2016年11月30日水曜日

情報処理安全確保支援士の講習費用見直し?

以前紹介した情報処理安全確保支援士
受講必須の講習費用が3年間で15万円と、
独占業務がないにもかかわらずなかなか強気の設定でした。
が、私同様世間(ネット)は冷たかったようで、
IPAの案内ページ
"4.支援士が受講する講習について"の節には、いつのまにかしれっと
が、検討に時間を要しております。 
現在、11月下旬のご案内に向け、鋭意検討を行っておりますので
今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます
の一文が追加されていました。
元の文章をはっきり覚えていませんが、明らかに後日の加筆でしょう。
初回登録(2017年4月1日分)申請の受付が
すでに10月24日から開始されているわけで、
楽観的にも程があるというか、
世間の反応をみての見直し前提だったのか。
独立行政法人と言えどお役所仕事です。

さて、本日は11月末日。
予告どおりその講習費用の検討結果が発表されました。
で、国家資格「情報処理安全確保支援士」講習のご案内によると…
6.費用
講習費用はオンライン講習20,000円、集合講習80,000円です(非課税)。
なお、当制度において講習受講以外に更新のための手続きや手数料は発生しません。
オンライン講習は年1回、集合講習は3年に1回の受講が義務なので、
3年での資格維持費用は14万円!!
えっと…何を検討していたのでしょうか?

かなり昔に日本全国で開催された
Microsoft主催の無償のセキュリティー講習会に参加した事があり、
その時なかなかいいノベルティグッズ(シャープペン×2本)を貰い、
ついでにSQLインジェクションをはじめとした攻撃方法を教えてもらい、
当時としては非常に勉強になった経験があるので
オンライン講習とか興味がないわけではないのですが、
価格対効果を考えると私としては払える金額ではありません。
ということで情報処理安全確保支援士は不取得で決定です。

これから世間の反応や申込者の人数等出てくるでしょうが、
もう廃止フラグが立ってるような…

2016年11月29日火曜日

Writeboxのウェブアプリケーション

ChromeブラウザがChromeアプリをサポートし始めたとき、
いくつかインストールしたアプリケーションの中に
テキストエディタ[Writebox]がありました。
このWritebox非常に気に入っていて、
以後WindowsにしろOS XにしろLinuxにしろ、
OSを新規インストールした際にはまずChromeブラウザを入れ、
そしてWriteboxを入れるのが習慣になっていました。

しかし何ヶ月か前からWriteboxが見当たらなくなりました。
以前はChromeブラウザの起動ページで
[アプリ]メニューの[ウェブストア]を開き、
"writebox"を検索すれば出てきていたのですが。
その後Chromeアプリの廃止なんて情報もあったりして、
作者がもう公開を止めてしまったのかと諦めていたのですが、
最近になってウェブアプリケーションとして存在する事を知りました。
URLはhttps://write-box.appspot.comです。
使い勝手もクラウドドライブへの認証も
Chromeアプリと共通となっています。
ウェブアプリケーションなので、Chromeだけでなく、
FireFoxでもSafariでもEdgeでも、
さらにはAndroid上のChromeブラウザでも動きます。
なんたるポータビリティ。便利過ぎです。

ところでこのURLに含まれるドメイン"appspot.com"からすると、
WriteboxはGoogle App Engine(GAE)で動いているみたいです。
GAEは個人的に少し使ったことがあるのですが、
よーく考えてみると、明示的にGoogle App Engine上で動く
他人開発のアプリケーションって初めて出会うかも。
AWSやAzureが大きく扱われ、世の主流はIaaSなんでしょうけど、
隠れPaaS支持派の私にとってはちょっとうれしい事実です。
GAEは当初からすると開発言語が爆発的に増えていますし、
GOの勉強がてら何か作ってみようかな。

2016年11月28日月曜日

小さくて複数ポートのUSB充電器

最近はカフェやファーストフード店、
あるいは新幹線や高速バスの車内にも客が自由に使える
AC100Vのコンセントが設置されていたりして、
案外と外にもUSB充電器の使いどころがあります。
モバイルバッテリーは持ち歩くにしても、
スマートフォンはできるところでこまめに充電しておけば、 最後の最後にそれが効いてくることもありますから。

で、私がよく持ち歩くのが初代iPad付属のUSB充電器です。
2.1Aだし、小型軽量だし、プラグが折りたためるし、おしゃれだし。
1つ持ち歩くとすればこれでした。
iPad本体はもう1年ぐらい電源入れてないんですけどね。

ですが、昨今1ポートじゃ足りない場面も多くて困ります。
普段はともかく、旅行に行ったりすると寝る間を惜しんだり、
チェックアウトの予定を遅らせたりしつつ、
複数デバイスの充電に奔走することになります。
1ポート品を複数個持つにしても、
ホテルの室内で使えるコンセントの数が問題になります。
一応海外旅行用に購入し、普段も自宅で使っている
5ポートのUSB充電器
の出動も可能ではありますが、
これは大きくて重く、荷物を極限まで削りたい
手持ちバックだけの一泊旅行などには辛過ぎです。

この状況なんとかならないものかと物色していたところ、
小型のAnker 24W 2ポート USB急速充電器を見つけました。 本当はQuick Charge 3.0対応の
Anker PowerPort+ 3が魅力的だったのですが、 その高価格もさることながらサイズがネックとなりやめました。
カタログ値で74×71×28mmとは
致命的ではないにしろ少々大きい。
それに供給電圧上昇系のQuick Chargeは
近い将来20V×5Aの供給が可能なUSB PD
取って代わられる過渡的な規格と思われ、
USB PD規格が広まってからその対応品を買う方がいいでしょう。
なお対応充電器(ACアダプタ)についてはすでに
Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery等ありますが、
なにしろ対応デバイスを持ってないので見送ります。

で、購入したAnker 24W 2ポート USB急速充電器ですが、
実測サイズは55×47×26mmと、
初代iPadのUSB充電器の45×45×28mmからの大型化は最小限です。
性能はと言うと、ローバッテリーで強制シャットダウンされた
isai LGL22IDOL3を電源OFF状態で充電してみました。
結果、時間経過による充電状況は
初代iPadのUSB充電器で単独充電した場合と変わりませんでした。
ただ、満充電間近となった時の最後の一押は
Ankerの急速充電器に分があるような。
まあそんなことより2台同時に充電できることにこそ
購入した意義があるんですけどね。

2016年11月24日木曜日

高抵抗なUSBケーブル

スマートフォンを充電していたつもりなのに
充電できていないことが最近何度か続きました。
最初は何か間違っていたのだろうと
自分のせいにしていましたがどうもそうではないみたい。
現象を追い込んでたどり着いたのはUSBケーブルでした。
それを使うとスマートフォン上は充電中の表示になっているのですが、
実際にはちっとも充電できていません。

使っていたUSBケーブルは、
100円ショップで買ったリトラクタブルタイプで、
長さが数十cm程度の2芯(電源供給のみ対応)のものです。
ケーブルをよくよく見ると被覆が破れて導線がチラチラ覗いています。
一年ぐらいは使っている気がしますが、値段相応ということですね。

試しにテスターでケーブルの抵抗値を測ってみると
GND線は1Ωに対し、Vbus線は4.5Ω。
比較するためわりとしっかりしたUSBケーブルを測ってみると0.5Ω、
高速充電対応と謳われているケーブルでは0.0~0.1Ωと出ます。
Vbus線は故障としてもGND線でも十分大きい。
仮に往復5.5ΩにUSBの定格電流500mAが流れているとすれば、
ケーブルでの電圧降下は2.75Vで取り出せるのは定格の5Vの半分以下。
これはあくまでも計算上の値ですが、前述の現象からは
供給された電力がほぼケーブルで消費されると解釈できるわけで、
どんだけ地球に厳しいのか。それ以前に家計にも厳しい。

今回のトラブルを受けて、
高価格でも低抵抗なUSBケーブルの有用性を改めて認識しました。
Anker PowerLine+ Micro USBケーブルあたりを持っておくべきかも。
低抵抗なら結果充電速度も早くなるはずですからね。
モバイルバッテリーでの駆動時間の延長効果もありえますし。
時間はお金で買えなくても、充電時間はお金で何とかなったりします。

2016年11月23日水曜日

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの改造

以前紹介した
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ。 ネット界隈では改造ネタでもちきりです。
内蔵ゲームに興味が薄かったため購入は見合わせていましたが、
こんなことなら買って改造合戦に参戦してもよかったかなと。
しかし後悔先に立たず、今は手に入りそうにありません。
需要に供給が追いつくのは相当先のことでしょう。

さて、このクラシックミニ ファミリーコンピュータ。
人柱たちの解析によるとSoCは
ARM Cortex-A7入りのAllwinner R16のようで、
ブロック図によるとUSBホスト機能も持っています。
Androidも動かせる石みたいです。

ソフト的には任天堂の
オープンソースソフトウェアのソースコード配布ページ
"About OSS included in the Nintendo Entertainment System"の項から
ソースコードを取ってきて見ると、
ブートローダはubootでOSはLinux(3.4.110)ベースです。
ついでにbusyboxも入ってます。

今時の一般的な組み込み機器の構成ですので、
適当に開発環境を整えれば好きにいたぶれそうです。
homebrew環境が整い、USBホストポートを引き出せた日には、
Raspberry Piの代わりにも十分なりそうな予感。 そのうちUSBキーボードを接続して、ファミリーBASICが動いたりして。 そうなれば任天堂版IchigoJamです。
って、そういうのは是非任天堂純正でやってもらいたいですね。

2016年11月22日火曜日

ジレットの替刃でキャッシュバック

私が愛用するジレットの
T字型髭剃り
最近シェービングの地図を塗り替えた発明家、キング・C・ジレットを読んで
「へー」っと思ったりしました。

ところでこの年末まで替刃8個セット等を購入して応募すると
500円のキャッシュ(商品券)バックがもらえる
キャンペーンが実施されております。

このキャンペーン、今年の春に始まっていたのですが、
事情があって長いこと応募を塩漬けにしておりました。
というのも、応募ハガキを印刷して送る必要があったからです。
ハガキにするとなるとコピー用紙では完全に強度不足で、
厚紙用紙を調達する必要があったのです。
しかしこれそんなに安くない…
500円の商品券をもらうのに、厚紙用紙と切手でそれ以上かかるのでは、
応募する甲斐がないというものです。
せめて3セット分で1500円分はもらわないと元が取れません。
しかし替刃ってまとめ買いすると相当な金額がします。

そんな時行きつけのドラッグストアで、
専用の応募用紙があるのを発見しました。
もしかしていままで見逃していたのか?
だとしたら私の目は完全に節穴です。
まあともかく切手代だけで応募できました。

ところで、応募ハガキに製品のバーコードと
購入時のレシートを貼るとけっこうな重さになります。
クッキングスケールで計ってみると3gでした。
で、郵便局のサイトで確認したところ、
重量6gまでならはがきとして52円で送れるとのこと。
500円-52円で実質448円得しました。やったー!

2016年11月21日月曜日

SkypeのアカウントでOutlookにログイン

GoogleのGmailに相当する現在のMicrosoftのオンラインサービスは
Outlook.comになると思われます。
Google Apps改めG SuiteがOffice365というところでしょうか。
Outlook.comの前身はlive.comで
私もブログでお世話になったりしていましたが、
その起源はhotmail.comであったりします。
これまで名前もシステムもコロコロ変わって
利用可能なドメインが増えているため、
outlook.comでログインするときには
ドメイン含めてフルでメールアドレスを入力する必要があって
非常に面倒です。Gmailだとドメイン省略できるんですけどね。
まあ私は独自ドメインのoutlookアカウントもいくつか持っていて、
そちらについてはどうやってもドメイン省略なんてできないので、
その点使い勝手としては同じではあるんですけど。

さて、そんな面倒なoutlookへのログインが
Skypeアカウントでも可能になりました。
これで入力が楽になります。
'@'がなければSkypeアカウントとして認識されるようです。

で、ログイン画面でSkypeアカウントを入力して
心当たりのパスワードを入力してログインに成功すると、
紐ついているMicrosoftアカウント(hotmailメールアドレス)と
統合されたとのメッセージが表示されました。
そうです、Skype社がMicrosoftに買収されたときに、
当時のHotmail(live?)アカウントとSkypeアカウントの
紐つけが可能となり、私も紐つけておりました。
これでSkypeアカウントとメールアドレスが同一視され、
パスワードはメールアドレスのものに統一され、
以後Skypeアカウント指定でログイン可能となりました。
SkypeアカウントがMicrosoftアカウントに対する
エイリアスになったような雰囲気のようです。

仕組みはともかく、これで比較的短いSkypeアカウントで
Outlook.comにログインできるようになりました。
タッチパネルのソフトキーボードでの入力時には
威力を発揮することでしょう。
Android版の[Microsoft Outlook]アプリケーションでも
Skypeアカウントを受け付けてくれました。
しかし、imap4経由でメールを見るための設定では
Skypeアカウントは通じませんでした。
ログインアカウントにはメールアドレスを
フルで入れる必要がありました。
さすがにここまでは手が回っていないようです。

2016年11月17日木曜日

grepで複数のディレクトリを検索対象から排除

grepといえば"Global Regular Expression Print"の略語ですが、
すでに一般動詞と化しています。
って、そう思ってる人の範囲は結構限られてはいますが。
まあHDD等に置かれたファイルの中で、
特定の文字列を含んでいる物を抽出する、
UNIXにおける全文検索のコマンドです。

一般的には
$ cd <検索対象ディレクトリ>
$ grep -rn '<検索文字列>' *
で、<検索対象ディレクトリ>yori
深いところにあるすべてのファイルから、
<検索文字列>を含むファイルとその行を
一覧表示させたりします。

もし検索対象ディレクトリの中に検索対象として
含ませたくないディレクトリがあるような場合は
$ grep -rn --exclude-dir=<検索非対象ディレクトリ> '<検索文字列>' *
と指定することで排除が可能です。
例えばソフトウェアのソースコード内を検索する際に、
コンパイル等で生成されたオブジェクトファイルを排除したい場合など、
この手の検索は結構使いどころがあります。

ここまでは私もよく使っていたのですが、
最近試行錯誤していて新発見をしました。
なんと"--exclude-dir="オプションは複数つけられ、
検索対象外にしたいディレクトリが複数あっても対応できるんですね。
例えば
$ grep --exclude-dir=test --exclude-dir=sample '<検索文字列>' *
とすることで"test"ディレクトリと"sample"ディレクトリの両方を
検索対象から外すことができます。
個数に上限があるかもしれませんが、
とりあえず5個まで試しても問題ないようで十分実用的です。

なお、grepのバージョンによっては動作しない
可能性もありますが、そこはご容赦を。

2016年11月16日水曜日

注文の多いキャラメルマキアート

滅多に行かないスターバックスコーヒーに寄ったとき、
頼むのはだいたいキャラメルマキアートだったりします。
そう、私は甘党です。

そもそもコーヒーは外食で飲むことがあまりなく、
せっかくならコーヒーショップならではの
凝ったキャラメルマキアートがいいということもあります。

さて、そんなキャラメルマキアートでも、
いまいち甘さが足りないと感じることがあり、
砂糖を入れて調節したりもするのですが、
混ぜてしまうとせっかく飾った表面が崩れてしまって残念です。

で、先日スターバックスコーヒーに行った時のこと。
注文カウンターにいるお客さんが他にいなかったので、
コーヒーをいれてくれたバリスタ(?)さんにそんな話をしたところ、
うまい提案をしてもらえました。

キャラメルマキアートは作る際にシロップを入れるので
それを増やしたり、最後にかけるキャラメルソースを
増やしたりするのは無料でできるとのことです。
で、その場はソースを追加でかけてもらいました。

ということで、今度店に寄ったときは
「キャラメルマキアート、シロップ多め、ソース多め。」
と注文することにします。

2016年11月15日火曜日

時限シャットダウン

Linuxサーバを運用しているとある時刻に
電源オフしたいような状況がときどきあります。
電気設備点検のための計画停電なんかがそうですが、
例えば職場で日曜に停電があるとして、
土曜に休日出勤する人がいるので
金曜日の夕方に手動で電源を落とすのはまずい、
というようなケースはありがちです。

まあ時限シャットダウンは簡単で、
サーバにリモートでログインしroot権限で
# shutdown -h <電源オフする時刻(hh:mmの形式)> &
と実行してログオフしておけばいいだけです。
具体的には次の午後9時に落としたければ
# shutdown -h 21:00 &
でかまいません。

しかしこれでは次の24時間より後の時刻は指定できません。
そういう場合は
# shutdown -h <電源オフするまでの時間(単位:分)> &
で解決です。
36時間後に落としたければ
# shutdown -h 2160 &
となります。

ところでshutdownコマンドは特定のタイミングで
"/etc/nologin"ファイルを生成します。
これが存在するとrootユーザ以外はログインできなくなります。
sshでのリモートログインではrootユーザでの直接のログインを
禁止するのが定番のセキュリティ対策ですので、
それができるとまったくログインできなくなってしまいます。

通常そのファイルはシャットダウンの5分前以降に
作られることになっているようですが、
先日古いサーバでかなり先の時刻に時限シャットダウンを
仕掛けたところ、いきなりまったくログインできなくなりました。
理由は分かりませんが、
職場で退社時刻直前の出来事だったためまさにパニックです。
まあsshでログインできなくなっただけで、
ウェブサーバ等は正常動作していたので、
そのまま放っておくことにしましたが。

2016年11月14日月曜日

テレビが壊れた

何年か前から調子が悪い時もあったテレビ
購入から10年を迎えます。
コールドスタート直後の黒潰れのひどさは特筆に値しますが、
それ以外はなんとか我慢できるレベルを保っていました。

しかし閾値は突然やってきます。
朝特に問題がなかったのに、
夕方には量子化の下位ビットがとんだかのごとく
グラデーションが潰れ、人間の顔が一色表示でのっぺりです。
さらに3日後には補色へと反転表示になり、
まるでフィルム写真のネガです。
こうなるともう我慢などできません。
症状的には液晶パネルやバックライトではなくて
電子回路が原因っぽく、あるいは接続用のフレキシブル基板が
痛んでいるだけのような気もしますが、
自分で直そうとも思いませんし、製品寿命とみて買い替え決定です。
ただその前に現状を何とかしないといけません。

幸いにもここ数年テレビのチューナーは使ったことがなく、
テレビは多チューナーブルーレイレコーダーの映像を
HDMI経由で表示するただのモニターと化しており、
10年弱前にデスクトップPCと共に購入したPCモニタが
HDMI入力付きなので、これとテレビを入れ替えて
とりあえずテレビ放送が視聴可能な環境を作りました。
モニタはスピーカー付きなのでHDMIケーブルだけで音も出ます。
画面サイズはテレビの32インチからするとだいぶ小さい20インチで、
しかもアスペクト比は微妙に16:9ではない。
しかし我慢できる範囲内です。

このデスクトップPCとモニタは、
どうしてもHDMIでつなぎたいという個人的満足のために
追加の出費をしてわざわざ手に入れたものなのですが、
こんな風に役に立つとは、買った甲斐があったというものです。

ただし問題も。
このPCモニタにはリモコンがありません。
よって音量の調節はモニタ本体のボタンを操作する必要があります。
そして音量の調節メニューは階層の深いところ、
というか底にあり、とんでもなく面倒です。
早く新しいテレビを買いたい…

ですがあと少しで年末、歳末大バーゲン。今は時期が悪い。
しばらくこれで乗り切ることにします。

2016年11月10日木曜日

ログアウトしても継続

sshでLinuxサーバにリモートログインし、
何かコマンドを実行するのはよくあることです。
しかしコマンドを実行してからやむを得ない事情で
ログアウトする必要に迫られることもまあまああります。

経験的にrootユーザで実行するとログアウト後も継続され、
一般ユーザだとバックグランドで実行していても
ログアウト時に強制終了されることを知っていたため、
長時間かかる処理の途中でログアウトすることが
最初から分かっている場合はrootで実行したりしていました。
しかし最近もっといい方法があることを知りました。
nohupコマンドです。

何がコマンドを実行する際に
$ nohup  <コマンド>
とします。
コマンドの実行時間を計るのに
$ time  <コマンド>
なんてやりますが、これと同じ書式です。
nohup付きで実行しているとログアウト(ターミナルを強制終了)しても
そのコマンドの実行が継続されます。
もちろん一般ユーザでも実行可能です。
コンソールに出力されるデータはカレントディレクトリの
"nohup.out"ファイルに書き込まれるのであとで確認することもできます。

また前もってログアウトするつもりなく
実行を開始した場合には別の手があります。
実行中(フォアグランド)のコマンドを
[Ctrl]+[z]キーで一時停止し、
$ jobs
でジョブ番号(普通は1)を確認した上で、
$ bg <ジョブ番号>
$ disown %<ジョブ番号>
を実行すればログアウト(ターミナルを強制終了)しても
実行が継続されます。
ただしコンソールに出力されるデータは喪失し、
実行結果を直接知ることもできません。
実行は計画的に、と言うことですね。

2016年11月9日水曜日

スマートフォンで緊急地震速報

いわゆるスマートフォンが世に登場する前からMVNOを利用してきた私。
これまで大手キャリアのスマートフォンは使ったことがありません。
正確には製品としては購入してもSIMカードを入れずに使っていました。
また2台持ちしている携帯電話も相当に古いものです。
というわけで、隣にいる人の電話が緊急地震速報を受けて
派手に鳴り響いても、私のデバイスは黙ったまま。
これまで緊急速報を受けたことはありませんでした。

ところで最近わりと大きな地震に出会いました。
その際、私のスマートフォンがその到来を教えてくれたのです。
MVNOなのに。

その時鳴った端末はauが販売していたisai LGL22で、
mineoのauのSIMカードを挿しており、
まあ準au環境であるのは確かなので、受けられて当然なのかもしれません。
しかしMVNOで緊急速報サービスを受けられるなんて予想外です。
スマートフォン側の対応やキャリア側の対応など、
それなりの条件はあるでしょうが。

最近auではOPEN DEVICE DEVELOPER SITEを立ち上げ、
インターオペラビリティーテストも実施可能なようですので、
auに対応するスマートフォンを日本国内で売るというのなら、
VoLTEへの対応と共に緊急速報サービスを受けられるかテストして、
販売元やMVNOは是非情報公開すべきですね。

ちなみにmineoでは目立たないところに技術的説明に付随して
端末の対応状況がかかれています。
IIJでは公式ブログで技術的説明のみを行っています。
いろいろ面倒そうなのであんまり大っぴらには
情報公開したくないのかもしれません。気持ちは分かります。

2016年11月8日火曜日

おくすり手帳

先日歯医者に行ったとき、
舌の裏に口内炎ができて痛かったので薬をくれと言ったところ、
デキサルチン軟膏(口腔用)を処方してくれました。わーい。

で、薬を買おうと薬局を訪れると、
[おくすり手帳]を持っているかと尋ねられました。
数年前からどこかの薬局でもらう度にすぐ捨てていたので
残念ながら持っていません。
とりあえず薬を購入しましたが、
薬剤師さんから今度[おくすり手帳]を持ってくると
薬代が安くなると説明を受けました。
そういえば今春なんか話題になってたような。

調べてみると、管理指導料が安くなるのだそうです。
通常500円のところ[おくすり手帳]を持参すると
380円に値引きしてくれるみたいです。
ただし値引きしてもらえるのは前回から6ヶ月以内に
同じ薬局を利用する場合のみということで、
私のケースで熟考してみたところ、
やっぱり[おくすり手帳]はこれまでどおり
持たなくても大した損にはならなさそうです。

それにしてもこれまで結構たくさん捨ててる[おくすり手帳]、
一冊ぐらい残しておいてもよかったかなと
やや後悔するのでした。
断捨離もいいですが、何年もしてから必要になるものって、
ないことはないんですよね。

2016年11月7日月曜日

Bitcoin

英国の通販サイトPIMORONIから
Raspberry Pi購入したときの事
支払い方法にクレジットカードを選び、
VisaデビットカードのSony Bank WALLETを指定すると、
ポンドの外貨預金から残高が引かれました。やった。

がしかし、今回の話のメインはそっちではありません。
その支払い方法の選択肢に[Bitcoin]があったことです。
[Bitcoin]と言えばいろいろと話題になっている仮想通貨です。
通貨といえば、通常金本位制で価値を保証したり、
管理通貨制度で政府がコントロールしたりしますが、
そういう中央集権的なものが存在せず、
ブロックチェーンという仕組みの下、
分散管理者の多数決で信用維持するようなシステムがBitcoinです。
まあ私はそんなに詳しくないのでWikipediaでも参照ください。

しかしBitcoinで支払いできるサイトなんて初めて出会いました。
日本でも電気代をBitcoinで支払えるサービスが登場しますし、
購入時には消費税の課税対象外になると言う話もあるようですし、
どうやら知らないうちにメジャーな通貨っぽい物になっているようです。
試しにちょっとだけBitcoinを持っておくのもいいかとか思ったりしています。

ちなみに為替レートで確認すると現在1BTCが7万円程度。
最小取引単位の1Satoshiは1/100000000BTC。
つまり1Satoshi=0.0007円。したがって1円=約1500Satoshi。
普通に買い物するには桁が多すぎて感覚がおかしくなりそうです。
それでもジンバブエ・ドルよりはぜんぜんマシです。
最終的には3.5京ジンバブエ・ドル=1米ドルだったそうですから
ジンバブエ政府の政策の悲惨さがうかがい知れます。
しかしBitcoinにはその政府すらありません。
何かが起こったときどうなってしまうのか、空恐ろしくもあります。

2016年11月3日木曜日

WOWOWでスターウォーズ

BS有料放送のWOWOWのよさに欧米ドラマはありますが、
新作映画の放映タイミングが早いことも魅力です。
例えば「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は
日本では2015年12月18日に映画館で公開開始となりましたが、
WOWOWでは2016年11月の放送です。そう今月です。
もちろんBlu-ray版は半年前には販売されているわけで、
WOWOWが自宅で最早で視られる方法ではありませんが、
映画館の入場券、ディスクの価格、レンタルの手間、WOWOWの料金
を鑑みると、WOWOWは悪くない選択だと思います。
地上波よりは相当に早いですし。

しかもWOWOWでは今月中にスターウォーズの
シリーズ全7作品をすべてを放送してくれます。
字幕版/吹替版両方が放送され再放送も設定されています。
月が変わりますが最新作「フォースの覚醒」の再放送もあります。
WOWOWってほんとの最新作は1回こっきりしか
放送しないことも多いのですが、
今回は気合の入り方が違うのかもしれませんね。

2016年11月2日水曜日

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

最新ゲーム機Nintendo Switchの情報を出し始めた任天堂。
しかし11月10日に発売されるのはその起源とも言える
ファミリーコンピュータのリバイバル版、
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータです。

オリジナルのファミリーコンピュータに相似の小さな本体を
HDMIでテレビに接続し、あらかじめ内蔵された30本のゲーム
遊べるという古式ゆかしいゲーム機です。
当時のゲームは難易度が高すぎでしたが、
各ゲームについて複数のセーブが可能ということで、
現代のぬるい、あるいは歳とったゲーマーでも
なんとか攻略できそうです。

個人的にはWii以降のバーチャルコンソールで 遊び直したゲームもいくつか含まれており、
最近はWiiUも持て余しぎみで、
買ったとしても放置になりそうなので購入予定はありません。
ただゲーム機としてだけでなく、
オブジェやコレクションとしての魅力があるのも事実です。

そして興味や疑問もあります。
ファミコン時代は電源をオンで即各ゲームが起動していましたが、
クラシックミニでは少なくともゲームの選択や設定をするための
メニューが必要で、そのあたりどうしてくるのか。
HDMIはHDCP対応なのか。
また内蔵ゲームを入れ替えたバリエーションは登場するのか。
クラシックミニのスーパーファミコンやNintendo64に発展するのか。

さらには技術面での疑問もあります。
わざわざ新規にSoCを起こすとも思えないので、
メインチップは何なのか。
ファミコンのエミュレーション技術は
GameBoy Advanceの頃から任天堂が純正で持っているので、
もしかして現役のゲーム機のチップを流用してくるのか。
Nintendo3DS/2DSのCPUにHDMI出力用の別チップを
組み合わせる構成なら、開発も調達もスムーズそうです。
内部構成的にはNintendoDSiに近いような気もしますし。
まあ発売されればすぐに分解レポートがアップされるでしょう。

ともかく利益率が良さそうなクラシックミニ ファミリーコンピュータが
爆売れし、本命のNintendo Switchの露払いとなることを願っています。

2016年11月1日火曜日

Clic Readers

私が有料BS放送のWOWOWを契約している目的は欧米ドラマなのですが、
WOWOWでは自主制作ドラマをドラマWと称し放送しています。
先日話題にしたコールドケース~真実の扉~もその一つです。
でもあんまり視ないんですよね。

そんななかたまたま視たのがヒポクラテスの誓いです。
最終回まで全部視た久しぶりのドラマWになりました。
医療ミス(事故)と法医学に関わる物語で、
同題の小説が原作のようです。
ここでは内容に触れることは避けます。

さて、このドラマの最終回のエピローグで、
法医学の光崎教授が外した眼鏡に思わず注目してしまいました。
CSI:NYの検視官シド・ハマーバックがしていたのと
同タイプではありませんか。
後ろがつながってて、両目の間の鼻当てあたりが離れる眼鏡です。
CSI:と言えば長年WOWOWに貢献したコンテンツであり、
きっと製作サイドのオマージュなんでしょうね。
こんな小ネタ多くの場合スルーしてしまうでしょうに。

ところで調べてみるとこのタイプの眼鏡、
老眼鏡として普通に売ってるみたいです。
Clic Readersがそれで、取り外し部は磁石です。
なるほど、命名の意味が分かりました。
ということで私にはまだまだまったく必要ありません。