Officeスイートというと、一般的にはワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションソフトのセットで、
ビューとかプレゼンテーション層にあまり関心がなく、
プレーンテキストとHTML文書が大好きな私には無用の長物だったりします。
もっとも有名なのはMicrosoft Officeでしょうが、
そのなかで最も好きなのがデータベースのAccessなんて私のような方は超マイノリティーでしょう。
さて、先日AppleがiOS版Keynote、Numbers、Pagesを
一部ユーザに対して無料提供を開始したことに触発されたのか、
GoogleはQuickoffice(iOS版/Android版)を無料にしてきました。
MicrosoftもWindows RTではOfficeをサービスでつけていますから、
タブレット以下に関してはOfficeスイートはもはや無料が当たり前の世界に突入しました。
MicrosoftはすでにAndroidやiOS版のOfficeを準備していて、
いろいろな都合でまだ販売していないだけというような話もありますが、
もはや登場の時期を逸したと考えて差し支えないでしょう。
策を弄しすぎてしまったというところでしょうか。下手をしましたね。
もともとLinux向けはもちろん、
Windows/Mac向けでも無償なOfficeスイートは幅を利かせていますし、
ウェブアプリケーションなGoogle Appsは基本無料なので、
Microsoftの利益の源泉たるOfficeが今後苦戦する可能性は高まったのかもしれません。
まあMicrosoftはデバイスとサービスを中心事業に据えることを標榜していますので、
Officeへの依存度は下がっていくものとは思いますが。
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