2014年2月27日木曜日

FUSION IP-Phone SMART

先日楽天でんわについて書きましたが、
フュージョン・コミュニケーションズが提供する別のサービスについて紹介します。

日本でもGoogle Voiceで電話番号がもらえたり、
携帯電話の番号をGoogle VoiceにMNPしたりできるようにないかなと思いながら幾年月、
そんなことは微塵も起こりそうもない今日この頃です。
iPhytterでは月額500円ほど、ServersMan 050では300円ほどかかりますが
03や050で始まる日本の電話番号を取得することもできているので、
Googleがその気になればできないことはないはずなのですが...
それより最近は電話番号を使ったコミュニケーションはLINEみたいな閉じた方向に転がりつつあり、
誰かが何とかしないと電話番号はわかっていても
何のアプリケーションを使っているかわからないから連絡取れないみたいな世界になりかねません。

ちゃんとした電話番号を使ったIP電話システムも、
NTTcomの050plusをはじめたくさん出てきていますが、
基本料を取られる時点で私の加入候補には載りません。
そんななかFUSION IP-Phone SMARTは基本料無料という太っ腹です。
1年程続いていたベータサービスも2013年6月13日無事正式サービスに昇格し、
かかる料金はFUSION IP-Phone SMART外との通話料8.4円/30秒だけです。
なお国際電話(世界32カ国・地域)の方が安い(8円/30秒)のは消費税がかからないからのようです。

私としてはベータサービス開始時からいつか契約しようとずっと気にはしていたものの、
なかなかその気にならなかったのですが、
なんと、来る3月1日に無料通話キャンペーンを行うということで、
あわてて契約することにしました。まあ使わなければ料金はかかりませんし。

ということで申し込みしてみます。
注意事項から[申し込みフォームへ]ボタンをクリックし、
メールアドレスの入力とCAPTCHAの人間認証をして[メール登録]ボタンをクリックします。
[同意します]を選択して[メール登録完了]をクリックするとそのアドレスにメールが届くので、
それに書かれている本登録用のURLに飛びます。
なお、すでに登録済みのメールアドレスを入力してもメールは届きません。
続いて飛び先ページで2箇所の[同意します]を選択し[規約に同意し、登録を続ける]をクリックします。
必要事項を記入しクレジットカードを登録すれば加入完了です。
もしここですでに登録済みのクレジットカード番号を入れると、
そのままの設定で525円払うか、別のクレジットカード番号を入れるかを選択させられます。
つまり契約はメールアドレス1つとクレジットカード1枚の組み合わせにつき1件のみ無料ということです。
一時間もすれば開通するようです。

加入者情報はマイページからログインして
[ユーザーアカウント情報表示]をクリックすれば、[お客様情報]に[電話番号]が、
[SIPアカウント情報]に[ドメイン]、[SIPアカウント]、[SIPアカウントパスワード]が書かれています。
これらをアプリケーションに設定すれば電話できます。

ところで私は3回線契約してみました。
1つ目と2つ目の電話番号は連番ですが、3つ目は2つ離れています。
どうやら登録順に電話番号を配っているようで、
連番がほしければ誰もアクセスしていなさそうな時間に一気に登録すればいいかもしれません。
ただし、2契約同時加入しようとChromeブラウザの2枚のタブで
2加入者分の本登録ページを同時に開いたところ、
両方とも同じユーザ名になってしまいました。少々工夫が必要なようです。

さて、これで手に入れたアカウント、2月中は寝かせます。
なぜって3月1日は条件付きながらも通話無料ですから。
無料で通話テストをして後日顛末など書くつもりです。

2014年2月26日水曜日

Nintendo3DSが3周年

Nintendo3DSが発売から3周年となりました。
本体は現在2台目でキャンペーンでもらったちょっとマリオな3DSに引越しして3ヶ月ほどになりますが、
発売日に購入したアクアブルーは永久に貸してる状態です。
当初遊びたいと考えていたゲームも一通りやりつくし、
今年出るであろうモンハン4Gやスマブラには興味がないので、
あとは任天堂からチョコチョコ面白そうなゲームが出ればそれで十分です。
任天堂の携帯機は伝統的に中継ぎ世代があり、
そろそろそういう機種が出てきてもおかしくない頃なので、
それが魅力的なら購入するかもしれませんが、
そうでないなら次世代機まではもう本体は買わないでしょうね。

さて、個人的に3DSのキラーコンテンツはすれちがい通信だと確信しているのですが、
昨年に続いて今年も私のすれちがい状況をご紹介しましょう。

広場にはMiiが2169人いますが、
これはマリオカート7でネット対戦した分を含んでおり、すれちがったは1030回です。
昨年は300回程だったので、普及台数にあわせて頻度は2倍以上になっています。
このうち複数回すれちがったのは96人で、
すれちがい回数が多いのは30回が1人、23回が1人、22回が1人、19回が1人、18回が1人、
12回が1人、10回が1人、9回が1人、8回が3人、7回が1人、6回が3人、5回が3人、
4回が8人、3回が20人、2回が50人、スペシャルMiiが7人といったところです。
地域的には日本国内36都道府県の方とすれちがっており、
海外はアメリカのニューヨークとカリフォルニアの方が各1人だけです。
一日で最高74人とすれ違ったことがあり、これは任天堂の株主総会に行った日のことです。
今年も参加予定ですがどうでしょうかね。
なお[お祝いリスト]は98個中55個を達成、音楽リストは166曲中162曲集まっています。

[ピースあつめの旅]は限定のANAのパネルを持っていませんが35個が完成しています。
先週配信された[スーパーマリオ 3Dワールド]はまだ1枚だけしか集まっていません。
余談ですが[星のカービィ トリプルデラックス]のパネルは本日めでたく完成しました。

[すれちがい伝説]は一年前にはすでにIを2周、II表を3周していましたが、
現在II裏を9周目の終盤まで進んでおり、未入手のぼうしは残り1つです。

昨年6月に追加された有料コンテンツ分はどうかというと、
[すれちがいシューティング]はタカラモンドはすべて集め、
すべての面でノーミスクリアし、目標スコアも取っています。
アーケードモードのノーマルはクリア済みですがハードはやっていません。
また、つい最近すべての称号を取得してぼうしチケットをコンプリートしました。

[すれちがいガーデン]は花を57種類咲かせ、花のおしごとは31個中28個クリアしています。
ぼうしチケットはあと1枚で、花を60種類集めればいいのでもうすぐと言いたいところですが、
思うように咲いてはくれません。

[すれちがい合戦]は早い段階で兵士数が9999999人でカンストし、
5週目まではクリアしましたが飽きたのでその後は先に進んでません。
狙うはぼうしチケットのコンプのみです。
ただ[すれちがい合戦]を買った方とかなかすれちがえず、
そっち系のぼうしチケットがまだ3枚もらえそうにありません。
ちなみに別世界の国王との対戦は71戦70連勝中です。

意外と戦略性が高く、有料コンテンツ4つの中で一番楽しめた、
というか今も楽しんでいる[すれちがい迷宮]は、
大きな部屋を作りながらゆっくり遊んでいるためやっと34階に到達したところです。
とは言っても一区切りとなる30階はすでにクリアしています。
未入手ぼうしチケットはまだ2枚あります。
やはり[すれちがい迷宮]所有者とのすれちがいに関するものです。
武器は全40種類のうち39種集めてから
最後のアストロバスターがそろうのに2,3ヶ月かかりました。
アストロバスターが立て続けに2つ出たのは乱数の妙でしょうか。

というわけでぼうしチケットは最後の1枚を含めてあと7枚で、
コンプまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
まあ次世代機が出るまでにはなんとかなるでしょう。
ということでもう遊ぶ要素が少なくなってきたすれちがいですが、
出るかどうかわからない有料コンテンツ第2弾が出るまで地味に遊び続けるつもりです。

最後は任天堂に対するお願いです。
私のような地方在住者には有料の[すれちがい*]を持っているユーザとの
すれちがいは条件としてかなり厳しいです。
で、どこかのタイミングで何らかの条件を満足するユーザに、
それら4つのうち1つを無料でプレゼントのような形で
ユーザ数をかさ上げしてすれちがいの機会を拡大してほしいですね。
どうせまとめ買いなら3つ分の値段で4つを売っていたので財務的にも痛まず、
既存ユーザの満足度も上げられていいと思うんですけど。
ダウンロードソフトのプレゼントキャンペーンで、
鬼トレの既存ユーザである私にもすれちがい頻度でメリットがあったぐらいなので、
すれちがい専用ゲームともなれば更なる効果が期待できます。
個人的には[すれちがい]によりさらなるゲーム人口の拡大を期待できると考えるので、
ぜひ検討してほしいですね。

2014年2月25日火曜日

Chromeの拡張機能

私のお気に入りブラウザChromeもバージョンを重ねて33。
SUPERBOWLの番号を抜くのももはや時間の問題でしょう。
バージョン33でもいくつかの変更はありますが、
どうも公式ストア外からインストールされた拡張機能が原則利用できなくなったらしいのです。

そもそもChromeをプラットフォームとして動作するソフトウェアには
拡張機能(extenshon)アプリケーションがあり、
細かく言うとアプリケーションにはPackagedとHostedの2種類があります。
一見アプリケーションに見えるものの中にも拡張機能扱いな物が結構あり、
Chromeの設定メニューにある[拡張機能]に一覧されていたり、
URLのスキームが"chrome-extension"になっていたりで判別できるようです。

で、自由が原則のGoogleがこういう制限をかけてきているというのは、
自身がしっかりコントロールした上でChromeプラットフォームを
すべてのデバイスに持っていくという意思表示のように感じます。
現在はタブレット以下に対してAndroidをメインに据えていますが、
AndroidはGoogleに端を発するものではありませんし、
何より社外に公開する部分に関して"標準"を重んじる、
というか都合が悪ければ"Go"やら"Dart"やら自らが標準を作り出そうとするGoogleが
Javaを派生させているところからしてらしくありません。
Google App Engineとの親和性を考えてもHTML5アプリケーションがベストであるので、
Android 5あたりのアプリケーションではネイティブからウェブへの回帰をすると予想しています。
全面的にHTML5を支持するFirefox OSがいよいよ一般ユーザの手に渡ろうとしていますし、
AppleもiPhoneの初期構想ではウェブアプリケーションをメインに据えていた過去もあり、
今年はモバイルHTML5アプリケーション元年となるかもしれません。

Chromeストアに自作拡張機能をアップして長年ほったらかしていたもので、
先日Googleからメールが届いていましたが、
今年こそは本格的にChromeアプリケーションをつくろうかなと思うのでありました。

2014年2月24日月曜日

NISAは非課税だけど

NISAというと今年(正確には昨年末)から始まった税金免除な小額投資の制度です。
詳しくは以前の投稿をご覧いただくとして、
簡単に言うと配当益や売却益に税金(約20%)がかからず丸儲けできる制度です。
が、ネットサーフィンしていて非課税にならないケースがあることを知りました。
配当金は受け取り方法を[株式数比例配分方式]にしておかないとしっかりとられるそうです。
各証券会社のサイトのFAQを見ると地味にそういう話も書いてあるのですが、
気づいてない方も多いと思われ大きな落とし穴になる可能性があります。
NISAという制度の理念が比較的長期間株式を保有することが前提であるため、
金額が大きくないとはいえ配当に課税されるとは何の罰ゲームでしょうか。

私の場合は特定口座開設時に郵便局受け取り(デフォルト)になっていたのですが、
手間がかかって面倒なのでずいぶん昔に[株式数比例配分方式]に変更しています。
ということで問題ありません。
なおSBI証券での変更は、ログインして[口座管理]-[登録情報一覧]メニューを開き、
[登録情報一覧]メニュー内から可能です。
[配当金受領サービス]が[株式数比例配分方式]であることを今一度確かめておきましょう。

2014年2月20日木曜日

OneDrive

大人の事情でSkyDriveからOneDriveに名称変更したMicrosoftのクラウドストレージサービス、
日本時間の昨日夕方以降に改名記念キャンペーンが実施されることが発表されました。
プレゼント内容は先着の10万人に1年間だけ有効な追加容量100GBです。
Microsoftの本国アメリカとの時差や先着10万人という条件を考慮すると、
日本在住者がゲットするのはかなり厳しいと思いつつも、
起きている間はちょこちょこチェックしていました。
で、今朝起きてみると案の定すでに終了しています。
まあクラウドで100GBともなると私のような回線が細いユーザには
アップロードやダウンロードが大変ですし、
1年後のバックアップは悪夢ですのでもらってとしても有効活用はできないでしょう。
と、一応強がりを言っておきます。

それはさておき、キャンペーン以外にも無料で追加容量をゲットする方法が準備されました。
Outlook.comにログインして
メインページの左上の[Outlook]アイコンのすぐ右の下矢印(Vマーク)をクリック、
[SkyDrive](いずれ[OneDrive]に修正されるでしょう)を選択し、
[歯車]アイコンの[オプション]メニューの[容量の管理]で詳細がわかりますが、
要するにお友達紹介とスマートフォン・タブレットの連携(カメラロール)です。
DropBoxや故ZumoDriveのパクリですね。

カメラロールでの容量アップは[OneDrive]アプリケーションのインストールが必要です。
AndroidではGoogle Playから"OneDrive"を検索すれば見つかりますし、
iOSではこちらとなります。
あとは各アプリケーションを立ち上げログインし、
設定メニューから[カメラ(の)バックアップ]を[オン]にすれば3GBもらえます。
もらえるのは1つのアカウントにつき3GBが一回限りです。
私は7GBしかない比較的新しく作ったアカウントでゲットできました。これで10GBです。
しかし古から利用している25GBアカウントについては増えません。
スマートフォンやタブレットをとっかえひっかえ試してみましたがだめです。残念。
なおスマートフォン(タブレット)が1台あれば複数のアカウントにログインしなおすことで、
すべてのアカウントで3GBもらえます。
独自ドメインで一人でたくさんアカウントを使っているような場合でも、
手間さえ惜しまなければ全アカウントで容量アップが可能です。
まあ期限があるわけではないようなのでゆっくりやればいいでしょう。

2014年2月19日水曜日

Nexus7(2013)に磁石を近づける

Nexus7(2013)をカメラを上にポートレートモードで持ったとき、
Chromeのアイコンが表示されているあたりに磁石を近づけると
スリープモード(電源ボタンを短押ししたときと同じ動作)になります。
磁石を離すとスリープが解除されます。
まあカバーを閉じたときに自動的にスリープに落とすための機能なのですが、
結構強力な磁石じゃないとだめで、
100円ショップで買ったテープ形状の磁石ではまったく反応してくれません。
で、ピップエレキバンでも買ってみようかなと思っていたら、
直径6mmの小さくて強力(2800ガウス)な磁石が8個で100円なのを見つけました。
これならしっかりスリープに落ちます。

で、気になっていたのが地磁気センサ(電子コンパス)との干渉で、
磁石を移動させながらいろいろ探っていると、
どうやらカバー開閉検知用の磁気センサと地磁気センサはほぼ同じ場所にあるようです。
というか地磁気センサと磁気センサは1つのセンサを共用しているということか?

ところでこの実験後、電子コンパスがちゃんと動かなくなってしまいました。
カーナビや地図を見るとき方位がわからず困ってしまうのであせってググっていると、
[GPS Status & Toolbox]アプリケーションで元に戻せそうなことがわかりました。
[メニュー]から[コンパスの較正]を実行して直ったっぽいです。

2014年2月18日火曜日

DIGAの外付けUSB-HDD

2年弱くらい使用しているDIGA BZT710ですが、
内蔵HDDの残り容量がアップアップ状態です。
見たら消す運用でHZモードで録画している番組が400番組ぐらいあって、
一番古いものは購入当初のものだったりします。
正直どうせ見ないものをざくっと消してしまってもいいのですが、
BZT710には外付けUSB-HDDにDRモードで録画できる機能があるので
どんなものかと調べてみました。

が、驚愕の事実が。
推奨品を見ると、どうやらAVコマンド対応のHDDでなければ使えないようです。
現在手に入るのはDY-HD500HD-AVS1.0TU2/VJHD-AVS2.0TU2/VJ
AVHD-UR2.0BAVHD-A2.0UAVHD-UR1.0BAVHD-A1.0Uあたりのようです。しかも結構高い。

ということで、今度容量的に困ったら、ざくっと消すことにします。

2014年2月17日月曜日

Macで確定申告しようとしたけど

今年も確定申告の季節となりました。
毎年Windowsでe-Taxしていますが、
メインマシンをMacbook Proに替えたので今年はMacでe-Taxすることにします。

e-Taxでは住基カードを読み取るためのICカードリーダが必要で、
長くHX-520Uを使ってきましたが残念ながらWindows用ドライバしかありません。
ということで住基カードに対応したMacで使えるICカードリーダーを調達しなければなりません。
幸いにもカードリーダーは昔に比べてかなり安くなっており、
その中で今後も新OSへ対応してくれそうなSCR3310-NTTComを購入しました。
ドライバはダウンロードサイトからICカードリーダライタ・ドライバインストーラMacOS用(マニュアル付き)をゲットできました。
カードリーダーをMacに接続する前にドライバをインストールすると、
途中で接続するように促され、挿すと利用可能になりました。

Macで住基カードを使う方法は公的個人認証サービス都道府県協議会が紹介しています。
これによると最近バージョンのOSでは一部機能について問題があるそうです。
これはSmart Card Servicesの別途インストールが必要であることに関係していると思われ、
今年1月前半にはここに最新のOS X 10.9 Mavericksに対応するものがなく、
よってMavericksではe-Taxできないという結論だったのだと推定していますが、
1月後半にはMavericks用が追加されているためMavericksでもe-Taxできる可能性はあります。
まあ私のメイン環境は10.8 Mountain Lionですのでとりあえず問題ありません。
Mountain Lion用をダウンロードしてzipファイルを展開しインストールします。

またJavaランタイム環境(JRE)も必要です。
私はすでに入れていますが、入手はOracleのサイトから可能です。
ちなみに私はVersion7.0 Update51を入れています。

次いでここから
[利用者クライアントソフトVer 2(実際にはVer 2.5)]をダウンロードしてインストールすれば準備完了です。
[Java実行環境への登録]を一度実行すれば、その後は[JPKI利用者ソフト]を立ち上げて
Macに接続したカードリーダに住基カードを挿し込み、
[動作確認]を実行するときちんと認識していることが確認できます。

最後にルート証明書をインストールします。
ここからdmgファイル"KeyImport.dmg"をダウンロードし開くと、
証明書ファイルが4つとインストール方法が説明されたpdfファイルがあるので、
pdfファイルを見ながら作業すればいいでしょう。

あとはいつもどおりに確定申告するだけです。
注意するのはOS標準のブラウザSafariを使うことです。
動作保障云々ではなく、Chromeブラウザは32ビットで64ビットのJavaが動かないので問題外です。
e-Taxのサイトは相変わらずわかりにくく、
年に一度しか使わないので慣れることもないのですが、
イライラしながらも毎年何とかなっているのは不思議です。

で、それなりの時間をかけていろいろと入力の末、いよいよ電子申請というところでトラブルが…
[アプリケーションがブロックされました]と言われてしまいます。
これは[システム環境設定]アプリケーションの[Java]メニューから
[Javaコントロール・パネル]を立ち上げ、[セキュリテリ]タブの[例外サイト・リスト]に
"https://www.keisan.nta.go.jp"を追加すれば対応できます。

トラブルは続きます。申請しようとすると
HJS0407E
ICカードを認識できませんでした。
ICカードリーダライタの設定等をご確認の上、再度処理してください。
とエラーダイアログが出ます。
何度もやっていると時々は
公的個人認証サービスのパスワードを入力してください。
ダイアログが出てくれますが、パスワードを入れても先のエラーになって先に進めません。
解決方法を探しているとここ
(注)上記以外に、MAC OSをご利用の場合やSafari5.1以降のバージョンを利用している場合にも
このエラーが表示されれる場合があります。
 この場合は、対応方法として作成コーナーの画面を戻していただき、
ICカードを再度ICカードリーダライタにセットいただいた後(セットされている場合も、
一旦外し、再度挿入等をしてください。)、この画面まで進んでください。
なる記述を見つけるもまったく助けになりません。

なお住基カードを抜いておいて[キーチェーンアクセス]アプリケーションを立ち上げ、
その後に住基カードを挿すと[キーチェーン]ペインに[JPKI-card #2]が現れ、
で、それをクリックするとパスワード入力を促されて、
住基カードのパスワードを入力すると内容が確認できるので、
住基カードやカードリーダやシステムは正常に動作していると思われ、
多分ウェブアプリが原因なのでしょう。

もう面倒になってきたので、入力データをローカルに保存してそれをWindowsに持って行き、
WindowsのIEでさくっと申請してしまいました。
また来年Macでやってみようとは思いますが、
いざと言うときのためにMacBookProにbootcampでWindows8.1を入れて
デュアルブートにしておこうと心に誓うのでした。

余談ですが平成26年分の所得税の確定申告期間は2月16日から3月15日までだそうです。

2014年2月13日木曜日

電子書籍を使ってみて

日商簿記3級の受験を思い立ち、参考書のkindle版を購入して
初めてまともに電子書籍を体験しました。
主にNexus7(2013)と初代iPadにKindleアプリケーションを入れて読んでいましたが、
感想など書いてみます。
以下、電子書籍と言えばKindle版をNexus7で読んでいると察してください。

さて、電子書籍にはページの概念が希薄です。
まず利用端末のディスプレイサイズで1ページの大きさが決まり、
次いでユーザがコントロール可能な文字の大きさが設定され、
それによってレイアウトが変わり、ページ数も変わるという感じです。
TeXのソースを設定を変えながらリアルタイムにDVIにして眺めるような感じ
というとわかりやすいでしょう。いや、余計わかりにくいか。
とにかく、小説のようなのんべんだらりとした構成の文章を
一方通行に呼んでいくには向いていると思います。

しかし、私が利用した教材系の本だとちょっと問題があります。
図があるとレイアウトの変形がいまいちになったりします。
ページを拡大すると文字だけが拡大して図はそのままとなるようです。
図をダブルタップすると図のみが専用に表示され、
図を拡大したりスクロールしたりしてじっくり眺められますが、
文章に戻るときはそれを閉じる操作が必要で、まったくシームレスじゃありません。

また、少し前の内容を確認したくてページを連続でめくるような場面では、
たくさんスワイプが必要でかなり面倒です。
もちろんスクロールバーみたいなの(あれってなんて呼ぶの?)でページ移動したり、
しおりを付けたり、単語で検索したりは出来ますが、
リアルな本のように何ページかつまんでぱらぱらとめくったり、
小口から見える案内印(インデックス)を頼りに
ぱっと開いたりすることが出来ないので読んでて結構しんどいです。
離れたページの見比べもほぼ出来ないですよね。

電子書籍ならではの利点、ハイパーリンクで該当ページに飛べるのは非常に便利ですが、
残念なことに飛び元はせいぜい目次ぐらいなもので本文中ではほぼ見当たりません。
このあたりは書籍によってかなり対応が異なるとは思われますが。
あと無料ダウンロードできる辞書で選択した単語が即調べられるのも便利そうですが、
今まで役に立ったことがありません。

というわけで、使ってみて電子書籍も良し悪しであることがわかりました。
教材系は電子書籍との相性がいいと推していただけに、ちょっとがっがりです。
で、思ったのは、Amazonで普通の紙の本を買ったら
Kindle版の電子書籍もくれないかなということです。
よくよく考えると後で紙の本を売る場合に困ってしまうのですが。
そんなとき思いついた解決方法は、
表裏に表示できて曲がる電子ペーパーを100枚ぐらい重ねた電子書籍デバイスを使うことです。
そんなのできたらいいな。

2014年2月12日水曜日

Nexus7とOpenVPN

以前AndroidでOpenVPNに繋ぐ方法を紹介しました。
その際設定ファイルをSDカードで受け渡したのですが、
Nexus7(2013)にはSDカードスロットがありません。
そういう場合はNexus7をPCにUSBで接続して設定ファイルをコピーすればいいのです。
LinuxMacと接続する方法は以前に紹介していますね。
AndroidはたとえSDカードが挿さらなくても
内部的にSDカードがあるかのように動くというなんとも妙な仕様なのです。

2014年2月11日火曜日

iPadでOpenVPNが動かなくなった

iPadにインストールしていたOpenVPN Connectが動かなくなってしまいました。
なんとサポートOSからiOS5系が外れてしまい、
アップデートの途中でスタックしてしまったようです。
私の古いiPadは6をサポートしていません。
まあ解決手段はあって、一旦アンインストールしてからもう一度インストールすると、
古いOSでも動作する最終バージョンを取ってきてくれます。
これ、わりと最近導入された機能ですね。
って、最初から動かないバージョンなど取ってきてほしくないのですが。

2014年2月10日月曜日

BluetoothでPC間ネットワーク

ちょっとしたきっかけでbluetoothヘッドセットBT-A1SS購入してから
個人的に第二次Bluetoothブームが起きています。
まもなく収束すること間違いないのですが。

さて、最近Bluetooth界隈では面白いことが目白押しで、
ラジコンカーとかヘリコプターとかボールなどホビー系が盛んですし、
電子工作系でもいろいろ遊べそうです。

が、もっと実用的なことで何かないかと考えていて思いついたのが
2台のPCをBluetoothでつないでネットワークにしたらどうだろうということです。
スマートフォンとPCをBluetoothでテザリングという話はよく聞きますが、
PC間についてもPANプロファイルを利用すれば可能なはずですから、
ちょっとやってみることにしました。まああんまり需要もないでしょうが。
機材の都合上Windows7とWindowsXP(+Motorolaスタック)の2台のPCをつないでみます。
なおBluetoothデバイスのセットアップやペアリングはすでに完了していることを前提とします。

WindowsXPでは[コントロールパネル]の[My Bluetooh]を開き、
[Bluetooh タスク]フレームの[Bluetooth設定]をクリックして、
現れたウィンドウで[ネットワーク設定]タブを開き、
[Bluetoothネットワークを有効にする]を有効にします。
[マイ ネットワーク]の[プロパティ]からBluetoothのアダプタの[プロパティ]を開き、
IPアドレスを固定設定してしまいます。

Windows7では[デバイスとプリンター]でWindowsXPを選び、
メニューのリボンから[接続方法]の[アドホック ネットワーク]([直接接続]でもいい)を実行します。
この作業はPC起動毎に実行する必要があります。
そしてこちらも同様にIPアドレスを固定設定にしてしまいます。

なお、ここで使うIPアドレス(サブネット)はプライベートなもののうち、
WindowsXPやWindows7がつながっているネットワーク上にないサブネットである必要があります。
でないと面倒なことになります。

この状態で先に設定したIPアドレスに向けVNCでアクセスすると
ちゃんとリモートデスクトップできますし、ファイル共有も可能です。
何かの都合で別ネットワークにつながっている相互アクセスできないPCが2台あるなら、
Bluetoothでつないでファイルコピーとか便利ですね。
もちろんBluetoothはLANより速度が遅いことは覚悟しなければなりませんが。

2014年2月6日木曜日

Nexus7でSlimPort

Nexus7(2013)SlimPortに対応しており、
SlimPort-HDMIアダプタを使って画面をテレビに映し出すことが出来ます。

で、やってみたところちゃんと映りました。
Nexus7に映っている画像がそのままテレビに出力されます。
Nexus7を縦(ポートレート)にしていると、テレビの真ん中に画面表示され、あまった左右は黒くなりますが、
横(ランドスケープ)にするとテレビいっぱいに表示されます。
まあNexus7のLCDの解像度は1920×1200ですので
1920×1080のテレビだと縦が10%ほど足りず、
画面の上(ステータスバーの上半分)と下(ナビゲーションボタンの下半分)が切れます。
下は影響ありませんが、上は時計が読めなかったりアイコンが判別が困難だったりします。
通常は本体のLCDを見ながらタッチパネルで操作するので問題にはならないでしょう。
YouTubeで動画を再生するような用途にはさらに気になりませんし、
大きくきれいに見えるので快適です。
なお、このとき音声は常にテレビ(HDMI出力)から出力され、本体は無音です。
切り替えたり両方から鳴らすことは出来ないみたいです。

2014年2月5日水曜日

任天堂の盛り返し策

去る1月30日、任天堂が経営方針説明会を開きました。
発表内容質疑応答は公式サイトに掲載されていますが、
私の独自の視点で読み解いてみます。

まずはWiiU GamePadを有効活用できる施策についてです。
WiiUの販売不調について認めたのは驚くことではないのですが、
現状WiiU GamePadをうまく使うゲームが出来ていないことについても、
一応認めた格好になっていて、その部分については評価したいと思っています。
当初の非対称のゲーム体験というアイディアは悪くないのですが、
Nintendo Landのミニゲームどまりだったのは痛いですね。
これではWiiU GamePadの存在意義はテレビレスプレーしかありません。
私個人としてはこのテレビレスプレーは気に入っていて、
今やピクミン3のようなテレビを使わざるをえないようなゲームの方が面倒だったりします。
が、WiiU GamePadにはもっとふさわしい役割を与えるべきでしょう。
心配なのが今のところ具体案が見えていないことです。
ものすごい使い道を思いついたとしても、小手先でない使い方となれば
ゲームとして登場するまでに相当な期間を要するでしょうし、
そもそもハード開発時に思いつけなかったものを後付けで発想するのは大変です。
まあNintendoDSも同様だったので、今後WiiU GamePadにとっての
キラーコンテンツが出てくることを期待しておきます。
質疑応答を見ると来期のWiiUについてはより現実的な視点を持っているようなので、
楽観はしないまでも悲観することはないと考えています。

NFCリーダーについては発売当初から見切り発車的なにおいがしていて、
1年経った今でもあまり使い道がない状態ですが、
E3に向かって何か仕込んではいるようです。
NFCというと実用面では決済ということになりますが、
クレジットカードやプリペイドカードが使えている現状、そう必要なものでもありません。
もちろん決済手段が多様化するのは特に未成年プレイヤーのためにも歓迎ですが。
ゲームでの利用となると、フィギュアに埋め込まれたNFCチップを読み取って…
という話はあるものの、これってアイテム課金をリアルにしたような側面があり、
遊んでいるときの作業のめんどくささもありそうで、あまり心動かされません。
スマートフォンやタブレットをコントローラとして使うための登録処理にNFCで情報を交換など
考えられなくはありませんが、これにしたってゲームに直接的に使うわけでもないですし。
あとはログインが簡単にできるとか?
まあ何か隠し玉があるかもしれないのでE3での発表を待つことにします。

WiiU GamePadにはそれなりのCPUが載っているはずで、
その上でテレビリモコン機能などが動作しています。
このCPUはWiiU本体が起動する前でも動作し続けているので、
これを利用してゲームを選択できる高速起動メニューを実現するようです。
つまりはWiiU GamePadのファームウェア更新ということでしょう。
さすがにWiiU GamePadのみでちょっとしたゲームを動かすなんてことはしないでしょうが、
リソースを最大限利用しようという姿勢は評価できます。

NintendoDSのゲームをWiiUにバーチャルコンソールとして供給するそうです。
具体的な話が出てきていない状況ですが、
上画面をテレビ、下画面をWiiU GamePadでエミュレートするのが構成上無理はないものの、
上下画面を同時に見るようなゲームだと首が痛くなるので、
WiiU GamePadだけで遊べるモードも入れてくれると信じています。
まあ私の希望は置いておくとして、バーチャルコンソールは別の項目であった
「新市場では先進国と価格体系が異なる製品群が必要」
という趣旨の発言と関係があると考えています。
NintendoDSのパッケージソフトをダウンロード版に仕立て直せば、
バーチャルコンソールの名の下に販売できるでしょうし、
それをパッケージ版非対応の廉価なNintendoDSで遊んでもらうとかいいんじゃないでしょうか。
Nintendo2DSの半額で販売できるなら、そこには別の可能性が生まれてくると思います。

ニンテンドーネットワークIDでユーザを一元管理するという話の中で、
スマートデバイスやバーチャライゼーション触れられていました。
イメージとしてはわからなくはないのですが、
現状マーケティング面、つまり任天堂側にしかメリットが見られないような気がします。
ニンテンドーネットワークIDに紐付けてNintendo3DSのゲームをダウンロードしても、
どうせ自分所有の1台の3DSでしか遊べませんし。
セーブデータのクラウド保存やストリーミングプレーがメジャーになりでもしないと
ユーザー側にメリットはないような気がしています。
とりあえずすぐにやってきそうなのは、
クラウドサービスであるポケモンバンクに預けたポケモンの閲覧用の
スマートデバイス向けアプリケーションぐらいでしょうか。

多分そういう疑問を払拭するのがソフトの価格の値引きなんだと思います。
これはニンテンドーネットワークIDでのソフト購入情報を元に
お得意様には値引きをしようという発想で、別に珍しいことでもないのですが、
まさか任天堂が言い出すとは思ってもみませんでした。
パッケージ版については、登録後のキャッシュバックや
eショップで使えるポイントを還元することで、実質値引きできますが、
キャッシュバックは手間がかかりますし、
卸売価格と販売価格の関係で考えても任天堂にとっては利益の減り幅が大きくなります。
中古品も絡んできますし、そもそもゲームソフトの単価を考えると
任天堂がキャッシュバックをしてくるとは思えません。
ポイント還元についてはダウンロード版購入への導線施策として悪くはないものの、
値引きの本命はダウンロード版ということになりそうです。
そうなると、たくさんゲームを買う人ほど店舗でパッケージ版を買わなくなるわけで、
店舗での売り上げが大幅縮小なんて事にもなりかねません。
任天堂はこれまでダウンロード版の価格をパッケージ版と同価格に高止まりさせたり、
ダウンロード版の購入が店舗でも出来るようダウンロードカードを用意したりと、
常に店舗側に配慮してきたふしがありますが、
任天堂はいよいよ覚悟を決めたのかもしれません。
実店舗では売れなければ売り場面積は減りますし、展示も地味になるでしょうから、
一般の方への商品アピールで不利になると思われ、
それを補うためにスマートデバイスを活用するということなのかもしれません。
いずれにしても近いうちに詳細が発表されるでしょうから、それを待つことにします。

マリオカート8は5月発売だそうです。
3月なら消費税増税前でWiiU本体の販売にも好影響があるかと思っていたのですが、
ちょっと残念です。
本当は個人的に早く遊びたかったから残念なのですが。

さて、今回の説明会ではビデオゲーム事業とは独立した
新規事業についての話題が飛び出しました。正直予想外でした。
ただし具体的な発表はなく、任天堂の強みを活かした
新しいQOL(Quality of Life)向上プラットフォーム事業を始めるとのことです。
まずは[健康]に注力し、[学習]や[生活]にも手を出すそうですがイメージが湧きませんね。
プラットフォームということなので、健康に関するアプリケーションが動作する端末、
あるいはクラウド側のサービス、拡大解釈するならスポーツジムの運営とも理解できますが、
任天堂らしく端末を販売する事業になると予測しますし、質疑応答からはそう読み取れます。
モバイルやウェアラブルではなくノン・ウェアラブルな製品とのことで、
多くの日本企業が後追いでクラウドとかスマートデバイスとか言ってる中で、
その先をにらむのは任天堂らしくいいのですが、口で言うほど簡単にはいかないでしょう。
ただどうやら具体的なアイディアがすでにあるようで、
私がほしいものになるかどうかはともかく、詳細が明らかになるのが楽しみです。

2014年2月4日火曜日

SUPERBOWL XLVIII

SUPERBOWL XLVIIIが開催されました。
寒冷地ニューヨークでの開催と言うことで、
適度に雪が降って、多少荒れる展開を期待していたのですが、
残念ながら天気はよく、気温もそう低くくはなりませんでした。
QBマニングがグローブをはめてのプレーに慣れようと
わざわざシーズン中盤から着用していた努力は
そんなには報われなかったということなのでしょうか。
さて、試合結果を知りたくない方はこれ以降は読まないように。




珍事はゲーム開始前からありました。
まだ裏表のコールをしていないのに早まってコイントスしてしまうというハプニング。
幸いにもコインは地面に落ちる前にレフリーがナイスキャッチしました。
まあ微笑ましいフライイングです。
ゲームが始まってブロンコスの最初の攻撃。
コミュニケーションがうまく取れなかったのか、なんとCラミレスが早まってスナップ!
こっちのフライイングは洒落になりません。まさに椿事。
ということでボールはQBマニングの頭上を越えて自陣エンドゾーンへ。
ブロンコスがなんとか抑えてハンブルリカバータッチダウンは免れたものの
セイフティーで2点献上。次の攻撃権はシーホークスに移るため
ブロンコスは先行攻撃の機会を完全に失ってしまいました。

その後は一進一退で、双方とも決め手を欠きます。
シーホークスディフェンスはショートパスは投げさせても、
ランアフターキャッチは許さない戦略っぽく、
QBマニングへのプレッシャーはそれほどきつくはありません。
今シーズンの過去ゲームでもマニングへのプレッシャーはほとんど届いていないので、
ロングパスへのケアをして空き気味のアンダーニースへパスを誘い、
そこをつぶすのはなかなか理にかなった戦術と感じました。
その甲斐あってブロンコスオフェンスはなかなか先に進めません。
ブロンコスディフェンスもRBリンチの中央へのランをしっかり止めており、
そんなに悪くはなかったのですが、ずるずると進まれFGは与えてしまいます。
この時点でモメンタムはどっちつかずではありましたが、
その後決定的なプレーが…1Q終了間際QBマニングのパスがインターセプトされしまいます。
パスを投げる瞬間にディフェンダーがジャンプしたため瞬間的に軌道を修正し、
それが墓穴を掘ったように見えます。マニングだからこそ起こったインターセプトでしょう。
なお、もしかするとボールはチップされていたのかもしれませんが、
私にははっきりと確認できませんでした。

2Qに入ってもシーホークスペースは変わりません。
お互いにロングドライブを展開し、これはいい勝負になったかと思いきや、
またもQBマニングがパスインターセプトを喰らいます。
FGは蹴れなくはないもののリスクがある敵陣35ヤード、
3down-13で明らかなパスシチュエーション。
攻撃のブロンコスは15点差を追いかけ前半残り時間も長くなく多分得点のラストチャンス。
シーホークもその気持ちを察した上でのディフェンスを展開し、
ロングパスだけは許さないつもりの2ディープで、
1stDownを取られなければいいのでレシーバー4人+レシーバブルなRBを
ゾーンでゆるめに守り、多分ブリッツはない。
少し進まれてのFG決められる分には仕方ないと考える場面でしょう。
オフェンス的にも一応ロングパスを狙い、最悪ノーゲインでも長めのFG勝負し、
たとえFG失敗でも残り時間ディフェンスががんばればいいという、
なんとも予定調和的な状況だったように思えます。
プレーが始まると後ろにいたRBモレノがすぐにパスコースに出てセイフティーバルブになり、
最低でもFGの距離を短くしたい意図が明らかに感じられます。
誤算だったのが4メンラッシュをOLが防げずすぐにポケットが縮んでしまったことでしょう。
ディフェンダーが迫ってきているのはマニングも見えているはずで、
早くパスしたかったのでしょうがおそらく奥のレシーバーは空かず、
セイフティーバルブはなかなか振り向いてくれず、
ポケット内だったので投げ捨てはインテンショナルグラウンディングを取られます。
FGのためにも下がりたくないマニングは無理にパスを投げインターセプトされてしまいます。
それより後ろにはOLとアンモバイルQBしかおらずリターンTDを止めるすべはありません。
結果論ですが、素直にサックされてパントしたほうが良かったのでしょう。
RBがもう少し長くOLのヘルプについたり、
もっと早く振り向いていればFGの3点が加わった可能性はありますが、
いろいろな意味でのあせりが生んだプレイなのかもしれません。
このプレーが分水嶺だったと感じます。

いつもより長いハーフタイム明け、ブロンコスのアジャストを期待していた私を絶望が襲います。
なんとキックオフリターンTDを喰らいます。
短めのキックで敵陣奥深くで止めるつもりだったのでしょうが、
オーバーパシュートするわコンテインはできないわで完全に裏目に出ます。
正直これで終わったと思いました。あとはあまり真剣には見ていません。
一応ブロンコスファンなのですが、勝ち負けよりもいいプレーを見たかっただけに、
SUPERBOWL史上に残るひどい試合になったと感じています。
たとえ負けていても、いつもだとこのオンサイドキックが成功すれば…とか、
このロングFGが決まれば…とか、最後のへールメリーパスが通れば…とか、
そんなことはほとんど起こらないまでも奇跡を期待させられるのがSUPERBOWLなのですが、
後半開始早々これではドキドキしようもありません。
最後の方はスタジアムの観客席に空席が目立ちましたが、しょうがないですね。
2週前のAFC/NFCチャンピオンシップの方がはるかに面白かったですし、
1週前のプロボールのほうが最後まで締まっていました。

で、結果的にシーフォークスにも目立って活躍した選手もいなくて、
MVPはキックオフリターンTDしたWRハービンかなと思ったりしたのですが、
なんとLBスミスって、確かに2ターンオーバーはしたけど2つともごっつぁんでしょ。
すごいプレーではあるのですが、何かひっかかります。

さて、ブロンコスの敗因ですが、
マニングのマニングによるマニングのためのチームになってしまったことかなと。
マニングはすばらしいQBなのは認めますが、人間なので調子が悪いこともあります。
が、マニングありきのチーム編成と戦術なので、
前提が崩れたときの全体の崩壊っぷりはひどいですね。
そのときのためのオプションもありません。
プレイオフでランが出していましたが、あれはパスがあるからこそでしょう。
シーズン全体もシーズン中の各ゲームも比較的楽な展開だったこともあり、
チーム自体はアジャストやキャッチアップが苦手なんだと思います。
普段はマニングがその役を果たすのでしょうが、
負けているあの状況でベンチを見ても檄を飛ばすような選手が見られず、
フリーエージェント等で主要選手を集めてきたチームの悪いところが出ているのかもしれません。

来シーズンへ向けてはサラリーキャップの影響で主力をカットせざるを得ないと聞いていますが、
もはやマニングが抜けると勝てるチームになりそうもないので、
マニング中心でなんとかするしかありません。
まあマニングがいるうちはペイトリオッツのようになんとなく強い状態は続くでしょうが。
しかしマニング自身があとどれぐらいプレーできるかわからないので、
そのあとのことが心配されます。
強いままだと将来有望なQBをドラフトで取ってくるのは難しくなりますし、
また長期低迷に陥る可能性はなきにしもあらずです。
どうするつもりなんでしょうかね、球団副社長のエルウェイは。
うーん、途中から話が変わってしまいました。

2014年2月3日月曜日

MacBook ProでHDMI出力

先日iPhone4SでHDMI出力してみましたが、
今度はMacBook Proからです。

iPhone4s用のDock-HDMI(メス)変換アダプタと一緒に買った
Mini DisplayPort-HDMI(メス)変換アダプタ
MacBook ProのTunderboltコネクタに挿し、
普通のテレビと接続してみたところ表示がミラーリングされました。

設定については[システム環境設定]アプリケーションから行えます。
[ディスプレイ]メニューを表示させると、MacBook Pro本体の[カラーLCD]と、
HDMIで接続したテレビの型番をタイトルとしたウィンドウが2つ表示されるので、
後者のウィンドウからいろいろ設定できます。
[調整]タブで[ディスプレイをミラーリング]を無効にするとセカンドモニタになり、
デュアルモニター環境が手に入ります。
また[システム環境設定]アプリケーションの[サウンド]メニューで
音声の出力先を切り替えられます。
[出力]タブで[種類]が[HDMI]のデバイスを選択するとテレビから音が出るようになります。
残念ながら本体スピーカとの同時出力は出来ないようです。

ただし普通のテレビは文書作成等のワークスペースにするには向かないので、
そういう場合はHDMI入力つきのPCモニターを使うのがいいでしょう。
USBでキーボードマウスを外付けし、
PCモニター側をメインにすればデスクトップっぽく利用できます。
仮想化を使うとMac本体でOS X、外付けのKVMでWindowsを動かすようなこともできそうですね。

ここまできて思いついたのが、さらにApple TVを使えばトリプルモニターになるかもということです。
こうなるといったん保留したApple TVへの興味が復活してきます。
消費税が増税される前に買ってしまうのも手か?