毎年6月末は株主総会ラッシュ。
日本の会社法では定期株主総会の開催は必須なので、
COVID-19で株主が来なかろうが、
あんまり来てほしくなかろうが、
とにかくやらねばなりません。
まあ決議事項は大株主の意向で決するものなので、
総会自体形だけだったりするんですけどね。
ちなみに私は毎年2社、最大3社の株主総会に出席してきましたが、
COVID-19のため昨年・今年と出席は見合わせております。
さて、そんなシャンシャンと終わることの多い株主総会ですが、
今年の東芝の総会では取締役の再任決議が否決されるという
あまり聞いたことのない波乱が起きました。
東芝の大株主は海外ファンドのようですが、
どうも一定数の個人株主も反対票を投じたようで、
そういうのって株主冥利に尽きるでしょうね。
ところで再任されなかった取締役は株主総会の終了をもって
部外者となるわけで、
快適に過ごしていただろう部屋から出ていかねばなりません。
議員会館から追い出される落選した元議員みたいな感じでしょうか。
しかもオンライン投票の状況は日々わかっていたはずで、
再任されないのは事前に決まっていたことでしょう。
そんな中で総会に出席、あるいは議長を務めるというのは
なかなか複雑な心境だったでしょうね。
ま、自業自得なんでしょうけど。
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