現在私が最も長く腕にはめている時計はTAG HEUER Calibre Sです。
機械式のくせに電池が必要なこの時計は、
自動巻き機械時計とちがってしばらくほっといても止まらないという
ものぐさな私にはぴったりな仕様です。時間も正確に刻みますし。
ただし電池交換の費用が安くないのは玉に瑕です。
まあ機械時計もたまにはメンテナンス費用がかかりますから、
Calibre Sだから維持費が特別高くつくということでもありません。
さて、性格が非常におおらか(?)な私は細かい時間は大して気にしません。
人に時間を尋ねられると何も言われなければ30分刻みで答えます。
そういうわけで自分の腕時計の時刻が多少狂っていても気にすることもなく、実際結構ずれています。
というか前回電池交換時に工場で合わせてもらった時刻がちょっとずれていて、
そのまま使っているだけなのですが。
そんな私も1秒単位で時刻を合わせておきたいことはあって、
例えば試験を受けたりするときがそうです。
ぎりぎりでマークシートをとりあえず塗りつぶしたりするには結構重要です。
しかし、Calibre Sには時刻の調整の仕方が非常に面倒という
とんでもない欠点があり、説明書は絶対になくせません。
ということでなにかあったときのためにここにメモしておくことにします。
最初に竜頭を一段引くと時計の現時刻が午前なら秒針が45秒に、午後なら15秒になります。
ここで短針が修正できます。上のプッシュボタンで1時間ずつ進めていきます。
修正できたら下のプッシュボタンで決定します。
すると秒針が30秒になります。
ここで長針が修正できます。上のプッシュボタンで1分ずつ進めていきます。
修正できたら決定します。
これで竜頭を押すと修正完了です。竜頭を押した瞬間が0秒となります。
もし日付も修正したければ竜頭の代わりに下のプッシュボタンを押すのですが、
これにより秒針が55秒になって年(20XX年の下2桁)の設定ができます。
年は普段日付が表示されているところ(1/10,1/100表示)に表示されます。
上のプッシュボタンで1年を進めて下のプッシュボタンで決定となります。
これにより秒針が0秒になって月の設定ができます。年と同様に設定できます。
次は秒針が5秒になって日の設定ができます。
こうして書いてみると覚えられないこともないのですが、
滅多にやる機会もないですからすぐ忘れてしまいます。
そんなときこの備忘録が役に立ってくれることでしょう。
クロノグラフのカウンターの針がリセットしても0の位置ではなく時刻の25分と35分位置にありますがこれは合っているのかよく分からないですね。
返信削除