購入してから半年ほどとなるダヴィンチ3Dペン。
これでまともなものを作るとなると、
明るく遠近感の把握しやすい環境で、
いい目と緻密に動く手と先を読む頭脳が必要なのですが、
そうとうに難易度が高く、お蔵入しておりました。
しかし最近実用的なものを2つ作ることに成功したのでした。
1つ目は椅子の足のキャップです。
金属製の円筒の垂直な4本の脚で支える椅子の脚先に
プラスチック製のキャップが付いていたのですが、
それが経年劣化で粉々に割れてしまいました。
床を傷つける可能性がありますし、
なにより脚の長さに差が付いてガタガタします。
このキャップを3Dペンで作りました。
結構見切り発車でいい加減に、
脚に当てて調整しつつ作ったものの、
見た目は不格好ながら実用になりました。
構想では接着剤でくっつけるつもりだったのですが、
ちょっときつめになってしまったのを力ずくではめたところ、
いい感じになったので結果オーライです。
2つ目は補強用の芯です。
断面が2cm角のコの字型の長いプラスチックの棒状のものが
折れてしまいエポキシ系接着剤でくっつけてみたのですが、
強度が足りずにその部分がまた折れてしまいました。
そこでちょうどコの字が埋まるような直方体っぽいものを
3Dペンで作り、それをはめ込んで芯にして
接着剤で固めてみました。見事実用になりました。
扱い易いとは言えない3Dペン。
子供のおもちゃぐらいにしかならないと諦めていましたが、
工夫次第でなかなか使いでがあることを認識できました。
まだフィラメントがたくさんあるので、
頻繁に使っていこうと考えています。
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