2012年2月29日水曜日

b-mobile U300の期限が近い

1年半使ってきたb-mobile U300の期限があと2ヶ月程に迫って次どうしようか考えていたある日のこと、
IIJから高速モバイル/Dが登場しました。
ドコモ3G&LTE網を利用したMVNOで、
通信速度が128Kbpsと遅いものの月額使用料は945円と安く設定されています。
しかも別途クーポンを525円で購入することで100MB分だけ高速通信が可能となります。
ネット界隈ではトランザムと称されていますが、私も叫んでみたい。
「トランザム!!」

閑話休題、この際なので次の候補をまとめてみました。
あくまでも私の使い方を前提とした評価であり、サービスの正確な情報でありませんのでご注意を。
b-mobile U300 b-mobile 基本料0円 IIJ 高速モバイル/D イオンSIM A イオンSIM B WiMAX step WiMAX 1day
みなし初期費用0円3150円3150円3150円3150円2835円0円
機材追加費用0円0円0円0円0円12800円17800円
月あたり費用2150円0円945円980円2980円380円/4980円(600円/日)
通信速度300Kbpsなし128Kbps100Kbps400Kbps高速高速
トランザム3780円/1GB525円/100MB
容量制限1GB
IPアドレスglobalprivateprivateprivateprivateglobal(private)global(private)
備考LTE対応エリアが狭いエリアが狭い

やはりグローバルIPアドレスがもらえるb-mobile U300が第一候補になりますね。
もし現条件のままトランザム機能がプラスされればそれに決定なんですけどねぇ。
次点はIIJ 高速モバイル/Dでしょうか。
まあ「トランザム!!」って言いたいだけです。
利用するにしても自宅や職場等には比較的高速な回線があるので、
実際問題トランザムすることは殆どないでしょう。
ただ、出先で緊急に大きなファイルをダウンロードしたいというような場合に困るので
保険に持っておきたいということはあります。
なので b-mobile U300 + WiMAX 1day は現実解として魅力的です。
WiMAX 1day については前々から興味はあったのですが、
機材の問題があって手を出していません。
そんなことを考えていると b-mobile U300 + b-mobile 基本料0円 のSIM2枚持ち
というのもありかもしれないという気分になってきました。
とりあえず今後1ヶ月で新しい動きがなければ b-mobile U300 をもう6ヶ月使うことにしましょうか。

2012年2月28日火曜日

ServersMan@VPS(Debian32bit)のphpで日本語が消える

昔他のサーバで動かしていたphpの自作ウェブアプリケーションを
ServersMan@VPS(Debian32bit)で動かそうとしたところ問題が発生しました。
しょうがないので解析していくと、
escapeshellcmd()を通した前後で
ブラウザから入力したシフトJISの日本語文字列というかバイト列のうち、
MSBが1のバイトが消えていることがわかりました。
そりゃまともに動かないって。

7ビットのASCIIキャラクタしか残っていないとなると
文字コード関連くさいことは予想できるので、
ネットで探していると似たような症状に出会った方が結構いるようで、
そこでの解決方法も参考にしつつ
コードの最初のほうに
setlocale(LC_ALL,"ja_JP.SJIS");
を追加してみました。
つまりロケールの問題だということです。
実際
echo setlocale(LC_ALL,"0");
の実行結果は"C"だったのでさもありなんと。

ところが改善がみられません。
確認してみると、ロケールを設定したにもかかわらず
"C"から全く変更できていないのです。
しょうがないので"/etc"ディレクトリでロケール関連のファイルを探すと
"/etc/locale.gen"設定ファイルがあり、
この中を見て、ロケールが片っ端からコメントアウトされていることに気付きました。
このファイルの先頭にコメントがあって、
システムがサポートするロケールは
"/usr/share/i18n/SUPPORTED"ファイルに書いてあるということですが、
なんと"ja_JP.SJIS"がない…
この時点でシフトJISはあきらめてUTF-8を使うことを決断しました。
まあHTML5の世界ではUTF-8を使うべきでしょうし。

で、"/etc/locale.gen"で
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
の2つのロケールのコメントアウトを外し、
# locale-gen
を実行してEUCとUTF-8が使えるようにしました。
必要ないかもしれませんが、私はここでリブートしました。

ウェブアプリケーションの方は
setlocale(LC_ALL,"ja_JP.SJIS");

setlocale(LC_ALL,"ja_JP.UTF-8");
に変更し、"encoding"や"charset"等の設定を
"Shift_JIS"から"UTF-8"に変更し、
日本語のリテラル文字列を片っ端からUTF-8に直して
きちんと動作することが確認できました。

まったくもう、手間かけさせやがって。
私の中でシフトJISは完全廃止にしようかと。

2012年2月27日月曜日

ServersMan@VPS(Debian32bit)の"apt-get update"でエラーが出る

ものすごく久しぶりに
# apt-get update
したのですが、
http://ftp.debian.org でdebian-volatileディレクトリと
debian-securityディレクトリに関連してエラーが出ています。
squeezeになってなくなったのね。
lennyからsqueezeへのアップデートの正式な方法
きちんと読むべきなんでしょうが、
とりあえず/etc/apt/sources.listの内容を
deb http://ftp.debian.org/debian squeeze main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ stable/updates main contrib non-free
に変更(なくなったディレクトリに対する行を削除してlennyをsqueezeに置換)して
# apt-get update
# apt-get upgrade
# apt-get dist-upgrade
でなんとなく動いてるっぽいんでまあこれでいいのかなと。

気がつけばsqueezeの正式リリースから約1年経っており、
本当はもっと前にやっておくべきだったのでしょうが、
動いているものは変えないほうがいいというのもまた真だったりするので。

2012年2月23日木曜日

ServersMan@VPS(Debian32bit)の"apt-get"でエラーが出る

ServersMan@VPS(Debian32bit)でものすごく久しぶりにapt-getしたら
なんだかエラーが出ました。
何でもいいのですが例えば
# apt-get install nkf
とすると
Setting up fuse-utils (2.7.4-1.1+lenny1) ...
creating fuse group...
udev active, skipping device node creation.
udev requires hotplug support, not started. failed!
 failed!
てな感じでエラーが出ます。
で、ためしに
# /etc/init.d/udev start
してみると結果は
udev requires hotplug support, not started. failed!
 failed!
となってしまいます。
しょうがないので"/etc/init.d/udev"の該当する部分を調べてみると
ファイル"/sys/kernel/uevent_helper"がないことが原因だとわかりました。
で、よくよく考えてみると、udevって必要なの?
ということで
# apt-get remove udev
でアンインストールして再起動してみました。
ちゃんと動いてるっぽいしいいでしょう。
そもそもいつudevが紛れ込んだのかよくわかりませんが、
まあ解決してよかったよかった。

2012年2月22日水曜日

BSデジタルがソフトバンクを妨害

2012年3月から本格放送が始まるBSのチャンネルがあって、
それらは周波数的に言うとBS21とBS23にあたります。
番号が奇数なのは右旋円偏波だからで、
左旋円偏波は偶数になるのですが日本では使っていません。
ここに16スロット使った以下の6チャンネルが放送されます。
なお、最初の5つは有料放送です。
  • IMAGICA BS
  • J SPORT 3
  • J SPORT 4
  • BS釣りビジョン
  • 日本映画専門チャンネル
  • D-Life

すでにWOWOWを契約している身としては、
これ以上有料放送を見るつもりもなく、
正直あんまり興味がありません。
まあチャンネルが増える分には一向に構わないと思っていたら…

なんと割を食った人がいたんですね。
ソフトバンクモバイルです。
1.5GHz帯で展開されているULTRA SPEEDに電波障害を食らわせているようです。
いやでもBSって搬送波が10GHz超えてたような気がするのですが、これって気のせい?
っと思って調べてみて合点がいきました。

そもそも日本におけるBS放送の利用周波数は11.71398~12.16294GHzで、
帯域は0.027GHz、チャンネル番号nの中心周波数は11.72748+0.03836*(n-1)/2GHzとなります。
BS-21、23は12.09758~12.12458GHzと12.13594~12.16294GHzを噴いていることになります。
片やソフトバンクモバイルの1.5GHz帯は正確に言うと
上り1427.9~1437.9MHzと下り1475.9~1485.9MHzです。
周波数がぜんぜん違うのでなんで干渉するのかと思ったのですが、
今回調べてわかったのはアンテナで受けた後の周波数が問題ということです。
BSアンテナで受けた12GHzの信号を一般的な同軸ケーブルで通すのは減衰がきついので、
アンテナ受信部にて10.678GHz分落とすそうなのです。
多分受信部でヘテロダインとローパスしてるんでしょうね。
そして、アンテナ受信部や同軸ケーブルなどがへたれだと妨害電波として放射されてしまいます。
これがBS21,23だと1419.58~1484.94MHzとなり、
うーん、ソフトバンクモバイルとがっちんこです。

そもそもこの干渉はずいぶん前から指摘されたいたようなのですが、
BS放送なんて大昔から普及していますし、
事後対策以外にどうしようもありません。
ソフトバンクの運が悪かったということなんでしょうかね。

最近インストールしたAndroidアプリケーション

最近私がAndroidスマートフォンにインストールした
アプリケーションを紹介しましょう。

まずは"no lock"です。
電源スイッチを短押してスリープから復帰したときに
ロック解除操作をしなくてもいきなりメニュー画面が表示されるという
ものぐさな私にはぴったりなアプリケーションです。
Android端末はGoogleのクラウドに直結しているので
本当はパスワードロックをかけておくべきなんですが、
面倒なのでやっていません。
そうなるとあのスライドしてはずすロックでさえ面倒で。

もうひとつは"better sleep"です。
Androidでは一定時間の無操作でスリープ(本当はバックライトオフ)しますが、
モーションセンサで動きを感知して
スリープに入らないようにできるアプリケーションです。
手持ち時にスリープしないように出来ます。
画面をずっと見ているような状況には便利です。

2つとも無料ですので皆さんもぜひ使ってみてください。

2012年2月21日火曜日

OS X 山猫

OS X Mountain Lion が発表されました。
正式登場は今夏ぐらいということですのでWindows8(仮、じゃなくて正式名称?)よりも前ということになります。

私自身としては、昔はWindowsじゃないと困る場面があったのは事実で、
今でも用途によってはどうしてもWindows(未だXP)を使うのですが、
最近ではウェブブラウザとごくわずかな専用アプリケーションで殆ど用が済み、
日常的な用途に関しては、
もはやiOSだろうがAndroidだろうが別に何でもいい状態になっています。

思い返せば2002年から独自サーバで自分用の環境を整え、
2006年に独自ドメインを初取得したのを機に、
今で言うクラウドっぽいものへのシフトを進め、
最近ではVPSもかなり活用しています。
端末の進化により、iPadがあればほぼ困りませんし、
持ち歩くAndroidスマートフォンでも相当のことができます。

そんなことを書いておきながらもやっぱりPCを全廃することはできません。
でもそれはWordやExcelのようなオフィス文書がどうというのではなく、
開発系アプリケーションのためです。
つまりWindowsである必要はなく、LinuxでもMacでもかまいません。
私にとってWindowsでなければならないことは一部のハードウェア系の工作関連ぐらいです。
昔はVisual Studioも使っていましたが、
近年はCygwin上でコンソールアプリケーションを作れば事足りてます。
ところがどうしてもMacじゃないと困ることがあって、
それはiOS用のアプリケーションの開発環境です。
まあ開発者登録に年間1万円程度必要なのでなかなか敷居は高いですが、
次にPCを買うならもうMacだと確定はしています。
最悪WindowsとLinuxを入れてトリプルブート化できますし。

じゃあ今買うならどのMacにするかというと
一番安価なMac miniを第一に考えています。
持ち運べないことに目をつぶれば今あるTVやモニタにHDMIでつなげられますし、拡張性もありますし。
ところが、mac miniに純正のワイヤレスキーボードトラックパッドをつけると結構な値段になります。
いやまあ純正じゃなくてもいいんですけど、やっぱり純正がかっこいいですよね。

そんなときに目に留まったのが
OS X Mountain Lion の「AirPlayミラーリング」です。
これがあるとApple TVをテレビやモニタにHDMIで接続しておけば、
MacからLAN越しに画面を表示できるので、
私にとってMac miniのメリットは安いだけで、Macbookのほうが魅力的に見えます。
持ち運ぶことを考えるとMacBook Airのほうがいいのですが、
ストレージ容量やメモリ増設を考えるとMacBook Proを選ばざるを得ません。
でも高くて重いんですよね。
Apple TV含めてそろそろ新型が出てきてもおかしくないですし夏まで悩むことにします。
あっ、もちろん何も買わないという選択肢もありです。

2012年2月17日金曜日

無料のオンラインストレージサービス

すっかり一般的になったオンラインストレージサービス。
ずいぶん前に購入したeeePC901Xに
YoStoreを3年だか5年だか使える利用権がついていてそれを使ったのが最初です。
わずか12GBしかない本体ストレージを補うための施策なのでしょうが、
結構気に入ってそれからいろいろと
オンラインストレージを使い倒してきました。

最初に使ったYoStoreはすぐにeeeStorageと名を変えたものの、
そのまましばらく使っていましたが、
eeePC901Xのようにストレージ容量が小さいと
共有というよりも保存のための場所が必要で、
そうなるとインターネット越しではコピー速度の面でつらく、
かといって当時はSSDの換装にはコストがかかり、
さらにはUSBのHDDはいちいちつなぐのが面倒ということで、
これまたはやり始めたNASの奔り玄箱を導入して
それをメインで使うようになっていました。

ところでモバイルのデータ通信環境については
それよりずっと前から利用しており、
いつでもどこでもデータの共有が出来たら便利なので、
その用途にはeeeStorageを使っていました。
eeeStorageに特に不便があったわけではありませんが、
無料のサービスが出てきたこともあり、
検討の結果Zumodriveを使い始めました。
Zumodriveは必要なファイルだけローカルに
自動的にキャッシュしてくれるので便利なんですね。
eeeStorageはローカルへは明示的にコピーする必要がありましたし、
dropboxは置いてあるすべてのファイルをローカルにコピーしますし、
sugarsyncは無料版では同期できるPCが2台まででしたし、
eeePC901Xで使うことを考えるとZumodriveが私のベストでした。

ところが、Zumodriveの自動同期の動作が最近調子が悪く、
ちゃんとアップロードしてくれなかったり、
各PCで見えるファイルの内容が異なっていたりと
使っていてだんだん嫌気がさしてきました。
そこでメインのオンラインストレージの乗り換えを考え始めました。
ただし検討対象は無料サービスのみです。
というのも、有料ならばすでに契約しているServersMan@VPSで
ストレージサーバを運営すればいいので。

さて、まずは調子の悪いZumodriveは却下です。
またiCloudはストレージだとWindowsXPで使えないためこれも消えます。
私のeeePC901XのSSDは計96GBにまで増えているので
ローカルに全ファイルをキャッシュするDropBoxは
当時とは状況が違って悪くない選択肢になっています。
また、sugarsyncは無料版でもアクセス端末数の制限がなくなり、
私の利用法にも耐えられるようになりました。
ついでにCloudMeはWebDAVサーバとして使えるのでこれも悪くありません。
ということで、しばらくはDropBox,SugerSync,CloudMeを
並行利用していこうかと考えています。

それから今回改めてeeeStorageにアクセスしてみると…
また名前が変わっていますね。
今度はasus webstorageだそうです。
単なるオンラインバックアップサービスだったのが、
コンセプトが変わって使い勝手も変わっているようです。
こちらも試しに使ってみようかと。

ところで、無料で25GB使えるSkyDriveはすでに活用しており、
主に写真や自作ソフトウェア等の公開に利用しています。
過去にブログをspaces.live.comで開いていて
live.comのすべてのサービスは
公開用に位置づけていたという歴史的経緯もあり、
今でも特定の人との共有以上の公開スペースとして使っています。
ということでプライベートなファイルをここに置くつもりはありません。

2012年2月16日木曜日

ちょっとマリオな3DSが当たった

クラブニンテンドーの「ちょっとマリオな3DSキャンペーン」で
「ちょっとマリオな3DS」が当たってしまいました。
任天堂から宅配便が届いたので、
プラチナ会員向けの「ドットマリオクッション」か、
ゼルダの伝説 スカイウォードソード向けキャンペーンの
ゴールデンヌンチャクが届いたのかと思ったのですが、
それにしては質量の密度が高い気もするし、いや、開けてびっくりです。
というか応募したことをすっかり忘れておりました。
自慢じゃないですがくじ運は悪いほうで、
この手の懸賞にあたることなど皆無なのですが、
もしかして今年はついているということか?

そもそもクラブニンテンドーに関してはポイント交換してまでほしい商品もなく、
毎年度プラチナにグレードアップした時点でポイントの登録をやめて
翌年度になるまで手元で持ち越すようにしています。
というような事情から、いつも割と早い時期にプラチナを達成してしまい、
今年度も12月初めには早々に今年のノルマを達成しておりました。
今回はその副産物として10月以降に3DS用ソフトを2本登録しており、
それ以降にさらに2本購入したもので、
「ちょっとマリオな3DSキャンペーン」に2回応募することができました。
ちなみに、それぞれで別の種類の3DSに応募したので、
最初の方で当選したことがわかります。

早速セットアップしてみましたが、
自分のMiiはMiiスタジオで作らざるを得ないようでイラッときます。
今使っている3DSで作った自分のMiiをインポートできない…
そういえばこのあたりWiiでも同じでした。
QRコードで読み込めるようにしてほしいですね。
まあファームウェア"3.0.0-5J"で新設された[ソフトとデータの引っ越し]で可能みたいですが、
自Miiだけでなく丸ごとになってしまうんですよね。
まあ何かの機会に引越しすることにして、とりあえず現状維持ということで。

せっかくなのでいくつか写真を載せておきます。


一人で3DSを2台持っていてもしょうがないのですが、
懸賞に当たるというのはなにかうれしいので、
年末にWiiUが出たら発売日に買ってあげようかな。
どうせいつかはピクミン目当てで買うでしょうし。

2012年2月15日水曜日

PS3の体験版ゲームってサイズでかい

先日WHDIなI・O DATAのWTR-HDAV/Aをテストするために、
購入してから約2年間torneしか使っていなかったPS3で初めてゲームをしました。
といっても体験版です。

最初に久しぶりにPlay Station storeにログインすると、
パスワードの変更を求められました。
そういえば不正侵入事件がありましたっけ。
クレジットカード番号は入れていなかったので気にしてませんでしたが。
で、パスワード変更に関してですが、
設定しているメールアドレスにメールが飛んできて、
書かれているURLをブラウザで開いて処理する格好なのですが、
このURLがPS3では開けないというよくわからない仕様で、
PS3しか持っていない方は一体どうするんだろうと思いながら
私はiPadで開きました。

さて、無事Play Station storeにアクセスできるようになったので、
アクションゲームの体験版を探しましたが、
聞いたことのない名前のゲームばかりで、もうよくわかりません。
唯一SEGのSONICっぽいものがあったので
とりあえずダウンロードしたのですが、
体験版なのにサイズが600MBオーバーって…
ダウンロードに1時間近くかかりました。
そして操作方法がいまいちつかめないままなんとなくゲームが進んで、
5分かからず終了してしまいました。
ダウンロード販売が主流になるのはまだまだ先だと感じる瞬間でした。
体験版ならダウンロードは5分以内に終わらないと、
ダウンロードが完了するまでに飽きてしまいそうです。

ちなみに目的のWTR-HDAV/Aのテストの結果ですが、
アクションゲームでも全く気にならない程度遅延がないということで合格です。
WiiUでWHDIを使っても何の心配もなさそうです。

2012年2月14日火曜日

源泉徴収票と税金と医療費控除

確定申告の時期が近づいてきましたので、
税についてちょっと書いてみたいと思います。
ただし、ここに書くことには私の誤解が含まれている可能性があります。
参考程度に読んでください。

最初にサラリーマンにつきものの源泉徴収票についてです。
私も昔は見てもよくわからないのであんまり気にしなかったのですが、
少し知識を得ると意味がわかるようになります。
[支払金額]はずばり年収です。
そして[給与所得控除後の金額]は年収から経費を差し引いたようなもの(本当は違う)で、

[給与所得控除後の金額]=[支払金額]*(1-[控除割合])-[控除額]+[100円未満切り上げ分]

で計算できます。[控除割合]と[控除額]は以下の表から算出できます。








支払金額(円)控除割合(%)控除額(円)
<=16250000650000
>1625000 かつ <=1800000400
>1800000 かつ <=360000030180000
>3600000 かつ <=660000020540000
>6600000 かつ <=10000000101200000
<1000000051700000

[所得控除の額の合計額]はいわば必要経費(本当は違う)で、

[所得控除の額の合計額]=380000+[社会保険料]+[生命保険控除額]+[損害保険控除額]+[住宅ローン控除額]

と計算できますが、実際には[医療費控除額]なども含まれるので、
これは確定申告で手続きすることになります。
で、[所得]は

[所得]=[給与所得控除後の金額]-[所得控除の額の合計額]-[1000円未満切り捨て分]

となります。税金は[所得]に対してかかります。
そのかかる税金が[源泉徴収額]で

[源泉徴収額]=[所得]*[税率]-[控除額]

となります。このとき[税率]と[控除額]は以下の表から算出されます。








所得(円)税率(%)控除額(円)
<=195000050
>1950000 かつ <=33000001097500
>3300000 かつ <=695000020427500
>6950000 かつ <=900000023636000
>9000000 かつ <=18000000331536000
<18000000402796000


給与所得と別に年金ももらっているなら、年金分は別途所得を計算して給与所得と合算することになります。
まずは[公的年金等の所得]を

[公的年金等の所得]=[公的年金等の収入金額の合計額]*[割合]-[控除額]

で計算します。このとき[割合]と[控除額]を算出する表があり、
年金を受け取る人の年齢が65歳未満なら以下のようになります。







公的年金等の収入金額の合計額(円)割合(%)控除額(円)
<=70000000
>700000 かつ <=1300000100700000
>1300000 かつ <=410000075375000
>4100000 かつ <=770000085785000
<7700000952796000

年金を受け取る人の年齢が65歳以上なら以下のようになります。







公的年金等の収入金額の合計額(円)割合(%)控除額(円)
<=120000000
>1200000 かつ <=33000001001200000
>3300000 かつ <=410000075375000
>4100000 かつ <=770000085785000
<7700000952796000

最終的に

[所得]=[給与所得控除後の金額]+[公的年金等の所得]-[所得控除の額の合計額]-[1000円未満切り捨て分]

で求めた[所得]に対して税金がかかります。

では株で儲かった分はどうでしょう。
株の売却益(>=0)や配当金には源泉徴収ありの特定口座だと現時点で10%の天引きされます。
これらは分離課税ができるので税法上これで問題ありませんが、
所得が330万円未満だと確定申告で総合課税を利用して還付が期待できます。
ただし、総合課税にすると売却益や配当金も立派な収入であるため、

[所得]=[給与所得控除後の金額]+[公的年金等の所得]+[株売却益]+[株配当金]-[所得控除の額の合計額]-[1000円未満切り捨て分]

となり所得がかさ増しします。
この増えた分によって税率が上がってしまうと、
増分-αに対する税金が源泉徴収されたものより余計にかかるなんてことにもなりかねませんのでご注意を。

ついでなので医療費についても書いておきましょう。
ここまで書いた所得については個人に対してかかりますが、
医療費の控除については同居する家族の全員分を合算して確定申告できます。
よく知りませんが、単身赴任とか通学のため別居していても
家計を同じくしていれば合算できるのかもしれません。
で、医療費の[還付額]は

[還付額]=([家族で年間にかかった医療費の合計]-100000)*[税率]

なので、家族の中で[所得](正確には[税率])の一番高い人が申請するのが有利ということになります。
ただし、医療費を差し引くことで[所得]が減り[税率]も下がる可能性があるかもしれませんので、
思ったとおりにはならないかもしれません。
家族で分散したところで還付額は減るだけですし。

最後にもう一度念押ししますが、ここに書いたことには私の誤解が含まれている可能性があります。
正確なことは専門家なり税務署なりに訊きましょう。

2012年2月10日金曜日

CDをスマートフォンやタブレットで聞く

電子書籍が早く普及しないかなとずっと思っているのですが、
元年たる2010年から今にいたっても全く普及しそうにない展開になっています。
旅行ガイドとか電子書籍になると便利なんでしょうけどね。
実はそれを期待してiPadを購入したのですが、
そういう意味では全く役に立っていません。
基本的には電子書籍の威力が発揮されるのは、
先の旅行ガイドであったり、参考書っぽいものだったり、
常に携帯していて必要なときにちょちょいと調べられるようなものだと思っています。
一回読んだらもう目を通す機会もないような小説を電子書籍にしたって…
まあ流通コスト等中抜きにして安く提供してくれるというなら
それはそれでありがたいのですが。
電子書籍について販売社と出版社の間でいろいろもめているようですが、
まず電子書籍化すべきコンテンツをはっきりさせたほうがいいと思います。
著作権云々言ってるのは多分小説でしょう。
ANAはCA向け重量2kgのマニュアルをiPad化してペーパレスにしているとのことで、
こういうのが正しい使い方なんですね、きっと。

電子書籍で私が期待しているのは例えばTOEICの学習本です。
いやそれに限らず音楽CDがついているような本です。
今更音楽CDがついてきても
再生できるのがデスクトップPCぐらいしかない環境になってきていて。
TOEICの勉強ならiOSやAndoridの専用アプリケーションであるじゃないか
という声も聞こえてきそうですが、
やっぱり、PCでもiPadでもAndroidスマートフォンでも
何でも使えなければ買う気にならないわけで、
そういうことなら統一フォーマットの電子書籍がいいということになります。

そうは言っても電子書籍が普及するのを待ってもいられないので、
本についてきた音楽CDをMP3ファイルにして
Androidスマートフォンで聞く方法を書いてみようと思います。
まずWindows PCにCDexの1.70(Beta4)をインストールします。
CDをドライブに入れてCDex(C:\Program Files\CDex\CDex.exe)を立ち上げると
多分CDを勝手に読み取ってくれるので
[Convert]-[Extract CD track(s) to a Compressed Audio File]メニューで
全部変換してくれます。
"C:\Program Files\CDex\my music\<アーティスト名>\<アルバム名>"フォルダに
MP3ファイルがたくさんできているはずです。
SDカードの"Sounds"フォルダに"<アルバム名>"フォルダごとコピーして
そのSDカードをAndroidスマートフォンに挿せば、
"Music"アプリケーションから再生できるようになります。

Nintendo 3DSで再生したいなら、
先の"<アルバム名>"フォルダをSDカードのルートフォルダに丸ごとコピーして、
3DSで[ニンテンドー3DSサウンド]を立ち上げれば、
SDカード内を探して"<アルバム名>"を表示してくれるので
そこにアクセスすることで再生できます。

iOSならPC上のiTunesにCDを読み込ませてiPhoneやiPadに転送すればいいです。
iTunesのインストールされたPCまたはMACのドライブに音楽CDを入れて
iTunesを立ち上げると自動的に左ペインの[デバイス]の下に
CDのタイトルが表示されるのでそれをクリックし、
[CDをインポート]をクリックすると[ライブラリ]-[ミュージック]に
トラック毎に1つのファイルが登録されます。
あとはiPad、iPhone、iPod等をUSB接続して同期すれば完了です。
iOSの[ミュージック]アプリケーションから再生できます。

まあここまでしても紙の本を見る必要は残るのですが。
早くインタラクティブな電子書籍が広まって、
文字や絵もディスプレイで見れるようになってほしいものです。
もちろん本命は画面が大きめのタブレットで、
画面が小さいスマートフォンについてはとりあえず見れるくらいでいいので。

2012年2月9日木曜日

HDMI無線化の新製品400-VGA002

HDMIを無線化すべく先日WTR-HDAV/Aを購入しましたが、
新たに400-VGA002が登場しました。
さすがに私は買わないですが。
両方ともWHDI規格なのでそんなには変わらないと思います。

ではWTR-HDAV/Aと比べながら400-VGA002について詳しく見ていきましょう。
見た目は明らかに400-VGA002のほうがかっこいいですね。
本体もACアダプタも小さいですし。
送信機についてみるとHDMIセレクタ機能とHDMIパススルー機能がある分
WTR-HDAV/Aの勝ちだと思います。
400-VGA002の送受信機はリモコンによる操作はできません。
というのも電源スイッチは共にスライド式、
つまり機械式になっており、リモコン操作は想定してないということでしょう。
ただしAV機器のリモコンのデータ転送はできるので
WTR-HDAV/Aと同様の使い勝手になるでしょう。

ということで機能で選べばWTR-HDAV/A、
デザインで選べば400-VGA002ということになりそうです。

2012年2月8日水曜日

SUPERBOWL XLVI

いや、今年のSUPERBOWL面白かったですね。
ペイトリオッツVSジャイアンツということで、
手堅くそつのない試合運びになるかと思っていましたが、
ペイトリオッツ最初の攻撃でセイフティで先制を許したところからして、
なかなか面白い展開となりました。
2週間前のカンファレンスチャンピオンシップからそうでしたが、
QBブレイディの調子があまりよくなさそうというのは
波乱を予感させるのに十分でした。
結果、21-17でジャイアンツがペイトリオッツを返り討ちにしました。

全体的にはミスの少ないしまったディフェンスゲームだったように思います。
この流れがペイトリオッツを不利にしたような気がします。
TEグロンコウスキーが怪我のため本調子ではなく2度しかパスキャッチしませんでした。
ディフェンスとしてはパスプレー時にマークせざるを得ないため、
囮としては十分役に立ったのかもしれませんが、
シングルカバーで十分となればディフェンダーを他にまわせますし、
そもそもジャイアンツの強力ディフェンスライン陣があれば
ブリッツなしでもブレイディにプレッシャーをかけられますし、
そうすればラインバッカーをパスカバーにまわせますし、
パサーのブレイディを抑えるにはいいかんじだったのでしょう。
ブロンコス戦で見せたTEヘルナンデスをRBにして走らせるようなプレーを
織り交ぜてこなかったのがちょっと不思議でしたが、
グロンコウスキーがパスターゲットになり辛い状況を鑑み、
ヘルナンデスを消耗させたくなかったのかもしれません。

ジャイアンツの目線から見ると、
中盤ブレイディをまったくとめられない時間帯もありましたが、
試合終盤は完全に抑えていました。
そして、攻撃はランで十分に時間を使う戦略が功を奏したのでしょう。
Q4の最後の攻撃は奇跡的なものがありました。
2点ビハインドの最後の攻撃、
すべてはWRマニンガムへのロングパスが成功し、
ついでに、それに対してペイトリオッツHCベリチックが
アウトオフバウンズだとチャレンジして失敗したことで流れが決まったような気がします。
もともとランはコンスタントに出ていたので、
こうなるとパスは一切なし、時間を目いっぱい使いながらランプレーでごりごり押して、
最後数秒残してフィールドゴールというのが理想的な展開だとは思いますが、
何を血迷ったかRBブラッドショーが1分程残してわざとらしくタッチダウンしてしまいました。
走路がきれいにあいてしまったというのもありますが、
後で考えると、あれはペイトリオッツがわざとあけたのではと勘繰っています。
というのも、残り10ヤードなく、しかも2分なく、
攻撃側は時間を使いたがっており、
ランプレーは確実でターンオーバーの可能性は低く、
FGが失敗する可能性は殆どないあの状況では、
さっさとTDさせて次の攻撃に賭けるほうが得策だったと思えます。
1分とタイムアウト1回あれば、ブレイディをもってすればTDも十分可能でしょうし。

ところがブレイディの調子が悪く、
それに引きずられてペイトリオッツのオフェンス陣の調子も悪くなり、
結局大して進めず最後にヘイルメリーパスを投げて試合終了ということになりました。
ジャイアンツとしては本当はヘイルメリーさえも投げさせない展開にすべきだったのでしょう。
もしこれがカンファレンスチャンピオンシップなら、
確信犯的にやってしまったブラッドショーはものすごく怒られていたでしょうが、
まあSUPERBOWLに勝ったので結果よければすべてよしで済んでしまうでしょうね。
逆にSUPERBOWLじゃなかったらブラッドショーはダウンしたと思いますが。

結局のところ今年のSUPERBOWLはブレイディとグロンコウスキーの
調子が悪かったことに尽きるように思います。
勝負事にたらればは禁物ですが、
グロンコウスキーが万全でブレイディが最初にインテンショナルグラウンドを取られなければ、
結果はまったく違っていたでしょう。
また、ペイトリオッツはSUPERBOWL前日にディフェンスの選手を一人増やしたいがために
ワイドレシーバを一人解雇したそうです。
こういう人を大切にしない態度が間接的に影響した可能性もあると思います。

さて、来年のSUPERBOWL XLVIIはニューオリンズでの開催ということで、
セインツは出てこないことが確定(?)ですが、
個人的にはブロンコスVS49ersが見たいですね。
来シーズンのQBティーボウの活躍に期待です。

ところでマドンナのハーフタイムショーはすごかったですね。
例年ハーフタイムショーはまともに見ないのですが、
今年はなかなかのものでした。

2012年2月7日火曜日

2011の行政書士試験は惜しかった

2011年に受験した行政書士試験の結果が返ってきました。
残念ながら不合格だったのですが、実に惜しかった。
法令の5択が84/160、多択が16/24、記述が34/60、一般知識の5択が28/56で、
合計で162点と合格ラインの180点まであと18点でした。
全カテゴリーで半分以上とっているのは以前から比べるとかなりの進歩です。
が、3カテゴリーで6割取れていないという現実は直視する必要があるでしょう。
5択問題で5問を積み上げるというのはそんなに楽ではないでしょうが、
なんとか今年こそ合格したいと思っているところです。

2012年2月3日金曜日

ワイヤレスHDMI

普段自宅で使うためだけのPCについて考えたとき、
画面やキーボードは大きいほうが使いやすいので、
やはりデスクトップ使いやすいのですが、
デスクトップだと持ち運ぶのが難しく、
こたつの上で使おうなんてことになると
大きめなノートPCというのも選択肢としてはありだったりします。
ただ大きめといっても画面的にはせいぜい15インチが上限で、
そのあたりデスクトップに優位点があります。
それらの折半案として存在するのが
iMacのような一体型デスクトップで、
これなら必要なときだけコタツの上に持ってくることが可能ですし、
無線LANを使えばわずらわしいケーブル類も電源コード一本で済みます。
キーボードマウス(トラックパッド)も無線にできますし。

が、いろいろな都合があってしばらくはPCを買いたくなく、
現在はiPadをメインに、サブで画面もキーボードもかなり窮屈なnetbookで我慢、
どうしても必要なときにデスクトップを使うというように運用しております。
このデスクトップはキーボードマウスも無線化しており、
長めのHDMIケーブルでモニタとつなぐことで、
本体は定位置のまま、モニタをコタツの上に持ってきて使っています。

そんな環境が長い間続いていたのですが、
かなり前から気になっていたワイヤレスHDMI(WHDI規格品)をついに購入してしまいました。
I・O DATAのWTR-HDAV/Aです。
この製品はHDMI出力機器に接続する送信機と
HDMI入力機器につなぐ受信機をセットにした製品で、
純粋にHDMIケーブルを無線化できる代物です。
送信機と受信機はほぼ同じ筐体が使われていて、
大きさは紙で例えるとB6ぐらいでしょうか。
本体は気になるほど厚くはありませんが、
熱対策のためについているゴム足がかなりの高下駄で正味倍ぐらいの厚さになっています。
送信機と受信機ともACアダプタによる給電となります。
私は100円ショップで買ったプラスチックのかごをモニタの背中に貼り付けて
受信機とACアダプタをかごに収めなんちゃって一体化して使っています。

それではWTR-HDAV/Aの使い心地について書いてみましょう。
本体がそれなりに大きいのと、少々熱を持つため、
あるいはACアダプタもそんなに小さくはないので、
設置の自由度はやや制限されますが我慢できる範囲でしょう。
送信機についてはHDMIの入力が2系統あり2:1のセレクタとして動作します。
系統の切り替えは送信機本体と受信機本体のどちらからでも
ボタン操作でできるようになっておりますが、
付属のリモコンでも可能で、
このリモコンの信号は当然送受信機どちらでも受け付けてくれます。
送信機と受信機が別々の部屋にあるような運用でも不便になることはありません。
また送信機にはHDMIのパススルー出力がついており、
受信機で表示しているのと同じ映像を送信機側でも表示可能です。
つまりHDMIの1:2の分配器としても使えるということになります。
DHCPにも対応しているようで3波レコーダのDTV-X900の出力も飛ばせることが確認できました。
ちなみにWTR-HDAV/AのHDMI入力の前段にHDMIセレクタをはさんでも問題なく表示されました。

WTR-HDAV/Aの起動は送受信機それぞれで電源ボタンを押す必要があり、
送信機が離れたところにあると遠隔操作できなく面倒なので
やおらつけっぱなしにしておくことになります。
環境に厳しい使い方ですね。
また電源オンから受信機側のモニタに表示できるようになるまで
信号のサーチ含めて1分ぐらいかかります。
動き出せば転送遅延は感じられません。
パススルー信号とWHDIでの転送信号を2つのモニタを並べて比較しても
人間の感覚では完全に同時です。
PS3のアクションゲームをちょこっと遊んでみましたが
操作に対する反応を見る限り遅延は感じられません。
ただし、送信機の電源を入れてパススルーしたHDMIの映像は、
受信機とのインターリンク開始の瞬間等の切れ目に最大10秒程ブラックアウトします。
パススルー側のモニタで場面の見逃しが発生したり、
アクションゲームでの致命的なミスにつながるかもしれません。

電波強度は3段階から選択できますが、
標準で最大になっているのであえて変更する必要はあまりないと思います。
無線周波数が無線LANのIEEE802/11aとかぶっているようなので、
その辺と混線するようならパワーを下げろということでしょう。
なお無線チャンネルは3以外の1から9チャンネルを使えるようになっていますが、
1080pの無圧縮転送に必要な3Gbpsを稼ぐために40MHzの帯域を使用しているようで、
説明書にある中心周波数を見ると下表のようになり、
無線LANをうまく避ける必要があります。










チャンネル番号中心周波数占有するIEEE802/11aのチャンネル
15190W52の36chと40ch
25230W52の34chと48ch
45310W53の60chと64ch
55510W56の100chと104ch
65550W56の108chと112ch
75590W56の116chと120ch
85630W56の124chと128ch
95670W56の132chと136ch

とりあえず自宅ではIEEE802/11aは使っていないので混線の心配はないでしょう。
ところでリモコンで無線チャンネルを変更しようとしても
2種類ぐらいしか切り替わらずなぞです。
なお、チャンネル切り替え時に画面表示が途切れることはありません。

で、電波強度が最強での送受信機間の距離についてですが、
二階建ての木造家屋で私が試した範囲では結構狭く、
直線距離で5m、見通しで10m程度が限界でした。
限界付近になると最初に音声が消えるのがなぞです。
なお直線距離では間に厚い壁がある状態です。
このとき直線距離はほとんど変えずに見通しで+1mすると映像が消えるので、
やはり5GHz帯で透過性が低く、反射波で通信していると想像されます。
長いHDMIケーブルで置き場所を工夫しても、
自宅の間取りとAV機器の設置場所を考えると部屋間通信するのは無理そうなので、
当初の目論見どおり部屋内のPCモニタの無線化にしか用途がなさそうです。
これでも十分目的は果たせ満足していますが、ちょっと寂しいですね。

ちなみにWTR-HDAV/Aでは受信機本体(モニタ側)に赤外線リモコンの受光部が、
送信機本体(映像出力機器側)に赤外線リモコンの発光部がついており、
キャリア波長950nm、周波数38KHz、47KHz、58KHz(周波数は付属リモコンで切り替え)な
一般的な赤外線リモコンの信号が中継できます。
付属の赤外線発光部延長ケーブル(発光部3つ付き)を送信機に、
赤外線受光部延長ケーブルを受信機に接続することもできます。
つまり、居間にあるBDレコーダの映像をシアタールームのテレビに映すような場合、
BDレコーダのリモコンの信号を受信機で受け取って
送信機で復元してBDレコーダを操作するようなことができるということです。
使い方によってはこれは便利ですね。
というかこういう機能がないと実質使えない場合も多いはずです。
が、どうやってもうまくいきません。
デジカメでWTR-HDAV/Aの赤外線送信部を見ても
光っている様子が全く見られなく、どういうことなんだか。

I・O DATAのサポートセンターにその旨連絡したところ、
製品を交換してみることになりました。
で、タイミングが悪く2週間以上かかった交換の結果ですが、
最初に試したところでは前回同様動作しませんでした。
ところが、送信機と受信機の距離を限界付近まで離すとリモコン信号の転送ができるようになりました。
もしや電波強度からなんとなく距離を割り出して
同じ部屋にあるようなら機能を無効にしているのかとも思いましたがそうでもないようです。
というのも、正常動作している状態を保持しつつ距離を50cm程度に近づけても
ちゃんと動いていますし、
受信機の電源を入れなおしてもリモコンは効きます。
なんだかよくわかりませんが、
リモコン信号の転送は成功するようになりました。
なんだったんだろう…

余談になりますが、HDMIとリモコンといえばCECが思い浮かびます。
説明書によると受信機側についてはCECに対応している旨記述があるものの、
私の手元にCEC対応製品がないため動作確認はできていません。

ノートPCには到底無理な大きなモニタを使って
簡易ポータブルPC環境を作成できたことで、
デスクトップPCが便利になり使用頻度が上がって
ネットブックを自宅で使うことが激減しそうです。
まあ外に持って出ることもほとんどないので、
引退に追い込まれるかもしれません。

2012年2月2日木曜日

eclipseでandroidのアプリケーションがビルドできない

久しぶりに立ち上げたWindowsPCでさらに久しぶりにeclipseを立ち上げたところ
androidのアプリケーションで

Error generating final archive: Debug certificate expired on <日付と時刻>

というエラーが出てしまいました。
その昔動いていた記憶があるんですけど…

いろいろ調べたところ解決方法がわかりました。
"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\.android"フォルダにある
"debug.keystore"を削除して、
eclipseの[Project]-[Clean]メニューを実行することで
エラーが消えました。

たまに動かすとろくなことがおきませんね。

2012年2月1日水曜日

SkyDriveにアップロード

SkyDriveに写真をアップロードする際、
勝手に画像サイズが小さくなるのが気に入らないので、
Gladinet Cloud Desktop
SDExplorerを使って
ファイルコピーしていたのですが、
ウェブインターフェイスでもサイズを変えずにアップロードする方法を見つけたので
書き残しておきたいと思います。

SkyDriveのログインして写真をアップロードしたいフォルダに移動し、
PC上の写真ファイルをドラッグ&ドロップするか、
[ファイルの追加]をクリックして現れるファイルダイアログボックスで
写真ファイルを選択すると、
プログレスバー付きのポップアップウィンドウが表示されるので
[写真のサイズを2048pxに変更]のチェックを外すだけです。

こんな簡単なことがなぜ今までわからなかったかという疑問はありますが、
どうも新しいインターフェイスになってから
簡単にできるようになったようで、
きっと他のユーザからの苦情に対応したのでしょう。