2013年11月28日木曜日

Macの隠し属性つきファイル

Macでターミナルを開いて"ls -l"とかすると、
ファイルのパーミッションのに'@'がついていたりします。
これはExtended Attributesと言うものだそうで、
標準UNIXでは定義されていない拡張属性がファイルに与えられていることを意味するようです。
そういう時は、"ls -l@"すると与えられているのがどんな拡張属性なのかがわかります。
で、それら拡張属性は"xattr"で制御でき、
com.apple.FinderInfo属性つきのファイルBaseSystem.dmgからその属性を削除するには
$ xattr -d com.apple.FinderInfo BaseSystem.dmg
とすればいいのです。
実はこうするとFinderで表示されなかったファイルが見えるようになるのです。
どうもcom.apple.FinderInfo属性内にFinderでの非表示を指定する情報が入っているみたいで、
これを丸ごと消すことでFinderで見えるようになるっぽいです。

で、Finderで見えないファイルをとりあえず全部見えるようにするには
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
$ killall Finder
を実行すればいいようです。
ただし、デスクトップ上に邪魔なアイコンも出てきて鬱陶しいので、
用が済んだら以下でまた隠してしまったほうがいいでしょう。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean false
$ killall Finder
過去Windowsでシステムファイルも隠しファイルも全部見えるようにして使っていて
特に不都合を感じることもなかったのですが、
Macの場合は全部見えるのはちょっと困り者なんですね。

2013年11月27日水曜日

Androidでアクティビティ追加

Androidのアクティビティといえば、
いわゆるウィンドウのことですが、
Eclipseでのこれの追加の仕方について書き残しておきます。

EclipseでAndroidアプリケーションを作成したあと
左ペインの[Package Explorer]で
[プロジェクト名]-[src]-[パッケージ名]項目のコンテキストメニューを開き、
[New]-[Class]メニューを実行して
[New Java Class]ウィンドウを開きます。
まずそこの[Name]テキストボックスに適当なクラス名を入力し、
さらに[Superclass]の[Browse]ボタンを押して
[Superclass Selection]ウィンドウを開きます。
[Choose a type]テキストボックスに"Activity"と入力すると
[Matching items]リストボックスに"Activity"が表示されるので
それを選択して[OK]ボタンを押します。
ついで[Finish]ボタンを押します。
これでクラスが作成されました。
[Package Explorer]の
[プロジェクト名]-[src]-[パッケージ名]-[クラス名.java]項目をダブルクリックしてソースコードを開き、
既存のクラスを参考にそのクラスを実装しましょう。
ファイルはだいたい以下のようになります。
package <パッケージ名>;

import android.app.Activity;
import android.os.Bundle;

public class <クラス名> extends Activity {
 @Override
 public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
  super.onCreate(savedInstanceState);
  setContentView(R.layout.<クラス名>);
 }
}

次に先に指定した"R.layout.<クラス名>"の相当する
レイアウトファイルを追加します。
[Package Explorer]で[プロジェクト名]項目のコンテキストメニューを開き、
[New]-[Other]メニューを実行して[New]ウィンドウを開きます。
ツリーボックスから[Android]-[Android XML File]を選択し、
[Next]ボタンを押して[New Android XML File]ウィンドウを開きます。
[Name]テキストボックスに"<クラス名>.xml"を入力し、
[What type of resource would you like to create?]選択肢で[Layout]を選択して
[Finish]ボタンをクリックすれば終了です。

最後にマニフェストファイルを変更します。
[Package Explorer]で
[プロジェクト名]-[AndroidManifest.xml]項目をダブルクリックして
[Android Manifest Application]を開き、
その中の[Application]タブを開きます。
[Application Nodes]コーナーで[Add]ボタンを押して現れたウィンドウで、
もし必要があれば[Create a new element at the top level, in Application]を選択し、
リストから[Activity]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
[Android Manifest Application]にもどって
[Application Nodes]コーナーのリストボックスで[Activity]を選択すると
[Attributes for Activity]コーナーが現れるので
[Name]の[browse]ボタンをクリックして
[Select class name for element Application > Actuvity]テキストボックスに
先ほど作成したクラスの名前を入力して
[Matching items]リストボックスからそれを選択して
[OK]ボタンをクリックすれば完了です。

2013年11月26日火曜日

C++からCの関数を呼び出す

普段あまり気にしていないのですが、
C++のソースから単にCの関数を呼び出すとリンク時に
"undefined reference to"なエラーが出てしまいます。
この辺り大昔にオブジェクト指向を学習していたときに
関数名がそのままシンボルにならないことは知ったのですが、
不覚にも気づくのに時間がかかってしまいました。
そう、目に見えているものがすべてではないんですよね。

解決方法は簡単でCで書かれたfunc()関数をC++から呼び出すのに
extern void func(void);

void main(void)
{
    func();
}
などとしているのを
extern "C" {
extern void func(void);
}

void main(void)
{
    func();
}
に修正するだけです。
よくヘッダファイルの先頭に
#ifdef __cplusplus
extern "C" {
#endif
が、最後に
#ifdef __cplusplus
}
#endif
なんていうおまじないがありますが、まさにこのためにあるんですね。

2013年11月25日月曜日

Serversman@VPSとiPhoneをOpenVPNでつなぐ

iPhoneには標準でVPN機能がついてはいるのですが、
それらはServersMan@VPSでは仕様上の制限で使えません。
私が試した限りではServersMan@VPSで使えるVPNは
OpenVPNのTUNデバイスを利用する場合だけでした。
当時はiOSでもAndroid(非root化)でもOpenVPNは使えませんでした。

そして時は流れ、つい最近OpenVPNがiOSで使えるようになっていることを知りました。
これは使ってみるしかありません。
ということでつないでみました。

まずはServersMan@VPSにログインしてiPhone用に必要なファイルを生成します。
なお、ServersMan@VPSはdebian-32bitですでにOpenVPNサーバになっていることを前提に話を進めます。
で、以下を実行します。なお詳しいことはこちらを参照ください。
# cd /etc/openvpn/easy-rsa/2.0/
# source ./vars
# ./build-key-pass client<識別名>
次に"/etc/openvpn/easy-rsa/2.0/keys"ディレクトリにある
3つのファイルをローカルにダウンロードします。
  • ca.crt
  • client-<識別名>.crt
  • client-<識別名>.key
また、"/usr/share/doc/openvpn/examples/sample-config-files"ディレクトリの
ファイル"client.conf"もダウンロードします。

今度はダウンロードした4つのファイルをローカルで加工します。
"client.conf"を"<識別名>.ovpn"にリネームします。
このovpnファイルのremote項目について以下のように編集します。
remote <VPNサーバ名> 1194
また以下の3行を削除(コメントアウト)します。
ca ca.crt
cert client.crt
key client.key
そしてファイルの最後に以下を追加します。
<ca>
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<CA証明書>
-----END CERTIFICATE-----
</ca>
<cert>
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<クライアント証明書>
-----END CERTIFICATE-----
</cert>
<key>
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----
<クライアント秘密鍵>
-----END RSA PRIVATE KEY-----
</key>
ここで<CA証明書>は"ca.crt"の中身で上記のコメントで囲まれた部分を示し、
<クライアント証明書>は"client-<識別名>.crt"の、
<クライアント秘密鍵>は"client-<識別名>.key"の中身を同様にコピーします。
最後に完成したovpnファイルをメールに添付して自分自身に送ります。
あて先はiPhoneで受信できるアドレスにしてください。

ではデバイス側のセットアップと参りましょう。
iPhoneでOpenVPN Connectをインストールします。
iPadならOpenVPN Connectになります。
ちなみにiOS5な初代iPadでも使えます。
で、メールアプリケーションを開き、先に送ったメールに添付されているovpnファイルを開くのですが、
その際[OpenVPNで開く]ことを選択します。
すると[OpenVPN Connect]アプリケーションが立ち上がり、
New profiles are available...
1 new OpenVPN profile is available for import.
と表示されているはずです。
その直下の[+]アイコンをクリックすることでovpnファイルが取り込まれます。
必要ならパスフレーズを入力しスライドスイッチをオン側にすれば接続処理が始まり、
完了すれば[Connected]の文字が現れます。

この状態でiPhoneでウェブブラウザを立ち上げ、
ServersMan@VPSで立ち上がっているVPNサーバのローカルIPアドレスをURLに入力することで、
VPSで立ち上げているウェブサーバにアクセスできますし、
VPNにつながっている他のクライアントとも通信できます。
自宅のPCなどをVPNにつなげておけば出先からVPN経由でアクセスできて便利です。
できることが増えてホームネットワークの構築が楽しそうですね。

ところで蛇足かもしれませんが、ServersMan@VPSの仕様上の制限により、
VPNからVPSを経由してNATでインターネットに出て行くことはできません。
Proxyを経由させれば可能と思われるので、Squidでも立ち上げておけばいいでしょう。

2013年11月21日木曜日

MacのVNCクライアント

Macには標準でVNCクライアントが入っています。
一所懸命ソフトを探していたのですが、そんな必要はなかったんですね。

大体いつでも[command]+[k]でダイアログが開き、
接続先を指定すればVNCサーバにログインできます。
Windowsをリモートコントロールするのに特に不都合はありません。
まあネットワーク越しにビデオ再生したいとかいうならVNCよりSplashtopをお勧めします。
iPad版クライアントもあって結構な便利さです。

ちなみにVNCサーバはMacには標準では入っていないので、
別途RealVNC等をインストールする必要があります。

蛇足ですが、私がiPad使っているVNCクライアントはiTeleport: VNC & RDP - iTeleport Inc.
iSSH - SSH / VNC Console - Zinger-Softです。両方ともsshトンネリングできるので重宝しています。

2013年11月20日水曜日

WindowsXPで検索できない

訳あってずっと放置していたWindowsXPのPCを久しぶりに立ち上げました。
で、エクスプローラでファイル検索しようと[検索]ボタンを押すと、
[検索コンパニオン]が開いていつものように犬が踊っています。
しかしいつもと違って検索文字列を入れるテキストボックスなどが一切表示されません。
つまりファイル検索できません。なぜ?
おまけにファイルのドラッグやコピーもできないし、これはどういうこと?
起動時に出ていた
CLSID {7A1A13F5-B96B-492A-B591-D7526E0B3013}を含むコンポーネントのCOMクラスファクトリを取得中に、次のエラーが発生しました。800706ba
が関係しているのか?

調べてみるとscandiskすると直るかもしれないということで、
ドライブの[プロパティ]の[エラーチェック]から[ファイルシステムエラーを自動的に修復する]と
[不良セクタをスキャンし、回復する]を有効にして実行してみると、
ものすごくたくさんのエラー修正が入ります。
が、完了後もう一度検索を試みるも改善していません。
探したいファイルがあったのですが、そう必要なものでもないのであきらめることにします。

ところでscandisk時に修復されたと思われるファイルの名前が青く表示されます。
これってファイルシステム上で圧縮されていることを意味するのですが、
そんな設定をした記憶もなく、そうなるのは仕様なんでしょうかね?

2013年11月19日火曜日

MacでWindows用キーボードを使う

MacではWindowsで使うことを想定して一般的に売られているUSBキーボード
Bluetoothキーボードも使えます。
ただし、存在しないキーもあるため注意が必要で、
日本語・英語の入力切替は以下の操作となります。
[control]+[shift]+[j]日本語
[control]+[shift]+[;]英語
[command(windows)]+[space]文字入力モードトグル切り替え

なお、先のUSBキーボードとは直接関係ありませんが、
ひらがなで入力した文字を以下のように変換できます。
[F7]カタカナ変換
[F10]英字変換
これはWindows、というかMS IMEと同じです。

2013年11月18日月曜日

Nintendo3DSのパッケージ版からのセーブデータ移動

ただいまNintendo3DS
ソフト2本買うと“もれなく”もう1本プレゼントキャンペーンが開催中ですが、
アンバサダーな私にはもらえるソフトのラインナップにやや不満があります。
すでに持っていたり、一通り遊び終えて手放したものが約半分を占め、
そうでないものは好みでないなど手を出していない理由があったりするもので。
とはいってもせっかくくれるというのにもらわないのはもったいないので、
ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニングのダウンロード版をもらうことにしました。
実はパッケージ版は発売当時から持っていて1年以上経った今でもほぼ毎日遊んでいます。
まあ"鬼トレ"はやってなくて、今や四川省専用機と化しています。
ちなみに私のランクはAAで、鬼計算が速い6バック、鬼めくりがレベル14、
鬼ネズミが6匹、鬼朗読がレベル4、鬼記号が6バック、
鬼ブロックがレベル7、鬼カップがレベル7、鬼耳算が3バックです。
結構いい成績だとは思いますが、鬼朗読は超苦手です。FIFOのごとくどんどん抜けていきます。

さて、パッケージ版で育ててきた成績をあきらめて、
ダウンロード版でまた一から遊んでいく気力はさすがにありません。
幸いなことにセーブデータをパッケージ版からダウンロード版に
一方通行で移動(コピーではない)させる方法は用意されているので、物は試しでやってみます。
実はこの作業をやってみたいがために"鬼トレ"のダウンロード版をもらうことにしたのが本音です。

詳しくはこちらに書かれていますが、私が行った手順を紹介します。
  1. 3DSでニンテンドーeショップからダウンロード版ゲーム(今回は"鬼トレ")をダウンロード。
  2. その3DSでニンテンドーeショップから[ダウンロード版にセーブデータを移動]をダウンロード。(無料)
  3. セーブデータを移動したいパッケージ版ゲーム(今回は"鬼トレ")のその3DSに挿す。
  4. インターネットに接続できる環境でHOMEメニューから[ダウンロード版にセーブデータを移動]を起動。
  5. 指示に従って操作し、最終的に[移動する]をタッチするとセーブデータがダウンロード版に移動。
  6. 同時にパッケージ版のセーブデータが削除される。(元に戻すことはできない)
要らなくなったパッケージ版を知り合いに譲るときに自分の足跡を残しておけないのは寂しいので、
できればコピーの選択肢もあってほしいのですが、まあしょうがないですね。

ところで今まであまりすれちがうことのなかったゲームで、
最近すれちがいの頻度が増えた気がしています。まあ"鬼トレ"だけなのですが。
これは「ソフト2本買うと"もれなく"もう1本プレゼントキャンペーン」の効果かもしれません。
すれちがい人口が増えるのは歓迎すべきことです。
まわりまわって私にもメリットがあったということですね。まあ薄いんですけど。

2013年11月14日木曜日

Macなどでスクリーンショットを撮る

古代、MS-DOS(DOS/Vではない)でスクリーンショットを撮る際に
ラインプリンタ(ドットインパクトプリンタ)をつないで[PrintScreen]キーを押していた記憶があります。
歳がばれるエピソードです。
ちなみにドットインパクトプリンタってカーボン複写伝票用に永遠に不滅かもしれません。

さて、その[PrintScreen]キー(表記は[PrtScn]など)は
今でもWindows用キーボードについていて、
現在はWindowsのスクリーンショットを撮る機能が割り当てられています。
[PrintScreen]キーだけだとマルチスクリーン含めた全画面がクリップボードにコピーされ、
[Alt]+[PrintScreen]キーならアクティブウィンドウだけを撮れます。

ではすっかり私のメインマシンとなったMacBook Proではどうかというと
[Command]+[Shift]+[3]で可能です。画面全体のスクリーンショットがデスクトップに保存されます。
[Command]+[Shift]+[4]だとマウスドラッグで範囲指定ができます。
なお範囲を指定する代わりに[Space]キーを押すとウィンドウ単位で撮れます。

本当はここで終わってもいいのですがついでなので。
iPhone/iPadでは[電源]+[ホーム]ボタンで撮って[写真]アプリケーション([カメラロール])で見られます。
Android 4.0以降なら[電源]+[音量-]ボタンで撮って[ギャラリー]アプリケーションで見られます。
USB(mtpモード)で接続した場合は"/Pictures/Screenshots"ディレクトリにpngファイルがあるはずです。
Ubuntu(PC版)はWindowsと同様ですが、
専用の[スクリーンショット]アプリケーションが準備されています。

2013年11月13日水曜日

EV SSLで表示される企業名

最近ネットサーフィンしながら何気なくアドレスバーを見ると、
緑で企業名が表示されていたりするのに気がついたりします。
これはEV SSLと呼ばれるもので、
通常のサーバ証明書の発行時にドメインの所有確認が行われるのに加え、
企業の存在確認(登記とか)も行ったうえで発行されます。
つまり、EV SSLなウェブサイトは運営者が実在することが確認できているわけです。
銀行や証券会社のオンライン取引時に、相手の会社を確認できればより安心です。
安全ではなく安心という言葉を使ったほうがしっくりくるあたりに微妙さが漂います。
似た会社名で似たドメインを使って詐欺サイトを作るやつらもいるかもしれないので、
最終的には利用者がいつでも注意を払っておく必要があります。

さて、EV SSLで注意しないといけないのは、
表示される企業名がそのサイトの運用者であるということです。
先日オンラインバンキングしていて気がついたのですが、
表示されているのは銀行名ではなく超有名ネット関連会社でした。
もちろんドメインもその銀行のものとは違います。
そのサイトはその銀行がその超有名ネット関連会社に委託して
運営してもらっているということなのでしょうが、
確かにその銀行のロゴ等はあるものの、状況はフィッシングサイトと変わらないような気がします。
調べてみると地方銀行なんかはそんな感じみたいです。

しかし本当にそれでいいんでしょうか?
委託先は委託元より有名企業なのでむしろ信用度が上がるのかもしれませんし、
業種的にITに強くない銀行が専門会社に委託するのは理解できますが、
EV SSLの存在意義って何なのと思ったのでした。

2013年11月12日火曜日

自動車からの脱出ハンマー

昔過ぎていつ買ったのか覚えていないのですが、
私の車には運転席から手の届くところに窓ガラスを割るためのハンマー を備え付けています。
シートベルトカッターと懐中電灯付きのずいぶんごついもので、
というかカー用品店でそういうハイスペックのものしか見当たらず、たしか3000円弱で買ったような。
当時は選択肢があまりなく高いけどしょうがないか、と思いつつ買ったような記憶はあります。

その後ある事件をきっかけにハンマーがメジャーになり製品も増え、
近年では100円ショップで売っていたりします。
それを見ながら、あの時買ってなければもっと安くで手に入ったな、とか考えることはあるにせよ、
同時にこの100円の代物で窓が割れるのかと疑問も感じていました。
そうそう試す機会もありませんし、
いざというときにガラスが割れずハンマーが壊れたらしゃれにならないよな、
などと友人と話していたこともありますが、
国民生活センターの調査でやっぱりそういう製品があることが明らかになったようです。

使わない可能性が高いものに大きな金額をかけたくないのは人情ですが、
ケチりすぎると本末転倒です。

2013年11月11日月曜日

WiiUの音声アナログ出力

WiiUは4.0.0Jで音声のみをアナログ出力できるようになりました。
これ私には意義があることにはみえなかったのですが、
あとでその理由がわかりました。

のちにISS-200A-Wが発売になりました。
その紹介文
5) デジタルテレビの音声遅延が大幅に改善
 “Wii カラオケ U”の音声信号を本機に直接入力するため、デジタルテレビによる音声遅延が改善し、“Wii カラオケ U”を快適にお楽しみいただけます。
と書かれています。なるほど。

最近のテレビは内部で画像処理など行う関係で遅延が発生し、
普通のテレビ放送では別段問題ないものの、
ゲームでコントローラの操作と画像の表示に時間差があると、もうゲームになりません。
テレビ側で低遅延モードが用意されていたりしますが、敏感な方はそれでも気になるようです。
そのあおりでWiiUカラオケでもWiiUマイクに向かってしゃべった自分の声が
テレビから遅れて聞こえて歌い辛いとネット上に書き込まれているのを見たことがあります。
幸い私のテレビはそんな遅延はない(or私の耳が節穴)ので、そこまで頭が回りませんでした。

物事にはすべからく理由があるということですね。

2013年11月7日木曜日

KitKatなNexus5

Android KitKat(4.4)搭載のNexus5が登場します。
Nexus5は大きさ的には微妙さがあるものの、スマートフォンの範疇となります。
そして驚くべきことに日本国内で販売するNexus5はSIMロックフリーなのです!!
これだけでなんか欲しくなってしまいました。
海外に行けばSIMカードだけ調達して現地のサービスを使いたいですし、
国内でもMVNOを最大限利用する私としては、
以前からスマートフォンはSIMロックフリーにして量販店等で売り、
キャリアはSIMカードを売る世界を夢見ていましたが、
やはり日本は外圧がなければ既得権益がらみは崩せないということなのでしょう。

そんな中イーモバイルはその辺果敢に攻めてきて、
SIMロックフリーのNexus5を2年しばりはありますが販売するということです。
いやすばらしい。

実は私の手元にはソフトバンクのiPhone4Sと、
それと抱き合わせで買わされたみまもりケータイ2があり、
これらがあと数ヶ月で2年を迎えます。
これ以上ソフトバンクに留まる理由は皆無なので、
MNPでどこかに移るつもりなのですが、
そういうことならイーモバイルのNexus5はいい選択です。

そう思いつつ詳しく調べてみると…
なんとソフトバンクからイーモバイルへのMNPでは
MNPのキャンペーンが適用されないではありませんか!!
あー、イーモバイルはもうソフトバンクの一部なんですねorz
ソフトバンクは今や自由競争市場の敵です。

2013年11月6日水曜日

Macの標準機能でブルーレイディスク書き込み

以前Macでブルーレイディスクを書き込む方法を紹介したとき、
Express Burnを利用していたのですが、これって期間限定のトライアルだったんですね。
いざというとき使えなくて困りました。
やっぱりExpress Burnを購入するとか、
Windowsとのデュアルブートにしてそっちで書き込むとかしなきゃだめかと考えていたのですが、
OS XのインストールDVDを作ってみたりしてMacを深く知るに、
どうもdmgが作れればBDも焼けるのではないかという気がしてきました。
そこでいろいろ調べたりやってみたりして、
Macの標準機能だけでBDが焼けることが確認できたので紹介します。

まず、適当なディレクトリ(ここでは[ダウンロード]ディレクトリを使う)に
適当な名前(ここでは"test”)のディレクトリを作成し、そこに焼きたいデータを放り込みます。
そして以下を実行します。
$ cd ~/Downloads/
$ hdiutil makehybrid -udf -udf-version "2.6" -o test.iso test
これでisoファイル(ここでは"test.iso”)が出来上がります。
isoファイルはダブルクリックしてマウントすればMacからもアクセスできます。
で、そのisoファイルを[ディスクユーティリティ]アプリケーションで[ディスクを作成]する際に
書き込み先ドライブをBDドライブにすればBDに焼けます。
私はBUFFALO BRXL-PC6VU2で焼けました。
焼いたBDはMacBook ProからはもちろんWindows8からでもアクセスできました。
PlayStation3でもデータディスクとして認識され、収めている動画や音楽ファイルの再生も可能です。

これで数十ドル浮きました。

2013年11月5日火曜日

はがきは郵便局以外でも買える

やっとAndroid KitKat(4.4)が正式発表されました。
といっても今日はAndroidの話ではありません。そちらは後日改めて。
KitKatとのコラボ企画が明らかになってからせっせとKit Katを食べ、
Nexus7の応募券をようやく5枚集めました。ハードル高かった。
ところでこのプレゼントされるNexus7はKitkatではないと思われます。
というのも、このたびKitKat端末として発表されたのはNexus5なので。
まあのちのちKitKatへのアップデートできるようになるでしょうが。

ところで購入後のファームウェアアップデートがあるかないかわからないような
端末を今後買おうとは思いません。過去痛い目にあってますので。
iPadは価格が高いといわれますが、クラウドの使用料が含まれているととらえ、
さらに長期間にわたるアップデートサポートが望めることを考えれば
私としては十分競争力がある価格と考えています。
ちなみにAndroidならアップデートを考えてNexus一択ですね。

閑話休題、集めた応募券ははがきに貼り付けて送らないといけないのですが、
郵便局に官製はがきを買いに行くのが面倒でしばらくそのままにしていました。
だって近くの郵便局ってすぐにしまっちゃう土日開いてないし。
もしかしてAmazonで売ってるかもと検索するとさすがにないですね。
そうこうしているうちに官製はがきがコンビニにも売ってあるとの情報を得ました。
さらにスーパーでも売ってるところがあるらしいのです。
ということで、よく行くイオンのサービスカウンターで訊いてみると…売ってました。
今度からここで買うことにします。

2013年11月4日月曜日

フィットメーター持って登山

WiiUのキラーコンテンツになればいいなと考えているWii Fit Uは、
一ヶ月利用可能なキャンペーン版が先日よりダウンロード可能で、
なんとフィットメーターを購入してキャンペーン版に登録すると、
ずっと無料で使えるようになるという大盤振る舞いになっています。
あとWiiフィット プラスを購入すればフルセット集まります。
というか、バランスWiiボードがないとゲームが始められないようです。

Wiiで遊んでいたWiiフィット プラスのデータが
WiiからWiiUへの引越しによりWiiUのWiiモード内に移っていて、
Wii Fit Uを起動するとそれを拾ってきます。
何年も休眠しているデータを引き継ぐもよし、無視して新規作成するもよしです。

さて、フィットメーターはいわばスマート万歩計で、
データをWiiUに転送してWii Fit Uで管理できるようになっています。
で、フィットメーターの私的にもっとも興味を引かれるのが
気圧センサーにより高度がわかる部分で、
ならばとフィットメーターを持って1700mの山に登ってみました。われながらアホですね。

で、結果は以下の通りです。

気圧計を使った高度計については理論は納得できるものの、
実運用できるほど正確なの、と以前から懐疑的に考えていたのですが、
実際使ってみると想像よりもかなり正確で驚きました。
なお、これは絶対高度ではなく相対高度がわかる技術なため、
フィットメーターの◀と▶ボタンを同時に4秒以上押しっぱなしにすることで
その時点での高度を0とできます。
ただし、気圧計の泣きどころで、気圧の変化により勝手に上下します。
またビニール袋に入れて密閉しストローで空気を吸い出すと数百メートルぐらい上がれます。
同時に振っていると上りと下りとして認識してくれるみたいです。
蛇足ですがフィットメーターは買ってきた状態だと音が鳴ってうるさいので、
■ボタンを4回、◀ボタンを1回押して音量変更しておきましょう。
余談ですが、登録済みのフィットメーターは登録したWii Fit Uからしか初期化できないようです。
他人の使っているフィットメーターを拾っても、再利用はできそうもありません。
まあ裏蓋をあけるとプリント基板上の4端子にアクセスできるようになっており、
シリアルとかじゃないかなと思うので、解析すれば何とかなるのかもしれません。

ところで、フィットメーターに
GPSでも積めばもっと正確にはなるでしょうけど、高価格になっては話になりません。
面白いことをそこそこの値段で実現しちゃうのが任天堂の真骨頂ですね。
任天堂もその辺は十分わかっているはずですが、
現在WiiUで追体験中してるような状況ですが。