2017年1月31日火曜日

Pokémon GOと天気

コツコツ遊んでるPokémon GO。
先日ようやくレベル29となりました。
完全無課金プレーは結構しんどいです。
最近は複数のバトル用ポケモンがほどよく育っていて、
ジムバトルやトレーニングも無理なくこなせるようになり、
ジムにポケモンを配置してのコインゲットも比較的楽になりました。
現在の目標はコイン1250個貯めてしあわせタマゴ25個の入手です。
レベル30に上がるとしあわせタマゴが3個もらえるそうですが、
それは多分2~3ヶ月後になると思われ、
どっちの方法が早いかは微妙です。
しあわせタマゴ28個あれば当分は楽にレベル上げできるでしょう。
なにしろ私が編み出した効率よいXP稼ぎの方法がありますから。
まあその方法に[ポッポマラソン]なる名が
付いているのは後で知りましたが。
ちなみに現在図鑑に載っているポケモンは、
初期のカントー地方のポケモンと追加のベビーポケモン含め、
捕まえたのが130、見つけたのが149です。

さて、今年の冬は荒れ模様で、先日大雪に遭いました。
雪が降り、積もっているので特に出歩いていたわけではないのですが、
ふとPokémon GOを立ち上げると見慣れないポケモンが…
その後も天気のいいときには見たことないポケモンが結構出てきます。
そして天気が回復するといつもの奴しか出てこなくなりました。
憶測ですが、Pokémon GOって天気が悪いと
レア目のポケモンの出現確率が上がるのかも。
でも天気が悪いときに出歩くと事故にあう危険性も上がるわけで、
さすがにそんな仕様にするかなぁ?
まあでもときどき確変は起きてほしいですけどねぇ。
ポッポやコラッタばかりだとモチベーションが持ちません。

2017年1月30日月曜日

mineoフリータンクの枯渇

気がつけば1年半使っているMVNOのmineo
私のMVNO遍歴からすると結構長めです。
使い初めてからしばらくは使用通信量を確認しつつ、
毎月20日過ぎに翌月の通信量の契約を変更したり、
余った通信量をフリータンクに寄付したりしていましたが、
ここ数ヶ月は使用通信量が安定していて、
足らなくはならないものの、かと言って寄付するほど
まとまって余るわけでもなく、フリータンクとは無縁でした。
結局フリータンクからもらったのは1回だけと記憶しています。

このmineoのフリータンク。
その月、あるいはその前月から繰越した通信残量を寄付して
他人に融通するという、実にソーシャルな制度なのですが、
性善説を前提とすると成立初期にしか
うまく事が運ばないのはインターネットと同様です。
mineoが50万契約を達成した今、
フリータンクには枯渇の危機が訪れています。

私の個人的な印象ですが、イノベーターやアーリーアダプターは
わりと律儀で行儀がよく、制度に穴があるのを承知していても、
あえてそこを突こうとするのはごく少数で、
緩い制限をかけるだけでなんとなく丸く収まります。
ところがアーリーマジョリティが入ってくるころになると、
心ない人たちが多くなってきて、
より厳しい制約がなければ制度が破綻に向かうと。

いろいろな場面で日本人を一括りにして道徳感が高い
と言われているのを時々見かけますが、
それはそれぞれの個人についてであって、
一括りにすることについて非常に違和感を感じています。
日本人でもかなり酷い人はかなりの数います。
外国人でもいい人はたくさんいて、
私自身海外の道端で現地の方に助けてもらった経験があります。
私もそういういい人でありたいとは常日頃から思っております。
言うは易しですが。

2017年1月26日木曜日

AVセレクタを自動車に

数年前からAV機器の出力はHDMIが標準となり、
たくさんのHDMI出力機器を持っているのに
HDMI入力が1つしかない昔または廉価のテレビを使っていると
HDMIセレクタは必需品になります。

同じようなことは大昔にもあって、
スーパーファミコンとPCエンジン(CD-ROM^2)とメガドライブと、
というように複数のコンポジットビデオ出力(+ステレオ音声)対応の
ゲーム機を持っているとAVセレクタが必需品となっていました。
そこまで古い製品ではありませんが数年前まで私も使っていました。

使わなくなって久しいものの、
捨てるのも何なのでずっと持ってはいて、
最近になって新たな用途を見出しました。
自動車用です。

自動車用といっても車内でビデオ鑑賞とか言う話ではなく、
カメラの切り替えに使っています。
近未来のミラーレス自動車を先取りしてDIYで
カメラを付けているのですが、
複数のカメラを切り替えるのに使っています。
現在販売されているバックカメラもコンポジットビデオ出力なので、
AVセレクタが使いまわせるんですね。

ところで現在使用しているAVセレクタは3入力1出力品で、
バック時用のリアカメラと左(助手席側)ドアミラー代替可能なカメラの
2つを入れているのであと1入力余っており、
もう1つカメラをどこかに付けようかと画策しているところです。

2017年1月25日水曜日

Nintendo Switch ソフトウェア

先日本体Joy-Con/ドックについて考察などしたNintendo Switch。
今回はソフトウェアを見てみることに。

ゲームを起動したり各種設定を行ったりするメニューは
当然あるはずですが、このあたりあまりはっきりしていません。
まだ発表したくない理由が何かあるのかもしれません。
有名タブレットOSのアプリケーションがそのまま動くとか?
それはともかく、少なくともJoy-Conをペアリングするために
タッチパネルでの操作は可能でしょうし、
タッチパネルが利用できないTVモードのために
Joy-Con等での操作が可能でしょう。

ゲームについては[ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド](WiiU版も)と
[1-2-Switch]が本体と同時発売ということで、WiiWiiUのときと同様、
ゲーマー向けと新機能のデモ的ソフトというところです。

ところで今春発売の[ARMS]から本体にJoy-Con(R/L)が
同時に2組接続できそうなことが分かりますが、
[スーパーボンバーマンR]の説明では
同時プレイ数がTVモードで1~8、
テーブルモードで1~8、携帯モードで1、
インターネット通信で最大8人、
本体を持ち寄るローカル通信で最大8人となっています。
TVモードで大きなテレビで8人対戦できるとは、
大昔イベント等でハイビジョン仕様のPCエンジンで
ボンバーマンの10人対戦がされていたのを思い出しますが、
Joy-Con(R/L)×2で4人分のコントローラしかないのに
8人対戦とはどういうことなんでしょうか?
Joy-Con(R/L)は4組まで接続できるということか?
でもBluetoohでは同時に接続できるデバイスは7つまでで、
8つは無理と思われます。私の認識違いなのか、
まだ未発表の周辺機器があるのか、興味は尽きません。

パッケージゲームのリージョンロックは基本なしになるようで、
気軽に海外版ゲームが遊べるようになるのはいいことです。
とくに私の好みのNFL(アメリカンフットボール)のゲームが
日本で出るとは思えないので、
もし米国版を楽しめるならうれしい限りです。

ゲームはこれくらいにしてその他のソフトウェアについて。
チャットやマッチングができ、ファミコンやスーパーファミコンの
ソフトが遊べるオンラインサービスが提供され、
今秋までは無料、その後有料となるそうです。
スマートフォンで友だちと待ち合わせや
ボイスチャットもできるようにもするようで、
どうやらSwitch世代では囲い込みに執着するのではなく、
世間一般で利用できるもので代替できるなら
そちらと積極的に連携するよう方針を変えたのかもしれません。
ペアレンタルコントロール機能の[みまもり Switch]も
本体だけでの実現が十分可能なものを
わざわざスマートフォンとの連系で実現しています。
またSwitchには本体にもJoy-Conにも撮影用のカメラ
(モーションIRカメラはそうじゃない)が搭載されていませんが、
スマートフォンのカメラと連携したりするのかもしれません。
あるいは3DSのカメラととか。

[すれちがい通信]や[Miiverse]はないとの情報も非公式にあり、
[Miiverse]に対応しないのは囲い込みを止めた傍証になります。
逆に言えば任天堂は[Miiverse]を諦めたとも言えます。
ただ[すれちがい通信]がないのは残念です。
次世代の携帯ゲーム機については、任天堂としては
当然いくつかのオプションを候補にあげており、
そのうちの1つは3DSの正統進化版でしょうが、
対抗としてSwitchの小型かつ廉価版でしょう。
ただし後者に本気で取り組むにはSwitchのバカ売れが条件でしょうね。
その時にはきっとSwitchにも[すれちがい通信]が
やってくるものと期待しておきます。

2017年1月24日火曜日

Nintendo Switch のJoy-Conとドック

先日主にタブレット状の本体について考察などしたNintendo Switch
今回はJoy-Con(L/R)とドックを見てみることに。

まずJoy-Conですが充電用の金属接点が見当たりません。
本体側面はJoy-Con固定用のレール(金属製?)しか見えませんし、
本体同梱ではない別売り用のJoy-Conグリップの
Joy-Conはめ込み面にも金属接点がないように見えます。
まさか無線給電?
コストは高くなりますが、頑丈で安全なおもちゃを
作ることをポリシーとする任天堂ならありえそうです。

プレゼンテーションで公開された動画で、
Joy-ConグリップからJoy-Conを外したときに
グリップ側のLEDが消灯したので、
グリップはただのプラスチックの塊ではないのか?
と思ったのですが、なんのことははない、
グリップには導光部品が付いていて
Joy-Conが発した光を導いているだけのようです。
Joy-Conストラップにも同様の導光部品、
または単なる穴があるようです。

Joy-ConのR/Lそれぞれには
アナログスティック(押し込みボタンあり)と4つのボタンと
左右1つずつのトリガーボタンがついており、
スーパーファミコンのコントローラ並の操作が可能です。
その他にも[start]ボタンに相当しそうな[+]/[-]ボタンが
R/Lに1つずつ付いています。
[select]ボタンが足りないですが、
横持ちしたときに非常に押し辛そうな位置ではあるものの、
もう2つボタンがあるので、
どうしても必要ならこれが使用できそうです。
Wiiリモコンに見立ててもボタンの位置はともかく、
数は足りてますし、加速度/ジャイロセンサ付きなので
Wiiリモコンプラス相当として使えそうで、
Joy-Con(R)をWiiリモコン、Joy-Con(L)をヌンチャクとして
使用するのも不可能ではない気がします。
問題はWiiリモコンのポインティング操作ですね。
まあテレビ/本体LCDとの相対位置を初期設定すれば、
モーションセンサによるトラッキングでのエミュレートも
可能なのかもしれません。
あとはWiiリモコンのスピーカーを使ったゲームは無理ですね。

Joy-Con(R/L)をグリップで一体化すれば
GameCubeコントローラーGameCubeコントローラー相当になりますし、
Nintendo64のコントロール体系とも互換が取れます。
Joy-Con(R/L)を本体と合体させれば、
本体のタッチパネルとJoy-Con(R)に仕込まれた
NFCリーダー/ライターとあいまって
ほぼWiiU GamePadになります。
こうしてみるとJoy-Con(R/L)は任天堂ゲーム機の
コントローラーの集大成と言えます。

そんな古くて新しいJoy-Conの新機軸はというと
モーションIRカメラとHD振動となります。
モーションIRカメラはJoy-Con(R)についており、
被写体の形や動き、それにカメラとの距離を認識できるそうです。
こういう得体の知れないものを試行錯誤しながら
使いこなしていくのは非常に任天堂らしいですね。
とりあえず本体と同時発売のゲーム[1-2-Switch]で
その片鱗を見せてくれるでしょうが、
何年か後のゲームで画期的な使い方をしてくるのを
期待しておきます。
HD振動はJoy-Con(R/L)についており、
振動の単なる強弱によるフォースフィードバックではなく、
プレイヤーの触覚に訴えるような実感を与えてくれるようです。
これは是非体験してみたい。

Joy-Con自体の機能ではありませんが、
Joy-Con(L)には[キャプチャー]ボタンがついており、
スクリーンショット(将来的には動画対応)をとって
SNSにアップできるようです。今時の機能です。

次にドックについてです。
ドックには向かって左にUSBポート×2、
ドックの裏蓋を開けたところにACアダプタ(コネクタは独自形状)端子、
USBポート(2.0だが将来的に3.0)×1、HDMI端子があります。
本体とはUSB Type-Cで接続され、Type-Cコネクタなら
ピンアサイン的には、Alternative modeでのHDMI出力と、
USB 2.0×2ポートがそのまま引き出せるのですが、
USBポートは3ポートで、そのうち少なくとも1つがUSB3.0となれば、
ドック内には単なる配線以上の機能が備わっていると思われます。
USBポートは充電対応のJoy-ConグリップによるJoy-Conの充電や、
別売のProコントローラーの充電にも使えるということなので、
外側に付いているUSBポート×2は充電専用である可能性はあります。

現時点ではドックのUSBポートに
市販の有線LANアダプタ挿せることが明らかになっており、
本体をドックに挿したTVモード時のみ
有線LANを利用することもできるそうですが、
TVモードと他モードの間をスイッチしたときに、
有線LANとWi-Fiを切り替えが発生し、
IPアドレスが変わると面倒なことになります。
このあたり何か対策するんでしょうかね。

まさかドックはそれなりのプロセッサを積んでいてうまく動かすとか?
そのプロセッサでUSB外付けHDDにいつの間にダウンロードするとか?
人柱によるドックの分解が待たれます。

2017年1月23日月曜日

Nintendo Switch ハードウェア

去る1月13日、体験会に先立ち、
Nintendo Switchの詳細が明らかになりました。
残念ながら私は現場に行くことはできませんでしたが、
発表時のときと同様
公式発表や非公式情報を元に考察してみたいと思います。
実物を見てもないですし、実際に遊んでもいないので、
そのあたりご承知おきを。

と、その前に公式に明らかになった注目の情報について。
発売日は3月3日、価格は29980円(税別)です。
昨今スマートフォンやタブレットは非常に高くなっているので
心配はしていたのですが、それなりの安さです。
より安い25000円なら言うことなかったのですが。
ただ、ハードウェアの詳細が明かになってみると、
この価格設定は安過ぎはしないかと逆に心配ではあります。
いろいろな場面でハードウェアは赤字では売らないと
言っていたはずですが、大丈夫なのか?

なお29980円のパッケージに入っているのは
Nintendo Switch 本体、ドック、Joy-Con(L/R)(色はパッケージによる)、
Joy-Conグリップ、ACアダプタ、HDMIケーブル、
それに初出のJoy-Conストラップ×2です。
Joy-Conグリップは旧来のゲーム向けに
Joy-Con(L/R)を一体的に固定するためのものですが、
Joy-ConストラップはWiiリモコンの二刀流的な、
あるいは横持ち2人プレイとして
L/Rバラバラで使用する場合の補助部品で、
ストラップで手から落ちないようにできたり、
横持ち時のトリガが押しやすくなります。

ところで、本体同梱のJoy-Conグリップとは仕様が異なる
別売りのJoy-Conグリップも存在し、
こちらはUSB Type-Cコネクタか給電することで
Joy-Con(L/R)の充電もできるようです。
価格が2480円(税別)とのことで、
本体同梱版はもっと安くついているんでしょうね。

旧来のゲームをJoy-Conより快適に操作できる
Nintendo Switch Proコントローラー
別売りで6980円(税別)と結構値が張ります。
モダンなセンサー類、振動機能に加え
NFCリーダー/ライター機能も付いてるので
仕方ないのかもしれません。
充電用にUSB Type-Cコネクタが付いています。
機能的には
Pro = Joy-Con(L/R) + Joy-Conグリップ(別売り版)
の式が完全に成立しそうです。
なおJoy-Con(L/R)はそれぞれがリチウムイオンバッテリーを搭載し、
動作時間は約20時間ということで、
より長くゲームをしたいなる理由で約40時間使える
Proコントローラーを選ぶ、というのもありといえばありです。

今回発表されたゲームの中でも[ARMS]は、
1人がJoy-Con(L/R)を両手で持って操作するにもかかわらず、
画面2分割で2人同時プレーが可能のようなので、
少なくともSwitch1台にはJoy-Con(L/R)を2組接続でき、
L/Rを1組として2人、あるいはL/Rをバラバラにして
4人同時プレーができそうです。
WiiリモコンのようなLED4つのインジケータもありますし。
2人が2組のSwitchを持ち寄って
1台のSwitchに臨時にJoy-Con(L/R)×2を接続もできそうですが、
Joy-Con(L/R)は4480円(税別)で別売りしてくれます。
Wiiリモコン3本追加購入したことを考えれば安いものです。

別売りで特筆すべきなのは
Nintendo Switch ドックセット(ドック + ACアダプタ + HDMIケーブル)です。
2台以上のテレビでよく遊ぶ場合には便利です。
ただ価格が8980円(税別)と本体セットの3割もします。
専用ACアダプターは別売りなら2980円(税別)で、
HDMIケーブルの値段もたかが知れているので、
単純推定すればドック単体の価格は数千円程度となります。
ドックはただの箱に過ぎないと考えていましたが、
どうやらそうでもないのかもしれません。

さて、Switch本体は173×101×13.9mm、重量297gの6.2インチタブレットです。
LCDサイズ6.2インチはWiiUのGamePadと同じですが、
解像度は1280×720で1.5倍(面積は2.25倍)になっています。
HDMI出力時はいわゆるフルHDの1920×1080ということで
さらに1.5倍(面積は2.25倍)になります。

インターフェイスは無線通信がIEEE802.11ac、Bluetooth 4.1、
有線がUSB Type-Cだけのようです。
WiFiは最大8台のローカル通信とアクセスポイント経由での
インターネット通信が可能とのことですが、
これらは完全同時なのかNintendo3DS同様排他的なのかは分かりません。
他にはゲームカード(パッケージ販売用独自メディア)スロット、
microSD(/HC)(XCは後日対応)カードスロット、
イヤホン端子(マイク付き4極?)がある程度です。
ドックとの接続には本体底面のUSB Type-Cだけを用いるようで、
最新のMacBook Proよろしく、
充電/給電も周辺機器接続も映像/音声出力もなんでもかんでも
このUSB Type-Cで済ませてしまうということでしょう。
Type-Cはピンアサイン的には、Alternative modeでのHDMI出力と、
USB 2.0×2ポートがそのまま引き出せるので、
ドックには大した機能は必要ないはずです。
USB Type-C端子にモバイルバッテリーを接続できることが、
わざわざアナウンスされていますが、
内蔵バッテリーでの駆動時間が2.5~6.5時間とのことなので、
使い方によっては必要になるでしょうね。
まあ今やスマートフォンのために
モバイルバッテリーを持ち歩く方も多いので、
この辺は目くじらをたてるようなことでもないかと。
ところで本体底面に充電端子があるとテーブルモードで
遊ぶときUSBケーブルが邪魔になりそうなものですが、
そうならないよう端子は奥まったところにあるようです。

本体内蔵ストレージは32GBでWiiUプレミアムセットと同じです。
これと後挿しのmicroSDカードでセーブデータや
ダウンロード版ゲームをまかなうことになります。
WiiUの大作ゲームで10GBオーバーなんてのもあるようなので、
これで容量十分ということでもないと思われます。
もしかするとドックにUSB外付けHDDをつけておくと、
あまりやらなくなったゲームを本体メモリからHDDに退避できたり、
バックアップできたりするかもしれません。個人的希望ですが。

本体に備わっているユーザーインターフェイスは、
ボタンについては上面の電源キーと
シーソー型の音量アップ/ダウンキーだけのようです。
Bluetooth(3.0)で通信すると思われるJoy-Con等の
コントローラーをペアリングするための専用キーはなさそうです。
映像はLCD(6.2インチ、1280×720ピクセル)で
音はステレオスピーカー、ヘッドフォン/ヘッドセット端子となります。
Bluetoothヘッドフォン/ヘッドセットが使えるとうれしいですが、
Bluetoothの同時接続機器数が最大7個で
Joy-Con(L/R)×2ですでに4つ埋まっていること、
多人数プレー時にどうするのかという点、
あるいはゲームの効果音の遅延の可能性等考えると、
あまり期待しない方がいい気がしています。

LCDには静電容量式のタッチパネルを装備し、
米イマージョン社のハプティクス(触感フィードバック)技術が
採用されているっぽいです。
これまでのところタッチパネルで操作するような使用方法は
まったく提案されておらず、
そもそもドックに入れてしまうと使えないのですが、
Bluetoothのペアリングをはじめとする
設定系の操作用だけとは思えない豪華仕様なので、
この辺に関して何か隠し球がまだあるのではないかと。
メジャーなタブレット系OS用アプリケーションが動くとか、
本体とドックを無線で結ぶダミーシステム(エヴァ風)が別売りされて、
TVと本体LCDが同時に使えるようになり、
WiiUゲームのバーチャルコンソールが実現するとか?

最後に「ない」ことについて言うとすればカメラでしょうか。
おそらくコスト面で切ったのでしょう。
WiiUのGamePadにも付いてたカメラも
ほぼ使われてなかったので納得です。
そしてもう1つなくなるのが前世代機との互換性です。
おそらくSwitch開発の比較的早い時期に諦めたのでしょう。
WiiUのゲームはそんなに多くないですし、
ハードで互換性をとることにコストを費やすぐらいなら、
さっさとバーチャルコンソールを整備するのが吉ですね。

2017年1月19日木曜日

今年もStartSSL

年に一度の面倒事、ウェブサーバ証明書の更新の季節となりました。
単なる趣味で複数のドメインを所有し、
たくさんのホスト名でウェブサーバを運用しており、
個人としては大量と言ってもいいぐらいの証明書を使っているのですが、
実は既にかなりの数をLet's Encrypt発行のものに乗り換え済みで、
certbotでお手軽に更新できるようになりました。
しかしこれまでお世話になったStartSSLには義理があります。
いくつかのホスト名については
こちらから1年もの証明書を発行してもらうことに。

で、1年ぶりにStartSSLを訪れてみると…
1年前からまた大幅に変わってるorz
デザインもそうですが、ログインが[Client Certificate Login]と
[One Time Password Login]を任意に選べるようになっています。
まあ一旦ログインすれば基本線はそんなに変わってはいなくて、
ダッシュボード的なものが加わった分、わかりやすくはなりました。
証明書の発行も昨年同様Windows上では
"startcomtool.exe"ツールが助けてくれるようです。
が、その他にもLinuxやMacのためにopensslコマンドを使う方法の
説明が追加されています。昨年こんな記述あったっけ?
ということで、今回はopensslでやってみることに。

ログイン後に[Validations Wizard]タブで
ドメインの所有確認を行います。
その後[Validations Wizard]タブを訪れ[DV SSL Certificate]をクリック。
[Please enter your full hostname here]と書かれたテキストボックスに
所有確認できたドメインかそのサブドメイン内のホスト名を入力するのですが、
なんとホスト名は10個までリスト入力できます。
この前こんな機能あったっけ?
相変わらずワイルドカードは使えませんが。
複数のホストで共通の証明書が使えるのは
管理的にも運用的にも便利ではありますが、
漏れたときのことを考えるとなるべく個別に取った方がいいでしょうね。

次いでCertificate Signing Requestの入力です。
[Generated by Myself (.cer PEM format certificate)]を選択し、
提示された例を参考に
$ cd <ホスト名>
$ openssl req -newkey rsa:2048 -keyout ssl.key.wp -out ssl.csr
ここで[PEM pass phrase]には適当なパスフレーズを入力して覚えておきます。
[Country Name]には日本なら"JP"を、
[State or Province Name]には"Kanagawa-pref"のように都道府県を、
[Locality Name]には"Yokohama-city"のように市町村を、
[Organization Name]には組織名(会社名)を、
[Organizational Unit Name]には部署名を、
[Common Name]にはホスト名のFQDNを、
[Email Address]には管理者のメールアドレスを入力します。
あとは空欄で構いません。
そして
$ openssl rsa -in ssl.key.wp -out ssl.key
を実行し、[pass phrase]として先に設定したパスフレーズを入力し、
ファイル"ssl.key"を作成しておきます。
また、生成した"ssl.csr"をテキストエディタで開き、
その内容をウェブページの[Please paste CSR]と
書かれたテキストボックスにコピーします。
[Submit]ボタンをクリックすると証明書が作成され、
[SSL/TLS Server]メニューからダウンロードできます。
ダウンロードしたzipファイルを展開するとウェブサーバの種類毎に
またzipファイルがあるので、Apacheを使っているのなら
"ApacheServer.zip"を展開して"2_<ホスト名>.crt"ファイルを取り出し、
ファイル名を"ssl.crt"に変更します。
これで更新のためのファイル"ssl.crt"と"ssl.key"が揃いました。
これらをウェブサーバ上の以前のものと置き換えれば完了です。

ところで今回発行された証明書を見ると、
有効期限が2020年って…有効期間が3年間になったんですね。
以前は1年だったのに。
きっとLet's Encryptに対抗するためにそうしたんでしょう。
こちらは有効期間は3ヵ月ですからね。
しかし3年は結構長い。
それだけ漏れる可能性が高くなり、StartSSLでは失効は有料です。
それに3年ぶりにStartSSLのウェブサイトにアクセスしたら
とんでもなく変わってそうな予感がします。

2017年1月18日水曜日

情報処理安全確保支援士試験の申し込み始まる

独占業務の設定もないくせに資格維持のためのコストが高額な
情報処理安全確保支援士
その初めての試験の申し込みがIPAのサイトにて現在絶賛受付中です。
内容的には情報セキュリティスペシャリストからの
看板の掛け替えに過ぎないものの、
受ける方はどうとらえるのか。
もし情報処理安全確保支援士を目指す人しか受けなくなり、
受験者数が大幅に減るような事があれば、
IPAの収入に直結するかもしれません。
そうなれば1年後には何らかの制度変更を余儀なくされる
可能性もなきにしもあらず、というところでしょうか。

時限措置で情報セキュリティスペシャリストの合格者が
情報処理安全確保支援士になれる制度があり、
私もその対象者となっていますが、
その辺諸々考えて情報処理安全確保支援士への申請は
今のところ考えてはいません。

さて、そんなニュースを見て思い出したのが、
昨秋受けたITサービスマネージャ試験。
まあ未だ合格証書が届いていないので不合格なのは確実ですが、
一応成績照会してみると…
午後Iが54点とボーダーの60点に届いていないという体たらく。
午後IIは採点さえしてもらえていません。
まあ完全無勉強だったのでそんなこともあるでしょう。
ちなみに午前IIは76点となかなかです。

で、今春ですが、また無勉強で
プロジェクトマネージャ試験でも受けとくかな。
確率的にはそろそろ合格してもおかしくないはずです。

2017年1月17日火曜日

3Dペンを実用的に使う

購入してから半年ほどとなるダヴィンチ3Dペン
これでまともなものを作るとなると、
明るく遠近感の把握しやすい環境で、
いい目と緻密に動く手と先を読む頭脳が必要なのですが、
そうとうに難易度が高く、お蔵入しておりました。
しかし最近実用的なものを2つ作ることに成功したのでした。

1つ目は椅子の足のキャップです。
金属製の円筒の垂直な4本の脚で支える椅子の脚先に
プラスチック製のキャップが付いていたのですが、
それが経年劣化で粉々に割れてしまいました。
床を傷つける可能性がありますし、
なにより脚の長さに差が付いてガタガタします。
このキャップを3Dペンで作りました。
結構見切り発車でいい加減に、
脚に当てて調整しつつ作ったものの、
見た目は不格好ながら実用になりました。
構想では接着剤でくっつけるつもりだったのですが、
ちょっときつめになってしまったのを力ずくではめたところ、
いい感じになったので結果オーライです。

2つ目は補強用の芯です。
断面が2cm角のコの字型の長いプラスチックの棒状のものが
折れてしまいエポキシ系接着剤でくっつけてみたのですが、
強度が足りずにその部分がまた折れてしまいました。
そこでちょうどコの字が埋まるような直方体っぽいものを
3Dペンで作り、それをはめ込んで芯にして
接着剤で固めてみました。見事実用になりました。

扱い易いとは言えない3Dペン。
子供のおもちゃぐらいにしかならないと諦めていましたが、
工夫次第でなかなか使いでがあることを認識できました。
まだフィラメントがたくさんあるので、
頻繁に使っていこうと考えています。

2017年1月16日月曜日

Windows10でWi-Fiがつながらない

Windows10にAnniversary Updateを適用してから
電源も入れていなかった2台のWindowsタブレット、
MouseComputer WN801V2ONDA V820w
久しぶりに電源を入れたところ2台ともWi-Fiがつながりません。
これまでもつながっていたアクセスポイントに接続するも
"インターネットなし、セキュリティ保護あり"
とか表示されてインターネットに出ていけません。
ネットワークの状態を調べるべく、
タスクバーの[◯]アイコンで音声ガイドを開き、
cmdと入力してコマンドプロンプトを立ち上げ
"ipconfig"を実行すると…
IPアドレスが"169.254.*.*"とかなってます。
誰が言ったかClass G (Gates)、
DHCPからIPアドレスがもらえないときのWindowsの症状です。

試しにWi-Fiの設定をいろいろやり直してみたり、
電源を入れ直してみたり、
手元にあるUSB無線LANドングル
USB(microB to A)変換アダプター経由で挿して
こちらを使用するようにしてみるも状況は変わらず。

ネットで調べてみると、
2016年12月9日に配信されたアップデートに問題があり、
対応策として"KB3206632"がリリースされている、
というようなニュースが見つかりましたが、
電源入れずに放置していたのでそんなアップデートが
適応されているわけがありません。
それにインターネットに接続できないのに
どうやってアップデートをダウンロードするんだ?

閑話休題。
とりあえずWi-Fiのデータリンク層はつながっているように見え、
DHCPが正常に機能していないだけかもしれないので、
IPアドレスの手動設定をしてみることにしましたが、
その前に何の気なしに再起動してみたところ…
"接続済み、セキュリティ保護あり"
に戻り、無事インターネットにつながるようになりました。
その後もずっと問題なし。今までのは何だったの?

もう1台は次に電源を入れたときに診断モードで立ち上がり、
その再起動の後からはインターネットにつながるようになりました。
修復してくれたということなのか?

私の手元ではやらずに解決できましたが、
一応固定IPアドレスの設定の仕方を書いておくことに。

まずタスクトレイの[Wi-Fi]アイコンから
[ネットワーク設定]をタップして[Wi-Fi]設定を開き、
[アダプターのオプションを変更する]で[ネットワーク接続]を開きます。
[Wi-Fi]をロングタップしてコンテキストメニューから[プロパティ]を実効し、
[インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)]を選んで
[プロパティ]ボタンをタップします。
[次のIPアドレスを使う]と[次のDNSサーバのアドレスを使う]を選び、
具体的な設定を手入力して[OK]をクリックします。
その具体的な設定は、IPアドレスはその環境に合わせて
決定する必要があります。
まあ家庭用のルーター等はデフォルトで"192.168.1.*"の
IPアドレス環境で運用されていることが多いので、
とりあえずの場合は[IPアドレス]はDHCPサーバが配る可能性と
他機器とかぶる可能性の低い
大きい番号の"192.168.1.250"程度にしておきましょう。
[サブネットマスク]は"255.255.255.0"以外を使うことはまれですし、
[デフォルトゲートウェイ]は"192.168.1.1"の場合がほとんどです。
DNSサーバについてはコンテンツデリバリーの最適化問題もあるので
ISPから通知されたものを設定すべきですが、
それを覚えておらず、とりあえず使うだけなら
Google Public DNSの"8.8.8.8"と"8.8.4.4"で間に合います。

なお、恒久的に固定IPアドレスで利用するのなら、
きちんとネットワーク環境を設計し、
各機器には適切な設定を施しましょう。
ただしモバイル用途のWindowsタブレットでそれをやるのは
なかなか厳しいものがあります。
Androidだと接続先アクセスポイント毎(SSID毎)に
それらネットワーク設定を変更できるのですが、
WIndows10ではアダプター毎(Wi-Fi毎)にしかできないんですよね。
このあたりMicrosoftは早急に何とかすべきでしょう。
VR/AR対応の前にお願いしたいものです。

加えて、今回診断モードの完了時に[再起動]ボタンをクリックするよう
促されたのですが、タッチパネルが効かなくてタップできませんでした。
USBマウスUSB(microB to A)変換アダプター経由で
接続すれば操作できたのかもしれませんが、
面倒なのでそのまま電源断してしまいました。
その辺もWindowsはタブレットOSとしてはまだまだと思える点です。
今年末ぐらいにはARM上で動作する真のWindows10が
登場しそうな雰囲気ですが、
タブレット本体だけで操作が完全に簡潔できるように
問題点を潰しきって欲しいものです。

2017年1月12日木曜日

画像を横に並べるウェブページ

細かいレイアウトの調整やサーバ/クライアントサイドでの自動調節は別にして、
複数の画像を横に並べる場合、
<img src="<画像1>" />
<img src="<画像2>" />
<img src="<画像3>" />
<br />
<img src="<画像4>" />
<img src="<画像5>" />
<img src="<画像6>" />
<br />
のようにするのが楽です。
しかし各画像に個別に見出しをつけたいとかいうことになると、
途端に面倒になります。
しかし最近簡単かついい方法を知りました。

が、その方法を紹介する前に、
HTML5で見出しをつける機能が加わっているので、
まずはそれについて。
と言っても
<figure>
<img src="<画像1>" />
<figcaption>画像1の見出し</figcaption>
</figure>
のようにするだけですけど。
figureタグでブロック化しています。

で、話を戻すと、このfigureブロックを横に並べるには
スタイルシートで設定するだけで済みます。
html文書に埋め込むなら以下のようにできます。
<head>
<style type="text/css">
 figure {
  float: left;
 }
</style>
</head>
これによりどこまでも横に並び、
ブラウザの右端で勝手に折り返されます。
幅の広いPC用と、幅の狭いスマートフォン用で、
スクリプトなしにページを兼用できるのは楽ちんです。

私もプログラマーの端くれということもあり、
何かあればとりあえずコードを書いて解決する
ある意味悪い癖があるのですが、
調べてみるとコードを書かずに済むことなんてよくあります。
時には立ち止まるってまわりを見渡すのも必要なことですね。

2017年1月11日水曜日

クレジットカードの有効期限

アメリカはカード社会で高額紙幣で支払おうとすると
訝しがられるなんて話を聞いたことがありますが、
何十年か前の旧100ドル札を差し出しても、
疑いをもたれる事なく普通に使えた経験があります。
そういえば何十年か前に香港のスーパーマーケットで
高額紙幣を出したところ、店員さん総出で偽札かどうかの
チェックをされたことがありましたね。

近年では日本も十分にカード社会で、
クレジット、デビット、プリペイドと決済サービスは花盛りです。
将来はApplePay等のスマートフォン決済が主流になるんでしょうか。
でもあんなでかい物常に持ち歩く気にはなれないんですよね。
スマートフォンは巨大化により、今や二つ折財布の方が小型です。

さて、個人的には現金を引き出すのが面倒なので、
クレジットカードを多用しており、
小額決済については電子マネーを利用し、
現金しか使えない店には基本行かなかったりします。
携帯電話等の月払い料金も当然クレジットカードで
自動的に支払うようにしています。

しかしある自動支払先からちょっと不思議なメールを受けとりました。
クレジットカードの有効期限がもうすぐ切れるとの連絡です。
確かに支払いに利用しているクレジットカードの
有効期限切れが間近に迫ったタイミングでの通知です。
しかしこれまでこんなの受け取った記憶がありません。
クレジットカードの有効期限切れは何度も経験しており、
カード番号が同じなら何も手続きしなくても
そのまま継続して支払いできていたはずです。

で、調べてみると、通常は手続きは必要ないようです。
カード会社と支払先との間で「洗替」なる作業が行われ、
自動的に有効期限の更新がなされるそうです。
カード所有者の知らないところで。
ところが、「洗替」ができないカード会社や支払先もあり、
その場合はカード所有者が新しいカードの情報を
自らで登録する必要があるそうです。
ということで、連絡してきた支払先については
カード切り替えをしておきました。

ちなみに「洗替」は定期支払いする場合にのみされるようで、
たとえ頻繁に利用するとしてもネット通販等で登録している
クレジットカード情報は「洗替」対象とはならないようなので、
自分で登録し直す必要があります。

2017年1月10日火曜日

Android 6.0のMACアドレスは02:00:00:00:00:00

先日スマートフォンalcatel IDOL3壊れ
[設定]アプリケーションの[端末情報]-[端末の状態]メニューの
[WiFi MACアドレス]が"02:00:00:00:00:00"になってると書きました。
修理から帰ってきた後で確認すると、
まともなMACアドレスが表示されています。当然ですね。
しかし最近"02:00:00:00:00:00"の由来らしき事柄を見つけました。

実はAndroid 6.0への変更点に、
アプリケーションでMACアドレスを得るために使用する
WifiInfo.getMacAddress()やBluetoothAdapter.getAddress()
が"02:00:00:00:00:00"を固定的に返す仕様があるんだそうです。
この理由はセキュリティ絡みのようですが、どうやらこの仕様によって、
[設定]アプリケーションにも"02:00:00:00:00:00"が漏れてきたようです。
本来[設定]アプリケーションのような特権を持つアプリケーションでは
正確なMACアドレスを取得可能なはずですが、
多分本当の値がうまく読み込めなくて
ダミー値を表示してしまうんでしょうね。
まあありがちな仕様です。

2017年1月9日月曜日

302 Moved Temporarily

ウェブサーバを運用していると、
ある特定のURLにアクセスされた時に
別のURLに自動的に飛ばしたいことが多々ありますが、
そんな時によく使うのがHTTPのレスポンスコードの
"301 Moved Permanently"だったりします。
PHPで書くなら
<?
header("HTTP/1.1 301 Moved Permanently");
header("Location: <飛び先URL>");
?>
のようにすることで実現できます。
ただ301だとプロキシサーバやブラウザにキャッシュが残って、
先の"飛び先URL"を変更しても環境によっては
それが反映されるのに時間がかかってしまいます。
飛び先URLが定期的に変わるようなケースだとそれでは困るわけで、
そういう場合は"302 Moved Temporarily"を使います。
301が恒久的な移動を意味していて情報がキャッシュされるのに対し、
302は一時的な移動ということでキャッシュされません。
ただし動作はプロキシやブラウザに依存します。

そんな302ですが、最近調べたところ仕様が変更されているんですね。
本来302はウェブサーバが一時的に使えなくなるとき、
サービス継続のための別サーバへのリダイレクトを目的としていますが、
私のように別の用途で使ってしまう輩がたくさんいたということで、
"302 Found"に変更されていました。
そしてそんなふとどきな輩用には"303 See Other"が作られ、
本体の302の代わりとして"307 Temporary Redirect"が新設されました。
302は過去との互換性で残っているみたいです。

ところでこの仕様、1999年発行のRFC2616で既にそうなっていて、
不覚にもまったく知りませんでした。
まあRFC2616自体既に2014年にRFC7230〜7239に取って代わられて
廃盤になっているのですが。
昨日の常識は今日の常識ではないかもしれないという
いい教訓になりました。

2017年1月5日木曜日

電柱の建て替え

空を見上げて「見て、あれがオリオン座だよ」なんて
ロマンチックな話はしてみたいものですが、
これが電気主任技術者や電気工事士だと、
「見て、あれが架空地線だよ」などという
シュールな話になってしまいそうです。

最近自宅周辺の広い範囲で電柱の建て替えが行われています。
住宅地の歴史を考えるとそれらはもう何十年か前から建っており、
手当たり次第に換えるのかと思いきや、
なんだか選ばれた電柱だけが交換されています。
のちに届いた連絡によれば対象はNTT所有の電柱らしく、
改めて近所を見回してみるとNTTの電柱ばかりで、
柱上変圧器が付いているものでもNTT所有になってたりします。
電力会社と区域毎に分担しているのかもしれません。

通常一本の電柱は高部に電力線、低部に通信線が走っており、
電柱の所有者と利用者は必ずしも一致する訳ではありません。
最近ではケーブルテレビの線だとか、
NTT以外の通信用光ケーブルだとかも架かっていたりします。

さて、その所有者ですが実は見分ける方法があります。
電柱に所有者のマーク入りの陶器みたいなものが
埋め込まれていることもありますが、
そうでなくても電柱のそんなに高くないところに、
電力会社とNTTのマークのついたそれぞれのプレートが
縦に並んでついているのことが多く、
このうち上についている方の会社が所有者となります。

ところがネットで検索すると、
下の方が所有者であるとの意見しか見つからないんですよね。
電力会社の公式情報で簡単に見つかった分では
中国電力四国電力
上が所有者だと言っています。
これって電力会社によって違うのか?
それともネットの情報は当てにしないほうがいいということなのか?

2017年1月4日水曜日

税金をクレジットカード払い

いつの頃からかは忘れてしまいましたが何年か前から
私の納税先の自治体で自動車税(都道府県税)が
クレジットカード払いできるようになりました。
ただし私はクレジットカードで払ったことはありません。
ケチなので手数料がもったいないというのが主な原因ですが、
"Yahoo!公金支払い"が利用されているのも気に入らない点です。
特に嫌な目にあったということもないのですが、
ソフトバンクグループを利するのが嫌なんですね。
そんなことからYahooポータルもここ数年開いてなかったりします。

ところでこの1月4日から結構な種類の国税が
クレジットカードで支払えるようになりました。
国税クレジットお支払サイトから可能です。
国税庁のトピックスによると、
e-Taxの確定申告書等作成コーナーで
納税額のある申告書を作成した場合などに
納付方法の案内画面からアクセス可能になることです。
ただし、クレジットカード払いになると手数料がかかるとのことで、
一所懸命に節税に努めた後の追加料金というのは
たとえ0.82%程度ではあっても
感情的に許せない部分があるのも確かです。
トヨタの系列であるトヨタファイナンスが納付受託者であるというのも、
大き過ぎることを好まない私としては抵抗があります。

ちなみにクレジットカード払いするには
税額1000万円未満という制限がありますが、
当然カードの利用上限以上だと支払えません。
1000万円ともなればブラックカードが必要なんでしょうね。
まあそっちは私には縁のない話です。

2017年1月3日火曜日

ftpでアップロードしたファイルを操作

最近pure-ftpdなるftpサーバソフトがあることを知りました。
何がいいってファイルがアップロードされたことを契機に
コマンドを実行することができる機能があることです。
常時ではないもののネットワークカメラから静止画をftpサーバに送る
ようなことをやっており、
最新の静止画のみが見られるようにしているのですが、
pure-ftpdの機能を使えばアップデートしたファイルを
バックアップディレクトリにファイル名を変えて保存し、
あとでまとめて見るようなことが、
カメラ側の機能に頼らずにできます。
ということでUbuntu 14.04のVPS環境でやってみることに。

最初に今動作しているproftpdを停止します。
# /etc/init.d/proftpd stop
# update-rc.d -f proftpd remove
ただこれは必要ないかもしれません。
と言うのは
# apt-get install pure-ftpd
でpure-ftpdをインストールする時にproftpdは
自動的にアンインストールされるようだからです。
なお設定ファイルはそのまま保持されるので、
# apt-get install proftpd
を実行すればpure-ftpdが消えて元の状態に戻ります。
で、設定ですがとりあえず
# echo no > /etc/pure-ftpd/conf/PAMAuthentication
# echo yes > /etc/pure-ftpd/conf/UnixAuthentication
# echo yes > /etc/pure-ftpd/conf/ChrootEveryone
# echo yes > /etc/pure-ftpd/conf/CallUploadScript
な感じにしてみました。
# /etc/init.d/pure-ftpd stop
# /etc/init.d/pure-ftpd start
で再起動すれば特に問題なく動作しているようです。

しかしトラブルはここから。
どうやらpure-uploadscriptコマンドでアップロード時に
行いたい処理を指定すればよいようなのですが、
うまく行かない…
しょうがないので起動スクリプト"/etc/init.d/pure-ftpd"を
眺めていたのですが、pure-uploadscriptはpure-ftpdを
スタンドアロンで起動しないと動かないのに、
このスクリプトではinetd経由での起動しか
サポートしていないように見えます。どういうこと?

起動スクリプトを全面的に書き換えて対応しようとするも、
そっちがその気ならこっちにも考えがあるとばかりに
慣れたproftpdにinotifywaitを組み合わせるよう変更することに。

まずは
# apt-get install inotify-tools
でファイル(ディレクトリ)監視ツールをインストールします。
次いで、特定ファイルの"<監視コマンド>"を
適当なディレクトリに以下の内容で作成します。
#!/bin/bash
while :
do
 event=`inotifywait <画像ファイル(フルパス)> -e close_write --format '%T' --timefmt '%Y%m%d%H%M%S' 2> /dev/null`
 mkdir -p <画像ファイルのバックアップ先ディレクトリ(フルパス)>
 cp -f <画像ファイル(フルパス)> <画像ファイルのバックアップ先ディレクトリ(フルパス)>/$event.jpg
done
この<監視コマンド>に実行権限を
# chmod 755 <監視コマンド(フルパス)>
で与えておきます。
これを実行中に、<画像ファイル(フルパス)>を新しいファイルに
上書きすると、その画像ファイルが
<画像ファイルのバックアップ先ディレクトリ>に
アップロード時刻をファイル名としたファイルとしてコピーされます。

なおコンソールにログインして
# nohup <監視コマンド(フルパス)> &
を実行しログアウトすれば、バックグラウンドで実行を維持できます。
停止させるのは
# pkill <監視コマンド>
だけでいいと言いたいところですが、
残った子プロセスを停止させるために
$ pkill inotifywait
も必要です。ちょっと面倒です。

デーモンとして自動起動させたければ、
"/etc/init.d/skeleton"をテンプレートにして
起動スクリプトを作成し、
update-rc.dで自動起動するようにしておけばいいでしょう。
ですが私は面倒なのでやっていません。
VPSは2年ぐらい立ち上げっぱなしなので、
そんなに気にしてません。

2017年1月2日月曜日

偏光サングラスとLCD

ミラーレス自動車を先取りして、
常時バックカメラの映像を映すモニタ
愛車に取り付けて便利に使っているのですが、
思わぬ盲点が。

サングラスをかけて運転しているとき、
ふとそのモニタを見ると真っ黒です。
断線でもしたのかと思いきや、首を傾けると見られます。
そうです。このサングラスは偏光方式なのです。
液晶パネルはその構造上偏光板を利用しており、
その偏光板と偏光サングラスの角度がうまいこと合うと
画像が目に届かなくなってしまうんですね。
これまであまり気になることもなかったのですが、
気づいてみればごく当たり前のこと。
まさに盲点です。

サングラスをかけて運転するなんて普通のことで、
たとえぶち当たる角度が狭いと言えども、
自動車という走る凶器の視界として
盲点のある液晶はふさわしくないですね。
ここは有機ELであるべきでしょう。
次期iPhoneが有機ELを採用なんて噂もありますし、
液晶の時代はもうそれほど長くないのかもしれません。
あらためてそんなことを考える今日この頃です。