何年か前から調子が悪い時もあったテレビ。
購入から10年を迎えます。
コールドスタート直後の黒潰れのひどさは特筆に値しますが、
それ以外はなんとか我慢できるレベルを保っていました。
しかし閾値は突然やってきます。
朝特に問題がなかったのに、
夕方には量子化の下位ビットがとんだかのごとく
グラデーションが潰れ、人間の顔が一色表示でのっぺりです。
さらに3日後には補色へと反転表示になり、
まるでフィルム写真のネガです。
こうなるともう我慢などできません。
症状的には液晶パネルやバックライトではなくて
電子回路が原因っぽく、あるいは接続用のフレキシブル基板が
痛んでいるだけのような気もしますが、
自分で直そうとも思いませんし、製品寿命とみて買い替え決定です。
ただその前に現状を何とかしないといけません。
幸いにもここ数年テレビのチューナーは使ったことがなく、
テレビは多チューナーブルーレイレコーダーの映像を
HDMI経由で表示するただのモニターと化しており、
10年弱前にデスクトップPCと共に購入したPCモニタが
HDMI入力付きなので、これとテレビを入れ替えて
とりあえずテレビ放送が視聴可能な環境を作りました。
モニタはスピーカー付きなのでHDMIケーブルだけで音も出ます。
画面サイズはテレビの32インチからするとだいぶ小さい20インチで、
しかもアスペクト比は微妙に16:9ではない。
しかし我慢できる範囲内です。
このデスクトップPCとモニタは、
どうしてもHDMIでつなぎたいという個人的満足のために
追加の出費をしてわざわざ手に入れたものなのですが、
こんな風に役に立つとは、買った甲斐があったというものです。
ただし問題も。
このPCモニタにはリモコンがありません。
よって音量の調節はモニタ本体のボタンを操作する必要があります。
そして音量の調節メニューは階層の深いところ、
というか底にあり、とんでもなく面倒です。
早く新しいテレビを買いたい…
ですがあと少しで年末、歳末大バーゲン。今は時期が悪い。
しばらくこれで乗り切ることにします。
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