adbが利用可能になりますが、
有線なUSBよりネットワーク(無線LAN)越しに接続した方が便利な場面は多々あります。
Androidの比較的新しいバージョンではUSBホスト機能を実装しているため、
そちらでふさがってしまうこともありますし。
さて、ネットワーク越しで接続する前に普通にUSBでadb接続して
$ adb shell ifconfig wlan0を実行し、端末のIPアドレスをメモしておきます
(無線LANインターフェイス名が"wlan0"であると仮定)。
もちろん他の方法でIPアドレスがわかるならadbを使う必要はありません。
さらに
$ adb tcpip 5037を実行します。
5037はTCPのポート番号なので空いていればなんでもいいのですが、
とりあえずデフォルトと同じにしておきます。
これで端末側の準備は完了です。
なお、
$ adb usbを実行することでUSB接続にもどります。
今度はPC(ホスト)側で
$ adb connect <端末のIPアドレス>:5037を実行することで接続先がネットワーク越しに設定されます。
この状態で
$ adb logcatや
$ adb shellをするとネットワークで接続した端末へコマンドを発行できます。
ちなみにこの方法はすべてのAndroid端末で可能とは限りませんので、
だめなら素直にあきらめましょう。
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