2011年2月25日金曜日

ロート Cキューブ クールチャージ の仕様変更

私は学生時代に勉強しすぎたせい(?)か
円錐角膜で乱視が入っており、
矯正のためハードコンタクトレンズを使っています。
同じレンズをもう10年以上使っていますが、
眼科で診てもらっても度はあっているしレンズはきれいだし
買い換える必要なしなどといわれています。
まあ、度はないに等しいんですけどね。

眼科医に言わせるとドライアイではないということですが、
そんなこんなで目が乾くのでいつも目薬を携帯しています。
過去にはいろいろ使っていますが、
ロートCキューブが登場してからはずっとこのシリーズを愛用しており、
ここ5年ぐらいはロート Cキューブ クールチャージしか使っていません。
だいたい3つか4つまとめて買いして常に在庫を抱えています。
で、今まで何個買ってきたか全くわからないのですが、
おまけで付いてきた専用ケースがわりとたくさんあって、
それに入れて持ち歩いています。

つい最近ドラッグストアに行って購入したのですが、
使い始めて容器が微妙に厚くなっていることに気がつきました。
いつものケースに入らない…

2011年2月24日木曜日

マイクロフォーサーズのコンバージョンレンズ

オリンパスのマイクロフォーサーズカメラPEN E-PL2に伴って
いろいろと面白いものが出てきています。
最初うわさとして見たときは何かの冗談かと思ったメデューサライトMAL-1を筆頭に、
BluetoothアダプタのPP-1とか、
ちょっと毛色の違う周辺機器も出てきています。
Panasonic機のユーザですので関係ないといえばありませんが、
個人的にPP-1よりは将来性を買って今年中には出てきそうなServersman@SDかなと。

さて、カメラらしい周辺機器の方はというと、
かなりそそられるものが出てきました。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II用のコンバーターレンズ群です。
フィッシュアイのFCON-P01、ワイドのWCON-P01、マクロのMCON-P01と、
その3製品のセット3CON-P01、ついでに専用ケースCS-24です。
物欲が刺激されます。

フィッシュアイやマクロは単品レンズだと使用頻度に対して価格が割高すぎ、
私としては正直手が出ませんので、
これぐらいで出していただけるとかなり購買意欲をそそられます。
マクロの場合クローズアップフィルタでも何とかなりますが、
魚眼のソリューションは少ないですからね。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II と一緒に購入する必要があるので
簡単には決断はできませんが、
このレンズはE-PL2やE-PL1sの標準レンズキットに含まれますし、
将来的に遊びたいと思っているところです。
昨年末にLUMIX GF1を購入したのは早まったかもしれません…
まあPENは動画の録画にAVCHDが使えないのでGF1については後悔しないことにします。

ところでワイドコンバータについてはかなり悩ましいです。
ずっと前からほしいと思っていた広角レンズ OLYMPUS PEN用 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6の代替になりえるからです。
WCON-P01だと焦点距離が最短でも11mmまでで、
しかもフィルタもフードもつけられそうにないのですが、価格で見るとやっぱり魅力的です。
最近ED 9-18mm(+OLYMPUS PEN用 レンズフード LH-55B+Kenko 52S PRO1D プロテクター(W)ワイド 252512)を本気でクリックするまで秒読み状態だったのですが、
新たな苦悩の日々が始まりそうです。
誰かユーザーレビュー記事などあげてくれないかなーなどと思っていたのですが、
発売が2011年春に延期ということでそれもお預けのようです。

2011年2月23日水曜日

NGP包囲網

今年末に発売されるらしいNGP(Next Generation Portable)ことPSP後継機ですが、
早くも包囲網ができてきました。
NGPはARM CORETEX-A9を4コア積むという話でしたが、
来年に登場しそうなQualcommの次世代snapdragonやら
今年の夏にも登場しそうなNVIDIAの次世代Tegraやら、
NGPと同等のスマートフォン向けの4コアチップが続々と発表されてきました。
どれもこれもGPUも4コア以上積んでいますし、
NGPが本当に2011年末に出たとしても、
性能競争では既に追い越されているということになりそうです。

2年もつか一瞬にして追いつかれるとかはともかく、
展開上将来的にこうなることは火を見るより明らかだったはずなのに、
性能競争に走っていってしまったSCEの先見性のなさは絶望的です。
テクノロジビジョナリであった久夛良木氏は、
結果論ではあるものの戦略を誤ったためSCEを去りましたが、
それによってSCEは他にも何か失っていたのかもしれません。

ことゲームに絞れば面白いことが必要条件であり、
遊ぶための機器に大きな意味はないということは
SCEも経験済みのはずなのですが、
スマートフォンと横並びになったり
今もっているUMDコンテンツを切り捨てたり、
過去のコンテンツをplaystation suiteという形で
下手をするとNGPより高機能なスマートフォンでも遊べるようにしたりと、
いったいNGPはどうするつもりなのでしょうか。
よほどの隠し玉がない限り、爆発的なヒットは難しいと感じています。

私はNintendo3DSのような、
そこそこの性能とそこそこの価格とそこそこの驚きとそこそこの面白さで
勝負する方が好きですね。

ちなみにこれらは私見ですので反論は受け付けません。

2011年2月22日火曜日

XGPがTD-LTEへ

WillcomのXGP事業がソフトバンクに譲渡されることがわかってからうわさは出ていたものの、
ついに現実のものになってしまいました。
XGPがTD-LTEの100%互換性のある規格に変わってしまうことが発表されました。
まあ、乱暴に言ってしまうとXGPもTD-LTEもWiMAXも大して変わらないのですが、
個人的に期待していたXGPがなし崩し的になくなってしまうというのは寂しい限りです。
かつてソフトバンクはAnnex Cで日本国内に広がろうとしていたADSLを、
コストの安いAnnex Aでねじ伏せた経緯もあるので、
結局はコスト優先でこういう選択肢になったんだとは思います。

ただ、2011年中のサービスが公約されたこととと、
国際ローミング(中国とインドぐらい?)の可能性が出てきたことは評価したいと思います。
こうなればソフトバンクには、
これから出るかもしれないiPhone nanoをTD-LTE対応でティザリング対応にして
タダで配ってくれることを期待することにしましょう。

2011年2月18日金曜日

DTV-X900 アップデート(ver1.10)

主にBSデジタルの番組を録画するのに利用しているDTV-X900のファームウェアが
ver1.10にバージョンアップされました。
もちろん無料でアップデートできます。
内容の詳細はこちらをご覧ください。

今回の更新内容は多岐に渡りますが、
私がもっともうれしいのは
録画中にいろいろと操作ができるようになったことです。
アップデート内容で大々的にアピールされている
「録画中に録画済コンテンツを再生できるように機能追加しました。」
については個人的にはそれほど大きなトピックではありません。
というのも、DTV-X900の録画中には、
PS3+torneで録画済みの番組を見ていればいいので。
しかし録画中はその録画している番組が表示されているだけで、
番組表を表示することすらできず、
したがって新たな録画予約できなかったことが改善されたのはポイントが高いです。
もちろん録画中に録画済コンテンツを再生できることは大歓迎です。
追っかけ再生には対応できていませんが、
torneも最初のバージョンではそうでしたので
次回以降のバージョンで導入検討されるでしょう。
多分タイムシフト時の早送り処理の評価が面倒だっただけでしょうから。

さて、もうひとつ興味があるのが
「リモート予約を行えるように機能追加しました。」です。
自宅のADSL回線は使っていないときは電源オフしているので、
私にとってあまり実用性はありませんが、
面白そうなので早速Gガイドのアカウントを取得しました。
で、使い方はここに書いてあります。

まずウェブブラウザでGガイドを開いて
[メンバーサービス]をクリックしてログインします。
[リモート予約]タブの[HDDレコーダー用パスワードを発行する]をクリックした後、
[注意事項に同意してパスワードを発行]をクリックすると
パスワードが表示されます。
DTV-X900をネットにつないだ状態で
リモコンの[ホーム]を押してメニューを[設定]-[リモート予約]とたどると
パスワードの入力を促されるので、
そこに先ほど取得したパスワードを入力します。
Gガイドのサイトで[登録を完了する]をクリックすれば設定完了です。
PC等のウェブブラウザでGガイドの番組表から見たい番組をクリックし、
[HDDレコーダ]をクリックして[録画モード]を"DR"にし、
[リモート予約実行]をクリックすれば出先からでも予約ができます。
なお、[リモート予約一覧を見る]をクリックすれば、
ローカルで予約したものも含めて予約番組を確認できます。

バージョンアップして多少マシになったような気はするものの、
DTV-X900本体の番組表は遷移が遅くイライラするので、
家にいるときでもPCでリモート予約したほうが楽です。
そういう運用ありですね。

2011年2月17日木曜日

T's TV

オンラインレンタルビデオというかビデオオンデマンドのT's TV
今入会すると3000ポイントくれるということで試しに入ってみました。
DTV-X900で視聴可能ですし。
自宅のインターネット環境はADSLで実効速度は2Mbps程度ですので、
ビデオオンデマンドなんてできるとは思っていませんが、
とりあえず試すだけなら無料なのでまあいいかと。

視聴結果ですが…ビデオの再生までたどり着くのが大変でした。
スペック上通信速度が6Mbps以上ないとビデオの再生は難しいのですが、
そもそも最初のメニューが重すぎて
2Mbps程度では観たいビデオの選択さえもままなりません。
今は懐かしいセカンドライフのようなアバターが徘徊する3D空間をメインとしており、
どうでもいいことに力を注いでいるように見えます。
どうすれば先に進めるのかよくわからないユーザインターフェイスも改善の余地があります。
ちょっとアクセスしてみて観たいビデオがたくさんあることがわかったら、
光回線に乗り換えてもいいと思わせるような導線を作る必要もあるでしょう。
率直に言って、このままでは間違いなくメジャーにはなれないサービスだと思います。
中の人には早急に前面改修をかけることを強くお勧めします。

2011年2月16日水曜日

プロジェクトマネージャ試験の申し込み

半年毎の恒例行事と化している情報処理技術者試験ですが、
2011年の春は4月17日(日)に実施されます。
こちらから申し込みできます。
2月22日(火)の20時までですのでお忘れなきよう。

今回私はプロジェクトマネージャ試験を受験します。
午前Iは免除ですし、午前IIも多分事前勉強しなくても問題ないと思いますが、
問題は午後Iと午後IIです。
現在情報処理教科書で学習中ですが、
ざっくり言って、まあ合格できるんじゃないかと思ったりしています。
ただ、プロジェクトマネージャは、
イケイケの現役エンジニアの役割というよりは、
コアのエンジニアリングからは一歩引いた、
技術の進化に追いつけず実作業が困難になった、
あるいはもともとそのような素養のない人たちの仕事のような気もしていて、
マネージャとか管理職なんていうのはそういうものだと思っています。
個人的にはそれら職種にはそれほど興味はなく、
したがって本を読み進めるのが苦痛です。

ちなみに、この意見はあくまでも私の印象ですので、苦情等は受け付けません。

2011年2月15日火曜日

MeeGoの終焉

昨年12月に Qt Conference Tokyo というイベントがあり、
あまり気は進まなかったものの故あって参加しました。
正直大した内容ではなかったのですが、
そこで受けた私の印象はというと…以下当時私が書いた報告書をもとにしています。

全体的には以下のような流れに持って生きたいという思惑が透けて見えていました。

QtをGPL/LGPL化してインストールベースを増やす

有料アプリケーション開発者が増える

開発環境を無償で配る

無料アプリケーション開発者も増える

アプリケーションが増える

oviアプリケーションストアに登録するアプリケーションが増える

ユーザが増える

Nokiaが儲かる


Nokiaの中のQt担当者は壮大な野望を抱いているようですが、
Noika全体としてはのQtに関して将来の利益のための投資と、
MicrosoftやAppleやAndroidの携帯電話への侵食を
押さえ込むための道具としか考えていないようでした。
残念ながら市場はSynbianやMeeGoを求めているようには見えないので、
今の混沌とした情勢がAndroid支持で決すればNokiaは
Samsungに携帯電話の盟主を譲ることを覚悟の上で
Qtを捨ててAndroidに乗り換えるのではないでしょうか。

Qt自身はポータビリティのあるプラットフォームとして確実に生き残るでしょう。
実際私も Visual Studio でWindows用のアプリケーションを作るより、
Qt上に作った方がいいなと前から思っております。
開発環境も無料ですし。
まあ最近Windows用のGUIアプリケーションを作っていない私が言っても
説得力はないのですが。
おそらくQt/Embedded自身は3年後にはマイノリティになっているでしょう。
今回の会議の中でAndroid上でQtを動かす非公式なプロジェクトも存在しているものの
実用の域ではないしサポート等もやるつもりはないとの発言があり、
うがった見方をすればこれはNokiaが保険を掛けているとも取れました。

Qt自身はプラットフォームとして悪くないので
単機能の組み込み機器向けに使っていく分にはいい選択肢だとは思いますが、
それ以上の期待を抱くのは危険でしょう。

以上が昨年末時点の私の考えだったわけですが、
先週この一部が異なる形で現実になることがわかりました。
NokiaのWindows Phoneへの移行です。

これは事実上のMeeGo、そしてSymbianの放棄を意味します。
こうなればこの2つのプラットフォーム向けに
アプリケーションを書く人は皆無となり、
アプリケーションストアも成立せず、
エコシステムは完全に断ち切れることになります。
どうしてもAndroidは避けたいNokiaと
なかなか立ち上がらないWindows Phoneを何とかしたいMicrosoftとの
妥協の産物と思われます。

ですが、これによってこのあと何が起きるのか考えてみると…

まずはしごをはずされた形のIntelの出方です。
Intel自身が開発に関与しているプラットフォームは
今やLinuxベースのMeeGoだけのはずで、
パートナーとなるメジャー端末メーカのNokiaが見放せば、
もはや採用される可能性が低いソフトウェアを
自分たちだけで発展させていく必要にせまられます。
ではMeeGoを放棄できるかといえばそれも難しそうです。
というのも、事実上Intel CPUの専売特許であったWindowsが
2,3年以内にARMに対応するとみられるということがあるからです。
そうなるとタブレットやネットブック以下の領域に
Intelが食い込む余地はほぼなくなります。
AMDの場合はターゲットがもう少し上になるので、
今後はWindowsのためにAPUの性能を上げる方向に進化すればいいのですが、
IntelのAtomは戦えなくなります。
ここに残るためにIntelはMeeGoを担がざるをえません。

そしてNokiaはというとMeeGo部門とQt部門の売却です。
が、MeeGoは売り先がIntel以外に思いつきません。
ARM系のSoCメーカーであるTIやFreescaleなども候補には挙げられますが、
プラットフォームに関しては全方位外交しているところが多いので、
わざわざMeeGoを抱え込むとは思えません。
もっと小さなところが買収したり、
スピンアウトも選択肢としてはあるでしょうが、
そうなればもはや誰も採用しません。

MeeGoに不可欠なQtもIntelが買収しないなら
Trolltech時代に逆戻りし細々やっていくことになるでしょう。
ただし、特に組み込み関係だと今は選択肢が他にもあり、
わざわざQtを選択する意義はあまりありません。

もうひとつありえるのはGoogleが買収して
x64+Linux+Qtを本格的にWindowsにぶつけることで、
これについてはIntelは歓迎すると思われますが、
Microsoftと組むNokiaは売りづらいことこの上ありません。
ただし、GoogleがChome OSを放棄して
ARM+Linux+Qtをネットブックに同時展開ということになれば
Intelにとっても面白くありません。

いろいろ推論をめぐらせましたが私の予想では、
QtはGoogleに売却されて、IntelはMeeGoはあきらめるということになります。
したがって将来的には、
PCはIntel(AMD) CPUでWindows、MAC OS X、GoogleのLinux+Qtの、
タブレットとネットブックはARMでWindows、iOS、Androidの、
スマートフォンはARMでWindows Phone、iOS、Androidの三つ巴の争い、
という方向に収束するのではないでしょうか。
ただし、Windows Phone は長期的には消え、
NokiaはAndroidへ行くような気もします。

2011年2月11日金曜日

PS3の新BDリモコン

PS3用のBDリモコンの新モデルCECH-ZRC1Jが発表されました。
PS3とは旧モデル同様にBluetoothで通信しますが、
新モデルでは直接テレビをコントロールできるよう
赤外線リモコンとしての機能が追加されました。
スマートかどうかはともかく、
一応ハイブリッドということになります。

私のようなにPS3をtorneでしか使っていないとBDリモコンは必須で、
むしろDUALSHOCK3はバッテリーが切れたまま奥にしまってあったります。

既に旧モデルを持っているので買い換えるつもりはありませんが、
テレビの電源操作や音量操作できないのが非常にめんどくさかったので、
使い勝手はかなりよくなるのではないでしょうか。
ただし、Playボタン周りが窮屈になっているのはいただけません。
Flashボタンなんて追加しなくても、
現状L1とR1ボタンで30秒スキップできているんですけどねぇ。
ちなみに、テレビ番組を見るときのスキップは、
DTV-X900のような30秒送り/15秒戻しが最強に便利です。

2011年2月10日木曜日

Fit Shuttle

先週の金曜日、帰宅してネットサーフィンしていて驚きました。
HondaからFitのステーションワゴン派生車"Fit Shuttle"の情報が公式公開されていました。
当然Hybrid仕様も準備されています。
ステーションワゴン好きの私としては非常に興味があります。
ということで翌日の土曜日にHonda Carsに行って小一時間ほど話し込んできました。

一番気になっていたのがラゲッジスペースのサイズで、
私的には後部座席を前に倒した状態で180cm×90cmのコンパネが
平積みできることを目安にしているのですが、
営業担当者が奥から持ってきてくれた機密(?)資料によると、この点合格のようです。
もちろんFit張りのシートアレンジは健在で、
今乗っている日産Wingroadにはできないトールモードにもしっかり対応しています。

駆動系は1.5l+CVT+FF、1.5l+5AT+4WD、1.3l+IMA+CVT+FFの3種類がありますが、
1.5l+CVT+FFと1.3l+IMA+CVT+FFの車両価格差は20万円程度で、
減税と免税の差、あるいは燃費20km/lと30km/lの差を鑑みると
私が興味あるのは1.3l+IMA+CVT+FFのHybrid仕様車ということになります。
まあ、1.5l+CVT+FFだと5年目の日産Wingroadから乗り換える理由に乏しいということもあります。

さて、購入検討のためいろいろとシミュレーションしてみました。

まず、Wingroadのこれまでのコスト算出です。
登録時に180万円、3年目の車検で10万円、スタッドレスタイヤ(ホイール込み)で5万円程度は払っているはずですし、
だいたい2万5千km走っているので、実燃費10km/l、ガソリンの平均単価130円ガソリンとすると、
燃料代は32万円ということになります。
これを日産の下取りシミュレーションの情報から下取り価格を40万円として
今までの5年間の1年あたりのコストは37万円ということになります。
ただし、自動車税や定期点検費用等は考慮に入れていません。

ではこのまま後6年間このまま、トータルで11年間Wingroadに乗って廃車にする場合を考えます。
車検費用が5年目、7年目、9年目でそれぞれ10万円、
タイヤを1組とスタッドレスタイヤを2組購入するとして5万円、
ガソリンを前5年と同様に計算して38万円とすれば
11年間の1年あたりのコストは27万円と算出できます。
ちなみに、3年で乗り換えるなら48万円、7年間乗ると34万円、
9年間だと29万円、13年で25万円、15年で23万円と推定できるので、
コスト面で乗り換えるのにいいタイミングは5年目か、
9年目以降に車がへたってきたと感じた車検時ということになります。
最近の自動車なら走行距離次第で
15年後でもメンテナンス料はたいしたことないかもしれませんが、
10年も経てば技術の進歩で燃費は上がるでしょうから、
総合的に見て乗り換えは5年目か11年目ぐらいが妥当と判断しておきます。

次に今Fit Shuttle Hybridを購入して5年間乗る場合を考えます。
選択するオプションにもよりますがとりあえず登録時の費用を200万円とすると、
3年目の車検で10万円、スタッドレスタイヤ(ホイール込み)で5万円程度は必要です。
1年目の自動車税で-2万円の減税が受けられるとし、
燃費を1.5倍良化するとガソリン代は21万円と計算できます。
5年落ちでの下取り価格を50万円と見積もると、
5年間の1年あたりのコストは37万円ということになります。
実際には自動車保険の新車割引分でもう少し負担は軽くなると思います。

今度はFit Shuttle Hybridを購入して11年間乗る場合はどうでしょうか。
追加の費用として車検費用が5年目、7年目、9年目でそれぞれ10万円、
タイヤを1組とスタッドレスタイヤを2組購入するとして5万円、
ガソリンを前5年と同様に計算して25万円とすれば、
11年間の1年あたりのコストは27万円となります。
ちなみに、3年で乗り換えるなら52万円、7年間乗ると32万円、
9年間だと30万円、13年で25万円、15年で23万円と推定できます。

以上より、WingroadとFit Shuttle Hybridのコスト感はほぼ同等と考えることができます。
"Wingroad 5年 + Fit Shuttle Hybrid 5年"の高コストパターンで、
"Wingroad 10年"の低コストパターンと比べて+10万円/年ということになります。
ただし、今後年間走行距離が長くなったり、ガソリン代が高騰するなら
低燃費性が発揮されるFit Shuttle Hybridのほうがお得感が高くなります。
例えば、今後ガソリン単価が想定の130円から150円に上がると
Wingroadで+1万円/年、Fit Shuttle Hybridで+0.6万円/年となり、
"Wingroad 5年 + Fit Shuttle Hybrid 5年"でも
10年間トータルで+9.8万円/年のコストアップで済みます。
さらに、今後走行距離が1.5倍になるなら、
Wingroadで+11万円/年、Fit Shuttle Hybridで+7.3万円/年となり、
10年間トータルで+8.1万円/年のコストアップで済みます。
もちろん、"Fit Shuttle Hybrid"に乗り換えるなら
11年間乗ることを前提にして購入はしますから、
その分を鑑みればみなしコストはさらに減ります。

また、エコカー減税は2012年3月末までということになっており、
来年3月までは新車の購入負担が減らせます。
自動車税については減税が適応されるのは2011年度が最後となります。
つまり今年の3月末までに新車を購入しないと、
エコカー減税を骨までしゃぶれないことになります。
今のタイミングが私にとって大きなチャンスとなります。
さらに不確定ではありますが、今後数年のうちに消費税率が上がり、
悪くすると自動車は贅沢品に分類されて税率がさらに高くなる可能性もあります。
民主党は先の衆院選時に4年は消費税率を上げないといっていましたが、
今や政権与党の座も風前の灯、というかそもそも言ってる事が変わってますし。
買い換えずにWingroadにそのまま乗り続けていると仮定して、
次回衆院総選挙の2013年夏から税制について議論し、
2015年4月から法律が施行されるとすれば、
9年目という悪くない買い替えタイミングにはなりますが、
国債発行残高が1000兆円を越えようとしている今、
そんなに時間的余裕があるわけもなく、
となれば今買っておかないとという気にもさせられます。

結局、Fit Shuttle Hybrid が
数万円から10万円程度の年間コストアップ分を妥当と思えるかどうか、
税制改革によって将来のコストがどうなると読むかが鍵となります。
今後発売日に向けて公開されてくる情報からオプションを検討し、
おそらく3月19日から21日の3連休に開催される店頭発表会、
それに先立つ内覧会で実車に触れることもできるでしょうから、
その辺りを踏まえて決断を下したいと考えております。
いろいろと都合があるので、
少なくともあと4年間Wingroadに乗り続けるか、
今後3ヶ月以内にFit Shuttle Hybridに乗り換えるかの2択です。
いや、もし3ヶ月以内にWingroadのフルモデルチェンジ、
あるいは事実上の後継車(アイドリングストップ付きのマーチベースとか?)が出てきた場合は
三つ巴になるかもしれませえん。

2011年2月9日水曜日

DIGA 2011年春モデル

PanasonicのBDレコーダDIGAの2011年春モデルが発表されました。
DMR-BZT900,DMR-BZT800,DMR-BZT700,DMR-BZT600,
DMR-BWT500,DMR-BRT300,DMR-BR30のラインナップです。
地上波アナログ放送がこの7月に終了するので
秋モデルが地上波アナログチューナ非搭載なのはわかっていましたが、
この春モデルで地上波アナログチューナをどうしてくるか興味津々でした。
結果、Panasonicは地上波アナログチューナ搭載モデルはありませんでした。
アナログ停波延長論を蹴散らす、あるいは退路を断ったということでしょう。
代わりにデジタルチューナをもうひとつ搭載して最大3チューナと
なんだかよくわからない展開になってきました。
BSデジタルファンの私としては歓迎なのですが、
地上波の放送局数が少ない地方だと、
量販店の店頭に展示してもいまいち説得力に欠けるような気もします。

この新しいDIGA、当然のごとくブルーレイドライブを搭載しているのですが、
なんと全機種3D対応と、これは予想外でした。
これにより価格帯が上にシフトしたため、
最廉価商品としてHDD未搭載(別売り)のDMR-BR30を持ってきました。
現時点でDVD機とVHS機がなくなり、
完全に世代が変わったというところでしょうか。

私が購入するとすればDMR-BWT500あたりになるでしょうが、
今のところ困っていないので今期モデルを購入するつもりはありません。
型落ちのモデルを狙っていることもありませんし、
もっと言うとテレビや携帯オーディオ機器も含めて
AV関連商品を今年購入する予定はありません。
いや、HDMI入力できる明るめのLEDプロジェクタで安価なものが出ればほしいかも。
KG-PL021Xよりもう少し安い価格帯でお願いしたいものです。

2011年2月8日火曜日

au 800MHz帯再編

少し前に家人がその友人からauの携帯電話が使えなくなると聞いて来て騒いでおりました。
何でもその友人のもとに7月24日で携帯電話が使えなくなるというお知らせが届いたらしく、
自分の携帯もそうではないかということでした。
auとドコモの800MHz帯再編の話はずいぶん前から知っていたので、
それのことかと推してはみましたが、
私の記憶では7月24日は7月24日でも2012年の話じゃなかったっけ、
と思いつつネットで調べてみるとやはり2012年であっているようです。
つまり今から1年半後ということになります。
で、家人の機種が該当機種かどうかここで確認してみたのですが、
想像通りリストにはありませんでした。
安泰です。
が、私が現在使用しているW53SAがリストに載っているではありませんか!!
って、予備機のW62Sに乗り換えればいいだけですから何の問題もないのですが。

2011年2月4日金曜日

IDEOS

日本通信が販売するAndroidスマートフォンIDEOSで、
1月28日よりIP電話サービスが提供開始されたようです。
インプレスの記事を見ていると、
このIP電話サービスの品質を確保するために割り振るIPアドレスを
プライベートアドレスにしているそうで、
なかなかいい工夫だなと思う反面、
あわせてグローバルIPアドレスも配っているとは思えず、
ウェブアクセスはプロキシ経由だろうし、
NATが咬んで使えないサービスもあるだろうなと推していました。

で、評判はどうかと思ってネットで調べてみると、
やはりそういうことのようで、困っている方が結構おられるようです。
これはIDEOS用b-mobileSIM U300によって発生する問題のようです。
私はb-mobile WiFib-mobile SIM U300を入れて利用していますが、
きちんとグローバルIPアドレスが割り当てられていることは確認しており、
その辺りのトラブルは経験していません。

日本通信でIDEOSを購入しようとする方は、
WiFiでも使えるIP電話がほしい方と豪華なモバイルルータとして使いたい方の
2つに分かれると思うのですが、後者には辛い現実です。
日本通信からその辺りの公式な説明もないようですし、
あせって手を出さなくてよかったとは思っております。
まあ、IDEOSに普通のSIM U300を挿せばグローバルIPがもらえるようですので、
自分の用途に合わせてどちらかを選ぶことになるんだとは思いますが、
普通のSIM U300でIP電話サービスが使えるか、あるいは実用に耐えうるかは、
直接日本通信に問い合わせたほうがいいでしょう。

2011年2月3日木曜日

IPv4アドレス枯渇へ

1月31日にIANAからAPNICへ
IPv6アドレスの割り当て可能な最後の2ブロックが払い出されました。
これにより最後の5ブロックが5つのRIRに1ブロックずつ渡されるので、
IANAの在庫は事実上なくなりました。
いよいよIPv6への移行のときが来ました。
私にとっては、Serversman@VPSは既に対応済みですから
最悪でもこれを足ががりにしてIPv4とIPv6をわたり歩けますし、
Google等にホスティングしている分も既に、
あるいはまもなく対応することができるでしょうから問題はありません。
心配なのはアクセス系です。
ISPや機器メーカには早く対応してほしいものです。
特に携帯やWiMAXのモバイル系は準備している様子が全く見えないので
早いことお願いしたいものです。
あとトンネリングはいやでデュアルスタックを希望します。

2011年2月2日水曜日

PSP2改めNGP

いろいろとうわさされていたPSP2が
1月27日にNGPとして正式発表されました。
NGPは"Next Generation Portable"の略でコードネームだそうですので、
製品名は違うものになるのでしょう。
まあ、商品名に"Next Generation"なんて付いてるのは痛すぎますからねぇ。

CELLのアンチテーゼとも取れるCPUに加えGPUも処理能力はやたらと高いようですが、
スペック的にはNintendoDSiiPod touchSIXAXISを混ぜたようなもので、
正直新鮮味はありません。
唯一オリジナリティがあるのが背面タッチパッドですが、
これもMicrosoftのデモか何かで見たことがあり、既存感は否めません。
というか、背面タッチパッドについては私は5年前に思いついて
勤務先を通じて特許申請しようとしましたが、
企業としてそういうものを作る機会はないだろうから
申請はしないと知的財産部門に言われたというようなこともあり、
私としては新規性は全く感じられません。
また、PS3からの移植が楽みたいな話も出ていたようですが、
ハードならではのゲームが出てこなければ売れないことの反省が
生かされていないようにも見えます。

本体サイズもPSPより大きいですし、
3G回線の通信費用が全くの無料になることもないでしょうし、
3G回線というからには2GのGSMは使えないでしょうし、
国際ローミングの問題も出てくるでしょうし、
もしかしたら日本以外では売る気ないのかとも思ってしまいます。

ここまで散々貶してきましたが、
購入可能性が全くないかといわれればそういうわけでもなく、
面白いガジェットで価格がそれなりなら買わないわけではありません。
PNDになったりAndroidが載ったりするのならちょっと魅力的です。
ただしPS3と同じくゲームソフトは多分買わないでしょう。

さて、恐ろしいのが未発表の価格です。
機能から推せば最近のスマートフォン以上になりますから
数万円といわれてもおかしくないでしょう。
3G通信契約とあわせて初期投資を軽くして
月額基本料金がかかるようなプランになるかもしれませんし。
そうなると子供のおもちゃではありえません。
いくら少子化といってもねぇ。
PS3の価格発表の瞬間に会場が凍りついた轍を踏まないことを願うだけです。
そして、PS3にHDD搭載することで苦しんだ経験を、
NGPでの3Gモデム搭載の決断が引き継ぐことがないように十分考えてもらいたいものです。

2011年2月1日火曜日

こうのとり2号機がISSと合体

日本時間の27日夜、こうのとり2号ことHTV2がISSへのドッキングに見事成功しました。
28日未明までにドッキング作業がすべて完了したそうです。
HTV2をロボットアームでキャプチャするところと
HTV2をハーモニーにドッキングするところがネット中継されたので見ていました。
HTV1のときは平日昼間で見ることができませんでしたが、
今回は夜だったのでライブで見ることができました。
が、残念ながらロボットアームでキャプチャする瞬間は見れませんでした。
なんでも、ビデオのダウンリンクが切れる時間帯と重なってしまったようです。
まあこの後5回は見るチャンスがあるはずですのでそれに期待です。

ところで、中継内の同時通訳で「はじ」という言葉が連呼されていて、
何のことかと思っていたのですが、
元の英語を聞いていてなぞが解けました。
captureの日本語訳「把持」なんですね。
聞きなれない日本語ですが、
「捕獲」とか「鹵獲」とかよりはニュアンスが近いような気もします。
どうでもいいですが「wiresharkでネットワークのパケットをキャプチャする」は
「線鮫で網の小包を捕獲する」というんでしょうかね。