2012年8月30日木曜日

HTML5のFile APIにChromeではまった

最近流行っているHTML5にはローカルファイルにアクセスする手段"File API"が用意されています。
セキュリティー的にはどうかと思いもしますが私的には便利なのでOKです。
というか、ウェブブラウザがアプリケーションプラットフォームになるには必須ですね。

ということで、だいぶ前に"File API"を使ってみました。
が、はまりました。
"File API"を使ったテストアプリケーションをローカルに作って、
Google Chromeで読み込ませても、ローカルファイルが読めません。
ファイルサイズ等は取得できるのですが中身が読み込めないのです。

しょうがないのでめったに使わないIE9でやってもやはりだめ。
ところが、FireFoxだとうまくいくんですよね…なぜ?
で、テストアプリケーションをウェブサーバにアップしてアクセスしてみると、
なんとChromeでも期待通りに動作するようになりました。
IE9では相変わらず動作しませんが。

で、いろいろ調べてみると、
Chromeはローカルファイルとして読み込んだhtmlファイルからは
ローカルファイルへのアクセスは認められていないんだそうです。
もし許可したいのなら起動オプションに
--allow-file-access と --allow-file-access-from-files を加えればよいとのこと。
私は試していませんが、ローカルで開発作業する必要があればこれで解決できます。
ただし、そんなことしなくてもためしにChromeアプリケーションにして読み込んでしまうと
ローカルファイルが読めることが確認できました。
開発作業はこちらでやるのが楽ですね。
Chromeアプリケーションについてはこちらを参照ください。

2012年8月29日水曜日

Chrome アプリケーション

以前ちょっとしたエクステンションについて書いたことがありますが、
Google Chromeにはアプリケーションもインストールすることができます。
Google Chrome OS のために作り始めたのでしょうが、
なかなかどうして、結構使えます。

アプリケーションにはPackagedとHostedの2種類があります。
細かい違いは置いておいて、
ざっくりいうとHostedアプリケーションは外部のWebサーバにアクセスするタイプ、
Packagedアプリケーションはそれを構成するファイルをひとまとめにして
ローカルに保存して利用するタイプです。
HostedアプリケーションはあるWebサーバへのショートカットに過ぎないので、
オンライン(HTML5的にオフライン対応も可能なはず)でなければ使えません。
ただし、サーバーサイドでの処理が可能なので、
LAMPなどで作ったWebアプリケーションをChromeでシームレスに使えるようにできます。
Packagedアプリケーションは基本オフラインでも使えますが、
HTML5+CSS3+Java Script(+Java アプリケーション?)な世界でのWebアプリケーションとなります。
どちらも長短所ありということでしょう。

すでにLAMPで動くWebアプリケーションがあるなら
Hostedアプリケーションは簡単に作れます。
適当な名前の空フォルダを作って、
その中に2つのファイル"manifest.json"と"icon.png"(他の名前でもよい)を作るだけです。
"icon.png"は128×128ピクセルのpng形式の画像でアイコンとして表示されます。
"manifest.json"は以下のような内容になります。
なお日本語を入れるときはエンコードをutf-8にしてください。
{
 "manifest_version": 2,
 "name": "<アプリケーションの名前>",
 "version": "<バージョン番号>",
 "description": "<アプリケーションの説明>",
 "app": {
  "urls": [
   "<アプリケーションがアクセスする基底URL("*"がワイルドカード)>"
  ],
  "launch": {
   "web_url": "<アプリケーションのホームURL>"
  }
 },
 "icons": {
  "128": "icon.png"
 },
 "permissions": [
  "background"
 ]
}

できたアプリケーションをChromeに登録する方法は以下のとおりです。
ChromeでURL"chrome://extensions"を開いて
[ディベロッパーモード]チェックボックスをチェックし、
[パッケージ化されていない拡張機能を読み込む]をクリックして
先に作ったフォルダを指定するだけです。
Chromeのデフォルトの起動ページ("chrome://newtab")から
[アプリケーション]をクリックすればインストールしたアプリケーションの
アイコンが表示されているのでそれをクリックして起動できます。

Packagedアプリケーションも同様に作成できます。
Hostedアプリケーションと同様で、
適当なフォルダに"manifest.json"と"icon.png"を作り、
さらに"icon16.png"(他の名前でもよい)を作成し、
加えてHTMLとJava scriptで動作するWebアプリケーションを構成するファイルも置き、
Chromeにインストールするだけです。
"icon16.png"は16×16ピクセルのpng形式の画像で小さいアイコンとして使用されます。
"manifest.json"の内容は少し変わり以下のようになります。
{
 "manifest_version": 2,
 "name": "<アプリケーションの名前>",
 "version": "<バージョン番号>",
 "description": "<アプリケーションの説明>",
 "app": {
  "launch": {
   "local_path": "<アプリケーションのトップページのファイル名>"
  }
 },
 "icons": {
  "16": "icon16.png",
  "128": "icon.png"
 },
 "permissions": [
  "<アプリケーションがアクセスするURL("*"をワイルドカードに使用)>",
  "background"
 ]
}

それぞれのアプリケーションのChrome Web Storeへの公開方法は
エクステンションと変わらないので、
そちらを参考にしてください。

最後にもうひとつ。
マニフェストファイルで manifest_version=2 としているのですが、
まもなくversion1は使えなくなります。
詳しいことはこちらを参照ください。
1から2にバージョンアップしたときに私がはまった点はセキュリティ関連で2つあり、
ひとつはHTMLファイルに埋め込んでいたスクリプトを別ファイル(例えば"1.js")に切り出して、
HTMLファイルには
<script type="text/javascript" src="1.js"></script>
のように記述しなければならなくなったことで、
もうひとつは
<script type="text/javascript" src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.7.1/jquery.min.js"></script>
のように外部に存在するライブラリが利用できないので、ファイルを内部に取り込んで
<script type="text/javascript" src="jquery.min.js"></script>
としなければならなくなったところです。
まあセキュリティはよりゆるい設定にすることもできるようですが、
勧告には従っておいたほうが無難でしょう。

2012年8月28日火曜日

情報処理技術者試験2012秋

年2回の恒例行事、情報処理技術者試験の申し込みがまもなく終了します。
お忘れの方は今すぐここから申し込みましょう。

さて、私は昨年午後IIでB判定をくらったITストラテジストへ再チャレンジします。
すでに一通り学習を終えていて、
午後IIについてはテーマを絞って過去問の論文を4本書いてみたので、
それをベースにすれば本番もなんとかいけるかなと考えています。
あとは一週間前に実筆論文の読み返しと、
ちょっと心配な午前IIの問題集の確認をして試験に臨むつもりです。
なお、私が学習に使用した参考書は、
ITストラテジスト午前2早わかり一問一答―合格できる知識をつくる (TACの情報処理技術者試験対策シリーズ)情報処理教科書 ITストラテジスト 2012年版です。

2012年8月27日月曜日

http over ssh over ssh

ネットワーク内にsshサーバがあって、
セキュリティ確保のために、
そのsshサーバにアクセスできるのは特定のIPアドレスからのみ、
というような場面は結構あると思います。
それでも許可されていないIPアドレスから
sshでログインしたいことはあったりします。
そういう場合、許可されたIPアドレスのマシンでsshサーバを立ち上げ、
以下を実行することで、それを踏み台にしてアクセスできます。
$ ssh -L <ローカルのポート番号(未使用である必要あり)>:<目的のsshサーバのホスト名>:<目的のsshサーバのポート番号> -p <踏み台sshサーバのポート番号> <踏み台sshサーバのアカウント名>@<踏み台sshサーバのホスト名>
$ ssh -p <ローカルのポート番号> <目的のsshサーバのアカウント名>@localhost
最初にトンネルを作って、その中にセッションを張るようなイメージですね。
もし、そこからさらにウェブサーバにアクセスしたければ、
$ ssh -L <ローカルのポート番号(未使用である必要あり)>:<目的のsshサーバのホスト名>:<目的のsshサーバのポート番号> -p <踏み台sshサーバのポート番号> <踏み台sshサーバのアカウント名>@<踏み台sshサーバのホスト名>
$ ssh -L 8080:<ウェブサーバのホスト名>:80 -p <ローカルのポート番号> <踏み台sshサーバのアカウント名>@localhost
$ wget http://localhost:8080/
のように2重にトンネルを張ってその中にhttpを通すことも可能です。

こんなこと技術的にできそうなことは理解していても、
実際にやってみてできるとちょっと感激です。
そうそう必要になることはないのでしょうが。

2012年8月23日木曜日

SVNでundo

SVNでソースコード管理していてよくあるのが、
間違ってコミットすることです。
そのとき元に戻すには、チェックアウトしているディレクトリで
$ svn merge -c -<間違ってコミットしてしまった時に付いたリビジョン番号> .
$ svn commit
を実行します。
まあ、正確に言うと元に戻しているのではなく、
元に戻した状態を新しいリビジョンで登録しなおしているのですが。

2012年8月22日水曜日

Windows7のユーザーアカウント制御

Windows7(Windows Vista以降)で、
ある特定のプログラムを起動しようとすると、
画面が暗くなってダイアログボックスが表示され、
本当に実行してもいいかどうかの確認をする必要があります。
ユーザーアカウント制御(UAC)と呼ばれるこの機能は非常にうっとうしく、
Windows Vistaを使い始めた当初、私が切れそうになった原因でもあります。
セキュリティ的な話は置いておいて、
作業効率が落ちるようなら切ってしまいましょう。

Windows7の場合、[スタート]メニューから[コントロールパネル]を開き、
[ユーザーアカウント]を立ち上げ、[ユーザーアカウント制御設定の変更]をクリックし、
レベルを[通知しない]まで下げてしまえば、UAC地獄から開放されます。

2012年8月21日火曜日

スマートフォンでカーナビ

SonyがPNDから撤退するなど、風雲急を告げるポータブルカーナビゲーション業界ですが、
その原因となったスマートフォンのナビゲーションアプリケーションが
どれぐらい使えるのか実際に試してみました。
使ったのは、
  1. Galaxy mini(Android2.2スマートフォン)+標準のマップアプリケーション(ver 6.10.0)
  2. iPhone4S+MapFunアプリケーション(有料)
  3. 古いiPad(WiFiモデル、GPSなし)+MapFunアプリケーション(有料)
  4. 車についている日産の数年前のディーラーオプションカーナビ(地図データがかなり古い)
の4つで、同時に利用してみました。
上三つの通信はWiFiでモバイルルータ経由で3Gでの通信となります。
一番最後のは参考程度に動かしていただけです。

まず1について、Galaxy miniと言うこともあり、
画面が小さいのでカーナビとしては視認性が悪く実用にはなりませんが、
逆に画面さえ十分に大きければ普通に使えそうです。
通信回線が必要なことがネックにはなりますが、
一般的なスマートフォンユーザーなら定額プランに入っているでしょうから
そこはあまり重要ではなく、
もはやPND専用機に生き残る余地はなさそうです。
3D表示にして運転席のサンバイザーにくくりつけておけば
ヘッドアップディスプレイっぽく使えます。
ARなAVIC-VH99HUDAVIC-ZH99HUDにはかなうすべもありませんが、
なんとなく未来的な気分は味わえます。
何しろGalaxy miniは電池容量が少なめなので、
充電ケーブルをつないでいないと2時間程で力尽きてしまいますが、
シガーソケットから電源を取れば問題ありません。
ちなみにデフォルトでは音声案内はオフになっており、
カーナビとして使うには変更しておく必要があります。

2についてはもはやPNDと同等の使い心地です。
やはりネット接続環境が常に必要なことと画面が小さめなのが玉に瑕ですが、
地図は常に最新ですし、これではPNDはお役ごめんですね。
バッテリーは数時間はもちました。
ちなみにMapFunアプリケーション自体の操作がちょっと癖があるので、
家で使い方を十分マスターしてから車に持ち込むことをお勧めします。
最低でも自宅と目的地はブックマークに登録してからナビさせましょう。

3についてはGPSがないため、案内開始時に現在位置が取得できず、
スタートできないことが多々ありますが、
取れてしまえば思った以上に正確で結構実用になります。
画面は大きく見やすい、というかむしろでか過ぎて置き場所に困るぐらいですからねぇ。
使ってみた感じではバッテリーも10時間ぐらいもつかもしれません。
まあ、本格的に使うにはGPS付きの3Gモデルを使ったほうがいいでしょう。
もしiPhone4SのGPSデータをiPodで使い、両方で設定や案内が連携できると完璧なんですが、
MapFunで対応してくれませんかねぇ。

さて、ナビゲーションとは別にちょっと困ったことがあったので書き残しておきます。
iOSの標準のマップアプリケーションで、
一本しか刺せないっぽい赤いピンが消えず四苦八苦したのですが、
これは検索窓に書かれている住所を消す("〒"のみを残す)と消えてくれます。

それからAndroid標準のマップアプリケーションで案内履歴を消したいときは
[設定]アプリケーションで[アプリケーション]-[アプリケーションの管理]メニューを開き、
[マップ]アプリケーションを選択して[データを消去]ボタンを押すしかないようです。

またAndroid標準のマップアプリケーションで長タップしてふきだしを出し、
それをタップして詳細アクティビティを出すと右上に星マークがあり、
それをタップすると星マークに色が付いてブックマークに登録できるのですが、
その登録先はログインしているGoogleアカウントのbookmarksの[ラベルなし]分類で、
これをマップアプリケーションから直接呼び出すことはできないんですね。
複数アプリケーションの切り替えが簡単なWindowsなんかだと
この仕様でもまあいいかとなりそうですが、
小さなAndroidスマートフォンだとかなりきついですね。
もうちょっと何とかしてほしいところですが、
きっと端末側の進化で解決されちゃうんでしょうね。

2012年8月20日月曜日

祝 ニューマリオ2 コイン100万枚達成

Nintendo 3DS用ゲームNewスーパーマリオブラザーズ2で、コインを100万枚集めました。
正直ここまでやりこむつもりはなかったのですが、
途中までやって意外といけそうだったのでそのまま達成してしまいました。

はっきり覚えていないので間違っているかもしれませんが、
全面クリア、全スターコイン、全ムーンコインゲットでコンプリートするまでに約20万枚たまり、
ルイージ(セーブデータ選択画面でRトリガーとLトリガーを押しながら選択)で全面クリアし、
600人台だった残りマリオを1110人(王冠3つ)に増やした時点で約30万枚に達しました。
ちなみにマリオは1-1で1upきのこと箱かぶりマリオによるコイン大量取得と、
残り時間11カウントでゴールして虹コースを出現させてのコイン大量取得で増やしました。

その後はコインラッシュで残りの70万枚を稼ぎました。
コインラッシュはランダムに選ばれる3ステージをクリアしていくのですが、
すれ違いで得られた他の人のデータへの挑戦に関してはステージが固定されて、
しかもコイン獲得枚数の目安があるので、
試行錯誤により自分なりのやり方を編み出すことができます。

その結果、(1-1,1-2,1-塔)のときに11000枚程度、
(5-3,5-2,5-塔)のときに12000枚程度取得できることがわかり、
同時に100万枚を目指すことを心に決めました。
ただし前者のほうが成功率が高いため、
最終的に後者は箸休め程度にしかやらなくなってしまいました。
あとは多少辛い作業になってしまいますが、
ペース的には10万枚/時間で集めることが可能で、
最終的に100万枚に到達したということになります。

任天堂の発表によると、
2012年8月7日時点でコインを100万枚集めたプレイヤーは242人いたそうで、
次の発表時には私もその一人に数えてもらえるかなと思っていましたが…
本日配信されたニュースには人数が書かれていないので、もう山ほどいるんでしょうね。
ちなみに、日本では発売後一ヶ月弱でコイン総数300億枚、
マリオの残り総数は1億5000万人だそうです。

2012年8月16日木曜日

LANケーブル

LANケーブルというと数年前は
リール巻のLANケーブルRJ45コネクタを買ってきて
かしめ工具で自作していましたが、
最近は短めのものは100円ショップでも売ってますし、
長めのものはきしめんタイプのほうが扱いやすかったりして、
あまり自作しようとは思わなくなりました。
また、最近はAUTO-MDIX対応なネットワーク機器が普及して、
クロスケーブルが必要ない、
というかあまり見かけなくなってきました。

最近ある2つのネットワーク機器をその辺にあったLANケーブルでつないだところうまく動作せず、
いろいろ試すうちにクロスケーブルが必要なことに気付きました。
しかも、長くもなく短くもない中途半端な長さのものが。
そこでケーブルを自作することにしたのですが、
久しぶりなもので結線方法の記憶があいまいで…
調べたところ以下のとおりでした。
まずストレートケーブルは以下のとおりです。
RJ45のオスコネクタのとめ具を手前、差し込むほうを天に向けたとき右端が1ピンです。
ピン番号一方の端子他方の端子
1白/橙白/橙
2
3白/緑白/緑
4
5白/青白/青
6
7白/茶白/茶
8
次にクロスケーブルは以下のとおりです。
ピン番号一方の端子他方の端子
1白/橙白/緑
2
3白/緑白/橙
4
5白/青白/茶
6
7白/茶白/青
8
とりあえず色で書いておきましたが、
より対線のペアが正しければそこまで気にする必要はないんですけどね。
まあ、色毎によりのピッチは違うのですが。

2012年8月15日水曜日

AS番号を知る

インターネットはネットワークが集合したものといわれますが、
もう少し大きなかたまりでAS(Autonomous System)が集合したものでもあります。
インターネットに直接つながっている機器には、
それぞれグローバルユニークなIPアドレスが必ず付いており、
IPアドレスとサブネットマスクの論理積をネットワークアドレスと呼んで、
これがネットワークの最小単位となっています。
これらのネットワークをたくさんまとめた管理上の単位がASで、
それぞれにグローバルユニークなAS番号が付いています。
多少乱暴ですが、1つのISPが1つのASを運営しているということになります。
そして、AS同士がつながり経路情報を交換することでインターネットは成り立っています。
日本で利用されているAS番号の一覧はJPNICで見ることができます。
世界で言えばIANAを見ると管理している団体がわかるので、
それがAPNICならここでさらにどの下部組織が管理しているかを確認し、それがJPならJPNIC管理なので日本で利用されているとわかり、
ここで確認できることになります。
また各IPアドレスがどのASに所属しているかはここで調べられます。
tracertの結果をこのあたりで調べていると、
パケットが事業者間をどう伝わっていくのかわかって面白いですね。

2012年8月14日火曜日

XPのネットワークドライブがゾンビ化

今まで使っていたWindows XP のPCを事情があって別のネットワークにつなぎ変えました。
すると前の環境で登録していたネットワークドライブがまったく消えなくなってしまいました。
どうやらちゃんと接続が確立している状態で切断してやらないとゾンビ化してしまうようです。
が、今更元の環境につなぐこともできないため何とかならないか調べていたところ見つけました。
コマンドプロンプトで
NET USE /PERSISTENT:NO
を実行後のログオンし直すと消えてくれました。
WindowsはGUIで何でもできるという触れ込みでCUIがへぼくてもしょうがないとあきらめていますが、
ときどきこういうCUIじゃないとどうにもできないことに出くわすんですよね。
Windows Server 2012ではCUIがコアになってGUIはアドオン的扱いになるっぽいですが、
クライアントのほうも多少なりとも恩恵があってほしいものです。

2012年8月13日月曜日

Development Studio 5 Community Edition

ARMから条件付ながらDS-5 CEが無料で配られています。
AndroidでNDKを作成する際のデバッグのためのツールで
Eclipseに統合して使うもののようです。
無料といわれても私にはあまり使い道がなさそうです。
その筋の方(?)には役立つかもしれません。

2012年8月9日木曜日

ServersMan SIM 3G 100

最近類似サービスが続々と出てきていますが、
VPSでお世話になっているDTIから
"ServersMan SIM 3G 100"なるサービスが登場しました。
ドコモ網を利用した3Gデータ通信サービスで、
その特徴は低価格であることです。

初期費用3150円を支払うとSIMカード(マイクロではない)がもらえ、
それをSIMロックフリー(多分ドコモロックがかかったままでもOKだが、
APNロックがかかっているとテザリングに問題が出る)のスマートフォンや
モバイルルーターに差し込み、
月額490円で速度上限100kbpsなネットライフを楽しめるという代物です。
しかも、R-Switch(いわゆるトランザム)によって、
100MB/263円だけスピードリミッターが外れ(今月中に実現)、
そのON/OFFは自分でコントロールできてしまいます。
私が今使っているIIJmioの/Dと比べると、LTEサポートがない、
28kbps分速度が遅いという欠点はありますが、維持費がほぼ半分です。
LTE対応のスマートフォンを買うのは、
先月MNPしたSoftbank iPhone4SからさらにMNPする2年後ですし、
そもそも100kbpsで十分と思っているのでLTEが使える必要性もありません。
ついでに言えばServersMan@Diskが1GB分使えますし、
PCからはFeel6@DTIでIPv6が使えるますし、おまけも悪くありません。

一応料金をシミュレートしてみると、
すでにIIJmioの/Dを4ヶ月使っていることを加味して、
ServersMan SIM 3G 100 をこれから13ヶ月使い、
その後またIIJmioの/Dに戻っても、
初期費用分は相殺できることになります。
現状の機器が使いまわせることの確認と、
利用者の評判等で判断することにはなりますが、
これは乗り換えほぼ決定ですね。

2012年8月8日水曜日

UNIXのコマンドと括弧の中の番号

UNIXというかLinuxのコマンドの説明を見ると、
よくコマンド名の直後に(1)とか(3)とか書いてあります。
printf(1)とかprintf(3)とかですね。
この数字、最初の頃はバージョンなのかなーと思っていましたけど、
実際は違っていて各数字には以下のような意味があります。
1一般的なコマンド
2Linuxカーネルシステムコール
3標準Cライブラリ関数
4スペシャルデバイス
5ファイルのフォーマット
6ゲーム
7仕様その他
8管理者向けコマンド
9カーネル関連
l数値計算ライブラリ
nTcl
またこれら数字はリファレンスの置き場としての
ディレクトリ名("/usr/share/man/man1"等)の数字に一致しています。

この説明、多分合っているとは思いますが、
もし間違ってたらコメント頂けると幸いです。

2012年8月7日火曜日

表計算ソフトの使い方

突然ですが皆さんMicrosoft Excelを始めとする表計算ソフトって
どんな風に使ってらっしゃるのでしょうか?

私は普段表計算ソフトは使わないのですが、
DOS版のLotus 1-2-3で表計算ソフトというジャンルを知ってからは、
例えば自然科学系の実験のときに、
その結果の数値の対数取ったり、正弦を取ったり、
あるいは公式に当てはめて計算させたりして加工した数値を
グラフにプロットしてその形を見て
実験方法が正当かどうかを確認したりしていました。
ビジネスの分野でもそうですが、
こういう数値加工こそが表計算ソフトの意義だと考えています。

ところが、世の中を見渡すと、
マス目のあるワープロソフトとして使っている人のなんと多いことか。
表が含まれていればまだましで、
なかには文章のみの構成で、
改行はセルをひとつ下に移動という悲惨な文書も見られます。
見難くてしょうがないのでせめて文章はWordで書いてほしいものです。

また、データを整理するのにExcelを使っているのも散見されますが、
それはローカルならデータベースソフトのAccess、
リモートならSQL serverなどで構築したウェブアプリを使うべきでしょう。
縦にも横にも広大なExcelのファイルが届くとげんなりします。
Accessなら、データの一覧や入力のための専用フォームを用途毎に作って、
レコードの閲覧や追加が楽にできますし、検索や抽出もお手の物です。

私のこの認識って間違っているのでしょうか?

2012年8月6日月曜日

スマホ電話SIM

日本通信が最近急にがんばりだしました。
Turbo ChargeやVISITOR SIM、イオンSIMのLTE化など
なんだかアグレッシブです。
そして今回「スマホ電話SIM」が登場しました。
最安プランならば1290円+1690円でスマートフォン1台持ちが運用できます。
ただし、データ通信の速度は200kbpsです。
他の通信事業者からのMNPができ、
かつiPhone4Sの香港版を持っていたなら、
私は即契約していたことでしょう。
が、現状は…
私にとっては非常に惜しい商品ですね。

私は現在音声通話+SMS用の携帯電話と
データ通信用のスマートフォンで2台持ちしています。
データ通信速度が128kbpsというのが玉に瑕ですが、
どちらも月額1000円程の費用でまかなっております。
ということで、「スマホ電話SIM」をもってしても私の価格要求には届きません。
もちろん一台持ちのメリットは十分理解できますが、
携帯電話は待ち受けだけなら2週間充電する必要がないのに、
スマートフォンは基本毎日充電しなければなならい現状を鑑みると、
軽薄短小な2台持ち+必要なときだけタブレットというのが私の理想ですね。

2012年8月2日木曜日

飛び続ける「みちびき」

アメリカが打ち上げて運営するGPSを補完して
位置検出の精度を上げるべく日本上空には人工衛星「みちびき」が飛んでいます。
まあ準天頂衛星で現在は1機体制なので、
実際には1日の内の3分の1ぐらいの時間しか日本上空にはいませんが、
今後最低でも3機体制となっていつでもどれか1機が使える状態になる予定です。

ところで、この「みちびき」に対応したカーナビについて、
製品化されているという情報を聞いたことがありません。
もしかしたら存在するのかもしれませんが、
現状の運用では製品の差別化にはなり辛いでしょうね。

そんな折、ソニーがポータブルナビから撤退するというニュースが流れてきました。
スマートフォンが高機能化して十分ナビできる今、
ポータブルナビ専用機の意義が薄くなっているというのはあるかもしれません。

また、カーナビについて言えば、
私自身バックビューカメラのためにモニターはほしいけど、
そこに高価なカーナビはそんなに必要なくて、
たまに使うだけならiPhone4Sでも我慢できるレベルになってきています。
となると、数年後にはカーナビ専用機は滅びてしまうかもしれません。
実際新車のカタログなんかを見ると、
今までナビが収まっていたところに、
バックビューカメラのためのモニターの付いた
ディスプレイオーディオというカテゴリの製品が選択可能になったりしています。

さて、このようにナビ専用機が衰退していく中で、
グローバル展開が当たり前のスマートフォンで、
はたして日本独自(に近い)「みちびき」がサポートされることはあるのでしょうか?
もちろん衛星による位置検出の用途はナビだけではなく、
例えば地震による土地の移動の観測にも使われていますが、
ウェイト的にはほぼナビ用の現状に、
もしナビが使わないとなると巨額の費用を正当化するのは難しくなります。

長期間かけたプロジェクトも実現した頃にはニーズがなくなっていた
なんて事はない話ではありませんし、
無駄な公共事業にならないよう注視してもらいたいものです。
計画してしまったのでとりあえず打ち上げとく、
とかいうのは金を失うだけでなくスペースデブリを増やすことにもなりますし。

2012年8月1日水曜日

Outlook.com

マイクロソフトがOutlook.comなるメールサービスを開始しました。
といっても長年使ってきたHotmailアカウントが使えなくなるわけではなく、
Hotmailアカウントでそのままログインできます。

実は私のHotmailアカウントは、
MSDNを使うためにやむを得ず取ったもので、メール機能は最初から使っていません。
今やSkydrive専用っぽいですね。

でもせっかくですから一応ログインしてみました。
感想を一言で言うとシンプルなウェブメールです。
Facebookとの連携なんかもできるようですが、
うーん、今のところあまり使おうとは思わないかな。
独自ドメインが使えるわけではなさそうですし、
やっぱGoogle Apps最強!!などと考える今日この頃です。