そのネーミングセンスはともかく、
鳴り物入りで運用開始となるマイナンバー制度。
私の元にもマイナンバーの通知がやや遅れて届きました。
そしてその通知には公的身分証明書となる"個人番号カード"の
発行に関する事柄についても記述がありました。
しかし個人番号カードとはすごいネーミングです。
この個人番号カード、普及しているとは言い難い住基カードの後継となります。
私の住基カードの有効期限はまだ何年かありますし、
その中の電子証明書も昨年再発行してもらっているので、
ずいぶん前からの予定では個人番号カードをすぐに作るつもりはなかったのですが、
通知カードと一緒に個人番号カードの申請書や返信用封筒(送料無料)も入っており、
偶然にも電気工事士免状に貼る用に先日撮影し、
パスポートの申請用に準備していた証明写真が
ちょうどサイズぴったりというつまらない理由で、
写真撮影日が古くならないうちに申請することにしました。
スマートフォンのカメラで顔写真を撮影してのオンライン申請も可能ですが、
ここは行政の手間が増えるよう(!)に郵送申請です。
受け取り方はパスポートに準じているようです。もちろん窓口は違いますが。
あとは窓口での電子証明書のパスワード入力が住基カードの受け取りに似ています。
その電子証明書は住基カードではオプションでしたが、
個人番号カードでは標準でついてくるようです。これでe-TAXできます。
って、2016年度分の確定申告からは携帯電話による本人認証ができるとかいう話もあります。
唯一の取り柄と思われていたe-TAXで意味がなくなり、
世間でいろいろいわれて別の使い道もなかなか見つからない中、
将来的に個人番号カードは本当に役立たずになる可能性もあります。
ついでにICカードリーダーライターの需要も一気に萎むかもしれません。
ところで総務省より
「住民基本台帳カードの電子証明書を利用されている皆様へ」~有効期間満了に伴う失効について~
なる文書が発行されています。
年明けにe-Taxでの確定申告を考えていて、
そのとき新規発行の個人番号カードで認証するつもりで、
かつ住基カードの電子証明書の期限が年末にも切れそうな方は注意が必要です。
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