2007年12月31日月曜日

もうひとつの Wii の disc バックアップ

前回 Rawdump というより Friidump を紹介しましたが、
Wii のディスクのバックアップは他にも方法があります。
Wii 自身を使う方法です。
ただし、yaosmed Wii でなければならなかったりします。
先日サイトが閉鎖してしまったようですが、
Wiikey のサイトからダウンロードできた wiiKey base ver1.2 (多分最新は1.3) を使ってできます。
Wiiのファームウェアはバージョン3.1Jでも可能です。
ほかにGAME CUBE用のSDカードアダプタ(任天堂のサイトからインターネット通販で購入)と
GAME CUBE コントローラが必要です。
また、なるべく容量の大きいSDカードを用意しましょう。

まず wiiKey Base の BootableDisc_JAP.bat をPCで実行して生成されたISOイメージを DeepBurner でDVDに焼きます。
それからPCにSDカードをセットして dvddump\formatSD.bat でフォーマットします。
このSDカードをGAME CUBE用のSDカードアダプタに挿し、
それをWiiのGAME CUBEメモリカードスロットの1に挿して
先のDVDをWiiメニューのディスクドライブチャンネルから起動します。
GAME CUBEのコントローラで操作して
"disc backup" を実行し、指示通りにバックアップしたいディスクに入れ替え処理を開始します。
Wii のディスクは4.5GB程度の大きさがあるため、
SDカードを何度か抜き差ししながら作業を進めます。
一部分のバックアップが完了したSDカードをPCに挿し dvddump\dump.bat を実行するとHDDにデータをコピーしてくれるので、
また Wii に戻して続きの部分をバックアップします。
dump.bat はデータを自動的に連結して1つのISOイメージを作成してくれるので
それを DeepBurner でDVDに焼けば完了です。
このディスクは複製することはできないので、
ISOイメージ自身もファイルとして残しておくことをお勧めします。
サイズが大きいのでUDF形式でDVDに焼けばいいでしょう。

なお、今回は私は単に実験をしただけです。
バックアップしたデータやそれを焼いたDVDを公開したり他人に渡したりすることは法律に触れますので絶対に行わないでください。
どのようなことが法律に触れるのかということもご自分でよく調べた上で、ご自身の責任のもとで行動してください。
法的なこと以外についても各自で責任を負ってください。

2007年12月30日日曜日

Wii の disc バックアップ

ねこかぶさんが紹介されていますが、Wii の disc をバックアップしてみました。
Rawdump というソフトを使う方法です。
ずいぶん前から存在は知っていましたが、
つい先日私の手の届く範囲で対応しているかもしれないDVDドライブを発見したのでためしにやってみました。
見つけたのは日立LG製の GCC-4244N です。
DELLの1Uラックマウントサーバ PowerEdge850 に搭載されていました。

さて、ねこかぶさんによると Rawdump 2.0 に対応しているDVDドライブに GCC-4243N があるそうです。
手元の GCC-4244N とは型番が1つ違いですので
もしかして動くのではないかと思ったのですが残念ながらだめでした。
ゲーム名等の情報をディスクから取得はできましたが、すぐにエラーになってしまいます。
何とかならないものかといろいろ調べていて Friidump なるソフトを見つけました。
Rawdump がGUIを持っているのに対し、Friidump 0.3.0 はCUIなコマンドです。
まあそんなの関係ないので早速試してみたところ見事にバックアップできました。
ちなみに引き数は "-a -d <ドライブレター>" だけでかまいません。
バックアップできたISOファイルを DeepBurner でDVDに焼き Yaosmed Wii にかけてみるときちんと起動できました。
なんとなくうれしい。

なお、今回は私は単に実験をしただけです。
バックアップしたデータやそれを焼いたDVDを公開したり他人に渡したりすることは法律に触れますので絶対に行わないでください。
どのようなことが法律に触れるのかということもご自分でよく調べた上で、ご自身の責任のもとで行動してください。
法的なこと以外についても各自で責任を負ってください。

2007年12月29日土曜日

SvSIP on DS と Asterisk

 先日紹介しました Asterisk プロショップ の店長日記で見かけたのですが、
Nintendo DS のソフトSIPフォン SvSIP は IP-PBX Asterisk に接続できるようです。
ということで早速やってみました。

結論から言えばばっちり動きます。
以下詳細です。
ちなみにここではR4を利用します。

サイトから最新の Seventh version である "svsip-20071126.zip" をダウンロードし展開します。
現れた "svsip.nds" と "wifi-config.nds" にDLDIパッチを当て、マイクロSDカードのルートにコピーします。
また、同様に svsip ディレクトリもコピーします。
その後 svsip ディレクトリ下の設定ファイル "wifi" と "config.txt" を編集します。
これらはそれぞれネットワーク(無線LAN)とSIPの設定となります。
まず "wifi" ですが、すでに無線LAN接続できているDS本体ならデフォルトの "--config firmware" にしておけばかまいません。
そうでなければ "wifi.sample.txt" を見ながら手動設定します。
もしDHCPサーバのない環境ならここでIPアドレス等も指定しておく必要があります。
なお、wifi-config.nds は "wifi" 設定用のGUIですので、DSでこれを実行するのもいいでしょう。
さて、"config.txt" のほうはというと "--domain" でAsteriskサーバのホスト名(DNS引きできる必要あり)を設定し、
"--username" と "--password" でログインユーザ名とそのパスワードを設定します。
これでDSで svsip.nds を実行し、電話番号を入力すれば電話が発信できます。
着信は…とりあえずできませんでした。何かあるのかもしれません。
もちろんPSTN抜けも問題なくできます。
ところでこのSvSIPはNATを越えられました。詳しく見ていませんがSTUNでも使っているのでしょう。
ということで、無線LANさえ使えればDSは立派な携帯電話代わりになりそうです。
まあ、まともに会話するにはヘッドセットがほしくなりますし、待ち受けしている間ゲームはできませんが。

2007年12月28日金曜日

通話王 さらに値上げ?

昨日に引き続き 通話王 の amazon での価格がさらにアップしてました…
在庫がはけてきたのでしょうか。
もう買いません…多分。

2007年12月27日木曜日

通話王 値上げ!

昨日 通話王 について触れたところ、
amazon での価格が1500円アップしてました…
購入する気が失せました。

2007年12月26日水曜日

IP-PBX とアナログ電話機

ずいぶん前の話ですが、
IP-PBX サーバソフト Asterisk とアナログモデム X100P で
IP電話機からアナログ回線経由での外線発信と外線着信について紹介しました。
このアナログモデムはいわゆる FXO として働いているわけですが、
これと逆の機能である FXS についても実験してみたいと常々思っていました。
そうなるとDigium社製の TDM??B モデムカードが手ごろな価格といいたいところですが、
こんなもの個人でちょっと実験するためだけに購入できません。
宝くじでも当たれば別ですが…
ちなみに Asterisk プロショップ で購入できます。
私も X100P はここ経由で入手しました。

さて、そんなこんなで長い間ほったらかしでしたが、
最近同ウェブサイトで Digium社のTDMシリーズの互換カードATDMシリーズを販売しているのに気がつきました。
純正品に比べて大幅にお求め安い価格です。
思わずクリックしそうになりました…が、それでも十分高価なことにも気づきました。
利用頻度を考えると厳しい値段です。

ここまで考えて、そういえば ATA(アナログ電話ターミナルアダプター) も悪くないと思いだしました。
先のウェブサイトにも IAX対応(実はSIPにも対応)のATAが販売されています。
価格も1万円台中盤で本当の意味で手ごろです。
この FXS にアナログ電話を接続し、
これを IAX(またはSIP)端末として Asterisk に登録すれば
世界中のどこからでも普通の電話機で内線通話やPSTN外線発着信が可能です。
PCIのFXSカードではまねできません。
まあ常用するかどうかという問題はありますが…

と、ここでさらに思いつきました。
ネットワーク機器で名の知れたPlanex社から通話王なるものが出ていたことに。
発売当時に調べたことがありますが価格的にこなれてなく、
携帯型無線LANアクセスポイントとして見たとき別の商品のほうが魅力的だったのでそちらを購入しましたが、
今調べるとamazonで大幅割引されています。
ウェブで調べると、この通話王はファームウェアのバージョンアップでSIP電話機として安定的にAsteriskへ接続可能で、
STUN付なのでNAT越えも可能なようです。
というわけで紆余曲折ありましたが購入決定…か?

2007年12月22日土曜日

祝 willcom 2.5GHz 取得

モバイルブロードバンドサービスを提供すべく2席をめぐって四つ巴の争いを展開した各グループでしたが、
本日2グループがめでたく2.5GHzの周波数帯の利用権を獲得しました。
数日前から報道されていましたが、その2社(グループ)はwillcomとKDDIです。
おめでとう willcom、っていうよりよかったね。

ただし、KDDIには30MHzを割り当てられましたが、
willcomについては2015年までは20MHzしか利用できません。
これは少し残念ですね。

とにかく早期のサービスインを望みます。
2000円/月で使い放題だと助かりますが…厳しいかな?

2007年12月19日水曜日

eeePC

少し前から海外で大人気で私もほしかった eeePC が来年2月に日本で発売されるそうです。
最初発表されたときの目標価格は $199 だったものですから
スペックには目をつぶってモバイル用にほしいと思っていたところ、
個人輸入等で日本に入ってきた価格が5万円程度と想定以上になってしまい、
とりあえず保留にしていました。
ただ、来年発売の日本版も5万円程度ということでやや微妙な設定です。
ハイエンドの機種に Windows XP 入りでこの値段であれば即クリックとなるでしょうが、
とりあえずは様子見というところでしょうか。
大きさも重量も Thinkpad の一番小さいものより一回り小さいだけで
PDAのような使い方には無理がありますし、
私は2年半ぐらい前のB5ノートPCを使っていますし、
用途的にはなかなかむずかしいeeePCですが…やはりほしい。

2007年12月17日月曜日

La Fonera +

多分使わないだろうなと思いつつも、
キャンペーン価格につられてクリックしてしまった La Fonera + が本日届きました。
ホームページには3週間程度かかるかもと書かれていましたが、一週間で届きました。
とりあえず開封はしましたが、そのままほったらかしです。
使用するときは果たしてるのでしょうか?

2007年12月15日土曜日

Visual Studio 2008

Visual Studio 2008 の日本語版が完成したそうです。
パッケージとしてはもう少し先の発売ですが
すでにMSDNサブスクリプションでダウンロードが可能なようです。
早速落としてこようかな。

2007年12月14日金曜日

bitWarp (EM)

本日 so-net から bitWarp (EM) について発表されました。

これは、イーモバイルが卸した携帯電話回線を so-net がMVNO となって提供するサービスで、

最大 7.2Mbps の通信速度が実現されます。

 

さて、そのあおりで Willcom の PHS回線を使った bitWarp (W) 4x が約2000円値下げされます。


(EM) の実行速度はどれぐらい出るのかによりますが、

PHSの存在意義はどんどん低下していってますね。

私にとってはこれでもまだ高いのですが、

bitWarp PDA の値下げの起爆剤にならないかと期待しています。

 

話は変わりますが、今 bitWarp は出血大サービスなキャンペーンをしてるんですね。

通信カード無料に、月額基本料金3ヶ月無料って、半年前よりさらに約7000円お得になってるではありませんか。

2月までこのキャンペーンが続いていれば加入しなおし決定です。

 

2007年12月11日火曜日

DSテレビ 未だ売り切れ

NintendoDS でワンセグ放送がみられる DSテレビ ですが、
本日朝確認したところ購入できそうでした。
しかし、夜には売り切れてます。
販売数量は分かりませんが、まだまだ需要は多そうです。
瞬殺ということはなくなったようですが。

今、値段お安くなっているPC用のUSBワンセグチューナと
DSテレビのどちらかを購入しようと思っています。
私はDSは2台(1つは旧DS)持っているので、
DSテレビと旧DSを組み合わせ車で使おうかと考えています。
タッチパネルで操作できるDSテレビなら車でも使いやすそうです。
PSP+ワンセグチューナでは無理な使い方ですから。
方向キーでは操作できそうにありません。

2007年12月10日月曜日

Wii でネットサーフィン

3.1J にバージョンアップした私の Wii ですが、USBキーボードをサポートしました。

ウェブブラウザ Opera もバージョンアップして、こちらもキーボードからの文字入力が可能となりました。

これで Wii でのネットサーフィンは完全な実用となりました。

私のテレビは2画面分割が可能で、チューナ数による制限はあるものの、

テレビ番組を見ながら Wii を起動することが可能です。

残念ながら Wii でゲームしながら Wii でネットサーフィンというのは無理ですが。

 

さて、私はワイヤレスキーボードを Wii につないでいて相当便利なのですが、

やはりマウスもつなぎたいですね。

というのも、Wii リモコンを持ちながらキーボードを使うのは持ち帰るのが面倒なんですよね。

何なら、Nintendo DS をタッチパッド代わりに使うなんてのも悪くないですね。

ついでに DS 側に拡大した画面を出すとか。

 

2007年12月7日金曜日

WiiFit すばらしい!!

購入したものの少しの間積んでいたWiiFitですが、本当にすごいです。
いや、WiiFit というよりもバランスボードがすばらしいです。
楽しいのはもちろんですが、エクササイズツールとして立派に利用できます。
ダイエットにはちょっと無理がありますが。
私は結構長いことスポーツクラブに通っていて、
今でも最低週2回、狂ってるときは週6回(定休日除いて毎日)行ってたりします。
といっても1回1時間程度ですが。
更衣室に体重計があるので行くたびに量っておりますが記録はしていません。
端末に入力して記録しておくこともできますが、
正直それすら面倒で量りっぱなしです。
でもWiiFitがあれば、ものぐさな私でも何とかなりそうです。
また、軽い運動になるので、ジムに行けない日はこれで体を鍛えることにします。
そういうことに興味がない方でも大勢で集まって遊べばかなりもりがるでしょうから
ぜひ体験してみてください。

2007年12月6日木曜日

PSP ワンセグ録画対応

新型PSPの周辺機器として登場したワンセグチューナですが、
本体ファームウェアのバージョンアップに伴い録画にも対応するそうです。
まあ規定路線でしたので驚きはないですが。
録画については残念ながらDSテレビでは難しい機能ですね。
できるとしたら機能アップ版が出るか、slot2(GBA)で対応するかでしょうが、
どちらにしても近い将来には期待できそうにありません。

ただ、ワンセグの録画をするかというと微妙です。
録画してでも見たい番組ならHDDレコーダで予約しますし、
ワンセグを録画したところで取り回しの制限があるでしょうし。
たとえ著作権保護対応のメモリースティックに保存しても、
実用的な再生できる機器がPSPぐらいしかないような気もしますし。

ああ、使い方を思いつきました。
地方に住んでいる私としては、都会に行った時にそこの放送を録画ってのはありえますね。
ものすごいレアケース…

2007年12月5日水曜日

FON 1周年

FON といえば、みんなで無線LANを共有してどこでもインターネットにつながることを目指した壮大なプロジェクトなわけですが、

日本でのサービスが開始してからめでたく1周年を迎えました。

私も La Fonera は持ってます。なぜか4つも…

 

さて、そんな FON ですが、1周年を記念して同社のアクセスポイント "La Fonera", "La Fonera +" を

それぞれ無料、500円で販売するとのことです。

ただし、12月8日(土)と9日(日)の2日間限定で、同社のウェブサイトのみでの販売です。

"La Fonera +" は持っていないので1つ入手したい気もしますが、

支払い方法が代金引換しか選択できず、

送料と手数料で別途945円必要ですので悩みどころです。

買っても使わないような気もしますし。

2007年12月3日月曜日

Wii 1周年

昨年の今日、Wii が発売されました。つまり本日で1周年です。

ついでにNintendoDSは3周年です。

さて、この1年間にWiiのソフトは3つしか買ってなく、

しかも1年たっても "ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス" をまだクリアしてなかったりします。

バーチャルコンソールのソフトも結局1つもダウンロードしてませんし、

ファームウェアのバージョンも2.2Jのままです。

よく使うのは "インターネットチャンネル" と "みんなで投票チャンネル" なんですよね。

 

が、WiiFit を購入したのでこれからはきっと変わります。

ファームウェアを最新に更新し、無料のチャンネルをすべてダウンロードして、

ワイヤレスキーボードをつないで使い倒す予定です。

そして保証期限も過ぎたので…

 

2007年12月1日土曜日

PC向け定額データ通信

PC向け定額データ通信の選択肢が増えてきました。

本命は WiMAX or 次世代PHS だったりするのでつなぎに過ぎないのかもしれませんが、

携帯電話系のサービスが相次いで充実しました。

 

まずイーモバイルのデータ通信速度が高速になり、サービスエリアが拡大しようとしています。

auのサービスもいよいよ登場し、価格はイーモバイルよりやや高いですし、

携帯電話端末とは別のCF通信カードと別の契約が必要ではありますが、

圧倒的なサービスエリアの広さは魅力です。

ただ、瞬間的に大きな通信量が発生した場合の制限・切断については、

PC(PDA)でのボイスチャットやビデオチャットを封じているのだとかんぐったりしています。

ほんの1年前までウィルコムのPHSしか選択肢がなかったのに、

やはり新規参入によって起こる市場競争はエンドユーザに大きなメリットをもtらしてくれますね。

今度はウィルコムが不利です。

マイクロセルという武器はあるものの価格引下げの圧力がかかっています。

私もそこに期待してます。

 

そういえばNTTドコモのサービスもありましたね。

話になりませんが…

 

2007年11月30日金曜日

新しいチャンネル

新しいチャンネルといってもWiiのチャンネルのことではありません。

TVのチャンネルです。

まあBSディジタルですが。

今年の9月に終了したNHKのアナログのBSハイビジョン放送の跡地利用で、

BS10(200ch) スターチャンネル ハイビジョン(現状のSD放送からHD放送へ)、

BS11(211ch) BS11デジタル(日本BS放送)、

BS12(222ch) TwellV(トゥエルビ)、

の3局が本放送を開始します。(スターチャンネルはリニューアルというべきか。)

私もTVの設定をして準備万端です。


スターチャンネルは有料放送で、今のところ加入するつもりはなく見ることはできませんが、

他の2つは無料で視聴できます。

TVは流し見が基本となった私にとって、積極的に見たい番組があるのか微妙なところですが、

BS11はバンダイが出資しているようで、

いきなりガンダムのファーストシリーズが放送されるようです。

HDでセル製作のアニメを放送すると画面が汚く、最近のアニメはCG製作にせざるを得ないと聞いたことがありますが、

果たしてどうなのでしょうか。

同時にビッグカメラの資本の関係で、同社のテレビショッピングが大量放送されるようで、

それだと他のBSディジタルと代わり映えしないような気もしています。

ま、面白くなければ見なければいいだけですので。

 

2007年11月28日水曜日

独自ドメインの運用 その6 - SPF設定

メールサーバを運用するときに気になるのが迷惑メール対策です。

といっても迷惑メールを受け取りたくないということではなく、

自分のメールサーバから送ったメールが迷惑として扱われないようにするという意味です。

昔はそんなこと考える必要などなかったのですが、世知辛い世の中になったものです。


 

さて、迷惑メール対策として一般に行われているのが、DomainKeysやその次期版であるDKIM、あるいはSPFだったりします。

受信するメールの正当性をチェックするためにはMTA自身がこれらをサポートする必要があります。

最悪それは我慢できるので面倒だから対応しないというのもありですが、

送信したメールが相手のサーバに受け取ってもらえないというのは絶対に避けたいので、

少なくとも送信対応は済ませておきたいところです。

DomainKeysとDKIMは送信時にもMTAの対応が必要ですので、

気合のある方はチャレンジしてみてください。

まあ、OB25ブロックなISPが増えた昨今、自分でメールサーバを立ててもメール送信ができなかったりするわけで、

自然ホスティングに頼ってしまいます。

Google Apps のメールサーバホスティングサービスは現在のところDomainKeysとDKIMには対応してません。

GmailはDomainKeysにしっかり対応してるんですけどね。

ということでSPFに対応させておきましょう。

といってもDNSサーバにTXTレコードを1つ追加するだけのお手軽さです。

Google Apps の場合は "v=spf1 include:aspmx.googlemail.com ~all" なTXTレコードでかまいません。

godaddy.com のDNSサーバホスティングサービスなら、

Host(多分バグでしょうが TXT Name となっています) に "@" を、TXT Value に "v=spf1 include:aspmx.googlemail.com ~all" を設定するだけです。

設定が完了したら、Windows のコマンドプロンプトで

nslookup -type=txt <ドメイン名>

を実行し確認しておいてください。

 

というわけで、今回の連載はこれにて終了ということで。

2007年11月27日火曜日

独自ドメインの運用 その5 - ネームサーバ設定


VALUE DOMAIN + godaddy.com + Google Apps を独自ドメインで運用する第5回です。

前回 godaddy.com のDNSサーバ設定ページでネームサーバのホスト名(FQDN)を控えているはずですがいかがでしょうか?

もし忘れていたら前回の記事を見直してください。

 

さて、まずはVALUE-DOMAINを開きログインしましょう。

それから[取得済みドメイン一覧]をクリックし、

[変更できるドメイン]からgodaddy.comでDNSサーバを運用するドメインの[NS](ネームサーバの変更)をクリックします。

あとは[ネームサーバー 1]と[ネームサーバー 2]に先に控えたネームサーバを登録し[保存する]をクリックするだけです。

 

これで完了ですが、動作確認してみましょう。

Windows のコマンドプロンプトで

以下を実行して結果が期待通りであることをチェックしてください。

なお、独自ドメイン "example.com" を利用すると想定します。

> nslookup www.example

> nslookup mail.example.com


> nslookup calendar.example.com


> nslookup docs.example.com


> nslookup start.example.com


> nslookup -type=soa example.com


> nslookup -type=mx example.com


あとはウェブブラウザやJabberクライアント等の各アプリケーションで動作チェックしてください。

これで独自ドメイン運用開始です。

 

2007年11月26日月曜日

独自ドメインの運用 その4 - DNSのレコード設定


VALUE DOMAIN + godaddy.com + Google Apps を独自ドメインで運用する第4回です。

godaddy.com のDNSサーバに設定するレコードについて説明します。

まず、http://www.godaddy.com にアクセスし、普通にログインします。

緑のメニューから[Domain]-[My Domain Names]を選択し、"Domain Control Center"を開きます。

そこで、[Off-site DNS]をクリックし、[Add Off-site DNS]をクリックして

前回登録したドメインをクリックします。

ちなみに、ドメインの右にネームサーバが2つ表示されていますが、これは次回に使いますので内容を控えておきましょう。

さて、設定するレコードは以下のとおりです。

ここでは独自ドメインに "example.com" を利用しているとします。

最初にCNAMEです。

Host と Points to の組み合わせは

www ghs.google.com

calendar ghs.google.com

mail ghs.google.com

docs ghs.google.com

start ghs.google.com

です。

つぎにMXです。

Priority , Host , Goes To の組み合わせは

1 @ aspmx.l.google.com

5 @ alt1.aspmx.l.google.com

5 @ alt2.aspmx.l.google.com

10 @ aspmx2.googlemail.com

10 @ aspmx3.googlemail.com

10 @ aspmx4.googlemail.com

10 @ aspmx5.googlemail.com

です。

最後にSRVです。

Service , Protocol , Name , Priority , Weight , Port , Target の組み合わせは

_xmpp-server _tcp example.com 5 0 5269 xmpp-server.l.google.com
_xmpp-server _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server1.l.google.com
_xmpp-server _tcp example.com 20 0 5269  xmpp-server2.l.google.com
_xmpp-server _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server3.l.google.com
_xmpp-server _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server4.l.google.com
_jabber _tcp example.com 5 0 5269 xmpp-server.l.google.com
_jabber _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server1.l.google.com
_jabber _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server2.l.google.com
_jabber _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server3.l.google.com
_jabber _tcp example.com 20 0 5269 xmpp-server4.l.google.com
です。

 

ということで次回はいよいよこのDNSサーバをレジストラに通知します。

 

2007年11月22日木曜日

独自ドメインの運用 その3 - godaddy.com の設定


VALUE DOMAIN + godaddy.com + Google Apps を独自ドメインで運用する第3回です。

godaddy.com のDNSサーバの設定を行いましょう。

まだgodaddy.comのアカウントを持っていなければ、

http://www.godaddy.com にアクセスし、

[Customer # or Login name]を空のままで[Secure Login]をクリックします。

[setup a new account]をクリックして必要事項を記入し、[CREATE A NEW ACCOUNT]でアカウントを作成します。

 

さて、アカウントが作成できた、あるいはすでに持っているなら普通にログインします。

緑のメニューから[Domain]-[My Domain Names]を選択し、"Domain Control Center"を開きます。

そこで、[Off-site DNS]をクリックし、[Add Off-site DNS]をクリックして

自分の所有しているドメインを登録します。

これでこのドメインをgodaddy.comのDNSサーバで管理できます。

 

具体的なレコードは次回に説明することにしましょう。

 

2007年11月20日火曜日

独自ドメインの運用 その2 - Google Apps の設定

VALUE DOMAIN + godaddy.com + Google Apps を独自ドメインで運用する第2回です。

ちなみに、すでに VALUE DOMAIN で独自ドメインを取得していること、

そのドメインで Google Apps の利用を登録していることが前提です。

具体的には以前に書いた気がするので過去記事を検索してみてください。

 

では Google Apps の設定を行いましょう。

Google Apps の管理ページを開きます。

https://www.google.com/a/ にアクセスし、[ご登録済みの方はこちらからログイン]をクリックしてから、

独自ドメインを入力、[このドメインの管理]を選択して[移動]をクリックすれば管理ページに入ります。

そこから[サービスの設定]-[メール]メニューを選択し、[URLを変更]をクリックします。

そして、[すべてのドメインサービスのURLを変更]をクリックします。

そこですべてのURLをお好きに設定ください。

URLにカスタムを選択した場合はDNSサーバにCNAMEレコードを追加しておく必要があります。

今回は godaddy.com のDNSサーバホスティングサービスを利用しますが、

こちらの説明は次回にまわします。

 

2007年11月18日日曜日

独自ドメインの運用 その1 - SRV

私は以前から独自ドメインを運用しています。

ドメインを VALUE DOMAIN で取得し、メールとウェブサーバのホスティングには Google Apps を利用しています。

xmpp(Google Talk) のホスティングもしていたのですが、

あるときとんでもないことに気づきました。

なんと、Google(Google Appsでのホスティング含む)以外のjabberサーバとの通信ができないではありませんか!!

考えてみれば当然のことなのですが、DNSサーバにSRVレコードでサーバを登録しておく必要があるんですね。

で、VALUE DOMAIN のDNSサーバのSRVレコード対応について確認したところ、

今のところサポートの予定はないと…

というわけで、SRVレコードに対応したDNSサーバのホスティングサービス探しです。

VALUE DOMAIN からの乗り換えも考え日本国内で探しましたが…

見つかりません。

しょうがないので海外へ捜索範囲を広げました。

一応いくつかあるようですが、godaddy.com にメールで問い合わせたところ、

同社のDNSサーバはSRVレコードに対応しており、

DNSサーバのホスティングだけであれば無料だというのです。

幸い VALUE DOMAIN はDNSサーバを任意のものに変更可能ですので、

ドメインは VALUE DOMAIN からの取得のままでDNSサーバは godaddy.com にお願いすることに決定です。

ということで、次回はその設定についての紹介しましょう。

 

2007年11月17日土曜日

クラブニンテンドー プラチナ会員

本日、任天堂からメールが届きました。

クラブニンテンドーの2007年度プラチナ会員特典についてのメールです。

ここ2,3年に購入したNintendoDSやゲームのポイントを一気に登録し、

さらにWiiも購入したのでプラチナ会員に昇格しました。

さて今年の特典ですが以下の3つからの選択です。

 


  • Wii スーパーファミコンクラシックコントローラ
  • スーパーマリオギャラクシーサウンドトラック プラチナバージョン
  • 任天堂公式「クラブニンテンドーカレンダー2008」×2冊


まあ、スーパーファミコンのクラシックコントローラですね。

しかしなかなか面白いアイディアですね。

償却の終わった金型と標準のクラシックコントローラのチップを流用してるのでしょうが、

来年はNintendo64のコントローラになるかもしれませんね。

ファミコンのワンコンとツーコンなんてのもありかも知れませんが、さすがに金型がもうないでしょう。

ニューファミコンのならあるいは。

2007年11月15日木曜日

Wii + DVD

知らない間にこっそり発表されていましたが、

DVDプレイヤー機能を追加したWiiの販売延期が任天堂ホープページに記載されています。

機種を絞り込んで生産数量を確保というのが理由のようですが、

それが正解だと思います。

DSについてもそうですが、好調なときには下手に動いてはいけません。

ただ、任天堂が作るDVDプレイヤーには興味がありますね。

再生や早送りをどうさせるのか、メニューのポインティングを実現するのかかなり気になります。

まあ、今年末はWiiFitもありますし楽しみはとっておきましょう。

2007年11月14日水曜日

ロス・ブラウン氏 Honda へ

ビックニュースです。ロス・ブラウン氏が Honda F1 の代表に就任しました。

ロス・ブラウンといえばミハエル・シューマッハとコンビを組んで、

ベネトン、フェラーリをチャンピオンに導いたF1界の策士として知られています。

そして Honda F1 はというと戦術面でどうかと思わせることが多々あるチームです。

戦略と戦術の違いの説明は銀河英雄伝説にゆずりますが、

マシンがかなりよかった一昨年(バトン&琢磨の年)は、やりようによっては勝てたと思いますし、

去年(バトン初優勝の年)ももっと早くもっと多く勝てたはずです。

今年に関してはマシンが…

とにかく戦術面でロス・ブラウンの頭脳を得たHonda F1は来年は少しはましになるでしょう。

しかし過大な期待は禁物です。

2007年11月13日火曜日

DSテレビ 大人気

先週予約開始されたNintendoDS用地デジチューナー DSテレビ ですが、かなりの人気のようです。

正直いまさら感が無きにしも非ずなので、ちょっと予想外です。

発売元の任天堂としても同じように思ったからこそインターネット販売に限定したのでしょうが、

数量は不明なものの一時予約分が完売になり、

今後も継続して売れるようなら小売店での併売も検討するのではないでしょうか。

そうなったら購入を検討しようかな。

それともオークションに流れたやつをゲットという手も。結構流れる予感がしますし…

どちらにしても定価での購入には踏み切れません。

多分ほとんど使いませんし。

2007年11月8日木曜日

GmailアカウントをIMAPで

以前GmailでIMAPが利用可能になるというニュースをご紹介しましたが、

実はかなり前から私のアカウントもIMAP対応となりました。

もちろん独自ドメインで運用中の Google Apps の方もIMAP対応済みです。

メーラーの設定の設定については双方とも同じで、

唯一違うのがアカウント名の設定です。

メールサーバにログインする際のユーザ名は普通アカウント名だけを指定しますが、

Gmailの場合はドメイン名付きである必要があります。

システム上仕方がないですね。

あとは送受信はSSLであり、送信時認証もかかっていて、

当然OB25ブロッキング対策も入っているというフル装備なサーバで、安心して運用できそうです。

ただ、IMAPに慣れた人間からすると削除マークや完全削除の使い勝手がいまひとつで、

ラベルの概念がフォルダに投影されている関係でフォルダが多過ぎ、

1つのメールが複数のフォルダに存在するのでかえって管理しにくいような気もします。

まあ、メーラーからシームレスに送信できるは便利なのでよしとしましょう。

近日中にGmailが斬新させるそうなのでそれにも期待です。

2007年11月7日水曜日

Google の android

久しぶりの更新です。ちょっと体調崩してました。

季節の変わり目、皆さんもお気をつけください。

 

さて、本日は大きなニュースが飛び込んできました。

Google が携帯電話のソフトウェアプラットフォームを提供するとのことです。

うわさになっていた Google Phone ではなかったものの、

彼らが狙っていたものはもっと大きなところにあったということでしょうか。

狙い通りになるかどうかは今後の展開しだいだとは思いますが、

決して成功が約束されたものではないでしょう。

今の携帯電話のキャリア主導なビジネスモデルがそう長く続くとは思えないとはいえ、

ほぼ同じ狙いのMicrosoftが何年もてこずっているのを見ていますので。

といいながらも、12日に公開されるSDKは即ゲットの予定です。

なにつくろうかな。

 

2007年11月1日木曜日

HD DVD 2007 冬モデル

東芝から HD DVD レコーダーの最新モデルが発表されました。

H.264 のトランスコーダもそれをDVDに焼く機能も持っており、

仕様を見た感じでは松下やソニーの最新モデルよりよさそうです。

HD DVDである点を除いては…

別にBDがいいとか、HD DVDが悪いとか言う気はないのですが、

現時点ではBDを選びたい気分なんですよね。

 

とりあえず HD DVD は読み書きできなくていいので、

値段を6万円ぐらいに抑えてもらえると即購入決定なんですけどね。

 

2007年10月31日水曜日

アイピーモバイル終焉

本日、アイピーモバイルが2年前に取得していた周波数を総務省へ返上し、

自己破産を申請しました。

携帯電話事業への参入の夢は潰え、

サービス開始期限まであとわずかというところで、自らで幕を引く結果となってしまいました。

そもそもなぜサービス開始までこぎつけられなかったのかについての本当のところは

内部の人間にしか分からないのでしょうが、

外から見ている限りは内部対立と資金問題というところでしょうか。

入れ替わりに WiMAX サービスが登場してきそうですので、そちらに期待しましょう。

 

2007年10月30日火曜日

クリスピークリームドーナツ

所要のため先週末に東京に行きました。

あいにく台風が近づいていて、天気は最悪、まさに暴風雨で、

銀座を闊歩する予定がテンションは低下。

で、銀座の新スポット、有楽町イトシアに行ってきました。

ですが、正直お目当てはクリスピークリームドーナツです。

1時間ほど並びましたが、無事ゲット。

行列は店の外にまで達し、しばらく待って店に入ったときには出来立てを1つ試食させてもらえます。

信じられないほどやわらかくおいしいです。感動しました。

店に入ってからの待ち時間もかなりのものですが、

おいしいものを食べてすっかりテンションがあがり、思わずたくさん買ってしまいました。

もしこれをアメリカで食べていたら、日本への進出のために出資していたかもしれません。

早くミスタードーナツ並みの店舗数にならないかな。

2007年10月26日金曜日

DSテレビ 発売発表

これも1年半以上待ちました。

NintendoDS用ワンセグチューナ "DSテレビ" が11月20日に発売されます!

値段は約7000円と公約どおりですが、

インターネット限定発売、録画機能なし、データ放送未対応とやや難ありです。

ついでに形状も難ありです。

まあ、受信感度命なわけで、これがすべてに優先するということでしょう。

改めて見れば、価格、機能ともにPSPのワンセグチューナと同等なんですね。

 

ただ、購入するかどうかは未定です。

何せ携帯電話にワンセグついてますし、2回ぐらいしか使ったことありませんし、

使用頻度を考えると7000円はちょっと高いかと思ってしまいます。

店頭に売ってあれば衝動買いの可能性もありますが、ネットだとそれはなさそうです。

とりあえず買った方の意見を踏まえて検討しようと思っています。

 

2007年10月25日木曜日

GMAILがIMAPサポート!

ついにというか、やっとというか、むしろ早くしろなどと思っていたことがついに実現されそうです。

GMAILがIMAPをサポートし始めたようです。

今や4GBを超えるメールストレージとなったGMAILでは、

IMAPこそふさわしいと利用開始し当初から考えていましたが、

約2年たってようやく理想に近づきました。

 

個人的にメールはすべてmaildirなIMAP(+web)で管理していてその便利さから離れられなくなってからは、

契約しているISPや仕事、あるいはフリーのPOPなメールは、

転送やフェッチを駆使して扱っています。

GMAIL や Google Apps のメールアカウントがIMAP対応となれば、

転送せず独立運用に移行しても問題なくなりそうです。

 

では早速ログイン!!

って、私のアカウントはまだ使えません。英語インターフェイスでも設定が現れません。

気長に待つことにします。

 

 

2007年10月24日水曜日

F1 2007 チャンピオンシップ顛末

昨日触れたF1の2007シーズンチャンピオンの話ですが、

レースの数時間後にケチがつきました。

4位から6位のウィリアムズとBMWで燃料温度の関するレギュレーション違反が発覚し、

もしこの3台が失格になるとチャンピオンの座がライコネンからハミルトンに移るという

なんともしまりのない結果になる可能性がでたそうです。

とりあえずポイント剥奪にはならなかったようですが、

マクラーレンはごねているらしくめんどくさいことになりました。

レギュレーション違反は決していいことではありませんが、

せっかくのチャンピオン決定に水を差すような展開は勘弁してほしいですね。

 

2007年10月23日火曜日

F1 2007

F1 の2007年シーズンが終了しました。

最終戦のブラジルGP決勝レースが日本時間の本日未明に行われました。

放送が夜遅かったですし、録画して後で見るつもりだったのですが、

ハミルトンがスローダウンして俄然面白い展開になったのでそのまま最後まで見てしまいました。

レース内容自体はどうってことなかったのですが、

チャンピオンシップと絡めるときわめて興味深いレースとなりました。

結果はもっとも可能性の低かったライコネンの大逆転勝利+ワールドチャンピオン獲得でしたが、

考えてみればもっとも低いのはアロンソだったんですよね。

というのも、今年はレースごとにフェラーリとマクラーレンのどちらかのマシンのほうが調子がよく、

しかもハミルトンとアロンソのポイント差が4ポイントであることを考えると、

もしマクラーレンの調子がよければハミルトン圧倒的有利、

フェラーリの調子がよくワンツーならアロンソ不利となり、

いろいろなケースを考えてもアロンソがもっとも不利だったんですよね。

なんにせよ、ハミルトンはトラブル・アクシデントがなければ磐石だったんですが…

ちなみに、フェラーリ好きの私としては結構満足な結果でした。

来シーズンはぜひホンダにがんばってほしいですね。

 

2007年10月19日金曜日

iPhone/iPod touch のネイティブアプリ

開発者から非常に評判の悪かった iPhone/iPod touch のソフトウェア開発環境に改善策が提供されることになりました。

ネイティブアプリの開発が可能になりそうです。

将来的にはともかく、今はまだ AJAX だけというのはいかにも弱いですからね。

私的にはそれもありだとは思っていたんですが。

 

ただ、ソフトウェア開発者にはガンガンアプリケーションを作ってもらったほうがエコシステムが形成されてくるわけで、

なるべく希望を聞いてあげるのは重要なことですからね。

さて、提供されるSDKは無料なのでしょうか?

もし、無料ならARMのアセンブラとコンパイラをつけてくれるのでしょうか?

カジュアルプログラマも大切にしてほしいですね。

デバイスが高価で入手するつもりがないので、私は開発しませんけど。

 

2007年10月17日水曜日

ガジェット on 携帯電話

ガジェットといってもデバイスのことではありません。

PCのデスクトップに置くようなミニアプリのことです。

私もこういうのは結構好きで、Googleのガジェットをたくさんデスクトップに並べています。

前はyahooのガジェットも置いていましたが、煩雑になってきたのでGoogleに一本化しました。

ちなみにVistaは使っていませんのでWindowsのガジェットは使えません。

本当はVistaにしてsideshowデバイスをたくさんつないで、

そちらでガジェットを動かしてみたいのですが、

Vista は気に入っていませんし、sideshowデバイスなどどこにも見当たりませんし、

Windows seven(仮)までスキップですね。

 

さて、ガジェットはPCだけでなく、最近はWiiでもoperaのガジェットが動作するようになっているらしいのですが、

今度は携帯電話でも採用されました。

本日発表のauの冬モデルのいくつかで搭載されているみたいです。

ちょっと興味がありますが夏に機種変更したばかりですので…

 

2007年10月16日火曜日

Gmail 容量アップ

Gmail の容量がアップされました。

ひさしぶりに容量カウンタを見ましたが、すでに3GB超えてます。

しかも容量アップの速度が以前より256倍ぐらい速まったような気がします。

さすが Google、太っ腹ですね。

メールだけでは使い切れそうもないので他の使い方もできるようになればうれしいのですが。

なにせ Google ですからね、大いに期待しております。

2007年10月14日日曜日

ガンダム00


先週から始まったガンダム00、私も見てます。


まだ2話目なので全体像はつかめていませんが、

勢力が3つなところはZっぽいですし、対立へ介入するところはseedっぽいですね。

私は、ガンダムはファーストとseed、seed destiny しか分かりませんので語るつもりはありませんが、

ところで今回のガンダム00はハイビジョン製作ということで、

地デジなHDTVで視聴するとほんとにきれいですね。

SDなアナログ波と見比べて描写がシャープで迫力が違います。

特にGN粒子の漂う場面は目を奪われます。

さらに連動データも充実とまではいかないものの準備されています。

私はD-VHSに録画して後で連動データを眺めています。

なかなか豪華な遊びで結構気に入ってます。

ガンダム00が気に入るかどうかは今後の展開しだいですが、個人的に期待しています。

2007年10月12日金曜日

2.5GHz帯争奪戦

締め切りは明日だったと思いますが、

本日3陣営が総務省に免許申請をした2.5GHz帯無線通信はいったいどうなりますか。

先月すでに申請していたWillcomとあわせて4陣営が事業者として名乗りを上げましたが、枠は2つだけです。

 

しかし総務省も大変です。

もっともらしい理由をつけて免許を交付する2陣営を選ばなければならないんですから。

申請書の内容をわれわれが知るすべはありませんが、

早期にリーズナブルな価格でサービスを提供してくれるところにお願いしたいものです。

とりあえず Willcom には分けてあげてほしいですね。

 

2007年10月11日木曜日

任天堂カンファレンス2007秋

前々からもれ聞こえていた任天堂カンファレンス2007秋が本日開催されたようです。

発表内容についてすべて把握しているわけではありませんが、

私的にはサプライズはありませんでした。

逆の意味でのサプライズは、DSワンセグチューナの発表がなかったことでしょうか。

一部ではWiiやDSの価格改定や新機種を期待していた方もいらっしゃるようですが、

私個人としては合理的に考えて今動くことは得策とはいえないと考えており、

任天堂自身もそう考えているのだと思います。

特にWiiでは、とにかく周辺機器を含めてゲームの強化を図り、

ゲーム以外を含めてネットワーク対応へ舵を切ることが重要でしょう。

WiiFitやハドソンのWiiWare向けカラオケが目下のキラーコンテンツになるのではないでしょうか。

もちろんスーパーマリオギャラクシーやモンスターハンター3等の普通のゲームも徐々にそろってきてますし。

 

ところで、私はWiiのネットワーク対応についてちょっと面白い予想をしています。

次回にでも披露させていただきましょうか。

 

2007年10月7日日曜日

PS3 -= PS2

ヨーロッパで発売される廉価版新PS3はPS2のゲームのプレイ機能が削られるそうです。

だいたいPS2のアーキテクチャは変態だったので、

CPUのソフトウェアエミュレーションはプロセッサパワーで強引に実現できても、

メモリ帯域やハードワイヤードのエミュレーションはむずかしいわけで、

PS2を切り捨てることで若干のコストダウンになるでしょう。

ですが、面白いゲームが出なければどうしようもないでしょうね。

映画などだときれいな画像は圧倒的な迫力を生み出しますが、

ゲームの場合は内容が第一ですから。

もちろん映画も、しょぼいシナリオなら2度見ることはありませんが。

 

2007年10月5日金曜日

au買い方セレクト

昨日の今日ですが、「au買い方セレクト」なるものが正式に発表されました。

このプランは端末価格の割引を約2万円我慢する代わりに、

月額基本料金1000円のようなプランが選べるようになります。

総合的に見て同じ端末を3、4年使い続けるなら得になりそうです。

あまりそそられるとはいえないプランですが、

まあこんなものでしょうか。

 

2007年10月4日木曜日

携帯電話と販売奨励金

期せずしてNTTドコモとKDDIから携帯電話の料金体系についての情報がリーク(?)されました。

端末の販売料金を低く抑えていた販売奨励金を削る代わりに通話料を安くするようです。

ただ、月々の基本料金には手をつけないようです。

端末が2万円高くなって通話料が14円から10円に安くなるということですが、

そもそも端末の買い替えサイクルが長いユーザはライトユーザであり、

ライトユーザはそんなに通話しないというように考えられるわけで、

そんなプラン誰も契約しないと思うんですが…

空気読めてないようです。

 

2007年10月3日水曜日

新DIGA

PanasonicのDVD/HDDレコーダのDIGAシリーズに新たなラインナップが加わるようです。

ついにH.264へのトランスコーダが装備され、

しかも、トランスコードしたHD画像をBDのみならずDVDにも保存可能になります。

機能的にはSONYに勝ってます。

新コピールールへの更新対応は明言しませんでしたが、

なかなかそそられるスペックです。

価格もそれなりしますが…

 

それにしても相変わらず、HDMI入力端子、D4入力端子はありませんね。

また、連動データのブラウジングもできませんね。

もちろんi.Link(TS)でテレビと接続すればテレビ側の機能で閲覧できますが、

HDMIで接続しても使えるようにレコーダ側にもつけてほしいですね。

 

それにしてもこの分野は新機能がどんどん加わっていき、

開発している方は楽しいんではないでしょうか。

大変でしょうけど…

 

2007年10月2日火曜日

有機ELテレビ

すでにホームページでばれていたソニーの有機ELテレビですが、

本日正式発表の運びとなりました。

SEDをほぼあきらめたような気がするソニーにとって、

ディスプレーデバイスへの復権をかけた挑戦ということでしょうか。

有機ELについては今年中に商品化することを公言していたので、

公約を守れてほっとしていることでしょう。

 

有機EL実用化の最後の関門になっていた寿命もクリアできたようで、

最近は携帯電話にも利用されつつありますが、

TVとなると個人的にはまだ購入の選択肢にはのぼりませんね。

値段も理由のひとつですけど。

 

2007年10月1日月曜日

F1日本GP 2007

本日決勝レースが行われたF1日本グランプリですが、

久しぶりの生中継でということで、

formula1.com でライブ更新のレース情報を見ながらTV観戦しました。

ついでに地デジのデータ放送も時々チェックしていましたが、

連動データを表示するとせっかくのHD放送が台無しですし、

そんなに頻繁に情報が更新されるわけでもないので、

CMの時にしか表示させていませんでした。

 

レース結果はともかくとして、

ひどく荒れたレースになってしまいました。

だいたいこの季節に富士のすそ袖開催するということが間違っているような気もしますが、

ヨーロッパ中心のF1GPではいたしかたのないことなのでしょう。

来年も富士スピードウェイで行われるわけですが、

またこんなレース環境になるようであれば誘致に支障がでるのではないでしょうか。

やはり日本GPは鈴鹿だななどと思いつつ観戦しておりました。

しかし、ホンダのジェイソン・バトンは本当に残念です。

あの事故に巻き込まれさえしなければ…

 

2007年9月30日日曜日

アイピーモバイルどうするの?

2年前に無線通信事業に新規参入の名乗りを上げ

見事周波数を手に入れたアイピーモバイルですが、

もはや風前の灯です。

 

ここ数ヶ月で株主がいろいろ変わった末、

ついに現役員の解任騒ぎにまで発展してしまいました。

総務省から周波数の仕様権利を得たときの条件に

2年以内のサービス開始が含まれていましたが

その期限まであと40日程しかありません。

もちろん基地局1つだけ立ち上げ、

サービスエリアは東京駅の周り数キロで商用サービス突入なんてのもありではありますが、

サービス加入者がいなければ何もならないわけで、

今回の騒動で企業イメージも相当に悪くなっている現状では

採算ラインに持って行くのは至難の業と思われます。

私の個人的意見としては、周波数を返上し自主廃業するしかないのではと思っています。

 

ただ不思議なのは、周波数を取得したということはそれなりの事業計画が提出されていたはずで、

いったいどこで間違ってしまったのかというところです。

それとももともと無茶な計画だったのでしょうか。

 

2007年9月28日金曜日

今日から auone

本日 au one がスタートしました。

au と dion が合体したポータルサイトのようです。

とりあえず私も1ユーザ分登録しました。

正直ポータルやblogはどうでもよく、狙いはauone.jpドメインのメールアドレスです。

が、これって本当に単なる GMail へのホスティングですね。

私も独自ドメインを google に丸投げでホスティングしてもらっていますが、

発想は全く同じです。

ただ、GMail と異なるのは、EZwebのトップページからwebメールとして扱えることです。

しかし、メール着信を通知してくれるような機能がないようですので、

多分使わないだろうな…

また死蔵メールアカウントが増えた予感がします。

 

2007年9月27日木曜日

Zaurus を外部モニタで

前回PDA Zaurus SL-C1000とUSB接続VGAユニットサインはVGAを接続して、
Zaurusから外部ディスプレイに静止画を映し出すことができることを紹介しました。

さらにさきらさん提供の Peinture Miroir を利用すると

外部モニタにLCD画面そのままを映し出すことができます。

 

peinturemiroir_0.2-1_arm.ipk を普通にインストールし、

pmiroir_061110.tar.gz 内の pmiroir を

/home/QtPalmtop/bin/pmiroir に上書きします。

ただ、私の場合これで動作しませんでした。

何のことはないパーミッションに問題があっただけでしたので

# chmod 777 /home/QtPalmtop/bin/pmiroir

で解決です。

USBキーボードとUSBマウスも接続すれば、立派なLinux PCになります。

 

2007年9月26日水曜日

Zaurus と サインはVGA

久々にZaurusネタです。

私の所有しているPDA Zaurus SL-C1000とUSB接続VGAユニットサインはVGAを接続すると、

Zaurusから外部ディスプレイに静止画を映し出すことができます。

「夢と小物のエンジニアリング」から vga-presentation_1.0.1_arm.ipk をいただき、インストールするだけです。

こんなすばらしいものを公開してくださる作者様に感謝。

これ自身はずいぶん前から知ってはいたのですが、

私の環境ではなぜか動作せず、また特に必要なかったのでほったらかしにしていました。

幸いソースも公開されているのでちょっと調べてみました。

 

まずおかしいのが、接続してもドライバがロードされていないことです。

ドライバは 、/home/root/usr/local/lib/sisusbvga.o のようですので、

とりあえず、/home/root/modules/2.4.20/kernel/drivers/usb/ にコピーして

# depmod -a

を実行してみたところ、見事ロードに成功しました。

が、まだ画面は映りません。

しょうがないのでドライバのソースを見たところ、

USBのマイナー番号133のキャラクタデバイスドライバとして実装されているようです。

また、

# cat /proc/devices

でメジャー番号が 180 であることが分かりました。

しかしそんなノードは /dev に見当たりません。

それじゃ作ればいいのねなどと思いつつ vga-presentation を眺めると、

そこにはそのノードを作成するコードが含まれています。

要するに以下を実行するようになっていました。

# mknod /dev/sisusbvga0 c 180 133
# mknod /dev/sisusbvga1 c 180 134
# mknod /dev/sisusbvga2 c 180 135
# mknod /dev/sisusbvga3 c 180 136
# mknod /dev/sisusbvga4 c 180 137
# mknod /dev/sisusbvga5 c 180 138
# mknod /dev/sisusbvga6 c 180 139
# mknod /dev/sisusbvga7 c 180 140
# chmod 666 /dev/sisusbvga0
# chmod 666 /dev/sisusbvga1
# chmod 666 /dev/sisusbvga2
# chmod 666 /dev/sisusbvga3
# chmod 666 /dev/sisusbvga4
# chmod 666 /dev/sisusbvga5
# chmod 666 /dev/sisusbvga6
# chmod 666 /dev/sisusbvga7
# /sbin/insmod /usr/local/lib/sisusbvga.o

 

で、これら(最後の行は必要ない)を手動で走らせ vga-presentation を実行してみると…

やった映ったー!!

 

2007年9月21日金曜日

ソフトバンク連合

先日のKDDI連合に続きソフトバンク連合の発表がありました。

WiMAXの話です。

 

ソフトバンクとイーモバイルが約3分の1ずつ出資するのは予想通りでしたが、

いくつかのISPに少しずつ出資してもらうというのはなかなか考えましたね。

ISPにはMVNOを担ってもらい、回線を卸売る寸法でしょう。

まあ、すべては周波数をゲットできてからの話にはなりますが。

 

2007年9月20日木曜日

CD-ROM*2 on Wii

いにしえのゲームコンソール PC-Engine には
拡張機器としてCD-ROM ドライブが用意され、
「シーディーロムロム」(CD-ROMの2乗)と呼ばれていました。
私も持ってました。
というか多分まだあります。

史上初となるCD-ROMで供給される数百MBの大容量ゲームに
当時は楽しませてもらいました。
そして今、Wiiのバーチャルコンソールで
それらをもう一度プレイできるようになることが発表されました。

さて、PC-Engineのカード媒体の容量は数百KB程度だったため、
512MBのストレージを持つ Wii では、
発売当初からエミュレーション環境が整っていました。
しかし、CD-ROM媒体のゲームについては
サイズが大きすぎて内蔵ストレージに入らないということが指摘されていました。
が、そんなことはありません。

以下技術的なことになります。
実は CD-ROMROM はオーディオCDそのものです。
1曲目に「これはCD-ROMROM専用CDです。2曲目は再生しないでください。」
という音楽(?)が録音されていて、
2曲目はプログラムコード、
3曲目以降はゲームのBGMが曲としておいてあるだけです。
プログラムコードは圧縮してもしれていますが、
音楽はMP3にすることで10分の1程度のサイズに圧縮できますし、
世の中にはさらに高圧縮なコーデックも存在します。
これで1つのゲームを数十MBに収められれば、
Wiiでも流通させることは可能でしょう。
エミュレーションでは、CDの何曲目を再生するところを、
特定のMP3等のデータを再生すればいいわけですから、
CD-ROM対応のためのエミュレータ側の追加要素も
たいしたことはないでしょう。

PC-Engine のムービーは音はCDから、絵はプログラムで何とかしていたので
Wii でも何とかなりましたが、
メガCDはどうなんでしょう?
はたまた、PSのゲームはどうなんでしょうか?
政治的には別として。

 

2007年9月19日水曜日

KDDI連合

本日発表がありました。 

KDDIはWiMAXに参入するために大連合を組んできました。

今回KDDIは参入会社の株式は3分の1までの所有に制限されており、

しかもどうしても筆頭株主になりたかったようで、

やや強引な提携な気がしないでもありません。特に金融関連。

電波がどこに割り当てられるかは分かりませんが、

このグループにはいまいち期待感がありません。

とりあえず私はWILLCOMを応援することにします。

2007年9月16日日曜日

CELL工場売却

PS3にしか使われていないことで有名なCELLプロセッサですが、

SCEは所有している生産工場を東芝に売却するようです。

そもそもPS3のために月産100万個以上を確保することが前提のわけで、

百票された当時もそんな博打みたいな投資してもいいのかと思ったりしていましたが、

10ヶ月で400万台も売れていないようでは、

先行投資の回収もままならないということになってしまいます。

これもすべてPS,PS2の成功体験のなせた業なのでしょう。

 

当初はPS3以外にもCELLを使っていくということでしたが、

それほどのプロセッサパワーが必要な用途は限られていますし、

いまどきはソフトウェア開発の期間短出と負担軽減というのが大命題ですから、

妙なアーキテクチャのプロセッサなど使いたくはないですね。

結局今のSCEはバランス感覚が麻痺しているということでしょう。

これから巻き返せればいいですね。

2007年9月15日土曜日

ユニバーサルサービス制度

ユニバーサルサービス制度が09年に廃止されるそうです。

ちょっと意地悪な言い方をすればNTT東西の赤字を埋めるための制度ですが、

あのウザイ7円の負担がなくなるということです。

そもそも時代錯誤もはなはだしい制度だと思っていましたが

ようやく気付いたということでしょうか。

何にせよよいことです。

2007年9月14日金曜日

ドコモの定額データ通信

本日NTTドコモから発表がありました。

ついにPC向け定額データ通信が開始されるとのことです。

HSDPAなのでダウンリンクが3.6Mbps、アップリンクが384Kbpsと結構高速です。

しかし、値段が…

月額10500円は私には手が出ません。

 

ダブル定額な料金設定ですのでミニマムは4200円ですが、

ISP料金は別に必要ですし高くつきます。

しかもIMが使えない等の制限が厳しく使い物にならない気がします。

いったい何がしたのかドコモよ。

サービスエリアに目をつぶればイーモバイルのほうが魅力的です。

 

一応廉価プランが4200円であるようですが、

通信速度が64kbpsに制限ということはPHSより低速です。

私のPHSデータ通信はスペックで200kbps超えてます。

実行でも100kbpsは平気で出ます。しかもPDA限定ですが月額2000円です。

こんなプランでユーザが振り向いてくれると本気で思っているんであれば…

ドコモKY

 

2007年9月13日木曜日

SONYの新BDレコーダ

SONYの新BDレコーダのラインナップが本日発表になりました。

なんと、H.264へのトランスコーダが可能となっています!!

また、新コピールールへの対応も明言しています。

物欲が刺激されます。

 

ただ、発売まで2ヶ月程あり、価格も十数万円程度しますし、しかも私はSONY嫌いですので、

順調に行けば気分はなえてくるでしょう。

さらなる次モデルでは、

H.264にトランスコードした映像をDVDに保管できるようになり、

HDMIとD4の入力端子を備えた機器が松下から出るのを期待しておきます。

 

2007年9月12日水曜日

同時テロから6年

9.11 がやってきました。

ニューヨークでは式典をやっているようですが、

ニュースでの取り扱いはきわめて小さくなりました。

まあ、それは日本でのはなしであって、アメリカでは大々的にやっているのかもしれません。 

やはり、時とともに記憶が薄らぐのはやむをえないですね。

先日アルカイダのビンラディン氏がこの時を狙って何かやるというようなVTRも公開されていましたが、

今のところなんともないようです。

何もなければそれでいいのですが、この時期わざわざ動くこともないでしょう。

特に米国本土はセキュリティがきつそうですし。

 

2007年9月9日日曜日

和英辞典


先日英和辞典のウェブアプリについて紹介しましたが、

一応和英辞典についてもソースを公開しておきます。

使うデータは同じ英辞郎のバージョン79です。

 

以下の2つのファイルと英和辞典データ"waeiji79.txt"を同一ディレクトリに置き、

phpで実行できるようにするだけです。

 

$ vi index.html
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">

<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="max-age=2592000" />
<title>和英辞典</title>
</head>
<body>
<form action="s.php" method="post">
<input type="text" name="s" value="" format="*M" />
<select name="t" size="1">
<option value="0" selected>init</option>
<option value="1">match</option>
<option value="2">include</option>
</select>
<input type="submit" value="search" />
</form>
</body>
</html>

$ vi s.php

<?
 header("Content-Type: text/html; charset=Shift_JIS");
 print "<?xml version=\"1.0\" encoding=\"Shift_JIS\">\n";
 print "<!DOCTYPE html PUBLIC \"-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN\" \"http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd\">\n";

?>

<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache" />
<title>検索結果</title>
</head>
<body>
<?
 $f="waeiji79.txt";
 $t=escapeshellcmd($_POST[t]);
 $c=escapeshellcmd($_POST[s]);
 if($t==0) // init
  $r=`grep -e '^■$c ' $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 if($t==1) // match
  $r=`grep -e '[ ■]$c ' $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 if($t==2) // include
  $r=`grep -i $c $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 print "$r";
?>
</body>
</html>

 

2007年9月8日土曜日

eneloop 新製品

私もすでにたくさん持ってる eneloop 関連商品ですが、

年末に向けて新製品が出てくるそうです。

この中で私が注目するのが USB出力付充電器セット(KBC-E1S)です。

以前私も購入してしまったUSB専用充電器セット(N-MDU01S)に給電機能を加えたような商品で、

よくあるUSBバッテリとして運用できる優れものです。 

でももっと早く発売してほしかったですね。

両方あれば、どう考えても N-MDU01S より KBC-E1S をチョイスします。

まあ、製品写真をみると、KBC-E1S のサイズがやや大きそうですし、

足りない機能は改造して加えればいいだけですし、

N-MDU01S の発売は12月みたいですし。

 

2007年9月7日金曜日

iPod touch 現る

日本時間の本日深夜に行われたAppleの発表会でiPodの新製品が公開されました。

大まかに言って事前の予想通りでしたが、

ビートルズ楽曲のオンライン販売はまたまたお預けとなりました。

 

さて、新iPodの中でひときわ目を引くのが新シリーズ"iPod touch"(8GB,16GB)です。

とはいっても、iPhone から電話機能を取り去っただけという見方もできるわけで、

日本やヨーロッパはともかく、アメリカではそれほど目新しくはないのかもしれません。

タッチが楽しそうですので、一瞬物欲をそそられはしましたが、

いろいろ見てると気分がなえてきました。

メールクライアントや音声入力機能がなく、

safari で ajax というのが基本となりそうです。

せっかくOS Xを載せているのですからiChatをフル機能で入れてほしかったのですが…

通信方式が無線LANしかないのも結構つらいです。

世界の状況は知りませんが、日本では厳しいですね。

小さくてうらやましいですが、

やはり現在所有中の Linux な PDA である Zaurus SL-C1000 のほうが使いでがありそうです。

PHSカードも無線LANカードも持ってますし。

さらに言ってしまうと音楽って大して聴かないんですよね、私って。

 

2007年9月5日水曜日

英和辞典

みなさんPCで英和辞典って使っておられるでしょうか?

私は何年か前から英辞郎を愛用しています。

フリーではありませんが格安の英和和英辞書データです。

今見るとすでにバージョンは107を数えていますが、私は未だ79を利用しています。

 

単なる辞書データですので検索のためのソフトが別途必要ですが、

同じデータを Windows PC でも PDA でも利用でき、

さらには個人的にウェブアプリを作成して活用しています。

私の利用している PDA はシャープ Zaurus SL-C1000 なのですが、

ストレージ容量がそれほど多くないので、

メモリ上には重要単語のみの辞書を置いておき、

いざというときはブラウザ経由で振るデータの辞書を引いています。

 

さて、英和辞典のウェブアプリをソースで公開してしまいます。

以下の2つのファイルと英和辞典データ"eijiro79.txt"を同一ディレクトリに置き、

phpで実行できるようにするだけです。

非常にシンプルですが結構使えます。

 

# vi index.html

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="max-age=2592000" />
<title>英和辞典</title>
</head>
<body>
<form action="s.php" method="post">
<input type="text" name="s" value="" format="*m" />
<select name="t" size="1">
<option value="0" selected>init</option>
<option value="1">match</option>
<option value="2">include</option>
</select>
<input type="submit" value="search" />
</form>
</body>
</html>

 

# vi s.php

<?
 header("Content-Type: text/html; charset=Shift_JIS");
 print "<?xml version=\"1.0\" encoding=\"Shift_JIS\">\n";
 print "<!DOCTYPE html PUBLIC \"-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN\"
\"http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd\">\n";
?>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache" />
<title>検索結果</title>
</head>
<body>
<?
 $f="eijiro79.txt";
 $t=escapeshellcmd($_POST[t]);
 $c=escapeshellcmd($_POST[s]);
 if($t==0) // init
  $r=`grep -e '^■\<$c\>' $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 if($t==1) // match
  $r=`grep -e '\<$c\>' $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 if($t==2) // include
  $r=`grep -i $c $f | perl -pe 's/\n/<br \/>\n/'`;
 print "$r";
?>
</body>
</html>

2007年9月4日火曜日

三洋の扇風機とソニータイマー

先日耐用年数を超えた扇風機が原因で起こった死亡火災事故ですが、

ユーザー側、メーカー側双方に同情するところがあります。

自動車には車検がありますし、食品には賞味期限があります。

家電にはないんですよね、そういうの。

 

そこで、この日経のコラムをご紹介します。

使えなくなるスイッチのくだりを読んでいて思ったのはソニーの持つ先見性です。

彼らは十数年前からソニータイマーを作りこんでいるんですよね。

発動時期がやけに早いのがたまに傷ですが。

 

2007年9月1日土曜日

WiMAX ready?

本日ついにドコモが動きました。

アッカ・ネットワークスと組んでWiMAXへの参入を目指すと正式に発表されました。

これで、2.5GHz帯への3G事業者3社とWILLCOMの免許申請が確実になりました。

そのほかにも申請する会社がありそうですが、

枠は2つしかないので資金や実績の面で考えると、

この4社から選出されるのは確実でしょう。

韓国では3G事業者にWiMAX事業を認可したところ、

3G優先でWiMAXへの取り組みが不十分という悪い前例もあり、

総務省は3G事業者にはあまり認可したくないようで、

下馬評では枠1つはWILLCOMのものだそうです。

そうなると3社で残り1枠を争うことになるわけです。

KDDIの場合、今も株を保有しているはずのWILLCOMと組むというウルトラCや、

MVNOで回線を卸てもらう可能性もゼロではないでしょうが、

ドコモとソフトバンクは認可されなければ手がかりを失うことになるでしょう。

まあ、無理にWiMAXでなくても、3.5Gや3.9Gもあるわけで、

実は大したダメージにならないのかもしれません。

 

というわけで、WILLCOMがんばれ。

そして So-netに回線卸してくれ。

PHSから買い換えるので。

 

2007年8月31日金曜日

家庭内PBX level2 - その16 - jabber との相互接続

jabber というと私が個人的に支持している
オープンスタンダードなインスタントメッセージの規格です。
今は xmpp といったほうがいいでしょうか。

さて、その拡張規格 jingle (規格というよりライブラリの名称?)は
音声通話もサポートしており、
Asterisk でも実験的にサポートしています。

Adminsparadise 1.1 に含まれている Asterisk 1.4.4 は
残念ながら jabber,jingle 非サポートでビルドされているので
そのままでは使えませんが、
以前自力でビルドして試験したときのことを書き残しておきます。

Asterisk 1.4.0 では、それまでパッチ扱いだった jabber,jingle が
ビルドオプションで組み込まれるようになりましたが、
このときいろいろ設定ファイルをいじってトライしてみたところ、
シグナリングは通っているように見えました。
しばらく前のことではっきりと覚えていませんが、
jabberクライアントとSIPクライアントから互いのプレゼンス情報を確認でき、
発呼まではできました。
プロトコル的につながっているように見えたものの
音声はついに通すことができませんでした。
テキストメッセージについては覚えがありません。
試してなかったような気がします。

どちらにしても1.4.4の時点で実験的実装に過ぎません。
正式サポートされたあかつきにはまたトライしてみたいとは思っています。

ちなみに、Asterisk ではありませんが
SIPプロキシサーバのOpenSERではjabberに正式対応されているようですので、
時間があれば試してみたい、というかインストールはしています。
ところが、ドキュメントを読んでいて
テキストメッセージにしか対応していない(もしかして私の読み違い?)
ことに気づいてしまったため、
いまいちやる気になれずほったらかしです。

さて、長い間 Adminsparadise について書いてきましたが、
なかなかいい感じに利用できそうです。
とりあえず今回はこの辺にとどめておき、
また何か面白いことがあればここでも報告したいと思っています。

2007年8月30日木曜日

家庭内PBX level2 - その15 - URI指定で他のSIPサーバへの発信

その13でAsteriskから他のSIPサーバ宛にSIP URIでの発信ができないと書きましたが、
ソース(chan_sip.c)を眺めていて方法がわかりました。
設定ファイル /etc/asterisk/extensions.conf の [from-internal] セッションに
exten => _7.,1,Dial(SIP/${EXTEN:1}@${SIPDOMAIN})
exten => _7.,2,Macro(outisbusy,)
のような2行を追加するだけです。
これは、7発信(SIP URI の前に8をつける)でSIP URIを指定したとき
そのドメインのSIPサーバに接続することを意味し、
例えば、72000@sample.comをダイヤルすると
SIP URI で"2000@sample.com"に発呼することになります。
プリフィックスをつけなければならないのは非常に不細工ですが…

ただ、テンキーしかついていないハードフォンでSIP URIを入力するのは苦痛ですので、
緊急避難的な使い方にとどめたほうがいいような気がします。

なお、SIPDOMAIN変数にSIP URIのドメイン部が格納されていますので、
ここをうまくチェックするように extensions.conf を書けば、
プリフィックスなしでも発信可能になるような気がしています。
どなたか方法を編み出されましたら、ぜひ私にも教えてください。

2007年8月29日水曜日

家庭内PBX level2 - その14 - 他のSIPサーバからの着信

では前回の発信側に続き、今回は着信側SIPサーバ(Asterisk)の
設定についてお話します。

と、その前にDNSサーバを設定しておかなければなりません。
たとえば、"1000@asterisk.sample.com" のように、
sample.comドメインのasteriskサーバを指定した上でSIPドメインを指定するなら、
sample.comのDNSサーバにasteriskのAレコードを登録するだけでいいでしょう。
しかし、一般には"1000@sample.com"のように
ホスト名なしのドメイン名だけで運用したい場合がほとんどでしょう。
この場合はSRVレコードの登録が必要になってきます。
DNSサーバにbindを利用しているならそのホスト設定ファイル
(例えば"/var/bind/named.hosts")に以下のようにレコードを追加します。
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIP+D2U" "" _sip._udp.sample.com.
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIP+D2T" "" _sip._tcp.sample.com.
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIP+D2S" "" _sip._sctp.sample.com.
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIPS+D2U" "" _sips._udp.sample.com.
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIPS+D2T" "" _sips._tcp.sample.com.
sample.com. IN NAPTR 0 0 "s" "SIPS+D2S" "" _sips._sctp.sample.com.
_sip._udp.sample.com. IN SRV 0 0 5060 sip.sample.com.
_sip._tcp.sample.com. IN SRV 0 0 5060 sip.sample.com.
_sip._sctp.sample.com. IN SRV 0 0 5060 sip.sample.com.
_sips._udp.sample.com. IN SRV 0 0 6060 sips.sample.com.
_sips._tcp.sample.com. IN SRV 0 0 6060 sips.sample.com.
_sips._sctp.sample.com. IN SRV 0 0 6060 sips.sample.com.
sip.sample.com. IN CNAME asterisk.sample.com.
sips.sample.com. IN CNAME asterisk.sample.com.

では、Asteriskの設定です。
設定ファイル /etc/asterisk/extensions_additional.conf の [globals] セクションに
ALLOW_SIP_ANON = no
があるのでこれを
ALLOW_SIP_ANON = yes
に変更します。
このままでもSIPによる外線着信を受けられますが、
PSTN外線と同じ扱いになってしまい
せっかくの内線番号指定の意味がありません。
そこで、設定ファイル /etc/asterisk/extensions.conf の
[from-sip-external] セクションにある
exten => _.,1,NoOp(Received incoming SIP connection from unknown peer to ${EXTEN})
exten => _.,n,Set(DID=${IF($["${EXTEN:1:2}"=""]?s:${EXTEN})})
exten => _.,n,Goto(s,1)
の3行をコメントアウトし、代わりに
exten => _1XXX,1,Dial(SIP/${EXTEN})
exten => _1XXX,2,Hangup
exten => _2XXX,1,Dial(IAX2/${EXTEN})
exten => _2XXX,2,Hangup
のような番号計画に沿った転送先を指定します。
これで、ダイヤルインが可能となります。
まあ、このあたりは好みと運用方針次第で。

2007年8月28日火曜日

家庭内PBX level2 - その13 - 他のSIPサーバへの発信

世に多くのSIPサーバがあれども、
イントラネット内で閉じていたり
キャリアのネットワーク内で閉じていたりと、
横のつながりが皆無なんですよね、SIPって。
さらに技術的に痛いのは、NAT越えの難しさだったりします。
SIPが策定され始めたころは
電話網を置き換えるかとも思われましたが、
いろいろな思惑や内包された制限により、
それが単なる幻想であると思うようになりました。
これは私がSIPではなく、
jabberによる電話網の置き換えを支持する理由の1つです。

それでもSIPをなんとかしようと思っている方も結構いらっしゃって、
SIP IX のようなサーバ相互接続も盛んになっています。
本当はこんなことをしなくても DNS と SIP URI で
しっかり連携できるはずなんですけどねえ、理想的に言えば。

さて、Asterisk でもきっとできるはずと思い試行錯誤した結果、
しっかり動作しましたのでここに書き残しておきます。
なお、Adminsparadise 1.1 ベースのAsteriskサーバを2台と
DNSサーバを1台使って試験しました。
今回は発呼側の設定です。

設定ファイル /etc/asterisk/sip.conf の [general] セッションに
srvlookup=yes
を追加します。
これでSIP電話機(ソフトフォン)から"1000"のような内線番号ではなく、
"2000@sample.com" のような SIP URI で
相手先サーバへの発呼が可能となります。

と思ったのですが、Asterisk と電話機のどちらが悪いのかわかりませんが、
SIP URI では発呼できません。
しょうがないので番号計画に取り込んでしまいます。
設定ファイル /etc/asterisk/extensions.conf の [from-internal] セッションに
exten => _80001.,1,Dial(SIP/${EXTEN:5}@sample.com)
exten => _80001.,2,Macro(outisbusy,)
のような2行を追加します。
これは、8発信でサーバ局番0001を指定したとき
sample.com のSIPサーバに接続することを意味し、
例えば、"800012000"をダイヤルすると
SIP URI で"2000@sample.com"に発呼することになります。

もし、他のドメイン宛てについても登録したければ、
先の2行のサーバ局番とドメイン名を変更して追加すればよいでしょう。
ただこの方法ですと接続先の数だけ設定を追加する必要があり、
ローカルでしか意味を成さないサーバ局番をドメイン名と無関係に定義し、
エンドユーザにアナウンスする必要があります。
また、新たな接続先を登録するのもスマートとはいえません。
やはり、ここで示した方法を応用して SIP IX に
アドレス解決を振ったほうがいいのかもしれませんね。
今回はあくまでも実験ですのでここまでで修了とします。

2007年8月26日日曜日

家庭内PBX level2 - その12 - ENUM からの着信

Asterisk 等のPBXサーバを利用している場合、
e164.org から電話番号を払い下げてもらえます。
利用できるのは国番号882(国際網として定義)の電話番号です。
私の場合 、IXA2接続な
882-99-ABCDEF-0000 から
882-99-ABCDEF-9999 までの
一万個の電話番号がもらえました。
そんなにいらないんですけど…

さて、これら電話番号に発呼したときに、
適切なサーバを案内するのは e164.org の役割ですが、
その後どうするかはサーバ側の設定になります。
例えば、下四桁をそのまま内線番号にするなら、
設定ファイル "/etc/asterisk/extensions.conf" の最後に

[enum-in]
exten => _88299ABCDEFXXXX,1,Dial(SIP/${EXTEN:11})
exten => _88299ABCDEFXXXX,2,Hangup

を追加すればいいでしょう。
もしSIPではなくIAX2な電話機であれば
上のSIPをIAX2に変更すればいいですし、
2種類の電話機を混在させるなら、
それぞれの電話番号に対して正確に設定する必要があります。
あとは "/etc/asterisk/iax.conf" に

[guest]
type=user
context=enum-in

を追加して、外部からIAX2で着信できるようにすれば完了です。
 

2007年8月25日土曜日

ブドウ糖で発電?

SONYがブドウ糖から電力を発電しウォークマンを動作することに成功したそうです。

原理については発表されていないようですが、

まさか電解質と金属で作った化学電池ではないでしょう。

 

さて、最近はバイオマス発電やバイオエタノール燃料の活用がもてはやされていますが、

サトウキビから生成したエタノールを燃料に発電機を回すよりは

エネルギー効率がよさそうです。

というわけでSONYにはがんばってもらいましょう。

2007年8月24日金曜日

PS3 と PlayTV

何かと話題のPS3ですが、PlayTVなるものが正式発表されました。 

地上波デジタルTVチューナーモジュールを接続することでHDDレコーダになるといい、なかなか興味深いですね。

まあ、ヨーロッパの放送規格向けですので日本には全く関係ないですが。

さらに録画した番組をHDDから移す先がないので、Rec-POTのような使い方しかできないのも痛いです。

でも何が痛いって、これ目当てでPS3を買ったユーザがゲームを買ってくれないことです。

今後何年かはゲームが売れなければSONYは儲からないことになっていますので。

 

2007年8月23日木曜日

家庭内PBX level2 - その11 - ENUM への発信

ENUM ってご存知でしょうか?
簡単に言うと、電話番号からIPアドレスを検索して
インターネット経由で通信しましょうという野望です。

私は個人的に支持していました。
まあ、いろんな思惑の中で特に日本では埋没気味なのですけど…

さて、歩みののろい ENUM に対し、
e164.org というオーストラリアのボランティア団体(?)が
ENUM サービスを無料で提供してくれています。
ここのDNSサーバでIPアドレスと関連付けされている電話番号へなら、
インターネット経由で通話料無料のIP電話が楽しめるという寸法です。

Adminsparadise ではENUMが割と簡単に利用できます。
ウェブベースの設定ページから
[PBX Admin]の[Tools]にログインし、
[Basic]-[Trunks]メニューから[Add ENUM Trunk]をクリックします。
[General Settings]の[Outbound Caller ID]に
発信元電話番号として通知する電話番号
(とりあえずPSTNの番号を国番号から)、
[Maximum channels]に同時通話回線数を、
[Outgoing Dial Rules]の[Dial Rules]に"9|."を入力して、
[Submit Changes]をクリック後、[Apply Configuration Changes]で反映されます。

[Basic]-[Outbound Routes]メニューから
[Route Name]を"9_enum"、
[Dial Patterns]を"9."、
[Trunk Sequence]を"ENUM/"を入力して
[Submit Changes]をクリック後、[Apply Configuration Changes]で反映されます。


こうすることで、9発信でENUMで発呼できます。

と思ったらデフォルト設定にバグがありました。
"/etc/asterisk/extensions.conf" に
exten => s,n,Set(ENUMCOUNT=${ENUMLOOKUP(${DIAL_NUMBER},all,c,${ENUMNET})})
の行があるので、
exten => s,n,Set(ENUMCOUNT=${ENUMLOOKUP(${DIAL_NUMBER},all,c,,${ENUMNET})})
に修正し、さらに
exten => s,n,Set(ENUM=${ENUMLOOKUP(${DIAL_NUMBER},all,${ENUMPTR},${ENUMNET})})
の行を
exten => s,n,Set(ENUM=${ENUMLOOKUP(${DIAL_NUMBER},all,,${ENUMPTR},${ENUMNET})})
に変更する必要があります。

2007年8月22日水曜日

家庭内PBX level2 - その10 - FAX受信をメールで通知

Asteriskでは留守録メッセージを保存したことをメールで知らせてくれますが、
Hylafaxも同様の機能があります。
FAX受信時に設定ファイル "/etc/hylafax/etc/FaxDispatch" の
SENDTO で示されるメールアドレスに通知してくれるかと思いきや、
まったくしてくれません。
これにもかなり悩みましたが、
偶然にも "/var/spool/hylafax/bin/faxrcvd" を見てびっくり。
なんと "/var/www/html/avantfax/includes/faxrcvd.php" への
シンボリックリンクになっています。
Avantfax によって上書きされたんですね。

というわけで、"/var/www/html/avantfax/includes/faxrcvd.php" の中の
tiff2pdf()でPDFを生成する直後に
mail("<メールアドレス>","<メールの件名>","<メール本文>");
を追加して解決しました。
今回は単なる受信通知ですが、
生成されたPDFファイルをBase64でエンコードして
メールに添付することもできるでしょう。
それについては必要になったときに考えることにします。

2007年8月21日火曜日

家庭内PBX level2 - その9 - FAX受信に成功

ログ等見ながらがんばってみたところ、
FAXの受信に成功しました。
ポイントは、アナログモデム X100P のからの着信時の設定で
[FAX Handling] の [Fax Detection Type] を "Zaptel" にしておくことと、
設定ファイル "/etc/asterisk/extensions.conf" の
[ext-fax] セクションにある
exten => in_fax,1,StopPlayTones
exten => in_fax,2,GotoIf($["${FAX_RX}" = "system"]?3:analog_fax,1)
exten => in_fax,3,Macro(faxreceive)
の3行を削除して、代わりに
exten => in_fax,1,Dial(IAX2/1100)
を追加しておくことです。
これで、FAXを自動検出して受信してくれます。

ただし、特定のFAXからの受信に失敗します。
私の推測ですが、
どうも、これは送信元FAXから送られてくる
CNG信号を検出することで切り替えているようで、
CNG信号を発信していないFAXからは受信できないようです。

ですので、正式に運用するならFAX受信専用に
外線を一本用意したほうがいいような気がします。
 

2007年8月17日金曜日

WILLCOM がんばってる!

先日 So-net の bitwarp PDA で高速通信対応のモデムカードを入手しました。

このサービスのインフラは WILLCOM の PHS なわけで、

このPHSの基地局の位置は結構公開されています。

自宅の500m圏内には4つの基地局がありますが、

これらが 高速通信可能な W-OAM 対応かどうか調べてみました。

といっても、基地局のすぐ近くまで赴きスループットを調べてみただけですが。

 

結果は、なんと4つとも100kbps以上の速度が確保されていました。

どうやらすべて対応しているようです。

実は2ヶ月ほど前にWILLCOMに問い合わせて確認したときは

W-OAMに対応した基地局はどうやら1つしかなかったようで、

一応対応希望は出しておいたのですが、

うれしいことに2ヶ月で何とかしてくださいました。

この調子で私の行動範囲のすべてが置き換わってくれるとうれしいですね。

 

2007年8月14日火曜日

一周年

ここのスペースに書き始めてからちょうど1年たちました。

別にめでたくもなんともありませんが、とりあえずの節目ということで。

マッドエンジニアと自称しながら、それらしさを出せていないのは気にしないでください。

もっとディープなテーマも扱っていくつもりですので、

今後ともよろしくお願いします。 

2007年8月11日土曜日

WiMAX 周波数争奪戦

来月WiMAX用の周波数の取得申請受付が行われるようです。

最大2社への割り当てが行われることになっており、

総務省の意向で携帯電話キャリア3社は単独での申請は不可能となりましたが、

KDDIは京セラと組むそうです。

この2社はWILLCOMの株主なので、WILLCOM経由で参入すれば丸く収まるような気もするのですが、

どうしてもイニシアチブが取りたいんでしょうね。

とりあえず安くサービスが受けられるようにしてほしいですね。

2007年8月10日金曜日

携帯電話 機種変更

先日携帯電話の機種変更をしました。

前のは2年半近く使っていて、

小さくて軽くて特に不満はなかったのですが、

いろいろと事情があり最新のものに買い換えました。

最近のはみんなごつくて重くて機能多すぎで。

とりあえず通話とメールができれば問題ないんですよね。

自慢じゃありませんが着メロもダウンロードしたことないですし。

 

そんな中でちょっと使ってみたいと思っていたのが、

ワンセグとお財布ケータイです。

ですが、ワンセグはちょっと動かすと電波が受信できず画面がとまったりしますし、

電話機の形状からして見にくいですし、

大きな音にするとサチるし、イヤホン端子がステレオミニジャックじゃないし、

買ったその機種がどうというより、根本的に使いにくいですね。

画面もせめて Nintendo DS くらいのサイズはほしいです。

といっても、DS+プレイやんで録画したテレビ番組をみるのも結構つらいんで、

そもそもモバイルTVというのは使わないのではなどと思ったりします。

そこまでして見たい番組がないというのもありますが。

まあ、BGM代わりには使うかもしれません。

 

もうひとつのお財布ケータイですが、

Edyなどの私の使う決済のアプリがプリインストールされていません。

もちろんダウンロードすれば使えるのですが、

リアルお財布の都合でパケット定額を契約していない私にとっては恐ろしく敷居が高く、

すでに使う気がなくなりました。

もうちょっと考えたほうがいいんじゃないの、Edyさん。

 

2007年8月9日木曜日

W-OAMなPHSデータ通信

So-net の bitWarp のキャンペーンで

W-OAM 対応のPHSデータ通信CFカード "MC-C550" を入手しました。

とりあえず自宅で試してみると、どうやら最も近い基地局が W-OAM に対応済のようで、

最高で 100kbsp を超える通信速度が確保できました。

実効速度がほぼ2倍になりました。

めでたしめでたし。

早くすべての基地局がW-OAM対応になってほしいですね。

 

もうひとつ MC-C550 になってよかったのがアンテナです。

収納しやすく、壊れにくくなりました。

これまで使っていた MC-C450 のアンテナはひ弱だったので。

 

2007年8月8日水曜日

家庭内PBX level2 - その8 - FAX受信設定

残りのPSTN経由FAX受信についてです。

"/etc/asterisk/extensions.conf"の[from-zaptel]セクションで、
exten => s,n,Goto(from-pstn,${DID},1)

exten => s,n,Dial(IAX2/1100)
に変更すると普通にFAXが受信できることを確認しました。
が、これではこのPSTNで音声通話の受信ができません。
このあたりの処理内容をみると、
どうやら受話時にFAX通信を検出して自動的にFAX受信モードに入るようですが、
ログで確認すると、この検出がうまくできていないようです。
うーん、なんなんだろ。

 

2007年8月7日火曜日

総務省の地デジ対策

 「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」
第4次中間答申が総務省より8月2日付けで公表されました。
いよいよ猶予が4年を切ったわけですが、
果たして何と書いてあるのか見てみました。
たいしたことは書いてありませんが、
私の興味のある部分についてコメントでもしておきます。
ただし、私の一視聴者としての個人的な意見です。

IP同時再送信については何も考えずとにかくやってほしいですね。
できれば放送波に乗っているのと同じMPEG2TSストリームを
そのままRTPにパックしてマルチキャスト(要FEC?)してほしいですね。
さらに同時にトランスコードした低解像度バージョンを
VODできるようにしてもらえるとなおうれしいです。

衛星によるセーフティネットは緊急避難処置といわず
恒久的にやってほしいです。
今のBSデジタルは見たい番組がないので、
在京キー局の放送でいいのでそのまま乗せてほしいです。

安価なチューナーについては、
2年以内に5000円程度を想定しているようですが、
おそらくアナログ波停止寸前(2011年4月以降?)、
あるいはテレビが映らなくなってから買う人が大多数な気がします。
アナログ放送で十分と考えている人たちは
前もってチューナを準備しようなんて思わないでしょう。
連動データにも対応するような高機能なチューナなら
もう少し前からでも需要があるかも知れませんが、
結局は値段次第、新品のTVとの価格差次第でしょうから、
それほど数は出ないでしょうね。
ただ、2台目以降のTVに対する格安チューナー需要は確実にあるはずなので、
2011年上期の売り上げのためだけに
開発してくるメーカーもあるかもしれませんね。

2007年8月3日金曜日

HD を DVD に

HD DVD のことではありません。DVDです。

先月開催された DVDフォーラムでのことですが、
地デジで放送されているようなHDコンテンツを
現世代のDVDに保存できるようにする規格について語られました。
現世代DVDでは容量が足りないから次世代DVDが規格化されたわけで、
機器メーカーやコンテンツ保有者からすれば
次世代が売れたほうが儲かるはずで、
今さらな気もしますが、
それだけ次世代の普及が滞っているということでしょう。
エンドユーザから見ればありがたい機能です。

そもそも、更なる高圧縮化が可能な H.264 や VC-1 は
次世代DVDの規格化の時点で十分使えることがわかっていたので、
次世代DVDとは違うアプローチとして、
これをDVDに適応させてHDコンテンツの録画に使うという規格自身は
もっと早くに定義されるべきだったと思っています。
その当時からすればもちろん問題もあって、
民生機の価格帯でHD画質を H.264 でリアルタイムエンコードできるのが
いつになるかということですが、
ハイビジョンデジタルビデオカメラという形で実現され始めました。
規格制定のタイミングとしては最後のチャンスということだったのでしょう。

さて、なぜ先月の話題をここで触れるかといいますと、
書こうと思ってすっかり忘れていただけです。
本日 H.246 HD対応のデジタルビデオカメラが発表されたのを見て思い出しました。
 

2007年8月2日木曜日

bitwarp PDA キャンペーン

so-net の bitwarp PDA って、まだキャンペーンやってます。

確か今年4月から始まったのだと思いますが、

あんまり新規加入者いないんでしょうね。

私は今 MC-450 のCFカードで利用してますが、

MC-550 になると速度が2倍になるので入りなおそうか迷っていました。

ただし、基地局が W-OAM に対応していないと意味がないんですけどね。

 

実は先月 bitwarp の通信網の卸売りもとの WILLCOM に問い合わせてみたところ、

私の住んでいる地域の基地局のうち1つが W-OAM 対応と教えてもらえました。

さらに他の基地局も順次 W-OAM 化していくとの心強いお言葉をいただきました。

いつまで割引キャンペーンが続くかも分かりませんので、

この際高速通信環境を手に入れて見ることにしました。

新しい通信カードが届いたらPDAを持って散歩でもしてみようと思っています。

 

2007年8月1日水曜日

家庭内PBX level2 - その7 - WindowsからFAX送信

Windowsアプリケーションから直接FAXできるように設定しましょう。
Microsoft Word からプリンタに印刷するようにPDFを作成するツールがありますが、
まったく同様にFAXを送信することができます。
Adminsparadiseのダウンロードページから WinprintHylafax.EXE をダウンロード、インストールします。

普通に[プリンタの追加]を実行して、
"このコンピュータに接続されているローカルプリンタ"と
[新しいポートの作成]で"WinPrint Hylafax"を選択し、
プリンタドライバとして Apple の LaserWriter 12/640 PS
(PSプリンタなら何でもよさそう)を指定します。
作成されたプリンタのプロパティから[ポート]の[ポート構成]を開き、
[Hylafax Server Address]にAdminsparadiseサーバのIPアドレス、
[Username]、[Password]にあらかじめ設定してたログイン情報、
[Default Notify]に連絡用メールアドレス、
[Address Book Directory]に適当なディレクトリを設定しておきます。

あとは印刷するときに相手先のFAX番号を聞かれるので入力するだけで
お気軽にFAX送信ができます。

2007年7月31日火曜日

家庭内PBX level2 - その6 - FAX送信設定

FAXにはHylaFaxを用います。
HylaFaxはWindowsから仮想ネットワークプリンタとして扱うことが可能で、
Windowsから普通に印刷する(PDFファイルを作成するといったほうが近い)要領で
FAX送信が可能です。
しかし、利用者用のユーザを切る必要があり面倒です。
ところで、HylaFaxのウェブラッパーとしてAvantFAXがあります。
これを利用すると、FAXの送受信や過去のデータ閲覧がウェブブラウザで可能となります。
もちろんユーザ管理もここからできます。

ということで、AvantFAXでユーザを作りましょう。
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/login.php
からパスワード"adminsparadise"(デフォルト時)でログインし、
[Web FAX (Admin)]をクリックします。
AvantFAXへのログイン画面に進むので
ユーザ名"admin"、パスワード"adminsparadise"(デフォルト時)でログインします。
[New User]をクリックし、[Name]、[Username]、[E-mail Address]を入力、
[Save]をクリックします。
ただし、この時点ではパスワードが不明です。
ウェブブラウザから
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/avantfax/
にアクセスして、[Lost your Password?]をクリックし、
[E-mail Address]に先に登録したEメールアドレスを入力して
[Send Password]をクリックすると、
そこにメールが送られてきますのでその指示に従い好みのパスワードを設定します。

これでやっとFAXが送信できます。
http://<AdminsparadiseサーバのIPアドレス>/avantfax/
から先に登録したユーザ名とパスワードでログインし、
[Send Fax]をクリックします。
[Destination fax numbers]に送信先の電話番号、
[Select the files to FAX]に送信するファイルを指定し、
[Send]をクリックするだけです。
送信が完了するとメールで通知してくれます。
表紙も付けられますが、
テンプレートのカスタマイズや日本語の扱いに難があるような気がするので、
素直に[Use cover page]のチェックははずし、
本文の最初に自作の表紙を含めた方が無難です。
ただし、送ることができるファイルの種類が限定されている上、
送れるものと送れないものの区別がいまいち分かりませんので、
ウェブブラウザからの送信は緊急避難用と考えておいたほうがいいでしょう。
後述(次回)のWindowsプリンタから直接送信することを強くお勧めします。

なお、"/etc/hylafax/etc/config.ttyIAX"の"LocalIdentifier"の内容が
FAX送信時のヘッダになりますので、ここは修正しておきましょう。

2007年7月30日月曜日

家庭内PBX level2 - その5 - 応答メッセージ録音時の注意

 ちょっとはっきりしないのですが、
Adminsparadise の ver 1.0.1 パッチを当てた後
応答メッセージに名前をつけて保存するときにエラーが出るようになりました。
一応回避方法を発見したので記述しておきます。
なお、ちょっとめんどくさいです。

普通に電話機から*77にダイヤルしてメッセージを録音します。
そのまま名前をつけて保存しようとすると
ファイルが読めないというようなエラーになります。
そのメッセージは /tmp ディレクトリに
"<内線番号>-ivrrecording.wav" というような名前のファイルに
保存されているようですので、
このファイルを /var/lib/asterisk/sounds/custom ディレクトリに
ファイル名を "<応答メッセージの名前>.wav" としてコピーし、
その後名前を付けて保存するとうまく登録できました。

私の環境ではこれで解決しました。
でも保障はしません。

2007年7月29日日曜日

Wii 機動戦士ガンダム MS戦線0079 - ニュータイプへの道


ちゃんとチュートリアルすれば、そこそこ進めます。

今、陸戦用ガンダムに乗って暴れまわっています。

ひょっとするとニュータイプに覚醒するかもしれません。

3Dゲームは苦手で、DOOMなど全くできませんでしたが、

マリオ64、ゼルダの伝説 時のオカリナ、

途中やめにしている ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス に続いて、

これなら私にも何とかできそうです。

 

2007年7月28日土曜日

Wii 機動戦士ガンダム MS戦線0079

半年振りに Wii のゲームを購入しました。


説明書を読まず、チュートリアルもせずにいきなり実践に突入したところ爆死しました。

どうも私はニュータイプではないようです。

残念。

2007年7月27日金曜日

amazon アソシエイト

本日 amazon からメールが届きました。

アソシエイトプログラムでなんと122円いただけるそうです。

みなさまありがとうございます。

って、もしかして自己紹介(?)の分でしょうか?

 

 

2007年7月26日木曜日

地上波アナログ放送停止まで4年

一日遅れてしまいましたが、
4年後の2011年7月24日までに地上波アナログ放送が停止されるそうです。
果たして停波できるのでしょうか?
一応次の使い道が決まっている周波数なので、
十が一(?)延期ということになると行政訴訟なんてことにもなりかねません。
最終的には地デジチューナを無料でばら撒いて無理やり移行ということになる気もしますが、
チャンネル切り替え用のリモコンと音量調節用のリモコン両方を
操作しないといけないなどというオチになりそうです。

さて、私個人としてはこの4年のうちにデジタル対応のビデオレコーダを購入したいところですが、
今までここでも書いたようないろいろな理由があって購入を躊躇しています。
できればB-CASカードの廃止とコピーフリー化を実現してほしいのですが、
著作権の権利者団体がうるさいですからね。
きつく縛れば離れていくのが分からないのでしょうか。
今でも録画してでも見たいのはWOWOWでやってる海外ドラマと一部の映画ぐらいなもので、
芸能人が騒いでいるバラエティー番組やドラマなんてほとんど見てないので、
ニュース以外の地デジは見なくていいかと思っています。
ただ、WOWOWは金払ってみてるんで自由に取り扱えるようになってほしいですね。

2007年7月23日月曜日

家庭内PBX level2 - その4 - Asterisk 設定

いよいよ Asterisk で通話できるように設定していきます。
ウェブブラウザで
http://<Adminsparadise サーバのIPアドレス>/admin/
にアクセスして [Tools] を選択するとログインを要求されます。
デフォルトではユーザ名 admin 、パスワード adminsparadise でログインできます。

内線番号を作成するには2段階の手順が必要です。
まずユーザを作成します。
[Basic]-[Users]メニューから[Add User]をクリックし、
[Add User]の[User Extention]、[User Password]、[Display Name]を入力します。
もし、留守電機能を利用したければ、
[Voicemail & Directory]の[Status]を"Enabled"にし、
同じく[voicemail password]、[email address]、[pager email address]、[email
attachment]
を設定します。
最後に[Submit]をクリックし、[Apply Configuration Changes]で反映されます。
ユーザを作成したら、それをデバイスに関連付ける必要があります。
[Basic]-[Devices]メニューから[Add Device]をクリックし、
[Generic SIP Device]を選択して[Submit]をクリックします。
[Device Options]の[secret]にパスワードを、
[Device Info]の[Device ID]、[Description]、[Default User]を埋め、
[Submit]をクリック後、[Apply Configuration Changes]で反映されます。

留守電メッセージは
あらかじめ設定したメールアドレスにその旨が通知されます。
添付された音声ファイルを再生すれば用件が確認できますし、
ウェブブラウザから
http://AMPWEBADDRESS/recordings/index.php
に各ユーザでログインすることでも確認できます。
もちろん電話機単体でも "*98" に発呼して、
メッセージに従い内線番号とパスワードを入力することで用件の再生が可能です。
メッセージはすべて英語ですが
日本語のメッセージに変更する方法もあるようですので自力で探してみてください。

なお、グループ着信は
[Inbound Call Control]-[Ring Groups]メニューから[Add Ring Gruop]をクリックし、
[Add Ring Gruop]の[Ring-Grope Number]に代表番号を、
[Extension list]にグループに登録する内線番号の一覧を入力し、
[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。

次にPSTNとの接続です。
まずは外線発信。
[Basic]-[Trunks]メニューから[Trunk ZAP/g0]をクリックし、
電話番号が"0abc-de-fghi"(市外局番0abc)の地域であれば、
[Outgoing Dial Rules]-[Dial Rules] に
00acb|ZXXXXX
0|0.
0|1.
0|NXXXXX
を入力して[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。
また、[Basic]-[Outbound Routes]から[0 9_outside]をクリックし、
[Dial Patterns] に "0." を入力して
[Submit Changes]、[Apply Configuration Changes]します。
これで、0発信でPSTNに出て行けます。

外線着信はというと、
[Inbound Call Control]-[Inbound Routes]メニューから[Add Incoming Route]をクリックし、
[Add Incoming Route]の[Zaptel Channel]に"0"を入力、
[Set Destination]で着信時に呼び出す内線番号([Core])や
グループ番号([Ring Groups])を指定します。
もちろん自動応答([IVR])も選択可能です。
[Submit]し、[Apply Configuration Changes]すれば設定完了です。

それでは自動応答についても説明しておきましょう。
最初に応答用のメッセージを録音します。
[Internal Options & Configuration]-[System recordings]メニューから
[Add Recordings]をクリックし、
[Step 1: Record or upload]で手元の電話機の内線番号を入力し[Go]をクリックします。
その電話機から"*77"に電話をかけ、発信音の後に自動応答用のメッセージを録音します。
この内容は"*99"にダイヤルすることで確認でき、
気に入らなければ何度でも録音可能です。
その後、[Step 3: Name] に識別用の適当な名前を入力し、[Save]をクリックします。

この録音したメッセージで自動応答を作成します。
[Inbound Call Control]-[IVR]メニューから[Add IVR]をクリックし、
[Digital Receptionist]の[Change Name]、[Timeout]を入力します。
[Announcement]には先に作成したメッセージの名前を指定します。
[Enable Direct Dial]をチェックしておくと、
電話をかけてきた相手が内線番号をプッシュすることで直接その電話機に着信できます。

ただし、内線番号がわからない場合もあるでしょうから、
例えば"1"を押すと代表番号に着信するような措置も必要でしょう。
それはオプションの[Return to IVR]のすぐ下のテキストボックスに"1"を入力し、
[Ring Groups]を選択して代表番号を指定しておくことで実現可能です。
[Save]、[Apply Configuration Changes]すれば設定完了です。
外線着信時の動作としてこの自動応答を選択しておけば、
企業のコールセンターっぽい動作となります。
 

2007年7月21日土曜日

家庭内PBX level2 - その3 - アナログモデム

X100Pというアナログモデムカードを利用するとAsteriskをPSTNと接続できます。
これのセットアップを行います。
genzaptelconf
を実行します。これで
ztcfg -vv
の実行結果が
1 channels configured.
なら成功です。

X100Pからプッシュ契約していないアナログ回線で外線発信する場合は
"/etc/asterisk/zapata-auto.conf" の
channel => 1
の行の直前に
pulsedial=true
を入れておけば発信できるようになります。

2007年7月20日金曜日

家庭内PBX level2 - その2 - 環境整備

OSインストール直後には最低限の環境整備をしておきましょう。

まず Linux のシリアルコンソール設定です。
ファイル"/etc/inittab"に
s0:12345:respawn:/sbin/mingetty ttyS0 vt100
を追加します。
またファイル"/etc/securetty"に
ttyS0
を追加します。
しなくてもいいですが、ノイズ対策のためファイル"/etc/sysconfig/init"で
PROMPT=no
にしておきます。
これで再起動すれば完了です。

ついでにブートローダ grub についてもシリアルでのコントロールを可能にしておきます。
ファイル"/boot/grub/grub.conf"の
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
をコメントアウト(行の先頭に"#"を挿入)し、その直後に
serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1
terminal --timeout=10 serial console
を追加します。
ついでに、kernel パラメータに"vga=791"を追加してXGAテキストモードにしておきます。

それからネットワークの設定です。
今回利用しているマシンにはNICが2枚あるので、
1つ目をLAN向け、もうひとつを外向けに設定してみます。
以下を実行します。
cd /etc/sysconfig/network-scripts/
touch ifcfg-eth1
touch route-eth0
"ifcfg-eth1"の内容は以下のようにします。
なお、"x.x.x.x"はネットワーク環境によって読み替えてください。
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
BROADCAST=x.x.x.x
IPADDR=x.x.x.x
NETMASK=x.x.x.x
NETWORK=x.x.x.x
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
"route-eth0"の内容は以下のようにします。
ADDRESS0=10.0.0.0
NETMASK0=255.0.0.0
GATEWAY0=x.x.x.x
ADDRESS1=172.16.0.0
NETMASK1=255.240.0.0
GATEWAY1=x.x.x.x
ADDRESS2=192.168.0.0
NETMASK2=255.255.0.0
GATEWAY2=x.x.x.x
また、"/etc/sysconfig/network" の "GATEWAY" でデフォルトゲートウェイを設定します。

ルーティングテーブルが正常かどうか、
いろいろなところにpingを打って確認しておきましょう。

2007年7月19日木曜日

家庭内PBX level2 - その1 - Adminsparadise 発見

以前 Trixbox で家庭内PBXを構築することについて書きましたが、
その後 FAX サーバーとしても活躍できないかと調べていたところ、
新たなに Adminsparadise なるパッケージを発見しました。
現時点で Trixbox より優位なのは、
Asterisk が最新版、HylaFax 統合、AvantFax 付き
といったところでしょうか。
せっかく(?)なので Trixbox から Adminsparadise に移行してみることにします。
以下に手順を記します。

最初にCDイメージを取得します。
ここから "adminsparadise_voip_livecd-1.0.iso" をダウンロードします。
このままCD-Rに焼いてもいいのでしょうが、
以前にも触れたように私の環境では問題があります。
そこでこのISOイメージをマウントしてすべてのファイルを
HDD(paraディレクトリ)にコピーし、
"isolinux/isolinux.cfg" の

timeout 0

timeout 100

になおします。あとは
mkisofs -l -r -J -V "my para" -hide-rr-moved -b isolinux/isolinux.bin \
 -c isolinux/boot.cat -o my_para.iso -no-emul-boot -boot-load-size 4 \
 -boot-info-table ./para
でISOイメージを再生成してCD-Rに焼きます。
インストールディスクの完成です。
このCDでPCを起動するとインストールが開始されます。
途中いくつか入力を求められますが、難しい項目はありませんし、
選択肢がある場合はデフォルトの項目を選んでおけば特に問題はないでしょう。
OSのインストールはもちろん、
ミドルウェアやアプリケーションもすべて自動でセットアップされるお気楽さです。
まさに Paradise です!
ただし、実行の際のリスクはご自分で負ってください。

2007年7月18日水曜日

モバイルバッテリを買ったものの…

ある通販サイトでモバイルバッテリを買いました。

Nintendo DS Lite のACアダプタコネクタに接続して電力供給できる外部電池パックです。

多分使わないだろうと思いつつも、

今月送料や代引手数料が無料でこの機会に手に入れておきたいものがあったのと、

わりと安かったのとが災い(?)して思わずクリックしてしまいました。

 

この製品、DS(Lite含む)とPSPの両対応で、充電はPSPのアダプタかUSB経由となっています。

ただ、コネクタの仕様が気にらないので、

給電コネクタをUSBタイプAメスコネクタに、

充電コネクタをUSBミニABメスコネクタに変更することにしました。

 

で、分解して見てびっくり。

3.7V 2000mA の円筒型バッテリが1本だけ入っています。

スペース的には明らかに2本入りますし、

なにより出力の仕様が 5V(多分) 3600mA なのにこれじゃ全く足りてない…

というわけで販売店にクレームしました。

販売店も被害者のような気もしますが、果たしてどうなることやら。

 

2007年7月16日月曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その3 - OpenPNE 準備

では OpenPNE のファイルをコピーしていきます。
以下を実行します。
cd /usr/local/src
cp -r OpenPNE-2.8RC2 /var/www/localhost/htdocs/
cd /var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2
chmod -R 0777 var/*
mv public_html ../
cd ../
mv public_html pne
cd OpenPNE-2.8RC2
cp config.php.sample config.php

ファイル"/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/config.php"を編集します。
7行目の
define('OPENPNE_URL', 'http://sns.example.com/');

define('OPENPNE_URL', 'http://192.168.1.2/pne/');
に変更し、
13行目の
    'username' => '',

    'username' => 'root',
に変更し、
16行目の
    'database' => '',

    'database' => 'sns',
に変更し、
22行目の
define('ENCRYPT_KEY', '');
を適当に
define('ENCRYPT_KEY', 'abcdefg');
のように変更します。
また、"/var/www/localhost/htdocs/pne/config.inc.php"の7行目の
define('OPENPNE_DIR', realpath('../'));

define('OPENPNE_DIR', realpath('../OpenPNE-2.8RC2'));
に変更します。

次はデータベースの構築です。
以下を実行します。
cd /usr/local/src/OpenPNE-2.8RC2/setup/sql/mysql41/install
mysql
CREATE DATABASE `sns` DEFAULT CHARACTER SET utf8;
exit;
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < install-2.8-create_tables.sql
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < install-2.8-insert_data.sql
cd ../option
mysql -p --default-character-set=utf8 sns < pnebiz-header.sql

cron設定をします。
以下を実行します。
cd /var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2
chmod 0755 bin/*.cron

ファイル"/etc/crontab"に以下の行を追加します。
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_dairy_news.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_birthday_mail.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
00   6 * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_send_schedule_mail.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php
*/20 * * * * root sh
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/tool_rss_cache.cron
/var/www/localhost/htdocs/OpenPNE-2.8RC2/bin/ /usr/bin/php

最後にウェブブラウザから
http://192.168.1.2/pne/?m=setup
にアクセスし、支持に従い初期設定を行います。
なお、
http://192.168.1.2/pne/?m=admin
にアクセスすることで管理設定が可能です。

もし、OpenPNE を社内LAN上に設置し、
しかも OpenPNE からお知らせ等のメールが届くようにしたいなら、
"/etc/ssmtp/ssmtp.conf"の
mailhub=mail
の行を
mailhub=192.168.1.100
のようにしておきます。
なお、"192.168.1.100"は社内のメール送信サーバです。

あとは好きに使ってみてください。

2007年7月15日日曜日

E3 2007 任天堂プレスミーティング

E3 2007 で任天堂のプレスミーティングが開かれたわけですが、

任天堂のサイトからその録画中継が見られます。

私も通して見ました。

岩田社長は立場上出てきたという感じで、

ほぼ米国法人CEOのレジーの独壇場でした。

レジーの小休憩という意味もあったのかもしれませんね。

内容は事前に分かっていた上でみたので特に驚く部分もありませんでしたが、

宮本専務はいただけませんね。

質疑応答があるわけでもないですし、きっちり英語でプレゼンしてほしかったですね。

日本語にしてもうまいとは言いがたかったんですけど。

役員なんですから、その辺もう少しうまくなったほうがいいと思いますよ。

 

2007年7月14日土曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その2 - ミドルウェア準備

前回の作業後ようやく OpenPNE のインストールに取りかかります。
ここ から OpenPNE-2.8RC2.tar.bz2 をダウンロードします。
以下を実行すればよいでしょう。

cd /usr/local/src
wget http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=174268&amp;package_id=209731&amp;release_id=511097
tar jxf OpenPNE-2.8RC2.tar.bz2

展開した"setup/OpenPNE_Setup.html"を見ながらインストールすればいいですが、
めんどくさければ単に以下を実行してみてください。

さてこのドキュメントを見ると OpenPNE は
Apeche 2系 と PHP 5.0以降 と mysql 4.1以降 があればいいようなのでこれらをインストールします。
以下を実行します。

emerge net-www/apache
echo "ServerName 192.168.1.2" >> /etc/apache2/httpd.conf
rc-update add apache2 default
/etc/init.d/apache2 start
USE="cli apache2 mysql gd jpeg png gif" emerge dev-lang/php

ここで Apache から PHP が利用できるよう"/etc/conf.d/apache2"の
APACHE2_OPTS 変数に"-D PHP5"を加えます。
さらに以下を実行します。

/etc/init.d/apache2 restart
emerge dev-db/mysql
rc-update add mysql default
/usr/bin/mysql_install_db
/etc/init.d/mysql start

たったこれだけです。

 

2007年7月13日金曜日

Wii Fit と Wii Balance Board

E3 2007 で任天堂から "ヘルスパック" 改め "Wii Fit" が発表されました。

同時に "Wii Balance Board" なる新しい周辺機器も公開されました。

原理も価格もこなれている技術を利用し、

思いもかけないことを実現するのはWiiリモコンと同じですね。

おそらくかなり早い段階で企画が始まったていたのでしょうが、

任天堂らしいすばらしい完成度で製品化されることを期待しています。

 

何年か前に病院(耳鼻科)で診断のため体の重心を測る機械に乗ったことがあり

面白いものだと思っていましたが、まさにこれですね。

周辺機器大好きな私としては購入決定です。

 

2007年7月12日木曜日

OpenPNE on Gentoo Linux 2007.0 - その1 - OS準備

最近SNSって流行ってますよね。
ただ、SNSの技術面からいうと、従来のサービスのユーザの管理方法を工夫した、
すなわち、従来フラットあるいは木構造だったものをリレーショナルにしたという部分がミソなのであって、
掲示板やグループウェアのような機能上の特徴のことを言っているのではないと認識していますが、間違ってます?

なので、社内SNSの意義がいまいち理解できませんし、規模の大きすぎるサービスもどうかと思っています。

まあ、このさいそういうことは置いておいて、

オープンソースなSNSサーバ OpenPNE を入れて遊んでみることにしました。
OSには久しぶりに Gentoo Linux を利用してみます。
ちなみに単なるテストなので、必要最小限なインストールをしています。
また、IPアドレス等やHDDの構成等は各環境で動作するよう読み替えてください。
それから、以下の操作は各個人の責任において行ってください。
著者は何も保障しません。

まず、インストールCDのイメージをダウンロードしCDに焼きます。
このCDでPCをブートし、ブートプロンプトで

gentoo-nofb
を入力します。
コマンドプロンプトが現れたら、
ネットワーク設定するため以下のコマンドを実行します。
ifconfig eth0 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 route add default gw 192.168.1.1 echo "nameserver 192.168.1.1" > /etc/resolv.conf

次にHDDをフォーマットします。
fdisk /dev/hda
を実行し、
n[enter]
p[enter]
1[enter]
[enter]
[enter]
w[enter]
と進んでいきます。
さらに以下を実行します。
mke2fs /dev/hda1
tune2fs -c 0 -i 0 /dev/hda1
mount /dev/hda1 /mnt/gentoo

また、時刻を date コマンドで正確に設定しておきます。
その後以下を実行します。
cd /mnt/gentoo
wget http://gentoo.osuosl.org/releases/x86/2007.0/stages/stage3-x86-2007.0.tar.bz2
tar jxfp stage3-x86-2007.0.tar.bz2
wget http://gentoo.osuosl.org/snapshots/portage-latest.tar.bz2
tar jxf /mnt/gentoo/portage-latest.tar.bz2 -C /mnt/gentoo/usr
mirrorselect -i -o >> /mnt/gentoo/etc/make.conf
cp -L /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/resolv.conf
mount -t proc none /mnt/gentoo/proc
mount -o bind /dev /mnt/gentoo/dev
chroot /mnt/gentoo /bin/bash
env-update
source /etc/profile
export PS1="(chroot) $PS1"
emerge --sync --quiet

ロケールの設定を行います。
ファイル"/etc/locale.gen"の内容を以下のようにします。

en_US ISO-8859-1
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP/EUC-JP
ja_JP.UTF-8/UTF-8
ja_JP/EUC-JP

なお、編集には nano を用います。

nano -w /etc/locale.gen
を実行してください。
そして以下を実行します。
locale-gen
cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

いよいよカーネルの準備です。以下を実行します。
USE="-doc symlink" emerge gentoo-sources
emerge genkernel
zcat /proc/config.gz > /usr/share/genkernel/x86/kernel-config-2.6
genkernel all

設定ファイルを編集していきます。まず"/etc/fstab"です。
nano -w /etc/fstab
を実行し、/dev/BOOT,/dev/ROOT,/dev/SWAP で始まる行の先頭に '#' を加えコメントアウトし、

以下の2行を適当な位置に追加します。
/dev/hda1 /  ext2 noatime  0 1
none  /proc proc defaults 0 0

次に"/etc/conf.d/hostname"です。
nano -w /etc/conf.d/hostname
を実行し、
HOSTNAME="tux"
の tux の部分を好きな名前に変更します。
例えば sns にします。

次に"/etc/conf.d/domainname"です。
nano -w /etc/conf.d/domainname
を実行し、

DNSDOMAIN="homenetwork"
の homenetwork の部分を独自ドメインに変更します。
例えば mydomain.com にします。

次に"/etc/conf.d/net"です。
nano -w /etc/conf.d/net
を実行し、
config_eth0=( "192.168.1.2 netmask 255.255.255.0 brd 192.168.1.255")
routes_eth0=( "default gw 192.168.1.1" )
を追加します。さらに

rc-update add net.eth0 default
を実行します。

次に"/etc/hosts"です。
nano -w /etc/hosts
を実行し、
127.0.0.1       localhost
の行を
127.0.0.1       sns.mydomain.com   sns     localhost

に変更します。

次に"/etc/conf.d/keymaps"です。
nano -w /etc/conf.d/keymaps
を実行し、

KEYMAP="us"
の行を

KEYMAP="jp106"
に変更します。

次に"/etc/conf.d/clock"です。
nano -w /etc/conf.d/clock
を実行し、

CLOCK="UTC"
の行を

CLOCK="local"
に変更します。

ここでルートユーザのパスワードを設定しておきます。
以下を実行し、指示に従います。

passwd

それでは、起動のための準備を行いましょう。
以下を実行します。

emerge syslog-ng
rc-update add syslog-ng default
emerge vixie-cron
rc-update add vixie-cron default
emerge grub

ブートローダを設定します。

nano -w /boot/grub/grub.conf
を実行し、"/boot/grub/grub.conf"を以下の内容で新規作成します。

default 0
timeout 10
title=gentoo
root (hd0,0)
kernel /boot/kernel-genkernel-x86-2.6.20-gentoo-r8 root=/dev/ram0
init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/hda1 udev
initrd /boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.20-gentoo-r8

さらに以下を実行します。

grep -v rootfs /proc/mounts > /etc/mtab
grub-install /dev/hda
exit
cd
umount /mnt/gentoo/dev /mnt/gentoo/proc /mnt/gentoo
reboot

HDDからLinuxシステムが立ち上がったら、まず一般ユーザを作成します。
例えばユーザ名を"taro"とするなら以下を実行します。

useradd -m -G users,wheel -s /bin/bash taro
passwd taro

そして以下を実行します。

rc-update add sshd default
/etc/init.d/sshd start

この後はsshでリモートログインして操作することもできます。

さて最低限"vi"はほしいので以下を実行します。

emerge app-editors/vim

とりあえずこれで完了です。