2013年2月21日木曜日

PS4が発表

うわさどおりPS3の後継機PS4が発表されました。
まあ、外観や価格などまだなぞは多いんですけど。

個人的にはPS3を購入してから約3年になりますが、ゲームは一度も遊んだことがなく、
主にアップコンバージョンDVDプレーヤ+地デジ録画機(torne)として使っていたものの、
その役割も1年前にDIGA BZT710に奪われ、
さらに最近的は地デジ録画中の録画済番組再生(タイムシフト含む)時に
再生できない(録画に問題はない)エラーが頻発するなど、役割を終えつつあります。
PS4も発表されたことですので、そろそろ売り時かとも思っているところです。
まあ売ったところで大した値段になりませんからねぇ。

PS3でもそんな状態なので、ほしいと思う機器がほとんどそろった現状では、
ゲーム専用機としてしか見れないPS4を購入することはないでしょう。
私は任天堂のゲームの一部が遊べればそれでいいのでWiiUで十分です。

さて、そんなPS4ですがいくつか情報が明らかになっています。
ゲーム関連については興味がないのでハードとサービスがらみでチラッと書いてみます。
CPUはx86(x64)×8コア+GPU(GPGPU)+省電力CPU(ARM?)なAPUのようなので、
AMDの手持ち札を存分に詰め込んだカスタムチップということなのでしょう。
いわゆるサウスブリッジを含んだSoCでしょうから、
このチップの周りに8GBのGDDR5メモリとHDMIのPHYと
イーサネットのPHYをつけたようなシンプルなメイン基板なのではないでしょうか。
それにBluetoothとWiFiのモジュール、
SATA経由でHDDとブルーレイドライブをくっつければ完成です。
って、こりゃほぼPCですよね。
ということで、Windows8やLinux(x64)を動作させるハックとか出てきそうです。
しかし、これいったいいくらで売るんでしょうかね。
スペック的にはゲーミングPCと呼ばれるものが近いと思うのですが、
これらが安くても7,8万円している現状を鑑みると、
PS4の最廉価モデルでがんばっても4万円が限界ぐらいと推測しています。

コントローラについては、DUALSHOCK3
タッチパッドやヘッドフォン出力が加わったもののようで、
コントローラのインフレが起き、価格は数千円は下ることはなさそうで、
WiiU GamePadの単品が12800円というのがなんだか良心的な価格に見えてきます。
まあPS4でリビングでパーティープレイするのは少数派でしょうから、
とりあえず1つあれば十分なのかもしれませんが。
本体との通信量もヘッドセット分が増えるぐらいでしょうから、
Bluetooth 2.x+EDR(下り2178.1kbps/上り177.1kbps)で十分おつりがきます。
ただ完全に足し算の発想でつくられたもので、何だかSonyの先行きが心配されます。

PS4ではハード的にPS3との互換性を取れないため、
クラウドでゲーム(PS3以外も含む)を実行して
画面をPS4にストリーミングで送るというサービスを発売後に開始するようです。
このアイディア自身すでにありふれているのですが、
これだとゲームを実行するマシンの利用料と
ゲーム(コンテンツ)のプレー料金を取られることになるので、
これまでの買い切り型では遊べなくなりそうです。
ついでに高速インターネット回線の維持費もかかります。
この場合、その時点でディスクを所有しているPS3のソフトも
新たに費用を払ってPS4上で遊ぶことになりますが、
うわさされるPS4のディスクのゲームは一度遊ぶとほかのPS4では遊べない、
というような仕様はこれを何とかするためなのかもしれません。
マルチデバイスでのプレーも想定されているようですし。
ただこうしてしまうと中古で売買したり貸し借りができなくなってしまうわけで、
そうなるともうパッケージ版の存在意義がなく、
もしかするとブルーレイドライブのない廉価PS4なんてのも後々登場するかもしれません。
万一遊びたいゲームが出てきたら、その廉価版を持ってから遊んでもよさそうです。

PS4は年末に発売されるそうですが、
発売日付近にどれだけの需要があるのか興味を持っています。
そしておそらく同時期発売となるXbox360の次世代機との対決は見ものです。
WiiUはそもそも思想が違いますが、この2つはあんまり変わりませんからね。
現行機でも特に欧米ではどちらを買っても遊べるゲームは同じみたいですから。
ということで、変わってしまうとかえってマルチプラットフォームの
ゲームを開発する手間が増えて迷惑みたいな話になるかもしれません。

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