2011年10月26日水曜日

PCと周辺機器間のワイヤレス接続

毎度マニアックな商品を出してくれる玄人志向から、
WHDIによってHDMIを無線化できるKURO-WHDIが登場しました。
送信機と受信機が入っており、
送信機を映像を出力する機器のHDMI出力端子に、
受信機をテレビモニタのHDMI入力端子に挿すという
HDMIケーブルのケーブルレス化を実現します。
3Dには対応してませんがHDCPに対応していますし、
大多数の方には機能的に必要十分なのではないでしょうか。
私も大いに興味があります。

しかし少々問題があります。
KURO-WHDIの送信機は小さく、受信機は大きいのですが、
私がほしいのは送信機は大きくてもいいので、
受信機は小さい物なのです。

というのも寒い冬はコタツから出たくないので、
机の上にあるデスクトップPCを使う際には
無線式のキーボード・マウスを
コタツまで持ってきて使っています。
モニタについてはコタツの上まで持ってきて
やや長めのHDMIケーブルでつないでおりますが、
これが無線になれば完璧なんですよね。
それにはモニタに取り付ける受信機が小さく、
しかも電源の取り方がスマートだとうれしいんですね。
そういう兄弟機が出たら買ってしまうかもしれません。

ところで無線化というと、
前からやりたかったのがUSBの無線化です。
そうすれば、USBメモリの抜き差しはもちろん、
リーダーやドライブをつなげば
SDカードやDVDディスクの入れ替えだって
コタツから出ずにできてしまいます。
まあなんてものぐさな。

USBをワイヤレス化する製品は既にあって、
無線LANを経由させるnet.USBのような製品と
USBケーブルの区間を無線にするWireless USBがあります。
前者はネットワークが論理的につながってさえいれば
どんなに離れていてもつながり、ホスト機器の切り替えもできますが、
PC本体に専用クライアント(net.usb対応機器がサーバ扱い)を
インストールする必要があって、
マイナーOSに対するサポートは期待できません。
また、無線LAN対応のものでなければ当然LANケーブルが必要なわけで、
私のコタツ環境にはそれは許せません。
後者はハードウェア的にUSBポートがある機器なら
何でも動作すると思い込んでいたのですが、
ホスト側がExpressカードだったり
専用のプロトコルスタックが必要だったり、
使える環境が結構限られており、しかも電波到達距離が比較的短く、
ホスト側に接続する送受信機と
デバイスをつなぐハブをペアで使わなければなりません。
登場当時は期待していたのですが、
今後もあまり普及するようにも見えません。
ということでどちらも購入するのは腰が引けます。

まあ、実際にはデスクトップPCを使うことはあまりなくって、
普段はiPadやnetbookで十分間に合っているというありますし、
そもそもデスクトップPCも購入から3年以上経っているので
高機能ノートPCとかiMacとかに買い換えるのも手ですし。
選択肢が多いのはいいことなのですが、どれを選ぶかは迷います。
いや、何も買わずに現状で我慢するのが第一選択肢だったりします。

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