2013年2月28日木曜日

DVD-RにAVCHDで録画

先日、DIGA BZT710に録画した
SUPERBPWL XLVIIをDVD-RWに書き出ししようとして大失敗しましたが、
懲りずにCPRM対応DVD-Rにコピーしてみることにしました。

CPRM対応DVD-Rディスクへの書き出しは、
DVD-RAMへの書き出しと同様の操作により可能です。

ただ予想外だったのは、これをPS3に入れてもデータディスクとしてしか認識しないことです。
よってビデオ再生はできません。
うーん、PS3は最強のメディアプレーヤーかと思っていましたが、そうでもないようです。

これまで、CPRM対応のDVD-RAMDVD-RW、DVD-RのディスクにAVCHDでの書き出しを試してきましたが、
今後活用していくには実用的ではないということがわかりました。

2013年2月27日水曜日

ジェットストリームアタック

先日テレビのニュースで、「ジェットストリームアタック」が紹介されていました。

いやまあドムではなくてトラック3台の自動編隊走行の話で、
2台目以降は前車スリップストリームに入るため燃費がいいそうです。
詳しくはネット上の記事など見てください。

しかしこんなのが高速道路を走っていると追い抜くのが恐ろしいですね。
これを先頭に渋滞が発生しそうな気がします。

2013年2月26日火曜日

Nintendo3DSが2周年

Nintendo3DSが発売から2周年となりました。
発売日に購入して結果的にアンバサダーとなったときは、
任天堂どうかしてるどうかしてるとも思いましたが、
当初遊びたいと考えていたゲームも一通りやりつくし、
元は取れたような気分ではいます。
あとは任天堂からチョコチョコ面白そうなゲームが出ればそれでいいかと。
といってもここ数ヶ月とこれから数ヶ月に遊びたいゲームが出ていないのは残念です。
ドラクエとかポケモンとかモンハンとか、私はあんまり興味がないので。
今現在はstartfox64ペーパーマリオあたりに手を出してみたいぐらいでしょうか。
本体は予備機としてキャンペーンで当たったちょっとマリオな3DSもありますし、
次世代機まで購入の予定はありません。

さて、十分に遊んでいる3DS、一番のお気に入りはすれ違い通信だったりします。
個人的にはこれこそがソーシャルだと考えています。
ということで私のすれ違い状況をご紹介しましょう。
なお購入当初は普及台数、居住地域、行動パターンなどの要因で
すれ違うことなど皆無だっため、実質的にはここ1年ばかりの結果になります。

広場にはMiiが1410人いますが、
これはマリオカートでネット対戦した分がほとんどで、すれ違ったはのべ300人(回)です。
このうち複数回すれ違ったのは31人で、
多いのは13回が1人、9回が2人といったところです。
これらは顔も知らない赤の他人で、
1人は同じか隣の町内ぐらいの住人、2人は同じスポーツジムの会員と思われます。
地域的には日本国内18都道府県の方とすれちがっており、
海外はアメリカのカリフォルニアの方が1人だけです。
一日で最高18人とすれ違ったことがあり、
これは見知らぬ方に「今日誕生日のMiiとすれ違った!」を実現してあげるために、
私の誕生日にうろうろした時の記録です。
なお[お祝いリスト]は78個中40個を達成していますが、
私自身はまだ誕生日のMiiとすれ違ったことはありません。

「ピースあつめの旅」はパネルが17枚完成していて、
あと5ピースで完成するのが1枚、7ピースが1枚、8ピースが1枚で、
他もすべて半分以上集まっています。
全体で勘定してピース取得率は565/624に達しています。
ANAのパネルを持っていないのが痛恨の極みですが、
マクドナルドはすでに完成しています。

「すれ違い伝説」はIを2周、IIの表を3周して、その範囲の帽子はすべて集めました。
現在IIの裏の1周目の終盤ですが、分岐がたくさんあるので
果たして次世代機が出るまでにコンプリートできるのか、自信がありません。

ところですれ違いに関してはちょっと飽きてきたので
何か新機軸が出てこないか期待していたところ、
先日の任天堂の経営方針説明会でそんなようなことが語られているので、
楽しみに待ちたいと思います。

2013年2月25日月曜日

情報処理技術者試験 2013年春

情報処理技術者試験の2013年春期試験申し込みの締め切りが迫ってまいりました。
オンラインでの申し込み期限は2月27日(水)の20時までです。
お忘れの方は今すぐここから申し込みましょう。

さて、今期私はプロジェクトマネージャ試験(PM)を午前I免除で受験します。
1回目は午前II、2回目は午後IIで撃沈したので三度目の正直で合格したいところです。
まあ私自身が優秀なエンジニア5人は二流の1000人を完全に凌駕するというような考え方を、
諸手は上げないけど支持するtekkieで極左なエンジニアで、
プロジェクトの管理なんてものにはほぼ興味がないというところが、
そもそも合格できない遠因なのかもしれません。
じゃあなぜ受けているかというと…
まだ合格していない情報セキュリティスペシャリスト試験と
システム監査技術者試験のほうがさらに興味がないのと、
午前Iが免除されるからです。

ちなみに今回はすでに一通りの学習は終え、
残り2ヶ月弱で午後IIの論文を数本書いてみようかなと思っているところです。
正直プロジェクトマネージャの論文はテーマが抽象的で書きにくくて嫌いなので、
運良く書きやすい問題が出ることを祈るばかりです。

2013年2月21日木曜日

PS4が発表

うわさどおりPS3の後継機PS4が発表されました。
まあ、外観や価格などまだなぞは多いんですけど。

個人的にはPS3を購入してから約3年になりますが、ゲームは一度も遊んだことがなく、
主にアップコンバージョンDVDプレーヤ+地デジ録画機(torne)として使っていたものの、
その役割も1年前にDIGA BZT710に奪われ、
さらに最近的は地デジ録画中の録画済番組再生(タイムシフト含む)時に
再生できない(録画に問題はない)エラーが頻発するなど、役割を終えつつあります。
PS4も発表されたことですので、そろそろ売り時かとも思っているところです。
まあ売ったところで大した値段になりませんからねぇ。

PS3でもそんな状態なので、ほしいと思う機器がほとんどそろった現状では、
ゲーム専用機としてしか見れないPS4を購入することはないでしょう。
私は任天堂のゲームの一部が遊べればそれでいいのでWiiUで十分です。

さて、そんなPS4ですがいくつか情報が明らかになっています。
ゲーム関連については興味がないのでハードとサービスがらみでチラッと書いてみます。
CPUはx86(x64)×8コア+GPU(GPGPU)+省電力CPU(ARM?)なAPUのようなので、
AMDの手持ち札を存分に詰め込んだカスタムチップということなのでしょう。
いわゆるサウスブリッジを含んだSoCでしょうから、
このチップの周りに8GBのGDDR5メモリとHDMIのPHYと
イーサネットのPHYをつけたようなシンプルなメイン基板なのではないでしょうか。
それにBluetoothとWiFiのモジュール、
SATA経由でHDDとブルーレイドライブをくっつければ完成です。
って、こりゃほぼPCですよね。
ということで、Windows8やLinux(x64)を動作させるハックとか出てきそうです。
しかし、これいったいいくらで売るんでしょうかね。
スペック的にはゲーミングPCと呼ばれるものが近いと思うのですが、
これらが安くても7,8万円している現状を鑑みると、
PS4の最廉価モデルでがんばっても4万円が限界ぐらいと推測しています。

コントローラについては、DUALSHOCK3
タッチパッドやヘッドフォン出力が加わったもののようで、
コントローラのインフレが起き、価格は数千円は下ることはなさそうで、
WiiU GamePadの単品が12800円というのがなんだか良心的な価格に見えてきます。
まあPS4でリビングでパーティープレイするのは少数派でしょうから、
とりあえず1つあれば十分なのかもしれませんが。
本体との通信量もヘッドセット分が増えるぐらいでしょうから、
Bluetooth 2.x+EDR(下り2178.1kbps/上り177.1kbps)で十分おつりがきます。
ただ完全に足し算の発想でつくられたもので、何だかSonyの先行きが心配されます。

PS4ではハード的にPS3との互換性を取れないため、
クラウドでゲーム(PS3以外も含む)を実行して
画面をPS4にストリーミングで送るというサービスを発売後に開始するようです。
このアイディア自身すでにありふれているのですが、
これだとゲームを実行するマシンの利用料と
ゲーム(コンテンツ)のプレー料金を取られることになるので、
これまでの買い切り型では遊べなくなりそうです。
ついでに高速インターネット回線の維持費もかかります。
この場合、その時点でディスクを所有しているPS3のソフトも
新たに費用を払ってPS4上で遊ぶことになりますが、
うわさされるPS4のディスクのゲームは一度遊ぶとほかのPS4では遊べない、
というような仕様はこれを何とかするためなのかもしれません。
マルチデバイスでのプレーも想定されているようですし。
ただこうしてしまうと中古で売買したり貸し借りができなくなってしまうわけで、
そうなるともうパッケージ版の存在意義がなく、
もしかするとブルーレイドライブのない廉価PS4なんてのも後々登場するかもしれません。
万一遊びたいゲームが出てきたら、その廉価版を持ってから遊んでもよさそうです。

PS4は年末に発売されるそうですが、
発売日付近にどれだけの需要があるのか興味を持っています。
そしておそらく同時期発売となるXbox360の次世代機との対決は見ものです。
WiiUはそもそも思想が違いますが、この2つはあんまり変わりませんからね。
現行機でも特に欧米ではどちらを買っても遊べるゲームは同じみたいですから。
ということで、変わってしまうとかえってマルチプラットフォームの
ゲームを開発する手間が増えて迷惑みたいな話になるかもしれません。

2013年2月20日水曜日

YouTube TV

ひょんなことからYouTube TVなるサービスがあることを知りました。
テレビのようなデバイスで使いやすいような構成になっているという触れ込みの
YouTubeのページなのですが、
これって見た目がWiiUのYouTubeアプリケーションそのままじゃないですか。
なるほど、それがWiiUへまったく最適化されていないのは、
単なるウェブアプリケーションとして実装してるということですね。
こうなるとWiiUで使いやすくなるのがいつになるのかまったくわかりません。
まあWiiUの場合はウェブブラウザからも見れるので大して気にもなりませんが。

さて、このYouTube TV、Android端末をリモコンとして使える機能が盛り込まれています。
やり方は簡単で、PC等のウェブブラウザでYouTube TVを開き、
[ログインと設定]-[端末のペア設定]メニューを開いて表示される9桁の数字を、
AndroidのYouTubeアプリケーションの
[YouTube TVとペア設定]メニューから入力(またはQRコードの読み取り)すればいいだけです。
Android側で再生を指示すると、ブラウザで再生が開始されます。
まるでWiiUのようです。
ただ、ブラウザやYouTubeアプリケーションをいったん閉じるとペアリングが切れるようで、
最初からもう一度同じ作業をする必要があるようです。

ペアリング作業が面倒ですが、
場面によっては便利なので活用してみてはいかがでしょう。

2013年2月19日火曜日

DVD-RWにAVCHDで録画

先日、DIGA BZT710に録画した
SUPERBPWL XLVIIをDVD-RAMに書き出しましたが、PS3がDVD-RAMに非対応だったので、
再生する方法はないものかと、とりあえず普通のDVD-Rで試したところCPRMに対応していないといって怒られました。
当たり前ですね。
で、しょうがないのでCPRM対応DVD-RWを買ってきて書き込みに成功しました。
ただ、新品のDVD-RWディスクを入れるとフォーマットされてないとか言われ、
そのときに[かんたんダビング]に飛ぶ機会があるのを無視すると、
その後録画済番組一覧に飛べなくなってしまいます。
まあリモコンの[スタート]ボタンから[かんたんダビング]を呼び出すことで何とかなったんですけど。
なお出来上がったDVDを確認すると、なんと録画モードがLPとなっています。
これはつまりHD画質ではなくSD画質ということになります。
どうもVR方式なDVD-RWにはHD画質できないようです。
これは私の望むところではないので、
試しにそのディスクを入れたままリモコンの[BD/DVD]ボタンを押し、
[DVD管理]-[DVD-RWのフォーマット]-[ビデオ方式]を実行してから
改めてダビングしてみようとしたところ、
ダビング先のディスクはビデオ方式です。デジタル放送のコピー制限番組を記録する場合、
CPRM対応のディスク(VR方式)をお使い下さい。
と表示されるようになりました。
げっ、デジタル放送の書き出しはCPRMかつVRが必須なのね…orz
DIGA BZT710の仕様を確認すると、
DVD-RWへのAVCREC方式での書き出しは対応していないように読み取れますし。

[DVD管理]-[DVD-RWのフォーマット]-[VR方式]を実行すると、
またダビング先に指定できるようになりました。
ただし、ダビングしただけではPS3に入れても認識してくれません。
ファイナライズする必要があります。
方法は簡単で、そのDVD-RWを入れた状態でリモコンの[BD/DVD]ボタンを押し、
[DVD管理]-[他のDVD機器再生(ファイナライズ)]メニューを実行するだけです。
SD画質ではありますが、普通DVDプレーヤーならほぼ再生可能でしょう。
ただ、HD画質で保存できないなら私には無用なので、
DVD-RWディスクにはPCでデータの保存用として余生を送ってもらうことにしました。
なお、一度PCに入れてデータを書き込んでしまうと、
もうビデオ用には戻れないのでご注意ください。

どうも現時点でDVD-RWは非常に狭い利用範囲しかないようです。
DVD-RWなんて今まで使ったこともなかったのですが、これで2度と買うことはないでしょう。

2013年2月18日月曜日

AirCardのファームウェアを改変

PQI AirCardファームウェアのアップデートファイルが公開され、
先日アップデートしてみましたが、
今度はファームウェアの改変にチャレンジしてみます。
なお、触るのはrootfsたる"initramfs3.gz"のみで、アップデート方法は標準と同じです。
また作業はすべてLinux(x64)上でroot権限で行います。

さて、"initramfs3.gz"は実のところgzではないのですが、
バイナリでみれば先頭8バイトが特殊なヘッダで、
その後は通常のgzファイルであることは勘のいい方なら気づくでしょう。
その後付のヘッダも、先頭4バイトは"KAGZ"({0x4b,0x41,0x47,0x5a})の固定くさいですし、
続く4バイトもペイロードサイズ(ヘッダを加える前の元のファイルサイズ)を
ビッグエンディアンで並べたものっぽいこともわかります。
ということで"initramfs3.gz"の先頭8バイトをバイナリエディタで削除して
# gunzip initramfs3.gz
を実行し"initramfs3"を得ます。これはramfsのイメージファイルなので
# mkdir aircard
# cd aircard
# cpio -i < ../initramfs3
で展開でき好きにいじれます。
"program.bin"を見ると
fatload mmc 1 500000 initramfs3.gz; sf erase 500000 300000; sf write 4ffc00 500000 300000
のような記述が見られるので、rootfsは3MBまでは大きくできそうです。
つまりあと500KBくらいは突っ込めると。
とりあえず動作に影響なさそうなところをちょこっと変更し、
# find . | cpio --create --format='newc' | gzip > ../initramfs3.gz
で新しい"initramfs3.gz"を作成して、先に述べた8バイトのヘッダをつけてAirCardに書き込むと…
見事起動し、telnetでログインして先に施した変更が反映されていることを確認できました。
便利な機能でも追加したあかつきにはここで公開しようと考えています。
でもいつになるかわかりませんのであまり期待しないように。

2013年2月14日木曜日

DVD-RAMにAVCHDで録画

先日のSUPERBPWL XLVII、皆さんごらんになられたでしょうか?
まあ観てるほうが少数派なことは間違いないでしょう。

さて、今シーズンのスーパーボウルはあまりに劇的だったので、
ブルーレイレコーダーDIGA BZT710にDRモードで録画したものを
ブルーレイディスクにコピーして残してみることにしよう…と思いましたが、
まだブルーレイは使ったことがないので、とりあえずDVDに焼いてみることにしました。
ディスクへの書き出し自体初めての体験ということでここに書き残しておきます。

といっても大して難しくなく、録画済み番組の画面でリモコンの[赤(ダビング)]ボタンを押すと
[かんたんダビング]モードにいけ、そこで書き出す番組を選ぶだけです。
通常のDVDプレイヤーでも観られる標準DVDにするか、
対応プレイヤーでしか見られなけれど高画質なAVCHDにするかが選べますが、
今回は後者の[[HD]ハイビジョン画質]を選択しました。
ただしこれだとBSのDRモードで1枚のDVDに30分分ほどしか録画できないため、
圧縮する必要があります。
3時間分の放送ならHM(8倍)モードで収まる勘定になります。
まあ[自動調整して容量を変更]を選んでおけば適切にやってくれるので
あまり気にする必要はないかもしれません。
ただ圧縮する際には書き出しに実時間(3時間分の映像なら書き込みに3時間)
かかるのがつらいところですが、これが圧縮録画1つ分の処理になるので、
書き出し中もテレビ視聴はもちろん録画や再生も可能ですし、
そもそも寝てる間にでもすればいいので苦にはなりません。
最新のPC(CPU+GPU)でもH.264へのトランスコードは
それなりに時間がかかりますから、実時間ですむだけでも御の字です。

ところで今回書き出しに、昔ワゴンセールで購入してアナログDIGAでも使用実績がある
CPRM対応DVD-RAM(実際に使用したのはこの製品ではありません)を利用してみましたが、
さんざん時間をかけてトランスコードした後に
ディスクが傷ついてるか汚れているかもとかいわれ失敗してしまいました。
もちろんDVDには何も書かれていません。
エラーになったディスクには目視で傷など見当たりませんが、
一応もう一枚のディスクに書いてみたところ成功しました。
どうやら本当に傷があっただけのようです。
ちなみに本体側のダビング10の残り回数は9に減っています。
で、これをPS3に入れたところ認識もしてくれませんでした。
どうやらPS3はDVD-RAMには対応していないようです。

当然ですが書き出しに利用したDIGA BZT710では再生できます。
画質は…8倍なのでまあしょうがないですね。

2013年2月13日水曜日

AirCardのファームウェアV147

PQI AirCardの新しいファームウェアが公開されました。
ここからファームウェアファイルとアップデート方法がダウンロードできます。
購入したときは
# cat /etc/version.txt
Product Name     : PQI Air card
Firmware Version : V138 JUN132012 M
Build Date       : 13 JUN 2012
Revision         : 2
WiFi Model       : Atheros AR6003 11n
Linux Kernel     : 2.6.32.28
Busybox          : 1.18.5
とバージョンは138だったので、9もあがっていることになりますが、
リリースノートの類がないため何が修正されたのかさっぱりわかりません。
まあしょうがないでしょう。

ところでファームウェアは
  • autoload.tbl
  • Image3
  • initramfs3.gz
  • mtd_jffs2.bin
  • program.bin
のファイルで構成されており、
以前見たFlucardと同様になっています。
program.binがブートローダ、Image3がLinuxカーネル、
initramfs3.gzがルートファイルシステム
(最初の8バイトを削除するとgunzipとcpio -iで展開可能)なのは確実ですし、
mtd_jffs2.binが設定ファイル格納用のフラッシュのイメージでしょう。
アップデート後に起動してログインし"/mnt/mtd"を見るとファイル構成は
config/cimgconf
config/dnsd.conf
config/hostapd.conf
config/softmac
config/udhcpd.conf
config/wsd.conf
config/wsd_backup.conf
wifilist.txt
wsdinfo
のようになっています。
autoload.tblがなぞなのですが、
ファームウェア保存用の内蔵フラッシュストレージの
パーティションテーブルみたいなものとか、
CPU内部のブートコードに対するオプションっぽいものとかと推察しています。
さらに新しいバージョンでも出てくればはっきりするかもしれません。
ちなみに英語版と日本語版の違いは、
ルートファイルシステムの中身を含めてまったく変わりません。
説明用のPDFが日本語化されているだけです。
更新後のバージョンは以下のようになります。
# cat /etc/version.txt
Product Name     : PQI Air card
Firmware Version : V147 DEC202012 M
Build Date       : 20 DEC 2012
Revision         : 2
WiFi Model       : Atheros AR6003 11n
Linux Kernel     : 2.6.32.28
Busybox          : 1.18.5
ファームウェアのバージョンが変わっただけです。

なお、ブートローダのイメージの後ろの方を見ると
fatload mmc 1 208000 image3; sf erase 200000 300000; sf write 1ffc00 200000 300000  
のような文字列がいくつか見られ、
u-bootでは"fatload mmc"はFAT形式のSDカードからのファイルリードコマンド、
"sf"はシリアルフラッシュへのアクセスコマンドであるので、
ファームウェアの更新はブートローダ内のマクロで行われていることは確実で、
変なブートローダを書きさえしなければ壊れてどうにもならなくなることはなさそうです。
これなら安心してルートファイルシステムを改変できます。
もちろん私は何も保証しないので、やるなら自分の責任でお願いします。

ところで、バージョンアップして何が変わったのかはよくわかりません。

2013年2月12日火曜日

通話王とAsterisk

大昔の話ですが、PlanexのBLW-54VP(通話王)とAsteriskをつないだことがあります。
最近まったく使っていない通話王が不憫ということで
ServersMan@VPS上に構築したAsteriskに接続してみることにしました。
やることはたいしてなく、SIP関連の設定を行いネットワークとアナログ電話機をつなぐだけです。
通話王側から発信すると特に問題なく通話ができました。
めでたしめでたし、と思ったのもつかの間、
通話王で着信時に電話を取ろうとすると発信側が切れてしまう現象に出会いました。
Asteriskのログを確認すると
chan_sip.c: SDP syntax error in o= line version
となっており、通信の様子を見てみると…

通話王からの発信ではINVITE時にSDPで
o=<自身の電話番号> 0 0 IN IP4 <自身のIPアドレス>
となっており、セッションIDは'0'、セッションバージョンは'0'になっています。
で、Asteriskからのレスポンスでは
セッションIDとセッションバージョンは同値で非ゼロな値になっています。
続いて通話王への着信であるAsteriskからのINVITEでは
セッションIDとセッションバージョンは同値で先とは異なる非ゼロ値になっています。
それに対する通話王が出すレスポンスでは
セッションIDとセッションバージョンは双方とも0で、
どうもここが悪いらしく直後にAsteriskからBYEを食らっています。
数年前は通話できていたので、
現在のAsterisk 1.6では厳密に見るようになったということでしょうか。

そこで今更感漂うなか通話王の新しいファームウェアがないか探してみたところ、
2007年公開の英語版のバージョン1.0.17.0が見つかりました。
readme.txtを見ると
1. Extend timeout period to 3 minutes
2. Solve the problem of telephone ring after hanging up the phone 
と書かれており2がくさいですね。
ちなみに今書かれているのは日本語ファームウェアのバージョン1.0.9.7で、
別言語のファームウェアを書き込むことで壊れる可能性もありますが、
それでもいいやぐらいの気持ちでで書き換えてみることにしました。
ウェブブラウザで通話王にアクセスし、
[詳細設定]-[システム]-[システムツール]メニューから
ファームウェアアップデートが可能です。
アップデートには2時間ほどかかりましたが無事起動しました。
もちろん設定ページは英語です。
設定はそのまま残っていますが、
デフォルトのパスワードは"password"から"admin"に変わっています。
肝心の発着信はというと…共に正常に動作するようになりました。

2013年2月11日月曜日

Wii Street U powered by Google

WiiUで面白いサービスが始まりました。
Wii Street U powered by Google です。
GoogleのストリートビューをWiiUで利用できるようにしただけですが、
さらにWiiU Gamepadによる直感的な操作が可能な点が新しいですね。

とりあえず海外の今まで行ったことがある場所を中心に散策しました。
香港の九龍塘、イスラエルのテルアビブの海岸、
シカゴのシアーズタワー、サンフランシスコのロンバートストリート。
記憶とちょっと違うような気がするのは、時間が経って町並みが変わったのか、
私がポンコツで記憶が薄れているからなのかわかりませんが、
なんとなくその当時のことが思い出され楽しいですね。

問題点は検索がどうしようもなく低機能なことと、
ちょっと動作が遅いことでしょうか。
もしかすると私のADSL環境が遅いだけのことかも?
もっと高速なら何時間でもトリップしてられるような気がします。

なお、2013年5月31日までは無料ですのでお早めに。

2013年2月7日木曜日

Google Driveでコピー

最近気づいたのですが、ブラウザでGoogle Driveを開き
同じディレクトリに同名のファイルをローカルからドラッグ&ドロップしても
上書きにならずに同じ名前のファイルが2つできてしまうんですね。
区別は中身、あるいはアップロード時刻でつけることになります。
間違って上書きすることがない反面、非常にうっとうしい仕様で、
バージョン管理システムで昔の内容を引き出せるようなDropboxの方が私は好きです。

もうひとつ、Google Drive内でファイルを別ディレクトリにコピーすると、
一方消すともう片方も消えるという、
ハードリンクとシンボリックリンクの悪いとこ取りみたいなことになってしまいます。
これだと残しておきたいファイルを完全に消してしまう危険性が高く、
非常にまずい仕様のようにみえます。
まあごみファイルが残らない点だけがいいのかもしれません。

やはりGoogle DriveよりDropboxのほうが使いやすいので、
このままメインはDropboxということになりそうです。

2013年2月6日水曜日

Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U 無料券プレゼントキャンペーン

任天堂がまたもやアンバサダー向けっぽいキャンペーンをはじめました。
WiiUのソフト(ダウンロード専売を除く)を購入してクラブニンテンドーに登録すると、
2本を一口にとして、Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U の
1年間使い放題無料券プレゼントキャンペーンに応募できます。
当選は1000名ですが、残念賞で24時間券がもれなくもらえるということです。
締め切りは2013年4月14日までということなので、
New スーパーマリオブラザーズ UNintendo Landなどを
購入したら登録しましょう。
残念ながらこれから4月までに新作は2本ほどしか出ないみたいなので…

2013年2月5日火曜日

SUPERBOWL XLVII

NFLの今シーズンを締めくくるSUPERBOWL XLVIIが開催されました。
いろいろな意味で記憶に残るゲームとなりました。
一応私が応援していた49ersは惜敗してしまいましたが、
それでもすばらしい試合だったことに違いありません。

試合は49ers側の攻撃から始まり、
いきなりイリーガルフォーメーションの反則を犯しました。
2週間も準備してきたはずなのに最初がこれで、いやな予感がしたのですが、
前半でインターセプトとファンブルのターンオーバーが起こり、
ワンサイドゲームっぽくなってきて、
後半のしょっぱなキックオフリターンタッチダウンを食らったときには、
もう終わったとあきらめました。
応援するチームが負けるのは仕方がないとしても、
スーパーボウルでのワンサイドゲームというのは最悪です。

が、ここで奇跡が。
後半序盤の停電による30分以上の中断後、49ersが息を吹き返しました。
ここからは手に汗握る展開で、それは49ersファンだけでなく、
レイブンズファンも同様だったことでしょう。
残り数分での逆転をかけたドライブは、
モンタナの"The Drive"を彷彿とさせるものがあり、かなり興奮しました。
が、エンドゾーンまで5ヤードと迫ったもののタッチダウンは奪えずジ・エンド。
レイ・ルイスがスーパーボウルリングをゲットし、
引退の花道を飾ることとなりました。

何しろすごすぎる展開だったので特に文句をつけることもないのですが、
49ersの最後のレッドゾーン内でのプレイコールについては疑問が残ります。
あと7ヤードほどだったので、フルハウスからの迷彩ランを
タイムアウトなどせずノーハドル気味に4回ぶつけてもよかったと思います。
それまでもレイブンズディフェンスはうまく対応できていませんでしたし、
奥がなくなった状態での49ersのパスオフェンスはそうよくもなかったので、
相手に考える猶予を与えず少しずつでも進んで、
もし3rdダウン残り1ヤードにでもなれば、
レイブンズはわざとタッチダウンを取らせて時間を確保し、
2ポイントコンバージョンを決められても、返しのドライブをフィールドゴールで同点、
オーバータイムに突入なんてもっとすごい展開になったかもしれないのでちょっと残念です。
まあ十分楽しめたので勝ったレイブンズを称えましょう。

さてこんなすごかったスーパーボウルも、
今年は地上波放送がなかったんですね。
関東の方はあったようですが、私の居住地を含め全国的にほぼなかったようです。
F1にしてもそうですが、
私のテレビ観戦するスポーツがどんどんBS/CSに移っていきます。
F1の場合は昨シーズン後半から急速に興味を失ったのでまあいいんですけど。
しかしせめてF1の日本GPとか、
NFLのスーパーボウルぐらいは地上波でもやってほしいものです。

2013年2月4日月曜日

ServersMan@VPS(debian-32bit)でAsterisk PBX

先日ServersMan@VPS(debian-32bit)でプロセス数の節約を計りましたが、
実はPBXのasteriskを動かしたかったんですね。
何しろインストールしたての状態で37ものプロセスを立ち上げてくれます。

インストールは簡単で、
# apt-get update
# apt-get install asterisk
を実行するのですが、途中で"ITU-T Telephone code"をたずねられるので
日本の国番号"81"を設定しておきます。
処理の完了時にはasteriskがすでに起動しており、
システムの起動時には自動的に起動するように設定されています。

それでは設定に参りましょう。
設定ファイル"/etc/asterisk/sip.conf"の[general]セッションで
allowguest=no
language=ja
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=gsm
としておきます。
また設定ファイル"/etc/asterisk/sip.conf"の最後に
[<電話番号>]
type=friend
defaultuser=<電話番号>
secret=<パスワード>
canreinvite=no
host=dynamic
を作りたい電話番号の数だけ追加します。
なお、私は電話番号を1で始まる4桁以上の数にしています。
というのも日本では1で始まる電話番号は3桁の特種番号と相場が決まっており、
番号計画的に収まりがいいからです。
今回は4桁にして百の位は内部的な切り分けに使うことにして、
とりあえず"1000"~"1099"を使うことにます。
ただし、"10?1"~"10?9"の代表番号を"10?0"とすることにします。
次に設定ファイル"/etc/asterisk/extensions.conf"の[default]セクションにある
include => demo
をコメントアウト(行の先頭に';'を挿入)し、
exten => _10XZ,1,Dial(SIP/${EXTEN},,tT)
exten => _10XZ,n,Hangup
exten => _10X0,1,Set(gn=${EXTEN:0:3})
exten => _10X0,n,Dial(SIP/${gn}1&SIP/${gn}2&SIP/${gn}3&SIP/${gn}4&SIP/${gn}5&SIP
/${gn}6&SIP/${gn}7&SIP/${gn}8&SIP/${gn}9,,tT)
exten => _10X0,n,Hangup
を追加します。

今度はクライアント側を設定します。
iPhoneではApp StoreからAGEphoneをダウンロードし、
[設定]メニューの[詳細]から[プライマリSIPアカウント]を開き、
[ユーザID]と[表示名]と[認証ID]に電話番号を、
[パスワード]にパスワードを、[ドメイン]と[レジストラ]に
VPSのIPアドレスかそれが引けるホスト名を設定すれば完了です。
立ち上げてから一回目の発着信動作が怪しいのですが、
まあ気にしないことにします。

またAndroidスマートフォンではGoogle PlayからAGEphoneをダウンロードし、
[設定]メニューの[詳細]から[アカウント]を開き、
[ユーザID]と[表示名]と[認証ID]に電話番号を、
[パスワード]にパスワードを、[ドメイン]と[レジストラ]に
VPSのIPアドレスかそれが引けるホスト名を設定すれば完了です。
ただOS起動時に自動的に立ち上げるようにするとうまくレジストできないので、
AGEphoneは手動で立ち上げるほうがよさそうです。

WindowsでもAGEphone(ver 1.0)をインストールし、
[SIPサーバアドレス]にVPSのIPアドレスかそれが引けるホスト名、
[ユーザID or 内線電話]に電話番号、
[パスワード]にパスワードを設定すれば完了です。

これらはNAT配下からでも相互に通話できます。
ただし片方を帯域が128kbpsなAndroidスマートフォンにすると
ノイズや遅延が大きく会話するには辛いものがあります。
まあ内容が伝わらないわけではないのですが。
とは言っても実用になりませんので、
設定ファイル"/etc/asterisk/sip.conf"の[general]セッションで
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=gsm
としていたのの順番を
disallow=all
allow=gsm
allow=ulaw
allow=alaw
にしてみると十分に通話できるようになりました。
ulawだと片方向64kbpsですが
gsmなら片側13kbps程なので十分通るということです。
gsmでも通話品質が悪いというわけでもありませんし。

またルーターに対してプロバイダーからプライベートIPをもらうような
二重NATがかかる環境だと使えません。
そういう場合はSIPはあきらめてIAXを使うと多分幸せになれます。

これでインターネット接続環境があれば
どこからでもつながる内線網ができましたが…大して使わないでしょうね。