過去にはカラオケが最大のキラーコンテンツなのか、というような時期もあったWiiU。
Splatoonが登場して盛り返しつつありますし、
WiiUゲームパッドに意味を与えるStarFox零も来年登場します。
まあカラオケはパーティーゲームの最たるものなので、
人が集まる年末に向けてもう少しその部分をアピールしてもいいかな、
とか考えているところに
Nintendo3DSにカラオケJOYSOUNDがきました。
いや、今夏に発売開始されていたのを、私が今頃知っただけですが。
そして1日に1曲は無料ということで、ちょっと歌ってみました。
システム的にはカラオケボックス等に置いてあるごく普通の通信カラオケっぽく、
使い勝手的にはWiiUのカラオケと似たようなものです。
10万曲以上が用意されているそうで、ちょっと検索しても私でも歌える曲は山ほどあります。
問題は通信環境で、JOYSOUNDのサイトを見ると5Mbps以上となっており、
自宅の低速ADSL環境ではかなり厳しいかと考えていましたが、まあ普通に歌えます。
ストリーミング型のサービスなので、出先で通信ができないとどうしようもないと思いきや、
「持ち歩きパック」なるダウンロード型のサービスも別料金で利用できます。
ただこれは自由に曲を選べるわけではなく、
あらかじめ用意された5曲1組のパックから
好みのものをダウンロードできるだけで自由度はありません。
もちろんスマートフォンでテザリングすれば外でもストリーミングは可能です。
実際にやってみると高速に通信できれば十分に実用的です。
ただし、1曲で10MB程度は通信することになるので注意は必要です。
低速な200Kbps制限下ではどうかと試してみると、問題なく歌えます。
ストリーミングと言いながらもどうやら曲ごとにバッファリングしているようで、
データのダウンロード時間が極端に長くはなりますが、歌うことに影響はありません。
ビブラートの判定なんかも3DS内でやっているんでしょう。
ところでカラオケにマイクは欠かせませんが、
3DSの画面に映る歌詞を見つつ、内蔵のマイクに向かって歌うのは、
密室で独りで居たとしても気恥ずかしさがあります。
残念ながら専用マイクは用意されていませんが、
3DSのヘッドフォン端子は4極プラグのヘッドセットにも対応しており、
isaiについてきたマイク付きヘッドフォンを挿すと、こちらのマイクが使えました。
おそらくAndroidスマートフォン向けのヘッドセットなら使えるのではないでしょうか。
しかしヘッドセットを挿すと音声はすべてそちら経由となり、
マイクだけヘッドセットのものを使って、
出力は3DS本体のスピーカーで、などという器用な事はできません。
他人に音楽が聞こえない状況で
ヘッドセットをつけて歌うというのはなかなかシュールです。
最後に料金ですが、いろいろな期間と値段の設定があるものの、
毎日利用するとなれば1000円(税別)/30日ということになります。
WiiUのカラオケでは1000円(税込)/30日ですし、
歌声が入ってはいますが、Apple Musicだと月額980円(税別)です。
価格的にはこの辺が妥当なんでしょうね。
余談ですが、この3DS用JOYSOUND、
3DS本体の価格は安いものですし、
インストルメンタルな曲をBGMとして流したいような
需要にも答えられそうな気がします。
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