2016年4月28日木曜日

Let's Encryptが正式サービス

発表当初から注目していた無料のサーバ証明書発行機関Let’s Encrypt
証明書の有効期間満了のお知らせメールは
前回20日前に届いたのですが、
今回なかなかこなくてどうしたのかと思っていたところ、
10日前になってようやく届きました。
そして気づいたのは、4月12日に本サービスへと突入したことです。
Public Betaになってから半年ほどになりますね。

で、証明書の更新を行いましたが、
本サービスになっても証明書の有効期間は90日間のままでした。
まあ更新はコマンド一発でできるのでそう手間はないですし、
流出等のリスクを鑑みれば、セキュリティ上は短い方が望ましい
ということもありますから、仕方ないでしょう。
というか、そういうリスクに備えて証明書の失効方法については
知っておくべきだろうということでちょっと調べたのですが見当たりません。

ただ、
# ./letsencrypt-auto --help
でヘルプを見ると"revoke"サブコマンドが存在していて、
# ./letsencrypt-auto --help revoke
することで、何となく使い方は分かります。
今度の更新時にでも実験してみるかな。

2016年4月27日水曜日

車中泊

最初に先日の熊本地震で被災された方にお見舞いを申し上げます。

さて、新聞やニュース等で"エコノミークラス症候群"を
"エコノミー症候群"と略しているのを見かけますが、これはどうかと。
完全に意味が違って聞こえます。

このエコノミークラス症候群の原因として車中泊が挙げられていますが、
この点、私の愛車WINGROADは非常にいい。
後部座席の背もたれを前に倒すと、
180cm×90cmのコンクリートパネルが平済みできる
広大な空間が出現し、大人2人が余裕で横になれます。
そうしても後部座席の足元の空間に多少の荷物は詰め込めます。
またトランクスペースにはなかなかの広さの床下収納庫もあります。
運転席や助手席はフルフラットまではいかないにしても
かなりの角度までリクライニングできて、
足元にフットレスト代わりに何か荷物でも突っ込めば十分寝られます。
そもそも後部座席もまあまあの角度までリクライニングでき、
飛行機の一般的なエコノミークラスよりはるかに快適に寝られます。

ということで、今時は不人気車種ではありますが、
商用車のベースともなっているステーションワゴンWINGROADは
なかなかの優れものなんです。
この機会に見直されるといいんですが。

気に入っているWINGROADですが、問題点もちらほら。
車重のわりにエンジンの排気量が小さく、
エンジンパワー不足を感じる場面があります。
特にエンジン始動からしばらくのゼロ発進時ですね。
それから外観でしょうか。後面は好きなデザインなのですが、
前面はちょっと間の抜けた感じがして。
ちなみに10年間モデルチェンジしてないのは私にとっては長所です。
だって、10年乗っても見た目は現行車なので。
でもいい加減新モデルも見てみたい。日産さんよろしくお願いします。

2016年4月26日火曜日

コンポジットビデオ出力の分岐

自動車からサイドミラーがなくなる日はくるのでしょうか。
条件はあるものの、この6月からカメラとモニターの組み合わせで
ミラーの代替とすることが法律上可能となります。
自動運転への布石なんでしょうね。

さて、乗り始めてからもう10年になる我が愛車WINGROAD。
買い替えの予定などまったくありません。
購入当時ホームセンターでバックカメラ(鏡像対応)を2台買ってきて、
両面テープでくっつけていました。
1台はバック連動でナビに表示されるようにし、
もう1台はナビの外部入力に接続して後方が常時見えるようにして、
「わーい、計器走行だ」とか言って喜んでおりました。
ずいぶん時代を先取りしてましたね。
まあしかし数年前には壊れ、役立たずとなったのですが。

ところで、最近になって別の用途で使っていたカメラ1台がお役ご免となり、
この機会に壊れたバックカメラに替えて車に設置することにしました。
安いバックカメラをもう1台購入して、
これまで同様に2台体制にしようかとも考えましたが、
1台の出力を2つに分岐することにしました。

そうです。コンポジットビデオ信号は単純に分岐できるんです。
製品として2分配ケーブルなんてものも売ってありますが、
ビデオケーブル2本を切ってうまくはんだづけすれば完成です。

で、もとのカメラの配線を切って、
コードレスはんだごて
HAKKO FX901-01
工作してうまく映るようにしました。

しかしこれではちょっと問題が。
最近ナビが必要な時は自動車備え付けのものを使わず、
タブレットうまく置いて使っています。
ところがこれだとナビの画面が隠れてバックカメラの映像が見られません。
ということで、ナビの外部入力に入れていた信号を
激安のミニオンダッシュ液晶モニターに入れることにしました。
このモニタ、IchigoJamのために購入したのですが、
使うことなく余らせていたもので。
ちなみにこのモニタには電源プラグが付いていなかったので、
USBシガーチャージャーの安いのを100円ショップで買ってきて
分解して中身を取り出し、12Vがモニタにいくように工作しました。
これで常時バックカメラの映像が見られるようになりました。
ちょっとだけ時代を先取りです。

2016年4月25日月曜日

コードレスはんだごて

電子工作と言えばはんだごてですが、太い電源ケーブルは鬱陶しいものです。
鬱陶しい分には我慢すればいいだけなのですが、
100Vの交流電源をとれない環境で温められないのは厳しいです。
例えば自動車の中とか。

ずいぶん前からコードレスアイロンなるものもあるので、
ひょっとしてコードレスはんだごてもあるのかと思い調べてみると…ありました。
HAKKOのFX901-01です。電池式です。

電源は単三電池×4本です。
ということでeneloopを入れて使用してみました。
温度計で計ったわけではないのでただの主観ですが、
温まり具合はコード付きのものと遜色ないように感じます。
糸はんだを溶かすのはもちろん、
熱収縮チューブもしっかり縮められます。
ただし絶対的な熱量については望むべくもあらず、
大型部品に盛大に盛ったはんだを再び溶かすには力不足です。
しかし通常使用でどうにもならないというようなことはなさそうです。
使用可能時間はスペック的にはeneloopで2時間程度ですが、
体感的にもだいたいそんなものですね。
まあ連続使用したわけではないですし、計ってもないですけど。

標準のこて先は汎用的なT11-Bで十分実用的ですが、
そこは老舗のHAKKO、こて先は替えられます。
マイナスドライバ型のT11-D4が用意されているようです。
というか、HAKKOのサイトでみを見ると、この2種類しかないみたいです。
まあこて先は所詮消耗品ですから、
種類ではなく取り替えられることに意義があります。

このFX901-01で懸念していたのは形状でしょうか。
持ち手が大きく、電池重量も合わさって重いのですが、
そのせいで使いにくいかというと、そう気になるレベルではありません。
ただ屋外で短時間に作業するためのツール
と認識しておくのが正しい気がします。
またはんだこて台に安定して収まるのかという点もあります。
電池の収納方式からして如何にも重心は手元よりにあり、
果たしてその通りなので、こて台に挿すとバランスがよくないですね。
まあ欠点が利点となり、普通に横向きに置いても安定していて
こて先が地面に付くことはありません。
テーブルの上やフローリングの上に直接置くのは抵抗があるにしても、
アスファルトやコンクリートの上なら躊躇なく置けます。
ただし踏んづけたり蹴っ飛ばしたりはしないように、くれぐれもご注意を。

2016年4月21日木曜日

Nintendo3DS LL スーパーファミコンエディション

昔々、任天堂からスーパーファミコンが発売されました。
子供だった私は弟とお金を出し合い、
発売当日に購入することができました。
で、同時発売となったゲームソフト3本のうち、
スーパーマリオワールドとF-ZEROの2本を購入しました。
スーパーマリオワールドについては普通に楽しんだのですが、
F-ZEROについては度肝を抜かれました。
スーパーファミコンはグラフィックの回転・拡大・縮小を
ハードウェアでサポートしていたはずですが、
それらのゲームでの使い方を見せつけられました。
その鮮烈さは今でも記憶の片隅にあります。

さて、そんなスーパーファミコンをイメージした Newニンテンドー3DS LL
受注生産で販売されることとなりました。
その名もNintendo3DS LL スーパーファミコンエディションです。
完全に私ら世代がターゲットですね。
受注締切りは4月27日午前11:59で、届くのは7月下旬になります。
価格設定はデザイン料が加わっているのかちょっと高めで、
おまけに送料も必要ということですが、
まあ通常品との差分をプレミアムと考えれば許せる範囲です。

で、その申し込み期限が目の前に迫ってきているのですが、
なかなか踏ん切りがつかないんですよね。
今でもちょっとマリオNintendo3DSを使っていて、
スーパーファミコンのバーチャルコンソールが
New 3DSでないと遊べないのでほしいのは山々ですが、
そのためにわざわざ買うかといわれると動機がちと弱い。
そもそも3DSに遊びたいゲームが今後出てくるのか分かりませんし、
現時点で正体不明のNXも気になってはいますし。
何より問題なのはその大きさです。
私のメインの用途がすれちがい通信のため、
LLのあの大きさだと持ち運ぶのに不向きです。

あーどうしようかな。
これまでどおり3DSは使い続けて、
じっくり遊びたいゲームはNew 3DS LLを使おうかな。
パッケージ版のゲームなら
カードを差し替えつつどちらのマシンでも遊べますし。
ほったらかしのゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
New 3DS LLで遊ぶ方がいいに決まってます。
決断の時は迫っています。

最後にもう一度。締切りは4月27日午前11:59です。
ここで申し込めますので欲しい方はお忘れなきよう。

2016年4月20日水曜日

導電性接着剤SX-ECA48の試作品?

発売されたら即購入して試してみたい
導電性接着剤SX-ECA48
何の気なしにネット検索していたところ、
なんとLED PARADISEで売ってるではありませんか。
パチ物かと思いきや、どうも試作品か何かが流出したらしい。
って、値段高すぎ。

ウェアブルの実現のため、
衣服に電子部品を貼り付けるのに使うとのことだったので、
相応に安価なんだと勝手に思い込んでいましたが、
まさかウェディングドレスのような高価なものがターゲット、
ということはないと信じたいです。

100円ショップで売れとは言いませんが、
製品はリーズナブルなることを望みます。

2016年4月19日火曜日

IEEE Senior Member

届くメールって送り元とタイトルで脳内フィルタをかけて、
重要でなさそうなのは開きもしないのですが、
IEEE関係からのメールもだいたい見ることがありません。
しかしIEEEっぽくないのに開いたらIEEE関連だったということもあります。
そんななかにSenior Memberへの昇格のお誘いメールがありました。
IEEEのSenior Memberってなんぞや?

Senior Memberは普通のMemberより上位資格の会員で、
いくつか特典があります。
しかし特に魅力的で欲しいものはありません。
それでも一応アップグレード方法を確認してみます。
まあいろいろ条件はありますが、
ハードルが高いのは上位資格会員3人からの推薦が必要という点です。
で、my IEEEにログインして[IEEE menberNet]の[Advanced Search]で
推薦してくれそうな会員を探してみることに。
まずは私の大学在学当時に助教授で、
お世話になった現在超有名大学の教授から。
って、ただの"Member"かよ。ケッ、使えねー。(じょ、冗談です…)

次は当時の教授ですが、なんと"Life Member"。何それ?
調べてみると、年齢が65歳以上で、かつ年齢とIEEE会員在籍年数の合計が
100年以上ということで、「生涯会員」とでも訳すのでしょうか。
30歳からずっと会員であれば65歳でなれるという、なんとも気が遠くなる条件です。
なったあかつきには会費無料とかの特典があるんでしょうかね。

2016年4月18日月曜日

Visual Studio Code ver 1.0

つい先日ご紹介したVisual Studio Code。
何とタイムリーなことか、先週バージョン1.0が正式に公開されました。
って、これまではベータ版だったのね。

早速ダウンロードサイトから
debファイルをとってきてUbuntu14.04でダブルクリックすると、
簡単にインストールできました。
本体である"code"は"/usr/bin/"ディレクトリに置かれており、
ターミナルから
$ code
とするだけで実行できます。
細かいことは先日の投稿をご覧ください。

アプリケーション自体で何か機能が加わったのかと訊かれると、
私が使う範囲ではそう変わっているようには見えないのですが、
見た目で大きく変わっているのはメニューが日本語化されていることです。
わかりやすくなりました。
ただし、どこを見て言語を切り替えているのかは不明です。

なお、Windows版とMac版もLinux版同様日本語化されています。

2016年4月14日木曜日

直線距離を測る

高速バスに乗った時の話です。
高速道路を走っている最中、
次に休憩するサービスエリアまでどれくらいかな?
とか考えてしまうのは人の性でしょうか。

スマートフォン全盛の現在なら調べるのは簡単で、
Androidなら[マップ]アプリケーションを起動して
目的地をロングタップで赤いオタマジャクシみたいなマークを表示させ、
画面下から上にスワイプして
下にスクロールして現れる[距離を測定]メニューを選択し、
右下の工場の地図記号みたいな[現在地]アイコンをタップすると、
現在地から目的地までの直線距離が表示されます。

これだけでも十分便利なのですが、バス乗車中に別の方法を思いつきました。
Ingressです。
現在地と所有ポータルキーの直線距離が一覧的に分かります。
諸手を上げて便利とは言いませんが、まあ便利といえば便利です。

ところで高速走行時にIngressでポータルをハックしていると
「アイテムが取得できませんでした。」とか言われ、
所有ポータルキーの[リチャージ]をしてもちっともリチャージしてくれなくなりました。
あとで調べてみるとこれは不正移動に対するペナルティーらしいです。
歩けということなんでしょう。

2016年4月13日水曜日

Visual Studio Code

Visual Studioと言えばWindowsアプリケーションを作成するための
Microsoft純正の開発ツールです。
学生の時分にアカデミックパッケージを購入したことがありますが、
当時は数万円しました。貧乏学生には辛かったです。
最近は状況も変わって、無料版もあったりしますし、
そもそもそんな大それたもの使わなくても
コマンドラインツールならcygwin上のbashやgccで充分作れます。
そしてWindows10の今夏のアップデートでは、
それらがcygwinなしのネイティブで使用できるようになるとのことで、
今から楽しみにしています。

さて、MicrosoftではVisual Studioのサブセット的位置づけで
Visual Studio Codeというソースコードエディタを配布しています。
特にどうということもないテキストエディタ+αなので、
わざわざ使っている方は多くないと思いますが、
これって便利じゃないのかとふと思いました。
何がいいって、Windows版もMac版もLinux版もあって、
ほぼ同じ使い勝手なんですよね。
とくにUbuntuでviやgeditに代わるエディタとしていいかも。
ということで限定的ではありますが最近使い始めました。

Ubuntu 14.04で使用するには、
Visual Studio Codeのサイトから
Linux版である"VSCode-linux-x64-stable.zip"をダウンロードし、
展開して現れる"VSCode-linux-x64"ディレクトリを
どこかにコピーすれば完了です。私は"/opt"にコピーしました。
で、そのディレクトリにある"code"を実行すれば
Visual Studio Codeが起動します。

使い方は非常に直感的で、[ファイル]アプリケーションから
ファイルをドラッグ&ドロップすれば、
テキストファイルとして開いてくれます。
また、ディレクトリをドラッグ&ドロップすれば
その配下のファイルを[EXPLORER]ペインで探索しつつ
複数のファイルをタブ状に開けますし、
そのディレクトリ内でgrepも可能です。
ちなみに、ドラッグ&ドロップしなくても
[File]メニューから開くファイルやディレクトリを選べますし、
ウィンドウの左端に並ぶアイコンのうち一番上の
[紙が重なった]アイコンをクリックすると[EXPLORER]が開いて、
[NO FOLDER OPENED]項目に
[OPEN FOLDER]ボタンがある状態なら、
ここからディレクトリを指定して開けます。

コマンドラインからも
$ /opt/VSCode-linux-x64/code <ファイル名> &
で指定したテキストファイルを開いて起動できますし、
$ /opt/VSCode-linux-x64/code <ディレクトリ名> &
で指定したディレクトリを開いて起動できます。
パスを通しておけば"code"だけで呼び出せて便利です。

文字コードもデフォルトではUTF-8になっていますが、
ウィンドウ下のステータスバーにある[UTF-8]をクリックし、
クライアント領域上端に現れる[Select Action]ボックスで
[Reopen with Encodeing]をクリックして、
[Japanese (Shift JIS)]等のエンコード名を選べば、
その設定で開き直してくれます。
[Save with Encodeing]なら指定のエンコードで保存できます。

ところでWindows版はダウンロードする
"VSCodeSetup-stable.exe"がインストーラーになっているので
これを実行してセットアップすればいいだけです。
しかしMac版については特に説明がありません。
"VSCode-darwin-stable.zip"を落としてから展開して、
"Visual Studio Code"をアプリケーションディレクトリにコピーし、
実行すれば立ち上がります。

機能豊富で使いこなしがいのありそうなVisual Studio Code。
Microsoft製ということもあり、食わず嫌いな方も多そうですが、
一度使ってみてはいかがでしょうか。

2016年4月12日火曜日

Shell EasyPayメールマガジン

Shell EasyPayを手に入れてからというもの、
ガソリン給油は専ら近所のセルフのShellです。
昔のセルフなスタンドはいろいろ面倒で嫌いだったのですが、
今のセルフのShellは簡単楽ちんで気に入っています。
しかし問題があって、だれも車の窓を拭いてくれなくて汚いままです。
たまにはセルフじゃないところで拭いてもらい、
濡れタオルを借りられるスタンドなら室内を水拭きしたいところです。

さて、Shell EasyPayにはメールマガジンがあります。
メールマガジンにはここから登録できますが、
EasyPayのお問い合わせ番号が必要ですので、
EasyPay発行時にもらった紙のカードを準備しておくとよいでしょう。
なお、お問い合わせ番号が分からない場合、
コールセンターに問い合わせることになるようです。
その際には登録しているクレジットカードと、自動車運転免許証が必要みたいです。
EasyPayの紛失時対応のためにもお問い合わせ番号はメモしておきましょう。

ところで、ガソリンスタンド(販売会社)によっては
独自にメールマガジンを発行したりしていて、
お得な情報や秘密のパスワードが降ってきたりします。
メールマガジンは行きつけのスタンドのにこそ登録すべきですね。
皆さんも店頭やネットでそういう案内を探してみてはいかがでしょうか。

2016年4月11日月曜日

ソニー銀行

先日ちょこっと紹介したソニー銀行
何だかんだ言いつつも口座を作りました。

作り方は簡単です。
ソニー銀行のサイトのトップページの一番下の
[口座開設]から[ペーパーレス口座開設の手続開始]をクリックし、
案内に沿って必要事項を入力するだけです。
なお、[認証方式]については私は[ワンタイムパスワード方式]にしました。

で、申し込みから2日後に口座開設の通知メールが届き、
その4日後にワンタイムパスワードのためのトークンが送られてきました。
ハリウッド映画やなんかで、スイス銀行の口座にアクセスするのに
ボタンを押すとランダムっぽい数字がたくさん表示される
キーホルダーくらいの小さな電子機器が登場したりしますが、
まさにあれがトークンです。
なんだか金持ちになった気分です。気分だけですけど。

ちなみにこのトークン。
電池はどう替えるんだろうと説明書を確認すると、なんと使い捨てなんですね。
そのトークンの有効期限が切れる前に新しいのを送ってくれるみたいです。
おそらく時刻をワンタイムパスワードの種にしていて、
電池交換で一瞬でも電力が途切れると時刻が狂うのでダメなんでしょうね。

話を戻しますが、その翌日には本人限定受取郵便物の通知が自宅に届き、
郵便局でキャッシュカードを受け取りました。
そのとき公的身分証明書をコピーされるのですが、
これが銀行に届いて本人確認できることにふと気づきました。
銀行の窓口で口座を作るときには身分証明書の提示が必要ですし、
じぶん銀行だとスマートフォンのカメラで自動車運転免許証を撮影しましたが、
ソニー銀行の口座新設ではそういうのがありませんでした。
本人限定受取郵便物にはその機能があるんでしょうね、きっと。

さて、受け取ったキャッシュカードをその場で取り出し、
ゆうちょ銀行のATMを利用して預け入れしてみました。
預け入れに手数料がかかる金融機関はあまり聞かないので、
何も考えずに入金です。めでたく成功です。
後で確認するとその認識で正しいですし、
偶然にもゆうちょ銀行が提携先金融機関に含まれていました。
なお引き出しの方は月4回まで手数料無料とのことです。
ちなみにイオン銀行やセブン銀行のATMだと
何回引き出しても無料だそうです。

こうなるとデビットカードとして使ってみたくなります。
とりあえず実店舗(日本国内)での支払いをしてみました。
その店舗のレジはICカード対応で、
暗証番号を求められたので自分で入力し、支払い完了です。
そしてすぐに支払明細がメールで通知されます。便利ですね。
後で口座の残高を確かめるとしっかり減っています。当然ですね。
基本的にはVISAのクレジットカードと同じ扱いなので、
実店舗でサインを求められるパターンもあるようです。
もちろんカード番号等を入力するネット通販等でも普通に使えるでしょう。

またドル払いの場合の為替手数料は1.76%だそうで、
PayPalau WALLETに比べれば良心的で、
通常のクレジットカードと同水準です。
このあたりの詳細はSony Bank WALLETの使い方を参照ください。

最後になりましたがウェブサービスが利用できるようにします。
詳しくはキャッシュカードと同封されたスタートガイドにありますが、
ソニー銀行のサイトのトップページから[ログイン]し、
案内にしたがって入力していけば簡単にできます。
初めて扱うトークンの登録には少々戸惑いはしましたが、
難しいということはありません。
むしろ店番号や口座番号やパスワードがパッと出てきません。
前2つはキャッシュカードに書いてありますし、
パスワードは口座開設時に設定したものです。
キャッシュカードとトークンを手元に準備してログインするのがいいでしょう。
というかログインIDがメールアドレスや任意のユーザ名ではなく
店番号+口座番号なので、キャッシュカードを見ながらでないと
覚えてないかいられませんね。

ちなみに、ある環境(機器+OS+アプリケーション+ログインユーザ等)から
初めてログインする場合はトークンでの機器認証が必要になります。
必要に迫られて他人の機器を借りてログインしたくても
トークンが手元になければどうにもなりません。
かといってトークンを持ち歩くのは邪魔ですし、
セキュリティ的にも問題ですので、そのあたり注意しましょう。
まあトークンを使わない認証も用意されているようなので、
そちらを選択するのも手かもしれません。
でもやっぱりトークンがかっこいいよな。

2016年4月7日木曜日

ニンテンドーDSiショップのサービス終了

LINEの供託金逃れ(?)ですっかり有名になった「前払式支払手段」。
その一種である[ニンテンドーDSiポイント]が払い戻しの運びとなりました。
これは「ニンテンドーDSiショップ」サービス終了に伴う措置で、
払い戻しの方法等は後日の発表となるとのことです。
数年前に音楽ギフトカードの払い戻しを体験しましたが、
個人的にはそれ以来ですね。

ところで、この「前払式支払手段」で集めた費用は、
商品券勘定ということになると思われます。簿記で出てきました。
でも一般的な貸借対照表で商品券勘定なんて見たことないな、
と思っていたら、前受金勘定で処理しても構わないんだそうです。
で、任天堂のを見てみるとそれもありません。
って、[流動負債]の[その他]にまとめてあるんですね。

さて、こうなればWiiポイントの払い戻しのニュースを待ちたいですね。
じつはまだ何千円分かがそのままになっていて、
特に使い道もないため塩漬けになってます。
まあまだまだ先の話になるでしょうけど。
Wiiとの互換性のない新世代ハードが出てから
何年か経った後ぐらいですかね。
それにしても発酵して利息ついたり…しないよな。

2016年4月6日水曜日

個人番号カード改めマイナンバーカード

唐突に「マイナンバーカード」に改名された「個人番号カード」。
以前そのネーミングにケチをつけたことがありますが、
まあ妥当といえば妥当な措置です。
もうちょっといい名前にならなかったのかとも思いはしますが。

さて、マイナンバーカードは発行までに半年ぐらいかかる
とかいう話も当初は聞こえていました。
その理由は大量に発行するのに単純に作業が追いつかない
というようなことだったと認識しています。
しかし、地元地方紙に地元の自治体単位の申請状況が出ていて
軒並み1~3%だったり、全国的にも1割程度だったようで、
地方公共団体情報システム機構のページで発行時期を確認すると
そんなにはかからなそうな雰囲気でした。

ところが、システムの出来がひどくサーバを再起動しまくりとか、
交付のため役所に行ってもトラブルで当日もらえないとか、
ICカードへの書き込み中での通信断でカードが死ぬとか、
ネガティブなニュースのオンパレードで、
おまけに平成27年度の発行が、
希望者の2割程度の227万枚なんだそうで、
これじゃ当初の待ち時間半年というのも楽観的過ぎる数字っぽい。
まあ来年の確定申告も従来の住基カードでやればいいか、
とか思ったりもしています。

本当は実際に交付されてから、
体験した手続き等でも書こうかと考えていたのですが、
とりあえず現状だけでも書き残しておくことにします。

2016年4月5日火曜日

au WALLETのWALLETポイントを何とかする

時が経つのは速いものです。
携帯電話をMNPでauに移ってきてから2年になろうとしています。
契約の満期が迫って参りました。
そしてauから去るときも近づいております。
といっても私は携帯電話とスマートフォンの2台持ちで、
今回対象となるのはスマートフォンの方です。
携帯電話の方は10年以上auで、端末は8年は前に買ったW62Sです。
こちらはauが3G廃止を決定し、
頼むから機種変更してくれと言ってくるまで、
絶対に替えてやるものかと心に決めています。

さて、契約を切る事自体に問題はないのですが、
契約に紐付いて持っているau WALLETが問題だったりします。
契約を切った後でも使えるようですが、
チャージ方法が制限されるので実用にはなりません。
そんなわけでプリペイドカードにチャージしている分を
空にするまで止めるに止められません。

正直それほど使う機会もなく長期に渡って残高を残していましたが、
努力の甲斐もあって残り数円までこぎつけました。
ちょうど0円にするのはなかなか難しいので、
これくらい損するのには目をつむろうかと。
実際にはキャンペーンやポイントでそれ以上に得してますし。

で、そのWALLETポイントが98ポイントあるというのが曲者です。
あと2ポイントで100円分チャージできるのですが、
200円の支払いで1ポイント(プリペイドカードの場合)なので、
400円使う必要があります。
しかしじぶん銀行からのチャージは最低金額でも5000円。
契約終了までの残り期間を考えると使いきるのが難しくなります。
100円くらいまあいいやと思いたいところですが、
しみったれの私は気になってしょうがない。

そんなある日、いい方法を発見してしまいました。
支払いを同一にしている複数回線へなら、
WALLETポイントを贈ることができるのです。
やり方は簡単です。

au Walletにログインして[ポイントを使う]メニューから
[au料金に使う]の[詳しくはこちら]ボタンをクリックし、
①ご家族など、請求書をまとめているお客さまにポイントを贈る場合はこちら
の[こちら]リンクをクリックします。
あとは指示にしたがって贈り先等を指定すればいいだけです。
ただし贈れるのはWALLETポイントだけです。
チャージした金額も移せれば完璧なんですけどね。

ところで先のページには
②同一名義で契約されている複数回線のポイントをまとめる場合はこちら
(au IDの統合でポイントをまとめることができます)
なる選択肢もあり、au IDの統合によってのポイントの統合も可能です。
ただし、統合される側の回線のau WALLETは自動解約され、
チャージ分は消滅するみたいですのでご注意を。
詳細はこちらをご覧ください。

これで心置きなくauを解約できそうです。
そしていよいよ最後の課題に取り組むときがきました。
MNPすべきか、解約すべきか、それが問題だ。

2016年4月4日月曜日

Pokémon GOのフィールドテストに参加

先月フィールドテストへの参加登録していた
開発中の期待のスマートフォン向けゲーム、Pokémon GO。
ラッキーなことに招待メールが届きました。
ただし、
開発中のアプリですので、画面およびアプリの内容については非公開になります。
画面及び内容については、外部に共有されませんようお願いします。
と釘が刺されてあり、ここでそのような事に触れることはしませんのであしからず。
でもせっかくなので、ゲームの内容とは関係ないところで、
私が出会ったトラブルや、試したことについて書いてみようかと。
なおベータ版ですので、エラーやフリーズや
操作の反応の遅さには触れないことにします。

最初に招待メールの手順に沿ってインストールしようとしたのですが、
どうにもうまくいきません。
私のAndroid端末には複数のGoogle Appsアカウントが登録されており、
どうもこれが悪さをするようです。
しかたがないのでPCのブラウザから指示されたURLを開いて処理をし、
PCのブラウザ上でGoogle Playから
インストール先端末を指定することでリモートインストールできました。

インストール後最初にゲームを起動するとユーザ名の入力を求められますが、
入力してもまったく先に進めませんでした。
相当な時間待ったり、何度も起動し直したりしていたところ、
進むボタン的なものが現れ、
それをタップすると素直にゲームが始まりました。
ですが、それまでそのボタンが表示されていなかったのか、
それとも私がそのボタンを単に見逃していたのか、
今となってはよく分かりません。

ゲームは全画面表示されていて、
必要な時以外はステータスバー(通常画面上端に表示)や
ナビゲーションバー(通常画面下端に表示)が隠れているのですが、
それらを表示させるとゲーム画面の一部が隠れて操作しにくくなります。
実はこの仕様の影響で私がボタンに気づかず、
前述のようにユーザ名の入力から先に進めなかった可能性があります。
どっちが悪いにしろ、ここは改善を望みます。

ゲームのセーブデータは100%クラウド上にあるようで、
どの端末からアクセスしようと同じ状態でログインできます。
この辺はIngressと同様ですね。
複数端末からの同時ログインも問題ないように見えますし、
片方で何らかのステータスが変化すると、
もう一方は定期的に同期して最新の状態に更新されます。

同一端末でIngressと同時に立ち上げてみましたが、
なんだかIngressの調子が悪くなりました。
もしかするとバックエンドがIngressと共通とかあるのかもしれません。
またどっちかを立ち上げるとどっちかが勝手に終了されていることが多く、
性能のよい(RAM容量の多い)端末を使わないと
両方同時に遊ぶのは難しいかしれません。
ちなみにスマートフォンでテザリングを有効にし、
それにつながったタブレットとの2台体制とし、
各機でIngressとPokémon GOをプレーしてみましたが、
調子が悪いことがありました。私の環境だけかもしれませんが。

あとIngress同様バッテリーの消費は激しいです。

以上を総合すると、IngressとPokémon GOを同時に遊びたければ、
スマートフォンを2台以上契約して、
大容量のモバイルバッテリーをつなぎ、
とっかえひっかえプレーするぐらいしないといけないかもしれません。
素直にどちらかに絞ることをおすすめします。

さて、ゲーム内容について公式にアナウンスされているのは
『Pokémon GO』の最新情報程度のようです。
これによるとPokémon GOではゲームをある程度進めると3チームの中から
所属チームを選ぶことになるそうです。
Pokémon GOの事実上の前身ゲームであるIngressでは、
まだわけの分かってないゲーム開始直後に
2陣営からどちらかを選ぶことになるのですが、
Ingressを十分遊んだ上で振り返って見ると、
これはちょっと不親切かなとも思います。
任天堂の哲学やIngress開発・運営陣の経験から
Pokémon GOではこのようなシステムになったんでしょう。

最後に、正式リリースまでにはまだまだかかりそうですが、
いいゲームになることを願っています。
フィールドテスターとして微力ながら貢献できればうれしいですね。