2014年10月20日月曜日

OS X Yosemite のインストールDVDは無理?

ついに利用可能となったOS X Yosemite。予想通りアップデート費用は無料です。
これまでMacBook ProにプリインストールされたMountain Lionをそのまま使ってきましたが、
内蔵HDDを換装する決心がついたのでMavericksのときに続いて、
YosemiteのクリーンインストールのためのDVDを作ってみることにしました。

[App Store]の[アップデート]からOS X Yosemiteの
[無料アップグレード]をクリックするとダウンロードが始まります。
ファイルサイズは5.16GBと巨大なので、ADSLで数時間かかってしまいました。
その後インストーラが立ち上がりますが、とりあえずこちらはほうっておきます。
同時に[アプリケーション]フォルダに[OS X Yosemite インストール]が現れるので、
コンテキストメニューの[パッケージの内容を表示]で中身を見ます。
"Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg"ファイルがあるので
コンテキストメニューで["InstallESD.dmg"をコピー]を実行し、
[Finder]の適当なディレクトリで[編集]-[項目をペースト]メニューを実行して
"InstallESD.dmg"ファイルを保存します。
ちなみに私は[ダウンロード]ディレクトリに置きました。

Finderでこの"InstallESD.dmg"をダブルクリックしてマウントし、以下を実行しました。
$ cd /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/
$ cp BaseSystem.dmg ~/Downloads/
$ cd ~/Downloads/
$ SetFile -a v BaseSystem.dmg
そこで[Finder]の"Download"ディレクトリに現れた"BaseSystem.dmg"を
[ディスクユーティリティ]アプリケーションでDVDに焼いてみたのですが、
なんとDVDからOSが起動出来ません。
正確に言うとDVDからのブートは出来ているようなのですが、
1時間待ってもYosemiteのインストーラーは起動しません。
Mavericksに続いて新たなAppleの嫌がらせか?

ちなみに[ディスクユーティリティ]で"BaseSystem.dmg"を
USBメモリ(USB接続HDDでも同様)に復元しても、
そのUSBメモリからブート出来ません。
画面に駐車禁止みたいなマークが出て処理が止まります。

ただしインストールUSBメモリを作ることは可能です。
最初に中身が消えてもかまわないサイズが8GB以上USBメモリ
(またはUSB接続HDD)を用意しMacにつなぎます。
[Finder]の[アプリケーション]-[ユーティリティ]から
[ディスクユーティリティ]アプリケーションを開き、
そのUSBメモリのパーティションを選択し、コンテキストメニューから[マウント解除]します。
これをUSBメモリのすべてのパーティションに対して行います。
続いてそのUSBメモリを選択して[パーティション]タブで
[パーティションのレイアウト]を"1パーティション"にして
[オプション]で"GUIDパーティションテーブル"を選択し、
パーティションの[名前]を"yosemite"、
[パーティション情報]の[フォーマット]を"Mac OS 拡張 (ジャーナリング)"、
[サイズ]を"7"GB以上にして[適用]をクリックします。
最後に以下を実行すれば、そのUSBメモリはYosemiteのインストールUSBメモリになります。
$ sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/yosemite --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app --nointeraction

ちなみにこうして作ったUSBメモリや方法自体を参考に
インストールDVDが作れないかと試しましたが私の実力では無理でした。
DVD+R DLの無駄使いがバカらしいのでもう止めときます。

DVDドライブ内蔵Macが絶滅しようとしている中で
今更OSのインストールDVDが必要とされるわけもなく、
今回の改悪は受け入れざるを得ませんが、
まだMavericksのインストールDVDでインストールした直後に
DVDにバックアップした"/Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app"を
"アプリケーション"ディレクトリにコピーしそれを実行することで、
Yosemiteをクリーンに近い状態でインストールする事は可能ですので、これで納得することにします。
とりあえず近日中のインストールには先に作ったUSBメモリを使う予定です。

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