スマートフォンを充電していたつもりなのに
充電できていないことが最近何度か続きました。
最初は何か間違っていたのだろうと
自分のせいにしていましたがどうもそうではないみたい。
現象を追い込んでたどり着いたのはUSBケーブルでした。
それを使うとスマートフォン上は充電中の表示になっているのですが、
実際にはちっとも充電できていません。
使っていたUSBケーブルは、
100円ショップで買ったリトラクタブルタイプで、
長さが数十cm程度の2芯(電源供給のみ対応)のものです。
ケーブルをよくよく見ると被覆が破れて導線がチラチラ覗いています。
一年ぐらいは使っている気がしますが、値段相応ということですね。
試しにテスターでケーブルの抵抗値を測ってみると
GND線は1Ωに対し、Vbus線は4.5Ω。
比較するためわりとしっかりしたUSBケーブルを測ってみると0.5Ω、
高速充電対応と謳われているケーブルでは0.0~0.1Ωと出ます。
Vbus線は故障としてもGND線でも十分大きい。
仮に往復5.5ΩにUSBの定格電流500mAが流れているとすれば、
ケーブルでの電圧降下は2.75Vで取り出せるのは定格の5Vの半分以下。
これはあくまでも計算上の値ですが、前述の現象からは
供給された電力がほぼケーブルで消費されると解釈できるわけで、
どんだけ地球に厳しいのか。それ以前に家計にも厳しい。
今回のトラブルを受けて、
高価格でも低抵抗なUSBケーブルの有用性を改めて認識しました。
Anker PowerLine+ Micro USBケーブルあたりを持っておくべきかも。
低抵抗なら結果充電速度も早くなるはずですからね。
モバイルバッテリーでの駆動時間の延長効果もありえますし。
時間はお金で買えなくても、充電時間はお金で何とかなったりします。
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