDを作ることにしました。
以下に私が成功した手順を紹介します。
まず"InstallESD.dmg"をマウントした状態で以下を実行します。
$ cd /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/
$ hdiutil convert -format UDSP -o ~/Downloads/mavericks BaseSystem.dmg
$ hdiutil resize -size 7g ~/Downloads/mavericks.sparseimage
[ダウンロード]フォルダの"mavericks.sparseimage"をマウント(Finderからダブルクリック)し、
これの"System/Installation"ディレクトリに
"InstallESD.dmg"のPackagesディレクトリを丸ごとコピーします。
そこにはもともとPackagesエイリアスがありますが、これは削除してかまいません。
その後以下を実行します。
$ hdiutil compact ~/Downloads/mavericks.sparseimage
$ hdiutil convert -format UDZO -o ~/Downloads/mavericks-installdvd.dmg ~/Downloads/mavericks.sparseimage
出来上がった"mavericks-installdvd.dmg"を
[ディスクユーティリティ]アプリケーションでDVDに焼けば完成です。
なお、このDVDでなら30分ほどでインストールできました。
これでいざというときの再インストールが楽になります。

最後にMavericksを使ってみた感想ですが…
早くなったような気がしないでもありませんが、気のせいのようにも思えます。
そもそも、Mavericksの利点では 省電力や効率的メモリ使用など、どちらかと言えば地味なものばかり紹介されています。
もちろん体感速度が上がるのはうれしいのですが、
そんなに重い処理をさせていない私には違いがわかり辛いですし、
MacBook ProのくせにほぼACアダプタにつながっているような環境ではあまり効果がありません。
今回無料でアップデートできるようにしたのは、
Microsoftへの単なる当てこすりかと思っていたのですが、
派手にアピールできる新機能がなかったというのも理由のひとつかもしれませんね。

2013年10月24日木曜日

Apple TV 新機種はなし

2013年10月22日、Appleが新製品を発表しました。
一ヶ月前のiPhone/iOSに続き、
今回はiPad、Macbook Pro/Mac Pro/OS Xについてです。
個人的には新Apple TVが出ないかと期待していたのですが
残念ながら触れられることもなかったようです。
2013年でみるとMacBook AiriMacも新機種が出ており、
これで今後も継続が見込まれて、かつ音沙汰がないのは
iPod touch/nanoMac miniApple TVとなります。
この面子では今年中にまた何か発表があるのは期待薄です。
サービス含めてApple TVを戦略的にどうにかしてくる可能性はあるでしょうが、
もう今年は何もないでしょう。
現行Apple TV買おうかな。

2013年10月23日水曜日

Windows 8.1

Windows 8が登場してから約1年、
その後継たるWindows 8.1が発売されました。
今回はWindows95の頃から提供されていたアップグレードパッケージが廃止になりました。
とはいってもWindows8からのバージョンアップは無償なので、
アップグレードパッケージの存在に大した意味はありません。

さて、私はWindows 8を2つのPCに入れていますが、
半年前にMacBook Proを購入してからは
電源を入れた記憶がありません。
ということで、どうせ何か不具合が出ても影響はないでしょうし、
無料なのでとりあえず1台アップデートしてみることにしました。

8.1へのアップデートはWindows8のWindowsストアから行うと聞いていたので、
8のModern UIから[ストア]を立ち上げるのですが、それらしい項目は見当たりません。
検索しても出てきません。
調べてみると[Windows Update]でOSをアップデートしておく必要があることを知りました。
で、悩んだのが[Windows Update]の方法です。
Windows7まではスタートメニューにあったのですが、8ではどこにあるのかわかりません。
正解は[コントロールパネル]内でしたが、ほんとわかりにくい。
で、インストールしてから1年アップデートをかけていなかったもので、
500MBくらいを落とす必要があり、大いに時間を食いました。

その後[ストア]を覘くと一番最初にでかでかと[Windowsのアップデート]の文字が鎮座しています。
[無料でWindows8.1に更新]、さらに[ダウンロード]をクリックすることでダウンロードが始まります。
32ビット版でファイルサイズが2.6GBということでADSLで数時間かかりました。気長に待ちましょう。
完了後リブートしてインストール作業に移るのですが、
無線LAN(USB接続タイプ)でネットワークに接続できません。
思い切って電源を強制断して再起動すると、
起動時にWindows8の修復作業が発生したのであせりましたが、
きちんと復元され以前と同様にWindows8が使えました。
その状態ではもちろん無線LANは問題なく使えます。
どうも8.1の無線LAN(ドライバ?)に問題があるようなので、
やむを得ず有線LANで接続しなおして再チャレンジです。

改めてWindos8の[ストア]からアップデートしようとすると、
すでにダウンロードしたファイルを再利用しているようで、また数時間待つのは避けられました。
その後インストールは進んでいったのですが、前回問題があった無線LANが今度は使えます。
その代わりキーボードから文字が打てません。
さっきまでBIOSで使えていた Microsoft Wireless MultiMedia Keyboard 1.1 が
8.1のログイン画面では認識されなくなってしまいます。USBに問題でもあるのか?
しょうがないので別の安物USBキーボードを挿すとちゃんと使えます。なぜ?

さて、8.1の使い心地を確かめるべくログインしてデスクトップを確認すると
アップデート前にデスクトップに置いていたプライベートなファイルはそのままになっています。
予定通りです。
画面左下にスタートボタンが復活していますが、クリックするとModern UIに飛んで鬱陶しいこと。
まあ右クリックするとメニューが出てきて、それについては使い物になるので許せはします。
しかしWindows7までのフル機能スタートボタンはやはりほしく、
Classic Shellを入れることにしました。
というかアップデート前から入れてたのですが、調子が非常に悪いのです。
だいぶ古いバージョンを入れたままにしていて8.1にアップデートしたため、
Classic Shellが8.1に対応してないようで、
最新の4.0.2を入れようといたのですがインストーラーが止まったままになってしまいます。
ではコントロールパネルから古いバージョンをいったんアンインストール使用とするも
これもできません。いきなり詰んだっぽいです。

そんなこんなでだんだんめんどくさくなってきて、
8の新規インストール直後に8.1をインストールしてみて、
それでもだめなら8のまま使おうかと思いはじめています。
ここで紹介されてる8と8.1の差の中に心に刺さるものもありませんし、
いろいろAPIが増えたと言われるModern UIもほぼ使ってませんし。
ちなみに本家MicrosoftのWindows8.1の紹介ページでの比較対照が
XPになっているのを恣意的に感じるのは私だけでしょうか。

2013年10月22日火曜日

MacとVirtualBox

メインマシンをMacBook Proにしてから早半年。
Windowsがなくても特に困ることは起きていません。
もし起こってもWindows PCは別にあるのでその点心配はしていません。
ただし、気の迷いで買ってしまったWindows用動画編集ソフトや年賀状印刷ソフト、
あるいはVisual Studioのような開発系ソフトをMacで動かしたいことも将来的にはあるかも知れず、
ということでMac上でWindowsを動かす仮想マシンソフトを入れておくことにしました。
幸いWindows8のライセンスがあまっていますし。
とはいえWindows8はいったんアクティベーションすると面倒なので、
まずはゲストOSとしてUbuntu 12.4をインストールしてみます。

Mac用の仮想マシンというとParallels Desktop 9やVMware Fusion 6の評判がいいようですが、
今のところ大して使う予定はないのでとりあえずフリーのVirtualBoxを試すことにしました。
グラフィックのパフォーマンスに難がありそうなものの、
3Dゲームを遊ぼうとは思っておらず、デスクトップ操作で我慢できる性能なら贅沢は言えません。

早速インストールしましたが、
VirtualBox自体はもちろん、ゲストOSのUbuntuも特に問題なく完了しました。
ちなみに、メモリは512MB、仮想HDDはVHD形式、ネットワークは無線LANとのブリッジです。
デスクトップの使い心地はというと、グラフィック性能のせいなのかお世辞にも快適とはいえませんが、
我慢できるレベルではあります。ネットブックでWindows8を使っているのと感覚的には変わらないかなと。
まあsshでMacからログインして使う分には速度は気になりません。

あとテストでWindowsXPをちょこっと入れてみましたが、
SP3あてただけの状態でメモリ256MB割り当てて快適に動いています。
いまさらXPというのもなんですが、いざとなれば使えそうなことは確認できました。

MacにはBootCampというマルチブート機能もあり、
ネイティブでWindows8を動作させることも可能ですが、
OSの切り替えが面倒なのであまりやりたくはありません。
OS Xがハイパーバイザーを持つようになるとその辺良くなるかもしれませんが、
はたしてそんな日は来るのでしょうか。

2013年10月21日月曜日

情報セキュリティスペシャリスト試験を受けてきた

国家資格ではありますが免許がもらえるわけではないので、実効性はないに等しいものの、
もはや半年毎の年中行事と化している情報処理技術者試験を受けてきました。
もう興味のある分野もないので今回は情報セキュリティスペシャリスト試験にしました。
高度試験の中ではもっとも簡単らしく、
参考書を一冊読んでみたところでは確かにそうかなと。
ただプロジェクトマネージャやITストラテジストのような抽象的な分野よりも、
よほど実践的でためになり、何より面白いですね。

今回は準備期間がほぼ一ヶ月しかなかったので、
先に紹介した参考書の読破しただけです。
一読して過去問(1回分)を解いてみたところ、
多分合格できるだろうということで試験に臨みました。
午前Iは免除だったので午前IIから受けたのですが、
そのしょっぱなからRLO(Right-to-Left Override)という
初めて聞く言葉が出てきてあせりはしたものの、
まああとは午後IIまで何とかこなし、合格ラインの6割は取れてる手ごたえは十分あります。
論述試験がないためそのあたり読みやすいですね。

ちなみにRLOはUnicodeで右から左に文字を書く言語に対応するための制御文字だそうです。
Windowsでファイル名の編集中にコンテキストメニューの[Unicode制御文字の挿入]から入力可能です。
そんなのあるんですね。またひとつ賢くなりました。

2013年10月17日木曜日

OS X Mountain Lion のインストールDVD

いよいよOS X Mavericksの登場が近づいてきました。
個人的にはまだ猫科の動物いるじゃないかと思っていたり、
最終的にはKitty(子猫)とかMike(三毛)とかなったら面白いのにと
薄く期待していたのですが、今後は地名ってマイクロソフトじゃないんだから。

さて、私が半年前に購入したMacBook Proには
Mountain Lionがプリインストールされていました。
Mavericksが出たからといってすぐにアップデートする気もないのですが、
何かの拍子にOSを再インストールする必要に迫られる事態を想定し、
今のうちにMountain LionのインストールDVDを作っておくことにしました。
Mountain LionはUSBメモリSDカードでインストールメモリも作成可能ですが、
私のMacBook ProはDVDドライブ内蔵で、どう考えてもDVD-Rのほうが安いので。
ただし、容量的に2層ディスクが必要です。DVD-R DLですね。

では早速作業にかかります。
とにかく"InstallESD.dmg"ファイルをゲットする必要があり、
Mac App StoreからMountain Lionをダウンロードして
[アプリケーション]フォルダの[OS X Mountain Lion インストール]から
"Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg"ファイルを抜き出すのが簡単なようなのですが、
プリインストールのマシンを買っている場合、ここでのダウンロードにはお金がかかってしまいます。
そこで別の手を使います。

最初に中身が消えてもかまわないUSB接続のHDDを用意し、Macにつなぎます。
[Finder]の[アプリケーション]-[ユーティリティ]から
[ディスクユーティリティ]アプリケーションを開き、
そのHDDのすべてのパーティションをコンテキストメニューから[マウント解除]します。
続いてそのHDDを選択して[パーティション]タブで
[パーティションのレイアウト]を"1パーティション"にして
[オプション]で"GUIDパーティションテーブル"を選択し、
[パーティション情報]の[フォーマット]を"Mac OS 拡張 (ジャーナリング)"にして
[適用]をクリックします。

そしてプリインストールされたMountain Lionで以下を実行します。
$ sudo su -
# cd /tmp
# mkdir 1
# mount -t hfs /dev/disk0s3 1
# exit
$ cd ~/Downloads/
$ cp /tmp/1/com.apple.recovery.boot/BaseSystem.dmg ./
$ ls -l@ BaseSystem.dmg
$ xattr -d com.apple.FinderInfo BaseSystem.dmg
$ xattr -d com.apple.diskimages.recentcksum BaseSystem.dmg
これで[ダウンロード]フォルダに"BaseSystem.dmg"が現れるのでこれをダブルクリックし、
マウントされたボリューム内の[Mac OS X Mountain Lion インストール.app]を実行します。
進めていくとインストール先を選ぶ項目になるので、[すべてのディスクを表示]をクリックし、
USB接続のHDDを選択してそのままインストールしてしまいます。
ただし、完了して再起動する前にUSB接続のHDDから"InstallESD.dmg"を
内蔵HDDのどこかにコピーして保管しておきます。
"InstallESD.dmg"のコンテキストメニューから[このアプリケーションで開く]-[ディスクユーティリティ]で
[ディスクユーティリティ]を開き、[ディスクを作成]でDVD-R DLに焼けば完了です。
このDVDを入れて再起動時に[C]キーを押し、DVDブートできるか確認しておきましょう。
かなり時間がかかるので焦って電源を切ったりしないように。

ちなみに、USBメモリやSDカードでインストールメディアを作成する場合は、
先の作業用HDDにしたのと同様にメディアをつくり、
マウントした"InstallESD.dmg"を[ディスクユーティリティ]で
そのメディアに対し[復元]すればいいみたいです。

2013年10月16日水曜日

Accessのフォームで高度な検索

以前Microsoft Accessフォームで単純検索する方法をご紹介しましたが、
今度は高度な検索について書いておきます。

フォームを開いてテキストボックス等のコントロールのないところを右クリックすると
コンテキストメニューが表示されるので[フォーム フィルタ]をクリックします。
するとそのフォームにそっくりだけど項目が空の[フォーム フィルタ]が開くので、
その各項目で条件を選択/入力し、
もう一度コンテキストメニューを開いて[フィルタ/並べ替えの実行]をクリックすると、
フィルタがかかって条件に合うレコードのみが表示できます。
なお、[フォーム フィルタ]には[または]タブが複数枚表示可能で、
これにより同一項目へのor条件も設定できます。

2013年10月15日火曜日

ネットワーク越しのadb

Androidスマートフォン/タブレットについているUSB端子をPCと接続することで
adbが利用可能になりますが、
有線なUSBよりネットワーク(無線LAN)越しに接続した方が便利な場面は多々あります。
Androidの比較的新しいバージョンではUSBホスト機能を実装しているため、
そちらでふさがってしまうこともありますし。

さて、ネットワーク越しで接続する前に普通にUSBでadb接続して
$ adb shell ifconfig wlan0
を実行し、端末のIPアドレスをメモしておきます
(無線LANインターフェイス名が"wlan0"であると仮定)。
もちろん他の方法でIPアドレスがわかるならadbを使う必要はありません。
さらに
$ adb tcpip 5037
を実行します。
5037はTCPのポート番号なので空いていればなんでもいいのですが、
とりあえずデフォルトと同じにしておきます。
これで端末側の準備は完了です。
なお、
$ adb usb
を実行することでUSB接続にもどります。

今度はPC(ホスト)側で
$ adb connect <端末のIPアドレス>:5037
を実行することで接続先がネットワーク越しに設定されます。
この状態で
$ adb logcat
$ adb shell
をするとネットワークで接続した端末へコマンドを発行できます。

ちなみにこの方法はすべてのAndroid端末で可能とは限りませんので、
だめなら素直にあきらめましょう。

2013年10月14日月曜日

SSLのサーバ証明書の更新とCRL

私は複数の独自ドメインを所有し、さらにそれらの複数のサブドメインをウェブサーバで運用しております。
そのうちのいくつかについてはきちんとSSLさせるために正式な証明書を導入しております。
その方法については以前紹介しておりますのでこちらを参照ください。

さて、いくつかの証明書のうちのいくつかが期限切れになったのに気づいたので更新することにしました。
というか気づいてからも更新が面倒なのでかなり長い期間放置していました。
期限切れからだと、かれこれ2年経っていたりします。
なおこれはよくない見本なので皆さんは真似しないように。

私の利用している証明書の有効期間は認証局の制限で1年間しか選択できず、
しかも各証明書はその場の思いつきで作成したりしているので期限はばらばらです。
今後ばらばらと期限切れを起こしてその都度更新していくのも面倒なので、
この際全部の証明書を一度に再作成して来年以降は年中行事の一つにしてしまおうと決心しました。
如何にもものぐさな私が考えそうなことです。

ということでStartSSLにログインして、
まだ期限が切れていない証明書を持つサブドメインについて
証明書を作成しようとしたのですがエラーとなりました。
未だ有効な証明書はいったん失効させる必要があるということです。
そこではたと気づきました。CRLです。

CRLは日本語では"証明書失効リスト"と訳されます。
発行された証明書は有効期限が設定されているので、ほうっておけば自動的に失効しますが、
フィッシング等の犯罪目的で用いられてしまう可能性もあり、
期限が切れるまで待つというような悠長なことは言っていられず、
被害を最小限にとどめるためにすぐに証明書を失効させる必要に迫られるケースがあります。
そんなとき用いるのが先のCRLです。
発行元は発行した期限切れ前の証明書についての情報を保持していて、
必要ならCRLに登録して公知させる責任があります。
CRLについては知識はあっても意識はしていませんでした。不覚です。

で、StartSSLでのCRLへの登録方法ですが、
ログインの上[Control Panel]を開き、[Tool Box]の[Revocation Request]から可能なようです。
可能なようと言ったのは私は実行してないからです。
なぜって、有料だったから。
まあいろんな意味で面倒な作業なのでしょうがないですね。

ということで年中行事化はあきらめることにしました。
しょうがないので各ドメインの有効期限と同じく
各証明書の有効期限もGoogleカレンダーに登録して忘れないようにすることにします。
というか、まずサブドメインとウェブサーバを整理することにします。

2013年10月10日木曜日

iMessageは混乱の元

私は髪を切りに行くときにはだいたい予約を取るのですが、
お店が忙しいときに電話するのは気が引けるのでメールですませています。
送信相手はiPhoneで以前は普通にやり取りできていたものの、
半年くらい前から返信に関して違和感がありました。
まあ滅多に連絡することはなく、基本私からの一方的なメールなので
それほど気にはしていなかったのですが、
このたび理由がわかりましたので参考になる方もあるかと思い以下でご紹介します。
なお、相手は同じような違和感を感じることはなく、ごく普通だったと思います。

iPhoneには[メッセージ]アプリケーションがあらかじめ入っていて、
その[メッセージ]には3つの送受信手段があります。
1つ目はSMSです。これは電話番号をあて先にして電話をかける代わりに
テキストメッセージを送るショートメッセージサービスで、auで言うところのCメールです。
以前は同じキャリアの携帯電話同士でしか送受信できませんでしたが、
現在はキャリアをまたいでの送信が可能です(国外キャリア含む)。
送信すると通話料がかかります(プランの条件より一部無料)。

2つ目はMMSです。ユーザから見ればなんのことはない普通のEメールのことです。
キャリアメールと言ったほうがとおりがいいかもしれません。
Eメールなんですけど[メール]アプリケーションではなく
[メッセージ]アプリケーションで扱うところがミソです。
送受信にはパケット料金(定額プランなら実質無料)がかかります。
考えてみると世の中のiPhoneのみを使っているようなユーザって
[メール]アプリケーションなんて使ったことがないのかもしれません。
Gmail(Googole Apps含む)しか使わず、
SIMカード抜いてiPhoneを使っているような私のような種族は
逆に[メッセージ]アプリケーションを開くことがないのですが、
そのあたりの私の先入観も今回のトラブルの元になります。
蛇足ですが、[メール]アプリケーションはGmailも送受信できます。
そういえばキャリアショップの店頭でiPhoneを購入したとき
新たGmailアカウントを作らされたような気がしますが、あれはどうなったんだろうか?

3つ目はiMessageです。これはApple製品同士でのみ使えるチャットソフトです。
特に何の変哲もなく、身の回りの情報機器がApple製のみならば便利でしょうが、
メール(MMS)と同一アプリケーションなため気が付かずに使っているケースはあるでしょう。
そして今回遭遇したトラブルの元凶はこの部分です。
[メッセージ]アプリケーションではSMS/MSSへの送信時にあて先や送信ボタンが"緑"になり、
iMessageならば"青"になります。
表面上はこれしか違いがないようです。

で、私が遭遇したトラブルは以下の流れになります。
  1. 大前提として、私のGmail(Google Apps)アカウントはApple IDとしても使っている。
  2. 小前提として、私のApple IDはiMessageのアカウントとしても使われている。
  3. 私のGmail(Google Apps)から相手のiPhoneのメール(MMS)へメールを送る。
  4. 相手がiPhoneの[メッセージ]アプリケーションを開いて私から送られたメールを見る。
  5. 相手がそのメールに対して返信メールを送ろうとする。
  6. [メッセージ]アプリケーションは送信先メールアドレスがiMessageで送信可能と判断。
  7. [メッセージ]アプリケーションは送信先を"緑"ではなく"青"で表示。
  8. 相手はいつもと違うと思いつつも気にせず送信し、メールではなくiMessageで送信される。
  9. 私のApple端末(Mac)にiMessageでメッセージが届く。
  10. そのメッセージの送り元は相手の電話番号になっている。
メールが返ってくると期待してるところにメッセージが届き、
さらに送り元が電話番号になっているので「なにこれ」とか思っていたのでありました。
で、その現象が始まった頃に思い当たることが…
そう、MacBook Proを買ったのです。
そしてあまり意識せず設定してしまっていたのですorz

これの解決方法ですが、Macの[メッセージ]アプリケーションから
メニューの[メッセージ]-[環境設定]を開き、
[アカウント]タブでiMessageアカウントを選んで、
[このアカウントを有効にする]のチェックを外してしまうか、
[着信に使用するメールアドレス/電話番号]の余計な項目のチェックを外すかすれば、
iMessageでの受信を禁止でき、結果iPhoneの[メッセージ]アプリケーションからでも
メール(MMS)で送信できるようになります。
iPad(iOS5)なら[設定]アプリケーションの[メッセージ]メニューから
AppleIDが表示されている[受信用宛先]をタップし、
[Apple ID: ????]をタップして[サインアウト]しておけばiMessageが使えなくなります。
または[別のメールを追加]で別のメールアドレスを登録しておいてから
AppleIDのメールアドレスをタップして削除してもいいでしょう。
iPhone(iOS6)なら[設定]アプリケーションの[メッセージ]メニューから
[送受信]をタップしたところから設定できます。
ちなみにここで[iMessageにApple IDを使用]をタップすると私と同じ症状が味わえます。

ほかにも相手に別のメールアドレスを教えて連絡にはこちらを使うことでも回避できます。
まあそれを選択するのはどうかとは思いますが。
さらなる別解としては、相手のiPhone(iOS6)で[設定]アプリケーションの[メッセージ]メニューで
[iMessage]を"オフ"にしてもらうという裏技もあるにはあります。
これは相手にiMessageを使わなくしてもらうということですので頼むのは筋違いですし、
iPhoneユーザ皆にお願いして回らなければならず現実的ではありません。

ということでAppleには[メッセージ]アプリケーションの改善を望みます。
たしかに送信時に[MMS]と[iMessage]を選択させるのはAppleの美学からすれば無粋でしょうし、
詳しくないユーザに対しては混乱の元にはなるのでしょうが、現状はあまりに不親切です。
まあ私のような種族は自分で勝手に解決してあまり騒がないので、
Appleとしては気づいていないふりをしているのかもしれません。

2013年10月9日水曜日

Android 4.2.2でlinuxからadbがつながらない

以前Android2.3な端末をLinux(Ubuntu 10.04 x64)からadb接続することについて書きましたが、
Android 4.2.2とLinux(Ubuntu 12.04 x64)でトラブったので書き残しておきます。

基本的には前と同様なのですが、
インストールしたAndroid SDKはLinux用(r22 x64)です。
しかし、まったくつながりません。結構悩んだ挙句解決方法がわかりました。
2.3の頃は設定ファイル"/etc/udev/rules.d/imx-android.rules"の内容を
SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="<ベンダーID>", MODE="0666"
としていたのですが、4.2.2では
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="<ベンダーID>", MODE="0666", GROUP="plugdev"
にしないとだめなようです。

ちなみに、端末側でadb接続を許可する方法も変更されています。
[設定]アプリケーションの[タブレット情報]メニューを開き、[ビルド番号]の項目を7回タップして
[開発者向けオプション]メニューを開放し、
そこの[USBデバッグ]を有効にしなければなりません。
また、PCからadb接続したときに端末側にダイアログボックスでその旨表示されるので、
そこで許可してやる必要があります。
許可する際に[このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する]をチェックしていたらなら、
以降は自動的に許可されるようです。

セキュリティの名の下にいろいろなことがどんどん面倒になる方向に動いています。
窮屈な世の中になりました。
インターネット黎明期の自由さを懐かし感じます。

2013年10月8日火曜日

MacのHomebrew

Mac(Mountain Lion)でwgetするのにMacPortsを入れた話をしましたが、
実はMacPortsのほかにもHomebrewという選択肢があることを知りました。
せっかくなので使ってみることにしました。

MacPortsではX11が必要でしたが、HomebrewにはJavaが必要なようですが、
私の場合、SafariでF1.comのlive timingにアクセスしたときに入れさせられているので問題ありません。
またXcodeやCommand Line ToolsもMacportsのために入れているので準備は完了です。
なお、RubyとGitも必要なようですがすでに入っていました。
ということでHomebrewのサイトにあるように
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)"
を実行すればいいだけです。
途中パスワードを要求されましたが、特に問題なくインストールできました。

で、ためしに"tree"コマンドを
$ brew install tree
でインストールすると使えるようになりました。

MacPortsとHomebrewの両方入れても特にうれしいことはなく、
かえっておかしなことになる可能性もあるかもしれませんが、
まあそのときはそのときでまた考えることにします。

2013年10月7日月曜日

WiiUワイヤレスマイク

WiiUカラオケ用のWiiUワイヤレスマイクが発売されました。
WiiUマイクもケーブルが非常に長いので取り回しに困ることはないのですが、
逆に長すぎてうっとうしかったりします。
ワイヤレスならその微妙さが排除できます。

さて、このWiiUワイヤレスマイク、Bluetoothなのかと思ったらそうじゃなく、
マイク(送信機)とUSBドングル(受信機)から構成されていて、
WiiUマイクの途中のケーブルが無線化されただけでした。
ということで、以前実験したマイクの制約条件は無線になってもそのまま当てはまり、
同時に使えるのはマイク2本と推察されます。

ところでWiiUワイヤレスマイクの無線部分はDECTになっているようです。
そのあたりの動向を探ってみると最近はDECTの
ワイヤレスヘッドセットなんかも販売されており、ちょっとびっくりです。
DECTというとデジタルコードレス電話機の技術として知られ、
日本では周波数帯の解決で2,3年前からようやく使えるようになったと記憶しています。
電話以外の応用について個人的にあまり考えたこともなかったのですが、
これをワイヤレスマイクに転用するというのは理にかなっていますね。
正直コードレス電話も無線LANでいいじゃんとかずっと思っていたのですが、
無線LAN全盛のこのご時世にこそ、電波的に空いてて混線に強いDECTって結構いいかも。
Bluetoothに比べると距離がかせげますし、使える場面は多いような気がしてきました。

2013年10月3日木曜日

クラブニンテンドーが2014年度へ

今年もクラブニンテンドーの新年度が始まりました。
昨年度はWiiUのロンチに伴い、
本体同時発売のNewスーパーマリオブラザーズUNintendo Landを発売日に購入したので、
早期にプラチナ会員まで上り詰めましたし、
Nintendo3DSやWiiUのゲームの体験版のアンケートだけでも
びっくりするくらいのポイントを稼ぎました。
で、その後購入したゲームは登録せずに勝手キャリーオーバーして新年度分としました。
以前も同じようにしてそれが功を奏しちょっとマリオな3DSをもらいましたが、
今回もちょっとラッキーなことが起きました。
来年1月中旬までに3DSのゲームを2つ登録することで、古めのゲーム14本から1本、
ダウンロード版がもらえるキャンペーンが始まったのです。
が、そのもらえる14本のラインナップを見ると、半分はすでに十分遊んだもので、
あとの半分もめんどくさそうなゲームが多くて手を出すのに躊躇します。
ある意味逆アンバサダー的なキャンペーンでちょっと萎えます。
アンバサダーの称号を持つユーザには特別待遇があってもいいんじゃないでしょうか?

ちなみに、今年度はパッケージ版ゲームについては早期購入ポイント等がつかなければ登録は保留し、
ダウンロード版と体験版のアンケート、売却するゲーム、それに登録期限が迫るゲームでポイントを稼いで、
年度末の9月半ば時点でプラチナ会員に届かない分を保留分で埋め、
あとは次年度にキャリーオーバーすることにします。
9月半ばなら今回のようなキャンペーンでも救われる可能性がありますしね。

2013年10月2日水曜日

WiiU 4.0.0J

WiiUのファームウェアが3.1.0Jから4.0.0Jにアップデートされました。
詳しいことは任天堂の関連ページをご覧ください。
とりあえず機能アップした部分を体験してみることにします。

Wii専用ソフトの映像をWiiU GamePadのLCDに表示できるようになりました。
というよりもWiiU内のWiiモードがまるごと対応しているといったほうがよく、
WiiメニューやWiiのバーチャルコンソールのゲームにも対応しています。
画面が相応に小さくなるのは仕方ありませんが、もともとWiiの解像度は720×480で、
それを800×480なWiiU GamePadに映しているわけで、特に不都合は感じません。
というか解像度の低いファミコンのバーチャルコンソールなんかはむしろしっくりきます。
WiiU GamePadへの出力はWiiモード起動時にWiiリモコンによって選択するのですが、
この選択画面がテレビ側にしか表示されないためそのときだけはテレビが必要という、
よくわからない仕様になっています。
まあWiiU GamePadにのみ出力する選択肢はないので、
WiiU GamePadでの超絶プレーをギャラリーに見せるための機能と理解すればわからなくはないものの、
WiiUの起動時からの流れを考えると、ここだけテレビレスならないのは納得いくものではありません。
早急な改善を望みます。
ちなみに当然映像だけでなく音声もWiiU GamePadから出力され、ヘッドフォンも利用可能です。
技術的に理解はできるが何とかしてほしいのはWiiU GamePadで操作できないという点です。
次のアップデートでWiiメニューがWiiU GamePadのタッチで操作可能になり、
Wiiリモコン横持ちゲームがWiiU GamePadのボタンで遊べるようになると信じておきましょう。
関連して今回わかったのが、WiiU GamePadのLCDの上にある黒い横長の部分の両端には、
センサーバーが埋め込まれているということです。
ピクミン3をWiiU GamePadで遊んだときに有効でなかったのは確認していますが、
ついに発動したというところでしょう。
ただ、テレビの上においているセンサーバーとWiiU GamePadの両方が
Wiiリモコンから検知可能な状況ではまともに操作ができないので、
そこはユーザが工夫する必要があります。
できればテレビ上のセンサーバーを無効にするオプションも加えてほしいですね。

体験版やおすすめのソフトを"いつの間に通信"で自動的にダウンロードできるようになったのですが、
ただでさえ少ない内蔵ストレージの無駄遣いになるので、
USB外付けHDDをつけてない方はOFFにしておきましょう。
ちなみにHDDをつないでこの機能をONにすると、
HDDに十分に空き容量がある旨知らせてくれます。

USBキーボードが利用可能になりました。
なんと電源入れた直後のログイン画面でも使えます。
ただしユーザ選択のためタッチが必要なのでそんなに意味はありません。
まあウェブブラウザのテキスト入力やテキストチャット用でしょうから大目にみるとしても、
どうせならBluetoothキーボードにも対応してほしいですね。
ポケモンタイピングDSのが眠っているので。

映像をHDMIで出力しながら、
音声のみをD端子AVケーブルなどからアナログで出せるようになりました。
これは[設定]-[テレビ]メニュー内で設定できるのですが、
入り口が裏技かと思うほど非常にわかりにくいです。
WiiU GamePadの画面右上を見ながらいろいろ移動してみましょう。
ところでこの機能、一般的なサラウンドシステムなら光デジタル音声出力対応HDMIセレクタみたいな製品をかませて5.1chで入力した方がいいような気がしますし、
今更どうかとも思うのですが、もしかするとHDMIにゲームの音声を出力し、
それとは別にアナログで指定した音楽を流すような
ジュークボックス的進化のための布石かもしれません。
考えすぎでしょうね、多分。

相変わらず使ったことがない(通話相手がいない)"Wii U Chat"は、
WiiU GamePadに接続したヘッドセットで通話できるようになったということで、
WiiU GamePadのヘッドフォン端子はマイク入力をサポートしたヘッドセット端子であることを知りました。
確かに穴を覗き込んでよーく見ると、
4極(ジャック先端の受けが2極構成のようにも見えるので、そういう意味では5極)のように見えます。
オフィシャルにはTRITTON クナイ ステレオヘッドセットが対応製品のようで、
その仕様からも4極ということが確認できます。
4極のステレオミニジャックで音声入力をサポートしている機器は、
その端子の使い方で互換性のない2種類の製品があると記憶していますので、
高価なものをあまり調査せず適当に調達するのは避けた方がよさそうです。
Bluetoothヘッドセットが使えるようになればベターですかね。

インターネットブラウザが結構更新されました。
YouTubeで動画再生中にWiiU GamePadのLボタンで10秒巻き戻し、Rボタンで15秒早送りができます。
またRボタンを押したままにしていると2倍速再生も行えます。
PCのブラウザのようにユーザー名とパスワードを保存してくれるようになりましたが、
それがWiiUへのログインアカウント毎に管理されているかはわかりません。
タッチパネルで文字入力するのは面倒なので便利なのは確かですが、
セキュリティには注意して運用すべきでしょう。
またゲーム中に[Home]ボタンで中断してブラウザから
http://i.nintendo.net(http://i.nintendo.net/wiiuへリダイレクト)にアクセスすると
そのときのゲーム画面がSNSにアップロードできるようになりました。
Nintendo3DSでは各ゲーム内の機能により撮影した画像をアップロードできますが、
WiiUでは各ゲームの対応は関係なくシステム状で実現されました。
ただアップロードできるのはメジャーなSNSだけで、
できれば自前サイトにもできるようになってほしいのですけど、
セキュリティを考えると望みは薄いですね。
それからPDFファイルを表示できるようになりました。
私にとってはそれほど重要ではありませんが、
最近は製品の取扱説明書をPDF形式でオンライン提供していることも多く、
これらがWiiUで見られるのは悪くはありません。
それこそあまり関係ないのですがユーザーエージェントの切り替えができるようになりました。
ただしWiiUとかNintendo3DSとかChromeとかが切り替えができるだけで
任意の文字列が設定できるわけではありません。
開発者向けということですが、それならむしろChrome向けに
WiiUなユーザーエージェントを発行するようなプラグインを作った方がいいような気がします。

最後に4.0.0Jで動作が高速化されたかどうかを確認してみましたが、
3.0.0Jからの改善はほとんど見られませんでした。
ちなみに3.0.0Jの実測値はこんなかんじです。

WiiUは少しずつ改善され、ゲームラインナップも良くなってきました。
よりゲーマー向けのゼルダの伝説 風のタクト HD
幅広い層を意識したスーパーマリオ 3Dワールド
人の集まるときに子供から高齢者まで遊べるWii Party UやWii Sports Club、
ちょっと毛色の違うWii Fit Uなど、
本体発売時にはなかった多様性が見られるようになりました。
Wiiの生産終了も明らかになった今、これから年末にかけて購入を検討されるのなら、
Wii U すぐに遊べるファミリープレミアムセット
Wii U すぐに遊べるファミリープレミアムセット+Wii Fit U(シロ)(バランスWiiボード非同梱)がお勧めです。
もし大容量のUSB外付けHDDが必要な使い方を考えるなら
安いWii U ベーシックセットと組み合わせるのがいいでしょう。

2013年10月1日火曜日

Accessのフォームで単純検索

Microsoft Accessで帳票形式のフォームを作ると下のほうにレコード移動用ナビゲータ(?)がついています。
1から始まって欠番のない連番数値なIDが主キーであるとして、
クエリで主キーの昇順に並べることで、
そのナビゲータのレコード番号と表示されているレコードのIDが一致するので
レコード移動に関して困ることはないでしょう。
しかしテーブルがそのような仕様であることはまれで、
そうなるとレコードの検索性が非常に悪くなってしまいます。
そんなときにはフォームに一意なフィールドの単純検索ができる
コンボボックスを作ってしまうと管理便利です。

やり方は、編集したいフォームを[フォーム]カテゴリで選び
[デザイン]ボタンから[フォーム デザイン]ウィンドウを立ち上げそこで行います。
[詳細]領域の直上にマウスポインタを合わせるとその領域を全体的に下にもっていけ、
それで[フォーム ヘッダー]領域が広がります。
[ツールボックス]から[コンボボックス]を選択し[フォーム ヘッダー]領域に置くと
[コンボボックス ウィザード]が開き、
[コンボボックスで選択した値に対応するレコードをフォームで検索する]を選択して、
さらに単純検索の対象となるテーブルのフィールドを選択すると、
実行時に検索窓として動作してくれます。

なお[コンボボックス ウィザード]で
[コンボボックスで選択した値に対応するレコードをフォームで検索する]
が選択肢としてない場合があります。
これはフォームに匿名状態でクエリを埋め込んでいるとそうなるようで、
名前をつけたクエリをレコードソースにすると解決できるるっぽいです。

すでに埋め込みクエリで使っている場合は、
[フォーム]の[プロパティ]ウィンドウを開いて
[データ]タブの[レコードソース]でクエリのデザインウィンドウを開き

[保存]アイコンをクリックすればクエリ名を指定して保存されます。
そのクエリは[クエリ]タブに新規作成されますし、
フォームのレコードソースはそれになります。

2013年9月30日月曜日

TAG HAUER Calibre S の時刻合わせ

現在私が最も長く腕にはめている時計はTAG HEUER Calibre Sです。
機械式のくせに電池が必要なこの時計は、
自動巻き機械時計とちがってしばらくほっといても止まらないという
ものぐさな私にはぴったりな仕様です。時間も正確に刻みますし。
ただし電池交換の費用が安くないのは玉に瑕です。
まあ機械時計もたまにはメンテナンス費用がかかりますから、
Calibre Sだから維持費が特別高くつくということでもありません。

さて、性格が非常におおらか(?)な私は細かい時間は大して気にしません。
人に時間を尋ねられると何も言われなければ30分刻みで答えます。
そういうわけで自分の腕時計の時刻が多少狂っていても気にすることもなく、実際結構ずれています。
というか前回電池交換時に工場で合わせてもらった時刻がちょっとずれていて、
そのまま使っているだけなのですが。

そんな私も1秒単位で時刻を合わせておきたいことはあって、
例えば試験を受けたりするときがそうです。
ぎりぎりでマークシートをとりあえず塗りつぶしたりするには結構重要です。

しかし、Calibre Sには時刻の調整の仕方が非常に面倒という
とんでもない欠点があり、説明書は絶対になくせません。
ということでなにかあったときのためにここにメモしておくことにします。

最初に竜頭を一段引くと時計の現時刻が午前なら秒針が45秒に、午後なら15秒になります。
ここで短針が修正できます。上のプッシュボタンで1時間ずつ進めていきます。
修正できたら下のプッシュボタンで決定します。
すると秒針が30秒になります。
ここで長針が修正できます。上のプッシュボタンで1分ずつ進めていきます。
修正できたら決定します。
これで竜頭を押すと修正完了です。竜頭を押した瞬間が0秒となります。
もし日付も修正したければ竜頭の代わりに下のプッシュボタンを押すのですが、
これにより秒針が55秒になって年(20XX年の下2桁)の設定ができます。
年は普段日付が表示されているところ(1/10,1/100表示)に表示されます。
上のプッシュボタンで1年を進めて下のプッシュボタンで決定となります。
これにより秒針が0秒になって月の設定ができます。年と同様に設定できます。
次は秒針が5秒になって日の設定ができます。

こうして書いてみると覚えられないこともないのですが、
滅多にやる機会もないですからすぐ忘れてしまいます。
そんなときこの備忘録が役に立ってくれることでしょう。

2013年9月27日金曜日

Accessで参照先テーブルの変更

Microsoft Accessでフォームを作成したのはいいのですが、
参照先テーブルやクエリの内容を変更する方法をご紹介します。
知らなくても新たにフォームを作り直せばいいという話はなきにしもあらずで、
実際私もそうやって対処していたこともあるのですが、わかってしまえば簡単です。

編集したいフォームを[フォーム]カテゴリで選び[デザイン]ボタンから
編集ウィンドウを立ち上げると、クライアント領域(タイトルバーの下)の
左上(縦/横ルーラーの交点)に意味深げな四角いアイコンっぽいものがあります。
これをダブルクリックするとプロパティウィンドウが開き、
その[データ]タブの[レコードソース]で変更できます。

2013年9月26日木曜日

adb がない

AndroidをどうにかするのときにPCからだとadbコマンドでいろいろできて便利なのですが、
先日、訳あってAndroid2.3な端末をLinux(Ubuntu 10.04 x64)で使いたく、
Android SDKのLinux用(r20 x64)をインストールしました。
インストールと言っても圧縮ファイルを展開するだけのお手軽さです。
私の場合"/opt/android-sdk-linux"にインストールしてます。

Android端末をPCにUSBで接続してadbを使うには、あらかじめ以下のように実行しておく必要があります。
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update adb
$ echo 0x<USB IB> >> ~/.android/adb_usb.ini
$ su -
# echo 'SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="<ベンダーID>", MODE="0666"' > /etc/udev/rules.d/android.rules
# chmod a+r /etc/udev/rules.d/android.rules
# exit
ここでの<ベンダーID>は企業毎に割り当てられた番号で、Googleなら18d1(16進数)です。
任意の端末に対してならAndroid端末をPCに接続する前後の
$ lsusb
の実行結果の差分
Bus ??? Device ???: ID <ベンダーID>:<プロダクトID> <企業名等の情報>
から判断できます。
で、ここからが本題です。
Android SDK をインストールしたにもかかわらずadbコマンドがない…
というのは以前Windows版でも経験済みで、
"tools"ディレクトリに"adb_has_moved.txt"なんてファイルを置いてくれてるところが
なかなかにくいなどと思ってしまうのですが、
正解を言えば"platform-tools"ディレクトリの下にしっかりあります。

ところが、Linuxの場合"platform-tools"ディレクトリ自体がありません。
いや、Windowsで"platform-tools"ディレクトリがどの段階でできているのか定かでなく、
実はSDKをインストールしただけではやっぱりないのかもしれませんが、
私の使っているLinuxはVMware Player(Windows版)で動いている仮想環境で、
基本sshでログインして使っていたりするので
Eclipseとか絶対入れたくないですし。

で、解決方法です。
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update sdk -u
を実行するだけです。
もしプロキシサーバの設定が必要な環境なら
$ /opt/android-sdk-linux/tools/android update sdk -u --proxy-host <プロキシサーバのIPアドレス> --proxy-port <プロキシサーバのポート番号>
とでもすれば、"platform-tools"ディレクトリが作られ、
その下に"adb"コマンドが現れます。
もちろん普通に使えます。

2013年9月25日水曜日

Officeスイートの無料化

Officeスイートというと、一般的にはワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションソフトのセットで、
ビューとかプレゼンテーション層にあまり関心がなく、
プレーンテキストとHTML文書が大好きな私には無用の長物だったりします。
もっとも有名なのはMicrosoft Officeでしょうが、
そのなかで最も好きなのがデータベースのAccessなんて私のような方は超マイノリティーでしょう。

さて、先日AppleがiOS版KeynoteNumbersPages
一部ユーザに対して無料提供を開始したことに触発されたのか、
GoogleはQuickoffice(iOS版/Android版)を無料にしてきました。
MicrosoftもWindows RTではOfficeをサービスでつけていますから、
タブレット以下に関してはOfficeスイートはもはや無料が当たり前の世界に突入しました。
MicrosoftはすでにAndroidやiOS版のOfficeを準備していて、
いろいろな都合でまだ販売していないだけというような話もありますが、
もはや登場の時期を逸したと考えて差し支えないでしょう。
策を弄しすぎてしまったというところでしょうか。下手をしましたね。

もともとLinux向けはもちろん、
Windows/Mac向けでも無償なOfficeスイートは幅を利かせていますし、
ウェブアプリケーションなGoogle Appsは基本無料なので、
Microsoftの利益の源泉たるOfficeが今後苦戦する可能性は高まったのかもしれません。
まあMicrosoftはデバイスとサービスを中心事業に据えることを標榜していますので、
Officeへの依存度は下がっていくものとは思いますが。

2013年9月23日月曜日

任天堂前社長山内氏死去

任天堂の創業家出身で3代目にあたる前社長の山内溥氏が死去されたそうです。
伝説の家庭用ゲーム機"ファミリーコンピュータ"をデビューさせたその決断をみるに、
経営者というより起業家としての嗅覚の鋭さに感服します。
氏は自らを"娯楽屋"と呼んでいましたが、確かにそうだったのだと思います。
また日本の成功者には珍しく、アメリカのそれのような寄付行動をしていたのも印象的です。

さて、以下は少々下世話な話になります。
山内氏は任天堂の株式を2013年3月31日時点で14165000株所有していて、
これは発行済み株式の10%にあたり、筆頭株主です。
ここ最近の株価で換算すると、これは1500億円を超えます。
相続人がどれほどいるのかは知りませんが、
これだけの財産があれば相続税率は50%になると思われます。
氏の財産構成など知る由もありませんが、
そのうちの任天堂株式の割合は相当に大きいと推定され、
相続税支払いのため所有する任天堂株式を多少なりとも売却することが考えられます。
山内氏は個人資産から多額の寄付をしていることから見て現金資産が豊富なことは確実で、
それはおそらく任天堂が大きくなる過程において爆上げした株式を売却したことによるものでしょうから、
その金額は今でも半端ではない可能性もありますし、
山内家が創業家として将来に渡って任天堂への支配力を保持することを目指し
前もって手を打っている可能性もあり、相続税のための売却など必要ないかもしれませんが。
まあ仮に半分を売却したとすると持ち株比率は5%に低下し、第3位となります。
相続税には10ヶ月の猶予があるので、
来年の定期株主総会でもそのあたり明らかになっていないかもしれません。
とにかく任天堂がどうなっていくのか興味があるところです。

例えば大量売却となった場合、任天堂はどう動くのでしょうか?
放流される株を自己株買いするか、ほうっておくか、TOBするかぐらいしか選択肢はありませんが、
個人的には自己株買いして一株当たり利益を高め、
株価を高めに誘導するのではと考えています。
何しろ塩漬け状態の株主も相当数いるはずなので。
もちろん他者が買い集めたりTOBする可能性はあり、
その場合任天堂として黙ってみているわけにはいかない展開になる可能性はあります。
このあたりも注視しておく必要はありそうです。

もし持ち株比率を維持したまま株主が代替わりしたとき、
その株主がどういう考えを持つかも気になります。
先代は酸いも甘いも経験し、この業界にも精通していて、
今の任天堂について不満はあっても岩田現社長に対しては寛容だった節がありますが、
次代はそうではないかもしれません。
本年度の経営成績如何によってはいろいろひっくり返る可能性は捨てきれません。

まあそういうこともあるので、WiiUを立て直し、
モンスターハンター4で好調なNintendo3DS
利益を稼ぐことに力を入れてほしいですね。

2013年9月19日木曜日

共有ライブラリでエクスポートしない

Windowsでは共有ライブラリ(DLL)を作るとき、
エクスポート(公開)する関数を明示的に指定しなければなりませんが、
Linuxの共有ライブラリ(so)ではstatic宣言してないものはすべてエクスポートしてくれるので、
めんどくさくなくていいな、などとずっと思っていたのですが、
それはそれでちょっと困ったことも起きてしまいます。
以下はLinuxでの話となります。

複数の共有ライブラリをリンクする場合、それぞれに同名の関数があると、
想定していない方を呼び出すこことがあります。
これはあるライブラリ内の関数から同じライブラリ内の関数を呼び出すつもりが、
別のライブラリ内の同名関数を呼び出す可能性があることを意味します。
もちろん各ライブラリ内でそれら同名関数をstatic宣言すればそんな問題は起こらないのですが、
1つのライブラリを構成するソースファイルが複数に分かれていたりして
そういう対応ができないケースも多々あります。
またCの関数をstaticにしておいて関数のポインタを別途取得して使うような
C++っぽい解決方法もあるにはありますが、
そもそも既存のコードを再利用したいような場合にはやりたくない変更となります。

複数ライブラリで同名関数があった場合の呼び出しの優先度はどうかというと、
これはコンパイル(リンク)時に決まってしまうようで、例えば
$ gcc main.c -ltest1 -ltest2
で生成したバイナリではlibtest1.soのものが優先され、
libtest2.soのものが呼ばれることはないことになります。
なお、すでにある実行可能ファイル"a.out"については
$ ldd a.out
の実行結果の先に表示されるライブラリがより優先度が高いことになります。
なお環境変数LD_PRELOADにフルパスで設定されたライブラリは
無条件で先に読み込まれるようになるため、無理やり優先度を高くすることができるようです。

もし共有ライブラリをソースからビルドできる環境があるなら、そんな微妙なことをしなくても、
Windowsのように指定した関数だけをエクスポートするだけで解決できるかもしれません。
実はgccはそんな機能を提供しています。
例えばマップファイル"test.map"を
{
  global: publicfunction;
  local: *;
};
のような内容で作成し、ライブラリのコンパイルを
$ gcc  -shared -fPIC -c test1.c -o libtest1.so -Wl,--version-script=test1.map
のようにすれば、publicfunction関数だけがエクスポートされます。
なお、
$ nm -g -C -D libtest1.so
を実行するとエクスポートされている関数名が確認できます。
ちなみに、さらにC++のメソッドをエクスポートしたい場合はマップファイルを
以下のようにすればいいようです。
{
  global:
    extern "C++" {      
      publicclass::publicclass*;
      publicclass::?publicclass*;
    };
    publicfunction;
  local: *;
};
ここで'?'は'~'が使えないことをカバーするためのワイルドカード(1文字)で、
publicclassメソッドの後ろにワイルドカード(0文字以上)が付いているのは
オーバーロードに対応するためのものと推察します。

共有ライブラリはとても便利ですが、場合によっては地獄に落とされると言う話でした。

2013年9月18日水曜日

Mac(Mountain Lion)にMacPortsでwget

私はLinuxでもWindowsでもコマンドラインを活用していますが、
そのなかでもwgetはよく使います。
ところがMacにはwgetが入っていません。
まあ代わりにcurlを使えばいいのですが、
wgetとcurlでできることが微妙に違ったりするので、
やっぱりwgetも使いたく、インストールしてみることにしました。

幸いにもMacにはMacPortsという、
FreeBSDのportsやGentoo Linuxのportageっぽいパッケージ管理ツールがあり、
これを利用させてもらいます。

ということでまず最初にやるべきはX11が使えるようにすることです。
Mountain LionではXQuartzを入れることになります。
私は"XQuartz-2.7.4.dmg"をダウンロードしてインストールしました。

次にMacの開発環境を入れます。
App StoreからXcodeをインストールすればいいのですが、
容量が1GBオーバーと大きいのでそれなりに時間がかかります。
私がダウンロードしたのはXcode 4.6.3です。
完了後、[Finder]の[アプリケーション]から"Xcode"を実行する必要がありました。

いよいよMacPortsのインストールです。
私は"MacPorts-2.2.0-10.8-MountainLion.pkg"をインストールしました。
ところが、実行時に
The Command Line Tools for Xcode don't appear to be installed; most ports will likely fail to build.
とかいって怒られてしまいます。
これはAppleの開発者サイトにログインして"Command Line Tools"を検索してダウンロードしてきます。
私がインストールしたのは"OS X Mountain Lion for Xcode march 15 2013"になります。

これでやっと準備完了です。コマンドラインから
$ sudo port install wget
を実行するとwgetが使えるようになりました。
他にもいいツールがたくさん用意されているのでがんがんインストールして使うつもりです。

2013年9月17日火曜日

NFL2013年シーズン開幕

NFLの2013年シーズンがついに開幕しました。
現時点ですでにWeek2ですので、おくればせながらと言うことになりますが、
Week1の試合を見るのに時間がかかったのでそこはご理解を。

さて、Week1の試合をいくつかみたところでの感想ですが、
私が昔から応援しているデンバー・ブロンコスは昨年に引き続きかなり強そうです。
正直QBペイトン・マニングのオフェンスはあまり好みではないのですが、
まあそれはこの際置いておいて、
とにかく目を奪われたのがフィラデルフィア・イーグルスの前半のオフェンスです。
新HCのチップ・ケリーが展開するアップテンポなオフェンスは、
話には聞いてみましたが観ていて非常に面白く、今後も注目していきたいと思っています。
Week1レッドスキンズ戦の後半オフェンス陣に疲れが見えたことと、
Week2チャージャース戦でやや不発気味だったのは気になりますが、
ファルコンズでのルーキーイヤーから注目していたQBマイケル・ビックが
魅せてくれればうれしいですね。昨シーズンは散々でしたから。

寂しいのはティム・ティーボウが消えてしまったこと。
どこかひろってくれないかな。

2013年9月16日月曜日

ひかりTVブック

先日ビジネスホテルの東横インに泊まったところ、
「ひかりTVブック」のToshoca(電子図書カード)をもらいました。
で、「ひかりTVブック」って何かと言うと、
テレビやタブレットなどから利用できる電子ブックサービスみたいです。

多分使わないと思いつつも、せっかくの500円分なので登録してみることにしました。
ここからWebIDを作れます。しかし大きな落とし穴が…
なんとToshocaは専用ページから新規登録しないと500円分もらえないのです。
しかたがないので退会しようとしたのですが、
ヘルプのお問い合わせ画面から連絡しないといけないというめんどくささ。
なんなんだこの前時代的さは。

退会の確認メールが届き、それに追認の返信をすると、さらに処理完了通知が来て、
そのときにはもうログインできなくなっていました。無事退会できたようです。
その後、もう一度専用ページから
同じID(メールアドレス)で登録しなおして、無事500円分をゲットしました。
面倒な作業を乗り越えはしましたが、はたして使うのだろうか…

2013年9月12日木曜日

iPhone5s/c発表

いよいよ公式発表となったiPhone4s/c。
ただ盛んに行われていた事前予想というか情報リークと変わるところがあまりなく、
かつてのような驚きはありませんでした。
とりあえず私が興味を持った点について書いておきます。

まずはdocomoが取り扱うことになりました。
いつも予想を外している日経が今回は直前に「取り扱わない」と報道したので、
もしやと思っていたら、その後各報道機関から「取り扱う」とのニュースが流れ、
結局docomoからの販売が確定しました。
さすが日経、裏切りません(裏切ってる?)。
これで日本の3大キャリア(というかもう3グループしかないのですが)すべてから
iPhoneが販売されることになりました。
価格的にはどうせ横並びでしょうからその他の部分で選ぶことになるでしょう。

docomoの施策を別の側面から見ると、ツートップ戦略でメーカーをふるいにかけた後、
iPhoneによる事実上のワントップ戦略で全メーカーにとどめを刺すことになります。
そしてdocomo自身も完全土管化までのカウントダウンが始まったわけです。
昔からの個人的意見ですが、キャリアは単なる土管になって
通信品質やエリアや価格だけで純粋に競争し、
アプリケーションは別に勝負すべきと思ってはいましたが、
その層は結局Google対Appleに集約されそうで、それはそれで面白くないですね。
ともかく、キャリアからはSIMカードだけ買って
スマートフォン本体は別途Appleストアなりの取扱店で買う、
というような私の望む世界に一歩近づきました。
VoLTEが実運用されるようになればそれで問題なくなるでしょう。

事前情報の中にありましたが、
iPhone5sに搭載されるA7のCPUは64ビット化されていて、
OSも64ビット版iOS7になっているそうです。
もちろん32ビットアプリケーションの実行に問題はありません。
ARMの64ビットCPUというと、ARM自身のCortex-A53/A57や、
それに互換性のあるNVIDIAのParker(?)なんかが知られていますが、
製品出荷は2014年と言われていたので、
AppleがARMの64ビット一番乗りということになります。
演算性能がiPhone5のA6の2倍だそうなので、
Cortex-A57かそれに互換なApple独自コアが2つ載ってるのではないでしょうか。
4コアならマーケティングトーク的にも2倍じゃすまないので、2コアだと推察しています。

あとはiOS7でKeynote、Numbers、Pages、iPhoto、iMovieが無料になるようです。
正直あっても使わないので、
私のiPhone4SはiOS6のまま使おうと思っているところです。

さて、私がiPhone5s/cで最も注目していたのは対応電波だったりします。
iPhone5のときは微妙だったLTEの対応がどうなったかという点です。
で、iPhone5s/cの対応周波数情報は以下のとおりです。
モデル方式周波数
iPhone5s A1533(GSM)
iPhone5c A1532(GSM)
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25
iPhone5s A1533(CDMA)
iPhone5c A1532(CDMA)
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
CDMA EV-DO Rev.A/B800,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25
iPhone5s A1453
iPhone5c A1456
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1700/2100,1900,2100MHz
CDMA EV-DO Rev.A/B800,1700/2100,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,4,5,8,13,17,18,19,20,25,26
iPhone5s A1457
iPhone5c A1507
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,5,7,8,20
iPhone5s A1530
iPhone5c A1529
UMTS/HSPA+/DC-HSPA850,900,1900,2100MHz
GSM/EDGE850,900,1800,1900MHz
LTEBand 1,2,3,5,7,8,20
TD-LTEBand 38,39,40
日本では全キャリア共通でA1453/A1456を販売するということで、
どのキャリアから購入してもハード的には使い回しができそうではありますが、
当然SIMロックされているでしょうからそううまくはいかないでしょう。
docomoがSIMロック解除に応じてくれるならサプライズですが、はたしてどうなることやら。
またA1453/A1456は対応電波が最もリッチな仕様なので、
海外ローミングでも困ることはあまりないのではないでしょうか。
現地のSIMカードを挿して使えるようするためにもSIMロック解除には期待したいところです。
電波の上では基本的にiPhone5からの改悪はなく、LTEの改善箇所を確認すると、
docomoとauの800MHz帯に対応しているのでどちらで使ってもエリア的には遜色ないでしょう。
周波数的にはソフトバンクのプラチナバンドにも対応しているので、
今後の対応しだいで他社とも張り合えるのではないでしょうか。
残念ながらTD-LTEには対応していないのでソフトバンクとしては
買収したイーモバイルの帯域を引き続き活用することになるのですが、
この勢いだと来年のiPhone6(?)では
ソフトバンク(Wireless City Planning)やau(UQWiMAX)のTD-LTEにも対応しそうで、
長い目で見てはたしてイーモバイルは適正価格だったのか高い買い物だったのか。

docomoは800MHz帯でのLTEにあまり熱心ではないようなので
販売開始当初は通信品質・エリアともにauが有利でしょう。
auとしては電波的に不利なiPhone5をなかったことにしたいでしょうから
積極的に巻き取りにかかると思われ、
au内でのiPhone5からののりかえには手厚いキャンペーンが予想されます。
ソフトバンクは端末そのものの魅力以外に売りがないので価格で勝負せざるを得ず、
比較的早い段階で新規やMNPキャンペーンを大きく展開しそうな予感がします。
docomoは機種変更需要が相当大きいと思われ、
新規やMNPキャンペーンなど変に動くことはないでしょう。
端末価格の高止まりの可能性があります。
docomoの場合月額料金の高騰を嫌がるユーザのために、
プランの方で何かやってきそうな気がします。
いや、私の約一年後のsoftbank iPhone4Sからの乗り換えのためにそうあってほしいです。