IBMが半導体事業をGLOBAL FOUNDRIESに譲渡するとの発表がありました。
しかも譲渡する側のIBMが現金15億ドル(3年かけて)を支払う契約だそうです。
おまけでも付けないともらってももらえないというところが半導体事業の悲哀を感じさせます。
IBMにはサーバ部門(多分POWERプロセッサの設計)は残るようですが、
これすなわちファブレスになるということです。
そうなるとPowerPCプロセッサはどうなるんでしょうね。
製造専門のGLOBAL FOUNDRIESが設計部門を抱えるとも思えませんからAMDに売ったりして…
半導体製造事業についてはもはや規模を大きくしないと話にならないということもあり、
Samsungは巨額投資でテコ入れしようとしていますが、
それが出来ないようなところにはジリ貧で耐えるか、
舞台から降りるより他に選択肢はないのが現状なのでしょう。
さて、近年日本の電機メーカーでは半導体製造事業の売却話がよく聞かれます。
しかしIBMがこんなことをしてしまうと、
もうお金を付けないと買い手が見つかりそうにありません。
ふと家電リサイクル法が思い浮かぶのでした。いや冗談じゃなく。
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