2012年7月31日火曜日

日本版iPhone4Sでテザリング

ついこの前、初期費用と維持費の激安さにつられて
SoftbankモバイルのiPhone4SにMNPで乗り換えました。
ただし、SIMカードは挿さずにWiFiオンリーでの運用をしています。
本当のところを言うと、香港に行く機会があれば(作れれば)、
香港のApple storeでSIMロックフリーのiPhone4Sを
購入してもいいかなとずっと考えてはいましたが、
今回あるいは今後私がSoftbank版iPhone4Sのために払う金額を考えると、
香港版にはSIMロックフリー+テザリングのメリットを上回る、
高価格というデメリットが存在し、
わざわざ香港版をということにはなりません。

ところで、日本ではau版も含めてiPhone4Sでのテザリングは禁止されています。
PCからの通信だと使い方の制限ができず、
通信料が膨大になってしまうというのがその理由ですが、
実際にはjailbreakで可能にしたり、
特殊なアプリケーションが監査の網をかいくぐって公開されたり、
方法はないでもないという状況です。

そして今、t.freeなるiPhone4Sでテザリングするサービスが誕生しました。
jailbreakも特殊なアプリケーションも必要としないお手軽なサービスです。
ただし、個人情報を取得される可能性というリスクがあるので注意は必要ですが。
技術的にはPC側を無線LANのアクセスポイントに仕立ててiPhone4Sをつなぐという
言わば逆テザリングの状態にし、
SafariでJavaScriptのsocket経由で外部のプロキシサーバと接続することで、
PC側にインターネット回線を提供する方法のようで、
新しい方法というわけではありません。

私も、過去自力で制限を回避したり、外部に用意したものを最大限利用したりして、
個人的に楽しんだこともあり、
人のことを言えた義理でもないのですが、
こういうことをおおっぴらに商売にしてしまうというのは、正直賛同しかねます。
ネットから自由が奪われるきっかけになりかねないからです。

私は法律を破ることに関して擁護するつもりはありませんが、
NintendoDS用のPassMeを自作ソフトを動かすために使うとか
(NintendoDSi以降に対応したマジコンは物自体は最低でも著作権違反と思われる)、
DVDをリッピングしてネットブックに入れて退屈な長時間フライトの暇つぶしにするとか、
違法ではない使い方もできる技術について、
一部(多数?)の人が行う違法(違法じゃないにしても倫理的に問題のある)行為によって
公式に自由の制限が行われてしまうことは非常に遺憾です。

実際、今回のt.freeの件についても対策はいくつか考えられますが、
その中で一般ユーザが迷惑を被る最大のものはデータ通信の半従量制の導入でしょう。
ドコモのXiのように定額での通信容量の上限を設定し、
それ以上通信したければ別途料金を支払うという方式です。
まあ、LTEでは半従量制の導入はau、Softbankともに規定路線でしょうし、
それにより私のようなあまり通信しないユーザの費用負担が減ったり、
公式にテザリングが解禁になったりするなら歓迎ですが、
もし、3Gについてもさかのぼって導入されるようだと大多数のユーザにとっては不利益でしょう。
このような状況になれば先のt.freeはそもそも存在価値をなくしますし、
その辺り熟考の上でサービスをしてもらいたいところです。
隙間(ニッチ)を探すのはいいことですが、穴を探して商売にするようなことはしてほしくないですね。

2012年7月30日月曜日

Nintendo 3DS 用ゲームソフトのダウンロード版

Nintendo 3DSでゲームのパッケージ版とダウンロード版の併売がいよいよ始まりました。
まずはNewスーパーマリオブラザーズ2東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニングからです。
それぞれのパッケージ版の定価はそれぞれ4800円、3800円ですが、
現時点でのamazonの価格は3927円、3099円となっております。
ダウンロード版のニンテンドーeショップでの販売価格は
パッケージ版の定価と同じに設定されているため、
私としてはこれを選択する可能性はないのですが、
他の実店舗でのダウンロード版の定価はパッケージ版と同じなものの、
販売システムがPOSAで在庫リスクもないですし、
果たしてどこまで安くしてくるのか気になるところです。
そして、ユーザーの購入方法も気になるところです。
この辺り、任天堂も販売店もユーザーも様子を伺っている状況ではないでしょうか。

さて、実際にパッケージ版とダウンロード版を併売している店舗に行って、
どれぐらいの値段になっているか調査してみました。
私が気軽に見て回れる範囲にそういうところは3店ありますが、
そのどれもおかしなことになっていました。
まずパッケージ版はゲーム売り場の一等地に置いてあるのに対し、
ダウンロード版はものすごく目立たないところにあり、
探すのにかなり苦労しました。
そして、ダウンロード版の方が500円ぐらい高い…
仕入れ値はダウンロード版のほうが安いと思われるのですが。
まあこの点は店の視点に立ってみると、
在庫リスクのあるパッケージ版のほうから早く売り切って、
あとは在庫リスクのないダウンロード版で稼ぐという図式も成り立つので、
これはこれでありなのかもしれません。
ただし、今回に限ってはダウンロード版の方が優遇されていて、
非売品なドンキーコングのゲームがもらえたり、
クラブニンテンドーのポイントが余分にもらえたりするので、
この価格逆転があってもダウンロード版を購入する動機はありますが、
次からどうするんでしょうね。
この結果を踏まえて任天堂も戦略を練り直してくるのではないでしょうか。

2012年7月26日木曜日

bmobile U300 の Turbo charge

私も長年愛用していたbmobile U300ですが、
ようやく Turbo charge が使えるようになるようです。
これは、普段通信速度が300kbpsに抑えられているのを、
525円追加で支払うことで100MB分高速通信ができるという、
IIJmioの高速モバイル/Dサービスと同様のサービスです。
いわゆるトランザムですね。
IIJmioのほうがLTEが使えてベース速度が128kbpsで月額が安いので、
私にとってはIIJmioから移る理由はないですね。
ただし、トランザムの運用ができるようになったということは、
イオンSIMプランAなどでも今後対応されるかもしれないので、
ちょっと注目しておくことにします。

2012年7月25日水曜日

Raspberry pi が届いた

一ヶ月半くらい前に注文したRaspberry piが届きました。
一応一言で説明しておくと、
Raspberry piとはARMアーキテクチャのCPUを搭載したLinuxの動作する電子基板
ということになるでしょうか。

で、とりあえず動かしてみました。
ダウンロードサイトから、
  • Raspbian “wheezy” (2012-07-15-wheezy-raspbian.zip)
  • Arch Linux ARM (archlinuxarm-13-06-2012.zip)
  • QtonPi (qtonpi-0.2.tar.bz2)
のどれかをPCでダウンロードして展開し、
現れた拡張子imgのディスクイメージファイルをSDカード(2GB以上)に書き込みます。
書き込みはdd、またはWin32DiskImagerで行います。
間違ってもFAT32のSDカードにコピーとかしないでください。
書き込むとそのSDカードはWindowsから認識できなくなります(QtonPiを除く)。
詳しくは後述しますが、まずはRaspbian wheezy を動かすことをお勧めします。

Raspberry pi に作成した起動用SDカードを挿し、
テレビとHDMIケーブルで接続し、
USBキーボードUSBマウスを接続し、
インターネットにつながるようにLANケーブルを挿して、
最後にACアダプタを差し込みます。
ACアダプタのRaspberry pi側はマイクロUSBなので
適当なスマートフォン用のUSBケーブルを挿し、
iPhone4S用等のACアダプタ(必要なのは5V、700mA)につなぐと、
即Linuxが立ち上がり始めます。
Raspbian wheezyならGUIが起動できウェブブラウザも付いているので、
とりあえず簡易的なネット端末ぐらいには使えそうです。

Raspbian wheezyの場合、
初めて起動するとraspi-configなる設定ソフトが自動的に立ち上がるので、
とりあえず以下を設定しておきましょう。
[Configure keyboard]で[Generic 105-key(Intl) PC]を選び、
[Other]、[Japanese]、[Japanese]、[The default for the keyboard layout]、
[No compose key]、 としていきます。
[change_locale]では[en_GB.UTF-8 UTF-8]と[ja_JP.UTF-8 UTF-8]をチェックして、
デフォルトは[en_GB.UTF-8]にしておきます。
というのも日本語フォント入ってないですから。
[change_timezone]は[Asia]-[Tokyo]にします。
[ssh]はにしておきましょう。
最後に-で再起動します。
その後はアカウント名"pi"、パスワード"raspberry"でログインできます。
rootユーザはパスワードなしで入れます。
中を見るとgcc等の入っているのでセルフコンパイルできそうですし、
startxを実行するとX-Windowが立ち上がって、
ウェブブラウザmidoriでネットサーフィンもできます。
ただし、日本語は表示されないのであしからず。
ストレージは2GBの内300MBぐらいは空いているので、
apt-getとかでカスタマイズしていけばいいでしょう。

Arch Linux ARMはGUIも入っておらず使用ストレージ量も小さいので、
目的に合わせてカスタマイズするベースぐらいにはよさそうです。
ログインはrootに対しパスワード"root"で可能です。
味も素っ気もないので、まあ玄人用というところでしょうか。

QtonPiは上記2つと毛色が違います。
ダウンロードしたファイルを展開して、
sdcard-imgの下にある圧縮ファイルを展開したものが
SDカードに書くファームウェアとなりますが、
app-sdkの下のファイルをホストマシン(Linux PC)にインストールし、
そのツールで開発したQtソフトをターゲットで実行する格好となります。
まさに組み込み機器の開発になります。
が、趣味の個人ユーザにはあまり使いやすいとは言えません。
まあ、rpmやyumで好みの環境にはできそうですが。
なお、ログインはrootに対しパスワード"rootme"で可能です。

とりあえず動かしてみましたが、
さて、今後どうしようか思案中です。
モニタつないでPCの代わりというようなことはあまり考えておらず、
今の所日本語化とはするつもりはありませんので、
そっち方面は期待しないでください。
ネットワークにつながる機器として、
LinuxなArudinoっぽい雰囲気で使ってみようかと考えていてます。
その手のことを回路図と搭載するSoCのBCM2835のデータシートをみながら練ろうかなと。
いくつか面白いかもしれないことは思いついていますが、
いつものごとく構想倒れになりそうな予感はしています。

2012年7月24日火曜日

auの800MHz帯再編

2012年7月22日にauの旧800MHz帯の携帯電話がサービス終了となりました。
これによりガラパゴスだった電波使用状況が、やっと国際標準と同等になったはずです。
かつて国際ローミングといえばauだった時代から、
国際ローミングではauがもっとも使えなかった時代を経て、
iPhone4Sのような国際標準端末が増えた今、
3大キャリアが並んだような格好にはなっていますが、
CDMA2000系は世界的に見て縮小傾向にあり、
auの国際ローミング先はここを見ても
対応端末が必須のGSMとW-CDMAばかりで、
場合によってはそのまま使えるCDMA2000は少数といういびつな状況です。
800MHz帯再編のauにとってのメリットは、
海外で流通している端末を日本語対応だけしてそのまま持ってこれるということなんでしょうね。
再編していなければiPhone4Sも売ることができなかったでしょうから。

さて、私の手元にはW53SAがあります。
これは新800MHz帯には未対応の携帯電話で、
2012年7月22日以降使えなくなる機種一覧にものっています。
ただし、この機種は旧800MHzだけではなく2GHzでも通信できるため、
2GHzでサービスしているエリアに関しては今後も使えるはずです。
というわけで、すでに退役して久しいW53SAを引っ張り出して
SIMカードを挿ししばらく使ってみました。
残念ながら自宅では圏外ですが、職場では電話もできます。
ただし電波強度は弱めで、建物内部では圏外になる頻度も高いようです。
これって、プラチナバンドを持っていなかったソフトバンク携帯電話と同じ現象?

そういえばソフトバンクは900MHzの利用を明日(2012年7月25日)から開始します。
私のiPhone4SはSIMカードを抜いて運用していますし、
私の住む地域ですぐに電波吹くとも思えないので、
まったく関係ありませんが。

2012年7月23日月曜日

こうのとり3号

2012年7月21日午前11時ごろ、HTV3号機を積んだH2Bロケット3号機が
種子島宇宙センターから無事打ち上げられました。
ネット中継を見ていましたが、
数秒で雲の上に隠れてしまいました。
3年ほど前にH2Bロケット1号機の打ち上げを現地に見に行きましたが、
このときも今回同様雲が低かったことを思い出します。

さて、HTVについては私の知る限り7号機までが予定されており、
年1回のペースで打ち上げられることになっています。
その後は…無人の帰還型機に移行するのかもしれませんね。
とりあえず7号機までにはまた種子島に行きたいな。

2012年7月19日木曜日

Nintendo3DS LL

Nintendo3DSのサイズバリエーション機Nintendo3DS LLの発売が迫ってきました。
画面が面積比でほぼ二倍に拡大していることはいいことで、
麻雀ゲームでは牌が見やすくなり、タッチ操作での押し間違いが少なくなるはずです。
充電台ACアダプタ別売りですが、
充電台は使っていませんし、ACアダプタは3DSやDSiDSi LLのものと共通なので私にとっては願ったりかなったりです。
3DSより縦横2cmずつ大きく、100g重くなっており、
携帯するには微妙に大きすぎるのはちょっと辛いところです。
その代わり付属のタッチペンがDSiLLライクなものになっているのはちょっといいところです。
私は夏はウエストポーチで必要なものを持ち歩くことが多いのですが、
3DS LLの大きさはぎりぎり許容範囲というところでしょうか。
本当は家では3DS LL、持ち歩くのは3DSと分けられればいいのですが、
今夏発売のNewスーパーマリオブラザーズ2ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニングからは
ダウンロードでの併売が本格化するということもあり、
一般的に見ても3DSと3DS LLの使い分けが困難になってきます。
ということで、3DS LLの購入は見合わせることになりそうです。

3DSについては他にも問題があって、
昨年末にスーパーマリオ3Dランドマリオカート7を購入してから、
特に遊びたいゲームもなく何も買ってないんですよね。
いや、面白そうかなと思えるものはあるのですが、
RPGやシミュレーション系は最後まで遊ぶ自身がないので手を出せていません。
麻雀や単純明快なアクションゲームしかほぼやらないので、
NEWスーパーマリオブラザーズ2には期待していますが、
その後が何もなさそうでわざわざ3DS LLを買う気にはなれません。
といっても3DSに対して大きな不満があるわけではなく、
購入当初からの計画では、あとSTARFOX64 3Dを遊べば元は取れるかなと思っているところです。
今後5年間、半年に1本ぐらいよさそうなゲームを買えばそれで満足です。

2012年7月18日水曜日

WAONカードプラス

電子マネーといえばEdy、だった時代は今は昔。
今や乱立気味でどこで何が使えるのか、わけがわかりません。
そんな中私がメインで使うのが流通大手イオンの展開するWAONです。
そして、イオンカード(クレジットカード)を使う私が使っているのが
イオンカードと紐付いているWAONカードプラスです。

WAONカードプラスはプリペイドの残金が少なくなるとオートチャージされ、
その請求は自動的にイオンカードにくるため、
手動でのチャージが必要なく面倒なく使えます。
ドラえもんの秘密道具のごとく
お金が湧き出しているようで使い過ぎがちになりそうですが、
まあそこはいい大人ですから問題ありません。
またWAONを使うことでもらえるWAONポイントと
イオンカードを使うことでもらえるときめきポイントが
ダブルでもらえる状態になっていてお得です。
これにイオンの株主カードが加わると、
自然、買い物はなるべくイオンでと言うことになります。
イオン以外は…amazon?

さて、WAONカードプラスはサービス開始当初から使っている私ですが、
なぜ今頃ここに書くかというと、
いつもポイントの交換で迷うので、やり方をメモしておこうと考えたからです。
ということで以下ポイントの交換方法についてになります。

まず、イオンカードでためたときめきポイントは、
イオンのサイトの左にある[My Page ログイン]をクリックして
[イオンネットメンバーID]と[パスワード]を入力してログインします。
[イオンネットメンバーID]は自分で選んだユーザ名やメールアドレスではなく、
イオンから一方的に割り当てられた英数字の羅列なので覚えにくく、
常にID検索のお世話になっています。
なお、パスワードを忘れると[イオンネットメンバーの新規登録(無料)]からのやり直しとなります。

ログインできたら[ポイントの確認・交換]メニューをクリックし、
[WAONポイントへの交換]をクリックします。
さらに[WAONポイントへの交換の詳細はこちら]をクリックして
ページ下方の[MyPage ログイン]をクリックし、
[ポイント交換手続きを行う]をクリックして開いたページから
1000ポイント以上を500ポイント単位でWAONポイントに等価交換できます。

もらったWAONポイントは翌日以降にイオン店舗のWAONステーションで受け取ることが可能です。
正確に言うと24時までの申込みで翌日8時からの受け取りということです。
WAONステーションの[メニュー]の[特典受け取り]でWAONポイントがもらえます。
さらにWAONステーションの[ポイントチャージ]で
WAONポイントをWAON残高に等価変換できます。

非常にめんどくさいので、もうちょっとなんとかなればうれしいのですが、
得をするためには労力を惜しんではいけないということでしょう。

2012年7月17日火曜日

みまもりケータイ2の暗証番号

みまもりケータイ2を手に入れてからしばらく経つと、
液晶画面の下部中央辺りに
端末に三角とびっくりマークをあしらった見慣れないアイコンが出るようになりました。
購入したときについていた取扱説明書で確認すると、
ファームウェアのアップデートができるそうです。
[管理設定]-[ソフトウェア更新]メニューから実行可能ということで、
待ちうけ画面から[上キー]を3回押して[管理設定]メニューを選び、
○ボタンを押したところ暗証番号の入力を求められました。
そこで、契約時に申込書に書いた番号を入れてみましたが蹴られます。
適当に入れても弾かれ、説明書にも記述が見当たりません。

しょうがないのでソフトバンクモバイルのショップに赴き訊いてみると、
暗証番号のデフォルト値は"9999"だそうです。
ちなみにファームウェアのアップデートにかかわる通信料は無料だそうです。

2012年7月16日月曜日

SSHトンネルのタイムアウト切断防止

例えばプロキシサーバを経由したSSHトンネルなど作っていると、
トンネルを利用しているアプリケーションが無通信状態になったときに
プロキシサーバがタイムアウトを感知して切断してきます。
それを防ぐにはSSHトンネルを
シェルも使える設定(Nオプションをつけない)で開き、
何か定期的に文字を出力するようなコマンドを実行しておけばいいのです。

そのようなコマンドはシェルスクリプトで作ってもいいのですが、
UNIX(POSIX)全般で使えるようここはC言語で組んでみましょう。
SSHトンネルを作るユーザでログインして以下を実行します。
$ cd ~
$ mkdir keepalive
$ cd keepalive
$ touch keepalive.c
ここでファイル"keepalive.c"の内容を以下のようにします。
#include 

int main(void)
{
    while(1){
        printf("\n");
        sleep(60);
    }
}
そして以下を実行してコンパイルします。
$ gcc -o keepalive keepalive.c

実際にトンネルを張った後に
$ ./keepalive/keepalive
を実行しておけば、60秒に1度通信が発生して
トンネルのタイムアウト切断を防ぐことができます。

なお、sshのコマンドの末尾に"./keepalive/keepalive"をつけて
自動実行させてもだめなのでご注意を。

2012年7月12日木曜日

bindのバージョン

サーバで動いているDNSサーバであるbindのバージョンを調べたく、
勘でいろいろ打っていると
# named -version
で当たりだったのですが、
ためしにググッてみると外部からでもわかるんですね、
知りませんでした。
ということで私自身の覚書として記しておくと
$ dig @127.0.0.1 chaos txt version.bind
;; ANSWER SECTION:
version.bind. 0 CH TXT "9.x.x"
のように表示されます。
なお、サーバ名(IPアドレス)がわかればリモートでも
$ dig @<server> chaos txt version.bind
でみることができます。
ただ、これはセキュリティティ上の問題ととることもでき、
その辺ちゃんとなっていて
設定ファイル"named.conf"の[option]セクション内で
version "secret!!";
などとすることで表示されるバージョン名を
任意の文字列に変えることができます。

2012年7月11日水曜日

自動構成スクリプトでプロキシ設定

プロキシを設定するのはいいのですが、
プロキシを通さないで直接アクセスする必要のあるサイトが結構あって、
例外をたくさん書かなければならないなんてこともあります。
そんな悲惨な環境を便利に使うため、
IEやchromeでは自動構成スクリプトが使えます。
Windowsの[コントロール]で[インターネットのプロパティ]を開き、
[接続]タブを開いて[LANの設定]ボタンを押して
[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]を開き
[自動構成スクリプトを使用する]をチェックして
[アドレス]テキストボックスに
自動構成スクリプトのURLを設定すれば使えます。

その自動構成スクリプトでは関数FindProxyForURL()を定義し、
受け取った引数から判断して
戻り値を"DIRECT"とすればブラウザは直接ウェブサーバにアクセスし、
戻り値を"PROXY 192.168.1.1:8080"とすれば
プロキシサーバ"192.168.1.1:8080"を介するよう動作します。
スクリプトの内容は例えば以下のようになるでしょうか。
function FindProxyForURL(url,host)
{
 var ip=dnsResolve(host);

 if(dnsDomainIs(host,"www.hoge.com"))
  return "PROXY 192.168.1.2:8080";
 else if(dnsDomainIs(host,".hoge.net"))
  return "PROXY 192.168.1.3:8080";
 else if(isInNet(ip,"10.0.0.0","255.0.0.0")      ||
   isInNet(ip,"172.16.0.0","255.240.0.0")  ||
   isInNet(ip,"192.168.0.0","255.255.0.0") ||
   shExpMatch(host,".local"))
  return "DIRECT";
 else
  return "PROXY 192.168.1.1:8080";
}
これをファイル"proxy.pac"として作成し、
Cドライブの"inetpub"フォルダの"wwwroot"フォルダにおいているとすれば、
自動構成スクリプトのURLは
file://C:/inetpub/wwwroot/proxy.pac
となります。

もし複数のPCで同一の内容にしたいなら
それぞれのPCでローカルに持つこともできますが、
"proxy.pac"を適当なウェブサーバに置いておけば
最新の設定を簡単に共有できます。
例えばWindows7なら、
[コントロールパネル]から[プログラムと機能]を開き、
[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックして
[Windowsの機能]ウィンドウを開き、
[インターネット インフォメーション サービス]をチェックすれば
IISがウェブサーバとして使えるようになります。
IISの制御はデスクトップの[コンピュータ]の
コンテキストメニューで[管理]をクリックして
[コンピュータの管理]アプリケーションを開き、
[サービスとアプリケーション]の
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャー]から行えます。
Cドライブの"inetpub"フォルダの"wwwroot"フォルダに"proxy.pac"を置きますが、
拡張子が"pac"のままだと設定が面倒なので
"proxy.txt"にリネームしておくのがよいでしょう。
この場合、各PCに設定する自動構成スクリプトのURLは
http://<IISサーバのIPアドレス>/proxy.txt
となります。

2012年7月10日火曜日

Windows8は2012年10月末発売

Windows8のリリーススケジュールがMicrosoftより発表されました。
RTM(Release To Manufacturing)が8月第1週、GA(General Availability)が10月末だそうです。
OEMやDVDプレス屋さんはRTMを受け取って出荷準備にかかるはずなので、
GAというのは版のことではなく単なる発売日であると理解していますが、
間違ってませんよね。

さて、多少のフライングがあるかもしれませんが、
基本的にWindows8プリインストールPCは10月末には入手可能になることがわかりました。
ということは、Microsoftの自社ブランドタブレットSurfaceの発売時期は、
Windows RT版が10月末、Windows8 Pro版が3ヶ月後の1月末ということになりそうです。
私としてはRT版は眼中にないのですが、8Pro版にはわりと興味があります。
ただ、価格や細かいスペック、さらには使い勝手などわからないことが多すぎて、
今のところはまだ購入を決定できません。

2008年8月にeeePC901Xを購入して、いろいろ投資してパワーアップしてきたものの、
8.9インチ1024×600の画面の狭さは我慢できても、
キーボードの小ささが辛いですし、なによりSSDのプチフリが激しく、
最近MacBook Proを買おうかと真剣に悩んだりしてはいますが、
予算的にMacbook proとSurface両方は辛いので、
もう少しSurfaceについて明らかになればどうするか決心もつくんですけどねぇ。
Windows8のリリーススケジュールがMicrosoftより発表されました。
RTM(Release To Manufacturing)が8月第1週、GA(General Availability)が10月末だそうです。
OEMやDVDプレス屋さんはRTMを受け取って出荷準備にかかるはずなので、
GAというのは版のことではなく単なる発売日であると理解していますが、
間違ってませんよね。

さて、多少のフライングがあるかもしれませんが、
基本的にWindows8プリインストールPCは10月末には入手可能になることがわかりました。
ということは、Microsoftの自社ブランドタブレットSurfaceの発売時期は、
Windows RT版が10月末、Windows8 Pro版が3ヶ月後の1月末ということになりそうです。
私としてはRT版は眼中にないのですが、8Pro版にはわりと興味があります。
ただ、価格や細かいスペック、さらには使い勝手などわからないことが多すぎて、
今のところはまだ購入を決定できません。

2008年8月にeeePC901Xを購入して、いろいろ投資してパワーアップしてきたものの、
8.9インチ1024×600の画面の狭さは我慢できても、
キーボードの小ささが辛いですし、なによりSSDのプチフリが激しく、
最近MacBook Proを買おうかと真剣に悩んだりしてはいますが、
予算的にMacbook proとSurface両方は辛いので、
もう少しSurfaceについて明らかになればどうするか決心もつくんですけどねぇ。

2012年7月9日月曜日

ゲーム中のスクリーンセーバ起動

私はPCゲームはやらないのですが、
昔100円ショップで買ったアクションゲームをゲームパッドで遊んでいて、
忘れた頃にスクリーンセーバが動き出しむかついた経験があります。
ゲームパッドで遊んでいるときに
定期的にマウスやキーボードを触るなんてのはありえないわけで、
それ以来あまりスクリーンセーバを使わなくなりました。
が、実はJoyDevOKを起動しておくと
ゲームパッドでの入力でスクリーンセーバの起動が抑制できるようになります。
もちろんゲームパッドのボタンを押しっぱなしで固定しておくと
スクリーンセーバは起動されません。
これ、どうしてもスクリーンセーバなしの設定ができないPCで
スクリーンセーバを抑制するのに便利だったりします。
ちなみにJoyDevOKはWindows7の32ビット版でも動作します。

2012年7月5日木曜日

みまもりケータイ2

iPhone4Sの抱き合わせで手に入れた「みまもりケータイ2(Softbank 101Z)」ですが、
そのまま死蔵するのもなんなのでちょっと調べてみました。

初期手数料3150円で月額基本料金は590円ですが、
今キャンペーン中で2年間は月額費用が無料となっており、
2年間での投資額は3150円ぽっきりです。
在庫処理でもしているということでしょうか?

で、どういうものかということで機能を一覧にしてみました。
もしかすると間違ってるところがあるかもしれません。
  • ボタンは本体正面の○ボタンと側面の上下キーの3つだけ
  • 充電端子はいまどきのスマートホン同様マイクロUSB
  • 電源ボタンは充電端子横の穴の奥にありシャーペンの先端か何かで押す
  • 音声通話ができる
  • 音声通話の発信はあらかじめ登録した3件へのみ可能
  • 音声通話の着信はあらかじめ登録した20件からのみ可能
  • GPS機能内蔵
  • GPS測位による位置情報をメールで送信可能
  • SMSの受信
  • 防犯ブザー
  • ボタンワンタッチで音声通話発信やメール送信ができる
  • 防犯ブザーに連動してメール送信が可能
  • 防水対応(電池パックやSIMカードの取り出しに小さいプラスドライバーが必要)
  • 緊急地震速報対応
  • 位置ナビ(みまもりケータイ2の位置を他の携帯電話から追うサービス)が利用可能(別料金必要)
通話料金はホワイトプランと同等で、
1時から21時までのソフトバンク携帯電話への発信は無料で
その他の発信は21円/30秒となります。
メール(MMS)は送受信可能でソフトバンク携帯電話が相手なら無料、
その他は0.21円/パケットの料金がかかります。
なおSMSは受信のみ対応なので無料です。

自局の電話番号は上ボタンを長押して下ボタンを5回押して
カーソルを[でんわばんごう]メニューにあわせて○ボタンを押すと見られます。
メールアドレスは上ボタンを長押して下ボタンを1回押して
カーソルを[メール]メニューにあわせて○ボタンを押し、
件名が[Information 登録完了案内]のメールの本文に書かれています。
この中に書かれているURLからメールアドレスを変更することが可能です。

端末の設定はネット経由で行います。
MySoftBank
みまもりケータイ2の電話番号とパスワードでログインします。
パスワードがわからない場合は[パスワードを忘れた方]をクリックし、
みまもりケータイ2の電話番号と
購入時に申込書に書いた暗証番号を入力して[次へ]をクリックすると、
みまもりケータイ2にSMSが届き、そこにパスワードが書かれています。
[サービス・端末設定]メニューの[みまもりケータイの設定]をクリックすると
いろいろと設定できるようになります。
といってもこのウェブインターフェイスですべてできるわけではなく、
実際にはメールの送受信を介して行われるようで、
かなりめんどくさい作業になります。
本体を安くするためにはしょうがなかったのでしょうが、
設定する気が失せました。

さて、このみまもりケータイ2の意義について。
私は音声通話とSMS(Cメール)のみに絞ったauの薄型携帯電話を持っているため
あまり実用性は感じませんが、
例えば家にかかってきた電話をAsteriskな交換機に取らせて
みまもりケータイ2を転送先にしてしまうなんてのはちょっと面白いかもしれません。
ついでにみまもりケータイ2から自宅の交換機に電話をかけて、
音声コマンドでそこから別の番号に電話してつないでもらったりとかSiriみたいでかっこいい。
まあそこまでするほど使い込もうとは思いませんが、
小さく軽いので家の中で持ち歩いたり、
スポーツをするときに身に着けることも苦じゃないでしょう。

なにげにいいのは緊急地震速報に対応していることです。
手持ちの機器で対応できるのはこれだけなので、
とりあえずかばんの片隅にでも入れておけば、
いざというとき役に立つかもしれません。

2012年7月4日水曜日

さようならau IS01 こんにちはSoftbank iPhone4S

ちょうど2年前のことです。
いろんな意味ですっかりへたったPDAのZaurus SL-C1000の代わりとして
Netwalkerとどちらにするか悩んだ末に購入したau IS01が満期を迎えました。
ということで、以前からの予定通りドコモがソフトバンクへMNPすることに。
実はこのネタ、結構前からちょこちょこ書いていて、
どちらにMNPするべきか悩んでいましたが、
とうとうその日になるとあっさり決断できました。

というのも、近くの家電量販店でソフトバンク版iPhone4S(16G)が
台数限定ではありますが端末価格9800円で売ってあったからです。
しかも、最初の1年間は「かえトクキャンペーン」でホワイトプランの月額が無料、
その後の1年間はMNPによる「のりかえ割」でホワイトプランの月額が無料となります。
私はすでに持っているモバイルルータと組み合わせることで、
WiFiのみでSIMカードを抜いて3G通信を使わないようにして運用するつもりなので、
月の使用料金はS!ベーシックパック315円と
パケットし放題for スマートフォンの下限1029円の合計になりますが、
月月割で-1440円になるので相殺されて維持費は0円
(ユニバーサルサービス料の数円は必要)となります。
つまり、初期費用だけ払って2年後に忘れずに解約すれば、
維持費はほぼタダということになります。非常においしい。
初期費用としては、端末代の9800円に、
au側に発生するMNP転出手数料2100円、ソフトバンクに払う加入手数料3150円、
無理やりつけられた一ヶ月分のWホワイト980円とあんしん保証パック498円、
それに抱き合わせの「みまもりケータイ2」の加入手数料3150円(2年間は基本料無料)
を合計して、19678円となります。
以前からほしいと思いつつ買っていなかった
iPod touch(8GB)の代わりを手に入れたと思えばまあ許せる値段です。
正直「みまもりケータイ2」は余計だったのですが、
コストアップは3150円のみですし、
iPhoneとあわせて2年後にMNPする弾が2つに増えた
ぐらいに考えておけば心安らかになります。

いまさらiPhone4Sについて書くようなこともないのですが、
SIMカードの取り出し方法についてだけ書いておきます。
パッケージ内の説明書の包みにクリップのような妙な金具が付いているので、
それのとがっている方をiPhone4Sの右側面中央の小さな穴に突っ込んで
結構強く押すとSIMカードのトレイが引き出せるようになります。
iPhoneの電源を切ってやったほうがいいでしょう。
なおiPhoneの電源を入れると「SIMカードが挿入されていません」と怒られますが、
なに、かまうことはありません。
普通に使えています。

2012年7月3日火曜日

Google Compute Engine

GoogleのIaaSであるGoogle Compute Engineが発表されました。
細かいことはどこにも見当たらないのですが、早い話VPSです。
私としてはPaaSのGoogle App Engineより引かれます。

で、その利用料金はというと、ここを見ると一番安いプランで$0.145/時だそうです。
一般的なVPSサービスよろしく月額に換算すると$104.4となります。
$1=80円としても8000円強…うーん払えません。
まあ、私の場合大した使い方してないですし、
DTIのServersman@VPSのEntryプランで十分です。

2012年7月2日月曜日

iOS版Chrome登場

私もWindows版を愛用しているGoogleのウェブブラウザChromeにiOS版が登場しました。
早速iPad(初代)にインストールしてみたのですが…
標準のSafariより話にならないぐらい遅いです。
例えばあるページを開いてピンチアウトで拡大し、
リンクをタップして別ページに飛んだ後で戻るボタンをタップすると、
前のページを標準の大きさで時間をかけて描いてから
拡大してリンクで出て行く直前の状態に戻り、
その間に行ったいろんなタッチ操作がバッファにたまっていて、
先の状態に戻ってから実行されるため操作性がめちゃくちゃです。
初リリース版というの加味してもこれはいただけません。
最近のGoogleはいろいろな面でちょっとおかしくなってきているような気もしますし、
早く昔のGoogleに回帰してほしいものです。
まあ、iOS版ChromeについてはGoogle的にもいろいろ言い訳したいことがあるとは思いますが。