2011年10月28日金曜日

Windows7(32ビット)でOS管理外RAMを有効活用

最近使い始めたWindows7 PCは32ビット版のため
4GB積んでいるメモリを3GB強しか使えていません。
もったいないのでOSから使えない領域を
せめてRAMディスクとして使ってやることにしました。

このPCではBIOSにそれっぽい設定がないので、
とりあえず

bcdedit /set pae forceenable

を実行して再起動してみました。
多分PAEは有効になっているでしょう。
ところが Gavotte Ramdisk を設定しようとしても、
OS管理外メモリを使うことができません。
今度は VSuite Ramdisk のフリー版を落としてきましたが、
なんとこれXPまでにしか対応しておらず、
Windows7では有料版を使ってくれとのことです。
他に無料のツールがないかと探していると、
IO-DATAのRamPhantom7の機能限定フリー版に行き着きました。
早速セットアップしてみると、
OS管理外RAMが使えているではありませんか。
なぜ Gavotte Ramdisk でだめなのかはなぞですが、
RamPhantomが使えるなら良しとしましょう。
まあ、機能限定版なのでRAMディスクのサイズが256MBまでしかあげられず、
今でも500MBぐらいは無駄にしていますが。
またその気になったときにでもフル機能版を購入することにします。

2011年10月27日木曜日

Chromeの拡張機能を作ってみる

発表された直後に使い始めたGoogleのウェブブラウザChromeですが、
今ではWindows上で他のウェブブラウザを使うことはほぼなく、
私にとっては完全にメインのウェブブラウザとなっています。
バージョンを重ねるごとに進化して便利になり、
最近は好みのエクステンションなどインストールして
自分なりに使いやすくしているのですが、
ちょっと特殊なことをしたくなったので、
エクステンションの自作をしてみることにしました。
なお、ここで紹介するのは
「タブのタイトルを"dummy"にかえる」エクステンション
ということにしておきます。

最初にエクステンションを作成します。
ディスクの適当な場所に"change_title_to_dummy"フォルダを作成し、
"icon_enable.png"(19×19ピクセル)、"icon_disable.png"(19×19ピクセル)の
2つのアイコンファイルを作成します。
もし[Chrome ウェブストア]に公開するつもりなら、
別途公開用アイコン"icon.png"(128×128ピクセル)と
公開用スクリーンショット"screenshot.png"(1280×880ピクセル)も作っておきます。
公開用タイル"tile.png"(440×280ピクセル)も作っておきます。
また以下の内容で"manifest.json"ファイルを作成します。

{
"name": "change title to dummy",
"version": "0.0.0.1",
"description": "This extension changes title to dummy.",
"background_page": "background.html",
"browser_action": {
"name": "change title to dummy",
"icons": "icon_enable.png"
},
"permissions": [
"tabs",
"http://*/*",
"https://*/*"
]
}

最後にプログラム本体となる"background.html"ファイルを以下の内容で作成します。

<html>
<head>
<script>
var enable=true;

chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_enable.png"});
chrome.tabs.onUpdated.addListener(function(tabId,changeInfo,tab){
if(enable){
chrome.tabs.get(tabId,function(tab){
chrome.tabs.executeScript(tabId,{code:"document.title='dummy'"});
});
}
});
chrome.browserAction.onClicked.addListener(function(){
if(enable){
enable=false;
chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_disable.png"});
}
else{
enable=true;
chrome.browserAction.setIcon({path:"icon_enable.png"});
}
});
</script>
</head>
</html>


では動作テストしてみましょう。
最新のChromeをインストールし、
アドレスバーに"chrome://extensions"を入力すると[拡張機能]ページが表示されます。
[デベロッパーモード]にして
[パッケージ化されていない拡張機能を読み込む]ボタンをクリックし、
先に作成した"change_title_to_dummy"フォルダを指定して[OK]をクリックすると、
[change title to dummy]エクステンションが読み込まれます。
これで普通に使えるはずです。
なおコードを変更するなどした時には
[再読み込み]をクリックして更新を適用する必要があります。

今度はパッケージにしてみましょう。
アドレスバーに"chrome://extensions"を入力して[拡張機能]ページを表示させ、
[デベロッパーモード]にして
[拡張機能のパッケージ化]ボタンをクリックし、
[拡張機能のルートディレクトリ]に
"change_title_to_dummy"フォルダを指定して[OK]をクリックすると、
"change_title_to_dummy.crx"ファイルと
"change_title_to_dummy.pem"ファイルが作成されます。
バージョンアップ等で再パッケージする場合は、
[秘密鍵ファイル]に生成済みの"change_title_to_dummy.pem"を指定して作成します。
なお、"change_title_to_dummy"フォルダをZIP圧縮して
"change_title_to_dummy.zip"ファイルを作っておきましょう。

それでは作成したパッケージをインターネット上で公開しましょう。
"change_title_to_dummy.crx"をウェブサーバ上に置いてリンクでも張っておけば
それにアクセスすることでインストールできます。
つまり独自にエクステンションストアを展開することができます。

まあ普通はGoogleの[Chrome ウェブストア]に公開することになるでしょう。
その方法について以下に説明します。
chromeを立ち上げて[Chrome ウェブストア]を開きます。
URLでいえば"https://chrome.google.com/webstore?hl=ja"となります。
左のメニューの下のほうにある[デベロッパー ダッシュボード]をクリックします。
もしサインイン画面が出たらgoogleアカウントでログインします。
[デベロッパー ダッシュボード]が開いたらページの下の方の
[今すぐこの料金を支払う]をクリックし、
Google checkoutで[Chrome ウェブストアのデベロッパー登録手数料]の
US$5を払いましょう。
このUS$5の支払いは1つのgoogleアカウントに対して一度限りですみます。
次に[新しいアイテムを追加する]をクリックし、
[ファイルを選択]で"tanimula_page_count.zip"を選択して[アップロード]します。
[詳細説明]でエクステンションの紹介文を入力し、
[新しいアイコンをアップロード]で"icon.png"を指定し、
[宣伝用の画像]の[タイル(小)]の
[新しいアイコンをアップロード]で"screenshot.png"を指定し、
[カテゴリ]、[地域]、[言語]を適切に設定して
[変更を公開]ボタンをクリックすれば完了です。

これで全世界に公開されたことになり、
[Chrome ウェブストア]の検索対象にもなります。
日本でのストア内課金はまだ正式にはやっていないみたいなので
事業化や小銭を稼ぐのはしばらく先になりそうですが、
自己満足するぐらいはできます。
ちなみにアプリ内課金についてはアプリ側で対応さえすればできるみたいです。
かなりめんどくさそうですが。

あと開発に関するさらに詳しいことは
このあたりに書いてあります。

2011年10月26日水曜日

PCと周辺機器間のワイヤレス接続

毎度マニアックな商品を出してくれる玄人志向から、
WHDIによってHDMIを無線化できるKURO-WHDIが登場しました。
送信機と受信機が入っており、
送信機を映像を出力する機器のHDMI出力端子に、
受信機をテレビモニタのHDMI入力端子に挿すという
HDMIケーブルのケーブルレス化を実現します。
3Dには対応してませんがHDCPに対応していますし、
大多数の方には機能的に必要十分なのではないでしょうか。
私も大いに興味があります。

しかし少々問題があります。
KURO-WHDIの送信機は小さく、受信機は大きいのですが、
私がほしいのは送信機は大きくてもいいので、
受信機は小さい物なのです。

というのも寒い冬はコタツから出たくないので、
机の上にあるデスクトップPCを使う際には
無線式のキーボード・マウスを
コタツまで持ってきて使っています。
モニタについてはコタツの上まで持ってきて
やや長めのHDMIケーブルでつないでおりますが、
これが無線になれば完璧なんですよね。
それにはモニタに取り付ける受信機が小さく、
しかも電源の取り方がスマートだとうれしいんですね。
そういう兄弟機が出たら買ってしまうかもしれません。

ところで無線化というと、
前からやりたかったのがUSBの無線化です。
そうすれば、USBメモリの抜き差しはもちろん、
リーダーやドライブをつなげば
SDカードやDVDディスクの入れ替えだって
コタツから出ずにできてしまいます。
まあなんてものぐさな。

USBをワイヤレス化する製品は既にあって、
無線LANを経由させるnet.USBのような製品と
USBケーブルの区間を無線にするWireless USBがあります。
前者はネットワークが論理的につながってさえいれば
どんなに離れていてもつながり、ホスト機器の切り替えもできますが、
PC本体に専用クライアント(net.usb対応機器がサーバ扱い)を
インストールする必要があって、
マイナーOSに対するサポートは期待できません。
また、無線LAN対応のものでなければ当然LANケーブルが必要なわけで、
私のコタツ環境にはそれは許せません。
後者はハードウェア的にUSBポートがある機器なら
何でも動作すると思い込んでいたのですが、
ホスト側がExpressカードだったり
専用のプロトコルスタックが必要だったり、
使える環境が結構限られており、しかも電波到達距離が比較的短く、
ホスト側に接続する送受信機と
デバイスをつなぐハブをペアで使わなければなりません。
登場当時は期待していたのですが、
今後もあまり普及するようにも見えません。
ということでどちらも購入するのは腰が引けます。

まあ、実際にはデスクトップPCを使うことはあまりなくって、
普段はiPadやnetbookで十分間に合っているというありますし、
そもそもデスクトップPCも購入から3年以上経っているので
高機能ノートPCとかiMacとかに買い換えるのも手ですし。
選択肢が多いのはいいことなのですが、どれを選ぶかは迷います。
いや、何も買わずに現状で我慢するのが第一選択肢だったりします。

2011年10月25日火曜日

アナログRGBをキャプチャ

世にビデオキャプチャカードは多数ありますが、
実はPCのアナログRGB出力をキャプチャできる製品って
古今東西ほとんどないんですね。
昔からあるコンポジット出力対応品や
しばらく前からあるコンポーネント出力(D端子)対応品に加え、
最近はHDMI対応品が全盛だったりします。
PCでいうとDVI-DはHDMIに変換可能なので
HDMI対応キャプチャカードが使えますが、
DVI-AすなわちアナログRGB対応品は用途が違っていて
相当高価なものしかありませんでした。

そんな状況を打破したのがSC-500N1/DVIです。
PCIe(x1)の拡張カードで、
コンポジット、コンポーネント、HDMI(DVI-D)に加え、
アナログRGB(DVI-A)に対応しています。
ただし、HDCPなHDMIには未対応で、
著作権保護された映像はキャプチャできません。
私も持っていてPCのアナログRGB出力を接続して使っています。
録画はあまり使わずリアルタイムで表示させているだけですが、
使っている限りは遅延もなく、
取り込み画像の品質も高く結構満足しています。
もちろんステレオ音声の取り込みにも問題はありません。
ただし、中途半端な解像度でだとキャプチャできない場合もありました。

ところで、PCのアナログRGB出力端子は2015年までに全廃される予定です。
最近のPCの画面出力はHDMIだったりDisplayPortだったりしますが、
さすがにアナログVGAがないPCはまだ見かけません。
きっとぎりぎりにならないとなくならないんでしょうね。

2011年10月21日金曜日

Windows7でWebDAVサーバにアクセス

WindowsXPのときは[マイ ネットワーク]を開いて
[ネットワーク プレースの追加]から
わりと簡単にアクセスできたWebDAVですが、
Windows7では使い方が変わっていました。
エクスプローラの[コンピューター]アイコンを右クリックして
[ネットワークの場所を追加する]をクリックすれば、
あとはXPと同様にURLを指定できます。
が、エクスプローラの左ペインでディレクトリツリーは表示されても、
肝心のファイルが表示されません。
httpsでアクセスしているので関係ないはずですが、
一応basic認証でのhttpアクセスの禁止を解くため
レジストリエディタで
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\WebClient\Parameters]の
[BasicAuthLevel]を"2"に設定してもだめです。
しょうがないので、VistaのwebDAVバグ回避のため使った経験がある
CarotDAVかTeamFileで無事アクセス可能になりましたが、
一体なんなんでしょうかね。

2011年10月20日木曜日

トイレンズ買ってみた

先日amazonでお買い物しているとき、
SLR Magic×TOY lens 26mm f/1.4の在庫が復活していることに気付き、思わずクリックしてしまいました。
これはトイレンズといわれるものだそうで、
ちょっと変わった写真が撮れます。
どんな雰囲気になるか私が撮影したサンプル写真を載せておきます。
LUNIXのGF1での撮影です。


ちなみに、LUMIX GH1,G1,GF1で撮影する際、
そのままでは「レンズの装着をご確認ください」と表示されて
映像が見れなかったりシャッターが切れなかったりするため、
撮影ダイヤルをCUST(GF1ならC1またはC2)にして[MENU]キーを押し、
[カスタムメニュー]の5ページ目の[レンズ無しレリーズ]を"ON"にする必要があります。

この商品はマイクロフォーサーズ用のレンズですが、
どうもCマウントのレンズにマイクロフォーサーズの
マウントコンバータをつけたもののようです。
なので何かに使い回しできるかもしれません。

ところで、なぜトイレンズというのかというと…よくわかりません。
おもちゃみたいなレンズだからなのか、
それとも、撮影した物がおもちゃみたいに見えるからなのか。
ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

2011年10月19日水曜日

iOS5をiPadに

2011年10月12日に公開になったiOS5ですが、
早速iPadを更新してみました。
WindowsにインストールしているiTunesを10.5にバージョンアップし、
USBケーブルでつなぐだけでOKです。
いろいろと時間がかかりましたが…

iOS5の使い勝手についてですが、
ウェブブラウザがやっとタブ対応になったのはいいのですが、
なんだか微妙に前のほうが使い安かったような気がしないでもありません。
あと処理能力が間に合っていないのか、
スクロール時に横線が斜めになっているように感じます。
アドレスバーに文字を入力したときの補完処理も遅いですし。

あとiCloudについてはメールやスケジュールや連絡先は
Google Appsを使い続けますし、
ストレージについてもすでに利用しているサービスを使い続けるので、
iPadのバックアップをおくぐらいしか使い道がなさそうなんですよね。
まあそれだけでも楽でいいですけど。

2011年10月18日火曜日

ITストラテジストの受験

昨日ITストラテジストの試験を受けてきました。
午前Iは免除だったので午前IIから受けたのですが、
午前IIかなりやばいですね。
午後Iはほぼパーフェクトのつもりですし、
午後IIもまあ悪くはないはずなので、
合格は午前IIの出来次第ということになりそうです。
前回のプロジェクトマネージャのときと
まったく同じ展開です。
午後の問題はソフトウェア開発者にとっては
常識問題というか国語の問題に近いので
何とかなるんですが、
午前IIは4択とは言っても、うろ覚えではなく、
しっかり知識がないとつらいですね。
来春のプロジェクトマネージャへのリベンジ時は
午前II重視で学習することにします。

2011年10月14日金曜日

Windows7のフォルダのコンテキストメニューに追加

Windos7を使い始めるにあたり
Windows7のエクスプローラでのファイルの表示を
プロフェッショナル向けにカスタマイズしました。
エクスプローラの[ツール]-[フォルダーオプション]メニューから
[フォルダーオプション]ダイアログボックスを開き、
[表示]タブを開いて、
[タイトルバーにファイルのパス名を表示する(クラシックテーマのみ)]、
[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]
を選択し、
[登録されている拡張子は表示しない]、
[保護されたオペレーティングしs手無ファイルを表示しない(推奨)]
を選択から外します。

ファイルとアプリケーションの関連付けは、
XPではこのダイアログボックスの
[ファイルの種類]タブから設定できていましたが、
Windows7では[コントロールパネル]を開いて
検索ボックスに"ファイルの種類"と入力し、
[ファイル拡張子に関連付けされたファイルの種類の変更]をクリックします。
ここでファイルやURLを開くデフォルトのアプリケーションを
拡張子やプロトコル毎にカスタマイズできます。

しかし困ったことにここにXPのときにはあった"フォルダ"が見当たりません。
私の場合、各フォルダを右クリックして
cygwinのbashやサクラエディタのgrep機能を呼び出して、
指定したフォルダで作業できるように常にしており、
それの設定ができません。
しょうがないのでレジストリを直接いじることにしました。

例えば、サクラエディタのgrep機能を呼び出すようにするには regedit を起動し、
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Folder\shell]キーを開きます。
そこで[grep]キーを作成し、その下にさらに[command]キーを作成します。
その[(規定値)]に

"C:\Program Files\sakura\sakura.exe" -GREPMODE -GFOLDER="%1" -GOPT=S -GREPDLG"

を設定すれば完了です。
適当なフォルダを右クリックすると
[grep]メニューが追加されているのが確認できます。

ところで、Windows7にはPower Toysがないらしく、
"Command prompt from here"も使えません。
どうすりゃいいんだと思っていたところ、
フォルダで[shift]キーを押しながら右クリックすると…
[コマンドウィンドウをここで開く]メニューが現れることがわかりました。
これを[shift]キーなしでも表示できないかと思っていますが、
今のところできていません。
どなたか方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

2011年10月13日木曜日

世界一難しい数独

かなり古い話になってしまいますが、
昨年の夏に発表されていた世界一難しい数独
論理と条件分岐で自力で解くのに成功しました。
別に1年間悩んでいたわけではなく、
発表当時に仮定なしで進めるところまで進めておいて、
最近になって思い出したように解いてみたということです。
折角なので解答をここに載せておこうかと。
問題は以下のとおりです。









  5
8  
 7 






3  
   
 1 






   
 2 
5  






4  
 1 
  3






  5
 7 
2  






3  
  6
 8 






 6 
  4
   






5  
  
  9






  9
 3 
7  


解答は以下のとおりです。
背景色と文字色をともに白にして隠していますので、
解答を見たい方はHTMLソースを見るかハイライトしてください。









145
839
672






327
654
918






698
127
543






496
218
753






185
473
296






372
956
481






367
984
521






542
761
839






819
235
764

2011年10月12日水曜日

iPadの表示が拡大されたままで…

とっても便利なiPadですが、先日困ったことが起きました。
あるアプリケーションをダウンロードして使ったところ
iPadの画面が妙に拡大されて戻らなくなりました。
電源を入れなおしても直りません。
しょうがないのでググッてみると…3つ指タップで元に戻りました。
というか3つ指タップで通常表示と拡大(仮想スクリーン?)表示が
切り替えられることをはじめて知りました。
そういえば最後に使ったアプリケーションはピアノ演奏ソフトで、
和音入力で3つ指タップしたような気が…

2011年10月11日火曜日

iPhone5、じゃなくてiPhone4S発表

初めに、先になくなられたApple創業者スティーブ・ジョブス氏に
哀悼の意を表します。
波乱万丈の人生を送った氏ですが、
多数の功績を残したことはもちろん、
多くの記憶に残ることを成し遂げたことは賞賛に値します。
平時に疎まれるも、窮地の救世主となり、
未来を見据えるビジョナリであった氏を、
生粋の技術者という立場ではありますが
私も目標としていきたいと思っております。

さて、買うか買わないかは決めていませんが、
待ちに待ったiPhone5、じゃなくてiPhone4Sがついに正式発表されました。

iPhone4Sというだけあって見た目はほとんど変わっていないようですし、
機能アップされているのはCPU+GPU、外向きカメラ(動画撮影含む)、
HSDPAの速度、Bluetoothぐらいなもので驚くようなものではありません。
あと改善と改悪が入り混じるバッテリー駆動時間も変更点ではあります。
思ったより地味ですね。
それから、W-CDMA版とCDMA版の区別がなくなり、
1機種でワールドワイド対応となりました。
ここは私がものすごく前に予測していたとおりでした。

そして事前のうわさのとおり日本では通信会社に
ソフトバンクかauを選択でき、
銀座などにある実店舗のapple storeでも販売されるようです。
SIMロックされているみたいなので
ソフトバンク用とau用の製品が別々にあるということでしょう。

ところで実際にどれぐらいの費用がかかるのか調べてみました。
もしかすると間違いがあるかもしれないので鵜呑みにはしないでください。

まずauです。
端末価格で言うと16GBモデルが実質0円、
32GBモデルが実質10320円、64GBモデルが実質20640円だそうです。
16GBモデルの価格は51360円のようなので、
「毎月割」は2140円/月ということになりそうです。
なお「毎月割」の適用は「ISフラット」か
「ダブル定額」の契約が条件が対象になります。

では16GBモデルで私の契約候補となるプランを考えてみます。
そもそも端末が51360円なので、
それだけで最初の2年間のコストは2140円/月となります。
これは「ダブル定額」の下限価格2100円/月とほぼ同等なので、
「ダブル定額」をつけないことと、
通信しないのに「ダブル定額」をつけて「毎月割」を得るのとは
ほぼイコールということになります。

「プランEシンプル」プランで「誰でも割」を適用すると
月額基本使用料は780円です。
SIMカードを抜いて運用するなら
780円/月でいいということになります。
「毎月割」が効かないので
最初の2年間のコストは2920円/月となります。
結局70080円のiPod touch 4Sを買うイメージになります。
さすがにありえませんね。

SIMカードは挿して通話とCメールはするけど
データ通信はWiFiのみというなら、
「プランSSシンプル」か「プランZシンプル」に
「誰でも割」を適用して980円/月となります。
これも毎月割が効かないので
最初の2年間のコストは3120円/月となります。
いわば74880円の携帯電話機能付きの
iPod touch 4Sを買うイメージになります。
こんなのもいりません。

普通に使うなら
「プランZシンプル」または「プランF(IS)シンプル」に
「誰でも割」と「ISフラット」を組み合わせて
6245~6445円/月となります。
毎月割で端末価格は0円になり、
最初の2年間のコストも6245~6445円/月となります。
なお「IS フラット iPhone スタートキャンペーン」適用で
最大24ヶ月は480円/月の割引が受けられ、
さらにMNPでの転入なら10000円のキャッシュバックがあります。
正統派ですが私には高すぎます。

次にソフトバンクでどうなるかみてみましょう。
端末価格で言うと16GBモデルが46080円、
32GBモデルが57600円、64GBモデルが67200円です。
「月々割」により実質価格は
それぞれ0円、11520円、21120円なります。
auとほぼ同等ですね。

プランで言うと「バリュープログラム(i)」の5705円/月と
「標準プライスプラン」の2324~5705円/月が選択でき、
前者のほうが「月々割」が480円/月多くなるようで、
16GBモデルでいうなら最初の2年間のコストは
5705円/月か2804~6185円/月となります。
つまりデータ通信に主にWiFiを使うのなら
2804円/月でいいことになります。
auより断然お買い得です。
まあ2年間でのトータルコストは67296円なので、
私としてはちょっと手が出ません。

ちなみにソフトバンクにはおまけがありました。
なんと2回線目扱いのiPad2の通信料金(<100MB/月)が
無料になるとのことです。
iPad2本体が安くなるわけではないので
それほど需要があるとも思えませんが。
それならiPhone4Sのテザリング機能でiPad2が使えるほうが
かっこいいんですがねぇ。

いろいろ検討してきましたが、
安くなったiPod touchを買おうかなと
本気で思ったりしているのでした。

2011年10月7日金曜日

Windows7が使いにくいのでWindows2000化

Windows XP が大好き、ということでもないのですが、
今まで自宅でも職場でもメインで使っているPCはWindowsXPだったりしました。
Vista入りのPCを入手したこともありますが、
いろいろ事情もあってライセンスに都合がつけばXPを入れていました。
そうじゃなければVistaはHDDの肥やしにしてLinuxを使っていたりします。

これまで使っていた職場のメインのデスクトップPCは
数年前に購入して以来だいぶくたびれており、
先日新しいものにリプレースしてもらえることになりました。
ただし、最近職場ではPCの購入は許してもらえず、
レンタルということになります。
そんなにマシンの選択肢があるわけでもなく、
構成(メモリ容量やHDD容量)のカスタマイズも難しく、
しかも、セキュリティがどうのこうので
IT課で監視用のソフト等いろいろ入れられてから手元に届くことになります。
うざいことこの上ないのですが仕方がありません。

で届いて見てみると…
Windows7(professional)が入っているのはやむを得ないのですが、
入っているのは32ビット版で利用可能メモリ上限は3GB強です。
VMwareで仮想マシンをたくさん(?)立ち上げるつもりなのに…
Windows8も来年には登場するでしょうし、
マジで1年で借り換えですね。
ここはレンタルのいいところです。

ところでWindows7ってほんとに使いにくいですね。
XPからずいぶん変わっていて何をどうすればどうなるのかよくわかりません。
とりあえずデスクトップをなじみのWindows2000に近づけてみることにしました。

最初にAeroとか邪魔くさい機能を切ります。
デスクトップのコンテキストメニューから[個人設定]をクリックし、
[テーマ]を"Windowsクラシック"にします。
[デスクトップの背景]は青っぽい単色、
[ウィンドウの色]は"Windows クラシック"です。
[デスクトップ アイコンの変更]で
"コンピュータ"、"ネットワーク"をオンします。

また、XPと比べてデスクトップのアイコンが大きくてうざいので
デスクトップのコンテキストメニューから
[表示]-[小アイコン]を選択します。

それから、クイック起動ツールバーが大好きなので、
タスクバーのコンテキストメニューで
[ツールバー]-[新規ツールバー]をクリックし、
あらわれたダイアログボックスの[フォルダ]テキストボックスに

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer

を入力して、表示された"Quick Launch"フォルダを選択します。
これでクイック起動ツールバーが表示されますが、
XPのときのようにタスクバーから切り離せず、かなり不満です。
私はデスクトップの右端にドッキングさせたいのに…
代わりになるいいランチャーソフトがないかと探しているところですが、
なかなかいいものがなくて…自分でつくろうかな。

2011年10月6日木曜日

BSの新局が見られない?

2011年10月1日、ついにBSのテレビ放送局が増量されました
手持ちのテレビで問題なく視聴できることが確認できました。
が、録画機のほうが…

私はメインの録画機にDTV-X900を利用しているのですが、
最初これで観られない局がありました。
放送開始1週間前になっても
番組表にBSトゥエルブまでしか表示されず、
ずっとおかしいとは思っていましたが、
いざ放送開始されても事体は変わらず、
しかも[メニュー]-[ダイレクト選曲]で"236"とか押しても
チャンネルがないと怒られる始末。

そこで、何か設定しなければならないのかと考え、
いろいろ見ていくとありました。
[ホーム]-[設定]-[チャンネル設定]-[再スキャン]で[再スキャンする]と、
番組表への表示もダイレクト選曲での視聴も可能になりました。
でも数字を3つも押すのはめんどくさいですね。
WOWOWもライブとシネマは2タッチ操作になりますし。

で、思ったのが、
今はリモコンに12までしかチャンネルボタンがありませんが、
24ぐらいに拡張された機種が出たら
ブルーレイレコーダ買ってもいいかなと。
そういうのどこか出しませんかね。
3D対応なんかよりよっぽど安上がりで実用的なんですけどね。

2011年10月5日水曜日

kernel.org 復活

日本時間の2011年9月8日からメンテナンス状態になっていた
kernel.orgがようやく復活しましたね。
ただし完全復活というわけではなく、
android.kernel.orgなどまだ復旧していないサーバもあるようです。
ここまで私が考えていたよりもかなり長く、約一ヶ月かかりましたが、
ボランティアで運営されているのかもしれないので、
もしそうならしょうがないですね。

とりあえずもうすぐ出るであろう
Linux Kernel 3.1の正式版リリースには間に合ったということで。

2011年10月4日火曜日

AXGP

先週、auとソフトバンクの携帯電話
というかスマートフォンの2011年秋冬モデルの発表会がありました。
総じてあまり興味がないのですが、
「SOFTBANK 4G」のAXGPには食いついてしまいました。

ソフトバンクがウィルコムを傘下におさめたのが、
昨年だったと記憶しております。
そのとき個人的に押していたXGPがどうなるのか心配しておりましたが、
今年の11月よりAXGPとして復活するようです。
多分"Advanced eXtended Global Platform"の略なんだろうな。
TD-LTEと互換性があるとアナウンスされていますが、
きっとTD-LTEそのものなのではないでしょうか。

ソフトバンクがTDではないLTEを導入するのはもう少し先と見られていますが、
その前にTD-LTEを導入するとは、
最終的に未来は選べるということなのでしょうか。