2016年6月30日木曜日

SVNと巨大なパッチ

オープンソースソフトウェア等をとってきて
それをSVNサーバに登録してバージョン管理していたとして、
本家から出てきたパッチを当てることはよくある事でしょう。
ところがそのパッチによって大量の新規ファイルが追加されたり、
大量の既存ファイルが削除されたりすると、
SVNサーバへのコミット作業が大変な事になることがあります。
追加なら
$ svn add ./ --force
のようにして強引に一括処理することもできますが、
削除の方は非常に面倒です。

これ、以前からいい方法がないかなと考えていたのですが、
$ svn status
で、先頭が'?'の行が新規追加ファイル、
先頭が'!'の行が削除するファイルであることに気付いたことから、
これを利用すれば難しくないとこがわかりました。

すなわちファイルを追加するなら
$ svn status | grep '^?' | sort | sed -e 's/^?\(.*\)$/svn add \1/' > /tmp/add.txt
として、"/tmp/add.txt"の内容を数行ずつ実行していけばいいのです。
一機に実行、あるいは"> /tmp/add.txt"の代わりに"| sh"とすることで
直接実行してもいいですが、何かエラーが出たときに
手動で対処する必要がなくはないので、慎重にことを運んだ方がいい気がします。
なお、"svn status"では未登録のディレクトリについては
そのディレクトリだけが抽出され、その配下のファイルは出てきませんが、
ディレクトリを"svn add"すればその配下のファイルも追加されるので、
通常は一発で作業が完了します。

削除についても同様で、
$ svn status | grep '^!' | sort -r | sed -e 's/^!\(.*\)$/svn del \1/' > /tmp/del.txt
から始めればいいでしょう。

簡単にいかないのはパッチによって削除されたファイルを、
サイズ0の空ファイルとして登録しておきたいような場合です。
先ほどと同様"svn status | grep '^!' | sort -r"の結果について、
ディレクトリなら"mkdir -p"を実行することになりますし、
ファイルなら"touch"で作ることになるのですが、
"svn status"の結果ではそれがディレクトリなのかファイルなのか判別できませんし、
ファイルを作成する前にその上位ディレクトリを作成しなければならないこともありえ、
もう少し面倒な作業が必要になります。
まあこんなのはレアケースだと思いますが。

2016年6月29日水曜日

大容量モバイルバッテリー修理

海外旅行用に調達した大容量モバイルバッテリーAnker Astro M3
大きくて重く、別に小型のモバイルバッテリーを持っていることもあって、
購入してからの1年半で利用したのは数えるほどです。

で、前回使用した後に充電した時の話です。
給電にリトラクタブルケーブルを使っていたのですが、
リトラクタブルケーブルが縮むときの引っ張り力やら、
ACアダプタの重さやら、いろいろと悪いことが重なって
モバイルバッテリーの充電用マイクロUSB端子に
過度の力が長時間加わり壊れてしまいました。
電力が出力できず、充電すると出力コネクタ付近が熱くなる症状です。

ただそのまま廃棄するにはもったいないので、
修理できたらいいなという淡い希望を持って分解してみました。
最近の機器はネジ不使用で爪でがっちり固定するものが多く、
Astro M3も御多分に洩れません。
しょうがないので隙間にマイナスドライバーを突っ込んでこじ開けます。
元に戻せないことを覚悟の上で爪を破壊しつつ何とか開けました。

分解して調べて分かったのは、バッテリーセル自体は無事で、
懸念していた充電用マイクロUSB端子も特に何ともありません。
そこで基板をじっくり見ていると大きめのチップコンデンサが
おかしな事になっているのに気付きました。
どうやら基板に曲がる力が加わり、ちょうど影響を受ける位置に
そのコンデンサがあって、現象から推測するに
両端が短絡しているようにも思えます。
早速そのコンデンサをぶち取って、
はんだごてで何となくそのあたりを綺麗にしてみました。

その後、同じ場所に剥ぎ取ったコンデンサをつけようとしたのですが…
ピンセットでつまんだときに弾き飛ばしてしまって
どうやら四次元空間に迷い込んだようです。
まあ幸いにも、このコンデンサの両端は電源ラインとグランドラインっぽく、
大容量の電解コンデンサと並列に入っているように見え、
なくてもきっと動くだろうと当たりをつけていろいろ試してみたところ、
問題なく動作することが確認でき、外装を輪ゴムで巻いて修理完了です。
ラッキー。

ただし、あやしさ満点なので、
飛行機、特に海外行きのセキュリティーチェックで引っかかりそうです。
次に海外に行くときまでにはまともなものを買おうとは思っています。

なお、リチウムイオンバッテリーはなかなかに危険な代物ですので、
普通の方には素直に廃棄することをお勧めします。
何かするなら自己責任で。

余談ですがこの体験以後、
私はリトラクタブルケーブルをあまり使わないようになりました。
トラウマです。
皆さんもお気をつけください。

2016年6月28日火曜日

バックカメラ専用モニタ

ついに今月解禁されたミラーレス自動車。
まあまだ法が整備されたにすぎないので、
対応した新型車が発表されるのはずっと先でしょうが、
それにしても関連ニュースが出てくるでもなく、ちょっと寂しいスタートです。

私としてはしばらく前に愛車WINGROADに
バックカメラを常時映すモニタを取り付け、
時代を先取りしてる気分です。
もちろんミラーレスではありませんが。
しかし、ただの思いつきで付けたこのモニタが非常に役に立つことになろうとは。

実は期せずして先日から特定の場所で駐車の向きを変えました。
これまではバックで入れていたところを頭から突っ込むようにしたのです。
これには個人的に深い事情があるのですが、他人にはどうでもいいことです。
で、困るのは出るとき。
後ろを確認しつつ発進せねばならないのは見通しが悪い。
そんな時に役に立つのはバックカメラです。
ですが、最近のはどうか知りませんが、約10年前のナビは起動に時間がかかり、
結果バックカメラの映像がナビに映し出されるまで結構な時間が必要です。

ところが最近つけたバックカメラを常時映すモニタなら
エンジンをかけた瞬間にはもう後ろが映っています。
安くて小さなモニタなので過信はしませんが、これはなかなかいい。

それにしてもミラーレス自動車のモニタ。
その特性から、遅延を起こすような処理を入れる事はできませんし、
他の何かの用途と兼用するのも問題があります。
となると運転席のまわりがモニタだらけになるんでしょうか。
ダッシュボードの全面モニタ化でもしないと使いにくくなりそうです。
とは言え後方確認で目線を下に落とさねばならないのも少々問題ありです。
ダッシュボードまわりの根本的な革新が必要なのかもしれません。

最近インフォマティクスや自動運転の研究が流行っていますが、
それよりも前に運転しやすいダッシュボードをデザインするべきなような。
まあ自動運転が主流になってしまえば
運転のしやすさなど関係なくなるんでしょうけどね。

2016年6月27日月曜日

iMessageの呪い再び

先日iPhoneユーザにメールを送りましたが返事がありません。
まあ返事が必要な内容ではなかったので、
次にあったときに尋ねてみると画面を見せながら返事は送ったとのこと。
そのメッセージの色が緑であることを見て心当たりが…
メールではなくiMessageに届いてたのね。
iMessageの呪い再びです。

そういえば、最近MacBook ProのOSをアップデートしたり、
USB接続の外付けHDDにOS Xをテストでインストールしたのでした。
どちらが悪かったのかは分かりませんが、
以前にやったようにMacから呪いを解きました。
しかし時間が経てばまた同じ事をやってしまいそうで。

この迷惑なiMessage、本当に何とかしてほしいものです。

2016年6月23日木曜日

au解約

以前から書いていますが、
今月auスマートフォンの解約をしにauショップに行きました。
で、2年契約の切れ目なので違約金なしで解約できるはずと伝えると、
店員さんから来月からとの指摘を受けました。
今月(y月)発行の料金明細書に、
auご利用月数はxxxx年 y月で 2年 1ヶ月目です。
と記載があったので今月1日からだと考えていたのですが、
これは認識間違いで、「2年 2ヶ月目」にならないとダメなようです。

そうしているうちに今月も末になってauからハガキが届きました。
それは「契約期間の満了および契約更新に関するご案内」で、
これまでこの種の通知を受け取ったことがないので、
多分総務省からの文句に対応する形で作ったのでしょうね。
で、その中には更新期間もかかれており、
来月1日からその翌月末日までとなっております。

ということで来月1日にも解約したいところなのですが、
auでは日割計算の制度がなくなっているので、
来月分の料金はまるまるかかることになり、
であれば末日に解約するのが理想となります。
まあギリギリだとろくでもない事が起きかねないので、
来月20日ぐらいにしておきます。

それにしても、この通知に日割計算に関する
注意書きがないのは遺憾ですね。

2016年6月22日水曜日

IDOL3で画面の外部出力

先日購入し、徐々に使い始めているスマートフォンIDOL3
画面の外部出力について調査してみました。

まずは有線です。
試してみるとMHLSlimportのアダプタを介して
HDMIでテレビにつないでも出力はできません。
どうやらどちらにも対応していないようです。

次に無線です。
Miracastはシステムバーから[画面のキャスト]メニューに
表示されているアダプタを選択することで外部出力可能です。
以前試したときNexus7(2013)では使用可能なものの、
isaiではHDCP関係のエラーで使えませんでしたが、
IDOL3だとどうやら特に制限もなく大丈夫そうです。

Chromecastについても問題なく使えています。
注意が必要なのは、システムバーの[画面のキャスト]メニューから
アダプタを選択するのと、[YouTube]のような個別アプリケーションの
メニューからアダプタを選択するのとでは扱いが異なることです。
前者だととにかくすべての画面がテレビにミラー表示されますが、
後者はAndroid端末はコントロール装置となります。
[YouTube]アプリケーションで動画を再生すると前者では
Android端末とテレビで同時に表示され、
解像度がAndroid端末の性能に引きずられたり、
操作ボタンがテレビでも表示されたり、
処理落ちしてブロックノイズが出たりしますが、
後者だとChromecastの性能をしっかり引き出せ、
端末では再生・停止等のリモコン操作ができるのみとなります。
気になるのは音量をミュートした状態で前者の方式で接続すると、
端末の音量キーを押してもテレビ側の音量が変わらないことです。
他のケースなら音量調節できるんですよね。謎の仕様です。

ともかく、使ってみた感じでは
画面の外部出力にはChromecastが一番よさそうです。
AndroidだけでなくWindowsマシンやMacでも
Chromeブラウザを通して使えますし、
アプリケーションによってはiPhone/iPadでも使えますからね。
新型のChromecast 2.0が日本でも入手可能になっており、
価格もそう高くはないので1つ持っておいてもいいんじゃないでしょうか。

2016年6月21日火曜日

WiiUのMSXバーチャルコンソールでキーボードを使う

ニンテンドーeショップ 5周年記念セール
Nintendo3DSゲームを物色中のことです。
何の気なしにWiiUのMSXのバーチャルコンソールのところを見ていて、
あるゲームの[周辺機器]の項目に、
USBキーボード
USBキーボードの使用で、ゲーム操作及び当時の裏技使用が可能です。
と記述されているのを発見しました。なにー!?

MSXといえば言わずと知れた1980年代のキーボード一体型PCです。
まあゲーム専用機と言えなくもありません。
そしてKONAMIのMSX版[グラディウス]では1面で[F1]キーでポーズし、
キーボードから"momoko"と打って[リターン]キーを押すと
フル装備になる裏技がありました。3面が"chiaki"でしたっけ?
ともかく、面ごとに異なる女性の名前でフル装備になってました。
全ステージ共通の"hyper"なんてのもあったような。
裏技でなく本編でもキーボードは利用されていて、
[魔城伝説2 ガリウスの迷宮]ではボス敵登場のために
キーワードを打たせるようなギミックもありましたね。

さて、WiiUのMSXバーチャルコンソールでは
私は既に[魔城伝説]を購入しているので、
USBキーボードをつないで遊んでみたところ、
カーソルキーとスペースキーで操作できるではありませんか!!
[F1]キーでポーズもできます。
そして、[Y]+[カーソル右]+[カーソル左]キーを押しながら
[SELECT]キーでゲームを始め、スタートファンファーレが終わって
ステージ1が始まるまでずっと押しっ放しにしていると
無敵になる裏技ができるではありませんか!!
実際には完全な無敵ではなく、[SELECT]キーを押すと
99秒ぐらい透明になれるのを99回限定で使えるだけですが。
なお、PC用のキーボードでは[SELECT]キーは[F6]キーにマッピングされています。
これはいろいろ押しまくって発見しました。
何しろ[SELECT]キーが存在しませんから。
ちなみにコントローラの[SELECT]ボタンでは代用できません。

このゲーム、この裏技使わないととてもじゃないけど
全面クリアできないんですよね。難しすぎて。
透明効果の切れ目でやられる事もよくあるので使っても厳しいんですけど。
昔はこんな普通ではクリアできそうもない無茶なゲームが多かったような。
何だかんだ言っても今のゲームって全般的に温めです。
みんなに最後までたどり着いてほしいと考えるようになった
開発サイドの変化もあるのでしょうけど。

2016年6月20日月曜日

El Capitanのrootless

先週開催されたWWDC2016で発表された新OS Xは
噂どおりmacOSと名称を替え、その名も"macOS Sierra"。
"Sierra"は"山脈"の意で、"Yosemite"や"El Capitan"に比べると
具体性に欠けますが、もしかしてカリフォルニアの景勝地では
もうネタ切れ…ということはさすがないでしょう。

私が"Sierra"と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、
これがフォネティックコードの"S"を表すことです。
"S"は19番目なので、漢字Talkの頃からうまくカウントすると、
"macOS Sierra"はMac用OSの19番目のバージョンなのかもしれません。
面倒なので調べるつもりはありませんが。
もしそうなら次は"macOS Tango"ですね。
なんだかUbuntuやAndroidを彷彿とさせます。

まあその話は置いておいておくとして、
"macOS Sierra"はMacBook Proについては2010以降のモデルに対応しており、
MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)である私のMacBook Pro
無事インストールできます。
iPhone4Sの方はiOS10のサポートから外れてしまいましたが。

ところで私のMacBook ProはHDD
換装したときに1つ前のYosemiteを入れたままの状態になっています。
El Capitanの新機能に興味がある訳ではないものの、
正式登場から半年を過ぎ、いい加減安定してきただろうということで、
最新バージョンのEl Capitanへとアップグレードしました。
ただ私の使い方の範囲ではEl Capitanになったからといっても、
これといって何も変わることなく、相変わらずです。

しかしひとつ気がかりな事が…
El Capitanにはrootlessなるシステム保護機構が導入され、
rootユーザーでも/Systemや/binなどのディレクトリに書き込みができなくなりました。
詳しくはAppleの開発者サイトをご覧ください。

これによって何か助かることがあるかもしれませんし、
トラブルになることがあるかもしれません。
しかし、自分の所有物が完全に自分の自由にならないというのは
個人的にしっくりきません。
最近はroot権限をもらえて基本的に何でも自由にできるVPSが
クラウド上にある一方で、手元のAndroidスマートフォン
iPhoneが自由にいたぶれないという変な状況になっていますが、
MacやPCは自由であり続けて欲しいものです。

ということでrootlessを無効にすることにしました。
[Command]+[R]キーを押しながらMacを起動することでリカバリーモードになるので、
[ユーティリティー]-[ターミナル]メニューからターミナルを開き
# csrutil disable
を実行するだけで完了です。
次にMacを立ち上げた時にはrootlessは無効になっています。
現在の設定状況は
$ csrutil status
で確認できます。

rootlessによるトラブルに関しては、replicationさんによる
e-Taxのトラブルぐらいしか見つけることができず、
OS Xでの確定申告は諦めた口の私には関係ないことです。
しかしトラブルの芽は事前に取っ払っておくのは選択肢の一つです。
別にサーバ用途ではないのでそこまでセキュアじゃなくていいでしょう。
まあ自己判断ですが。

2016年6月16日木曜日

MacBook ProのACアダプタを保護す

先日MacBook ProACアダプタについて書きましたが、
その後100円ショップをうろうろしていて、
電源ケーブルの両端を保護できそうな商品を見つけました。
用途転用ではありますが、スパイラルストラップです。
適切なサイズや堅さのものを選ぶ必要はありますが、
このスパイラルを解きつつケーブルの両端に巻きつけると、
ケーブルの曲がり具合が制限されて
いい感じで補強できているような気がします。

持ち運び時にコンパクトに巻けなくなってしまうのが問題としても、
私の場合持ち出すことはほとんどありませんので構いません。
必要とあれば解けばいいだけですし。
また補強できているのは気のせいである可能性はありますが、
何となく扱いに気をつけるようになると言う意味での
プラシーボ効果はないことはないでしょうし。

ともかくこのMacBook Proを今後も長く使いたいので、
ACアダプタは大切にしたいところです。

2016年6月15日水曜日

IDOL3のバッテリー持ち

先日購入し、徐々に使い始めているスマートフォンIDOL3

バッテリーの持ちについて試して見たところ、かなりいいことが分かりました。
通信を3G/LTEのみ有効として放置・引き回ししてみたところ、
1日あたり10%強しか減りません。
残り15%を切ってからのバッテリーセーバーの手助けもあり、
丸9日間経過時点で残りは10%となっていました。
しかし残念ながらあと1日は持たず力尽きました。
待ち受けだけなら9日半というところです。
約2年昔のisaiが最大でも3日間しか持たなかったことを思い起こすと、
技術の進歩を肌で感じます。

またハードに使った場合を想定して、久しぶりにIngressをぶっ続け、
に近い状態で遊んでみたところ約4時間持ちました。
isaiはau系のSIMカードだと3時間なので、だいぶ改善してます。
まあdocomo系のSIMカードなら4時間遊べてたので、
こちらに関しては2年経ってもそんなに進歩はないようです。

待ち受けで長く持つのは大変いいのですが、
使ってしまうとバッテリーの消耗は相変わらずなので、
結局のところ、充電できる時には充電しておく、というのが基本ですね。

なお充電については1.5A充電器で2時間あれば空から満タンにできます。

2016年6月14日火曜日

キーボードでショートカット

いくら人間工学に基づいたデザインであろうとも、
トラッキング性能が良かろうとも、
長時間のマウスでのPCの操作はストレスが溜まりますし、
手首や指先が痛くなってきます。
大雑把な操作にはタッチパッドタッチパネルも便利ですが、
他に欠点があったりして万能とは言い難く、
なんだかんだ言ってもキーボードが一番楽、と言うのは私だけではないはず。

とは言え、windowシステムを用いたGUI全盛のこの時代、
キーボードだけですべてを済ますのは不可能ではないにしろ、
現実的には無理です。

さて、私が好きなMicrosoft Accessは、
データベースの概念を理解する必要があるので、
利用者はそう多くはないと推していますが、
機能面はともかく、操作面では色々文句を言いたいこともあります。

例えば、フォームを開いて多数のレコードをざっと眺めたいようなとき、
小さなボタンをクリックしてレコード間を移動せねばらなず、
これが大きなストレスになります。

で、なんとかならないものかと調べてみて、
[Ctrl]+[Page Up]/[Page Down]キーでレコード移動ができることを知りました。
早く調べておけばよかった…

Accessには他にも大量のショートカットキーが準備されており、
Microsoftが情報公開しています。
製品として販売しているソフトウェアでは、
ショートカットキーが充実したりしているので、
困った時にはネット検索してみるといいかもしれません。

本当はWiiUのゲームパッドみたいなものに、
その場面で使えるショートカットキーが表示されて、
そのボタンをタップすれば操作できるようだとうれしいんですけどね。
まあそういうコンセプトでタッチパネル付きLCDを搭載した
キーボードなんてのが過去にはあったりもしましたが、
いかんせん標準でないので普及も対応も難しいという。

日本時間の本日未明に開催されたWWDC2016での発表が
噂されていた新しいMacBook Proでは、
これまでファンクションキーのあったところが
まさにそういう方向に進化しているので、発売されたら
どう使われていくのか注視したいと考えていたのですが、
残念ながら噂は噂のままでMacのハード関連の発表はありませんでした。
まあ私は日本語入力の時ファンクションキーを頻繁に使うので、
そういう新MacBookが出てもあんまり欲しいとは思わないんですけど。

2016年6月13日月曜日

blogspot.comのhttps化

私のブログをホスティングしてもらっているBlogger。 この4月、その管理ページに以下の注意書きが現れました。
4 月末リリース予定。 
Blogspot ドメインのブログの訪問者は全員、https://<your-blog>.blogspot.com にアクセスすれば暗号化された接続でブログを閲覧できるようになります。ブログを参照する既存のリンクやブックマークも引き続き動作します。この変更に伴い、[HTTPS の使用] 設定は廃止され、お客様のブログでは常に HTTPS バージョンが利用できるようになります。
そして5月に入り、blogspot.comのhttps化がなされました。 ところが、カスタムドメインのブログではhttpsは利用できません。 そうです。私のブログはカスタムドメインを設定しているのです。 wordpress.comならカスタムドメインでもhttpsが使えるみたいなんですけど。 で、これを機会にカスタムドメインの使用を中止することにしました。 現在私のブログは過去の経緯があって wordpress.comとblogspot.comの2つでホスティングしており、 便宜上メインはblogspot.com側にしていて こちらにカスタムドメインを設定しております。 しかし、将来何かの都合でホスティング先を替える、 あるいは替えざるを得ない状況になることを考慮し、 リンクを作る際は基本的にカスタムドメインを利用せず、 blogspot.comのサブドメインを指定するようにしています。 ということで設定上はカスタムドメインを削除するだけで済みます。 しかし、私の預かり知らぬところで、私のブログへのリンクに カスタムドメインが使用されている可能性があり、 それらがリンク切れを起こすのはいいことではありません。 これはカスタムドメインから blogspot.comのサブドメインへのリダイレクトするように しておくことで防げます。 つまり、現在自前のDNSサーバで カスタムドメインの飛び先をgoogleのサーバにしているのを止めて、 自前のウェブサーバに飛ばすようにし、 そこからURLを適切に加工して blogspot.comのサブドメインにリダイレクトするようにすれば解決です。 以下、それら自前サーバを運用しているVPSの設定を変更します。 カスタムドメインの切り離しをblogspot.comの設定コンソールで行った後、 自前サーバにログインし、ウェブサーバの設定を行います。 ウェブサーバは既に正常動作しており、PHPが使えることが前提です。 "/etc/apache2/sites-available/000-default.conf"設定ファイルを "/etc/apache2/sites-available/<カスタムドメインのホスト名>.conf"にコピーして、 そのコピーしたものの内容を
ServerName <カスタムドメインのホスト名>
DocumentRoot /var/<カスタムドメインのホスト名>/html
となるように編集し、さらにVirtualHostの終了タグの直前に
RewriteEngine On
RewriteRule ^/(.*)$ /redirect.php?file=$1 [PT,L]
を加えます。 そして"/var/<カスタムドメインのホスト名>/html/redirect.php" スクリプトを作成します。その内容は
<?
$file=$_GET["file"];
$url="https://<blogspot.comのサブドメイン>/".$file;
header("HTTP/1.1 301 Moved Permanently");
header("Location: $url");
?>
とします。それから
# a2ensite <カスタムドメインのホスト名>
# service apache2 reload
を実行します。 今度はDNSサーバの設定です。 "/etc/bind/<カスタムドメインのデータベースファイル>"ファイルで blogspot.comでカスタムドメインを使用するために
<ホスト名>    14400   IN      CNAME   ghs.google.com.
の行があるので、これを
<ホスト名>    14400   IN      CNAME   <ウェブサーバ名>.
に変更して、
# /etc/init.d/bind9 restart
で再起動します。これで完了です。 ブラウザのキャッシュやDNSリゾルバのキャッシュの有効期限の関係で 変更後すぐには期待どおりに動作しない可能性はありますが、 時間が解決してくれます。 ちなみに、アクセス数の多いサイトがウェブサーバのIPアドレスを変更する時は、 数日前からDNSサーバに設定するキャッシュの有効期限を 徐々に短くしていき、ほとんど0にしてから切り替え、 正常に動作しない時間を最小限にすると聞いたことがあります。 個人のレベルではあまり気にする必要はないでしょうが。

2016年6月9日木曜日

OS X 10.11 El Capitan のインストールメディアのバックアップ

私のMacBook Proは光学ディスクドライブを内蔵する最後のモデルで、
薄いMacBookが幅を利かせつつある時期にわざわざ選んだ代物です。
もちろん当時でもデータの持ち運びにはUSBメモリSDカードが便利でしたが、
データの保管にはコストが安く取り回しの効くDVD-Rがいいんですよね。

ということでOSのインストールメディアもDVDが好みです。
そんなもの基本的に何かあった時にしか使いませんし、
1度も使わない可能性の高いものに高コストのメディアは使いたくありません。
かと言って用意していないと不安ではあります。
過去、OS X 10.9 MavericksについてはインストールDVDを作成していましたが、
次のOS X 10.10 Yosemiteでは努力の甲斐もなく起動するDVDを作成することはできず。
最新のOS X 10.11 El Capitanでもダメ元でチャレンジはするものの
思ったとおりダメで、結局諦めてしまいました。

で、リーズナブルな解決方法として、
El CapitanのインストールSDカードのイメージをまるごと抜き取って
DVDに焼いておくことにしました。
万一の時はそのイメージを空いてるSDカードに書き込めば
インストールSDカードを復元できます。
復元の時間的・環境的コストや、必要になったときに
空いてるSDカードがあるか等ツッコミどころはありますが、
多分インストールSDカードが必要になることなんて
ないでしょうから、よしとします。

まずは正式なインストールメディアを作ります。
中身が消えてもかまわないサイズが8GB以上のSDカード
(USBメモリ、USB接続HDDでも可)を用意しMacにつなぎます。
[Finder]の[アプリケーション]-[ユーティリティ]から
[ディスクユーティリティ]アプリケーションを開き、
そのメディアのパーティションを選択し、コンテキストメニューから[マウント解除]します。
これをメディアのすべてのパーティションに対して行います。
続いてそのメディアを選択して[パーティション]タブで
[パーティションのレイアウト]を"1パーティション"にして
[オプション]で"GUIDパーティションテーブル"を選択し、
[パーティション情報]の[フォーマット]を"Mac OS 拡張 (ジャーナリング)"、
パーティションの[名前]を"elcapitan"、
[サイズ]を”8”GB程度にして[適用]をクリックします。
最後に以下を実行すれば、そのメディアはEl Capitanのインストールメディアになります。
$ sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/elcapitan --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/ --nointeraction

次に出来上がったインストールメディアをLinux PCにつなげます。
別にMacのままでもWindowsで行っても構わないのですが、
インストールメディアが必要になるのは
Mac+OS Xがつぶれたときである可能性が高いので、
他の環境でインストールメディアを復元する事を前提とします。
まあなんでもいいので
# dd if=/dev/sdc of=elcapitan.sd8g.img
を実行します。
ddコマンドはLinuxでもOS XでもWindows+cygwinでも使えます。
WindowsにはGUIアプリケーションのDD for WIndowsもあります。
ここで"/dev/sdc"はSDカードのデバイスファイルです。
環境に応じて適宜読み替える必要があります。
出来上がった"elcapitan.sd8g.img"がバックアップファイルなので、
これをDVDに保存しておきます。
なお、インストールメディアの復元は
# dd if=elcapitan.sd8g.img of=/dev/sdc
で可能です。
OS X上で書き込む場合は
# dd bs=1m if=elcapitan.sd8g.img of=/dev/rdisk1
とした方がいいでしょう。

さて、バックアップファイルのDVDへの書き込みです。
この作業について取り立てて書いておくことはありませんが、
ファイルサイズが約8GBと非常に大きく、
たとえ圧縮しても1層DVD-Rでは容量不足であり、
DVD-R DLあるいはBD-Rを使わざるを得ません。
Blu-rayドライブを内蔵するPCがあまりないことを考えると、
互換性としては前者の方が優秀なのですが、
実はメディア1枚あたりの値段は後者の方が安かったりするので、
インストールDVDでなく単なるデータの格納ということなら
無理にDVD-R DLを使う必要はありません。
ということで今回私はBD-Rにバックアップしました。
Windows10上からImgBurnでBD-Rに書き込みましたが、
このディスクはOS XからでもUbuntu 14.04からでも読み込み可能です。

ところでサイズが約4GB以上の単体のファイルはFATでは扱えません。
今時WindowsでもHDDはNTFSなので問題にはなりませんが、
USBメモリに格納するような場合に困ります。
そういうときはUSBメモリをexFATでフォーマットしなおしましょう。

最後に試しで、復元したインストールSDカードをMacに挿して
[Option]キーを押しながら電源を入れ、
起動メディアとしてSDカードを指定し、
USB接続HDDへEl Capitanをインストールしてみようとすると…
このOS X El Capitanインストールアプリケーショ
ンを検証できません。ダウンロード中に破損したか不
正に変更された可能性があります。
とか言われてしまいましたorz
復元したSDカードだけでなくオリジナルでも同様です。
しかたがないのでApplicationsディレクトリの
"Install OS X El Capitan.app"ファイルを削除し、
もう一度AppStoreからダウンロードし直し、
前述の作業をもう一度行うと…ちゃんとインストールできました。
外付けHDD上でEl Capitanがしっかり動作しています。

そんなわけで、Macを複数台、あるいはMacの他にもPCを持っていて、
かつ8GBのSDカードを節約したい私のような貧乏人にお勧めの方法です。

2016年6月8日水曜日

ALCATEL ONETOUCH IDOL 3

今年初めにNokia社に買収されたAlcatel-Lucent社。
AT&T系のルーセント・テクノロジー社と合併しても
しぶとく残っていた仏Alcatelブランドは、
現在TCL集団のスマートフォンブランドとなっています。

そんなALCATEL ONETOUCHのスマートフォンIDOL2S
在庫処分価格で買ってから半年。
キャンペーンにつられて後継機IDOL3を買ってしまいました。
OSはAndroid 5.0ですが、今夏6.0へのバージョンアップする、
というのも購入の後押しになりました。

IDOL3はハイエンド気味のミドルレンジ端末と言えばいいのでしょうか。
CPUはQualcom社のSnapdragon 615で、メモリは2GB搭載しています。
全体的なスペックは私の現メインスマートフォンisaiと似ています。
まあ3年前のフラッグシップが2年でメインストリームに降りてきた、
と考えればそんなものかと。
実際[AnTuTu Benchmark v6.1.4]で性能を測ってみると、
isaiのスコアが33342、IDOL3が30448でした。
数字的にはisaiが一割ほど性能が高いですが、
IDOL3にはAndroid 5と64bitCPUというアドバンテージがあり、
体感的にもIDOL3の方が高速で、負荷の高いアプリケーションを
複数立ち上げたときの動作を見てもIDOL3が上です。
ちなみにスコアの最高値はHuawei Mate 8の92746ですので、
IDOL3の価格対効果はまあまあと言うところでしょうか。

スペック上isaiからの短所はいくつかあります。
ストレージが16GBと半分ですが、私の用途では十分です。
無線LANのIEEE 802.11acに非対応なのも、
そもそもacのアクセスポイント持ってないので関係ありません。
というか自宅のネット環境がたかだか数MbpsのADSLですからね。
あとは赤外線通信やワンセグチューナーはないですね。

IDOL3はSIMカードのサイズがnanoではなくmicroなのが不便です。
SIMカードのスロットについてはiPhoneのような
側面からのトレイ引き出し方式で、
トレイにSIMカードとmicroSDカードの両方を置くようになっています。
microSDの大きさに合わせてのmicroSIM採用なのかもしれません。
まあサイズ変換アダプタでnanoSIMを入れることは可能です。
ただしSIMカードとアダプタの境目が引っかかるような
事故も起こり得るのでやるなら自己責任で。

そのSIMカード、試しにmineoのau系を挿してみるも電波は掴んでくれません。
素直に日本通信等のdocomo系を使いましょう。こちらなら通信できてます。

それからSIMカードのトレイについては
iPhone同様専用のピンで押し開けなければならないのは面倒です。
海外に行って現地のSIMカードに入れ替えるときに
このピンがないなんて事になれば泣くに泣けません。
SIMカードの入れ替えを頻繁にやる方は少ないにしても、
SDカードの取り出しにピンが必要なので、
SDカードをよく入れ替えるような方にすればピンも持ち歩くことになります。
特にSIMカードの件に関しては、
SIMロックフリー端末として売っているからには今後の改善を望みます。

さて、まっさらな端末の電源を入れると
セットアップウィザードが立ち上がりますが、
今回ちょっとした発見がありました。
タップ&ゴーなる機能です。
isaiと接触させることでisaiに登録していたGoogleアカウントが
全部IDOL3に登録されました。
後で個々にパスワードを入力する必要はありますが、
いくつもGoogleアカウントを持っている私のような人間には便利です。
またAndroid 5.0では認証のリダイレクトをサポートしているので、
ieee.orgドメインのGoogleアカウントも問題なく登録できます。

そのままの状態で[設定]アプリケーションの[端末情報]を見ると、
モデル番号6045F
Androidバージョン5.0.2
ベースバンドバージョンM8939AAAAANLYD2020513.1
カーネルバージョン3.10.49
ビルド番号LRX22G release-keys
となっていました。
しかしすぐにシステムアップデートのお知らせがきます。
そこでアップデートするも先の情報に変化はありません。
[設定]アプリケーションの[端末情報]-[システムアップデート]メニューに
現バージョンが"5.0.2-010 03"であるとの表示があり、
これこそがファームウェアバージョンのようです。

ところで送られてきたIDOL3には
IIJ IIJmio SIM 音声通話パックが同梱されていました。
IIJmioの通信サービスに加入するときに、これに書いてある
エントリーコードを入力すると初期手数料が無料になります。
別のサービスを利用するのならほっとけばいいでしょう。
この手のSIMロックフリー端末を購入する層は、
最近はだいぶ広がっているようなので、
こういう同梱はいいことだと思います。
端末販売会社、通信会社共にコスト対効果は悪くないでしょうし。

私はIDOL3をAlcatelの通販サイトから直接購入しましたが、
同時に純正のハードケースも入手しました。
ケースには手帳タイプもありますが、
街中で手帳タイプカバーの表紙を開いてひらひらさせながら
通話している人を見かけて、ちょっとみっともないと感じたことがあり、
自分では使わないことにしています。
それにIDOL3のパッケージには液晶保護シートが同梱されているので
これで前面を守り、ハードケースで背面と側面を守れば、
仮に落としたとしても被害の軽減はできそうです。
しかし私がハードケースを使うのはそもそも落とすことがないようにするためです。
ハードケースにピンバイスドリル
2.5mm径の穴を5mmほど離して2つ開ければ、ごく普通のストラップが付けられます。
Wiiリモコン用ストラップなら手首に巻けてより安全です。
ただし、本体とハードケースの噛み込みが浅くならないよう、
穴を開ける位置には気をつける必要があります。
ストラップの取り付け紐は十分細いですが、それでも干渉はしますから。

何かの弾みで本体がハードケースから飛び出す事は
ありえるので完璧というわけではありませんが、
本体を加工することなくわりとしっかりストラップが
つけられるのは持ち歩くのに便利です。
最近はカメラ代わりにスマートフォンを手で持って
撮影しまくっている観光客を見かけたりしますが、
万一落とすと悲惨なことになります。
やはりストラップで落下防止することは必要でしょう。
ちなみに私はコンパクトなレンズ交換式カメラGF3には
Wiiリモコン用ストラップを2本付けてます。
リスクヘッジは基本ですよね。

2016年6月7日火曜日

A2DPなBluetoothヘッドフォン

Bluetooth普及前夜になりますか、
大昔A2DP対応の耳掛け型ステレオBluetoothヘッドフォン
SONYのDR-BT30Qを使っていたことがあります。
当時はBluetoothで音声を送信してくれる機器など皆無だったので、
オーディオ機器の出力端子にHWS-BTA2Wを挿して
音声を飛ばしていました。
今やDR-BT30Qは経年変化で耳に当たるスポンジがボロボロです。

時は流れて、最近はBluetoothヘッドフォンがメジャーになりました。
やはりスマートフォンの普及が理由でしょうね。
よく行くジムでもBluetoothヘッドフォンで音楽かなにか聞きながら
ランニングマシンで走っている方を見かけます。

さて、私はそんなに音楽を聞いたりしないので、
DR-BT30QのあとはBT-A1SSのようなHFP/HSPのみ対応で
通話にしか使えないようなヘッドセットしか持っていませんでした。
しかしこの手の商品ってスマートフォンとペアリングしても、
通話をはじめとする対応アプリケーション以外では音がまったく出ず不便です。
他人の迷惑にならないようにスピーカーはミュートしたいけど、
確認のため音は聞きたい、というような場面では使えません。
Windows PCとペアリングすると音出るんですけどね。

ということで、この度HFP/HSPはもちろんA2DPにも対応した
Bluetoothヘッドフォンを購入することにしました。
昔は高価だったのですが、このところの需要拡大で廉価なものもみられます。
このあたりはスマートフォン様々ですね。
で、私が買ったのは後者の方で、TenswallのG6です。
しかしこれ結構いい。

何がいいって操作時に音声(イヤホン)で結果を教えてくれることです。
英語ですけど。
電源を入り切りすると、"Power on"/"Power off"としゃべりますし、
スマートフォン等との接続が完了すると
"Bluetooth conected"と言って教えてくれます。
Bluetoothイヤホンやヘッドセットは状態を
LEDの光り方で知らせるようなことが多いですが、
音で知らせるとはナイスアイディアです。
あとは充電端子がmicroUSBであることです。
BT-A1SSのような珍しい形状で苦労するのも過去の事となりそうです。
バッテリー持ちは連続使用で5~6時間ぐらいです。
場面によってはちょっと足りないかもしれませんが、
この値段なら2つ買って解決というのもありかもしれません。

もちろん全ての音はこのイヤフォンから聞こえ、
その間本体スピーカーから音は出ません。
マイク付きなのでヘッドセットとして、
ハングアウトの音声通信に使えます。

難点はというと、音の出力部分が
最近流行りの耳の穴にフィットするタイプであることでしょうか。
これ苦手なんですよね、私。
それからメインボタンが押し辛いところでしょうか。
スイッチ類は右耳側の外側にデザインに沿ったメインボタンがあり、
その側面に音量の上/下ボタンがあります。
メインボタンを押そうとすると音量ボタンに触れてしまったり、
メインボタンのクリック感がないため押し辛らかったり、
耳から外しているとデザイン上左右が分かりにくく、
ボタンがどっちにあるのかぱっと見判断できません。
左右が即判別できないことは、装着のしやすさにも悪影響があります。
他にはスマートフォンのisaiとペアリングして
[ポケとる]を遊ぶと明らかに音がおかしい…遅れがち、歪みがちになります。
[YouTube]とか[音楽]アプリケーションで聴く分には問題ないですし
別のスマートフォンIDOL3でも[ポケとる]では同様の現象が発生するので
とりあえず特定アプリケーション単体の問題として片付けておくこととします。

2016年6月6日月曜日

Bitlyの再設定でGoDaddyの日本語対応に気付く

先ごろBitlyからタイトルが
"Urgent action required: Reconfigure your Branded Short Domain"
のメールが届きました。
Bitlyってなんだっけ、と思いつつメールを読むと、
短縮URLサービスですね。近頃まったく使ってないので忘れてました。
独自ドメインのホスト名からBitlyサービスを利用できるようにまでしてたのに。

で、そのメール内容ですが、Bitly側のサーバのIPアドレスが変わるので、
独自ドメインのホストに設定しているIPアドレスを変更しろということでした。

ということで再設定です。
私の独自ドメインのトップレベルDNSサーバは
GoDaddyにホスティングしていますので、
これまた久しぶりにGoDaddyにアクセスしたところ…日本語で表示されてる!!
いつの間にか日本語対応してますね。
まあそれは置いといて、"69.58.188.49"にしていたIPアドレスを
"67.199.248.12"と"67.199.248.13"に変更しておきました。
これは同じホスト名のAレコードをIPアドレス違いで2つ作ればいいだけです。

その後、Bitly Advanced Settingsにログインして、
要求があればそれに従って処理を進め、
ページ右側の[ADVANCED]メニューで[REVALIDATE]ボタンを押して、
"<ホスト名> is valid"に表示が変われば、これで完了です。
試しに登録済みの短縮URLにアクセスしてみると
ちゃんと期待のページに飛んだので、多分大丈夫です。

2016年6月2日木曜日

WINGROADのモデルチェンジは遠し

私の愛車WINGROAD(Y12)は発売開始から10年を越えましたが、
未だにほぼ同じ形のモデルが新車として販売されています。
2,3年で形が変わっていく車も多い中、生きる化石と化しています。

そんなWINGROADに今月、
マイナーチェンジ未満の仕様変更がなされました。
リヤヒーターダクト、ヒーター付ドアミラー、
スチール製リヤワイパーが標準装備になったようです。
WINGROADは人を載せる車と言うよりは
物を載せる車というコンセプトなのでしょうけど、
エアコンの吹き出し口が前にしかないため、
後部座席に人を載せると夏暑く冬寒い、人に厳しい車です。
リヤヒーターダクトがあれば冬は改善するのでしょうね。

同じ冬の改善としてヒーター付ドアミラーは羨ましいです。
寒冷地と言うほどではありませんが、
冬は雪が降ったり積もったりする地域に住んでいるので、
朝の起動準備が短縮できそうです。

スチール製リヤワイパーは既に装備しています。
もとのリヤワイパーはプラスチック製でしたが、
乗り初めの冬に屋根に積もった雪が後ろに滑って、
その重みでリヤワイパーが根元からもげてしまいました。
修理して迎えた次の冬、やっぱりもげました。
で、ディーラーに持ち込むと気を利かせてくれて
勝手にスチール製に替えてくれました。
その後はもげることはなくなりました。
見た目はちょっと貧相になりましたが。
この時期にわざわざ仕様変更するとは、
全国的にもげ過ぎたのかもしれません。

さて地味な仕様変更を果たしたWINGROAD。
これでフルモデルチェンジの時期がまた伸びるんじゃないでしょうか。
別に待ってるわけではないんですけどね。

2016年6月1日水曜日

ニンテンドーeショップ 5周年記念セール

来る6月7日から13日までの一週間、
ニンテンドーeショップ 5周年記念セールと称して
Nintendo3DSのダウンロードソフトが割安で購入できる
キャンペーンが開催されます。

対象製品は100タイトルあるようですが、
遊びたいゲームは既に遊んでますからねぇ。
安いからと言って興味のないゲームを買おうとも思いませんし。
スーパーファミコンネイティブ版以来の[ゼルダの伝説 神々のトライフォース]の
バーチャルコンソール版を遊びたい気持ちはあるものの、
これって私の使っているOld Nintendo3DSでは遊べないんですよね。
この機会にNew Nintendo3DSを買っちゃうか?